バレエ(情報)

2009/11/07

「マニュエル・ルグリの新しき世界」公演サイトとチラシ

今日はK-Balletの「ロミオとジュリエット」を観に行きました。

スピーディな展開で、疾走感があったのは良かったけどややあっさり風味で物足りないところも。熊川哲也さんは踊りは絶好調のようで、怪我から見事に復帰し、年齢からは想像的無いくらいの高度な超絶技巧を連発。やんちゃなロミオでした。康村和恵さんのジュリエットは、とても純粋で繊細な役作り。アラベスクがとても綺麗なんですね。彼女の演技には説得力があり、素晴らしかったです。あとは、男性ダンサーが踊る踊る!ロザラインも踊る踊る。この解釈だと、ティボルトの愛人だったのはキャピュレット夫人じゃなくてロザラインだったのかしら?なお、キャピュレット夫人を演じていたのは元ロイヤル・バレエのニコラ・トラナで、彼女は2006年のニューアドベンチャーズ「くるみ割り人形」来日公演で女王役を踊っていたんですよね。キャピュレット夫人役も威厳の中に愛があって素敵でした。

本当は感想を書きたいところなんですが、終わった後友達と食事をして、帰宅しようとしたところ電車が沿線火災で大幅に遅延し、終電に乗り遅れてしまって遅いので、明日改めて書きますね。

****

会場で配られたチラシの中に、「マニュエル・ルグリの新しき世界」のチラシがありました。マニュエルのポートレートと「オネーギン」のアデューの写真を組み合わせたもの。中面には、東京バレエ団へのリハーサルの様子の写真も載っていました。出演ダンサーのプロフィールと写真も載っていて、デヴィッド・ホールバーグのポートレートが少女マンガから抜け出たように超麗しいです。

また、NBSの「マニュエル・ルグリの新しき世界」公演サイトもオープンしていました。
http://www.nbs.or.jp/stages/1026_legris/index.html

Bプロのところには、他の出演ダンサーのプロフィールも掲載されています。ヘレナ・マーティンは、スペイン舞踊界の方だったのですね。美しい人です。シルヴィ・ギエムとの久しぶりの共演についても、ルグリがサイトで語っています

ところで、気になるデヴィッド・ホールバーグとギョーム・コテが出演する予定の「失われた時を求めて」(Bプロ演目)ですが、振付はローラン・プティ、音楽がガブリエル・フォーレとなっています。

そして、この二人が参加しているKings Of The Danceのブログに、ギョーム・コテがKings Of The Dance公演で「失われた時を求めて」のモレルとサン=ルーのパ・ド・ドゥ(天使たちの闘争)を踊ると書いてありますね。したがって、「マニュエル・ルグリの新しき世界」でも、彼らはこのパ・ド・ドゥを踊る可能性が高いものと思われます。これはとても楽しみですね!草刈さんの「エスプリ」公演でマッシモ・ムッルとイーゴリ・コルプが踊った「モレルとサン=ルーのパ・ド・ドゥ」とは、また全然違ったものになりそうです。
(なお、Kings Of The Danceの11月11日のモスクワ公演では、このパ・ド・ドゥはデニス・マトヴィエンコとデヴィッド・ホールバーグ、12,13日はホセ・カレーニョとデニス・マトヴィエンコが踊るとのこと)
http://community.livejournal.com/kingsofthedance/15466.html


なお、Kings Of The Danceブログのこのエントリでは、マルセロ・ゴメスとギョーム・コテがナチョ・ドゥアト振付の「レマンゾ」のリハーサルをしている写真が載っています。ギョーム・コテが、ABTの映像ではマラーホフが踊ったパートを踊るのかしら?
http://community.livejournal.com/kingsofthedance/18813.html

また、チラシと同時に配布された最新のNBSニュースでは、ルグリのコメントが載っています。ルグリがパトリック・ド・バナに注目するきっかけとなったのが、アニエス・ルテステュとバナが共演した「マリー・アントワネット」だとのこと。また、フリーデマン・フォーゲル、ギョーム・コテ、デヴィッド・ホールバーグの3人については、「容姿の美しい王子様タイプ」とした上で、彼らが別々のタイプの作品を踊ることによって、それぞれの個性が際立ってくるのだと語っています。

しかし、気になるのが、「Aプロはテープ演奏、Bプロは「三人姉妹」と「アザーダンス」のみピアノ演奏」とあること。悪夢のバレエフェスに続き、また、あの超絶下手糞ピアニストの演奏を聴かされるのでしょうか?

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2009/11/05

英国National Dance Awards2009ノミネーション

英国のダンス関連の賞でも大きなもの、National Dance Awardsの2009年のノミネートが発表されました。

http://www.nationaldanceawards.com/dance/index.htm

Best Female Dancer
Leanne Benjamin (Royal Ballet), Elena Glurdjidze (English National Ballet) and Daria Klimentova (English National Ballet)

Best Male Dancer
Federico Bonelli (Royal Ballet),, Colin Dunne (Freelance) and Paul Liburd (Scottish Ballet)

Best Choreography (Classical)
David Dawson for Faun(E)
(English National Ballet),
Wayne Mcgregor for Infra
(The Royal Ballet)
Liam Scarlett for Consolations And Liebestraum
(The Royal Ballet, Linbury Theatre)

Best Foreign Dance Company
The Forsythe Company, Merce Cunningham Dance Company and Royal Ballet of Flanders

Outstanding Male Performance (Modern)
Robin Dingemans (Freelance), Thomasin Gulgec (Rambert Dance Company) and Dominic North (New Adventures)

Outstanding Female Performance (Classical)
Martina Forioso (Scottish Ballet), Melissa Hamilton (The Royal Ballet) and Sarah Kundi (Ballet Black)

Outstanding Male Performance (Classical)
Tobias Batley (Northern Ballet Theatre), Esteban Berlanga (English National Ballet) and Sergei Polunin (The Royal Ballet)

Outstanding Company
Ballet Black, Morphoses / The Wheeldon Company and Scottish Ballet

受賞者の発表は例年1月となっています。
ニューアドベンチャーズのドミニク・ノースが、エドワード・シザーハンズの演技により、モダン部門でノミネートされていますね。
http://www.new-adventures.net/news.php?id=82


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2009/11/03

「バレエ・リュス」のジョージ・ゾリッチ逝去 George Zoritch Passed Away

バレエ・リュス・ド・モンテカルロの中心スターで、映画「バレエ・リュス、踊る歓び、生きる歓び」にも出演していたジョージ・ゾリッチが11月1日に亡くなりました。92歳でした。

http://www.azstarnet.com/metro/315926

「バレエ・リュス」の宣伝ビジュアルでも、彼の美しい「薔薇の精」の写真が使われていましたが、実際に彼はミハイル・フォーキン直々に薔薇の精役を振り移しを受けたダンサーの一人です。ダンサー引退後もアメリカで教鞭をとる傍ら、ペルミやジャクソンなど多くのコンクールの審査員を務め、バレエ回に大きな功績を残しました。

Spectre

映画の中では、年老いてもなお大変カッコよく、姿勢も美しく若々しい二枚目として指導に当たる姿が登場していました。映画が作られてからの数年で、多くの登場ダンサーが亡くなってしまったのですね。

彼のオフィシャルサイトです。
http://www.georgezoritch.com

ご冥福をお祈りします。

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ロパートキナ、「白鳥の湖」を語る/マリインスキー・バレエ白夜祭 他TV放映

朝日新聞にウリヤーナ・ロパートキナのインタビューが載っていたことはジャパンアーツのブログに載っていたのですが、ありがたいことにasahi.comにも、そのインタビュー記事を載せてくれていました。

凜と白鳥、飾りなく 「世界一」ロパートキナ来日公演
http://www.asahi.com/showbiz/stage/theater/TKY200910300315.html

世界最高のオデットと称される彼女だけあって、役に対する深い洞察には思わず心を打たれます。

「毎回、何か違った感情がわいてこないと踊れない。でないと作品の命が失われてしまう。例えば王子との出会いでは、踊るのが150回目だとしても、初めて目が合った時のときめきをどう感じさせるかに腐心する」
 「動きの一つひとつを観客に分析させるようではダンサーとして失格。踊りの流れがシンプルに見えて、心に直接訴えかけるようにすることが、バレエの技術ではないかしら」
踊りの流れがシンプルに見えて、心に直接訴えかけてくる、この表現ができないオデット/オディールのなんと多いことでしょう。重みを感じさせる言葉です。15年間もオデット/オディールを踊り続け、その間に表現を変化させてきたという彼女。今度はどのように私たちを感動させてくれるのでしょうか。3年前の、完璧な美しさに心震わされた舞台とはまた違ったオデットを見せてくれそうです。

*****
マリインスキー・バレエつながりで、テレビ放映の予定をお知らせします。

NHK BS2 「クラシックロイヤルシート」
2009年 12月28日 (月)  01:00~04:00
サンクトペテルブルク白夜祭 2008
ワレリー・ゲルギエフ指揮 マリインスキー・バレエ
「火の鳥」「春の祭典」「結婚」

収録: 2008年6月, サンクトペテルブルク・マリインスキー劇場
http://www.nhk.or.jp/bsclassic/crs/index.html

再放送ですが、前回ハイビジョンで放映された時に地震が発生してしまい、思いっきり「結婚」の時に地震速報のテロップが入ってしまったので、今度こそはそのようなことがありませんように。

しかも、この収録はDVD化されたのですが、なぜかDVDには「結婚」が収録されていないのですよね。したがって、とっても貴重な放送です。

放送時間が3時間予定されていますが、この3作品で3時間もないので、別の番組と組み合わせての放送だと思われます。

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また、同じくNHK BS2 「クラシックロイヤルシート」では、
2009年 12月7日 (月) 01:00~04:00
《 NHK音楽祭 2009 》
ワレリー・ゲルギエフ指揮 NHK交響楽団
1. 弦楽のための三楽章 [トリプティーク] ( 芥川也寸志 作曲 )
2. ピアノ協奏曲 第3番 ( プロコフィエフ作曲 )
3. 交響曲 第6番「悲愴」   ( チャイコフスキー作曲 )
ピアノ : アレクサンドル・トラーゼ
[ 収録: 2009年11月30日, NHKホール ]

の放送が予定されています。

(2009年 12月5日(土) 23:00 ~ 翌 03:00 のハイビジョンウィークエンドシアターでも放送あり)
http://www.nhk.or.jp/bsclassic/hvwth/index.html


バレエ以外でも、クラシックロイヤルシートの11月、12月の放映は、
ハイドンの「天地創造」
ロイヤル・オペラ・ハウスの「ヘンゼルとグレーテル」
ネトレプコ&ビリャソンの「ラ・ボエーム」メイキングと本編
など、素晴らしい放映があります。

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2009/10/31

レディーガガとボリショイ・バレエの共演 Lady Gaga Meets the Bolshoi Ballet

New York Timesにびっくりのニュースが載っていました。

http://artsbeat.blogs.nytimes.com/2009/10/29/lady-gaga-meets-the-bolshoi-ballet/

あのポップスター、レディーガガが、ロサンゼルス・コンテンポラリー・アートミュージアムで開催されるガラにおいて上演される新作で、ボリショイ・バレエのダンサーと共演するのだそうです。

イタリアのアーティストFrancesco Vezzoliが振付けるそうで、”Ballets Russes Italian Style (The Shortest Musical You Will Never See Again)”という題名。11月14日に上演されるそうで、レディーガガの新曲“Speechless.”もここで披露されるそうです。

http://www.style.com/stylefile/2009/10/blasblog-vezzoli-on-gaga-at-moca/

http://gagadaily.com/2009/10/lady-gaga-to-take-part-in-museum-exhibit/

上記レディーガガのファンサイトによると、この作品は、バレエ・リュスでバランシンが振り付け、ジョルジュ・デ・キリコが美術を担当した「ラ・バル(舞踏会)」という1935年の作品をベースにしているそうです。そして、今回のコラボレーションはこの一回きりということなので、どんなパフォーマンスになっているか、興味深いですね。

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2009/10/28

2010年ローザンヌ・バレエ・コンクールの予選通過者

第38回のローザンヌ・バレエ・コンクールの予選通過者の名前が、発表されています。

http://prixdelausanne.org/v4/index.php?option=com_content&view=article&id=125&Itemid=67&lang=en

女子38名、男子43名、+ソウル国際コンクールから2名、アルゼンチンのDanzamericaコンクールから1名です。今年は男子が多いんですね。もちろん日本からもたくさんのダンサーが通過しているのですが、ミラノ・スカラ座学校在籍中のアクリ瑠嘉さんや、ハンブルク・バレエ学校在籍中の中ノ目知章さんなどもその中にいますね。

それから、Spotlightのコーナーでは、毎月過去のスカラシップ受賞者を紹介しているのですが、今月はフリーデマン・フォーゲルFriedemann Vogelです。
http://prixdelausanne.org/v4/index.php?option=com_content&view=article&id=121&Itemid=105&lang=en

彼は1997年にスカラシップを受賞しています。

It is not about winning. It is about the work before and during the competition which makes you improve. Enjoy every moment on stage and let your feelings and emotions move.
「賞を取ることではなく、コンクール前とコンクールの間の練習によって成長できるんだ。舞台上の全ての瞬間を楽しみ、気持ちや感情を動かそう」
とメッセージを寄せています。そして、ローザンヌに出場したことは、彼にとっては絶対に忘れられない経験だったとのこと。

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2009/10/27

シュツットガルト・バレエの「ジゼル」と「オネーギン」キャスト Casting of Stuttgarter Ballet Giselle & Onegin

シュツットガルト・バレエの「ジゼル」と「オネーギン」11月までのキャストが出ました。
ウィリアム・ムーアがアルブレヒト・デビューするんですね。
 
 
31 | Sat
OCT
Giselle
Fantastic ballet in two acts
Cast:
Giselle Alicia Amatriain
Duke Albrecht Filip Barankiewicz
Wilfried Sebastien Galtier
Hilarion Damiano Pettenella
Myrtha Myriam Simon
First Wili Laura O Malley
Second Wili Hyo-Jung Kang
19.00-21.15
 
 
04 | Wed
NOV
Giselle
Fantastic ballet in two acts
Cast:
Giselle Anna Osadcenko
Duke Albrecht William Moore
Wilfried David Moore
Hilarion Nikolay Godunov
Myrtha Rachele Buriassi
First Wili Alessandra Tognoloni
Couple Wili Miriam Kacerova
19.00-21.15
Opera House
 
 
06 | Fri
NOV
Giselle
Fantastic ballet in two acts
Cast:
Giselle Maria Eichwald
Duke Albrecht Friedemann Vogel
Wilfried David Moore
Hilarion Nikolay Godunov
Myrtha Rachele Buriassi
First Wili Laura O Malley
Second Wili Hyo-Jung Kang
19.00-21.15
 
07 | Sat
NOV
 Giselle
Fantastic ballet in two acts
Cast:
Giselle Anna Osadcenko
Duke Albrecht William Moore
Wilfried David Moore
Hilarion Nikolay Godunov
Myrtha Rachele Buriassi
First Wili Alessandra Tognoloni
Second Wili Miriam Kacerova
19.00-21.15
 
 
13 | Fri
NOV
Resumption
Onegin
Ballet in three acts after Alexander Pushkin
Cast:
Onegin Jiri Jelinek
Lenski Friedemann Vogel
Tatjana Sue Jin Kang
Olga Elizabeth Mason
19.00-21.30
Opera House
 
 
20 | Fri
NOV
Onegin
Ballet in three acts after Alexander Pushkin
Cast:
Onegin Filip Barankiewicz
Lenski Marijn Rademaker
Tatjana Maria Eichwald
Olga Anna Osadcenko
19.00-21.30
 
22 | So
NOV
Onegin
Ballet in three acts after Alexander Pushkin
Cast:
Onegin Jiri Jelinek
Lenski Marijn Rademaker
Tatjana Sue Jin Kang
Olga Anna Osadcenko
18.00-20.30
 
サイトのトップも「オネーギン」になっています。 

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2009/10/26

タマラ・ロホが語る、芸術と国家の関係性Tamara Rojo talks about funding for the arts in times of economic crisis

ガーディアン紙で、タマラ・ロホが芸術と国家の関わり方について、興味深いことを語っています。

Britain offers great art a true sanctuary Tamara Rojo
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2009/oct/25/tamara-rojo-arts-funding

タマラは、故国スペインに有力な古典バレエ団がない理由をよく聞かれるそうです。「世界の多くのバレエ団には、素晴らしいスペイン人のダンサーがいて、スペインでバレエを学んできたのに故国には仕事がなく、キャリアを追求するために移民しなければならないのです。スペインには古典バレエの伝統がないとよく言われますが、それは間違いで、19世紀から20世紀前半までは、コール・ド・バレエが存在していました。これは、文化的、歴史的というより政治的な問題があるのです」

ロイヤル・バレエのプリンシパルとして、タマラは世界中で踊るチャンスに恵まれています。昨年は、ロイヤル・バレエで30公演に出演しただけでなく、ロシア、中国、日本、キューバ、イタリア、スペイン、米国で踊りました。

タマラによれば、「どんなに状況の悪い国でも芸術家は生き延びることができるし、芸術の勢いは止まることはないと思われているけれども、それは皮肉です。実際には、国によって、芸術がどれほど栄えているか大きな違いがあります」とのこと。

「米国や日本では、芸術は最低限しか国家からの援助を得ることができず、代わりに裕福なパトロン、個人や企業が税制上の優遇を得て寄付することによって、運営がまかなわれています。国庫の負担は少ないけれども、当然スポンサーは口を出します。劇場の名前や絨毯の色程度のこともあるけれど、最悪の場合、芸術的なポリシーの変更や、レパートリーへの影響が出ることがあります」

「また、現在の経済情勢によって、さまざまな問題が噴出しています。昨年、北米の多くのカンパニーは生き残るために人員整理を行いました。日本では、ほとんどのダンサーは給料を受け取ることができず、公演ごとにギャラが支払われ、生活するために他の仕事をしなければなりません」

「東京で初めてゲスト出演した時のこと。初日のガラ・ディナーで、テーブルで給仕をしている人々は、さっきまで一緒に舞台に立っていたダンサーであることに気がつきました。私は公演後はいつもとてもお腹がすいているのに、その晩は食欲を失ってしまいました」

「フランスのモデル、それはイタリアやスペインでも大同小異のところがありますが、文化庁を通して政府が介入しています。管弦楽団やオペラ、バレエカンパニーは公的なものです。政府は経費をまかない、芸術は医療や教育のように、官公庁として運営されています。ヨーロッパ・カウンシルは「文化的な君主制」とこれを呼んでいます。スペインにおいても同様です。政府が芸術を運営することは、アーティストが政治家や貴族に頼りきることにつながります」

「政治状況が移り変わりやすい時には、それはひどい結果をもたらすことになります。過去5年間私はミラノ・スカラ座に客演しましたが、その間3人の芸術監督が代わりました。スカラ座に出演するのはとても楽しかったけれども、多くのダンサーたちが、不安定さと芸術的なフラストレーションを感じているのがわかりました」

「また、政治的な庇護が、反対の結果をもたらすことがあります。スペインの国立コンテンポラリーダンスカンパニーであるスペイン国立ダンスカンパニーは、20年もの間同じ芸術監督(ナチョ・ドゥアト)によって率いられており、「芸術的な君主制」の例となっています」

「英国民は、身の丈に合ったあり方を誇りに思うべきです。政府と芸術家たちをアーツカウンシルがつないでいます。このアーツカウンシルのやり方は、スカンジナビアの国の多く、シンガポール、そして韓国においても受け継がれています。この方法は、ナチスの試練の後、芸術に政治が介入することを阻止するために始まったものです」

「バレエカンパニーのような大きな芸術団体は、国家からの支援を必要としていますが、同時に創造の自由を得ていなければなりません。意思決定に透明性と客観性が必要となりますが、これが現在の英国モデルの本質的な価値に他なりません。私の故国スペインに同じようなシステムが導入されない限り、個人がバレエカンパニーを持とうとして、それがどんなにすぐれた理想を持っていたとしても、現在の政府の気まぐれに振り回されることを運命付けられ、失敗するという悲しい結末が待っているのです」


※アーツカウンシル・イングランド:イングランド芸術協会、英国の文化庁のようなところで、政府からは距離を置いて存在している。ACE(アーツ・カウンシル・オブ・イングランド)、SAC(スコティッシュ・アーツ・カウンシル)、ACW(アーツ・カウンシル・オブ・ウェールズ)、ACNI(アーツ・カウンシル・オブ・北アイルランド)の4つの団体がある。

アーツカウンシルについて詳しくは、文部科学省のサイトを参照ください。
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpad200001/hpad200001_2_109.html


ダンスマガジンの編集長対談でも、タマラ・ロホはバレエ芸術について、その未来についてさまざまな考えを語っていました。彼女が日本のバレエの現状についてもよく知っていることに驚かされます。別のインタビューで彼女は語っていましたが、2006年の世界バレエフェスティバルのときに、日本のファンから10年日記をプレゼントされたとのこと。2016年に彼女は41歳となるので、その頃にダンサーを引退することを考え、将来芸術監督となるための準備を進めるために、その日記を活用しているとのことだそうです。


追記:個人がスペインにバレエカンパニーを持とうとしても、というくだりですが、アンヘル・コレーラが設立したコレーラ・バレエのことを指しているのかもしれません。二人とも素晴らしいアーティストだし個人的にも好きなので、もしそうだったとしたら残念に思います。アンヘルもスペインに古典のカンパニーを根付かせようと必死に努力しているところですから。

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2009/10/22

マリインスキーのエカテリーナ・コンダウローワがファースト・ソリストに昇進

マリインスキー・バレエのエカテリーナ・コンダウローワがファースト・ソリストに昇進しました。マリインスキーのオフィシャルのファースト・ソリストのところに名前が載っています。

昼休みにTwitterを見ていたら話題になっていました。

Mariinsky Ballet : Ekaterina Kondaurova been promoted to First Soloist.

http://www.mariinsky.ru/en/company/ballet/first_soloists

2006年にはブノワ賞を受賞し、オデット/オディールのデビューも大好評。クールな美貌と長身、素晴らしい音楽性で特に欧米で人気の高い彼女が今だセカンド・ソリストだったのは何かの間違いだったんですよね。

来月の来日公演での「白鳥の湖」も楽しみです。おめでとうございます!


また、有望株として注目のコンスタンティン・ズヴェーレフ(DVD「グラン・ガラ〜ロシア・バレエの輝けるスターたち」に出演、マリインスキーの公演でもエスパーダなどを踊っている)がコリフェからセカンド・ソリストに昇格しました。彼は今年、ソウルのインターナショナル・バレエ・ダンサーズ・コンペティションで金賞を受賞しています。

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シュツットガルト・バレエ「ジゼル」キャスト

20日に中国より帰国したシュツットガルト・バレエですが、10月25日のマチネとソワレの「ジゼル」キャストがやっと発表されました。今週末の公演だというのに・・・。

http://www.staatstheater.stuttgart.de/ballett/spielplan/

10月25日(日)マチネ
Giselle
Giselle Alicia Amatriain
Duke Albrecht Filip Barankiewicz
Wilfried Sébastien Galtier
Hilarion Damiano Pettenella
Myrtha Myriam Simon
First Wili Magdalena Dziegielewska
Second Wili Oihane Herrero
Peasant pas de deux NN NN Anaís Bueno Garces, Daniel Camargo

14.30-16.45
Opera House

10月25日(日) ソワレ
Giselle
Giselle Maria Eichwald
Duke Albrecht Friedemann Vogel
Wilfried Sébastien Galtier
Hilarion Jiri Jelinek
Myrtha Anna Osadcenko
First Wili Magdalena Dziegielewska
Second Wili Oihane Herrero
Peasant pas de deux Laura O Malley, Alexander Jones

19.00-21.15
Opera House


中国ツアーの前、9月末に行われた「ジゼル」公演とほぼ同じキャストですが、アリシア・アマトリアンのジゼルに対し、フィリップ・バランキエヴィッチがアルブレヒトです。イリ・イェリネクってヒラリオンを踊っているんですね。ぺザント役もまだ決まっていないとは! (←追記:10/22決まりました) チケットはすでに売り切れています。

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2009/10/21

新国立劇場の中村誠さんがイングリッシュ・ナショナル・バレエ(ENB)加入

新国立劇場バレエ団のソリストだった中村誠さんが、イングリッシュ・ナショナル・バレエ(ENB)に入団したことは、前に彼のブログでも紹介されていました。

バレエと食の徒然日記@ロンドン (いつの間にかタイトルも変更に!)
http://makotoballet.iza.ne.jp/blog/

そして、イングリッシュ・ナショナル・バレエの団員一覧にも名前が載りましたね。ファーストアーティストとしての加入です。
Makoto Nakamura
http://www.ballet.org.uk/first-artists/first-artists.html

中村さんのブログによれば、芸術監督ウェイン・イーグリングが振付けた新作で、男性ばかりの作品「Men Y Men」に早速キャスティングされているとか。

中村さんのしなやかで美しい踊りが新国立劇場で見られなくなってしまったのは非常に残念ですが、念願であった海外での活躍を実現されたということで、今後の飛躍が楽しみです!

そしてブログでは、ロンドンでの"食"の話を中心に書いてくださるということです。以前、東京ビッグサイトのホビーショーで、中村さんがクッキングトークショーに出演されたのを見たことがあるのですが、お料理も得意とのことなんで、こちらの話題も楽しみです。ロンドンは食事が不味いですからね~。

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2009/10/17

ロイヤル・バレエ「眠れる森の美女」にオブラスツォーワ客演 Evgenia Obraztsova in RB's Sleeping Beauty

Ballet co経由What's on Stageからの情報です。

http://www.whatsonstage.com/news/theatre/Dance/E8831255602228/Royal+Ballet+Announces+Cast+Changes.html

ロイヤル・オペラハウスからプレスリリースが出て、フェデリコ・ボネッリ、ローレン・カスバートソンの怪我により、かなり大幅なキャスト変更があるとのこと。マリインスキー・バレエのエフゲーニャ・オブラスツォーワが10月31日、11月14日、21日の「眠れる森の美女」にゲスト出演するとのことです。

また、「くるみ割り人形」の吉田都さんのパートナーは、ボネッリからスティーヴン・マックレーに変更となりました。さらに、チェ・ユフィさんが「アゴン」デビューとなります。

MAYERLING
Tuesday 3 November & Tuesday 10 November
Mara Galeazzi will be replacing Lauren Cuthbertson in the role of Mary Vetsera to partner Thiago Soares who will be making his debut in the role of Crown Prince Rudolf.


THE SLEEPING BEAUTY
Friday 30 October, Thursday 12 & Monday 16 November
Johan Kobborg will be replacing Federico Bonelli in the role of Prince Florimund to partner Tamara Rojo in the role of Princess Aurora.

Saturday 31 October (Matinee), Saturday 14 (Evening) & Saturday 21 (Evening) November
Evgenia Obraztsova, from the Mariinsky Ballet, will be replacing Lauren Cuthbertson in the role of Princess Aurora to partner David Makhateli in the role of Prince Florimund.

Saturday 31 October (Evening), Friday 6 & Saturday 14 (Matinee) November
Steven McRae will be replacing Viacheslav Samodurov to make his debut in the role of Prince Florimund partnering Roberta Marquez in the role of Princess Aurora.


AGON/SPHINX/LIMEN
Wednesday 4, Friday 13, Wednesday 18 November
Melissa Hamilton will make her debut performance replacing Zenaida Yanowsky and Mara Galeazzi will be replacing Lauren Cuthbertson in Agon to perform alongside Carlos Acosta and Johan Kobborg.

Thursday 5, Monday 9 and Tuesday 17 November
Yuhi Choe will make her debut replacing Lauren Cuthbertson in Agon to perform alongside Eric Underwood, Ivan Putrov and tbc.


THE NUTCRACKER
Thursday 26 November & Wednesday 2 December
Steven McRae will be replacing Federico Bonelli in the role of The Prince to partner Miyako Yoshida in the role of the Sugar Plum Fairy.

Friday 27 November & Saturday 5 December
Marianela Nuñez will be replacing Lauren Cuthbertson in the role of the Sugar Plum Fairy to partner Rupert Pennefather in the role of The Prince.

Friday 11 & Wednesday 30 (Matinee) December
Laura Morera will be replacing Lauren Cuthbertson in the role of the Sugar Plum Fairy to partner Veleri Hristov in the role of The Prince.

オブラスツォーワが11月21日のロイヤル・バレエに出演するということがあって、11月22日の神奈川県民ホールでのマリインスキー・バレエの「白鳥の湖」パ・ド・トロワには出演しないと言うことになるわけですね。(アントン・コルサコフの降板とともに、オブラスツォーワも降板しています) 21日にロンドンで22日に横浜で公演と言う日程はさすがに無理がありますから。

ロイヤル・バレエに客演するほどだというのに、エフゲーニャのマリインスキー・バレエの来日公演の「眠り」はびわ湖での公演しか観られないというのは、残念ですね。きっと可愛いでしょうに。

なお、今回怪我で降板してしまったエカテリーナ・オスモルキナもロイヤル・バレエの「白鳥の湖」に客演して、絶賛を浴びていました。オスモルキナも、マリインスキーでの主演の予定は富山公演だけだったんですよね。

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2009/10/15

シュツットガルト・バレエ北京公演の記事・写真など Pics of Stuttgart Ballet in Beijing

ちょっと今時間がなくて感想を書く余裕がなく、またコメントへのお返事も途中なのですが。

シュツットガルト・バレエ斯图加特芭蕾舞团の北京公演の写真が、国家大劇院のサイトにアップされています。

「じゃじゃ馬ならし」《驯悍记》
http://www.chncpa.org/n16/n2279/n2297920/2936714.html

「ガラ」(「カルタ遊び」「レジェンド」「霧」「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」「レ・ブルジョワ」ほか)
http://www.chncpa.org/n16/n2279/n2297920/2957772.html

リハーサル風景
http://www.chncpa.org/n16/n2279/n2297920/2935211.html

プレビュー記事
http://www.chncpa.org/n16/n2279/n2297920/2923936.html

それから公演のレポート(中国語)、舞台写真
http://blog.sina.com.cn/s/blog_4dbd11b70100fb4m.html

上記リハーサルの写真がもっと大きな画像で見られるニュースサイト(ジェイソンの笑顔が素敵!)
http://ent.ifeng.com/live/news/beijing/detail_2009_10/09/130575_0.shtml

食べ物にあたってお腹を壊していたマリイン・ラドメーカーが無事にアリシア・アマトリアンと「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」を踊ったようでちょっと安心しました。

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2009/10/08

新国立劇場バレエ団 2009/2010シーズン ダンサー更新

旅行前に最後の更新です(多分)

今日はNYCBの初日を観に行ったのですが、終わって携帯の電源を入れたら、ようやく新国立劇場バレエ団 2009/2010シーズン ダンサーが更新になったと友達からメールが来ていました。

http://www.nntt.jac.go.jp/nntb/artist_se.html

シーズンゲストに、来シーズンの出演予定が今のところはないデニス・マトヴィエンコの名前があるということは、来シーズンも出てくれるということなんでしょうね。

プリンシパル、ファースト・ソリストには変動なし。

新加入としては、すでに「ドン・キホーテ」のキャストとして名前が挙がっていた福岡雄大さんと、元K-Balletの長田佳世さん。それから、やはり元K-Balletの輪島拓也さんが入団されました!男性陣が強化された感じですね。
本当は輪島さん、エスパーダあたりで出てくれないかなと思っていたんですが。

ソリストへの昇格は堀口純さんのみ。芳賀望さんが登録から契約になっています。

コール・ドには研修所4期生3人、そして準コール・ドにはやはり4期生3人。ここで疑問に思うのは、研修所の発表会でもとても華があり、期待されていたはずの山田蘭さんが準コール・ドということ。とても不思議です。

契約ダンサーから登録に移ったのが、真忠久美子さんと冨川祐樹さん。二人とも良いダンサーでファンも多いと思うので、観る機会が減ると思うと残念です。

あと友達に教えられて気がついたのですが、スタッフのところの芸術監督助手に陳 秀介さんの名前がありました。
*******

NYCB公演、楽しかったです。「セレナーデ」のロシアン・ガールのアシュレイ・ボーダーの音楽性が素晴らしく、そして「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」のホアキン・デ・ルースの毎回綺麗に鮮やかに入る5番ポジションに目が吸い寄せられました。彼のテクニックは相変わらず素晴らしいですね。「アゴン」のフルバージョンを観るのは初めてだったし、「ウェストサイドストーリー組曲」では、男性のアクロバティックな踊りが満載で、見ごたえがありました。アクション満載で、ミュージカルそのものなのですが、バレエダンサーの高度なテクニックで観られるとやっぱり満足度が違います。

初日なのでワイドショーの取材が来ていて、囲み取材でデビ夫人とK-Balletの宮尾俊太郎さんがテレビカメラを向けられていました。

荷物詰めなくちゃ!

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2009/10/05

パリ・オペラ座「ジュエルズ」のリハーサル&インタビュー映像 Jewels by Paris Opera Ballet

パリ・オペラ座の2009/2010シーズンが開幕し、現在「ジゼル」が上演されています。その間を縫って、「ジュエルズ」Joyauxのモンペリエ(2009年9月25日~28日)とグルノーブル(10月1日~4日)公演が行われました。

その「ジュエルズ」のリハーサル映像(「エメラルド」のマチュー・ガニオとレティシア・プジョル、「ルビー」のマチアス・エイマンとクレ-ルマリ・オスタ)、およびマチューとクレールマリのインタビューを、France3のcultureboxのサイトで観ることができます。



Découvrez Le Ballet de l'Opéra de Paris présente "Joyaux" de Balanchine à Grenoble sur Culturebox !

フランス語なので、何を言っているのかは全然わからないのですが、マチューが元気そうで良かったなって思います。バーレッスンの様子などもちょっと映っています。

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2009/10/04

マラーホフ主演 韓国国立バレエ「チャイコフスキー」の写真 Malakhov in Boris Eifman's Tchaikovsky

韓国のReinaさんのサイトで、9月にウラジーミル・マラーホフが韓国国立バレエ「チャイコフスキー」(ボリス・エイフマン振付)に客演した時のゲネプロ写真がアップされています。マラーホフ・ファンの方には必見の写真です。

http://reina.egloos.com/4247875

作品の雰囲気、マラーホフの熱演が良く伝わってくる写真で、この公演は本当に素晴らしかったんだろうなって思わせてくれます。日本でもいつか、マラーホフ主演の「チャイコフスキー」が観られると良いのですが。

さらに多くの写真が
http://www.danceinkorea.com/
でアップされています。Reinaさん自身が撮影されたものです。左側のPhoto Balletのところをクリックしてください。

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2009/10/01

イーゴリ・コールプとイリヤ・クズネツォフがロシア功労芸術家に Igor Kolb & Ilya Kuznetsov awarded Honoured Artist of Russia

ballet.coのキーロフ・フォーラムのKevin Ng氏の投稿によると、マリインスキーのイーゴリ・コルプとイリヤ・クズネツォフがロシア功労芸術家(Honoured Artist of Russia)に任命されたそうです。

http://www.ballet.co.uk/dcforum/DCForumID18/243.html

二人とも素敵なダンサーで、素晴らしいアーティストであるので、本当に喜ばしいことです。イーゴリ・コールプは今年11月からのマリインスキー・バレエの日本公演で観ることができますが、イリヤ・クズネツォフは来日メンバーに入っていないんですよね。彼はマリインスキーの前回の来日でも来ていないし、ぜひ彼の舞台を観たいんですが。

イーゴリ・コールプは愛知県立芸術劇場でのマリインスキーの「眠れる森の美女」にも出演することから、インタビューが中京テレビ事業局のサイトに載っていました。彼の真摯で誠実な人柄が伝わってきますね。彼のマリインスキー劇場での主役デビューは、ヴィシニョーワとの「眠れる森の美女」で、終演後にファルフ・ルジマートフが突然楽屋を訪ねてきてくれて「素晴らしかったよ」と言ってくれて嬉しかったと語っています。

http://www.cte.jp/special/mariinsky/index.html

で、上記ballet.coのスレッドでは、オーレシア・ノーヴィコワとレオニード・サラファーノフの間に9月の頭に男の子が誕生したというニュースも載っていました。ノーヴィコワが産休中であるとは聞いていたのですが、相手がサラファーノフだったとは、ちょっとびっくりです。サラファーノフがパパになったんですね。「ドン・キホーテ」のDVDの主役ペアは実生活でもカップルだったんですね~。

ということで、とてもおめでたいニュース3連発でした!皆様、本当におめでとうございます!!

10/4追記:マリインスキーのオフィシャル・サイトにも出ました。
DVDになった「春の祭典」で選ばれし乙女を踊った、アレクサンドラ・イオシフィディ(セカンド・ソリスト)も功労芸術家として任命されたそうです。

http://www.mariinsky.ru/en/news1/news1/nagrady/

Ballet soloist Alexandra Iosifidi, who appears in both classical and contemporary ballets, Mariinsky Theatre principal dancer Igor Kolb, who has danced almost the entire principal dancer repertoire at his home theatre, and ballet soloist Ilya Kuznetsov, who has created memorable characters in the classical repertoire, have been awarded the title Honoured Artist of Russia by Russian Presidential Decrees.

