ケネス・マクミラン生誕80周年を記念したマクミラン公式サイトKenneth MacMillan website
マリインスキー祭りもついに終わってしまって、本当に今日の公演はものすごく楽しかったのですが、同時に寂しい気持ちです。これでもう今年もほとんど終わってしまったな、と。年末も特にどこへも出かける予定もなく、バレエの予定も3回を残すのみです。(ギエム&アクラム・カーン、YAGPガラ、新国立くるみ@マイレン、もしかしたら小林のくるみも行くかも・・)
今日はカーテンコールに出演者全員が出てきてくれて、盛り上がりました。次の来日は2012年だそうです。3年後と考えるとずいぶん先という気もしますが、来年はボリショイ・マリインスキーの合同ガラがあるので、それを楽しみにするとします。。昨日と今日のガラの感想はこの週末に書く予定です。
さて、1929年12月11日に生まれたケネス・マクミランは、生きていれば11日が80歳の誕生日でした。ちょうどこの12月11日、シュツットガルト・バレエでは、マクミランの作品「大地の歌」「レクイエム」が上演されています。
そして、生誕80周年を記念して、マクミラン財団がマクミランの公式サイトを本格オープンさせました。
http://www.kennethmacmillan.com/
彼の全作品(90作品以上)の初演キャスト、写真、詳細な解説をはじめ、動画(「マイヤリング(うたかたの恋)」のメイキングを追った1978年の番組「サウス・バンク・ショー」、リン・シーモアらが「ロミオとジュリエット」の指導をタマラ・ロホとエドワード・ワトソンに行っている様子、「ジューダス・ツリー」や「グロリア」「マノン」の舞台映像など)や写真もたくさん掲載されています。また、クレメント・クリスプ氏によるマクミランのインタビューや49ページにもわたる作品評、ノーテーション(舞踊譜)や衣装、美術などの研究資料も。今後は、マクミランの肉声インタビューなども掲載される予定とのことです。
このサイトでは、最近出版された彼の伝記「Different Drummer」の抜粋も読むことができます。700ページという大長編のこの本、今読んでいる最中なのですが、非常に面白いです。極貧の家に生まれ、愛する母を早くに亡くし家に居場所のない少年。第二次世界大戦を潜り抜けた彼が、いかにしてバレエに出会い、バレエダンサーになり将来を嘱望されるも、やがて舞台恐怖症から振付家に転向していくところまで読んだところです。ニネット・ド・ヴァロワ、ジョン・クランコ、フレデリック・アシュトンらとの出会いや交流についても書かれていて、英国のバレエの歴史そのものを知る上でも興味深いです。また、少年時代のさまざまなトラウマや葛藤がいかに作品に反映されていったかもわかります。
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