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2009/09/26

シュツットガルト・バレエの「ジゼル」と北京・蘇州「じゃじゃ馬ならし」のキャスト Stuttgart Ballet Giselle and Taming of the Shrew

シュツットガルト・バレエの2009/2010シーズンは明日(9月26日)に始まりますが、オープニングの「ジゼル」のキャストが出たのは今週になってからでした。そして、さっきサイトを見てみたら、北京と蘇州公演のキャストも出ていました。

http://www.staatstheater.stuttgart.de/ballett/spielplan/

「ジゼル」Giselle
9/26、29
Giselle Maria Eichwald
Herzog Albrecht Friedemann Vogel
Wilfried Sébastien Galtier
Hilarion Jiri Jelinek
Myrtha Anna Osadcenko
Erste Wili Magdalena Dziegielewska
Zweite Wili Oihane Herrero
Bauern Pas de Deux Laura O Malley, Alexander Jones

9/28、10/2
Giselle Alicia Amatriain
Herzog Albrecht Jason Reilly
Wilfried Sébastien Galtier
Hilarion Damiano Pettenella
Myrtha Myriam Simon
Erste Wili Magdalena Dziegielewska
Zweite Wili Oihane Herrero
Bauernd Pas de Deux Angelina Zuccarini, William Moore

追記:サイトのトップに、マリア・アイシュヴァルトとフリーデマン・フォーゲルの素敵な「ジゼル」の舞台写真が載っています。
http://www.staatstheater.stuttgart.de/ballett/ballett/


中国公演「じゃじゃ馬ならし」
Der Widerspenstigen Zähmung

10/9(北京)、10/17(蘇州)
Katharina Sue Jin Kang
Bianca Elizabeth Mason
Petrucchio Filip Barankiewicz
Gremio Alexander Zaitsev
Lucentio Marijn Rademaker
Hortensio Dimitri Magitov

10/10(北京)、10/16(蘇州)
Katharina Maria Eichwald
Bianca Anna Osadcenko
Petrucchio Jason Reilly
Gremio Tomas Danhel
Lucentio Nikolay Godunov
Hortensio Laurent Guilbaud

10/11(北京)

Katharina Alicia Amatriain
Bianca Laura O Malley
Petrucchio Jiri Jelinek
Gremio Arman Zazyan
Lucentio William Moore
Hortensio Damiano Pettenella

「じゃじゃ馬ならし」は、フィリップ・バランキエヴィット、ジェイソン・レイリー、イリ・イェリネクと日替わりのペトルッチオで豪華なキャストですね。一応この北京公演を観に行く予定です。


中国と言えば、サンフランシスコ・バレエのブログで上海公演の様子がどんどんアップされています。
http://www.sfballetblog.org/
10月1日の国慶節の模様もアップされるのでしょうか?ちょっと楽しみです。

バレエ雑誌「Pointe」のブログにも、上海の様子がちょっとアップされています。
http://pointemagazine.com/blog/458

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2009/09/23

毎日新聞「ひと」欄に竹島由美子さん/東京バレエ団「ラ・バヤデール」制作日記にマカロワ登場

9月22日の毎日新聞の「ひと」欄に、竹島由美子さんのインタビューが載っていました。(紙面のほうには、カラーの写真も載っています)

http://mainichi.jp/select/opinion/hito/news/20090922k0000m070101000c.html

最初に入団した韓国のバレエ団が、経営難で解散してしまい、「一日イモ一個でしのいだこともあった」という逆境を経て、オランダ国立バレエ団で7年間コール・ドを経験。96年にキエフ国際バレエコンクールで金賞を受賞し、2000年にはプリンシパルに。2006年にドレスデン・ゼンパーオーパー・バレエに移籍。39歳の今も、最前線で素晴らしい踊りを見せてくれていますよね。ただ最近、彼女のために作品を振付けてきたデヴィッド・ドーソンがドレスデンの常任振付家を辞任したことが気になります。

竹島さんといえば、レオタードブランドYUMIKOでも有名。2003年に設立したYUMIKOは、年間1万着を受注しているそうで、世界中のダンサーが愛用しています。先日のテレビ番組「世界を変える100人の日本人」でも紹介されていましたが、マドンナが舞台衣装として愛用しているほどです。また、NHKの「マニュエル・ルグリ エトワール最後の60日」でも、ルグリがYUMIKOのTシャツを着ている映像がありました。

竹島さんの実家は96年続く呉服店で、「布好きは血筋」とのことです。私も1枚だけですがレオタードと巻きスカートを持っていて、着心地はまさに「素肌のような着心地」で、一度着たらやめられないというか、もう1枚欲しくなります。

*******

東京バレエ団のバレリーナたちもYUMIKOを愛用しています。東京バレエ団ブログの「稽古場より 8月第4週(09/02)」でも、新しく届いたYUMIKOのレオタードを着た7人の女性ダンサーたちが写っています。

というわけで、話をつなげると、金曜日よりいよいよ、東京バレエ団の「ラ・バヤデール」が始まりますね。

「ラ・バヤデール」制作日記
http://www.nbs.or.jp/blog/0909_labayadere/

ナタリア・マカロワを指導に迎えてのリハーサルの様子や、マカロワのインタビュー、ミラノ・スカラ座より到着した舞台装置や衣装など、日々貴重な情報を伝えてくれるこのブログは素晴らしいですね。否が応でも期待が高まります。マカロワは今でも若々しいというのがよくわかりますし、それからラジャの衣装を着た木村さんのカッコいいこと!私は吉岡美佳さん、木村さん主演の日だけ観に行くので、木村さんのラジャが観られなくて残念です。

本当に東京バレエ団は、こうした情報提供やファン向けの催しが充実していて、ファンのことをよく考えてくれていると思います。

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Mao's Last Dancer/ サンフランシスコ・バレエの中国ツアー

オーストラリア・バレエのFacebookにお知らせがありましたが、映画「Mao's Last Dancer」のオーストラリア公開を前にして、原作者のリー・ツンシンと、主演のツァオ・チー(バーミンガム・ロイヤル・バレエのプリンシパル)のインタビュー番組が放映されました。
映像はこちらで見ることができます。
http://au.video.yahoo.com/watch/6027279/15661562

ツァオ・チーは今回が初めての映画出演となったわけですが、オーディションを受けてこの役をつかんだそうです。しかしながら、オーディションを受ける前から、この役を手に入れられると確信していたとのこと。主人公リー・ツンシンの心理状態が手に取るようにわかり共感したからだそうです。そして、偶然にも、ツァオ・チーは北京舞踊学院でのリー・ツンシンの教師の息子だったのです。

この記事では、トロント国際映画祭で「Mao's Last Dancer」がプレミア上映された時のツァオ・チーとアマンダ・シュルの写真が掲載されています。
http://news.ninemsn.com.au/entertainment/865985/maos-last-dancer-cast-back-down-underトロント映画祭では、この作品は観客賞の有力な候補として挙げられ、観客は長いスタンディングオベーションをするなど、絶賛の嵐に包まれたようです。

追記:オーストラリア・バレエのブログの中でも、この映画の製作段階についての興味深い話が載っています。少年時代のツンシンを演じたのは、オーストラリア・バレエの団員Chengwu Guo、ツンシンの2番目で現在の妻メアリーを演じたのは、元オーストラリア・バレエ、現在は香港バレエのCamilla Vergotis。また、オーストラリア・バレエのプリンシパル、マデリン・イーストーとスティーヴン・ヒースコートも出演しています。

「白鳥の湖」の振付で著名なグレアム・マーフィは、この作品のためにもいくつかの振付を行ったとのことです。

http://www.behindballet.com/actor-slash-dancer-casting-a-hybrid-star/

*******

一方、無事中国ツアーへと出発したサンフランシスコ・バレエ。同バレエ団のブログにて、一行は金曜日の夕方に上海に到着し、ダンサーたちは上海舞踊学院(ヤンヤン・タンはそこの卒業生)にて早速クラスレッスン。その夜は米国領事館でパーティが開かれたことを報告しています。また、ダンサーたちが街に繰り出して中華料理を楽しんでいる様子なども!日曜日からリハーサルが始まり、火曜日はいよいよ上海公演です。

http://www.sfballetblog.org/

ヤンヤン・タンをインタビューした記事が、San Fransisco Cronicleに掲載されていましたが、とても興味深いものでした。彼女がバレエ学校に入ることを許されたのは、両親がコインを投げて決められたことだというのはローレックスの広告にも載っていたエピソードですね。

http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2009/09/20/MNIA19JV59.DTL

中国で足のマッサージをしてもらっても、彼女は決して足の爪には手を触れさせないそうです。爪をどのような形に整えるかは、ダンサーにとって重要な意味があるからです。

サンフランシスコ・バレエを代表するスターとなった今も、彼女はすべてのステップに100%の集中を行います。彼女は舞台が始まる前にはとてもナーヴァスになるそうで、気分転換のために友達に会って食事をしたり映画を観たりするものの、彼女のファンなど他人とちょっとしゃべるのは苦手なのだそうです。

ツアーやガラなどで海外に出演する時、彼女は必ず服やバッグを購入して、旅の思い出として身に着けているそうです。日本、中国、ロンドン、アイスランドなどなど。公式の行事では華やかに着飾っている彼女ですが、リハーサルの行き帰りはジーンズに夏向きのトップス姿なので、ファンに対して申し訳なく思っているそうです。

6年前に両親はサンフランシスコに移ってきて、彼女と同居しているそうです。西洋の食事は1日に1回が限度という彼女のために、母親が中華料理を用意するそうです。

身長が160センチと小柄な彼女にとって十分な栄養を取ることは大事なことです。両脚に疲労骨折があり、股関節唇断裂、さらに親指にも大きな怪我があり、完治するのには長い時間がかかるとのこと。

現在34歳のヤンヤン・タンは、できるだけ長く踊るために、多くのことに気をつけているそうです。スキーやスカイダイビングは危険すぎるので避けなければならないし、忙しすぎてボーイフレンドと付き合う暇もないとのこと。

「私は世界中を飛び回っているし、一箇所にとどまっているのは難しいの」と彼女はいたずらっぽく笑ったとのことです。


マリア・コチェトコワも上海に到着したとブログで報告していますね!
http://www.mariakochetkova.com/2009/09/im-high-in-shanghai_22.html

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2009/09/19

シュツットガルト・バレエのミックスプロのキャスト/新国立劇場バレエ「椿姫」inボリショイ

9月26日の「ジゼル」でシーズンが始まるというのに、一向にキャストが発表されないシュツットガルト・バレエ。ようやく、トップページにマリア・アイシュヴァルトとフリーデマン・フォーゲルのリハーサルの写真と演目の紹介が載りましたが、キャストはまだです。

http://www.staatstheater.stuttgart.de/ballett/start.htm

一方、9月30日と10月3日のミックスプロの方はキャストが発表されていました。

http://www.staatstheater.stuttgart.de/ballett/spielplan/

クランコのBrouillards(霧)、Jeu de cartes(カルタ遊び)、それから「レ・ブルジョワ」「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」「Legende」などが上演されます。キャストを転記するととっても長くなるので、詳しくはサイトの方をご覧ください。「レ・ブルジョワ」はもちろんフィリップ・バランキエヴィッチ、「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」はアリシア・アマトリアンとマリイン・ラドメーカー、「カルタ遊び」のジョーカーはアレクサンドル・ザイツェフです。その他の演目のキャストを見ても、プリンシパルはジェイソン・レイリー、スージン・カン、イリ・イェリネクなどほとんど全員が出演していて、とても豪華な感じですね。小劇場での上演なので、一番高い席でも36ユーロと激安なので、すごくお得感があります。

カンパニーのメンバーリストもやっと更新されて、エヴァン・マッキーくんがやっとプリンシパルのところに名前を入れてもらえていました。
http://www.staatstheater.stuttgart.de/ballett/compagnie/

*****
新国立劇場バレエ団の「椿姫」が9月18日~20日にボリショイ劇場で上演されますが、
http://www.nntt.jac.go.jp/season/updata/20000248_ballet.html

TBSのニュースでリハーサルやインタビューの映像が少し流れたようで、TBSのサイトで観ることができていたのですが、今はもう消えてしまいました。ザハロワと堀口純さんのインタビューも。最初にちょっとマイレンが出ていて嬉しかったです。(YouTubeに映像はアップされていました)

ボリショイの岩田守弘さんのブログに、新国立劇場のメンバーとの交流が書いてあって、とても面白いです。マイレンのファンとしては、岩田さんがマイレンと合気道の話で盛り上がったというエピソードを読んで、心温まりました。

http://ibashika.exblog.jp/12353330/

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2009/09/18

ユニバーサル・バレエの「オネーギン」動画/シュツットガルト・バレエの中国公演関係

韓国のReinaさんに教えていただきましたが、現在ソウルのLGアートセンターで上演中のユニバーサル・バレエ「オネーギン」。元シュツットガルト・バレエのイヴァン・ジル・オルテガがゲスト出演した舞台の映像が、ユニバーサル・バレエのコミュニティでほんのちょっとですが観ることができます。

http://cafe.naver.com/ubcballet.cafe?iframe_url=/ArticleRead.nhn%3Farticleid=312

こちらは舞台写真。イヴァン・ジル・オルテガ、雰囲気ありますね~。

http://www.ubcballet.com/collection/photo_view.asp?p=1&l=1&cd=105

こちらでは、シュツットガルト・バレエの「オネーギン」の映像が少し。フィリップ・バランキエヴィッチと、映像が小さいのでちょっと自信がないのですがマリア・アイシュヴァルトだと思います。

http://www.ubcballet.com/repertory/perform_view00.asp

同じ映像がLGアーツセンターのサイトでも見られます。
http://www.lgart.com/EngHome/booking/bookdetail.aspx?seq=1697

それからリハーサルの映像もあります。指導はクランコ財団のジェーン・ボーン女史。

http://cafe.naver.com/ubcballet.cafe?iframe_url=/ArticleRead.nhn%3Farticleid=306

9月11日から20日までと、かなり長期の「オネーギン」の公演ができるのは羨ましい限りです。

********
ついでに、こちらは中国のサイトで、シュツットガルト・バレエの中国公演の紹介です。なぜか女性プリンシパルだけがプロフィールの紹介をされていますが。

http://blog.sina.com.cn/s/blog_4dbd11b70100evhw.html

アリシア・アマトリアンとフリーデマン・フォーゲルの「ロミオとジュリエット」、スージン・カンとマリイン・ラドメイカーの「椿姫」、マリア・アイシュヴァルトとミハイル・カニスキンの「ジゼル」、エリザベス・メイソンとジェイソン・レイリーが出演した番組などの映像が見られます。

自動翻訳をかけてみると、ジェイソン・レイリーとエレーナ・テンチコワ以外のプリンシパルは中国に来ると書いてあるのですが。エレーナは残念ながら引退してしまったわけですが、ジェイソンも来ないのかしら・・・。

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2009/09/17

サンフランシスコ・バレエの中国公演 San Fransisco Ballet in China

9月22日から10月3日まで、サンフランシスコ・バレエは初めての中国公演を行います。

10月1日が中国の国慶節(建国記念日)で、今年は60周年ということで大規模な祝賀行事が予定されている上、大型連休となっているようです。さらに、このツアーは中国と米国の国交開始30周年記念行事の一環とのこと。上海の上海大劇院と北京の国家大劇院で公演は行われ、10月1日は北京でミックスプロが上演されます。記事によると、蘇州でも公演は予定されていたものの、国慶節の行事で劇場が押さえられていたので、キャンセルになってしまったとのこと。

サンフランシスコ・クロニクルに掲載された、ツアーの準備の話がとても興味深かったです。
http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2009/09/15/DD4S19MVS3.DTL

今シーズンから、元ロイヤル・バレエのブルース・サンソムがサンフランシスコ・バレエの副芸術監督になったそうですね。そしてミックス・プロのほかに上演されるのは、芸術監督ヘルジ・トマソン振付の「白鳥の湖」なのですが、今年新しく振付けられた作品ではなく、1988年版が上演されることになったので、リハーサルが大変だったようです。7月には、衣装や舞台装置が中国に送られました。

木曜日にサンフランシスコを出発するダンサーたちが、荷物の中に何を入れているかと言うと「チップスとサルサソース、それにClif bars(オーガニックのエナジー・バー:カロリーメイトみたいなもの)」だそうです。初めての街に出かけるとき、一番困るのが食べ物で、食事できるところがどこにあるかわからないので、これらのモノは必需品だそうで。それは中国に限った話ではなく、シカゴのように米国内でも、適切なレストランが見つけられなくて困ったことがあったようで。

また、時差ぼけを防止するために、フライトに慣れているダンサーは、ノイズキャンセル機能つきのヘッドホン、むくみ防止のストッキングなどを用意していくそうです。そして到着した朝にはいきなりクラスレッスンを行うとか。

プリンシパルのパスカル・モラは9月始めに公演のために日本に来ていたそうで、飛行機を降りたらすぐに動くことが大切と語っています。血の流れを良くして、汗を少しかけば疲れが取れるとのことです。

記事には、バレエ団のスケジュールも記載されています。

9月17日木曜日に上海に向けて出発し、金曜日に到着。土曜日はアメリカ領事館でレセプション。22日火曜日に上海でミックス・プロ(ヘルジ・トマソン、バランシン、エドワード・リャン、クリストファー・ウィールダンらの作品)、23日から25日までは「白鳥の湖」公演。
29日に北京に移動してレセプション、1日にミックス・プロ、2日、3日が「白鳥の湖」、そして4日と5日は北京観光をして、5日にアメリカ大使館でレセプション、6日にサンフランシスコに戻るそうです。

サンフランシスコ・バレエの看板プリンシパル、ヤンヤン・タンにとっては、サンフランシスコ・バレエと共に中国に来るのは初めてという凱旋公演となります。

http://www.asianweek.com/2009/09/04/yuan-yuan-tan-returns-to-china-with-sf-ballet/
なお、この記事によれば、ヤンヤン・タンは来年3月にサンフランシスコ・バレエで初演されるジョン・ノイマイヤー振付の「人魚姫」を踊るそうです。

今回のツアーは97人のダンサーが参加し、もちろん、世界バレエフェスティバルで人気となったマリア・コチェトコワも出演する予定です。

 ***

余談ですが、今日の毎日新聞の夕刊に、三浦雅士氏による世界バレエフェスティバルの舞台評が載っていました。もっとも強い印象を残したのは、シュツットガルト・バレエのマリア・アイシュヴァルトとフィリップ・バランキエビッチによる「オネーギン」と「じゃじゃ馬ならし」だったとのことで、写真も「オネーギン」です。彼の好みを考えればそれは順当なところでしょう。

ところで、目を疑ったのは、この評の最後。「ガラの最後を飾ったのは上野水香とマッカテリの『ドン・キホーテ』。世界のスーパースターに引けをとることなく踊りきった」って書いてあったこと。うーん、あまりにも手前味噌な話で、三浦氏、批評家の看板を下ろした方がいいんじゃないでしょうか。ポリーナ・セミオノワとフリーデマン・フォーゲルが初々しいとか、ザハロワは往年のギエムを髣髴させるとか書いていますが、そういう見方をしている人はあまりいないと思います…。感想は人それぞれとは思いますし、ブログなどでは何を書いてもいいと思うんですけど、一応全国紙に載った有名な批評家による評がこれか、と思ってしまいました。

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2009/09/10

シュツットガルト・バレエの北京公演サイト/ハンブルク・バレエの北京公演 Stuttgart Ballet and Hamburg Ballet in Beijing

10月9日~13日に、シュツットガルト・バレエの北京公演が行われますが、会場である北京の国家大劇院のサイトに、公演の特設サイトができていました。

http://www.chncpa.org/n457779/StuttgartBallet2009/index.htm

英語で、バレエ団、ジョン・クランコ、芸術監督のリード・アンダーソンのプロフィールが書いてあり、またプリンシパル・ダンサーの名前と顔写真も載っています。プリンシパルがジェイソン・レイリー以外全員載っているのですが、全員が来るわけではないようです。

「じゃじゃ馬ならし」のタイトルをクリックすると、スージン・カンが踊る動画も少し見ることができます。ものすごく重いですが。
http://www.chncpa.org/n457779/StuttgartBallet2009/02wuju.htm

13日のミックス・ビルの方は、動画は「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」で、ロバート・テューズリーとアリシア・アマトリアンの映像です。
http://www.chncpa.org/n457779/StuttgartBallet2009/03kuanghuan.htm

ミックス・ビルは、「カルタ遊び」「Brouillards」「Aus Holbergs Zeit」「レジェンド」などクランコの作品4本に加え、「レ・ブルジョワ」、シュプックの「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」、プリンシパルのブリジット・ブライナーが振付けた「Sirs」が上演とかなり盛りだくさんなんですね。


ところで、劇場のサイトにはまだ載っていないのですが、来年2月には、ハンブルク・バレエも北京で公演を行う予定です。
http://www.hamburgballett.de/e/gastspiel.htm
Beijing
CHNCPA – China National Center for Performing Arts
February 3, 4, 5 and 6, 2010 | Lady of the Camellias
February 8 and 9, 2010 | Nijinsky

「ニジンスキー」と「椿姫」だなんて、なんて美味しい演目なんでしょう!きっと日本からも観に行く人がたくさんいるのではないかと思われます。

10月のサンフランシスコ・バレエとシュツットガルト・バレエ、11月のABT、そしてハンブルク・バレエと北京は引越し公演がたくさん行われるんですね。日本は今年はもう来日公演はNYCBとマリインスキー(あと恒例のレニングラード国立バレエ)くらいで、年が明けても3月のオペラ座まで大物はないので、北京がけっこう羨ましいです。

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2009/09/09

ミハイル・バリシニコフとアナ・ラグーナの「Three Solos and a Duet」映像

先日ご紹介した、ミハイル・バリシニコフがマッツ・エックらの作品を踊る「Three Solos and a Duet」のサンタモニカ公演の劇評と映像がロサンゼルス・タイムズに載っていたのでご紹介します。

http://latimesblogs.latimes.com/culturemonster/2009/09/dance-review-baryshnikov-at-the-broad-stage.html

上記映像は、マッツ・エック振付の「Duet」という作品。映像はクリックするとフルスクリーンで見ることができます。60歳を過ぎてもさすがにミーシャの動きはきれいですよね。テーブルを使った振付も面白いです。なんともいえない味わいがあって、年齢を美しく重ねた二人の傑出したアーティストの姿がありますよね。

*********
今週末、9月12日には、アメリカのインディアナポリスにて「An Evening With The Stars」というガラがあります。

http://www.indianapoliscityballet.org/event-evening-with-the-stars.php

出演者は以下の予定です。

Alicia Amatriain – Principal, Stuttgart Ballet
Joaquin De Luz– Principal, New York City Ballet
David Hallberg– Principal, American Ballet Theatre
Julie Kent – Principal Dancer, American Ballet Theatre
Sarah Lane – Soloist, American Ballet Theatre
Anastasia Matvienko – Principal Dancer, Kirov Ballet
Denis Matvienko – Principal Dancer, Kirov Ballet
Tiler Peck – Soloist, New York City Ballet
Miguel Quinones – Parsons Dance Company
Jason Reilly – Principal Dancer, Stuttgart Ballet
Gennadi Saveliev – Soloist, American Ballet Theatre

豪華ですね~。ジュリー・ケントは、今回が第二子出産後の最初の舞台のはずです。アナスタシア・マトヴィエンコはマリインスキーのプリンシパルではないと思いますが。

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アメリカ発の話題としてはもう一つ。9月19日に、ボストン・バレエのオープニングガラ「Night With Stars」があるのですが、アリーナ・コジョカルとヨハン・コボーがゲスト出演し、「コッペリア」のパ・ド・ドゥを踊る予定になっています。世界バレエフェスティバルのAプロで踊ったのと同じ部分でしょうか?
ラトマンスキーの「イワンと仔馬」が踊られたり、バランシンの「ダイヤモンド」、ニジンスキー版「牧神の午後」やキリアンの「小さな死」などバラエティに富んだプログラムです。また、先シーズンからプリンシパルに昇格した倉永美沙さんが、「眠れる森の美女」のローズ・アダージオを踊ります。

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2009/09/08

ハンブルク・バレエ、2009年7月バレット・ターゲの紹介記事 Ballett Tage of the Hamburg Ballet

今年7月に開催された恒例のハンブルク・バレエのバレット・ターゲ(バレエ週間)のレビュー&写真がBallet.coに掲載されていました。

http://www.ballet.co.uk/magazines/yr_09/sep09/bm-john-neumeier-hamburg-ballet.htm

公演の美しい写真のほかにも、バレエ学校や、2012年にオープンする予定のフィルハーモニック・ホールの予想図、ノイマイヤーのコレクションをベースにした「ニジンスキー展」で展示されたニジンスキーによる絵画作品なども掲載されています。

まずは7月10日のプログラム、先日世界バレエフェスティバルでも上演された「Verklungene Feste いにしえの祭り」、「Josephs Legend ヨゼフの伝説」(公演3時間前にヨゼフ役のティアゴ・ボァディンが降板して、アレクサンドル・リアブコが急遽代役を演じました)の2作品。

7月11日の「バレエ・リュスへのオマージュ」と題しての公演は、「放蕩息子」(セイレーンをエレーヌ・ブシェ、放蕩息子を新星アレクサンダー・トラッシュが踊りました)、ニジンスキー版の「春の祭典」(選ばれし乙女役は、シルヴィア・アッツオーニ)、そして、やはりバレエフェスで「シャムの踊り」が踊られたノイマイヤーの新作「アルミードの館」の3作品。
「アルミードの館」は、ノイマイヤーの「ニジンスキー」の後日談であり、精神病院に収容されたニジンスキーの回想で始まります。ニジンスキー役は、オットー・ブベニチェク。そしてこの作品の中にも、セルゲイ・ディアギレフを思わせる人物が登場します。舞台美術の一部は、アレクサンドル・ブノワがデザインしたオリジナルを使用しているとのことです。
この評者は、ノイマイヤーは物語に映画的、もしくは夢のようなものを与えようとしていると感じたようです。ゆっくりと変化していく場面、背景でのゆっくりと歩く人物などによる奇妙なかき乱し方。そして夢のごとく、目が醒めた時、それがいったいどのような意味だったのだろうかと不思議に思うような作品であると。

そして7月12日は、第35回ニジンスキー・ガラ Nijinsky Gala XXXV。
チケット入手が非常に困難なことで知られている特別な公演です。5,6時間以上にわたる公演とは、まるで世界バレエフェスのガラ公演のようですね。

16もの作品が踊られたこのガラ。まずは、「ぺトルーシュカ」のシルヴィア・アッツオーニとロイド・リギンスが素晴らしかったようです。ロイヤル・バレエからはジョナサン・コープとリアン・ベンジャミンが「火の鳥」で客演。引退しているコープは、2年ぶりの舞台だったとのことですが、とてもそのようには見えず、マジカルなパフォーマンスだったとのこと。「アルミードの館」は、ティアゴ・ボァディンの代わりにヨハン・ステグリが「シャムの踊り」(バレエフェスで踊られたあの作品ですね)を踊り、オペラ座からマチアス・エイマンが「薔薇の精」を踊って、高い跳躍で観客を魅了しました。少女役は、レティシア・プジョル。ミュンヘン・バレエからは8人のダンサーがゲスト出演し、ニジンスキー振付の「牧神の午後」を踊りました。牧神はティグラン・ミカエリャン、ニンフはダリア・スホルコワ。

第2部は、ピカソが奇抜な衣装と舞台装置をデザインしたので有名な「パラード」。レオニード・マシーン振付、エリック・サティの音楽によるもので、Donlan Dance Companyという10人だけのカンパニーが上演しました。Aoi Nakamuraという日本人の女性ダンサーも出演していたとのことです。ニジンスカ振付による「青列車」は、アレクサンダー・トラッシュ(最近のノイマイヤーのお気に入りダンサーなのだそうです)が踊りました。「アポロ」は、オペラ座からの客演で5人のダンサーが踊りましたが、エルヴェ・モローの降板に伴い代役として出演したのがフロリアン・マニュネで、さすがに彼にアポロ役は荷が重かったようです。

第3部は、主にノイマイヤーの作品で構成されていました。ノイマイヤー作品以外では、まずは「ジゼル」。やはりエルヴェ・モローの代役として出演したステファン・ビュヨンと、イザベル・シアラヴォラが作り上げた世界は素晴らしかったようで、全幕が楽しみとの評者のコメント(というわけで、この組み合わせで日本でも見られると良いのですが)。また、ウラジーミル・マラーホフとシルヴィア・アッツオーニのジェローム・ロビンス振付による「牧神の午後」、マラーホフはドラマティックで息を呑むほど素晴らしく、そしてシルヴィアは魅力的で、ドラマティックなインテリジェンスを感じさせ、評者によると今まで観たロビンス版の「牧神」でもっとも良かったそうです。シルヴィアはこの作品を踊るのが初めてで、マラーホフとは2日ほどリハーサルをしただけ、しかも「春の祭典」など他の作品と並行していたそうですから、彼女の凄さがわかるというものですね。

ヴェニスに死す」は、アレクサンドル・リアブコとイヴァン・ウルバンが踊り、とても感動的だったそうです。ノイマイヤー版の「ペトルーシュカ」はカロリーナ・アギュエロとヨハン・ステグリに加え、ハンブルク・バレエ学校の生徒たちも出演して楽しくチャーミングな舞台だったとのこと。

5時間5分の長きにわたったガラは、15分間のカーテンコールの後に幕を下ろしました。

この公演についての番組が、ハンブルク・バレエのFacebookで紹介されていました。
http://www.youtube.com/watch?v=L7eN-qm-g18

ドイツ語の番組ですが、リハーサルの様子や、「春の祭典」、さらにはティアゴ・ボァディンが踊る「アルミードの館」のシャムの踊りの映像を少し見ることができます。ティアゴ、妖しくて素敵ですね~。ノイマイヤー、ティアゴやシルヴィア・アッツオーニのインタビューもあります。

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2009/09/07

ルグリ&ギエム 15年ぶりの共演が実現!Sylvie Guillem & Manuel Legris to perform in Japan

NBSのサイトにお知らせが載っていました。

http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/15.html

来年2月下旬、<マニュエル・ルグリの新しい世界>を上演することが決定いたしました。 この公演では、マニュエル・ルグリとシルヴィ・ギエムが共演が実現!バレエ界をリードし続けてきた二人が共演するのは、実に15年ぶりのこととなります。 発売日は10月下旬を予定しておりますが、プログラム、公演日程等の詳細は決定次第、このホームページでお知らせいたします!

この競演の話、世界バレエフェスティバルのときにお友達から教えていただいていたのですよね。本当に実現するとは!

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マラーホフが韓国で踊るエイフマンの「チャイコフスキー」Malakhov in Eifman's Tchaikovsky

ボリス・エイフマン振付の「チャイコフスキー」をマラーホフが韓国で踊ることはこのブログでもお知らせしてきましたが、韓国のKorea Timesにマラーホフの写真入りで、エイフマンのインタビューが掲載されていました。先週、韓国でマラーホフとエイフマンの記者会見があったようです。

Life of Tchaikovsky to Unfold in Ballet
http://www.koreatimes.co.kr/www/news/art/2009/09/135_51341.html

「1993年に「チャイコフスキー」を発表した時、この作品に対する抗議が多く寄せられ、反対運動が起こりました。この有名な作曲家の秘められた生涯をロシアで描くのは初めてのことでした。彼はとても尊敬されていたので、彼の真実を晒すのは禁じられていたのです。でも、私は、彼がなぜあのような悲劇的な作品ばかりを作ったのか、とても興味を惹かれていました。これは伝記的な物語ではありません。むしろチャイコフスキーの心と魂について焦点を当てたものです」とエイフマンは、この作品について語りました。

マラーホフは「韓国に来るのは今回が初めてです。まだ若い時に、スージン・カンとバランシンの「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」と青い鳥のパ・ド・ドゥを踊りました」「エイフマンの作品を踊る時には、正確な瞬間が自然にやってきます。音楽に基づいた感情を持って、踊りを受け入れるようになり、そしてクオリティが高い作品となるのです」と語りました。

「チャイコフスキー」は、若く混乱している作曲家が、夢と現実の中で、感情が崩壊していくことを乗り越えていく様子を描いています。彼は、音楽の旅の中でさまざまな友人や恋人(それは彼の分身も含みます)に出会い、そして彼らとの関係やキャリアの中で良い時や悪い時を経て、自分の運命を受け入れて死んでいきます。

「多くのダンサーは強くて筋肉質の肉体を持っていますが、それは私が求めていたものではありません。私にとってチャイコフスキーは壊れた魂のようであって、マラーホフなら、これらの感情を表現することができます。テクニックにのみ集中するのではなく、キャラクター、そしてこの作品特有の音楽を理解することが必要です」

この作品に使用されている音楽は、チャイコフスキーの交響曲5番、弦楽セレナーデ、そして交響曲6番「悲愴」です。

韓国国立バレエの「チャイコフスキー」はSeoul Arts Centerにて、9月10日から13日まで上演されます。

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2009/09/03

ミハイル・バリシニコフとマッツ・エックの公演「Three Solos and a Duet」Mikhail Baryshnikov

ミハイル・バリシニコフは61歳となった今も、踊ろうという意欲が旺盛のようです。今週の金曜日と土曜日(9月4日、5日)にサンタモニカのSanta Monica College Performing Arts Center にて、「Three Solos and a Duet」と題した舞台に出演します。共演は、マッツ・エックのミューズとして有名なアナ・ラグーナ。マッツ・エック、アレクセイ・ラトマンスキー、そしてベンジャミン・ミルピエの作品を二人は踊ります。

この公演はサンタモニカで始まった後、ハワイ、シカゴ、ポートランド、ナポリそしてリヨンで上演されます。

http://www.thebroadstage.com/index.php/202

この公演については、ロサンゼルス・タイムズにミーシャャやアナ・ラグーナ、マッツ・エックのインタビュー記事が載っていました。

To Mikhail Baryshnikov, time is a great teacher
http://www.latimes.com/entertainment/news/arts/la-ca-baryshnikov30-2009aug30,0,4919996.story

この劇場の芸術監督も「若くはない二人のダンサーがこのような、セクシーでロマンティックで緊張感があり型破りなプログラムを踊ることに心動かされ、興奮しています。とても深く、オリジナリティのあるものが舞台に現れるはずです」と語っています。

これらの作品は、ミーシャによれば「ヨーロッパ的」であり、そしてとても個人的なものであるそうです。肉体を使ったものというよりは演劇的なものです。「みんな、ぼくが60代前半であることを知っているからね。マーサ・グラハムは、ダンサーの肉体は嘘をつかないと言ったけど、全ての意味でその言葉に同意すると共に、特にそれが年をとった人のものだったらますます嘘がつけないと付け足すよ。テクニックでごまかすことはできないし、自分自身が何者であるかもわかっているからね」

現在51歳のアナ・ラグーナ、そして64歳のマッツ・エックは何年も親しくミーシャと交際してきていて、いつか共作をすることを楽しみにしていました。エックはこう語ります。「年を取ったダンサーは、怪我や年齢、長年の肉体の酷使によって衰えるものだ。でも、彼らは長年踊ってきて生きていたことにより、より豊かな内面を持っている。以前ほど回転したり跳躍したりできなくなったとしても、ダイナミックな感情を保つことはできるよ。ダンスは水泳や自転車に似ている。一度覚えてしまえば、忘れることはないんだ」 しかし、アナとデュエットすることになった当初、ミーシャは少し心配でした。「マッツの作品は肉体を酷使するものだし、テクニック的にもとても高度なものなので、ぼくの今の年齢で大丈夫なんだろうか」と。「でも、マッツのような振付家と仕事をするのは、ダンサーとしても一世一代のチャンスだし」

32歳のミルピエは、まだバレエ学校にいるときに初めてバリシニコフに会った時のことを思い出していました。「バレエダンサーを目指す全ての男の子にとって、彼はインスピレーションのみなもどだった。彼は、驚異的なテクニックだけでなく、頭が良く自制心がありました。彼には素晴らしい肉体と容姿、全てを同時に備えていました」ミルピエは、今回のツアーのために「Years Later」という16分間のソロを振付けました。ミーシャが、若い時の自分の映像と共に踊るという趣向の作品で、シンプルだけどユーモアに富んだ作品です。「これは単純にダンスについての作品で、ミーシャの素晴らしい資質のひとつは、彼はとても自然でシンプルに踊るということなのです。彼は、この作品を通して、彼の年齢の人間が見せられるもの、つまり成熟を見せています」

61歳にしてプロのダンサーとして踊るのはもちろん大変なことです。「毎日、公演がなくても少なくとも2時間はスタジオで過ごしているよ。リハーサルに入ると、それが5,6時間にもなる。それはすでに習慣になっているんだ。ぼくはジムにも行かないし、ヨガもやらないし、個人的なトレーニングもしない。バレエのクラスレッスンを受けるんだ。バーレッスンをして、今踊っている作品のリハーサルを行うんだ。一人のときも、音楽に合わせたり、音楽なしでもリハーサルをやるんだよ」

バリシニコフは、その長いキャリアの中で何回も手術をしていて、特に右膝は何度も痛めていますが、それらの経験を通して多くを学んだと語っています。「自分の身体にとって何が早道なのかはわかっているし、ウォームアップにどれくらい時間がかかるか、その作品を踊るのに何をすべきかはよくわかっているんだ。今までかなり怪我をしてきたけど、怪我をすればするほど、賢くなるんだよ」

彼が現在行っているツアーの収益は、2005年に設立されたバリシニコフ・アーツ・センターの基金に当てられています。このアーツセンターは、彼の人生の中でももっとも真剣に取り組んでいるものです。彼自身が提供した100万ドルを基金の一部とし、ダンスパフォーマンス、映画、室内楽の公演、セミナーなどを行っています。このバリシニコフ・アーツ・センターによって改修されたジェローム・ロビンス・シアターが、来年はじめに再オープンし、高い評価を得ているWooster Groupがレジデント・カンパニーとなります。

一方で、ミーシャはもっと舞台に立ちたいと考えており、まだ具体的な話にはなっていないものの、来年もマッツ・エック、アナ・ラグーナ、そしてエックの66歳になる兄、ダンサーであり俳優であるニコラス・エックと新しいダンス作品を上演する予定とのことです。

40歳になった時も、50歳になった時も、そして今61歳になっても、ミハイル・バリシニコフは引退について話すことは拒否しています。彼は自分自身に満足しいている限りは踊り続けたいと暗喩しながらも、こんなにも長いことダンサーとして活躍していることについて、「自分でもびっくりしているよ!」と驚きを隠せない様子です。

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バリシニコフ・アーツ・センターのサイトのトップにある、この公演の画像を観ると、ミーシャも、アナ・ラグーナも本当に美しく老いているな、と心を打たれます。

http://www.bacnyc.org/index.php/events/performances/FATOUR0909

ミラノで上演された時のプロモーション動画がありました。

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2009/08/27

岩城京子さんのウェブマガジン/世界バレエフェスティバルに出演したダンサーのオフィシャルサイトまとめ

NBSのオフィシャルブログ(ロイヤル・バレエ、シュツットガルト・バレエ、デンマーク・ロイヤル・バレエなど)や公演プログラム、AERA、日経トレンディ、SWAN MAGAZINEなどに執筆されている演劇・舞踊ジャーナリストの岩城京子さんが、個人でウェブマガジンを立ち上げられたとのことで、お知らせをいただきました。

ダンスのみならず、旅やアートについてのクオリティの高い文章が載っていて、読み応えがあります。

http://www.kyokoiwaki.com/ARTicle

最新の記事では、アヴィニョン演劇祭のレビューがたくさん載っていて、とても面白く読ませていただきました。まだ日本には知られていないカルチャーをこうやってきちんと紹介していただけると、世界が広がるようで、嬉しいですよね。

5月に取材されたNYCBの記事や、アクラム・カーンの単独記事なども、今後掲載される予定だそうで、楽しみですね。

また、ブログの方も、取材のこぼれ話などが載っていたりして、とても面白いです。
http://kyokoiwaki.com/blog.html

岩城京子さんのNYCBのリハーサルレポート記事は、現在発売中のSWAN MAGAZINE2009年夏号にも掲載されています。

最近は雑誌の休廃刊が相次いでおり、特に私が若いころや映画業界にいた時にお世話になったサブカルチャー系の雑誌はほぼ全滅という状態です。欧米では、新聞の休刊や大幅なリストラの話もよく報道されています。

ブログなど個人発のメディアが広がってきて、お金を払って情報を買うということがすっかり減ってしまいました。今は新聞を購読している人も減っています。プロフェッショナルな文章を発表する場がどんどん減ってしまっているのは憂うべき事態ですよね。クオリティの高い文章を書く人に対価を還元する仕組みを考えていかなくてはならない、と本業でも常に考えてはいるのですが、難しい問題です。

同じことは音楽や映像にも言えることで、音楽のネット配信が広がったことでCDが売れなくなり、音楽業界などはすでに危機に瀕していますよね。不況で広告モデルも崩壊した今、何とかしないと色々な文化が滅びてしまうと思うこの頃です。

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Webサイトの紹介ということで、ついでに、世界バレエフェスティバルに出演したダンサーのオフィシャルサイトをざっと紹介しますね。他にもサイトを持っている方はいるかもしれませんが。

マニュエル・ルグリ
http://www.manuel-legris.com/
スケジュールをこまめにアップデートしています。

スヴェトラーナ・ザハロワ (ボリショイバレエ)
http://www.svetlana-zakharova.com/

ディアナ ヴィシニョーワ (マリインスキー・バレエ)
http://www.vishneva.ru/
ひとつひとつのコメントに丁寧に返信しています。

ナタリア・オシポワ(ボリショイバレエ)
http://www.natalia-osipova.com/

マリアネラ・ヌニェス(ロイヤル・バレエ)
http://www.marianelanunez.com/eng/index.html
来シーズンのロイヤルの出演予定も載っています。

マリア・コチェトコワ(サンフランシスコ・バレエ)
http://www.mariakochetkova.com/
ブログやTwitterを使いこなしています。

ジョゼ・マルティネス(パリ・オペラ座)
http://www.josecarlosmartinez.com/
フランス語とスペイン語があるのが、らしいです。カッコいいサイトなのですが、とても重いです。

ダニール・シムキン(ABT)
http://www.daniilsimkin.com/1
YouTubeやTwitterを早くから使いこなしていました。

アリーナ・コジョカル(ロイヤル・バレエ)
http://www.alinacojocaru.com/
ヨハン・コボーからのプレゼントだそうです。来年3月までのスケジュールが掲載。

ヨハン・コボー(ロイヤル・バレエ)
http://www.kobborg.co.uk/
かなり凝ったつくりです。

シルヴィ・ギエム
http://www.sylvieguillem.com/
トップはピナ・バウシュへの追悼文になっています。

タマラ・ロホ (ロイヤル・バレエ)
http://www.tamara-rojo.com/ballerina.htm
ゲスト出演予定も掲載されています。今はロイヤル・バレエ・スクールでも教えているのですね。

ウラジーミル・マラーホフ (ベルリン国立バレエ)
http://www.malakhov.com/
Javaスクリプトが重くてなかなか上手く開けません。

ホセ・カレーニョ(ABT)
http://jcarreno.com/index.html
最近更新がないようですが、日本語もあります!

Facebookでのファンページで活動されている方も多いようですね。

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2009/08/24

韓国ユニバーサルバレエの「オネーギン」 Onegin by Korea's Universal Ballet

来月(9月10日~13日)、韓国国立バレエはウラジーミル・マラーホフをゲストに迎えて、ボリス・エイフマンの「チャイコフスキー」を上演します。一方、もうひとつの韓国を代表するバレエ団であるユニバーサルバレエは、ジョン・クランコの「オネーギン」を、9月11日から20日まで、LGアーツセンターで上演するのですね。

紹介記事
http://www.koreatimes.co.kr/www/news/art/2009/08/135_50560.html

この記事によると、アジアのバレエ団で「オネーギン」を上演することを許可されたのは、中国国立バレエと、このユニバーサル・バレエだけとのことです。(中国国立バレエも、年内にフリーデマン・フォーゲルをゲストに迎えて「オネーギン」を上演します)

ユニバーサル・バレエの芸術監督ジュリア・ムーンは、17年前にクランコ財団に「オネーギン」の上演許可を求めましたが、その当時は却下されました。ユニバーサル・バレエは近年、ヨーロッパや北米ツアーを行い、欧米でも知名度が上がるとともに実力も評価され、ようやく上演許可を取り付けたとのことです。

昨年、シュツットガルト・バレエの芸術監督リード・アンダーソンが韓国を訪れ、キャスティングを行いました。ユニバーサル・バレエのダンサー男性2名、女性3名が主演として選ばれたほか、シュツットガルト・バレエの元プリンシパル、イヴァン・ジル・オルテガがゲストとしてオネーギン役を踊ります。イヴァン・ジル・オルテガのパートナーとしてタチアナを踊るのは、以前ABTに在籍していたイエナ・カンです。

クランコ財団から派遣されて振付指導を行ったジェーン・ボーンは、このように述べています。「クランコの作品は、他のバレエ団やダンサーと比較するようなものではなく、作品そのものに集中すべきものなのです」「『オネーギン』は、最初に振付を覚えてそれからドラマや演技を学ぶという作品ではありません。振付そのものがドラマなのです」 そしてジュリア・ムーンは「『オネーギン』は、踊りと演技がひとつになった作品なのです」と付け加えました。

なお、LGアーツセンターのサイトからは、ほんの少しですが「オネーギン」の映像を見ることができます。オネーギンがフィリップ・バランキエヴィチ、タチアナがマリア・アイシュヴァルト、レンスキーがアレクサンダー・ザイツェフですね。「鏡のパ・ド・ドゥ」もちょっとだけ見られます。
http://www.lgart.com/EngHome/booking/bookdetail.aspx?seq=1697


先日放送されたマニュエル・ルグリのドキュメンタリーも見ましたが(後で感想を書くと思います、多分)、やはりクランコ財団は厳しくて、実際の公演映像が使われたのはほんの少しでしたね。

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韓国国立バレエの「チャイコススキー」とユニバーサル・バレエの「オネーギン」を紹介している英語の記事もあります。この記事には、マラーホフの客演についても書いてあります。
http://www.koreaherald.co.kr/NEWKHSITE/data/html_dir/2009/08/24/200908240011.asp

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2009/08/23

ジェイソン・レイリーのシュツットガルト残留とナショナル・バレエ・オブ・カナダ

シュツットガルト・バレエのジェイソン・レイリーが、今年1月に発表されたナショナル・バレエ・オブ・カナダへの移籍を撤回したと報道されました。この件につき、カナダの新聞に彼とナショナル・バレエ・オブ・カナダの芸術監督カレン・ケインのインタビューが載っていました。(ジェイソンのリハーサル中の写真入りです)

http://www.thestar.com/entertainment/article/682325

シュツットガルト・バレエを退団する日が近づくにつれて、辛い気持ちが募ったと彼は語っています。ここで12年間を過ごしてきて、カンパニーは家族のようになっていたとのことです。

ナショナル・バレエ・オブ・カナダの芸術監督、カレン・ケインは彼の決断を尊重し、受け入れました。「彼はこの件についてとても悩んでいたということを感じていました。彼は謝罪したし、このカンパニーにはたくさんの優れた男性ダンサーがいるので、何とか穴は埋められます」とのことです。

ジェイソンは現在、ナショナル・バレエ・オブ・カナダのオタワでの「眠れる森の美女」のリハーサルのため、トロントに滞在中です。移籍は撤回されましたが、来月のこの作品の公演にはゲストという形で出演し、11月のトロントでの「眠れる森の美女」の公演にも出演します。

カレン・ケインは、「彼が将来またここにゲスト出演するという可能性はあるわ。ジェイソンとは長い関係を保つことができることを期待しています」と語りました。彼はクランコ版の「ロミオとジュリエット」でナショナル・バレエ・オブ・カナダにゲスト出演した時には、絶賛を浴びました。彼は舞台上で強い存在感があり、生き生きとした若さと生の歓びを表現して、とても観客をわくわくさせたとのことです。

ジェイソンもまた、同カンパニーに客演する機会が今後もあることを期待しているとのことです。

一方、ケインは、カンパニーの男性ダンサーについては自信を持っているそうです。「私たちのカンパニーには、素晴らしい男性ダンサーが揃っています。みんな健康でいてくれる限りは」
ナショナル・バレエ・オブ・カナダは、不況による赤字に苦しんでおり、カンパニーはそれを解消すべく、来シーズンは今まで以上に頑張るとのことです。

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2009/08/18

International Ballet Star Gala in Taipei とパロマ・ヘレーラのガラ、アシュレイ・ボーダー

今週末、8月22日に台北でInternational Ballet Star Gala in Taipeiというガラが開催されます。

http://www.balletstargala.com/en_2009.performance.html

出演者と演目は、

1. パリの炎  アシュレイ・ボーダー/ダニール・シムキン
2. ジゼル  竹島由美子/ラファエル・クムス=マルケット
3. 白鳥の湖 第2幕よりアダージョ  ダリア・クリメントワ(ENB) /フリーデマン・フォーゲル
4. カジミールの色  エリサ・カミロ=カバレラ/ミハエル・カニスキン(ベルリン国立バレエ)
5. プロコフィエフ PDD  Bridgett Zehr/ズデネク・コンヴァリーナ
6. 椿姫  イザベル・シアラヴォラ/アレクサンドル・リアブコ
7. チャイコフスキーパ・ド・ドゥ  ソフィアン・シルヴ(サンフランシスコ・バレエ)/サイモン・バール(ヒューストン・バレエ)

1 .マノン  ダリア・クリメントワ/フリーデマン・フォーゲル
2. グレイ・エリア  竹島由美子/ラファエル・クムス=マルケット
3.マーラー交響曲第3番  イザベル・シアラヴォラ/アレクサンドル・リアブコ
4. コッペリアPDD  Bridgett Zehr/ズデネク・コンヴァリーナ
5. インザミドル・サムホワット・エレヴェイテッド  ソフィアン・シルヴ/サイモン・バール
6. 海賊  アシュレイ・ボーダー/ダニール・シムキン
7. ザ・.グラン・パ・ド・ドゥ  エリサ・カミロ=カバレラ/ミハエル・カニスキン

ダニール・シムキン、ズデネク・コンヴァリーナ、フリーデマン・フォーゲルは世界バレエフェスティバルから台北に直行したようですね。このガラのオフィシャルFacebookに彼らや、アシュレイ・ボーダーが空港に到着した写真が載っていました。

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ところで、このフェスティバルのFqcebookを見ていたら、こんなガラの予定がありました。

シンガポールのEsplanade Theaterで、10月26日(月)、27日(火)に「An Evening with Paloma Herrera」という公演が開催されるのです。

http://www.esplanade.com/whats_on/programme_info/an_evening_with_paloma_herrera/index.jsp

出演は、パロマ・へレーラのほか、マルセロ・ゴメス(ABT)、ヤンヤン・タンとTiit Helimets (サンフランシスコ・バレエ)、ヤーナ・サレンコとマリアン・ワルター (ベルリン国立バレエ), 上野水香(東京バレエ団)、アシュレイ・ボーダー (NYCB)が予定されているそうです。

愛するマルセロがシンガポールに出るなら見に行きたい!!ですが、思いっきり平日のうえ、10月は某国に行く予定もあるので無理ですね。それにしても、上野さんは誰と踊るのでしょうか?


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両方のガラに出演するアシュレイ・ボーダーですが、NYCBのBunkamuraのサイトに、彼女のインタビュー動画がアップされています。先日のゴールデン・バレエ・コースターで来日した時に習得されたものですが、彼女は大きな目をキラキラさせて、お茶目な表情を見せてくれています。
http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/09_nycb/index.html

インタビューの内容も、バランシンを踊るのにどのようなトレーニングをするのか、とか、ピーター・マーティンスがどのように作品を作り上げていくのかといった話で、とても面白いです。NYCBでは、バーレッスンもポアントで行うし、古典バレエとは違ったテクニックを使うために、トレーニングもかなり異なっているのですね。さらに、子供たちにバレエに触れる機会を作るために、いろいろな試みをしているとのことです。子供たちを実際に小さな舞台に上げて、「白鳥の湖」や「火の鳥」などを踊ってもらうなんてこともやっているそうです。

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2009/08/12

ロイヤル・バレエのキューバ公演の写真スライドショーRoyal Ballet in Cuba

7月に行われた歴史的なロイヤル・バレエのキューバ公演について、Observer紙のネット版が力作レポートを掲載しています。カルロス・アコスタのインタビューと、公演レポートが載っています。

Cuba libre!
http://www.guardian.co.uk/stage/2009/aug/09/carlos-acosta-royal-ballet

He's Cuba's second most famous sonということで、キューバ人でもっとも有名な人の一人であるアコスタは、タマラ・ロホがお気に入りのパートナーのようですね。「マノン」の全幕を、彼女をパートナーに踊りました。そしてロイヤル・バレエを故国キューバに連れて行くことは、彼の人生の中でも大きな出来事だったとのこと

ロイヤル・バレエのキューバ公演のエピソードはとても面白いです。スティーヴン・マックレーやマリアネラ・ヌニェスら6人のダンサーが新型インフルエンザに罹り、公演の開催が危ぶまれたこと、これを最後に引退するアレクサンドラ・アンサネッリの現役最後の舞台「田園の出来事」が行われたことなど。80人のダンサーを含む総勢150人の一行が暑く、新型インフルエンザが流行し、衛生状態の悪いキューバを訪れました。

また、アリシア・アロンソがフィデル・カストロから頼まれ、1959年よりバレエをキューバに広めていったという歴史的なエピソードも興味深いものです。彼女はまもなく90歳と高齢で盲目となりながらも、今なおキューバ国立バレエに君臨し、「ジゼル」や「白鳥の湖」といった白い古典バレエのみにこだわり続けています。このツアーでロイヤル・バレエが上演した、ウェイン・マクレガーの「クローマ」は、キューバの観客に衝撃を与えたようです。キューバ国立バレエのプリマ、ヴィエングゼイ・ヴァルデスは「もちろん『クローマ』は踊ってみたいわ。アリシア・アロンソは、世界がどのように踊っているのか観るべきだと思う」と語りました。

でも、この記事はすごく長いので。

この記事に添えられたスライドショー20枚が、とても素晴らしいのです。ホワイトハウスそっくりの議事堂の前で「クローマ」のリフトを再現するエドワード・ワトソンとサラ・ラム、タマラ・ロホとアコスタのリハーサル(リハーサル室がとてもクラシックで素敵なのですね)、レストランで一息ついているアコスタ、野外スクリーンの前に詰め掛けた数千人もの観客たち、「マノン」に出演するエキストラたちのメイクの様子、アコスタを見つめる若いファンたちの熱いまなざし、そして最後の舞台を降りるアンサネッリ…。

http://www.guardian.co.uk/stage/gallery/2009/aug/06/acosta-royal-ballet-cuba

本当に凄い公演だったことが伺えます。この少し後には、タマラ・ロホ、フェデリコ・ボネッリ、マリアネラ・ヌニェス、ティアゴ・ソアレスらが、現在開催中の世界バレエフェスティバルに出演するために日本に向かったのですよね。

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2009/08/06

マラーホフ、韓国国立バレエ「チャイコフスキー」に客演!?Malakhov to Guest in Eifman's Tchaikovsky with Korea National Ballet

Yさまに情報提供いただきました(ありがとうございます!)

現在世界バレエフェスティバルで来日中のウラジーミル・マラ-ホフですが、9月11日と13日9月10日、12日に、韓国国立バレエの「チャイコフスキー」(ボリス・エイフマン振付)に客演する可能性が濃厚ということだそうです。

2009 / 9 / 10 (木) - 2009 / 9 / 13 (日)

Weekdays 7:30pm Sat 3:00pm,7:30pm Sun 3:00pm
ソウル・アーツセンター Seoul Arts Centre Opera Theaterオペラ劇場

VVIP:150,000won VIP:100,000won R:80,000won S:50,000won A:30,000won B:10,000won C:5,000won

http://www.kballet.org/booking/plan-m.asp?yy=2009&mm=09(韓国語)

ソウル・アーツセンターの「チャイコフスキー」案内(英語サイト)
http://www.sac.or.kr/eng/program/Details.jsp?prog_id=13407

出演が確定したら、また追って情報を掲載しますね。

エイフマン・バレエも来日しないし、ベルリン国立バレエもなかなか来日しないし、マラーホフの「チャイコフスキー」を観る機会は滅多になさそうなので、彼が出るんだったら見に行く価値はありますよね!しかも週末ですから、ソウルはひとっとび片道2時間で手軽に行けてしまいますので…。

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2009/08/04

フィレンツェの「ロベルト・ボッレ&フレンズ」とインタビュー記事 Roberto Bolle and Friends in Firenze

ロベルト・ボッレは現在「ボッレ&フレンズ」ツアーでイタリア各地で公演中なのですが、7月29、30日のフィレンツェでの演目は、以下balletto.netに出ていました。

http://www.festivalopera.it/incms/opencms/operafestival_en/sito-operafestival_en/Contenuti_operafestival_en/stagione/2009/visualizza_asset.html?id=13547&pagename=370

http://www.balletto.net/forum.php?riferimento=276005&pagina=1

出演は、ロベルトの他、イリ・ブベニチェクとオットー・ブベニチェク、アリシア・アマトリアン、ジェイソン・レイリー、カテリーナ・シャルキナ、ジュリアン・ファヴロー、そして中村祥子さんと非常に豪華でした。

友達がこの公演を観たのですが、当初balletto netに載っていたのと若干の演目変更があったそうです。

あのコメディ演目「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」(シュプック振付)は当初、アリシア・アマトリアンとジェイソン・レイリーが踊る予定でしたが、なぜかふたを開けてみたら、ロベルト・ボッレがスカラ座の同僚 サブリナ・ブラッツォアリシアと踊ったんだそうです。びっくりですね!

それから、去年のエトワール・ガラでも踊られて大好評だった、イリ・ブベニチェク振り付けの「カノン」を、ロベルトと、イリ&オットーの双子が踊ったそうです。なんて贅沢なんでしょう!

ジェイソンとアリシアは、公演自体には出演したようで、YouTubeにもアップされていてる超面白い作品「101」をジェイソンが踊ったんですね~。

I parte:

Apollon Musagète (coreografia: Balanchine, musica: Stravinskij) 「アポロ」
con Shoko Nakamura - Roberto Bolle 中村祥子、ロベルト・ボッレ

Kazimir's Colours (coreografia: Bigonzetti, musica: Shostakovich) 「カジミールの色」
con Yen Han - Arman Grigoryan

Les Indomptés (coreografia: Claude Brumachon, musica: Wim Mertens)
con Jiri Bubenicek - Otto Bubenicek イリ・ブベニチェク、オットー・ブベニチェク

Mono Lisa (coreografia: Itzik Galili, musica: Hofs)
con Alicia Amatriain - Jason Reilly アリシア・アマトリアン、ジェイソン・レイリー

Suite Iranienne (coreografia: Bejàrt, musica: tradizionale d'Iran)
con Kateryna Shalkina - Julien Favreau カテリーナ・シャルキナ、ジュリアン・ファヴロー

L'Arlésienne (coreografia: Petit, musica: Bizet) 「アルルの女」
con Sabrina Brazzo - Roberto Bolle サブリナ・ブラッツォ、ロベルト・ボッレ


II parte:

101 (coreografia e musica di Eric Gauthier)
con Jason Reilly ジェイソン・レイリー

Romeo e Giulietta (coreografia: Bejart, musica: Berlioz) 「ロミオとジュリエット」
con Kateryna Shalkina - Julien Favreau カテリーナ・シャルキナ、ジュリアン・ファヴロー

Les Grand Pas de Deux (coreografia: Christian Spuck, musica: Rossini) 「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」
con Alicia Amatriain - Jason Reilly Sabrina Brazzo - Roberto Bolle サブリナ・ブラッツォ、ロベルト・ボッレ

Nocturnes (coreografia: Heinz Spoerli, musica: Chopin) 「ノクターン」
con: Yen Han - Vahe Martirosyan

La morte del Cigno (coreografia: Fokine, musica: Saint-Saes) 「瀕死の白鳥」
con Shoko Nakamura 中村祥子

Le souffle de l'esprit (coreografia: Jiuri Bubenicek, musica: Johann Pachelbel e Otto Bubenicek) 「カノン」
con Roberto Bolle - Otto Bubenicek - Jiri Bubenicek ロベルト・ボッレ、イリ・ブベニチェク、オットー・ブベニチェク

*****
そのロベルト・ボッレですが、ballet.coにインタビューと、ABTのMETシーズンの短評が掲載されていました。美しい舞台写真も掲載されています。

http://www.ballet.co.uk/magazines/yr_09/aug09/interview-roberto-bolle.htm

ロベルトにとって、ABTで踊ることは夢だったようです。ヌレエフやバリシニコフといったスターが踊った劇場であったということが大きな理由でした。しかも、ボリショイやマリインスキーのように閉じられたカンパニーではなく、さまざまな国からダンサーが集まってきている国際的なカンパニーであり、観客もさまざまな国からやってきているということも、重要だったとのこと。今回出演してみて、イタリア以外でこんなに温かく迎え入れられたことはなかったそうです。アレッサンドラ・フェリの引退のシーズンのときにゲスト出演したときにも、温かく迎えられてきたけれども、あの時はあくまでも主役はフェリでした。今回はカンパニーの一員として踊っていて、とても幸せだったそうです。

しかし毎回パートナーが替わり、違った演目を踊らなくてはならないのは、スカラ座でひとつの作品に集中してきた彼にとってはまったく新しい経験で、こんなに大変な思いをしたことは今までなかったくらいだったそうです。

大変恵まれた体型と容姿の持ち主であるロベルトは、もちろんその肉体を維持するためにトレーニングを行い練習を重ねてきたわけですが、ダンサーにとって重要なのは、バレエという芸術だとのこと。だからこそ、「椿姫」のアルマンや、「ロミオとジュリエット」のロミオ、「マノン」のデ・グリューといった、感情豊かで深みがある、アーティスティックなキャラクターを演じることは、非常に面白いのだそうです。

ロベルトは、12月にはハンブルク・バレエで、ノイマイヤーが彼のために振付けた「オルフェウス」を踊り、そして年末にはスカラ座でベジャールの「さすらう若者の歌」を踊ります。来年2月にはナポリでマッツ・エックの「ジゼル」を、そして2010年12月にはスカラ座で念願のクランコ「オネーギン」のタイトルロールを踊るとのことです。ロベルトのオネーギン、観たいですね!

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2009/07/29

映画「パリ・オペラ座のすべて」と「ベジャール、そしてバレエは続く」

今日はシアターコクーンでコクーン歌舞伎「桜姫」を観てきました。

ベンチシートで、クラシックのコンサートだったらいわゆるP席の位置だったため、役者さんの背中ばかり見る羽目になってストレスはたまりました。一応、舞台が円卓になっていて回転するので、少しは後ろ側は向いてくれるんですが。
公演そのものは本当に素晴らしかったです。先月、現代劇版の「桜姫」も観ていたので、2倍楽しめました。なんといっても、桜姫役の中村七之助が妖艶で美しかったです!女形は、女性よりも女性らしい仕草を見せてくれるのがいいですよね。それにしても、「桜姫」って凄まじい内容の物語です。清純な娘がファムファタルとなり、堕ちていく、それに巻き込まれる高僧・清玄がさしずめデ・グリューで、盗賊の権助がレスコーと考えると、けっこう当てはまります。だけど、その中に、清玄が17年前に心中し、一人先に逝ってしまった稚児白菊丸が、桜姫に転生したというプロットが入ることで、より複雑な物語になっていくんですよね。

また詳しい感想は後日書きます。今日は、観客席に、現代版の「桜姫」でマリアを演じた大竹しのぶさんが来ていました。最後のカーテンコールの時に勘三郎が彼女を観客に紹介していました。

******
シアターコクーンにいったついでに、6階のル・シネマで「パリ・オペラ座のすべて」の前売り券を買いました。Bunkamura会員なので、前売りを買わなくても当日前売り料金で買えるのですが、前売り券の付録のポストカード目当てで思わず。

オフィシャルサイトには、予告編映像がアップされています。ナレーションは市川海老蔵さん。
http://www.paris-opera.jp/

チラシの裏には、フィガロ・ジャパンに連載されていた「パリ・オペラ座物語(仮)」10月刊行予定、と書いてありました。阪急コミュニケーションズからで、1680円だそうです。

それからもう一つ。すでにダンソマニ日本語版でも紹介されていますが、BBLの新しいドキュメンタリー映画「ベジャール、そしてバレエは続く」が、来年お正月にル・シネマで公開されるそうで、片面だけのチラシがありました。A4版だったので、バレエフェスでチラシの束の中に入っているかもしれませんね。

Image0291_2


「カメラはベジャールの一周忌におこなわれたベジャール最後の作品「80分世界一周」の公演後、苦悩と葛藤をくり返しながら、美しきバレエを作り出していくダンサー達の日常に肉薄する。そして、ダンサー達の運命の日、ジル・ロマン振付の新作「アリア」のワールド・プレミアが幕を開ける」

スペイン映画で、80分。監督:Arantxa Aguirre
配給:セテラ・インターナショナル/アルバトロス・フィルム です。

IMDBにも情報は載っていました。原題は「Béjart: The Show Must Go On」です。
http://www.imdb.com/title/tt1423589/

制作会社Latido Filmsのオフィシャルサイトでは、予告編も観られます。
http://www.latidofilms.com/proyectos.nuevostitulos.ficha.do?idProyecto=110&opcion_izquierda=5&opcion_superior=3#

明日からいよいよバレエフェスが始まりますね~。まずは「ドン・キホーテ」からです!楽しみ~。

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2009/07/26

NYCBのコール・ド11人解雇と、ピーター・マーティンスの高額報酬

少し前に、NYCBのコール・ドのダンサーが11人レイオフされるという報道がありました。そして、解雇されたダンサーの一人のインタビューが、TimeOutに掲載されました。バレエ一筋に生きてきて9年間在籍していたダンサーが、急に仕事を奪われて混乱している様子が伝わってきて、とても切ないです。

http://newyork.timeout.com/articles/dance/75978/sophie-flack-interview

Blombergの記事によると、
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601088&sid=aJjj8nuW0VKI

NYCBの芸術監督ピーター・マーティンスは、納税記録によれば2008年6月までの1年間の報酬が69万9000ドルだったとのこと(7000万円くらい)。前年より1%減額されたとのことです。またゼネラル・マネージャーのケネス・タバチニクが34万8000ドルで前年から19%増額。マーケティングディレクターが26万4000万ドル、そしてプリンシパルのダミアン・ワーツェルが27万8000ドルでした。ただし、ダミアンの収入には、長年勤めたダンサーに払われる退職金$6万6,000ドルも含まれているとのこと。さらに、音楽監督は30万1000ドル支払われました。

不況により、寄付金が減少したことにより、NYCBの2008年シーズンは700万ドルの赤字となったそうです。そのため、シニアスタッフの多くは10%、その他のスタッフは5%の給与カットとなりました。そして、11人のコール・ドのダンサーが解雇されたのです。


New York Timesでは、解雇された11人のダンサーのうちの数人に取材した記事を掲載しました。
Sudden Finale
http://www.nytimes.com/2009/07/26/arts/dance/26waki.html

契約更新が間近に迫った2月に、彼らはマーティンスから解雇されることを告げられ、数人はすぐにバレエ団を去り、残りはシーズンの終わりまで舞台に立ち続けました。

多くのダンサーはまだ20代前半で、今までの人生をバレエに捧げてきたため、自己否定された気持ちになってしまったようです。バレエを辞めて大学に入る人もいれば、他のカンパニーのオーディションを受ける人もいます。しかし経営が厳しいのはどこのバレエ団も同じで、名門NYCBに在籍していたからといって、新しい仕事を見つけるのは困難なようです。

NYCBの広報は取材を拒否し、11人のダンサーが解雇されたという事実も当初は認めようとしていなかったとのことです。

一方で、見習いダンサーが何人か採用され、さらにピーター・マーティンスの高額報酬が話題となったことで、大きな議論が巻き起こっています。マーティンスは、NYCBの芸術監督としての報酬のほか、SAB(スクールオブアメリカンバレエ)の教師としての収入が別途あるようです。


******
Ballet Talkなどの議論によれば、ABTも大幅な収入源に見舞われたものの、スタッフやダンサーの給与をカットすることで、雇用を守るという方針になったそうです。芸術監督のケヴィン・マッケンジーの報酬28万7千ドルは、ピーター・マーティンスの半分以下です。バレエ団で一番の高給取りであるジュリー・ケントの年収は$174,528だそうで。

また、マーティンスの妻であるダーシー・キースラー、息子のニラス・マーティンスもNYCBのプリンシパルです。キースラーは今年引退しますが、年齢による衰えが大きく、ニラス・マーティンスも精彩を欠いているため、このようなダンサーにも高額の報酬を払っていることへの疑問が起きているようです。


この記事によると、
http://www.artsjournal.com/foot/2009/07/nycb_chief_peter_martins_annua.htmlミハイル・バリシニコフがABTの芸術監督だったときには、彼の報酬はわずか1ドルで、彼は自分が舞台に立つ時のギャラで生計を立ててていたとのことです。60歳を過ぎているマーティンスは、舞台に立つのは無理でしょうが。

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2009/07/25

ニーナ・アナニアシヴィリとグルジア国立バレエの来日予定 Nina Ananiashvili and National Ballet of Georgia in Japan 2010

ジャパンアーツぴあより送られて来たメールに、来年3月に予定されているニーナ・アナニアシヴィリとグルジア国立バレエの来日予定速報が載っていました。

アナニアシヴィリ&ウヴァーロフ グルジア国立バレエ公演 

2010年はなんと 「アナニアシヴィリ日本デビュー20周年」という節目の年。デビュー時に踊った「ジゼル」、そして13年ぶりになる「ロミオとジュリエット」を上演。パートナーのウヴァーロフほか、豪華ゲスト出演者を予定しています。

 [発売日程]
ジャパン・アーツ夢倶楽部会員(WEB):9月4日(金) 10:00
ジャパン・アーツ夢倶楽部会員(TEL):9月6日(日) 10:00
ジャパン・アーツぴあネット会員:9月7日(月) 10:00
一般発売:9月13日(日) 10:00

 [公演日程]
2010年3月3日(水) ~ 3月14日(日) 東京文化会館・ゆうぽうとホール

もう2010年のチケットの発売予定だなんて、鬼が笑いそうですが、楽しみですね!ニーナのジュリエットもジゼルも観たことがないのですよ。


ジャパンアーツのサイトにも、チケットの発売予定だけは載っていました。
http://www.japanarts.co.jp/hatsubai.htm

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2009/07/24

コレーラ・バレエの2010年3月NY公演/Kings of the Dance

Ballet Talkで、来年2月に行われるコレーラ・バレエのNY公演(於シティ・センター)のリリースが紹介されていました。

CORELLA BALLET CASTILLA Y LEÓN MAKES U.S. DEBUT AT NEW YORK CITY CENTER

Season includes U.S. Premiere by Angel Corella

With Angel Corella, Herman Cornejo, Iain Mackay,
Adiarys Almeida, Carmen Corella, Natalia Tapia,
Kazuko Omori and Joseph Gatti

March 17 – 20, 2010

まだ上演演目は発表されていませんが、アンヘル・コレーラ初の振付作品「String Sextet」(音楽:チャイコフスキー)が上演されることは決定しており、他に3作品が上演されるそうです。

バレエ団のスケジュールを見ても、かなりびっしりとスケジュールは埋まっていて、精力的に活動しているようです。古典のレパートリーは今のところはマカロワ版の「ラ・バヤデール」だけのようですが。

http://www.angelcorella.org/temporada2.html

追記;コレーラバレエのNY公演についての記事です。
http://broadwayworld.com/article/Corella_Ballet_Makes_US_Debut_at_City_Center_3172010_For_Four_Performance_Engagement_20090723


今週の日曜、月曜に東京で開催される「ゴールデン・バレエ・コースター」には、コレーラ・バレエのアディリアス・アルメイダとジョセフ・ガッティが出演します。

http://www.nbaballet.org/performance/costargala09.html

(余談ですが、同ガラに出演するNYCBのアシュリー・ボーダーは、今日東京に到着したとTwitterに書いていました。明日がリハーサルと取材で、日曜日が本番とタイトなスケジュールですね。一緒に出演するホアキン・デ・ルースは怪我で出演不可能となり、ヒューストン・バレエのサイモン・ボールが代役で来日します。世界バレエフェスティバルも来週から始まるし、ダンサーたちが日本へと民族大移動しているって感じですね!)

*****
NYのシティセンターでは、Kings of the Dance公演が来年2月19日から21日に開催されます。
http://www.citycenter.org/tickets/productionNew.aspx?performanceNumber=4535

以前はアンヘル・コレーラもこの公演に出演していたんですよね。

ところで、このシティセンターのサイトを見ると、出演者予定者として次の名前があります。

David Hallberg (USA), Jose Manuel Carreño (Cuba), Joaquin De Luz (Spain), and Nikolay Tsiskaridze (Russia), as well as new Kings Marcelo Gomes (Brazil), Dennis Matvienko (Ukraine) and Guillaume Cote (Canada).

オリジナル・メンバーはニコライ・ツィスカリーゼだけですが、マルセロ・ゴメスとデニス・マトヴィエンコの名前が追加されていますね~。これは本当に豪華な公演となりそうです。マルセロが出るんだったら観たいな~なんて思います。

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2009/07/23

VANITY FAIRのダンスフォトのスライドショー

雑誌VANITY FAIRで、過去に同誌に掲載されたダンス関連の写真を特集しています。

http://www.vanityfair.com/culture/features/2009/08/dancers-portfolio200908?slide=1#globalNav

2008年に掲載された、ブルース・ウェーバー撮影によるロベルト・ボッレの水着姿はじめ、ピーター・マーティンスとダーシー・キスラー、ワガノワ・バレエ学校の生徒たち、クリストファー・ウィールダン、2002年にアニー・リーボヴィッツが撮影したABTの4人のスターダンサー(アンヘル・コレーラ、ホセ・カレーニョ、ウラジーミル・マラーホフ、イーサン・スティーフェル)、1996年当時のNYCBのスターダンサーたち(イーサン・スティーフェル、ニラス・マーティンス、ニコライ・ヒュッベ、アルバート・エヴァンス、ジョック・ソト、ダミアン・ワーツェル)、ハーレー・ダビッドソンの上で綺麗に脚を伸ばしたイーサン・スティーフェル、スザンヌ・ファレル、摩天楼をバックにバリシニコフ・アーツ・センターのビルからぶら下がるミハイル・バリシニコフ、ABTの若手ダンサーと共演する2007年のゲルシー・カークランド、リハーサル中のアルヴィン・エイリーのダンサーたちなどなど。

24枚の写真を見ていると、アニー・リーボヴィッツとブルース・ウェーバーの写真が大半を占めていることに気がつきますが、バレエダンサーは踊っている姿じゃなくても美しい人が多いなって思います。

VANITY FAIRのサイトには、もう一つ、Beach, Please! と題して、セレブレティがビーチで水着姿になっている写真を特集したコンテンツがあります。

http://www.vanityfair.com/culture/features/2008/08/sizzlers_portfolio200808

アンジェリーナ・ジョリー、スカーレット・ヨハンソン、ブラッド・ピット、パリス・ヒルトン、そしてジゼル・ブンチェンなどのスーパーモデルたちに混じって、上記ダンサーのスライドショーにも登場していたロベルト・ボッレの写真があります。彼はもはやスーパースター扱いなんですね。

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マリア・コチェトコワのキトリ映像 Maria Kochetkova's Kitri

世界バレエフェスティバルの第一弾、マリア・コチェトコワとダニール・シムキンの「ドン・キホーテ」まであと1週間となりました。
http://www.nbs.or.jp/stages/0908_wbf-special/index.html

ダニール・シムキンは一足早く、今日から東京入りしているとTwitterに書いていました。ABTのMETでの「ロミオとジュリエット」では、私が観た5回のうち4回ベンヴォーリオを踊っていたのですが、4回目はカーテンコールには登場しなくて、ベンヴォーリオの出番が終わったらサンフランシスコでマリアとリハーサルを行い、それからLAに行ってABTのロサンゼルス公演に合流したようです。

そしてマリアですが、7月にモスクワで出演した「ドン・キホーテ」の映像を自身のFacebookで紹介していました。基本的にオフィシャル動画以外はYouTube動画は貼らないのですが、出演している本人が紹介しているということなので、例外的に。

これは2幕の居酒屋のシーンで、豪快にビールを飲み干すマリアのキトリが観られます。バジル役は、クレムリン・バレエのミハイル・マルチュニュク(昨年の新潟県中越沖地震チャリティガラで来日)です。バジルの腕に飛び込む前の、彼女のピルエットが素晴らしいですね。同じ公演の別のシーン(歯切れ良い1幕のカスタネットのソロや、グラン・パド・ドゥ)もアップされていますので、来週の予習にどうぞ。

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2009/07/22

ジェイソン・レイリーはシュツットガルトに残留!?Jason Reilly will NOT be leaving Stuttgart

Ballet Talkの投稿によれば、昨日の「じゃじゃ馬ならし」公演の前に、芸術監督リード・アンダーソンが、ジェイソン・レイリーは退団せず、あと数年はシュツットガルトに残ると発表したとのことです。


地元紙Stuttgarter Nachrichtenにも、7月21日付の記事で、ジェイソンが残留すると報じています。(ドイツ語記事なので正しく読めているか不安ですが)
http://www.stuttgarter-nachrichten.de/stn/page/2134589_0_9223_-startaenzer-jason-reilly-bleibt-vielfalt-im-stuttgarter-repertoire-gab-ausschlag.html


なお、ナショナル・バレエ・オブ・カナダのサイトには、すでにジェイソンのプロフィールがプリンシパルのところに掲載されています。
http://www.ballet.ca/thecompany/principals/jason_reilly.php

追記
ところで、上記Stuttgarter Nachrichteのサイトの写真をクリックすると、ジェイソンのフォトスライドショーになっていました。どれだけ、ジェイソンが地元に愛されているかが判りますね!貴重な、アレッサンドラ・フェリとの「欲望という名の電車」の写真まであります。

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マリインスキー白夜祭でのディアナ・ヴィシニョーワ Diana Vishneva Beauty in Motion

Russia Todayのサイトで、マリインスキー劇場の白夜祭、最終日に行われたディアナ・ヴィシニョーワの「Beauty in Motion」のレビューと動画が載っています。

http://www.russiatoday.com/Art_and_Fun/2009-07-20/_Stars_of_the_White_Nights_.html?fullstory




この動画を観ると、斬新な振付とともに、彼女の吸い付くようなポアント使いの凄さに圧倒されます。

記事では、「ジョージ・バランシンは、『バレエでは複雑な物語を語るのは不可能だ』と語ったとのことだが、ヴィシニョーワはすべての種類の物語を語るたぐいまれな才能を持っている。その物語が複雑だろうが、単純だろうが関係ない」と評価しています。

この日上演された3作品--“Pierrot Lunaire”.“For Love of Women," “Three Point Turn” のうち「Three Point Turn」で彼女と共演したデズモンド・リチャードソンは、このように彼女を絶賛しています。

「ディアナは、一生に一度会うくらいの偉大なバレリーナの一人で、心と人間性で多くを語る人です。彼女はテクニックだけの人ではない」

この作品「Three Point Turn」での彼女とのコラボレーションについては、「ロマンスの世界への抽象的な旅のようだ」とリチャードソンは語っています。

ディアナ自身はこのように語っています。
「私はすごくたくさん踊っています。もちろん、もっと踊りたいと思っていますが、私のスケジュールはいっぱいで、ほとんど休暇もありません。私は、現代作品と同じくらい古典のレパートリーも大事だと思っていて、今でも技術を磨いています」

圧倒的な高評価にも関わらず、今なお技術を磨き、新しいことに果敢に挑んでいる彼女は、本当に凄いですね。

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2009/07/21

新国立劇場の「ジ・アトレ」8月号

新国立劇場の「ジ・アトレ」8月号が送られてきました。今回珍しく「特集 バレエ」になっているので開くと、牧阿佐美芸術監督のインタビュー。

このインタビュー読んで、ものすごく脱力しました。

新制作の牧阿佐美版「くるみ割り人形」が、冒頭が現代の東京から始まるという話を聞いて悪い予感がしていたのです。この記事によると、新国立劇場から観た外の世界、都庁のあたりの風景が見え、衣装もジーンズをはいていたり、現代風のものになるとのこと。ここまででも、なんとなく不安になるのですが、ただ不安を感じさせるだけで、それは大したことではありませんでした。決め手は次のところです。

クララ、雪の女王、金平糖の精をそれぞれ別々のダンサーが踊るとのことなのですが、その理由は、

「お客様が一度にバレエ団の主役級ダンサーたちを観ることができるような作品も必要だと考えました。三人の女性の主役、王子、そして様々なキャラクターたちと、ダンサーみんなが活躍できる、新国立劇場ならではの作品になります」

恐るべし志の低さですね!公演を発表会と勘違いしているんじゃないかしら。

また、「主役を分散することで、新国立劇場のダンサーだけでなく、実力のあるダンサーたちがゲスト出演しやすくなると考えました」って、牧阿佐美バレヱ団のダンサーが出演することに対して、観客から文句が出ることに対応して、言い訳を考えたって感じですよね

ホント、悪口は言いたくないんですが、これは本当にひどいです。恥ずかしげもなくこんなことがいえるなって思います。

「白鳥の湖」の評判の悪いルースカヤについても、「ソロで踊るルースカヤはダンサーたちにとっても踊りたい踊りなんです」って。公演はダンサーと芸術監督の自己満足の場所ではないと思うのですが。

人選に多少疑問はあるものの、若手のダンサーに主役を演じさせたり、マカロワ版「ラ・バヤデール」やアシュトンの「シルヴィア」といったチャレンジングな作品に取り組んでいる東京バレエ団のほうがずっと、バレエ団としての志は高いというか、比較できないレベルだって思いました。

これは、ダンサーにとっても、ファンにとっても、そして日本のバレエ界にとっても、不幸なことだと思います。早く次のシーズンが終わって、デヴィッド・ビントレーが新芸術監督として新風を吹き込んでくれないかしらと願うばかりです。このままでは、新国立劇場はジリ貧化を避けられないことでしょう。アトレ会員もやめたくなりました。


そんなところへ、現新国立劇場のオペラ部門芸術監督の若杉弘氏が亡くなられていました。
http://mainichi.jp/select/today/news/20090722k0000m040113000c.html

去年のシーズンエンディングパーティに来られた時も、車椅子に座っておられたので心配でしたが、まさか亡くなってしまうとは。ご冥福をお祈りいたします。

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シュツットガルト・バレエの北京公演 Stuttgart Ballet in Beijing

シュツットガルト・バレエの中国ツアーが予定されていることは、以前お知らせしましたが、北京公演の国家大劇院に、公演の情報が載っていました。

「じゃじゃ馬ならし」
2009.10.09、10, 11 19:30~
http://www.chncpa.org/n16/n1062/n8576/2394903.html#link

中国語が読めないので、自動翻訳をかけてみたら、「凶暴なしるしを飼いならします」と出てちょっと可笑しかったです。

で、探してみたら、国家大劇院の公演の英語サイトもありました。
http://www.chncpa.org/n457779/n457834/n516566/2487700.html
演目の詳細な説明と写真が載っています。

「ガラ公演」
2009.10.13
http://www.chncpa.org/n16/n1062/n8576/2435915.html
Programme II - Gala contemporain, le 13 octobre 2009
- Oeuvres de John Cranko:
   Brouillards
   Aus Holbergs Zeit - Pas de Deux
   Legende
   Jeu de Cartes

- Oeuvre de Bridget Breiner:
   Sirs

- Oeuvre de Christian Spuck:
   Le Grand Pas de Deux

- Oeuvre de Ben van Cauwenbergh:
   Les Bourgeois

ガラ公演はまだ英語サイトができていないようです。

どうもチケットを取ろうと思っても、ちんぷんかんぷんで困っています。同僚に中国人の方がいるので、助けを借りようかと思案中です。


国家大劇院は、英語サイトもあります。
http://www.chncpa.org/n457779/index.html
チケットは、国外の人は電話をかけて取るしかなさそうです。

Tickets may be purchased by calling our hotline on +86 10 6655 0000 between 9:30 a.m. and 8 p.m. every day Our English speaking operators are willing to help.

なお蘇州公演もあります。
Science and Cultural Arts Center 苏州科技文化艺术中心(http://theatre.sscac.com.cn/
「じゃじゃ馬ならし」2009年10月16,17日
「ガラ」 2009年10月18日

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2009/07/17

ロイヤル・バレエのキューバ公演 The Royal Ballet in Cuba

現在英国ロイヤル・バレエが、1959年にカストロが政権を取って以来、西側のバレエ団としては初めてキューバで公演を行っています。5公演が行われる予定です。海外のバレエ団としても、30年近く前にボリショイ・バレエが公演を行って以来のキューバでの公演だそうで、150人という大所帯がキューバを訪れました。

CBSニュースのサイトで、この公演のニュース動画を見ることができます。(カルロス・アコスタの「海賊」アリや、サラ・ラムとフェデリコ・ボネッリの「Chroma」など)
http://www.cbsnews.com/blogs/2009/07/16/world/worldwatch/entry5166905.shtml

キューバ出身で11年間ロイヤル・バレエで活躍しているカルロス・アコスタがいたからこそ、この公演に13社のスポンサーがついて、公演が実現したとのことです。チケット代は米国通貨で91セントという格安で売られ、すべて売り切れました。劇場の外の広場には野外スクリーンが設けられ、チケットを手に入れられなかった大勢の観客が公演に見入ったそうです。

そして、夜8時半から深夜まで公演が続いた後、アコスタはじめダンサーたちが劇場前の広場に集まった人々の前に姿を現して握手をするという感動的なシーンも、この映像で見ることができます。アコスタ曰く、ワールドカップの決勝戦かと思うほどの観客の熱狂振りだったそうで。

カリフォルニアの新聞Sacramento Beeのサイトでは、この公演の美しい写真を大きなサイズで楽しむことができます。

http://www.sacbee.com/static/weblogs/photos/2009/07/britains-royal-ballet-visits-c.html

キューバのハバナ・タイムズにも、素晴らしい写真がたくさん載っています。
http://www.havanatimes.org/?p=11721

7月15日の公演では、ロイヤルのダンサーとキューバ国立バレエのダンサーが共演したガラが開かれました。ティアゴ・ソアレスがヴィエングゼイ・ヴァルデスと、そしてタマラ・ロホとジョエル・カレーニョがパ・ド・ドゥを踊っている写真も載っています。アコスタ、タマラ、ジョエル、そして88歳のアリシア・アロンソが一緒に写っていますね。

それから、引退したはずのジョナサン・コープが15日の「田園の出来事」でルパート・ペネファーザーの代役として踊ったんですね!(ロイヤルオペラハウスのTwitterによる)

キューバでは、ズービン・メータ率いるニューヨークフィルハーモニーも公演を行う予定とのことだそうです。
http://www.guardian.co.uk/world/2009/jul/13/royal-ballet-new-york-philharmonic-cuba

追記:MSNBCでも、キューバ公演のニュース映像を見ることができます。暑い中、劇場の外に集まってスクリーンで見ていたファンの熱気がすごいですね。
http://www.msnbc.msn.com/id/21134540/vp/31964334#31964334

さらに追記:
上記Sacramento Beeに掲載された写真はAFPのものなので期待していたのですが、日本のAFPのサイトにも写真が載りました。全17点です!素晴らしいですね~。観客の熱気が伝わってきます。
http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2622071/4364177

さらに追記:
どうでもよい余談ですが、キューバ公演で、マリアネラ・ヌニェス、スティーヴン・マックレーを含む6人のダンサーが新型インフルエンザに感染してしまったそうです。しかし早急にタミフルを処方された結果、6人とも既に回復しているとのこと。

http://www.guardian.co.uk/world/2009/jul/19/china-swine-flu-students-quarantine

またまた追記:
ソリストの蔵健太さんのブログが毎回とても面白いのですが、キューバ滞在記がまた最高です。特に、ホテルでのタオル芸が凄い!
http://kentakura.exblog.jp/10008124/

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ロイヤル・バレエの正式昇進情報 The Royal Ballet's Promotions

スティーヴン・マックレーがロイヤル・バレエのプリンシパルに昇進したとオーストラリアの新聞に書いてあったことは以前紹介しましたが、ロイヤル・バレエから正式にリリースが出ました。

昇進
Principal  Steven McRae
First Soloist Helen Crawford, Hikaru Kobayashi and Sergei Polunin
Soloist Kristen McNally
First Artist Leanne Cope, Olivia Cowley, Melissa Hamilton and Nathalie Harrison
Assistant Ballet Mistress and First Soloist Sian Murphy

入団
Leticia Stock, Tristan Dyer and Benjamin Ella (Royal Ballet School)
Hayley Forskitt(Norwegian National Ballet) Jacqueline Clark (Ballet Ireland)
Akane Takada. (Prix de Lausanne Apprentice)
Rina Nemoto joins as a Prix De Lausanne Dancer.

退団
Principal Alexandra Ansanelli,
First Soloist Isabel McMeekan,
Soloist and Assistant Ballet Mistress Vanessa Palmer
First Artist Henry St Clair.

リリースはこちらです(PDF)
http://www.roh.org.uk/uploadedFiles/Press_and_Media/Press_Releases/RoyalBalletPromotions%5B1%5D.pdf

小林ひかるさん、そしてロイヤル・オペラハウスのサイトでいち早く「ファースト・ソリスト」としてフィーチャーされていたセルゲイ・ポルーニンがファースト・ソリストに昇進、高田茜さんが正式入団ですね。

追記:NBSのサイトには、スティーヴン・マックレーのプリンシパル昇進のニュースが載りました。
http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/post-124.html

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2009/07/08

ハンブルク・バレエのバレット・ターゲ関連ニュース、動画

ハンブルク・バレエのバレット・ターゲ(バレエ週間)が開幕しました。7月12日のニジンスキー・ガラまで連日、日替わりで様々な作品が上演されます。今年のテーマは、バレエ・リュス百周年ということで、6月28日のオープニングはノイマイヤーによる「アルミードの館"Le Pavillon d'Armide"」の初演でした。

チャコットのダンスキューブに、速報が載っています。
http://www.chacott-jp.com/magazine/news/other-news/post-6.html

「アルミードの館」を中心に、「放蕩息子」「春の祭典」などの映像のクリップが、ハンブルク・バレエのサイトで公開されています。
http://www.hamburgballett.de/video/hommage.html

「シルヴィア」の動画も
http://www.hamburgballett.de/video/sylvia.html


なお、12日のニジンスキー・ガラですが、パリ・オペラ座のブリスベン公演「ラ・バヤデール」でエルヴェ・モローが怪我をしてしまったため、彼が出演する予定だった「アポロ」と「ジゼル」のキャストが変更となりました。

http://www.hamburgballett.de/e/gala.htm

APOLLON MUSAGÈTE
Music: Igor Strawinsky
Choreography: George Balanchine

Apollo: Florian Magnenet (originally Herve Moreau)
Calliope: Emilie Cozette
Polyhymnia: Stéphanie Romberg
Terpsichore: Marie-Agnès Gillot
Ballet de l'Opéra de Paris

GISELLE
Music: Adolphe Adam
Choreography after Jean Coralli and Jules Perrot

Isabelle Ciaravola, Stéphane Bullion (originally Herve Moreau)
Ballet de l'Opéra de Paris

「アポロ」はフロリアン・マニュネ(!)が踊り、「ジゼル」にはステファン・ビュリヨンが踊ることになりました。マニュネくんのアポロには正直言ってびっくりです。エルヴェは「オネーギン」での踊りも演技も素晴らしかったので、怪我をしてしまったことは本当に残念ですね。早い回復を祈ります。アポロだったらロベルト・ボッレでしょう、って思ったけどロベルトはABTの「ロミオとジュリエット」に出演中なのですよね。

関連記事
French principal dancer injured in Brisbane stage fall
http://www.theaustralian.news.com.au/story/0,25197,25743746-5013570,00.html


話を戻して、先日もご紹介した、ハンブルク・バレエの"Hommage Ballets Russes"の番組の動画なのですが、英語版もできていました。

ロシアのテレビで放映されたという「ニジンスキー」の映像、「人魚姫」のリハーサルシーン、シルヴィア・アッツォーニのインタビュー、ハンブルク・バレエ学校のレッスンなどを見ることができます。ハンブルク・バレエの団員の7割はこのバレエ学校の出身なのだそうです。ハンブルク・バレエのオフィシャルサイトにも紹介されていたので、こちらにも貼っておきます。

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2009/06/30

ピナ・バウシュ逝去… Pina Bausch RIP

Twitterで知ったのですが、ピナ・バウシュが亡くなりました。まだ68歳。

あまりに突然のことで、思わず茫然としています。まだまだたくさんの作品を創ってくれると信じていたのに。こんなこと、信じたくないです。来年の来日も決まっていたのに。ピナのいない世界で生きていけるのかしら、と思うほどショックです。

ピナの作品、好きでした。特に「パレルモ、パレルモ」は大好きでした。ご冥福をお祈りします。

http://www.spiegel.de/kultur/gesellschaft/0,1518,633505,00.html

http://www.news-adhoc.com/pina-bausch-ist-tot-idna2009063038081/

上記ドイツ語記事によれば、亡くなったのは6月30日の朝で、ガンだったそうです。日曜日までは舞台にも立っていたそうで、ガンと診断されて5日後だったとのことです。

英語のソースも出ました。

http://www.guardian.co.uk/stage/2009/jun/30/pina-bausch-dies-dancer

最新号のダンスマガジンにも出てましたが、映画監督ヴィム・ヴェンダーズと3Dの映画を製作する予定で、9月から撮影に入るはずでした。「春の祭典」「カフェ・ミュラー」「フルムーン」の3作品を撮影する予定だったようですが、どうなってしまうのでしょうか。

オフィシャル・サイトにも訃報が載っていました。
http://www.pina-bausch.de/news.htm

このガーディアンの追悼記事が素晴らしいので、リンクしておきます。ピナは、ダンスの世界のみならず、あらゆる芸術に大きな影響を与えてきた人だと思いますが、本当に彼女を失うことで、世界は大きなものを失ったと思いました。

http://www.guardian.co.uk/culture/charlottehigginsblog/2009/jun/30/dance-pinabausch

追記:招聘元の日本文化財団のサイトにも、訃報が載っていました。

http://www1.ocn.ne.jp/~ncc/

「ピナ・バウシュは、これからも自分の作品が世界中で上演されるようにと言い残し、穏やかな表情でこの世を去りました。」

そして、来年のヴッパタール舞踊団の来日予定も載っています。来てくれるものと期待しましょう。

ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団 来日公演
ピナ・バウシュが創り上げたタンツテアターの傑作、日本初演!

photo: 飯島篤
「私と踊って」
Komm tanz mit mir(1977)

振付・演出 ピナ・バウシュ
美術・衣裳 ロルフ・ボルツィク
音楽 古いドイツ歌謡より リュート伴奏、独唱、合唱

2010年6月 東京ほか
※詳細は追って発表いたします。

7/3 さらに追記
ガーディアン紙に、各界著名アーティストからの追悼文が載っています。
http://www.guardian.co.uk/stage/2009/jul/03/pina-bausch-tributes
若いときのピナは、とても美人なのですよね。

アラン・プラテル、ウェイン・マクレガー、デボラ・ブル、ペドロ・アルモドヴァル、シディ・ラルビ・シェルカウイ、ヤン・ファーブル、モニカ・メイソン、マーク・モリス他の追悼文があり、彼女が以下に大きな存在だったかを思わせてくれます。

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2009/06/27

マイケル・ジャクソンの訃報と、バーミンガム・ロイヤル・バレエ

今朝聞いたマイケル・ジャクソンの訃報は、未だに全然実感が伴っていなくて。マイケルはいつまでも生きているんじゃなかったのかしら、と思っていたのに。マイケル・ジャクソンの「スリラー」は、私が初めて買った洋楽アルバムでした。中学3年の時に、担任の先生に勧められて買ったのでした。本当にあのアルバムは凄かった!一曲もできの悪い曲がなくて、完璧でした。

何年か前に、友達の家でマイケルのプロモーションビデオをまとめて観たのですが、どれもとても面白かったです。改めて、彼のダンスは凄い、まさに革命的だったと実感しました。最近のアルバムは聴いていなかったし、彼が思うように活動できなかった様子が伝わってきていて切なかったのです。栄光と無残を体現していた彼の人生には、人の生の儚さを感じてしまいます。人生のある時期においては、本当によく聴いていたし、彼の死で一つの時代が終わったな、と思います。思わず、Amazonで彼のアルバムをポチしてしまいました。ご冥福をお祈りします。今はゆっくり休んで。

CDが売れなくなってしまい、音楽はダウンロードするのが当たり前となってしまいました。彼のように絶大な人気を獲得し、1億枚もアルバムを売って社会現象を起こすようなアーティストは、今後出て来ないでしょうね。

*****
さて、今バーミンガム・ロイヤル・バレエは本拠地のヒッポドローム劇場でLove and Lossと題して、「ギャラントゥリーズ」「The Dance House」「真夏の夜の夢」のトリプル・ビルを上演しています。(6月26日、27日)
http://www.brb.org.uk/masque/index.htm?act=Production&urn=12482

その中の、「The Dance House」というデヴィッド・ビントレー振付の作品。この作品は、マイケル・ジャクソンの「スリラー」の有名なプロモーションビデオにインスピレーションを得ていたという、すごい偶然がおきています。

http://www.brb.org.uk/NE09-Dance-House.html

この作品は、ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲1番を使用しています。ビントレーがこの作品の構想を練っていた時、リストの「Totentanz(死の舞踏)」を聴いていて、マイケル・ジャクソンの「スリラー」のプロモーションビデオの、ゾンビたちによる群舞を連想し、8人のダンサーたちが死体として派手に踊っていたら面白いのではないかと思ったそうです。

その時ビントレーは、元カンパニーのダンサーから、やはり元ダンサーの一人が亡くなったという知らせを受けたそうです。彼は、友人であったそのダンサーを追悼しながら、「死」をダンスで描こうと考えたそうです。ホラー映画の奇妙な可笑しさと、ショスタコーヴィチの音楽のアナーキーなユーモア、そして死に対する感覚が一つに収束し、この作品が出来上がったとのこと。

マイケル・ジャクソンの音楽やダンスは、本当に様々な分野に影響を与えていたのですね。彼は亡くなってしまっても、その音楽や芸術は、私たちの記憶の中で、そして映像記録やCDの中で生き続けるのだと思いました。

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2009/06/25

服部有吉さんの活動予定/NHK-BS-hi「名曲探偵アマデウス」7/12出演 Yukichi Hattori in 3D and Alberta Ballet

先日世田谷美術館の「身体展示」でアンケートを書いたところ、服部有吉さんのファンクラブからお知らせが届きました。

まずは、7月12日(日)20:00~20:44のNHK-BS-hi「名曲探偵アマデウス」に出演されるとのお知らせがありました。

第40回 ドビッシー「ベルガマスク」出演「月の光」新作振付ソロを踊られるとのことです。全部は放送されないそうですが、インタビューも流れるそうです。

7月31日~8月2日、池袋 あうるすぽっとでの「3D」公演に続き、

8月3日(月)には、あうるすぽっと 夏のダンス企画「ダンパリ」でのワークショップ&パフォーマンスがあります。
http://www.owlspot.jp/workshop/090507_detail.html
14:00~17:00は服部さん、そして18:30~21:00は辻本知彦さんのワークショップです。

*****
それから、服部さんが所属するカナダ・アルバータ・バレエの出演予定も紹介されていました。
http://www.albertaballet.com/

「ロミオとジュリエット」
10月22日~24日 カルガリー公演
11月6・7日 エドモントン公演

「くるみ割り人形」 フリッツ&くるみ割り人形役
12月10日~13日 カルガリー公演
12月18日~23日 エドモントン公演

2010年
アルバータ・バレエ
再演「Tubular Bells」服部有吉 振付・出演
1月7日~10日 カルガリー公演
4台のピアノと4人のダンサーによるコラボレーション

新作「七つの大罪」原作/ブレヒト 構成・演出・振付:服部有吉
3月25日~27日 カルガリー公演
4月9日~10日 エドモントン公演

短い期間の間に二つも振付作品が上演されるなんて、服部さんの創作意欲は素晴らしいですね!いつかこれらの作品も日本で見られたらいいなって思います。

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シュツットガルト・バレエ「じゃじゃ馬ならし」と「オルフェオとエウリディーチェ」のキャスト Der Widerspenstigen Zähmung & Orphée et Euridice

6月も終わりに近づいてきたので、いつも出るのが遅いシュツットガルト・バレエの「じゃじゃ馬ならし」の7月キャストが発表されていました。

http://www.staatstheater.stuttgart.de/ballett/spielplan/

Katharina Alicia Amatriain
Petrucchio Jiri Jelinek

Katharina Sue Jin Kang
Petrucchio Filip Barankiewicz

Petrucchio Jason Reilly
Katharina Maria Eichwald

この3パターンのようです。なお、7月11日はBALLETT IM PARKと称して、無料で劇場前の公園にて生中継映像を観ることができるとか。(12日のジョン・クランコ・スクールの公演も同じく生中継されます)

また、少し前ですが、6月27日に初演されるクリスチャン・シュプック振り付け「オルフェオとエウリディーチェ」の初演キャストも発表されています。

Orphée Luciano Botelho
Euridice Alla Kravchuk/Catriona Smith
Amor Christina Landshamer

4 Solopaare
Alicia Amatriain, Oihane Herrero, Myriam Simon, Rachele Buriassi
Nikolay Godunov, Roland Havlica, William Moore, Damiano Pettenella

Suite de l'Amour
Alexis Oliveira
Dimitri Magitov, Tomas Danhel, Mikhail Soloviev, Brent Parolin

この作品は、オペラ歌手や合唱隊が舞台に立って歌うというものになっているとのことで、シュツゥトガルトでは初めての試みだそうです。しかも、ダンサーまでも歌を歌うシーンがあるとか。

クリスチャン・シュプックのインタビュー
http://www.stuttgarter-nachrichten.de/stn/page/2101157_0_9223_--quot-oper-ist-eine-aufregende-kunst-quot-.html

シュプックの作品は、日本では「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」くらいしか知られていませんが、今、ヨーロッパの様々なバレエ団からたくさんの振り付け依頼が舞い込んでおり、2013年まで予定はびっしりだそうです。

「オルフェオとエウリディーチェ」のバレエは、ピナ・バウシュがパリ・オペラ座に振付けたものや、マッツ・エックの作品、そして新国立劇場ではドミニク・ウォルシュの作品が上演されましたね。どのような作品になるのか興味深いところです。

余談ですが、美しい金髪で知られるマリイン・ラドメイカーの今の髪型はボウズです(笑)。「じゃじゃ馬ならし」で復帰すると言っていたのに、出演者の中に名前がないですね。カールスルーエのガラでは無事踊ったようです。

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2009/06/22

ロイヤル・オペラハウスA World Stageでセルゲイ・ポルーニンをフィーチャー Sergei Polunin featured on ROH Site

ロイヤル・オペラハウスのサイトでは、A World Stage と題して、季節ごとに一人のアーティストをフィーチャーしています。現在は、セルゲイ・ポルーニンをフィーチャー。まだ昇進のアナウンスがされていませんが、このサイトではファースト・ソリストと紹介されているので、昇格が決まっているのでしょう。

http://www.roh.org.uk/aworldstage/#/sergeipolunin

故郷ウクライナでの荒涼として美しい自然の中で、彼が跳躍する様子を撮影した映像、リハーサル映像、新聞での批評、iPodの彼のプレイリスト、そしてプロフィールが掲載されています。

セルゲイはまだ19歳なのですね!ローザンヌ・コンクールで金賞に輝いたのも記憶に新しいところではあるのですが。彼はウクライナで3歳でバレエを始めるも、途中で体操選手を目指し、9歳でバレエに戻り、家族でキエフに引っ越してキエフバレエ学校に入学します。体操の訓練をしていたので、バレエ向きの身体ではないと言われながらも、「カルメン」を観たことでバレエを本格的に志し、人一倍努力しました。学費は、父親がポルトガルで、祖母がギリシャで出稼ぎをして賄いました。12歳の時に、母親が彼はレニングラードで学ぶべきだとワガノワを受験させ、合格したものの、学校のアカデミックな雰囲気に恐れをなして彼は入学しませんでした。

13歳の時に、今度はロイヤル・バレエスクールへビデオを送り、かなり時間がかかった後に入学を許可されたものの、3万2000ポンドもの学費がかかると聞いて驚かされます。ロイヤル・バレエスクールへの入学を断念しようとしていたところ、幸運が舞い込みます。セルゲイのバレエ教師の犬が、彼の英語教師の犬を追いかけ始め、二人は話し合い、ついに彼にスポンサーを見つけたのです。

13歳でロイヤル・バレエスクールの第5学年に入ったセルゲイは、最年少で唯一の外国人でした。寮では6人部屋でとても楽しくて、1週間たったらもうホームシックも忘れてしまったとのことです。ウクライナのバレエ学校とは違ってプレッシャーをかけられることもなく、生徒の自主性に任されていたことで、自分から努力して強いダンサーになることができたと彼は言います。

YAGPではディアナとアクテオン、くるみ割り人形、そして自身で振付けたコンテ作品を踊ってグランプリを受賞し、ローザンヌでは、バスを間違えて本番に遅刻しそうになりながらも、金賞を受賞します。

アッパースクールの1年目の終わりに、セルゲイはロイヤル・バレエでの「ダンシズ・アット・ア・ギャザリング」の役を掴み、それが大きな飛躍のきっかけとなりました。その役を得るのに1年近くかかりましたが、ついに得られて大きな達成感を味わったそうです。2007年にはロイヤル・バレエに入団し、3年目の今年、彼はファースト・ソリストに昇進しました。

来シーズン、セルゲイは「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」に主演する予定だそうです。
http://www.roh.org.uk/discover/artistdetail.aspx?id=1422

男性スターがほぼ不在のロイヤル・バレエにあって、彼は期待の星ですね!

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ベルリン国立バレエの新作「Das flammende Herz」

6月20日初演のベルリン国立バレエの新作「Das flammende Herz」のリハーサル写真が、AFPのサイトにアップされていました。

http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2613250/4284888

この作品については、ベルリン国立バレエのオフィシャルを参照すると、
http://www.staatsoper-berlin.org/spielplan/detailansicht.php?id_event_date=189759&id_event_cluster=66846&id_language=2

18世紀の著名なロマン派詩人パーシー・ビッシュ・シェリーの疾風怒濤の人生を描いた作品です。パーシー・シェリーは、美貌と才能で多くの女性を魅了しました。が、その奔放で不道徳とされる生活から激しく批判され、後に後妻となったメアリ・シェリーと新大陸へと駆け落ちをして、友人バイロン卿を頼ります。やがてヨーロッパに戻りますが、放浪の生活を送ります。メアリ・シェリーは、後ほど「フランケンシュタイン」を書いて歴史に残る小説家となりましたが、才能に溢れていたパーシー・シェリーの作品はそれほど著名ではありません。先妻ハリエットは入水自殺をし、パーシーも船に乗っているときに嵐に襲われて水死します。

こちらでも、リハーサルの写真を見ることができます。
http://www.picturesberlin.de/staatsballett_flammende_herz/index.html

振り付けはパトリス・バール、初演キャストは、パーシー・シェリーはもちろんウラジーミル・マラーホフ、メアリはポリーナ・セミオノワ、入水自殺をする最初の妻ハリエットにナディア・サイダコワ、メアリの妹でバイロンの子供を産むクレアにベアトリス・クノップ、というキャストです。衣装のデザインはルイザ・スピナッテリです。2時間40分という全幕作品に仕上がっています。

Percy Shelley Vladimir Malakhov
Mary Wollstonecraft Polina Semionova
Harriet Westbrook Nadja Saidakova
Harriet Grove Iana Salenko
Jefferson Hogg Dinu Tamazlacaru
Claire Clairmont Beatrice Knop
Lord Byron Martin Buczkó
Teresa Guiccioli Elisa Carrillo Cabrera
Jane Williams Elena Pris

Choreography and Staging Patrice Bart
Music Felix Mendelssohn Bartholdy
Costumes Luisa Spinatelli

気のせいか、最近マラーホフは実在の人物の伝記的な作品を演じることが多くなってきたようですが、とても面白そうな題材ですね。なかなかベルリン国立バレエの作品を日本で観る機会がないので、そんなに遠くないうちに(マラーホフがまだ現役のうちに)来日して欲しいものです。

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2009/06/21

ナタリー・ポートマンがバレエ界を舞台にした映画に主演?Natalie Portman Is A Black Swan

ミッキー・ロークが主演してゴールデングローブ賞に輝いた映画「レスラー」が現在日本で公開中です。この映画の監督ダーレン・アロノフスキー(「π」「レイクエム・フォー・ア・ドリーム」)の次回作は、ニューヨークのバレエ界を舞台にしたスーパーナチュラル・スリラー「Black Swan」に決まったそうです。

http://eiga.com/buzz/20090617/4

Hollywood Reporterによると、同作のヒロインにはナタリー・ポートマンがほぼ決定。撮影は2、3カ月以内にニューヨークで始まるとのことです。
http://www.hollywoodreporter.com/hr/content_display/film/news/e3iecfa450e38f03b776f13cac7f05baa3b

ニューヨーク・シティ・バレエを舞台に、ベテランのバレリーナ(ナタリー・ポートマン)が、もう一人のバレリーナと激しいライバル争いをするさなか、超常現象に巻き込まれるというスリラー作品。ライバルのバレリーナは、実は超常現象が引き起こした幻なのではないかという内容で、バレエ版「アザース」(ニコール・キッドマン主演のスリラー)のような作品だそうです。

「レスラー」の成功を受けてユニバーサルから製作のゴーサインが出たばかりで、詳細は不明なのですが、NYCBが製作に協力しているようです。

ナタリー・ポートマンはとても上手い女優だと思いますが、小柄で、あまりバレリーナ的な体型ではないですよね。バレエのシーンがあるとしたら、もちろん吹き替えになるんでしょうね。imdbによると、バレエの経験はあるようですが。

「レスラー」はミッキー・ロークの本格的な復活作ですし、評判がいいので、ぜひ観に行きたいです。

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2009/06/20

ジェイソン・レイリーのシュツットガルト最後の公演/シュツットガルト・バレエ アニュアル Jason Reilly says good-bye to Stuttgart

シュツットガルト・バレエのオフィシャルに、ジェイソン・レイリーのシュツットガルト・バレエでの最後の出演がアナウンスされていました(涙)。

「じゃじゃ馬ならし」のペトルッチオ役、7月25日が最終の出演となるようです。パートナーは、マリア・アイシュヴァルト。 6月19日、28日、7月21日と25日、あと4回の出演です。

ジェイソン・レイリーの移籍のお知らせ
http://www.staatstheater.stuttgart.de/ballett/start/news_detail.php?id=103

ジェイソン・レイリーは、シュツットガルト・バレエに12年間在籍し、2003/2004シーズンにプリンシパルに昇進しました。国際的なスターであるジェイソンが、家族のそばで暮らしたいという希望をかなえるため、このたび出身地であるカナダ、トロントのナショナル・バレエ・オブ・カナダに迎えられることになったのです。地元出身のスターが帰ってくるというニュースは、カナダのメディアの熱狂を呼びました。

1997年に入団した彼の代表的な役柄としては、「オネーギン」「ロミオとジュリエット」(ジョン・クランコ)、オテロ(ジョン・ノイマイヤー)のタイトルロール、「白鳥の湖」のジークフリート王子、「じゃじゃ馬ならし」のペトルッチオ、「カルメン」の闘牛士(すべてクランコ版)、「ジゼル」のアルブレヒト、「眠れる森の美女」(マリシア・ハイデ)のデジレ王子とカラボス、ノイマイヤー振付の「椿姫」のガストンとデ・グリュー、「欲望という名の電車」のスタンリー・コワルスキーがあります。

また、多くの振付家が彼のために作品を創りました。2008年には、ケヴィン・オデイが「ハムレット」のタイトルロールを、そしてマウロ・ビゴンゼッティが「若者のすべて」のシモン役を彼に振付けました。

さらに主要な役としては、「シンフォニー・インC」の第三楽章、「四つの気質」(以上バランシン)、「ゲテ・パリジェンヌ」(モーリス・ベジャール)、「ダンシズ・アット・ア・ギャザリング」(ジェローム・ロビンス)のマジェンダとブラウン、「春の祭典」(グレン・テトリー)の生贄などがあります。バランシンの「セレナーデ」と「ストラヴィンスキー・ヴァイオリン・コンチェルト」、ビゴンゼッティの「カジミールの色」、ロビンスの「牧神の午後」、イリ・キリアンの「NO More Play」なども踊りました。

ジェイソンは、海外ツアーやゲスト出演でアレッサンドラ・フェリ、イヴリン・ハート、グレタ・ホジキンソンなどのスターのパートナーとして踊りました。2004年1月には、ジョン・ノイマイヤーの「欲望という名の電車」のカンパニー初演で、アレッサンドラ・フェリと共演しています。イヴリン・ハートは2004年の舞台生活30周年記念の「ロミオとジュリエット」のパートナーとして彼をカナダへ招聘し、2006年に彼女が引退した時のパートナーにも彼を指名しました。2006年10月には、英国ロイヤル・バレエでの「ヴォランタリーズ」(グレン・テトリー振付)にゲスト出演し、2007年にはナショナル・バレエ・オブ・カナダの「じゃじゃ馬ならし」に客演しました。

ジェイソンは、2006年にはドイツダンス賞「未来」賞を受賞しました。

*****
ジェイソン・レイリーがシュツットガルト・バレエを去りカナダに戻るというニュースは、ずいぶん前に発表されていましたが、改めてこのお知らせを見ると実感が伴い、寂しさが募ります。3年に一回のペースで来日公演を行っているシュツットガルト・バレエと違い、ナショナル・バレエ・オブ・カナダは来日しませんし、「オネーギン」や「ロミオとジュリエット」といったクランコ作品での彼が素晴らしかっただけに、シュツットガルト・バレエで観られなくなるのが悲しいですね。しかし、彼自身の希望ということなので、新しい門出を祝福しなければなりません。また、ゲストやガラなどで日本で観られる機会が在ればよいのですが。

*****
もう一つ、シュツットガルト・バレエ関連のニュースで、STUTTGARTER BALLETT ANNUAL 30/31(イヤーブック)が発売されます。2006/2007および2007/2008シーズンの写真が収められているもので、248ページ、250枚ものカラー写真が掲載されたものとなるそうです。多くの写真が、このイヤーブックで初公開されるものだそうで。お値段は39ユーロです。

7月3日の18時(「じゃじゃ馬ならし」の開演前)に、シュツットガルト州立劇場にて、芸術監督リード・アンダーソンとダンサーたちが出席した発表会があるようです。

http://www.staatstheater.stuttgart.de/ballett/start/news_detail.php?id=102

イヤーブックのごく一部のプレビューが
http://www.staatstheater.stuttgart.de/ballett/start/annual-1.htm
で見られます。

2005/2006シーズンのイヤーブックは持っているんですが、とても豪華で美しい本なのですよね。

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2009/06/18

ENBのバレエ・リュス・プログラムと「アポロ」の衣装 ENB Ballet Russes Tribute

またまたバレエ・リュス100周年関連のエントリとなりますが、イングリッシュ・ナショナル・バレエがサドラーズ・ウェルズでバレエ・リュスプログラムを上演中です。
http://www.ballet.org.uk/ballets-russes/ballets-russes.html

早速ballet.coに、舞台写真がアップされています。噂のカール・ラガーフェルドデザインによる「瀕死の白鳥」も。この「瀕死の白鳥」の衣装、襟があったりして観た人の評判はあまりよくないようですが。

プログラム1(「アポロ」「薔薇の精」「瀕死の白鳥」「牧神の午後」(ドーソン振付)「シェヘラザード」)
http://www.ballet.co.uk/gallery/jr_enb_ballets_russes_swt_0609

プログラム2 (「レ・シルフィード」「薔薇の精」「瀕死の白鳥」マクミラン振付「春の祭典」)
http://www.ballet.co.uk/gallery/jr_enb_ballets_russes_2_swt_0609
(こちらの「瀕死の白鳥」は違った衣装です。「春の祭典」、高橋絵里奈さんが選ばれし乙女を踊っていますね。)

あと、「アポロ」の衣装も、カール・ラガーフェルドがデザインし、こちらのほうはモダンでとても素敵です。

「アポロ」の衣装はもともとラガーフェルドが1997年にモンテカルロ・バレエのためにデザインしたのですが、今回少し改訂を加えたとのこと。この「アポロ」の衣装を着用したアグネス・オークスとトマス・エデュアを撮影するラガーフェルドの写真が載っている記事がありました。この二人は、シーズン終了後に引退します。

Karl Lagerfield: Designs for ballet
http://www.independent.co.uk/arts-entertainment/theatre-dance/features/karl-lagerfield-designs-for-ballet-1705927.html

プログラム1では、ドレスデン・バレエの専任振付家デヴィッド・ドーソンの振付による新作「牧神の午後」が、ドレスデン・バレエからゲストを迎えて上演されたそうで、舞台の上にピアノを据え付けて演奏されたそうです。スカートを穿いた両性具有的な男性二人による踊りは、ナルシスとその鏡像を思わせるもので、非常に評価が高い作品となったようです。

ガーディアン紙の批評
http://www.guardian.co.uk/stage/2009/jun/18/ballet-dance-russes-review


ガーディアン紙では、フォトスライドショーも掲載されています。こちらの写真も本当に美しいですね~。
http://www.guardian.co.uk/stage/gallery/2009/jun/18/russes-english-national-ballet?picture=349042536

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CHANELとハンブルク・バレエのバレエ・リュスコラボレーション Chanel and Hamburg Ballet Fashion Shooting

今年はバレエ・リュス100周年、ということで、バレエ・リュスと縁が深いCHANELは、ENBの「瀕死の白鳥」の衣装に続き、今度はハンブルク・バレエとコラボレーションしました。

ドイツのファッション誌Brigitteで、カール・ラガーフェルドがデザインしたシャネルのモードを、ハンブルク・バレエのエレーヌ・ブシェとシルヴィア・アッツオーニが着用し、フォトセッションの様子が雑誌のサイトで紹介されています。カール・ラガーフェルドのコレクション“Paris Moscow” は、シャネルのロシアの伝統を受け継いだものです。

http://www.brigitte.de/luxus/mode/chanel-mode-ballett-1023853/

ここではグラビアの撮影風景と、エレーヌ・ブシェ、シルヴィア・アッツオーニのインタビューの動画を見ることができます。撮影風景の写真スライドショーも。エレーヌとシルヴィアは英語でインタビューに答えています。エレーヌの髪に挿した飾りは、シャネルの代表的なモチーフ、カメリアです。毛皮の帽子やビーズの刺繍などのロシア風モチーフが素敵ですね。エレーヌがスライドショーの中で着用しているドレスの刺繍には130時間も要しており、手袋にまで金糸の華麗な刺繍が施されています。

このサイトの記事によれば、ココ・シャネルとロシアの縁は、一人のロシア人Dimitri Pawlowitschとの恋愛から始まったとのこと。この人は、ニコライ2世の従兄弟で、ロシア革命を逃れてフランスへと渡った貴族の一人だったそうです。シャネルがロシア風の上着や毛皮にインスピレーションを得たコレクションは、大成功を収めました。「私はロシア人に魅せられていました」と後年彼女は述懐しています。

そして、作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキーとのロマンスもありました。ココ・シャネルは、ストラヴィンスキーが奢ったウォッカを飲み干して失神したことから、始まったそうです。ストラヴィンスキーは、彼女の別荘でいくつもの夏を過ごし、そしてバレエ・リュスとの縁もここから始まりました。シャネルは、ディアギレフのバレエ・リュスに多額の寄付をしただけでなく、1924年の「青列車」の衣装デザインも行いました。

バレエ・リュスが、バレエにとどまらずファッション、音楽、美術も超一流の人々が参加していたムーヴメントであったことをうかがい知ることができます。日本ではバレエ・リュス100周年なんてまるでなかったかのような扱いですよね…。

ハンブルク・バレエのブログの方にも、撮影の様子がアップされています。
http://www.hamburgballett-blog.de/hamburg_ballett/2009/04/karl-lagerfeld-und-der-geist-der-ballets-russes.html

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2009/06/15

スティーヴン・マックレーがロイヤル・バレエのプリンシパルに昇進 Steven McRae Promoted Principal

ロイヤル・バレエのオフィシャルサイトにはアップされていないのですが、故国オーストラリアの新聞に、スティーヴン・マックレーのプリンシパル昇進の記事が出ていました。

'Tap puppy' now top dog at Royal Ballet
http://www.theaustralian.news.com.au/story/0,25197,25636483-16947,00.html

At just 23, McRae has been promoted to principal dancer, only the third Australian man to be so honoured. Robert Helpmann was the first.

まだ彼は23歳なんですね。若いですね~。ちょうど今年はアリーナ・コジョカルと東京バレエ団の「くるみ割り人形」に客演するので、いいタイミングですね。去年の来日公演では怪我で出演がキャンセルになってしまったので、今年の冬の来日が楽しみです。比較的小柄な彼なので、チェ・ユフィ(崔由姫)さんと組んで踊ることも多いんですよね。

Ballet.coに、マックレーの昇進ほか、人事が書いてありましたが、オフィシャルにはなかなか発表されないんですよね。ロイヤル・バレエのオフィシャルサイトはとても見づらいし。

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2009/06/13

カールスルーエのガラ(ルグリ&プジョル、ラドメイカー、ヤンヤン・タン他出演)BALLETTGALA Karlsruher

今年の2月に怪我をしてからずっと舞台に立っていなかったマリイン・ラドメーカーが、6月20日にドイツのカールスルーエで開かれるガラで復帰します。

このガラですが、マニュエル・ルグリとレティシア・プジョル(レティシアもずっと怪我で舞台を離れていたけど大丈夫なのかな)が「シルヴィア」、マリイン・ラドメーカーとスージン・カンが「椿姫」、ヤンヤン・タンとダミアン・スミス(サンフランシスコ・バレエ)が「DISTANT CRIES」(エドワード・リヤン振付)、他にドレスデン・バレエからMarina Antonova とGuy Albouyが出演するとのこと。

http://www.staatstheater.karlsruhe.de/programm08_09/?id_titel=855

演目を見ていて気がついたのは、

EIN FREMDER KLANG
Musik: Gilberto Gil, Caetano Veloso
Choreografie: Thiago Bordin

これって、ハンブルク・バレエのチャゴ・ボアディンの振付作品ですよね。音楽がジルベルト・ジルとカエターノ・ヴェローソと、チャゴの出身地であるブラジルのスターの曲を使っているし。

カールスルーエは、Badischen Staatstheaters Karlsruhe という劇場です。バーデン=ヴュルテンベルク州に属していて、シュツットガルトから60キロくらい離れたところにあり、温泉で知られるバーデンバーデンに比較的近いところですね。


マリインはこの後、チリのサンチアゴで、マリシア・ハイデ率いるサンチアゴ・バレエにゲスト出演します。ebijiさんの「日々これ口実」のエントリで紹介されていましたが、サンチアゴ・バレエ50周年記念ガラだそうです。ロイヤル・フランダース・バレエから斉藤亜紀さんも出演するんですね。

6月31日、7月1日、4日、5日
http://www.balletdesantiago.com/temporada2009.html

その後、シュツットガルトで「じゃじゃ馬ならし」に出演するそうです。

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2009/06/12

ハンブルク・バレエの「ニジンスキー・ガラ」 Nijinsky Gala XXXV The Hamburg Ballet

ハンブルク・バレエの第35回「ニジンスキー・ガラ」概要が発表されました。

今年は、「バレエリュスの魔法」がテーマで、まさに垂涎モノのプログラムとなっています。

世界バレエフェスティバルのガラ公演と同じくらい、それ以上にチケット入手が困難な公演です。


http://www.hamburgballett.de/e/gala.htm

Nijinsky Gala XXXV
Magic of the Ballets Russes

<ゲスト>
Isabelle Ciaravola, Emilie Cozette, Marie-Agnes Gillot, Mathias Heymann, Herve Moreau, Myriam Ould Braham, Latitia Pujol, Stephanie Romberg
Ballet de l'Opera de Paris パリ・オペラ座バレエ
Tigran Mikayelyan, Daria Sukhorukova
Martina Balabanova, Giuliana Bottino, Petra Conti, Mia Cooper, Leonor de Tvora, Ilana Werner
Bayerisches Staatsballett, Munich ミュンヘン・バレエ
Xianghui Zeng, Lorena Sabena, Takayuki Shiraishi, Aoi Nakamura, Nigel Campbell, Paul Girard, Meritxell Aumedes, Molinero, Alfredo Garca Gonzalez
Donlon Dabce Company, Saarlndisches Staatstheater, Saarbrucken
Vladimir Malakhov 
Staatsballett Berlin ベルリン国立バレエ
Leanne Benjamin, Jonathan Cope
The Royal Ballet, London ロイヤル・バレエ
and The Hamburg Ballet ハンブルク・バレエ

Conductor: Simon Hewett
Sunday, July 12, 2009

Overture
FIREWORKS
Music: Igor Stravinsky
Philharmonic State Orchestra

Part I
Fokine Nijinsky

VASLAV 「ヴァスラフ」
after a plan of Vaslaw Nijinsky which was never realized, with some music pieces choose by himself
Music: Johann Sebastian Bach
Choreography: John Neumeier
Piano: Michal Bialk

Soloist: Riabko
First Pas de deux (Sarabande): Anna Laudere, Dario Franconi
Second Pas de deux (Menuet): Leslie Heylmann, Arsen Megrabian
Third Pas de deux (Gavotte): Catherine Dumont, Peter Dingle
Solo (Allemande): Patricia Tichy
Pas de trois (Sarabande en rondeau): Alexandre Riabko,
Anna Polikarpova, Edvin Revazov

PETRUSHKA 「ペトルーシュカ」
Music: Igor Stravinsky
Choreography: Michail Fokine
Costumes after Alexandre Benois

Lloyd Riggins

FIREBIRD 「火の鳥」
Music: Igor Strawinsky
Choreography: Michail Fokine
Costumes: Natalia Gontcharova

Leanne Benjamin, Jonathan Cope
The Royal Ballet, London

LE PAVILLON D'ARMIDE 「アルミードの館」(ノイマイヤー振付)
Music: Nikolai N. Tcherepnin
Choreography: John Neumeier

Danse siamoise: Thiago Bordin
Danse des bouffons: Anton Alexandrov, Vladimir Hayryan, Yaroslav Ivanenko,
Lennart Radtke, Alexandr Trusch, Konstantin Tselikov, Kiran West

LE SPECTRE DE LA ROSE 「薔薇の精」
Music: Carl Maria von Weber, "Invitation to the Dance" Orchestration by Hector Berlioz
Choreography: Michail Fokine
Costumes after Lon Bakst

The Spectre: Mathias Heymann
The Girl: Latitia Pujol
Ballet de l'Opera de Paris

L'APRS-MIDI D'UN FAUNE 「牧神の午後」
Music: Claude Debussy
Choreography: Vaslaw Nijinsky
Reconstruction of the choreography after Nijinsky's dance notations and setting: Ann Hutchinson-Guest, Claudia Jeschke
Set and Costumes: Lon Bakst

The Faun: Tigran Mikayelyan
The Nymphs: Daria Sukhorukova
Martina Balabanova, Giuliana Bottino, Petra Conti, Mia Cooper, Leonor de Tvora, Ilana Werner
Bayerisches Staatsballett, Munchen


Part II
Massine Nijinska Balanchine

PARADE 「パラード」
Music: Erik Satie
Choreography: Lonide Massine
Set and Costumes: Pablo Picasso
Scenario: Jean Cocteau

Le prstidigitateur chinois: Xianghui Zeng
Les acrobates: Lorena Sabena, Takayuki Shiraishi
La petite fille amricaine: Aoi Nakamura
Le manager en frac: Nigel Campbell
Le manager de New-York: Paul Girard
Le cheval: Meritxell Aumedes, Molinero, Alfredo Garca Gonzalez
Donlon Dabce Company, Saarlndisches Staatstheater, Saarbrcken

LE TRAIN BLEU Solo des Beau gosse 「青列車」
Music: Darius Milhaud
Choreography: Bronislawa Nijinska
Reconstruction of the choreography: Anton Dolin
Costume: Coco Chanel

Alexandr Trusch

APOLLON MUSAGTE 「アポロ」
Music: Igor Strawinsky
Choreography: George Balanchine

Apollo: Herve Moreau
Calliope: Emilie Cozette
Polyhymnia: Stephanie Romberg
Terpsichore: Marie-Agnes Gillot
Ballet de l'Opera de Paris

Part III
Classics Creations Interpretations 

AFTERNOON OF A FAUN 「牧神の午後」(ロビンス振付)
Music: Claude Debussy
Choreography: Jerome Robbins
Set and Light: Jean Rosenthal
Costumes: Irene Sharaff

Silvia Azzoni, Vladimir Malakhov
The Hamburg Ballet and Staatsballett Berlin

PETRUSHKA (two scene) 「ペトルーシュカ」(ノイマイヤー振付)
Music: Igor Stravinsky
Choreography and Costumes: John Neumeier
Stage prospect after a drawing by Vaslav Nijinsky

Yohan Stegli, Carolina Aguero, Amilcar Moret-Gonzalez

GISELLE 「ジゼル」
Music: Adolphe Adam
Choreography after Jean Coralli and Jules Perrot

Isabelle Ciaravola, Herve Moreau
Ballet de l'Opera de Paris

BLUE BIRD 「眠れる森の美女より 青い鳥」
Music: Peter I. Tschaikowsky
Choreography after Marius Petipa

Myriam Ould Braham, Mathias Heymann
Ballet de l'Opera de Paris

ILLUSIONS LIKE "SWAN LAKE" 「幻想 白鳥の湖のように」
Music: Peter I. Tchaikovsky, "Meditation"
Choreography: John Neumeier
Costumes: Jurgen Rose

Joelle Boulogne, Otto Bubencek, Carsten Jung
Solo Violin: Anton Barachovsky

ANDANTE (creation) 「アンダンテ」(新作、ノイマイヤー振付)
Music: Igor Markevitch, "Piano Concerto"
Choreography: John Neumeier

Hlne Bouchet, Thiago Bordin

DEATH IN VENICE 「ヴェニスに死す」
Music: Richard Wagner
Choreography: John Neumeier

Ivan Urban, Alexandre Riabko 

FINAL "LITTLE RUSSIAN" (creation) 「LITTLE RUSSIAN」(新作、ノイマイヤー振付)
Music: Peter I. Tchaikovsky, 2nd Symphony, 4th Movement
Choreography: John Neumeier

Anna Polikarpova, Carsten Jung
and all dancer

ウラジーミル・マラーホフ、エルヴェ・モロー、イザベル・シアラヴォラ、レティシア・プジョル、エミリー・コゼット、マチアス・エイマン、マリ=アニエス・ジロ、ミリアム・ウルド=ブラム、ステファニー・ロンベール、リアン・ベンジャミン、ジョナサン・コープ、そしてミュンヘン・バレエのダリア・スホルコワらをゲストに迎えての豪華な公演です。バレエ・リュス100周年を飾るに相応しいプログラムですね。

そして、産休に入っていたアンナ・ポリカルポヴァが復帰します。嬉しいですね。

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2009/06/09

トニー賞は「ビリー・エリオット」が10部門受賞!63rd Tony Awards

米演劇界で最高の栄誉とされる第63回トニー賞の授賞式が7日行われ、「ビリー・エリオット」がミュージカル作品賞など最多10部門で受賞しました。

「ビリー・エリオット」は、映画「リトル・ダンサー」のミュージカル化で、音楽はエルトン・ジョンが担当。ビリー役の少年は、トリプルキャストなのですが、この3人がミュージカル主演男優賞を同時受賞しました。また、映画で監督も務めたスティーブン・ダルドリー(アカデミー賞主演女優賞を受賞した映画「愛を読むひと」も監督)がミュージカル演出賞に輝きました。

作品賞、主演男優賞、助演男優賞、演出賞、振付賞、編曲賞(ベスト・オーケストレーションズ)
舞台デザイン賞、照明デザイン賞、音響デザイン賞も受賞、となります。

この3人の男の子たち、David Alvarez、Kiril Kulish そしてTrent Kowalikは、いずれもバレエを学ぶ少年なんですよね。現在14歳のKiril Kulishは、12歳だった2006年のYAGPでジュニア部門グランプリを受賞しています。David Alvarezは、ABT付属のジャクリーン・ケネディ・オナシス校で学んでいました。Trent Kowalikは、アイリッシュ・ダンスのチャンピオンだったそうです。

ロサンゼルス・タイムズのブログで、3人が飛び上がって喜びを表している写真が、とても可愛いです。
http://latimesblogs.latimes.com/culturemonster/2009/06/billy-elliot-actors-arent-the-first-to-win-a-joint-tony-award.html

この作品、すごく評判がいいのですが、まだ観る機会に恵まれていません。ビリー役は少年が演じることになっており、日本では法律の制限があって、この年代の子供が夜遅くに終了する舞台には出演できません。したがって、上演が難しいそうです。ブロードウェイかウェストエンド、もしくはメルボルンまで行かなくちゃ観られないですね、きっと。

私は実はミュージカルは一部の例外はあるけれども、あまり得意な分野ではないのです。が、「リトル・ダンサー」は大好きな映画なので、この「ビリー・エリオット」は観てみたいです。

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2009/06/07

世界バレエフェスティバルに出演するオーストラリア・バレエの3人のダンサーThree Dancers from The Australian Ballet in WBF/マリア・コチェトコワ

オーストラリアの新聞The Ageに、今年の夏開かれる第12回世界バレエフェスティバルに出演する、オーストラリア・バレエの3人のダンサー、ルシンダ・ダン、レイチェル・ローリンズ、ロバート・カランについての記事がありました。

Ballet trio to soar as company stays grounded
http://www.theage.com.au/national/ballet-trio-to-soar-as-company-stays-grounded-20090606-bz8e.html

日本で開催されるガラが、海外の新聞でこのように紹介されるのは珍しいですよね。バレエ団の名前が入った荷物用のボックスに3人が座っている写真が、とても素敵です。

オーストラリア・バレエの芸術監督デヴィッド・マッカリスターも、「とても大きなイベントで、あれだけの偉大なダンサーたちと一緒に踊るのはとても貴重な経験だと思う」と語っています。

今年はオーストラリア・バレエは海外ツアーを行いません。お金も費用もかかることが最大の要因だそうです。(近年の不況で多くのバレエ団が財政難に陥っているとのことで、オーストラリア・バレエも例外ではないようです)

しかし、バレエ団は来年、グレアム・マーフィの「くるみ割り人形:クララの物語」を上演する予定になっており、このガラで3人が出演することは、良いプロモーションになると期待されているとのことです。

3人のうちの一人、ルシンダ・ダンは前回2006年の世界バレエフェスティバルにも出演しており(一緒に出演したマシュー・ローレンスはバーミンガム・ロイヤル・バレエに移籍)、彼女は「世界バレエフェスティバルに出演することは、アーティストとして、ダンサーとしても特別な栄誉でした」と語っています。

ルシンダは、前回の来日公演の後出産をして、現在は10ヶ月の女の子のママであり、最近舞台に復帰したばかりだそうです。彼女は、他のバレエ団のダンサーたちと交流したり一緒にレッスンを受けることも楽しみにしているそうです。

ロバート・カランも、バレエフェスティバルで踊り、他のトップダンサーたちが踊るのを観るのを楽しみにしています。彼は、バレエが非常に人気があり、ダンサーがロックスターのように扱われている日本で踊ることが特に楽しみだそうです。また彼は、リハーサルや公演の間に、東京の観光をしたり、食事をすることも楽しみだそうで。

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先週末に、世界バレエフェスティバルの上演演目が記載された新しいチラシがNBSから送られてきました。追加出演が決定したレイチェル・ローリンズは、Bプロの「白鳥の湖」第3幕より、とガラの「白鳥の湖」第1幕より、にルシンダとロバートと3人で出演するので、オデット、ロットバルト伯爵夫人と王子のパ・ド・トロワなのではないかと思います。オーストラリア・バレエの前回の来日公演で、ルシンダ・ダンのロットバルト伯爵夫人が大熱演で見ごたえがありました。きっと今回も、またあの素晴らしいドラマティックな演技を見せてくれることでしょう。

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世界バレエフェスティバル関連でもう一つ。

サンフランシスコのマリア・コチェトコワがモスクワで「ドン・キホーテ」のキトリを踊り、そして12日にはミハイロフスキー劇場で「ロミオとジュリエット」のジュリエットを踊るというお知らせを先日載せました。その「ドン・キホーテ」の模様と、ロイヤル・オペラハウスでのキトリのリハーサルの写真が、彼女のブログに載っています。

http://www.mariakochetkova.com/2009/06/rehearsal-of-don-quixote-at-royal-opera.html

http://www.mariakochetkova.com/2009/06/don-quixote-in-moscow_07.html

ものすごい跳躍ですね!ダニール・シムキンと共演する「ドン・キホーテ」がとても楽しみになってきました。

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2009/06/04

ハンブルク・バレエ「バレエ・リュスへのオマージュ」ニュース映像 Hamburg Ballett"Hommage aux Ballett Russes".

6月28日に、ハンブルク・バレエで「バレエ・リュスへのオマージュ」のプレミアが行われます。

「アルミードの館」(ノイマイヤー振付)、「放蕩息子」(バランシン振付)そして「春の祭典」(ニジンスキー振付)の3作品が、ハンブルク・バレエでの初演となります。まだキャスト等は決まっていないようです。
http://www.hamburgballett.de/e/index.htm

このプレミアについてのYouTube上のニュース番組映像を、Facebookのハンブルク・バレエオフィシャルコミュニティとTwitterで紹介しているので、ここでも映像を紹介して差し支えないものとして、ご紹介します

「ニジンスキー」の舞台映像、ノイマイヤーが集めたニジンスキーによる絵画をはじめとするニジンスキー・コレクション「Vaslav Nijinsky's Eye」展示の様子、「人魚姫」のリハーサル(あの人魚姫の長い袴を着けたエレーヌ・ブシェが出演)、シルヴィア・アッツオーニのインタビュー、そしてバレエ学校のレッスンの様子が紹介されています。ドイツ語は全然わからないのですが、すごく興味深い番組です。

******
Twitterネタでもう一つ。今年の世界バレエフェスティバルで、ダニール・シムキンと「ドン・キホーテ」に主演するマリア・コチェトコワ(サンフランシスコ・バレエ)。彼女のTwitterとブログの情報によると、6月6日にモスクワで「ドン・キホーテ」、そして6月12日にはミハイロフスキー劇場(レニングラード国立バレエ)で「ロミオとジュリエット」に出演するそうです。

ジュリエット役については、今月のダンス・マガジンにも登場したアラ・オシペンコの指導を受けているとのこと。

http://www.mariakochetkova.com/2009/06/romeo-juliet-in-st-petersburg.html

ミハイロフスキー劇場のトップにも、彼女の客演についてのニュースが書いてありますね。当日のキャストはこちら
http://www.mikhailovsky.ru/en/afisha/shows.html?date=2009-06-12

ロミオ役は、ニコライ・コリパエフです。ミハイロフスキー劇場のサイトによると、マリアはジュリエットを踊るのが夢だったとありますので、この役を踊ること自体初めてのようですね。

最近はいろいろなメディアを使って、バレエ団やダンサーが情報発信をしていますね!

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イーゴリ・ゼレンスキー出演新作「Immortal Beloved」のゲネプロ映像

台湾出身の元NYCBのソリストEdwaard Liangは、現在はクリストファー・ウィールダンのMorphosesのダンサーとして、そして振付家として活躍しています。NYCBはじめ世界中のカンパニーで彼の作品は上演されています。

彼のオフィシャルチャンネルがYouTubeにあって、そこで、彼がイーゴリ・ゼレンスキーと、ゼレンスキーが芸術監督を務めるノボシビルスク・バレエに振付けた新作「Immortal Beloved」のゲネプロ映像を観ることができます。

http://www.youtube.com/watch?v=UIUURz-RD9A

作品そのものやフィリップ・グラスによる音楽がとても美しいし、ゼレンスキーが一頃の不振を脱して、ダンサーとしても充実期を迎えているのがよくわかる映像です。

今年2月26・27日のノボシビルスク・バレエでの初演の時のプレイビルです(ロシア語)
http://www.opera-novosibirsk.ru/afisha/index.php?caf:e=4&caf:id=1191

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2009/06/01

ボリショイの岩田守弘さんにロシア大統領から「友好勲章」

昨年のボリショイ・バレエの来日公演でも、「明るい小川」や「白鳥の湖」で素晴らしい演技・踊りを見せてくれた岩田守弘さんが、勲章を授与されました。ロシアのメドベージェフ大統領が、「友好勲章」を授与する大統領令を出したとのことです。

http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009060101000728.html

【モスクワ1日共同】ロシアのメドベージェフ大統領は1日までに、モスクワのボリショイ劇場で第1ソリストとして活躍するバレエダンサー岩田守弘さん(38)に「友好勲章」を授与する大統領令を出した。

 横浜市出身の岩田さんは1995年に同劇場に入団。外国人で初のソリストになった。バレエダンサーとしては小柄だが、跳躍力や演技力が高く評価されている。

授与の理由については、「日ロの文化交流の発展に多大な貢献をし、ロシア芸術を広めた」としている。

岩田守弘さんのオフィシャルブログでは、いつも芸術家としての真摯な姿と、たまに見せるおちゃめなところも読めて、いつも楽しく読んでいます。

http://ibashika.exblog.jp/

岩田さんの、今後ますますのご活躍をお祈りします!

追記:ジャパン・アーツのブログにもこのニュースが載りました。
http://ja-ballet.seesaa.net/article/120680527.html

******
なお、岩田さんを講師に迎えての特別講座が、朝日カルチャーセンターで開催されます。

8月18日(火)19:00
朝日カルチャーセンター・新宿
「ボリショイ・バレエの伝統、そして現在」
バレエダンサー・振付家 岩田 守弘
舞踊評論家 守山 実花

http://www.asahiculture-shinjuku.com/LES/detail.asp?CNO=46804&userflg=0

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2009/05/29

カール・ラガーフェルドデザインの「瀕死の白鳥」が、CHANELのサイトに!

以前、カール・ラガーフェルドがENBの「瀕死の白鳥」のためにチュチュをデザインするというニュースを紹介しました。

ENBのシニア・プリンシパルElena Glurdjidzeがこの衣装あわせのためにシャネルのクチュールサロンを訪れた際、即興で「瀕死の白鳥」を踊ったところ、カール・ラガーフェルドがそれをフィルムに収めました。そのモノクロで粒子の粗い、それゆえ美しい映像を、CHANELのオフィシャルサイトで観ることができます。

http://www.chanel.com/fashion/13#13-fashion-trends-a-ballet-for-karl-lagerfeld-0,96

製作途中の過程も見せてくれる、美しい写真のスライドショーが紹介されている記事もあります。羽飾りの繊細でゴージャスなこと!
http://www.wwd.com/lifestyle-news/eye/famed-ballerina-dances-for-lagerfeld-2146848?gnewsid=8cf572e5fcbc1103d869d229e691e5f8

チュールで作られたこの衣装には、2500枚もの羽が縫い付けられ、シャネルの縫製担当が3人がかりで、100時間もかけて縫ったそうです。そして、サドラーズ・ウェルズで上演されるバレエ・リュスプログラムの「瀕死の白鳥」にこの衣装がお目見えすることになります。また、ENBのスペインのツアーでも「瀕死の白鳥」は上演されます。

今年は、シャネルの伝記映画が2本公開されます。シャネルはバレエ・リュスと縁が深く、「青汽車」と「アポロ」の衣装をデザインしただけでなく、第一次世界大戦後にバレエ公演を再開するように、ディアギレフに進言したのも彼女なのです。

片方の映画では、ココ・シャネルと、イーゴリ・ストラヴィンスキーの恋愛を扱った作品「COCO CHANEL & IGOR STRAVINSKY(原題)」で、先週のカンヌ映画祭のクロージング作品として上演されました。監督はヤン・クーネンで、シャネル役は、実際にシャネルのモデルを務めていたアンナ・ムラグリスです。

もう一つの映画“Coco Avant Chanel”では、ココ・シャネル役は「アメリ」のオドレイ・トトウが演じます。監督は「ドライ・クリーニング」(超・好きな映画なんですよね)のアンヌ・フォンティーヌで、こちらの衣装もカール・ラガーフェルドがデザインしています。

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2009/05/27

シュツットガルト・バレエの2009/2010シーズン オフィシャルサイトに Stuttgarter Ballett Season Update

シュツットガルト・バレエの2009/2010シーズンの演目はプレス発表されていますが、オフィシャルサイトにはアップされておらず、詳しい予定はわからなかったのです。

が、いつの間にか、地味に2009/2010シーズンのスケジュールがオフィシャルサイトにアップされていました。

http://www.staatstheater.stuttgart.de/ballett/spielplan/
このページのSpielzeit 2009/10のところをクリックしてみてください。

ここのカンパニーは、いろいろな演目をジグソーパズルのようにランダムに上演しているので、予定が立てにくいですね。おまけに直前にならないとキャストが出ないし。今までそれで2回もお目当てを逃しているのです。

また、シュツットガルト・バレエの中国ツアーも発表されています。
http://www.staatstheater.stuttgart.de/ballett/spielplan/page.php?aktiv=tourneen

Peking / China 北京
National Grand Theatre 国家大劇院
9., 10. und 11. Oktober 2009
Der Widerspenstigen Zhamung 「じゃじゃ馬ならし」
Ballettgala 「ガラ」

Suzhou / China 蘇州
Science and Cultural Arts Center
16. und 17. Oktober 2009
Der Widerspenstigen Zhamung

Suzhou / China
Science and Cultural Arts Center
19. Oktober 2009
Ballettgala


それと、カンパニーメンバーの写真が一新されています。移籍・引退予定の人まで含めて…。昇進などはまだ反映されていません。

今までのプロフィール写真は、モノクロのポートレート風の人が多く、バラバラだったのですが、今回は、全員を同じカメラマンがカラーで撮影しているようで統一感があります。

http://www.staatstheater.stuttgart.de/ballett/compagnie/compagnie.php


余談ですが、一部では「毒卵」なるあだ名がついている(笑)超モダンな北京の国家大劇院のサイトを見ていたら、意外なことに気がつきました。
北京では、6月にはミュンヘン・バレエの「ライモンダ」ほかの公演があるのと、8月には中国国立バレエの「オネーギン」の公演があるんですね。

http://www.chncpa.org/n457779/index.html

Ballet: Raymonda
The Bayerische Staatsballet, Munich
June 24 - 26, 2009 19:30

Ballet: Variations of Dream Collected Programmes
The Bayerische Staatsballet, Munich
June 27, 2009 19:30

Ballet: Onegin (NBC 50th Anniversary)
National Ballet of China
August 19 - 22, 2009 19:30

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ミラノ・スカラ座2009/2010シーズン 「オネーギン」2010年10月上演 Teatro Alla Scala 2009/2010 Season

ミラノ・スカラ座の2009/2010シーズンが発表されました。

注目はなんといっても、2010年10月に「オネーギン」を上演することです。ロベルト・ボッレとマッシモ・ムッルがオネーギン役を踊ります。

http://www.teatroallascala.org/en/stagioni/2009_2010/opera-e-balletto/index.html

ベジャールの夕べ Serata Béjart 2009年12月16日初日、2010年1月5日まで
http://www.teatroallascala.org/en/stagioni/2009_2010/opera-e-balletto/Serata_Bejart.html
「春の祭典」「火の鳥」「さすらう若者の歌」
Étoiles Roberto Bolle (16, 17, 19, 29s, 30 dicembre 2009 - 2, 5 gennaio 2010) Massimo Murru (16, 17, 19, 29s, 30 dicembre 2009 - 2, 5 gennaio 2010)

ドン・キホーテ Don Chisciotte 2010年2月13日初日
Guest Artists Natalia Osipova (13, 16, 18, 19 febbraio) Leonid Sarafanov (13, 16, 18, 19 febbraio)

Trittico Novecento 2010年5月27日初日
「放蕩息子」「バレエ・インペリアル」、ショスタコーヴィチ作曲Francesco Ventriglia振付の新作
Étoiles Svetlana Zakharova (20, 27 maggio - 5, 7, 8 giugno) Massimo Murru (20, 27 maggio - 5, 7, 8 giugno)

ロミオとジュリエット Romeo e Giulietta (マクミラン振付) 2010年6月25日初日
Guest Artist Friedemann Vogel (25, 28 giugno - 1 luglio) 新プロダクション

フォーサイスの夕べ Serata Forsythe 2010年9月6日初日
「アーティファクト・スイート」「ヘルマン・シュメルマン」「イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド」
Étoiles Svetlana Zakharova (6, 7, 8, 9, 10, 14 settembre) Roberto Bolle (6, 8, 9, 13, 15, 21, 23 settembre)

オネーギン Onegin ジョン・クランコ振付 2010年10月9日初日
Étoiles Roberto Bolle (9, 12s, 15, 30 ottobre)Massimo Murru (3s, 5 novembre)

Francesco Ventrigliaは、ザハロワが「ザハーロワのすべて」で踊った「Black」や、「Zakharova Supergame」の振付家ですね。ショスタコーヴィチの曲を使うということで、ちょっと興味があります。

パリ・オペラ座での「オネーギン」の2回目以降の感想がなかなか書けないでいるのです。「オネーギン」はもちろん主役二人も重要なのですが、レンスキーやオルガ役もとても大きな役割を果たしていたということを改めて実感しました。残念ながら、私が観た日にこの役を踊ったダンサーたちは相当物足りなかったので、オネーギンやタチアーナ役がいくら良くても、全体的な満足度が低くなってしまったのです。マチュー・ガニオやバンジャマン・ペッシュが怪我で出られなかったことが大きいと思うんですが。残念なことに、マチアス・エイマンがレンスキーを踊った日を見ることができなくて。

スカラ座での上演では、そういうことがないように願っているところです。

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2009/05/25

NBSがYouTubeにオフィシャルチャンネルを開設/SemperOperの「幻想 白鳥の湖のように」

今日もロイヤル・デンマーク・バレエの「ロミオとジュリエット」を観て来ました。2回目になると色々と新しい発見があって、とても面白かったです。舞台に上がっている一人一人が自然な演技をしていて、とても生き生きとしていて素晴らしい公演になりました。主演の若い二人のフレッシュさが眩しかったです。このカンパニーはすごく好みだなって思いました。また時間を空けずに来て欲しいなって切に願います。

終演後に友達と東京国立博物館でカルティエ展を観に行って(これも、とっても面白かったです!先週は「ナポリ」の後に阿修羅展に行ったのです)、その後話が尽きることがなく帰宅が遅くなってしまったので、感想はしばらくお待ちください。

さて、いつのまにかNBSがYouTubeにオフィシャルチャンネルを開設していました。

http://www.youtube.com/user/2009NBS

今までNBSは、EyeVioというソニーの動画サービスで動画を提供していたのですが、Eyevioがサービス終了してしまったのでどうするのかな、と思っていたのです。YouTubeでオフィシャル動画を配信すれば、世界中のバレエファンが観ることができて良いことですよね。

デンマーク・ロイヤル・バレエの「ロミオとジュリエットRomeo and Juliet」(2本)、「ナポリNapoli」、東京バレエ団の「ジゼルGiselle」(上野水香と高岸直樹、吉岡美佳とフリーデマン・フォーゲル)、「タムタムTamtam」、「月に寄せる七つの俳句Haiku」、「エチュードEtudes」、「ボレロBolero」と動画を見ることができます。

*******
YouTubeのカンパニーオフィシャルチャンネルの話つながりで。竹島由美子さんやイリ・ブベニチェクが所属しているドレスデン・バレエ(ゼンパーオーパー)もYouTubeにオフィシャルチャンネルを持っています。

http://www.youtube.com/user/SemperOperBallett

このオフィシャルチャンネルに、最近、ジョン・ノイマイヤー振付の「幻想 白鳥の湖のように Illusions Like Swan Lake」からの動画がアップされています。ナタリア姫は竹島由美子さんが踊っています。この動画がとても素敵なんです。

「幻想 白鳥の湖のように」は、ドレスデン・バレエでは2009/2010シーズンの上演予定がないのですが、来年の5月に、久しぶりにハンブルク・バレエで上演されるんですよね。まだ生で全幕を観たことがないので、すごく観たいです。
http://www.hamburgballett.de/e/rep/schwanensee.htm

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2009/05/22

ワガノワ・バレエ学校のスライドショー Vaganova Ballet Academy Interactive

こういう美しい映像には、もはや言葉は要りませんね。

http://www.nytimes.com/interactive/2009/05/04/arts/20090504-vaganova/index.html

300年もの歴史を誇るワガノワ・バレエ学校。教師が40人もいて、レッスンピアニストだけで30人もいるというのがすごいです。すべてのリハーサルルームの床がマリインスキー劇場と同じ角度をしているとのこと。これだけ美しい生徒たちのうち、毎年3分の1しか最終学年に進めない、というのが、踊ることを仕事にすることの厳しさを物語っています。

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オレンジ・カウンティのガラ「Tour De Force」/ABTのオープニング・ガラのスライドショー

以前ご紹介したエイフマン・バレエの「オネーギン」公演に先立ち、カリフォルニア州のOCPAC(Orange County Performing Arts Center)で、Tour De Force という豪華な出演者によるガラが5月21日(今日)行われます。

http://www.ardani.com/projects-tdforce.php

Nikolay Tsiskaridze Maria Alexandrova Natalia Osipova Ivan Vasiliev
(Bolshoi Ballet)

Diana Vishneva Leonid Sarafanov Denis Matvienko Anastassia Matvienko
(Mariinsky Ballet)

Bernice Coppieters Chris Roelandt (Ballet Monte Carlo)

Gennady Saveliev (American Ballet Theatre)

Desmond Richardson (Complexions)

Vladimir Malakhov (Berlin Staatsballet)

Guillaume Cote (National Ballet of Canada)

Soloists and Corps-de-Ballet of the Eifman Ballet of St. Petersburg

プログラムはここからダウンロードできます(PDF)
http://www.ocpac.org/home/Media/program%20assets/TourdeForce-p.pdf

クリストファー・ウィールドン振付による「For 4」を、デニス・マトヴィエンコ、レオニード・サラファーノフ、イワン・ワシーリエフ、そしてギョーム・コテというここでしかありえないメンバーで上演するんですね。また、ビゴンゼッティの「カジミールの色」をウラジーミル・マラーホフとディアナ・ヴィシニョーワが踊ります。

http://www.latimes.com/entertainment/news/arts/la-et-gala20-2009may20,0,548522.story

上記記事によると、このガラは、OCPACの資金集めのために、パトロンを大勢招いたものとなっており、終演後ダンサーも参加するディナーを含めたチケット代は$280というものになっています。(日本人の感覚からすると、それほど高くはないですよね) ちなみに、1月に行われたサンフランシスコ・バレエのオープニング・ガラのチケット代は、 $375 から最高 $3,500という凄い金額になっており、サンフランシスコ・バレエは一晩で100万ドルの売り上げを計上したそうです。先日のABTのオープニングガラは、値段はサンフランシスコと同じくらいだと思いますが、さらに売り上げは大きいものと考えられます。

OCPACによると、このガラは、単に資金を集めるというよりは、OCPACのダンス界における存在感を示すために開くものなのだそうです。たとえば、モンテカルロ・バレエのベルニス・コピエテルスとクリス・ローラントは今回初めてOCPACでの公演に出演することになります。ガラの共催者であるArdaniは、今後経済が安定したら、モンテカルロ・バレエの米国ツアーを招聘したいとのことで、そのためにカンパニーの二人のスターに出演してもらうことにしたとのこと。また、ボリス・エイフマンがこのガラのために、「Fallen Angel」という新作をニコライ・ツィスカリーゼに振付けたそうです。Ardaniは今までに、「Kings of the Dance」や、ディアナ・ヴィシニョーワの「Beauty in Motion」を成功させています。

ダンサーたちも楽しみにしているとのことで、現在ミラノ・スカラ座に客演中の、ナチョナル・バレエ・オブ・カナダのギョーム・コテは、単なるパ・ド・ドゥを見せるためのガラではなく、5日間の予定で滞在して、振付指導をきちんと受けて出演する特別な機会であり、とても楽しみにしていると語っています。

*****
おまけ

ABTのオープニング・ガラのスライドショーが、New York Timesで見ることができます。
http://www.nytimes.com/slideshow/2009/05/19/arts/20090519_ABTGALA_SLIDESHOW_index.html

ラトマンスキー振付の「仮面舞踏会」の写真、真っ赤なドレスで艶やかなニーナ・アナニアシヴィリに、コミカルに求愛するメンバーがあまりにも豪華で笑っちゃいます。マキシム・ベロツェルコフスキー、ホセ・カレーニョ、アンヘル・コレーラ、そしてマルセロ・ゴメス。

バランシン・プログラムのスライドショーも。
http://www.nytimes.com/slideshow/2009/05/20/arts/20090520_BALANCHINE_SLIDESHOW_index.html

こちらは、ABTオープニング・ガラに集まった豪華なセレブレティの美しいドレスがいっぱい見られます。ミシェル・オバマをはじめ、レニー・ゼルウィガー、クレア・デーンズ、デヴィッド・ボウイ夫人のイマン、スーパーモデルのココ・ロシャなど。

http://www.afpbb.com/article/entertainment/fashion/2604030/4165096

******
5/23追記:OCPACのブログで、このTour de Forceのガラパーティの写真を見ることができます。ニコライ・ツィスカリーゼ、ウラジーミル・マラーホフ、ディアナ・ヴィシニョーワらのリラックスした姿が見られます。

http://centerscene.blogspot.com/2009/05/dancers-descend-on-orange-county.html

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2009/05/21

シュツットガルト・バレエのオフィシャルサイトのクランコ診断/スペイン公演の記事

シュツットガルト・バレエのネタの連投で恐縮ですが、オフィシャルサイトのトップに、自分がジョン・クランコ作品のどのキャラクターに当てはまるか、という診断クイズができています。一応英語版もあります。

Crankocast
http://www.staatstheater.stuttgart.de/ballett/crankocast/spiel.html

なかなか楽しくてお洒落なサイト、新プリンシパルのエヴァン・マッキーが怪我をしている間にプロデュースしたそうです。ちなみに、私は「カルタ遊び」のジョーカーでした(笑)

なかなか来シーズンのラインアップがオフィシャルの方に載らないですね…。

*****

ついでなので、シュツットガルト・バレエのスペイン公演の記事を紹介します。もちろんスペイン語なのですが、スペインはアリシア・アマトリアンの母国なので、かなり取り上げられていますね。写真入りの紹介やインタビュー記事もかなりあります。

http://www.publico.es/agencias/efe/224287/real/recibe/perfeccion/romeo/julieta/ballet/stuttgart

http://www.abc.es/20090510/espectaculos-teatro/romeo-julieta-revive-real-20090510.html

こちらの記事は、アリシアがイーゴリ・イェブラと写っています。これもスペインつながりですね。
http://www.elmundo.es/elmundo/2009/05/10/cultura/1241959396.html

ジェイソン・レイリーとの「ロミオとジュリエット」の写真 (ジェイソンのロミオ、観たかった…もうシュツットガルトでは見られなくなると思うと悲しい)
http://enpositivo.com/200905081997/cultura/el-ballet-de-stuttgart-protagonizara-romeo-y-julieta-en-el-teatro-real-de-madrid

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2009/05/20

シュツットガルト・バレエ2009/2010シーズン続報 エヴァン・マッキーがプリンシパルに昇進 Stuttgarter Ballett 2009/2010、Evan McKie Promoted Principal

シュツットガルトの2009/2010シーズンですが、
まだオフィシャルには出ていませんが、もう少し詳しい情報がドイツのフォーラムに出ました。
http://www.tanznetz.de/en/forum.phtml?page=showthread&aid=90&tid=14803


Spielzeit 2009/2010 2009/2010シーズン

9月26日~ Giselle「ジゼル」
9月30日~ Brouillards / Jeu de Cartes und verschiedene Pas de deux/Soli (中劇場)「カード遊び」ほか
11月13日~ Onegin「オネーギン」
11月27日~  Kenneth MacMillan: Lieder von Leben und Tod: Das Lied von der Erde, Requiem マクミラン「大地の歌」「レクイエム」
12月22日~ Orphe et Euridice 「オルフェオとエウリディーチェ」

2010年
2月5日~ Cranko / Kylian / Scholz: Opus 1 von John Cranko, Vergessenes Land von Jiri Kylian und Siebte Sinfonie“ von Uwe Scholz 「クランコ・キリアン・ショルツ」
3月31日~ Breiner / Volpi / N.N. Urauffhrungen von Bridget Breiner und Demis Volpi (中劇場) 「ブライナー/ヴォルピ/未定」
6月2日~ Orlando Urauffhrung von Marco Goecke nach Virginia Woolf, Musik: u.a. Michael Tippett. Opernhaus 「オルランド」Marco Goecke 振付、ヴァージニア・ウルフ原作
7月7日~ McGregor / Elo / N.N. Urauffhrungen von Wayne McGregor und Jorma Elo (中劇場). Eine der Urauffhrungen am 31.3. oder 7.7. wird von Douglas Lee sein 「マクレガー/エロ/未定」 (ダグラス・リーの作品が、3月31日からのプログラムか、7月7日からのプログラムのどちらかに入る)
7月17日~ Romeo und Julia 「ロミオとジュリエット」

<人事>
退団
Jason Reilly geht zum National Ballet of Canada ジェイソン・レイリー(カナダ・ナショナル・バレエに移籍)
Elena Tentschikowa beendet ihre Karriere und erffnet ein Pilatesstudio in Mnchen エレーナ・テンチコワ(引退、ミュンヘンにピラティスのスタジオを開設)
Alexis Oliveira geht zu Les Ballets de Monte-Carlo アレクシス・オリヴェイラ(モンテカルロ・バレエに移籍)
Stefan Stewart will choreografisch arbeiten und zeitgenssisch tanzen ステファン・スチュワート(振付家とコンテンポラリーダンスに転向)
Charles Berry beendet seine Karriere und kehrt als Steuerberater nach Ottawa zurck (引退してオタワに移転)
Heather Chin und Peter Piterka sind schon whrend der laufenden Spielzeit ausgeschieden (シーズン途中で退団)

入団
die Eleven Annabel Fawcett, Daisy Long, zkan Ayik und Ludovico Pace werden in die Kompanie bernommen (ジュニアカンパニーから4名入団)
Daniel Camargo kommt von der John-Cranko-Schule ジョン・クランコ・スクールよりダニエル・カマルゴが入団
Roman Novitzk kommt vom Ballett des Slowakischen Staatstheaters Bratislava
スロヴァキア国立バレエからロマン・ノヴィツキーが入団

Als Eleven kommen aus der John-Cranko-Schule: Mariya Batmann, Valeria Busdraghi, Heather MacIsaac, Ami Morita und Lea Zoe Weidner. Von der Tanzakademie Zrich kommt Doruk Demirdek, von der Royal Ballet School kommt Elisa Badenes Vazquez

昇進
Evan McKie wird Erster Solist エヴァン・マッキーがプリンシパルに昇進
William Moore und Damiano Pettenella werden Solisten ウィリアム・ムーアとダミアーノ・ペテネッラがソリストに昇進
Angelina Zuccarini und Laurent Guilbaud werden Halbsolisten アンジェリーナ・ズッカリーニとローラン・グイボーがハーフ・ソリストに昇進

*****
はい、長身ノーブル王子様のエヴァン・マッキーくんが、見事プリンシパルに昇進しました。おめでとうございます!そろそろアキレス腱の怪我からの復帰も実現するはずです。

ダミアーノ・ペテネッラは、来日公演の「オネーギン」でグレーミン公爵を演じられていた方ですね。眠りの四人の王子やカラボスでも活躍していました。

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シュツットガルト・バレエの2009/2010シーズン

プレス発表が行われたようなのですが、まだシュツットガルト・バレエのオフィシャルサイトには反映されていません。新聞での記事になっているのはとりあえず新作と、入退団情報、昇進情報です。

新作では、ヴァージニア・ウルフの原作をバレエ化した「オルランド」が楽しみですね。


エレーナ・テンチコワの引退、アレクシス・オリヴェイラの移籍は残念です。特にエレーナ・テンチコワは前回の世界バレエフェスティバルにも出演していて、日本でもおなじみのダンサーだったので、健康上の理由での引退というのは、気になります。

http://www.ez-online.de/lokal/kultur/schaufenster/Artikel426841.cfm


Ballet

<オペラハウスでの新作>
Opera house

■Kenneth MacMillan: Songs of lives and TodDas song of the earth
choreography: Kenneth MacMillan
ケネス・マクミラン「大地の歌」 音楽:マーラー
Music: Gustav Mahler

■Requiem choreography: Kenneth MacMillan
ケネス・マクミラン「レクイエム」 音楽:ガブリエル・フォーレ
Music: Gabriel Faure

Premiere: 27. November 2009
プレミア 2009年11月27日

■Cranko/Kylian/Scholz

Opus 1 choreography: John Cranko
ジョン・クランコ「オーパス1」
Music: Anton of weavers

Forgotten country choreography: Jir i Kylian
イリ・キリアン「Forgotten country」 音楽:ブリテン
Music: Benjamin Britten

Seventh symphony choreography: Uwe Scholz
ウヴェ・ショルツ「第七交響曲」 音楽:ベートーヴェン
Music: Ludwig van Beethoven

Premiere: 5. February 2010
プレミア 2010年2月5日

■Orlando from Marco Goecke after the novel of the same name of Virginia
Woolf
Choreography: Marco Goecke
Marco Goecke「オルランド」(ヴァージニア・ウルフ原作) 音楽:マイケル・ティペット

Music: Michael Tippett

Premiere: 2. June 2010
プレミア 2010年6月2日

<Theatre 小劇場での新作>

■Breiner/Volpi/N.N. New choreographies of Bridget Breiner, Demis Volpi and
a further Choreografen
ブリジット・ブライナー、Demis Volpiと未来の振付家の新作

Premiere: 31. March 2010
プレミア 2010年3月31日

■McGregor/Elo/N.N. New choreographies of Wayne McGregor, Jorma Elo and a
further Choreografen
ウェイン・マクレガー、ヨルマ・エロ、未来の振付家の新作

Premiere: 7. July 2010
プレミア 2010年7月7日

<カンパニーの退団、昇進情報>

ジェイソン・レイリーはカナダ・ナショナル・バレエに移籍
エレーナ・テンチコワは健康上の理由で引退
ソリストのアレクシス・オリヴェイラはモンテカルロ・バレエに移籍
ハーフソリストのステファン・ステュアートは振付家・コンテンポラリーダンスに転向


ダミアーノ・ペテネッラとウィリアム・ムーアがソリストに昇進
アンジェリーナ・ズッカリーニと、ジョン・クランコスクールから入団するダニエル・カマルゴがハーフソリストに昇進


こちらの記事では、「じゃじゃ馬ならし」を中国で上演すると読めるのですが、ドイツ語なのであまり自信がありません。
http://www.ad-hoc-news.de/staatsoper-stuttgart-holt-sich-bieito-und-herheim--/de/Politik/20236492

追記:別ソースで確認したところ、やはり10月に中国での「じゃじゃ馬ならし」のツアーがあるようです。


ebijiさんの「日々これ口実」では、その他のラインアップについての情報も載っていますので、興味のある方はどうぞ。もちろん来シーズンは「オネーギン」が上演されます。
http://nagaji.blog37.fc2.com/

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2009/05/18

エイフマン・バレエの「オネーギン」写真、動画など Eifman Ballet's Onegin

マリンスキー・バレエやエイフマン・バレエ、ディアナ・ヴィシニョーワの「Beauty in Motion」や「Kings of the Dance」のインプレサリオとして知られるArdani Artistsのサイトがリニューアルされていました。

現在、エイフマン・バレエは全米ツアー中で、次の公演は、5月20日から24日まで、カリフォルニア州コスタ・メサのOrange County Performing Arts Center公演です。

このOCPACのサイトでは、公演プログラムの内容やボリス・エイフマンによる解説まで全部PDFで提供していて、親切ですね。

「オネーギン」の写真が、このAridani Artistsのサイトにアップされています。斬新でスタイリッシュな衣装、難易度の高そうなリフトがあったりと、凄そうな作品です。
http://www.ardani.com/photos-eifman.php

Orange County Performing Arts Centerは、YouTubeにオフィシャルチャンネルを持っているので、「オネーギン」の動画を少し見ることができます。

ebijiさんの日々これ口実でも、エイフマン・バレエの「オネーギン」関連の動画を紹介して下さっていますのでよかったらご覧になってください。
http://nagaji.blog37.fc2.com/blog-entry-1484.html

レビューも続々と上がっています。
Chicago Tribune
http://www.chicagotribune.com/features/lifestyle/chi-0516-eugene-onegin-ovnmay16,0,186588.story

*******

なお、Ardani Artistsのサイトに載っている、マリインスキー・バレエのフォトアルバムの写真も、とても美しいです。
http://www.ardani.com/photos-mariinsky.php

Kings of the Dance (ニコライ・ツィスカリーゼ、ホセ・カレーニョ、ホアキン・デ・ルース、デヴィッド・ホールバーグ、ドミトリー・グダーノフの現行メンバーのほか、第一回のヨハン・コボー(&アリーナ・コジョカル)やアンヘル・コレーラも)の写真やツアー中のスナップもたくさん載っています。
http://www.ardani.com/photos-kings.php

5/23追記:OCPAC公演のレビューがアップされています。写真のスライドショーも。

http://www.ocregister.com/articles/onegin-eifman-tatyana-2422921-ballet-black

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2009/05/14

シュツットガルト・バレエの2010年カレンダー2種/マドリッド公演 Stuttgarter Ballett Kalender

4月末にシュツットガルトに行ってきた時に、早くも来年のカレンダーが売っていました。2009年のカラー版のカレンダーはちょうど今使っています。2010年のも、カラー版(舞台写真)とモノクロ版(リハーサル写真)の2種類が出ていました。

カラー版が36ユーロ、モノクロ版が18ユーロで、カラーの方はダンボールに入っていたので、大変重い思いをしてホテルまで持って帰ったのですが、ダンボールを外したらちょうどそのままスーツケースに入ってくれたので良かった。この定価を考えると、去年の来日公演で会場で販売されていたカレンダーは、本当にお得な価格だったのですね。

これは2009年のカレンダー(カラー版)
http://www.amazon.de/Stuttgarter-Ballett-2009-Lesley-Spatt/dp/3411802138

P1030746s

アマゾン等では扱っていないのですがAmazonではAmazon.de(ドイツ)でのみ扱っているのですが、モノクロ版は大体毎年チャコットやシルヴィア等のバレエショップで売っているので、参考になるかと思って、登場していたダンサーと作品名を紹介します。

カラー版
表紙は、ノイマイヤー振付の「オテロ」、ジェイソン・レイリーとカーチャ・ヴュンシュです。このジェイソンの写真が、も~めちゃめちゃカッコいい。同じ図柄のポスターも売っていました。

こちらのサイトにあるDurchblätternという文字をクリックすると、各月の写真を見ることができます。拡大された画像の上にあるWeiterblätternをクリックしていくと、スライドショー形式で見られます。
http://www.wissenswert24.de/product_info.php?cPath=28_101_107&products_id=2900

1月 Aus Holbergs Zeiten ジョン・クランコ振付 エリザベス・メイソン
2月 くるみ割り人形 Marco Goecke振付 エレーナ・テンチコワ、ウィリアム・ムーア
3月 Presence ジョン・クランコ振付 スージン・カン、ジェイソン・レイリー、イリ・イェリネク、カンパニー
4月 Lulu クリスチャン・シュプック振付 エリザベス・メイソン、アンサンブル
5月 白鳥の湖(黒鳥のPDD) ジョン・クランコ振付 アンナ・オサチェンコ、エヴァン・マッキー
6月 Brouillards ジョン・クランコ振付 アリシア・アマトリアン、ダグラス・リー
7月 Presence ジョン・クランコ振付 スージン・カン
8月 オテロ ジョン・ノイマイヤー振付 ジェイソン・レイリー、マリイン・ラドメイカー、アレクサンダー・ジョーンズ、カンパニー
9月 ロミオとジュリエット ジョン・クランコ振付 スージン・カン、フリーデマン・フォーゲル
10月 カルメン ジョン・クランコ振付 スージン・カン、マリイン・ラドメイカー
11月 カード遊び(Jeu De Cartes) アレクサンダー・ザイツェフ
12月 白鳥の湖(黒鳥のPDD) アンナ・オサチェンコ、フィリップ・バランキエヴィッチ

写真の魅力で言えばダントツで表紙の「オテロ」のジェイソンが素敵です。でも、もう一枚の「オテロ」の写真も、美しい男性たちをそろえた不穏な感じでいいですね。あと、シュプックの「ルル」が退廃的な雰囲気で美しいです。「カルタ遊び」のザイツェフはメイクで顔はほとんどわからないのですが、空中で止まっているかのような瞬間を写していて、見事なテクニックが伺えます。こちらのカレンダーを使う2010年にはジェイソン・レイリーがいないと思うと、彼の抜けた穴が大きいだろうなと感じられてしまいます(涙)。

モノクロ版
表紙 Aus Holbergs Zeiten ジョン・クランコ振付 エリザベス・メイソン、アレクシス・オリヴェイラ
1月 テーマとヴァリエーション ジョージ・バランシン振付 エレーナ・テンチコワ、マリイン・ラドメーカー
2月 Poeme de L'Extase(法悦の詩) ジョン・クランコ振付 エリザベス・ワイゼンバーグ、ヘザー・チン、ナタリーグス、ダモエラ・ランツェッティ、デヴィッド・ムーア、ブレント・パロリン、チャールズ・ベリー
3月 テーマとヴァリエーション ジョージ・バランシン振付 マリア・アイシュヴァルト、フリーデマン・フォーゲル
4月 眠れる森の美女 マリシア・ハイデ振付 アンナ・オサチェンコ
5月 ハムレット ケヴィン・オデイ振付 アリシア・アマトリアン、ジェイソン・レイリー
6月 カード遊び ジョン・クランコ振付 ローランド・ハヴリカ、アッティラ・バコ、ダミアーノ・ペネテッラ、ローレント・ギボー、ウィリアム・ムーア
7月 じゃじゃ馬ならし スージン・カン、フィリップ・バランキエヴィッチ
8月 Aus Holbergs Zeiten ジョン・クランコ振付 エリザベス・メイソン、アレクシス・オリヴェイラ(表紙と同じ)
9月 Poeme de L'Extase(法悦の詩) ジョン・クランコ振付 ブリジット・ブライナー、イリ・イェリネク、ジェイソン・レイリー、アレクサンダー・ジョーンズ、エヴァン・マッキー、フリーデマン・フォーゲル
10月 ハムレット ケヴィン・オデイ振付 オイハネ・ヘレーロ、エヴァン・マッキー
11月 テーマとヴァリエーション ジョージ・バランシン振付 アリシア・アマトリアン、フリーデマン・フォーゲル
12月 I Fratelli(若者のすべて) マウロ・ビゴンゼッティ振付、カーチャ・ヴュンシュ、マリイン・ラドメーカー

こちらは、リハーサル写真ならではの、楽しげなムードがある写真が何点かあるのが面白いです。中でも「じゃじゃ馬ならし」の羽目を外した動きのある写真からは笑い声が聞こえてきそう。空中で止まっているかのようなスージンが可愛いです。ジェイソン・レイリーはすごくセクシーだわ、とかマリイン・ラドメーカーは横顔も美形だわ、とかいろいろと楽しめます。「ハムレット」のオイハネ・ヘレーロとエヴァン・マッキーの息詰まるやり取りが見えてくる写真もすごく素敵。

*********
追記
Side B-alletのゆうさんに教えていただきましたが、Amazon.co.jpでも発売するようです。

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今シュツットガルト・バレエはスペインはマドリッド、テアトロ・レアルにて「ロミオとジュリエット」を公演中です。けが人が多いためか?逆に豪華なキャストになっていて、なんと13日はジェイソン・レイリーがマキューシオ役デビューなんですね。また、フィリップ・バランキエヴィッチも、ロミオとマキューシオの両方を踊っているし、観られた人はラッキーなんじゃないかと思います。最終日など、プリンシパルを5人も投入しているんですよね。

バランキエヴィッチは、シュツゥトガルトに戻ってきての「ラ・フィユ・マル・ガルデ」ではシモーヌ役も踊っているんですね。芸達者な人だわ。
http://www.staatstheater.stuttgart.de/ballett/spielplan/

5月13日
Romeo und Julia (Gastspiel in Madrid)
Ballett in drei Akten nach William Shakespeare
Besetzung
Julia Sue Jin Kang
Romeo Filip Barankiewicz
Mercutio Jason Reilly (Rollendebüt)
Benvolio Attila Bako
Tybalt Jiri Jelinek
Graf Paris Nikolay Godunov
Teatro Real, Madrid (ES)


5月14日
Romeo und Julia (Gastspiel in Madrid)
Julia Maria Eichwald
Romeo Jason Reilly
Mercutio Arman Zazyan
Benvolio Roland Havlica
Tybalt Nikolay Godunov
Graf Paris Alexander Jones


5月15日
Romeo und Julia (Gastspiel in Madrid)
Julia Sue Jin Kang
Romeo Filip Barankiewicz
Mercutio Jason Reilly
Benvolio Attila Bako
Tybalt Jiri Jelinek
Graf Paris Nikolay Godunov


5月16日(マチネ)
Romeo und Julia (Gastspiel in Madrid)
Julia Maria Eichwald
Romeo Jason Reilly
Mercutio Arman Zazyan
Benvolio Roland Havlica
Tybalt Nikolay Godunov
Graf Paris Alexander Jones


5月16日(ソワレ)
Romeo und Julia (Gastspiel in Madrid)
Julia Alicia Amatriain
Romeo Friedemann Vogel
Mercutio Filip Barankiewicz
Benvolio William Moore
Tybalt Jiri Jelinek
Graf Paris Douglas Lee

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2009/05/11

毎日新聞「時代を駆ける」に吉田都さん Miyako Yoshida Interview

わが家では、あまりバレエの批評等が載らない毎日新聞を購読しているのですが、今日(5月11日)の朝刊「時代を駆ける」に、珍しく連載で吉田都さんのインタビューが載っていました。

記事はWebでも読むことができます。
http://mainichi.jp/select/opinion/kakeru/news/20090511ddm004070017000c.html

インタビューやテレビ出演を見ていつも思うのですが、都さんは世界の頂点と言ってもいい素晴らしいバレリーナで、スターだというのに、とても腰が低く、偉ぶることなど決してありません。彼女はいつも、飾らない人柄の良さと向上心の高さを感じさせてくれて、本当に素敵な方だと思います。

ローザンヌコンクールでの、踊る歓びに満ちた空気が17歳の都さんを解き放ち、ロイヤル・バレエ・スクールへのスカラシップにつながり、さらにピーター・ライトが彼女に目を留めたことでサドラーズ・ウェルズ・ロイヤル・バレエに入団。当時入団の打診を受けた時には、むしろショックだったというエピソードには驚きました。両親や日本の先生が都さんの背中を押してくれて、彼女がイギリスに残ることを決断してくれたことに、私たちは感謝しなくてはならないと思います。

願わくば、もっと日本で彼女が踊る舞台を観たいものです。誰もがロンドンにすぐに飛んで行けるわけではないので。来年のロイヤル・バレエの来日公演の「ロミオとジュリエット」で都さんを観られたら、こんなに嬉しいことはないですよね。(チケットは大変な争奪戦になりそうですが)

追記:第二回「欠点を見据え克服し、自信」はこちらです。
http://mainichi.jp/select/opinion/kakeru/news/20090512ddm004070168000c.html

********

※タイトルと関係ないのですが、シュツットガルト・バレエの4月29日の鑑賞記がやっと書けたので、一応お知らせしておきます。関心のある方はどうぞ~。
http://dorianjesus.cocolog-nifty.com/pyon/2009/04/429-goecke-lee-.html

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2009/05/09

NHK教育テレビロイヤル・バレエ「マノン」Royal Ballet Manon/ENBの衣装をカール・ラガーフェルドがデザイン

今日は帰宅後NHK教育テレビで放映されていたロイヤル・バレエの「マノン」を観ていました。ハイビジョンで2回放送された時も観たのですが、「マノン」が大好きなので、今日も思わず観てしまったわけです。

タマラ・ロホのマノン役が素晴らしいのですよね。天然のファム・ファタルで、どこまでも純真で生命力に溢れていて。以前、ダンスマガジンのインタビューで、彼女は、マノンは悪女ではなく、周りの男性たちに利用された犠牲者なのだと語っていました。最後の最後まで生命の炎を燃やし続けた彼女は、確かに犠牲者だったのかもしれない。だけど彼女は強く生きたんだと思わせてくれます。しかも堕ちれば堕ちるほど、逆に清められていくように見えるのです。

カルロス・アコスタは熱演していて、特に沼地のパ・ド・ドゥでの感情のこもり方、マノンへの愛と万感の想いには胸を打つものがあるのですが、踊りはやや安全運転過ぎたような感じです。彼はとてもノーブルでいいダンサーなのですが、デ・グリューはちょっと彼のキャラクターには合わないと思いました。

ホセ・マルティンのレスコーは小悪党ぶりがよくはまっているし、酔っ払いダンスも上手くて適役です。スペイン人同士なので、容姿的にも兄妹に見えるし。そういえば、2005年のロイヤルの来日公演では、タマラ・ロホ、ロバート・テューズリー、ホセ・マルティンの組み合わせで「マノン」を観て、タマラ・ロホのゾクゾクするような演技力に舌を巻いたのでした。

ロイヤルはキャラクテールがみんな上手いので、マクミラン作品は見ごたえがあります。ムッシュGMのクリストファー・サウンダース、マダムのジェネシア・ロサートとも、台詞が聞こえてくるような演技を見せてくれます。トーマス・ホワイトヘッドの看守がものすごい変質者ぶりで、マノンを舐め回すような視線が強烈でした。彼はマッツ・エックの「カルメン」で、タマラのカルメンに対してホセを演じているんで、演技の温度が同じものを感じさせます。あまりにも変態っぽい看守なので、タマラがとても小さくて哀れな存在に見えます。まさに男たちの欲望の犠牲者となった姿なのですね。

3人の紳士が佐々木陽平、リカルド・セルヴェラ、ヴァレリー・ヒリストリフなのですが、リカルドをこの役で使うのはあまりにも勿体無いですよね。やはり2005年の来日公演、ダーシー・バッセルとロベルト・ボッレが出演した「マノン」で彼はレスコー役だったのです。ダーシーの兄にしてはちょっと可愛すぎたところもありますが、踊りは本当に上手いのに。

良い公演だと思うし、そのうちDVD化されたら買いたいと思います。その前の情報コーナーでは、タマラ・ロホのインタビューも流れました。DVDの特典として収録されていたらいいな。

「英国ロイヤル・バレエ団 『マノン』」The Royal Ballet Kenneth MacMillan's Manon
バレエ「マノン」全3幕

<出演>
マノン:タマラ・ロホ Tamara Rojo
デ・グリュー:カルロス・アコスタ Carlos Acosta
レスコー:ホセ・マルタン Jose Martin
ムッシューG.M.:クリストファー・サンダース Christopher Saunders
レスコーの愛人:ラウラ・モレラ Laura Morera
看守:トマス・ホワイトヘッド Thomas Whitehead
マダム:ジェネシア・ロサート Genesia Rosato
物乞いの頭:ポール・ケイ Paul Kay
紳士:リカルド・セルヴェラ Ricardo Cervera ヴァレリー・ヒリストフ Valeri Hristov 佐々木陽平 Yohei Sasaki
バレエ:英国ロイヤル・バレエ団 The Royal Ballet

<管弦楽>コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
<指揮>マーティン・イェーツ
<振付>ケネス・マクミラン
<収録>2008年11月 ロイヤル・オペラハウス(ロンドン) The Royal Opera House 2008.11

http://www.nhk.or.jp/art/archive/200905/02music.html

*******
「マノン」つながりで、同じくマクミランの「マノン」をレパートリーにしているのが、イングリッシュ・ナショナル・バレエ(ENB)です。今年の1月にも、フリーデマン・フォーゲルをゲストに迎えてロンドンで上演したのですが、ちょうど今、イタリアのパルマとモデルナにて、「マノン」を上演しています。
http://www.ballet.org.uk/manon/manon-performance-times.html

そのENBですが、6月16日ー20日には、サドラーズ・ウェルズにてバレエ・リュスへのオマージュ公演を行います。
http://www.ballet.org.uk/ballets-russes/ballets-russes.html
「シェヘラザード」「レ・シルフィード」「瀕死の白鳥」「薔薇の精」「アポロ」「牧神の午後」そして「春の祭典」(マクミラン版)が上演されます。ENBの創設者アリシア・マルコワとアントン・ドーリンはバレエ・リュスのオリジナル・メンバーだったため、これだけのプログラムをそろえることができたといえます。

そして、シャネルのデザイナーであるカール・ラガーフェルドが今回のために、「瀕死の白鳥」などの衣装をデザインします。
http://www.telegraph.co.uk/fashion/fashionnews/5268169/Karl-Lagerfeld-designs-Chanel-outfits-for-English-National-Ballet-dancers.html

この記事に写真が載っている「瀕死の白鳥」の衣装の美しいこと!シニア・プリンシパルのElena Glurdjidzeが着用して踊るとのことです。そして、5月4日発売の「Harper's Bazaar」誌に、この衣装の特集が載っているそうです。

ココ・シャネル自身、「青列車」の衣装デザインを行うなど、バレエ・リュスと深い縁があったんですよね。

********

ロイヤル・オペラハウスでのバレエ「マノン」を収録したCDです。「マノン」という作品は、音楽も美しくドラマティックなのですよね。オペラの「マノン・レスコー」とは作曲者マスネは同じでも、異なった曲を使用しています。特に「エレジー」は印象的です。

Massenet: ManonMassenet: Manon
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2009/05/08

帰国しました/エイフマン・バレエの「オネーギン」 Eifman Ballet “Onegin.”

今朝成田着の飛行機で帰国し、そのまま会社に直行してお仕事。さすがに疲れました。

帰宅すると、マリインスキー・バレエのチケットの束とか、パリにいるときに注文しておいた「椿姫」のDVDとか(早い!)、バレエフェスティバルの追加券の入金案内、祭典会員継続の案内とバレエフェスティバルのガラの案内、そして東京バレエ団の「ラ・バヤデール」のチラシなどもろもろ届いていましたが、ゆっくり見る暇はなく。

とりあえず4月30日の「オネーギン」の感想だけは書き終わりましたので宜しければどうぞ。

昨夜帰国する前にインターネットで見ていて、見つけたのが、エイフマン・バレエの新作「オネーギン」(ボリス・エイフマン振付)のカリフォルニア公演の批評。ちょうどパリでクランコのオネーギンを見ているときに、西海岸でこんなものを上演していたんですね。

The San Francisco Chronicle
http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2009/05/05/DD5C17DA06.DTL

The Financial Times
http://www.ft.com/cms/s/2/608b16a4-398b-11de-b82d-00144feabdc0.html

時代設定を、ソ連崩壊後のロシアに置き、オネーギンは同性愛者であり、そしてレンスキーは彼の愛人であるという設定です。タチアーナの求愛を拒絶したのも、女性を愛することができないからということだそうで。最後のシーンで、盲目の大佐の妻となったタチアーナへの愛を確認することで、実はヘテロセクシャルであったということが明らかにされるのだそうです。

Financial Timesの記事には写真もありますが、かなり現代的な印象があります。音楽についても、チャイコフスキーの音楽を使用しながらも、同時にロシアのアーティストによるロックも使っています。振付は、クラシック・バレエではありえないようなスリリングなリフトや、身体を捻じ曲げて極端なまでに身体性を追求したものとのこと。非常に興味深いですよね。

オレンジ・カウンティ・パフォーミング・アーツセンター(OCPAC)のサイト
http://www.ocpac.org/home/Events/EventDetail.aspx?EventID=745
で少しですが動画を見ることができます。同会場では、5月20日から24日まで上演されるとのこと。

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2009/05/04

ハンブルク・バレエ2009/2010シーズン続報(東京バレエ団)Hamburg Ballet 2009/2010 Season & The Tokyo Ballet

パリで合流した友達が、ここに来る前にハンブルクでハンブルク・バレエの「シルヴィア」を見に行っていて、早速来シーズンのパンフレットを見せてもらいました。

それを見ながら、ハンブルク・バレエの来シーズンのお知らせページを見ていたのですが、来年のバレット・ターゲ(バレエ週間)のオープニング(2010年6月13日)は、「月に寄せる七つの俳句」「時節の色」のハンブルク・バレエでのプレミアです。
http://www.hamburgballett.de/e/kalender_09_10.htm
Premiere
The Floating World
Seven Haiku of the Moon/Seasons – The Colors of Time
and a new creation

それから、もうひとつびっくりしたのが、恒例のバレエ週間でのゲスト・カンパニー。なんと東京バレエ団がゲストカンパニーとしてハンブルクで公演を行うんですね・・・。
6月22日、23日
Guest Company
The Tokyo Ballet

ノイマイヤーの新作「Orpheus」がロベルト・ボッレを主演に振付けられたものだと先日お知らせしましたが、ハンブルク・バレエの来シーズンパンフレットには、ゲスト・プリンシパルとしてロベルト・ボッレ、そしてなんとエルヴェ・モローがクレジットされています。エルヴェは何を踊るのでしょうか?パンフレットやサイトを見る限りでは、まだわかりません。

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2009/04/29

ハンブルク・バレエの2009/2010シーズン発表 The Hamburg Ballet 2009/2010 Season

お友達M.Iさんから教えていただきました。ハンブルクバレエの2009/2010シーズンが発表されました。

シーズンのオープニングは、「ニジンスキー」です。

http://www.hamburgballett.de/e/kalender_09_10.htm

そして、何よりもビッグニュースは、ノイマイヤーが、ロベルト・ボッレのために新作「オルフェウス」を振付けること。音楽はストラヴィンスキーです。
http://www.hamburgballett.de/e/rep/orpheus.htm

プレミアは12月6日で、4公演行われます。

空港のラウンジで書いているので、詳しくはまだ後ほど。

Premieres (新作)

Orpheus
December 6 | 8 | 9 | 10, 2009 (with Roberto Bolle)
January 7 | 15 | 16 | 21; June 25, 2010

The Floating World – Seven Haiku of the Moon/Seasons – The Colors of Time/N.N.
June 13 | 15 | 24, 2010
Seven Haiku | Seasons | N.N.

Revivals (リバイバル)

A Streetcar Named Desire
14. | 18. | 22. (2x) November 2009
June 26, 2010


Illusions – like "Swan Lake"
April 23 | 24 | 28 | 30; May 2 (2x), 2010
June 20, 2010


Repertory

Nijinsky
September 12 | 18, 2009
April 9 | 16 | 20; June 16, 2010


The Little Mermaid
September 15 | 16, 2009
October 27 | 28; November 4, 2009


Hommage aux Ballets Russes
September 24 | 25, 2009
7 | 8 | 11 May; 18 June 2010
The Prodigal Son | | Le Pavillon d'Armide | Le Sacre


The Nutcracker
December 22 | 26 (2x) | 30, 2009
January 9 | 10 (2x), 2010


Christmas Oratorio
December 23 | 27 (2x), 2009
January 1 | 3 (2x), 2010


La Sylphide (Chor. Pierre Lacotte)
March 5 | 6 | 16 | 17 | 20, 2010


Death in Venice
March 12 | 13, 2010


Daphnis and Chloe/Afternoon of a Faun/Le Sacre
March 27 | 29; April 6; May 20 | 30; June 19, 2010


Saint Matthew Passion
April 1 | 2 | 5, 2010


Sylvia
May 15 | 18 | 24, 2010
June 17, 2010

来シーズンのハンブルク・バレエのラインアップは魅力的です。なんといっても「幻想 白鳥の湖のように」を上演するのが素敵ですね。しかもゴールデンウィークの時期です。また、もう一つのリバイバル、「欲望という名の電車」も興味深いですよね。もちろん、「ニジンスキー」は機会があれば観たい作品だし、「ヴェニスに死す」も観たいなあ。

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エカテリーナ・マキシモワ逝去 Obituary for Ekaterina Maximova

シャルル・ドゴール空港のエールフランスラウンジでネットを見ていたら、悲しいニュースが飛び込んできました。

エカテリーナ・マキシモワが亡くなったとのことです。享年70歳。現役のバレエ教師として働いており、今までは病気とは報じられていませんでした。まだ死因は発表されていません。

http://www.google.com/hostednews/ap/article/ALeqM5hb1_fDBuNDSawpL0q3KlWJcGbN6AD97RGQUO2

ボリショイで30年にわたって活躍し、夫のウラジーミル・ワシリエフとともに伝説的なパートナーシップを築いた彼女。ワシリエフは、海外からモスクワに戻る途中で悲報を受け取ったとのことです。

「彼女の死は早すぎた。彼女はまだ力に満ちていたのに」とは、ニコライ・ツィスカリーゼのコメントです。また、ボリショイのブールラカ芸術監督や、ボリス・アキモフも、ボリショイの黄金時代を飾った彼女を悼むコメントを寄せていました。

「アニュータ」での成熟した二人による愛のパ・ド・ドゥは本当に素敵でしたよね。それから、「くるみ割り人形」の映像でのマキシモワの可憐さも忘れられません。

ご冥福をお祈りします。

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2009/04/23

ロイヤル・バレエの2009/2010シーズンROH announces new season/「ジゼル」「ラ・シルフィード」のキャスト変更

すでにロイヤル・バレエのフレンズ宛に来シーズンのお知らせが送られてきていて、あちこちのフォーラムにもアップされていましたが、Webサイトにも掲載されましたので、お知らせします。

PDFファイル
http://www.roh.org.uk/uploadedFiles/Press_and_Media/PDFs/rb0910[1].pdf

プレスリリースのサイトからもどうぞ。
http://www.roh.org.uk/pressandmedia/pressreleases.aspx

(以下、ラインアップ情報については、4月27日付けで訂正・更新しています)

Royal Ballet 2009/10 Season

Mayering「マイヤリング」
Kenneth MacMillan


10月7日、8日、12日、14日、16日、27日、29日19:30
11月2日、4日、10日19:30

The Sleeping Beauty「眠れる森の美女」
Petipa, Ashton, Dowell, Wheeldon


10月23日、26日、30日 19:30
10月31日 13:30、19:00、
11月6日 19:30、11月7日 13:30、19:00
11月11日、12日、16日、19日、24日 19:30
11月14日 13:30、19:00、11月21日 13:30、19:00
1月18日、19日、21日 19:30
1月23日 13:30、19:00

Agon/Sphinx/New McGregor「アゴン/スフィンクス/マクレガー新作」
Agon by George Balanchine, Sphinx by Glen Tetley


11月4、5、9、13、17日、18日 19:30

The Nutcracker「くるみ割り人形」
Peter Wright After Lev Ivanov


11月26日、27日、30日 19:30 
12月2日 19:30、12月5日 12:00 12月9日、11日、16日 19:30
23日 12:00、28日 19:30
12月31日 13:00、18:00
1月1日 17:00

Les Patineurs/Tales of Beatrix Potter「レ・パルティヌール/ピーターラビットと仲間たち」
Frederick Ashton


12月14日 19:30、12月17日 19:00、18、19日 12:00
12月21日、22日、31日 12:30
1月2日 12:30、1月6日、8日、9日、13日 19:30

Romeo and Juliet「ロミオとジュリエット」
Kenneth MacMillan

1月12日、14日、15日、16日、20日 19:30
2月4日、8日 19:30
2月13日 14:00、19:00
2月16日 19:30
3月6日 14:00、19:30、
3月10日、12日 19:30

New Watkins/ Rushes-Fragments of a Lost Story /Infra「ワトキンス新作/ラッシズ/インフラ」
Jonathan Watkins, Kim Brandstrup, Wayne McGregor

2月19日 19:30、2月26日 19:30、 3月1日、2日、4日 19:30

La Fille Mal Gardee
Frederick Ashton

3月9日、16日、18日、26日 19:30
3月20日 12:00
3月27日 14:00、19:00
4月4日 12:30
3月20日、21日 19:00
4月26日、28日 19:30

Concerto / The Judas Tree/ Elite Syncopations「コンチェルト/ジューダス・ツリー/エリート・シンコペーションズ」
Kenneth MacMillan

3月23日、24日、30日、31日 19:30
4月14日、15日 19:30

Cinderella「シンデレラ」
Frederick Ashton

4月10日 12:30、4月17日 14:00、4月17日 19:00
4月22日、23日、24日、29日、30日 19:30、
5月3日 14:00、19:00
5月26日 19:30、29日13:00、17:00
6月4日 12:30

Electric Counterpart/ New Scarlett/Carmen「エレクトリック・カウンターパート/スカーレット新作/カルメン」
Christopher Wheeldon, Liam Scarlett、Matts Ek

5月5日、6日、8日、12日 19:30
5月15日 13:30、19:00

Chroma /Tryst/ Symphony in C「クローマ/トライスト/シンフォニー・インC」
Wayne McGregor、Christopher Wheeldon, George Balanchine

5月22日 12:00、5月23日 15:00、5月28日 19:30
6月2日、10日、11日 19:30  

地味目のラインアップですが、年末に「ピーター・ラビットと仲間たち」をやるのがいいですね。新作は3作品です。
「New Watkins/Rushes/Infra」「Electric Counterpoint/New Scarlett/Carmen」「Chroma/Tryst/Symphony in C」のトリプル・ビルなどは、個人的にはかなり観てみたいと思います。「カルメン」は、タマラ・ロホの演技が好評だったマッツ・エック版です。反面、古典はワンパターンな感じです。

現在判明しているキャストです。

「マイヤリング」
Mayerling:

Kobborg / Cojocaru / Morera: Oct 8, 14
Watson / Galeazzi / Lamb: Oct 12, 16
Pennefather* / Hamilton* / Nunez*: Oct 27
Acosta / Benjamin / Galaezzi: Oct 29, Nov 2
Soares* / Cuthbertson* / Ansanelli*: Nov 3, 10」

「眠れる森の美女」
Sleeping Beauty

Lamb, Putrov: Oct 23, Nov 7(e), 21(m)
Cojocaru, Kobborg: Oct 26, Nov 11
Rojo, Bonelli: Oct 30, Nov 12, 16
Ansanelli, Makhateli: Oct 31(m), Nov 14(e), 21(e)
Marquez, Samodurov: Oct 31(e), Nov 6, Nov 14(m)
Kobayashi, Polunin: Nov 7(m), 19, Jan 23(m)
Nunez, Soares: Nov 24, Jan 18, 21
Cuthbertson, Pennefather: Jan 19, 23(e)

「アゴン/スフィンクス/マクレガー新作」
Agon:
Yanowsky, Acosta, Cuthbertson, Kobborg (4, 13, 18 Nov)
Hamilton, Underwood, Ansanelli, Putrov (5, 9, 17 Nov)

Sphinx:
Nunez, Pennefather, Watson (4, 9, 18 Nov)
Cojocaru, Polunin, McRae (5, 13, 17 Nov)

New McGregor:
tbc

「くるみ割り人形」
Nutcracker:

Yoshida / Bonelli: Nov 26, Dec 2
Cuthbertson / Pennefather: Nov 27, Dec 5(m)
Marquez / McRae: Nov 30, Dec 12(e)
Lamb / Polunin: Dec 9, 12(m)
Ansanelli / Hristov: Dec 11, 30(m)
Cojocaru / Kobborg: Dec 16, 30(e)
Morera / Makhateli: Dec 23(e), 29(e)
Nunez / Soares: Dec 28, 31
Choe / Putrov: Dec 29(m), Jan 1

上記リリースには、キャストが今までと違って載っていませんでした。上記キャストは、ballet.coからの転載です。
http://www.ballet.co.uk/dcforum/news/4397.html

吉田都さんが今年も「くるみ割り人形」に出演するのが嬉しいですよね。観に行ける人が羨ましいです。元旦には、チェ・ユフィさんがイヴァン・プトロフと「くるみ割り人形」に主演します。小林ひかるさんがセルゲイ・ポルーニンと「眠れる森の美女」に出演し、オーロラ・デビューするんですね。

ロイヤル・オペラ・ハウスで上演されないダンス演目までカバーしたリリースもあります。
(420席の小劇場、Linbury Studio Theatreでの上演)

http://www.roh.org.uk/uploadedFiles/Press_and_Media/PDFs/rb0910balletanddance%5B1%5D.pdf

ROH2 Dance Comission
New Kim Brandstrup work in the Linbury Studio Theatre
Sept 21/22/23/24/25/26mat/26 eve
Tamara Rojo, Thomas Whitehead, Steven McRae

Linbury Studio Theatre ROH2 Production
Arthur Pita Dance Company has a new production called 'God's Garden'

いつも思うのですが、リニューアルされたロイヤル・オペラハウスのWebサイトの使いにくさとあったら、たまりません。どこに何があるのか全然見当もつかないのですから…。

*****
なお、当初私が観る予定だった5月1日の「ジゼル」ですが、当初、サラ・ラムとヴャチェスラフ・サモドゥーロフの主演だったのが、サラ・ラムの骨折で、ローレン・カスバートソンのジゼル・デビューとなり、ついにはサモドゥーロフも降板して、ルパート・ペネファーザーがアルブレヒトを踊ることになったようです。サモドゥーロフの降板理由は今のところ不明です。

あと、アリーナ・コジョカルが「ラ・シルフィード」の初日、5月4日に踊る予定だったのがキャンセルされ、代役は、チェ・ユフィさん(とイヴァン・プトロフ)です。5月19日と24日は、今のところ、まだアリーナの名前が残っています。

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2009/04/21

YAGP(ユースアメリカグランプリ)決勝/YAGPとピョートル・ペストフ・ガラ

世界有数のバレエ・コンクールとなったYAGP(ユースアメリカグランプリ)の10回目のコンペティションが、4月17日から21日まで開催されています。21日午後7時から、決勝が行われているんですね。

http://www.yagp.org/eng/index.php

日本からの出場者も多く、日本大会もあるので、日本語サイトまでできています。
http://www.yagp.org/japan/

来年の冬のことなので、鬼が笑う話ですが、

【YAGP2010 日程】

■YAGP2010日本予選・ガラ公演 2009年12月17日(木)~20日(日)
  会場:アルカイックホール、アルカイックホール・オクト(兵庫県尼崎市)

■YAGP2010ガラ公演      2009年12月22日(火)
  会場:文京シビックホール(東京都文京区)

ということで、ついにYAGPのガラが日本で開催されるとのことです。まだ正式決定ではないので書けないのですが、海外からとある大物ダンサーがガラに出演するらしいと聞きました。

*********

YAGPのコンペティションについては、ABTのオフィシャルでお馴染みの写真家Gene Schiavoneさんから案内メールを頂いたのですが、彼のサイトに、YAGPの女子決勝の美しい写真が載っています。コンクールといえども、衣装なども洗練されていて、大人っぽい雰囲気の子が多いですね。
http://www.geneschiavone.com/gallery/main.php

コンペティションとガラの紹介記事がありますが、掲載されている写真は、シュツットガルト・バレエのアンジェリーナ・ズッカリーニが2003年のYAGPに出場した時のもの。シュツットガルト・バレエで「ラ・フィユ・マル・ガルデ」のリーズ役としてデビューした彼女は、22日に開催される今年のYAGPガラにも出演します。

http://yagp.org/gala/index.html

以前も紹介エントリを書きましたが、YAGPガラはとても豪華な顔ぶれのガラです。ウラジーミル・マラーホフ、イリーナ・ドヴォロヴェンコ、ジリアン・マーフィ、エカテリーナ・コンダウーロワ、「アメリカン・ダンス・アイドル」のダニー・ティドウェルらに混じって、ドレスデン・バレエの浅見紘子さんもNYデビューを飾ります。

また、ミュージカル「Billy Elliot」のブロードウェイ公演でビリー役を演じている、現在14歳のKiril Kulishも出演します。彼は、2006年に12歳の時にYAGPに出場して「海賊」のアリを踊り、グランプリを獲得しました。と同時に、ボールルームダンスの全米大会でも優勝したそうで。名前からも容姿からも、いかにもロシア系の男の子ですね。

*********

23日には、元ロシア舞踊アカデミーの偉大なバレエ教師ピョートル・ペストフPyotr Pestov を讃えるガラ「Peter The Great」が開催され、彼の生徒であったウラジーミル・マラーホフ、ニコライ・ツィスカリーゼ、YAGPの創始者でもあるABTのゲンナディ・サヴェリエフ、そして踊りはしませんが、このガラの司会をするアレクセイ・ラトマンスキーが出演します。

さらに、マルセロ・ゴメス、ベンジャミン・ミルピエ、ウェンディ・ウェーラン、アリシア・アマトリアン、マリア・コチェトコワ、ゴンサロ・ガルシア、エカテリーナ・コンダウーロワ、ヴィクトリア・テリョーシキナ、イスロム・バイムラードフ、ウラジーミル・シクリャーロフ、ミハイル・カニスキン、シオマラ・レイエス、ゲンナディ・ザヴェリエフ、エルマン・コルネホらキラ星のようなスターが出演します。マラーホフは「La Vita Nuova」と「ヴォヤージュ」のソロ2演目を踊るんですね。

http://www.yagp.org/pestov_site/pestov_program.html

ピョートル・ペストフは現在はシュツットガルトのジョン・クランコ・スクールで教鞭をとっており、今年卒業する生徒たちも出演します。現在のシュツットガルト・バレエの若手男性ダンサーの多くが、彼に指導を受けています。エヴァン・マッキーもその一人。ペストフは今も男性ダンサーの教師としては、世界で3本の指に入る偉大な教師といわれており、シュツットガルト・バレエの男性ダンサーの水準の高さは、彼の功績が大きいということです。

追記:ピョートル・ペストフガラの記事が載っていました。(写真入)
http://www.danceviewtimes.com/2009/05/bravura-overload.html

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2009/04/20

アリーナ・コジョカルの舞台復帰/世界バレエフェスティバル受付状況

ballet.coの投稿によると、4月18日のロイヤル・バレエのファミリー・マチネ「ジゼル」で、アリーナ・コジョカルがヨハン・コボーと出演したそうです。

ファミリー・マチネは観客の40%くらいが子供という公演なのだそうですが、アリーナは1年ぶりの舞台というブランクを感じさせない踊りだったとか。さらに終演後には、恒例のマッサージも後回しにして、子供たちへのファンサービスにつとめたそうです。嬉しいニュースですよね。

ロイヤル・バレエの「ジゼル」はチケットの売れ行きが非常に良く、私がボックスオフィスに戻した5月1日のチケットも、2日の間に売れていました。ピーター・ライト版の「ジゼル」は好きな版なので、機会があれば観に行きたいです。今回は本当に観にいけなくて残念。

22日には、ロイヤル・バレエの2009-2010シーズンが発表されます。もうballet.coのスレッドにはラインアップが掲載されていますが、一応正式発表になってからこのブログには載せようと思っています。

******

昨日の東京バレエ団の会場で、世界バレエフェスティバルの会場先行予約を受け付けていましたが、コジョカルとコボーが客演する「眠れる森の美女」は、祭典会員追加予約の段階でいっぱいになっていたようで、受け付けていませんでした(一般発売用の枠は残してあると思います)。

日本でのアリーナ・コジョカルの公演も、昨年のロイヤルの来日公演と新国立劇場の「シンデレラ」が怪我によるキャンセルだったため、今度こそ、ということで人気が集まったのかもしれません。

なお、他の演目の予約状況ですが、Aプロは8月1・2日の土日分は受付終了、Bプロは8月8日、9日(土・日)のS席とB席が受付終了です。「ドン・キホーテ」は同じくS席とB席が受付終了、「白鳥の湖」は全席残っています。また、「オマージュ・ア・ベジャール」は17日(月)は全席残っていますが、16日(日)は受付終了。

この先行予約分の申し込み状況ですが、演目や出演者より、曜日が影響しているところがあると思います。「眠れる森の美女」は土曜日の公演ですし。また、A,・Bプロは開演時間が6時と早いため、どうしても土日に人気が集中しますよね。私も職場の早退が不可なので、土日で行く予定にしています。

第12回世界バレエフェスティバル
http://www.nbs.or.jp/stages/0908_wbf/index.html

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2009/04/19

マリインスキー劇場白夜祭の暫定スケジュール White Nights Festival

JIC旅行センターのサイトの「サンクトペテルブルグからのひとこと日記」に、今年のマリインスキー劇場白夜祭の暫定スケジュールが載っていました。引用します。

http://jictheatre.exblog.jp/

5月、6月のスケジュールはマリインスキーのオフィシャルにも掲載されています。7月が暫定です。

■5月
http://www.jic-web.co.jp/pa/led0905.html
 21日(木)19:00〜 「せむしの仔馬(イワンと仔馬)」 ☆
 22日(金)19:00〜 「フォーキン・プロ」
      (ショピニアーナ、シェヘラザード、火の鳥)
 24日(日)16:00〜 「くるみ割り人形」☆シモノフ振付の現代版
        20:00〜 「くるみ割り人形」☆
 26日(火)19:00〜 「フォーサイス・プロ」☆
 27日(水)19:00〜 「ジゼル」
 31日(日)16:00〜 「くるみ割り人形」☆
        20:00〜 「くるみ割り人形」☆

■6月
http://www.jic-web.co.jp/pa/led0906.html
  1日(月)19:00〜 「せむしの仔馬(イワンと仔馬)」☆
  3日(水)19:00〜 「白鳥の湖」
  5日(金)22:00〜 「ジゼル」
  6日(土)19:00〜 「ロミオとジュリエット」
  8日(月)19:00〜 「白鳥の湖」
   9日(火)19:00〜 「バフチサライの泉」
 11日(木)19:00〜 「フローラの目覚め」「イン・ザ・ナイト」☆
 12日(金)19:00〜 「ジュエルズ」☆
 14日(日)19:00〜 「ドン・キホーテ」
 15日(月)19:00〜 「バランシン・プロ」(放蕩息子・チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ・シンフォニー・イン・C)☆
 18日(木)19:00〜 「眠れる森の美女」
 20日(土)19:00〜 「ワガノワ・バレエ・アカデミー卒業公演」
 22日(月)19:00〜 「レニングラード・シンフォニー」☆
 23日(火)19:00〜 「ジュエルズ」☆
 24日(水)19:00〜 「ワガノワ・バレエ・アカデミー卒業公演」 
  25日(木)19:00〜 「せむしの仔馬(イワンと仔馬)」☆
 26日(金)19:00〜 「ソリストたちによるガラ・コンサート」


■7月 (暫定、変更の可能性あり)
  8日(水)19:00〜 「ドン・キホーテ」
 10日(金)19:00〜 「眠れる森の美女」
 12日(日)19:00〜 「ディアナ・ヴィシニョーワ〜Beauty in motion~」☆
 13日(月)19:00〜 「ガラ・コンサート」
 14日(火)19:00〜 「Cafe de chinitas」(スペイン国立バレエ)   
 15日(水)19:00〜 「Cafe de chinitas」(スペイン国立バレエ)  
 17日(火)19:00〜 「Dualia」(スペイン国立バレエ) 
 18日(火)19:00〜 「Dualia」(スペイン国立バレエ)
  19日(日)19:00〜 「ディアナ・ヴィシニョーワ〜Beauty in motion~」☆

クラシック・バレエ以外の公演が多いので、現代バレエの公演については「☆」がついています。

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2009/04/16

薄井憲二バレエ・コレクションのサイト

あるメーリングリストで教えていただいたのですが、薄井憲二バレエ・コレクションのサイトができていたんですね。

http://www1.gcenter-hyogo.jp/sysfile/center/ballet/index.html

薄井憲二さんといえば、言うまでもなく日本バレエ協会の会長にして、国際コンクールの審査員やバレエ史研究かとして有名であり、日本のバレエ・リュス研究の第一人者。バレエ・コレクションの総数は約6,500点にのぼり、個人が収集したものとしては世界でも有数の規模を誇っているそうです。

兵庫県立芸術文化センターで、この薄井憲二バレエ・コレクションを常設展と企画展という形で見られるようにしています。この兵庫県立芸術文化センターのオープニング・ガラ(ニジンスキー版「春の祭典」の初演)のときにも、その一部を公開していて、一部屋だけだったのですがとても素敵なバレエ・リュス関係のコレクションを見ることができました。

現在は、常設展として、「ピカソのバレエ・バレエのピカソ」を開催中です。
2009年4月16日(火)~2009年5月13日(水)(PDFでリーフレットが開きます)
http://www1.gcenter-hyogo.jp/sysfile/center/ballet/contents/standing/vol17.pdf

今後の予定としては、

企画展 (場所:2階共通ロビー内ポッケ)

第5回  2009年5月15日(金)~2009年6月2日(火)
祝100周年“バレエ・リュス”
  ~衝撃のデビューからベル・エポック終焉まで~

第6回  2010年3月2日(火)~2010年3月31日(水)
祝100周年“バレエ・リュス”
  ~米国ツアー・ニジンスキーをめぐって~

が開催されるそうなので、兵庫県立芸術文化センターに行く機会のある方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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マリインスキー・バレエのロンドン公演 Mariinsky Ballet in London August 2009

dansomanie経由情報です。

ロイヤル・オペラハウスのサイトに、8月3日から15日まで開催される、マリインスキー・バレエのロンドン公演のキャストが掲載されていました。
(ちょうど世界バレエフェスティバルの開催期間中なので、ヴィシニョーワはロンドン公演には参加しません)

http://www.roh.org.uk/whatson/index.aspx?eventType=0&period=4&page=3

一番びっくりしたのが、「眠れる森の美女」でソーモワがオーロラの日にロパートキナがリラの精を踊ることです。うーん、そんなことがあっていいんでしょうか。(ロンドンのキャスト、よく見るとソーモワ祭りです。そう考えると、ヴィシニョーワが出る日本公演のキャストの方が良いのかも?)

逆に言えば、日本公演のキャストではまだリラの精役はアナウンスされていませんが、ロパートキナやコンダウーロワのリラが期待できるかもしれないってことでしょうか。

あと、現在産休中のはずのオレシア・ノーヴィコワもジュリエットとオーロラに入っています。この頃には復帰するということなのかしら。(でも、今のところは来日メンバーには入っていないようですよね)

来日公演でオーロラを踊るテリョーシキナもとても上手ですし、ものすごく良いダンサーだと思いますが、オーロラキャラなのは、ここでのキャストのように、オブラスツォーワやノーヴィコワ、そしてオスモルキナですよね。なんでこの3人のどれかが来日公演でオーロラじゃないのかが不思議ですよね。

ロミオとジュリエットは、コールプとイワンチェンコがロミオ役というのにちょっと驚きです。特にイワンチェンコのロミオなんて、とてもとても想像ができません…(ねっokamokoさん!)。アントン・コルサコフのロミオは可愛いでしょうけれども。(アントン、来日公演には来てくれるのかしら?来て欲しいです)


Romeo and Juliet ロミオとジュリエット
http://www.roh.org.uk/whatson/production.aspx?pid=9642

3 August , 19h30
Juliette : Alina Somova
Roméo : Vladimir Shklyarov

4 August , 19h30
Juliette : Olesia Novikova
Roméo : Igor Kolb

5 August 19h30
Juliette : Ekaterina Osmolkina
Roméo : Evgeny Ivanchenko

6 August , 19h30
Juliette : Evgenia Obraztsova
Roméo : Anton Korsakov


Swan Lake 白鳥の湖
http://www.roh.org.uk/whatson/production.aspx?pid=9651

7 August , 19h30
Odette-Odile : Uliana Lopatkina
Siegfried : Daniil Korsuntsev

8 August, 14h
Odette-Odile : Ekaterina Kondaurova
Siegfried : Igor Kolb

8 August, 19h30
Odette-Odile : Viktoria Tereshkina
Siegfried : Evgeny Ivanchenko

10 August, 19h30
Odette-Odile : Alina Somova
Siegfried : Daniil Korsuntsev

11 August, 19h30
Odette-Odile : Viktoria Tereshkina
Siegfried : Vladimir Shklyarov


Homage to Balanchine バランシンへのオマージュ
http://www.roh.org.uk/whatson/production.aspx?pid=9667

12 August 2009, 19h30
Serenade セレナーデ
Alina Somova
Evgeny Ivanchenko
Ekaterina Osmolkina
Daria Vasnetsova
Denis Firsov

Rubies ルビー
Irina Golub
Vladimir Shklyarov
Ekaterina Kondaurova

Symphonie in C シンフォニー・イン・C
Viktoria Tereshkina
Anton Korsakov
Uliana Lopatkina
Daniil Korsuntsev
Olesya Novikova
Filip Stepin
Nadezhda Gonchar
Alexei Timofeyev

13 August 2009, 19h30
Serenade セレナーデ
Daniil Korsuntsev
Ekaterina Osmolkina
Irina Golub
Yulianna Chereshkevitch
Denis Firsov

Rubies ルビー
Viktoria Tereshkina
Alexander Sergeyev
Anastasia Lishyuk

Symphonie in C シンフォニー・イン・C
Alina Somova
Anton Korsakov
Maxim Zuzin
Ekaterina Kondaurova
Evgeny Ivanchenko
Ekaterina Osmolkina
Vladimir Shklyarov
Evgenia Obraztsova


The Sleeping Beauty 眠れる森の美女
http://www.roh.org.uk/whatson/production.aspx?pid=9660

14 August 2009, 19h30
Princess Aurora : Olesia Novikova
Prince Désiré : Igor Kolb
Lilac Fairy : Ekaterina Kondaurova

Saturday, August 15 2:00 PM
Princess Aurora: Evgenia Obraztsova
Prince Désiré : Vladimir Shklyarov
Lilac Fairy: Uliana Lopatkina

Saturday, August 15 7:30 PM
Princess Aurora : Alina Somova
Prince Désiré: Léonid Sarafanov
Lilac Fairy: Uliana Lopatkina

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2009/04/14

ザハロワのガラ/新国立劇場バレエ団「白鳥の湖」「ライモンダ」DVD続報

ジャパン・アーツのバレエ・舞踊ブログで、ザハロワの新作「ザハロワ・スーパーゲーム」をフィーチャーした、モスクワでのザハロワ・ガラのレポートが載っていました。

http://ja-ballet.seesaa.net/article/117463463.html

ザハロワのガラが本拠地であるボリショイ劇場で開かれるのは初めてのことだったんですね。そして、この「Zakharova Super Game」という不思議な題名の新作ですが、レポートを読み、写真を見てみると、本当にコンピューターゲームをモチーフにした作品だったことがわかります。衣装が、戦士っぽいのです。レベル5までいくと、ラスボスであるメルクーリエフ扮するクロノスが登場するんですね。

振付家のフランシスコ・ヴェンティリアは、ミラノ・スカラ座の現役ダンサーで、まだ29歳。ザハロワが今度の来日公演「ザハーロワのすべて」で踊る「Black」の振付家でもあります。

こちらで
http://www.for-ballet-lovers-only.com/bolshoi-zakharova-gala2009.html
「ザハロワ・スーパーゲーム」はじめ、このガラの写真をいくつか見ることができます。平山素子さん振付の「Revelation」の写真がたくさんあります。「ザハーロワのすべて」でも披露される「トリスタンとイゾルデ」も。

そして、「シンフォニー・インC」では、ザハロワとアレクサンドロワ、アンドリエンコ、ゴリャーチェワという贅沢な並びで踊ったんですね。

他にも、イーゴリ・ゼレンスキー、ダニール・シムキン、メラニー・ユレル、アレッシオ・カルボネらが出演したとのことです。

このサイトでは、同じくバレエ・舞踊ブログで初演の様子が紹介された、ヴィハレフ復元による「コッペリア」(アレクサンドロワ主演)の写真を見ることもできます。
http://www.for-ballet-lovers-only.com/bolshoi-coppelia2009.html

ザハーロワのすべて」、ぴあで割引のチケットが出ていたり、ゴールデンウィークという時期が災いしたのか、意外とチケットの売れ行きが苦戦しているようです。かくいう私も、観に行きたいのに行けない訳ですが。ザハロワが踊る現代作品はぜひ見てみたいですし、写真を見る限り面白そうなんですよね。出演者も豪華だし。今回ぜひ公演が成功して、定例公演となってほしいなって思います。

**********
ザハロワといえば、新国立劇場で収録された「ライモンダ」のDVDが発売されます。すでに、情報をご存知の方も多いかと思いますが、AmazonにDVDの詳細が出ていました。

ライモンダ
【DVDの内容】
ライモンダ 全3幕 約150分
振付:プティパ 作曲:グラズノフ
改訂振付・演出:牧阿佐美
主演:スヴェトラーナ・ザハロワ/デニス・マトヴィエンコ
2009年2月12・14日 新国立劇場収録

【特典映像】
All about 新国立劇場バレエ団 約30分
1ザハロワ特別インタビュー&リハーサル
2『ライモンダ』バックステージ・ツァーby 小野絢子
3新国立劇場バレエ団レッスン風景

【書籍の内容】
あらすじ/ライモンダ10の扉/牧阿佐美インタビュー/ザハロワの魅力/憧れのチュチュ。衣裳工房探訪 ほか


白鳥の湖
【DVDの内容】
白鳥の湖 全4幕 約150分
振付:プティパ/イワーノフ 作曲:チャイコフスキー
改訂振付・演出:牧阿佐美
主演:酒井はな/山本隆之
2006年11月18日 新国立劇場収録

【特典映像】
新国立劇場バレエ団ソリスト・セレクション 約30分 (舞台ハイライトシーンとインタビュー)
1眠れる森の美女:川村真樹
2ドン・キホーテ:寺島ひろみ/小嶋直也
3カルメン:本島美和
4オルフェオとエウリディーチェ:酒井はな/山本隆之

【書籍の内容】
あらすじ/白鳥の湖10の扉/牧阿佐美インタビュー/主演ダンサーインタビュー ほか

舞台そのものも期待できますが、特典映像がとっても嬉しい内容になっていますね。川村さんの眠りや小嶋さんのバジル、見逃してしまったもので。

「白鳥の湖」の収録された日ですが、キャストは、

ロットバルト 貝川鐵夫
パ・ド・トロワ 高橋有里、さいとう美帆 マイレン・トレウバエフ
道化 グレゴリー・バリノフ
小さい4羽の白鳥: 遠藤睦子、西山裕子、本島美和、大和雅美
大きい4羽の白鳥: 真忠久美子、厚木三杏、川村真樹、寺島まゆみ
スペイン 楠元郁子、厚木三杏、マイレン・トレウバウエフ、冨川祐樹
ナポリ 井倉真未、小野絢子、八幡顕光
ルースカヤ 湯川麻美子
ハンガリー 西山裕子、市川透
2羽の白鳥 厚木三杏、川村真樹

と、ベストに近いキャストですね。これは絶対に買わなくちゃ。

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2009/04/09

サンフランシスコ・バレエの2010年シーズン―ノイマイヤーの「人魚姫」レパートリー入り

まだカンパニーのオフィシャルサイトには載っていないのですが、サンフランシスコ・バレエの2010年シーズンが(サブスクライバー宛のメールにて)発表されました。

San Francisco Ballet’s 2010 Season Announcement

http://www.sfballet.org/

全幕作品は3本のみ。先日プレミア上演されたばかりの「白鳥の湖」、「ロミオとジュリエット」、そして驚きなのが、ジョン・ノイマイヤーの「人魚姫」が上演されることです。

もともと、「人魚姫」はデンマーク・ロイヤル・バレエのために作られた作品なので、ハンブルク・バレエ以外のカンパニーでも上演される可能性はあるとは思いましたが、アメリカのカンパニーで上演というのはすごいですよね。

他のレパートリーも、バランシン(テーマとヴァリエーション、セレナーデ、ストラヴィンスキー・ヴァイオリン・コンチェルト)、フォーキンの「ペトルーシュカ」、ラトマンスキー、フォーサイス、ロビンス、ツァネラ、ウィールダンの新作など興味深いものばかりです。


Program 1: Tomasson’s Swan Lake 
「白鳥の湖」(ヘルジ・トマソン振付)Jan. 23~

Program 2: Robbins’ Opus 19/The Dreamer, a world premiere by Christopher Wheeldon, and the return of Paul Taylor’s Company B 
ジェローム・ロビンス「Opus 19/The Dreamer」、クリストファー・ウィールダン新作、ポール・テイラー「Company B」 Feb. 9~

Program 3: an All-Balanchine Program, with Balanchine’s Serenade, Stravinsky Violin Concerto, and Theme and Variations 
オール・バランシン・プログラム「テーマとヴァリエーション」「セレナーデ」「ストラヴィンスキー・ヴァイオリン・コンチェルト」 Feb. 11~

Program 4: Yuri Possokhov’s Diving into the Lilacs, the return of William Forsythe’s in the middle, somewhat elevated, and the SF Ballet premiere of Michel Fokine’s Petrouchka. 
ユーリ・ポソホフ「Diving into the Lilacs」、ウィリアム・フォーサイス「イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド」、ミハイル・フォーキン「ペトルーシュカ」(カンパニー初演) March 2~

Program 5: United States premiere of Hamburg Ballet Director and Chief Choreographer John Neumeier’s The Little Mermaid, a full-length ballet set to the commissioned music of Lera Auerbach. 
ジョン・ノイマイヤー「人魚姫」(USA初演) March 20~

Program 6: Tomasson’s “Haffner” Symphony, a world premiere by choreographer Renato Zanella, and the return of Alexei Ratmansky’s Russian Seasons. 
ヘルジ・トマソン「“Haffner” Symphony」、レナート・ツァネラの新作、アレクセイ・ラトマンスキー「ロシアン・シーズン」 April 8~

Program 7: Wheeldon’s Rush, a world premiere by Possokhov, and the encore presentation of Robbins’ The Concert (or, the Perils of Everybody). 
クリストファー・ウィールダン「ラッシュ」、ユーリ・ポソホフの新作、ジェローム・ロビンス「ザ・コンサート」 April 9~

Program 8: Tomasson’s Romeo and Juliet 
ヘルジ・トマソン「ロミオとジュリエット」 May 1~

追記:サンフランシスコ・バレエ2010年シーズンについての新聞記事です。芸術監督ヘルジ・トマソンのコメントつき。(なんと芸術監督25周年なんですね)

http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2009/04/08/DDG316TJ1K.DTL

http://www.danceviewtimes.com/2009/04/helgi-tomasson-at-twentyfive-.html#more

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2009/04/07

ノイマイヤー&ニジンスキーのドキュメンタリー収録 Nijinsky & Neumeier: Zwei Choreographen

ハンブルク・バレエのブログに載っていたニュースです。

http://www.hamburgballett-blog.de/hamburg_ballett/2009/04/drehtag.html

ドイツ語の自動翻訳で読んでいるので、翻訳がちょっと怪しいのですが(間違いがあったらごめんなさい)、

ドイツとフランスで放送されているテレビ局Arteで、「Poesie Grenzenlos – Nijinsky & Neumeier: Zwei Choreographen, ein Jahrhundert」(ボーダーレスの詩人、ニジンスキーとノイマイヤー:二人の振付家の百年)というドキュメンタリー番組が、今年の12月(クリスマスごろ)に放映されるそうです。

その番組の中で、ノイマイヤーの「ニジンスキー」の舞台の映像も使われるということで、4月3日に収録が行われました。3台のカメラを使っての撮影だったようです。残念ながら全編の放映ではないようですが、ニジンスキー役のアレクサンドル・リアブコ、ペトルーシュカ役のロイド・リギンス、そして牧神と黄金の奴隷を踊ったオットー・ブベニチェクのインタビューも番組用に収録されたとか。

ちなみに、オフィシャルサイトの予定によれば、
http://www.hamburgballett.de/e/kalender.htm
他のキャストは、ロモラにジョエル・ブーローニュ、ディアギレフにイヴァン・ウルバン、タマラ・カルサヴィナにシルヴィア・アッツオーニだったようです。

この番組を観る機会があればいいんですけどね…。サーシャの(これまた完全に憑依していた)ニジンスキーはハンブルクでは一昨年観ましたが、映像にはないのですよね。

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2009/04/05

シュツットガルト・バレエ リード・アンダーソン60歳記念ガラ Stuttgart Celebrates Reid Anderson´s Sixtieth Birthday

誰が出るのか、何が上演されるのかまったく謎だったこのガラ、ふたを開けてみたらとても豪華だったようです。

http://www.danceviewtimes.com/2009/04/a-family-affair.html

シュツットガルト・バレエの芸術監督、リード・アンダーソンの60歳の誕生日を祝うため、駆けつけたのはジョン・ノイマイヤー、マウロ・ビゴンゼッティ、ハンス・ヴァン・マーネン、そしてロイヤル・バレエの芸術監督モニカ・メイソン。もちろん、チリのサンチアゴからは、マリシア・ハイデも駆けつけました。
プログラムには、ウラジーミル・マラーホフ、カレン・ケイン、ブリジット・ルフェーブル、イリ・キリアン、ウィリアム・フォーサイス、リチャード・クラガンなどからの祝辞も掲載されていたとのこと。

そしてガラであるにもかかわらず、古典作品のPDDもなければ、クランコの有名な「ロミオとジュリエット」「オネーギン」「じゃじゃ馬ならし」からのPDDもなし。フィリップ・バランキエヴィッチの「レ・ブルジョワ」、マリア・アイシュヴァルトとフリーデマン・フォーゲルによる「ベラ・フィギュラ」、ジェイソン・レイリーとJulia Krämerの「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」、ロバート・テューズリーとスージン・カンの「椿姫」、そして様々な若手振付家による作品が上演されたようです。そして、マリシア・ハイデ、エゴン・マドセンによるハンス・ファン。マーネンの“Sunday”の上演まであったとか!

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2009/04/04

エヴァ・エフドキモワ逝去 Eva Evdokimova Obituary

Ballet Talk経由ドイツの新聞によると、70~80年代に活躍したバレリーナ、エヴァ・エフドキモワがガンのために5960歳(訂正)の若さで亡くなったとのことです。

http://www.n-tv.de/1132410.html

日本でも、3回にわたる世界バレエフェスティバルへの出演、東京バレエ団へのゲストなどでよく知られていました。ペーター・シャウフスやルドルフ・ヌレエフのパートナーとしても活躍していました。私は映像でしか観ていないのですが、特に「ジゼル」や「ラ・シルフィード」などの白いバレエは、とても美しかったです。最近も教師として来日していたり、2006年12月号のダンスマガジンの編集長対談に登場していたので、こんなに若くして亡くなるとは、驚きであり哀しいことです。

ご冥福をお祈りします。

追記:New York Timesの訃報記事です。

http://www.nytimes.com/2009/04/06/arts/dance/06evdokimova.html?_r=1

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2009/04/03

2009年ブノワ賞のノミネート Prix Benois de la Danse 2009

Dansomanie経由の情報です。

2009年のブノワ賞のノミネートが発表されました。

http://www.itar-tass.com/level2.html?NewsID=13750013

Nominations - Chorégraphes 振付家のノミネート

- Eduardo Lao - Tres (musique: L. Van Beethoven) / Ballet de Madrid

- Wayne McGregor - Infra (musique: M. Richter) / Royal Ballet

- José Martinez - Les Enfants du paradis (musique: M.O. Dupin) / Ballet de l'Opéra de Paris

- Laurie Stallings - Big / Ballet d'Atlanta


Nominations - Danseuses 女性ダンサーのノミネート

- Dorothée Gilbert - rôle de Lise dans La Fille mal gardée (F. Ashton) / Ballet de l'Opéra de Paris

- Ekaterina Kondaurova - rôle d'Odette-Odile dans Le Lac des cygnes / Ballet du Théâtre Mariinsky

- Kirsty Martin - rôle-titre dans L'Histoire de Manon (K. McMillan) / Australian Ballet

- Itziar Mendizabal - rôle-titre dans L'Oiseau de feu (P. Chalmer, d'après M. Fokine) / Ballet de Leipzig

- Natalia Osipova - rôle-titre dans Giselle (version Y. Grigorovitch), rôle de Medora dans Le Corsaire (version A. Ratmansky/Y. Burlaka), rôle-titre dans La Sylphide (A. Bournonville), rôle de Jeanne dans Flammes de Paris (A. Ratmansky) / Ballet du Théâtre Bolchoï

- Anita Pacylowski - pas de deux / Carolina Ballet Theatre


Nominations - Danseurs 男性ダンサーのノミネート

- Adam Bull - rôle de Siegfried dans Le Lac des cygnes (version Graeme Murphy) / Australian Ballet

- Ivan Vassiliev - rôle de Conrad dans Le Corsaire (version A. Ratmansky/Y. Burlaka), rôle de Philippe dans Flammes de Paris (A. Ratmansky) / Ballet du Théâtre Bolchoï

- Joaquin de Luz - rôle-titre dans Le Fils Prodigue (G. Balanchine) / New York City Ballet

- Desmond Richardson - solo de D. Rhoden / Complexions Contemporary Ballet

- Alain Honorez - duo de Herman Schmerman (W. Forsythe), rôle principal dans Symphonie des Psaumes (J. Kylian) / Ballet Royal de Flandre

審査委員長はユーリ・グリゴローヴィチ、審査員には、クロード・ベッシー、オーストラリア・バレエのデヴィッド・マッカリスター、ヴィクトル・ウリャテなど。

今年は結構見慣れないというか知らない名前がたくさん並んでいますが、振付家には、ジョゼ・マルティネスが「天井桟敷の人々」でノミネートされていますね。

女性ダンサーでは、ドロテ・ジルベール、エカテリーナ・コンダウローワ(今年初めて踊った「白鳥の湖」オデット/オディールでのノミネートです。なんで、この人が未だにセカンドソリストなのでしょうか)、カースティ・マーティン、ナタリア・オシポワなど。

男性ダンサーは、オーストラリア・バレエのアダム・ブル、イワン・ワシーリエフ、ホアキン・デ・ルース、デズモンド・リチャードソンなど。

そういえば話はずれますが、NBAバレエ団のゴールデン・バレエ・コースターにいつのまにか、イワン・ワシーリエフの出演が追加になっていました。嬉しいですね。

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2009/04/02

4月22日 NYシティ・センターにてYAGPガラ開催

4月21日のYAGPコンクール決勝に続き(今年は一般公開されます)、恒例のYAGPガラが4月22日、NYのシティセンターで開かれます。

ドレスデン・バレエの浅見紘子さん(ニューヨーク・デビューだそうです)、シュツットガルト・バレエのアンジェリーナ・ズッカリーニなどの若手から、イリーナ・ドヴォロヴェンコ(ABT)、エカテリーナ・コンダウローワ(マリインスキー)、マイア・マッカテリ(オランダ国立バレエ)、アシュレー・ボーダー(NYCB)による「パ・ド・カトル」、ヴィクトリア・テリョーシキナ、ウラジーミル・シクリャーロフ(マリインスキー)、マルセロ・ゴメス、サラ・レイン(ABT)による「海賊」組曲など、趣向を凝らしています。

他にもズデネク・コンヴァリーナ、ジリアン・マーフィ、コリー・スターンズ、マリア・コウロフスキー、「アメリカン・ダンス・アイドル」のダニー・ティドウェルなどが出演する豪華プログラムです

“STARS OF TODAY MEET THE STARS OF TOMORROW”
YAGP 10th ANNIVERSARY GALA

http://www.yagp.org/gala/index.html

Wednesday, April 22, 2009 at 7pm
New York City Center

ACT I

Skylar Brandt (ABT JKO School),
Brooklyn Mack (Orlando Ballet) “Little Red Riding Hood” – WORLD PREMIERE
Choreography: Viktor Kabaniaev
Music: Pyotr Ilyich Tchaikovsky
Costumes by: Narciso Rodriguez

James Moore - NY DEBUT
(Pacific Northwest Ballet) “Mopey”
Choreography: Marco Goecke
Music: Carl Philipp Emanuel Bach

Hiroko Asami – NY DEBUT,
Raphael Courmes-Marquet
(Dresden State Opera Ballet)
“Reverence” - NY PREMIERE
Choreography: David Dawson
Music: Max Richter

Angelina Zuccarini (Stuttgart Ballet) –
NY DEBUT Lise Variation from “La Fille Mal Gardee”
Choreography: Frederick Ashton
Music: Ferdinand Hérold

Charles Andersen – NY DEBUT,
Eliabe D'Abadia – NY DEBUT
(Royal Danish Ballet) “The Jockey Dance”
Choreography: August Bournonville
Music: Carl Christian Møller

“Who Cares?” (excerpts)
Choreography: George Balanchine
© The George Balanchine Trust
Music: George Gershwin

Sara Mearns, Jared Angle
(New York City Ballet)
“The Man I Love” (excerpt #1)
Maria Kowroski **, Philip Neal
(New York City Ballet)
“Embraceable You” (excerpt #2)
Natalia Tapia , Matthew Golding

(Corella Ballet) – NY COMPANY DEBUT “Flames of Paris” Pas de Deux
Choreography: Vasily Vainonen
Music: Boris Asafiev

The YAGP 2009 Finalists “Grand Defilé”
Choreography: Carlos Dos Santos, Jr.
Music: Stephen Gunzenhauser

- Intermission -

PLEASE NOTE:

** Ms. Kowroski was invited to join the program as YAGP’s very first honoree.
Several finalists of the YAGP 2009 Student Ballet Competition will be selected to join ACT I of the program.


“STARS OF TODAY MEET THE STARS OF TOMORROW”
YAGP 10th ANNIVERSARY GALA

Wednesday, April 22, 2009 at 7pm
New York City Center

“Le Grand Pas de Quatre”
Choreography: Jules Perrot
Music: Cesare Pugni

Melanie Hamrick, Christine Schevchenko, Mary Thomas, Katherine Williams
(American Ballet Theatre)
“Adagio”
Ashley Bouder (New York City Ballet)
Maia Makhateli (Dutch National Ballet)
Irina Dvorovenko (American Ballet Theatre)
Yekaterina Kondaurova (Mariinsky Ballet)
“Lucile Grahn variation”
“Carlotta Grisi variation”
“Fanny Cerrito variation”
“Marie Taglioni variation”

Bouder, Makhateli, Dvorovenko, Kondaurova
“Coda”

Kiril Kulish (“Billy Elliot: The Musical”) “Electricity”
Choreography: Peter Darling
Music: Elton John

Karine Plantadit (Broadway Performer), Danny Tidwell “Good Times, Ha!” – WORLD PREMIERE
Choreography: Camille A. Brown
Music: The New York Allstars

Hee Seo, Cory Stearns
(American Ballet Theatre) “Romeo and Juliet” Balcony Pas de Deux
Choreography: Kenneth MacMillan
Music: Sergei Prokofiev

Steven Marshall, Partner TBA (MOMIX) “Tuu”
Choreography: Moses Pendleton
Music: Tuu

Gillian Murphy, Joseph Phillips
(American Ballet Theatre) “Tarantella”
Choreography: George Balanchine
Music: Louis Moreau Gottschalk
© The George Balanchine Trust

Bridgett Zehr, Zdenek Konvalina
(National Ballet of Canada) “The Prokofiev Pas de Deux”
Choreography: Chris Wheeldon
Music: Sergei Prokofiev

Victoria Tereshkina, Vladimir Shklyarov (Mariinsky Ballet); Sarah Lane, Marcelo Gomes (American Ballet Theatre),
Zachary Catazaro (New York City Ballet) “Le Corsaire” Suite
Choreography: Marius Petipa
Music: Richard Drigo

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ピョートル・ペストフへのトリビュート“PETER THE GREAT”ガラ

ウラジーミル・マラーホフ、ニコライ・ツィスカリーゼ、アレクセイ・ラトマンスキーらを育てたことで知られるモスクワバレエアカデミーの元教師、現ジョン・クランコスクールのピョートル・ペストフへのトリビュート・ガラが4月23日、YAGPガラの翌日にNYのシティセンターで開催されます。

上記三人に加え、ヴィクトリア・テリョーシキナ、マルセロ・ゴメス、エルマン・コルネホ、エカテリーナ・コンダウローワ、マリア・コチェトコワ、ウェンディ・ウェーラン、アリシア・アマトリアン、ミハイル・カニスキン、サシャ・ラデツキーなど豪華な顔ぶれです。

“PETER THE GREAT” GALA: A TRIBUTE TO A LEGENDARY BALLET TEACHER

Thursday, April 23, 2009 at 7pm
New York City Center

This special program is a celebration of the life and work of a legendary ballet teacher, Peter Pestov.
It features rare archival footage, choreography and performances
by some of Mr. Pestov’s most celebrated students.

http://www.yagp.org/pestov_site/index.html

http://www.nycitycenter.org/tickets/productionNew.aspx?performanceNumber=4325

ACT I

“Peter the Great”
(Video presentation)

Introductory Remarks
Alexei Ratmansky

Graduating class,
John Cranko School of Stuttgart Ballet Class Demonstration
Teacher: Peter Pestov

Maria Kochetkova (San Francisco Ballet),
Gonzalo Garcia (New York City Ballet) “Raymonda” Pas de Deux - NY PREMIERE
Choreography: Yuri Possokhov
Music: Alexander Glazunov

Sascha Radetsky (Dutch National Ballet) “5 Tangos”
Choreography: Hans van Manen
Music: Astor Piazzola

Wendy Whelan, Benjamin Millepied
(New York City Ballet) “Concerto DSCH”
Choreography: Alexei Ratmansky
Music: Dmitri Shostakovich

Viktoria Tereshkina (Mariinsky Ballet),
Marcelo Gomes (American Ballet Theatre) “Manon” Pas de Deux
Choreography: Kenneth MacMillan
Music: Jules Massenet

Alicia Amatriain (Stuttgart Ballet),
Mikhail Kaniskin (Berlin State Opera Ballet) “In the Middle, Somewhat Elevated”
Choreography: William Forsythe
Music: Thom Willems

Vladimir Malakhov (Berlin State Opera Ballet) "La Vita Nuova - NY PREMIERE
Choreography: Ronald Savkovic
Music: Arshak Ghalumyan

Adiarys Almeida, Herman Cornejo,
Joseph Gatti (Corella Ballet) “Le Corsaire” Pas de Trois
Choreography: Marius Petipa
Music: Richard Drigo

- Intermission -

ACT II

Elizabeth Schmitt, Sam Zaldivar
(Dmitri Kulev Classical Ballet Academy) “Flower Festival in Genzano” Pas de Deux
Choreography: August Bournonville
Music: Eduard Helsted

Ekaterina Kondaurova, Islom Baimuradov
(Mariinsky Ballet) “Middle Duet”
Choreography: Alexei Ratmansky
Music: Yuri Khanon

Gennadi Saveliev (American Ballet Theatre) “Gopak”
Choreography: Rostislav Zakharov
Music: Vasily Solovyov-Sedoi

Karine Plantadit (Broadway performer),
Sascha Radetsky (Dutch National Ballet) “Sinatra Suite”
Choreography: Twyla Tharp
Music: Frank Sinatra

Vladimir Malakhov (Berlin State Opera Ballet) “Voyage”
Choreography: Renato Zanella
Music: Wolfgang Amadeus Mozart

Alicia Amatriain (Stuttgart Ballet),
Mikhail Kaniskin (Berlin State Opera Ballet) “Le Grand Pas de Deux”
Choreography: Christian Spuck
Music: Gioachino Rossini

Nikolai Tsiskaridze (Bolshoi Ballet) “Narcissus”
Choreography: Kassyan Goliezovsky
Music: Nikolai Cherepnin

Viktoria Tereshkina, Vladimir Shklyarov
(Mariinsky Ballet) “Don Quixote” Pas de Deux
Choreography: Marius Petipa
Music: Richard Drigo

Closing Remarks
Alexei Ratmansky

Program subject to change.

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2009/03/31

ロベルト・ボッレのフェラガモ春夏コレクション/ロンドンの「白鳥の湖」対決

昨年からサルヴァトーレ・フェラガモのイメージキャラクターとして、クラウディア・シファーとともに広告に登場していたロベルト・ボッレですが、今年の春夏コレクションにも、再度登場しています。

http://www.salvatoreferragamo.it/jp/

サイトのFlashを見ていると、そのうちロベルトの写真に切り替わります。

店頭でも早速ロベルトのビジュアルが登場していて、日本のフェラガモショップでも見ることができます。

Image2151

そして、お店でもらえるカタログでも、ロベルトの美しい写真が5点ほど掲載されていますので、ファンの方はぜひゲットしてくださいね。

4月のクラシカ・ジャパンでは、ロベルト・ボッレ特集があり、テレビ初登場の「チャイコフスキー・ガラ」も放映されます。
http://www.classica-jp.com/ballet/index.html

また、クラシカ・ラウンジでは、「#51 スターダンサー、ロベルト・ボッレ」として貴重な放映があります。

初回放送:4月5日(日)19:30~
「ロベルト・ボッレ特集」にちなみ、2008年10月ミラノ・スカラ座バレエのジョン・ノイマイヤー『椿姫』に出演したロベルト・ボッレとルシア・ラカッラのインタビューを放送。日本でも大人気のボッレと、ニュースター、ラカッラのインタビューを、貴重なリハーサル風景も交えお届け致します。

http://www.classica-jp.com/lounge/index.html

********
そのロベルト・ボッレは現在ロイヤル・バレエの「白鳥の湖」公演に、産休から復帰したゼナイダ・ヤノウスキーのパートナーとしてゲスト出演しています。今回のロイヤルの「白鳥の湖」は、マリインスキーからエカテリーナ・オスモルキナが客演したり(とても好評だったようです)、マリアネラ・ヌニェスとティアゴ・ソアレスの主演した回のDVD収録があったりと、話題が多かったようですね。

ロイヤルの蔵健太さんのブログで、いろいろな面白い逸話を読むことができます。
http://kentakura.exblog.jp/
蔵さんは、全公演出演でオフの日が全然なく、スパニッシュにパ・ド・トロワ、さらには「イザドラ」にも出演と大変だったようです!蔵さんのスペインの写真、かっこいいですね。

********
同時期にロンドンでABTの「白鳥の湖」が上演されていたのですが、観客動員的にも、批評的にもABTの完敗だったようです。ケヴィン・マッケンジー版「白鳥の湖」は冒頭のおまるのような白鳥のぬいぐるみとか、4幕の端折り方や振付など、多々問題のあるプロダクションですからね。(そして、イギリスらしい反応としては、3幕のロットバルトの振付は、マシュー・ボーンの「白鳥の湖」のザ・ストレンジャーのソロのパクリなんじゃないかということ)

ABTファンとしてはちょっと哀しいですが、確かにここのコール・ドはまったく揃っていませんし、酷評されても仕方ないところはあると思います。

一番ABTにとって失敗だったと思うのは、ロイヤル・バレエの「白鳥」にぶつかってしまっただけでなく、批評家が大勢集まる初日に、オデット/オディール役にミシェル・ワイリズをキャスティングしてしまったということです。ミシェルは、金髪美人でフェッテは得意かもしれませんが、背中が硬く演技ができない人なのです。厳しいことで有名なイギリスの批評家たちに酷評されるであろうことは、始まる前から予測がついたでしょうに。

(ABTを比較的知っているNew York Timesのアレイスター・マコーリー氏のレビューにリンクを貼っておきます)
http://www.nytimes.com/2009/03/31/arts/dance/31swan.html?_r=1

そして、どこのバレエ団にも、何故この人にたくさん役がついたり、昇進するのか理由が判らないダンサーが必ず存在するっていう事実に愕然とします。

エカテリーナ・オスモルキナがロイヤルに客演した時に、多くの観客は、なぜこの素晴らしいバレリーナがまだファースト・ソリストなのだろうと思ったようです。同じ頃、マリインスキー劇場では新プリンシパルのアリーナ・ソーモアが「ジゼル」デビューしたそうですが…。

しかしイギリス出身でバレエ・リュスの最後の生き残り、95歳のフレデリック・フランクリンが家庭教師としてかくしゃくとした姿を見せ、また元ロイヤル・バレエのプリンシパルであるジョージナ・パーキンソンが女王役として威厳のある演技を見せてくれたのは、英国のファンにとって嬉しいことだったようです。

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2009/03/27

アルバータ・バレエの新作はエルトン・ジョンの音楽/服部有吉さん

服部有吉さんが所属していることで知られているカナダのアルバータ・バレエ。ジョニ・ミッチェルの音楽に振付けた「The Fiddle and the Drum」がとても好評で、全米ツアーで上演されると共に、DVD化もされました。私もDVDを買ったのですが、忙しくてまだ観られていません。この作品にはもちろん、服部さんも出ています。

その「The Fiddle and the Drum」を観て心を奪われ、インスピレーションを刺激されたエルトン・ジョンが、アルバータ・バレエの新作に音楽を提供するそうです。振付は「The Fiddle and the Drum」と同じく、アルバータ・バレエの芸術監督のJean Grand-Maîtreで、題名はずばり「エルトン」。2010年5月にカンパニーの本拠地カルガリーで初演されるそうです。

http://www.albertaballet.com/news/press-releases/177-alberta-ballets-2009-2010-season-ballet-redefined

http://www.theglobeandmail.com/servlet/story/LAC.20090325.BUZZ25-2/TPStory/Entertainment

また、アルバータ・バレエは、来年一月には、服部有吉さんの振付による「Tubular Bells」を上演するそうです。このタイトルを聞いてピンときた方もいると思いますが、そうです、マイク・オールドフィールドのあの「エクソシスト」で超有名な曲を使っています。しかも4台のピアノを使ったアレンジというから、とっても面白そうですよね。さらに、3月にはもう一つ、服部有吉さんの新作「7つの大罪」(音楽:クルト・ヴァイル)がもう一つの作品と共に上演されるそうです。

http://www.calgaryherald.com/Entertainment/Elton+John+part+ambitious+ballet+season/1425599/story.html

ここしばらく、夏にあった服部さんのプロジェクトが「ラプソディ・イン・ブルー」以来日本で上演されていないのが残念ですが、カナダではダンサーとしてだけでなく、振付家としても大活躍しているのは嬉しい限りですよね。

ちなみに、同じカナダのロイヤル・ウィニペグ・バレエは、「ムーラン・ルージュ」という新作を上演しますが、これはバズ・ラーマン監督の同名映画のバレエ化だそうです。

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2009/03/24

アリーナ・コジョカルのオフィシャルサイトと、東京バレエ団「くるみ割り人形」客演予定

帰国してみたら、ちょっと不在だっただけで浦島太郎状態で、世界バレエフェスティバルの全幕プロの出演者などが発表されていたんですね。うちにNBSからの祭典会員宛の申込書も来ていました。

みなさん、詳細はご存知でしょうから、またその件については改めて書くとして。全幕プロの「眠れる森の美女」はアリーナ・コジョカルとヨハン・コボーで、マラーホフ版!なのですね。(そして、ダニール・シムキンは予想通り、マリーヤ・コチェトコワとの「ドン・キホーテ」共演でした)

そのアリーナ・コジョカルは怪我でずっと舞台に出演できない状態が続いていましたが、このほどオフィシャルサイトがオープンしていました。

http://www.alinacojocaru.com/

で、予定表のところ
http://www.alinacojocaru.com/page3.htm
に、今後の出演予定が出ています。


DECEMBER 2009
4th - Nutcracker - Nagoya - Tokyo Ballet (Steven McRae)

NOVEMBER 2009
20/21/22nd - Nutcracker - Tokyo - Tokyo Ballet (Steven McRae)

AUGUST 2009
1/2/3/4/8/9/10/11/13th - Gala's - World Ballet Festival, Tokyo (Kobborg)
15th - Sleeping Beauty - Tokyo Ballet - World Ballet Festival, Tokyo (Kobborg)

JULY 2009
(Royal Ballet Tour tba.)
21/22/23/25/26th - Johan Kobborg Gala's - Denmark/Sweden

JUNE 2009
7th - Diaghilev Gala - London (Federico Bonelli)
9/12/16th - Jewels (Diamonds) - Royal Ballet (Rupert Pennefather)
(Royal Ballet Tour tba.)

MAY 2009
19th - Les Sylphides - Royal Ballet (Kobborg)
(tba) - 22/23/24th - Gala's - Hong Kong
29th - Les Sylphides - Royal Ballet (Kobborg)

APRIL 2009
18(tba)/22nd - Giselle - Royal Ballet (Kobborg)


4月18日の「ジゼル」でめでたく復帰の予定です。嬉しいですね。もちろん、世界バレエフェスティバルの予定も入っています。

そして、びっくりのニュースは、東京バレエ団の「くるみ割り人形」への客演。スティーヴン・マックレーとの共演です。「くるみ割り人形」がゲストつき公演だとは思いませんでした。久しぶりのベジャール版ではないほうの「くるみ」ですね。

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2009/03/19

東京バレエ団45周年ガラのNBS WEBチケットキャンペーン

NBS WEBチケットサービスから以下の案内がありました

以下引用です。

NBS WEBチケットサービスのスタートを記念して、東京バレエ団創立45周年記念<スペシャル・プロ>をNBS WEBチケットでご購入いただいた方の中から抽選で、<スペシャル・プロ>「エチュード」にゲスト出演する“フリーデマン・フォーゲル,レオニード・サラファーノフを囲む会”にご招待いたします。ぜひこの機会にNBS WEBチケットでご購入ください。

<キャンペーン期間>
3/20(金)10:00〜4/4(土)18:00

<キャンペーン内容>
上記期間中に東京バレエ団創立45周年記念<スペシャル・プロ>(4/18,19)のS〜C席チケットをNBSWEBチケットでご購入いただいた方の中から、抽選で100名様(※)を“フリーデマン・フォーゲル,レオニード・サラファーノフを囲む会”にご招待。

期間中にご購入いただいた方すべてが対象となりますので、あらためてイベントへのお申込みをしていただく必要はございません。
※別途開催しております「バレエの祭典特別鑑賞会」会員の方に向けてのキャンペーンと合わせて100名の方を抽選の上ご招待させていただきます。

<抽選結果発表>
当選された方にのみ、4/10(金)に登録されているメールアドレスに、参加方法等をご連絡いたします。

NBS ホームページ http://www.nbs.or.jp/

****
詳しくはNBS WEBチケットサイトをご覧下さい。祭典会員対象のキャンペーンも別途あるそうです。


なお、WEBの方を見たら、来年一月の東京バレエ団「ラ・シルフィード」にサラファーノフは客演するんですね。

フォーゲルと、サラファーノフが、NBSが現在イチ押しで売りだし中の若手スターになるんですね。

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マリインスキー国際フェスティバルのヴィシニョーワ「Beauty in Motion」

現在開催中のマリインスキー国際フェスティバル。16日には、ディアナ・ヴィシニョーワのトリプル・ビル「Beauty in Motion」が上演されました。昨年、アメリカ、オレンジカウンティのOCPACで初演され、NYのシティセンターでも上演されたプログラムです。

この写真が、
http://www.afpbb.com/article/entertainment/entertainment-others/2583284/3927182
で紹介されていました。「F.L.O.W. (For Love of Women)」という作品です。以前もこの作品の別の写真を見て、その奇抜さに驚いたのですが、こちらの写真は幻想的で大胆かつキレイですね。AFPBBに登録すれば、写真をフルスクリーンで見ることができます。

オレンジカウンティで上演された時の写真スライドショーもなんだかすごいです。
http://www.ocregister.com/photos/vishneva-ballet-review-1980458-costa-mesa

米国での公演では、イーゴリ・コールプが参加していたのですが、今回のマリインスキーフェスティバルには、コールプの名前は影も形もありません。草刈民代さんのサイトには「エスプリ」のリハーサルの様子で登場していましたが。

「月に憑かれたピエロ」は、コールプのパートをイスロム・バイムラードフが踊っています。また、「THREE POINT TURN」でデズモンド・リチャードソンが踊っていたパートは、アレクサンドル・セルゲイエフが踊ったようですね。

Monday, March 16, 2009
DIANA VISHNEVA: BEAUTY IN MOTION
Mariinsky Theater

PIERROT LUNAIRE
Music by Arnold Shönberg
Choreography by Alexei Ratmansky; Assistant of choreographer - Elvira Tarasova
NEW designs (since the US tour) by Tatyana Chernova
Performed by Diana Vishneva, Islom Baimuradov, Mikhail Lobukhin, Alexander Sergeyev

F.L.O.W. (For Love of Women)
ballet in three parts
Choreography and Direction by Moses Pendleton
Performed by Diana Vishneva, Yekaterina Ivannikova, Yana Selina

THREE POINT TURN
Music by David Rozenblatt
Choreography by Dwight Rhoden
Performed by Diana Vishneva/Alexander Sergeev (in red costumes)
Irina Golub/Anton Pimonov (green)
Yana Selina/Mikhail Lobukhin (blue)

翌17日は、キューバ国立バレエのヴィエングゼイ・ヴァルデスをゲストに迎え、サラファーノフがバジルを踊った「ドン・キホーテ」でした。ヴィエングゼイ・ヴァルデスの長いバランスやトリプルを入れたフェッテなどのスーパーテクニックはここでも大喝采で迎えられたようですね。そしてもちろん、サラファーノフのテクニックも冴えていたようです。

Don Quixote
Grand ballet in three acts, six scenes with a prologue
Libretto by Marius Petipa after Cervantes
Choreography by Alexander Gorsky after Petipa
Gypsy and Oriental dances by Nina Anisimova
Fandango by Fyodor Lopukhov

Don Quixote Vladimir Ponomarev
Sancho Panza Stanislav Burov
Lorenzo Nikolai Naumov
Kitri Viengsay Valdes
Basil Leonid Sarafanov
Gamache Soslan Kulaev
Espada Konstantin Zverev
Street Dancer Yekaterina Kondaurova
Flower-sellers Nadezhda Gonchar Yana Selina
Lady Dryad Tatiana Tkachenko
Amour Valeria Martynyuk
Mercedes Elena Bazhenova
Tavern Owner Alexander Efremov
Gypsy Dance Alina Sokolova Islom Baimuradov
Oriental Dance Yulia Smirnova
Fandango Ji Yeon Ryu Karen Ioanissyan
Variation Anastasia Nikitina

なぜか、キャスト表ではアリーナ・ソーモワが踊ることになっていたドリアードの女王は、タチアーナ・トカチェンコが踊っていたようですね。また、ドリアードたちの一人と結婚式のアントレに、あのペルミ・バレエ学校のドキュメンタリーに出ていたオクサーナ・スコリクが出演しており、とてもエレガントで目を惹いたようです。きっと今年の来日公演でも観られるんでしょうね。

ところで、ヴィエングゼイ・ヴァルデスといえば、キューバ国立バレエでのパートナーであり、やはり素晴らしいテクニックとエレガンスの持ち主であるロメル・フロメタに気になるニュースがあります。ダンソマニ日本版に載っていたのですが、キューバ発の情報によると、どうやら彼はアンヘル・コレーラ率いるコレーラ・バレエに入団したようです。ただし、まだコレーラ・バレエには彼の移籍について何も書いていないのですが。この二人は素晴らしいパートナーシップを築いているので、離れ離れになってしまったら残念ですよね。

ご参考
http://www.forum-dansomanie.net/forum/viewtopic.php?t=2544&start=60

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2009/03/18

ロンドンはロイヤル・バレエ、ABTと「白鳥の湖」祭り

イギリスのThe Timesにこんな興味深い記事が載っていました。

Are we overdosing on Swan Lake?
http://entertainment.timesonline.co.uk/tol/arts_and_entertainment/stage/dance/article5903093.ece

overdoseとは、過剰摂取という意味。そう、4月のロンドンは、ロイヤル・バレエとABTの「白鳥の湖」が完全に日程が重なってしまうという事態がおきてしまったのです。そして8月には、マリインスキー・バレエのROHでのロンドン公演「白鳥の湖」、クリスマスにはサドラーズ・ウェルズでマシュー・ボーンの「白鳥の湖」も予定されています。さらに、ノーザン・バレエ・シアターも英国ツアーで「白鳥の湖」を上演中です。

実にコヴェント・ガーデンのロイヤル・オペラハウスにて、ロイヤルバレエは931回もこの作品を上演しているとのことです。

マリインスキーの招聘元インプレサリオであるLilian Hochhauser氏は、「近年上演回数が激増している作品ですが、『白鳥の湖』だけは特別です。もちろん、ABT公演がなければさらに良かったのですが、チケットの売れ行きを見ると、私たちのロシア版の需要は大きいと感じています」と述べています。

ロイヤル・バレエの「白鳥の湖」は、カンパニーの今シーズンの上演回数の5分の1もの上演があるそうで、アンソニー・ダウエルによる伝統的な上演はカンパニーに多くの利益をもたらしているとのことです。「白鳥の湖」があるから、ロイヤル・バレエは冒険を伴う現代作品が上演できるとのこと。
「我々は、コロシアム劇場でABTが同じ作品を同時期に上演すると聞いて軽く失望しました」とロイヤルの管理部門の責任者は語ります。「幸いなことに、チケットの売れ行きは良好です」一番高いチケットは、110ポンドもするというのに。

そして競争の割を食ったのが、なかなかロンドンでの公演を行わないABTでした。結果的に、招聘元であるサドラーズ・ウェルズは、1枚分のチケットの値段で2枚買うことができるプロモーションを行うことを強いられました。ABTの「白鳥の湖」の一番高いチケットは95ポンドで、10公演が予定されています。
http://www.sadlerswells.com/show/American-Ballet-Theatre-Coliseum

ABTの芸術監督、ケヴィン・マッケンジーは、残念がっています。「同じ時期にわれわれとロイヤル・バレエが『白鳥の湖」を同時期に上演すると聞いてガッカリしましたよ。もしそうなることを知っていたら、別の作品を上演していました。経済がこんなに悪くなっていなければ、人々は両方観てくれただろうけど、今はそれが難しい」

「白鳥の湖」は、この100年間、様々な解釈がされてきた作品でした。ゲイのジークフリード王子、気の狂った王子、女性が演じるロットバルト、フロイト的な解釈、ナチスの隠喩、そしてハッピーエンド。マリインスキーが今年の夏上演するのは、ソ連時代に好まれたハッピーエンド版です。そして、マッケンジー版の特徴は、ロットバルトを二人のダンサーが演じることです。

「自分の『白鳥