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バレエ(国内公演情報)

2017/08/18

ウィーン国立バレエ団 マニュエル・ルグリ版『海賊』2018年5月開催決定

いよいよ明日から「ルグリ・ガラ」が始まりますが、マニュエル・ルグリ率いるウィーン国立バレエ団がルグリ版『海賊』を引っ提げて2018年5月に来日公演を行います。

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http://www.bunkamura.co.jp/topics/orchard/482.html

近年、一層注目を浴びたのが2016年3月に上演されたマニュエル・ルグリが初の全幕演出を手掛けた新版『海賊』の世界初演。

生前、ルドルフ・ヌレエフが自身の版で上演を夢見て練っていた構想をベースにしているというから興味深いところ。見どころはなんといっても、名匠ルイザ・スピナテッリによるゴージャスな衣裳と舞台美術、ルグリに鍛え抜かれたダンサーだからこそ実現できる超絶技巧が満載の、めくるめく踊りのシーン。

初演には、世界中からバレエ関係者が集まり、バレエ芸術の真髄が集結された圧倒的大作へ絶賛が贈られました。待望の日本初披露となる今回は、ウィーン国立バレエ団の生え抜きダンサーはもとより、ゲストプリンシパルも交え、バレエ界一の完璧主義者マニュエル・ルグリが生んだ『海賊』を上演します。


ウィーン国立バレエ団 マニュエル・ルグリ版『海賊』日本初演

【公演日程】 2018年5月10日(木)~13日(日)

【会場】 Bunkamuraオーチャードホール

【主催】 Bunkamura

【企画協力】 ベルチェアソシエイツ

【お問合せ】 03-3477-3244(10:00~19:00)

[大阪公演] 2018年5月中旬 フェスティバルホール


※キャスト、チケット情報などの詳細は今秋以降、決定次第Bunkamuraホームページなどで発表いたします。
※2017年8月18日現在の情報です。変更になる場合がございます。

なお、マニュエル・ルグリ振付 ウィーン国立バレエ「海賊」(Blu-ray)は8月下旬に新書館から発売される予定です。
http://www.fairynet.co.jp/SHOP/4560219324381.html

【出 演】
コンラッド(海賊の首領):ロバート・ガブドゥーリン
メドーラ(ギリシャの娘):マリア・ヤコヴレワ
ギュルナーレ(メドーラの友人):リュドミラ・コノワロワ
ランケデム(バザールの主/奴隷商人):キリル・クルラーエフ
ビルバンド(コンラッドの友人):ダヴィデ・ダト
オダリスク:ナターシャ・マイヤー/ニーナ・トノリ/プリスカ・ツァイゼル
ウィーン国立バレエ
ウィーン国立歌劇場バレエ学校

振付・演出:マニュエル・ルグリ
音楽:アドルフ・アダン ほか
美術・衣裳:ルイザ・スピナテッリ
指揮:ワレリー・オフジャニコフ
演奏:ウィーン国立歌劇場管弦楽団

【特典映像】
インタビュー マニュエル・ルグリ
リハーサル映像

2017/08/16

勅使川原三郎さんがフランスの芸術文化勲章を受章/「月に吠える」プロモ映像

ダンサーで振付家の勅使川原三郎さんが、フランスの芸術文化勲章オフィシエを受章することとなりました。

http://www.st-karas.com/news_jp/

http://www.asahi.com/articles/ASK8J5DNVK8JUCVL01G.html

叙勲の伝達式は「月に吠える」公演初日の8月24日(木)の公演後に舞台上で行います。
(初日の公演に来場されたお客様は公演後、伝達の式典に参列できます)

日本におけるフランス文化の紹介者、普及の実務者、あるいは支援した人が叙勲の対象になります。
駐日フランス大使と協議し、在日フランス大使館文化部、もしくはフランス本国で直接、文化通信省が推薦します。
決定権はフランス文化通信大臣にあります。

国際的に活躍する勅使川原さんは、自身のカンパニーKARASと共に、今年もフランスはパリのシャイヨ―宮で「Flexible Silence」、そしてフランス・マルティーグにて、「Sleeping Water」を上演しました。また今年の10月には、パリ・オペラ座バレエに新作を振付けることになっています。

芸術文化勲章オフィシエは過去、映画監督の高畑勲さん、音楽家の坂本龍一さん、前衛芸術家の草間彌生さんらに授与されていますが、ダンス界ではあまり例はないと思います。(牧阿佐美さん、田中泯さん、山海塾の天児牛大さんがシュヴァリエ、彩の国さいたま芸術劇場のプロデューサー佐藤まいみさんがオフィシエを受章しています)
ここ10年間に約120人の日本人が芸術文化勲章を受勲しています。

おめでとうございます。

<伝達式について>
2017 年 8 月 24 日(木)
19:30 公演「月に吠える」 / 20:30 頃より 叙勲伝達式

場所 東京芸術劇場プレイハウス
(東京都豊島区西池袋1-8-1)
★公演は 8 月 25 日〜27 日も同会場で開催しております

*******
さて、8月24日から東京芸術劇場で上演される「月に吠える」プロモーションビデオがアップされています。今回日本では初出演となる、キアラ・マリア・メツァトリとパスカル・マーティも登場します。

https://vimeo.com/229374567


月に吠える プロモーションビデオ from Saburo Teshigawara/KARAS on Vimeo.

なお、8月11日には、「勅使川原三郎が萩原朔太郎に吠える!」と題したトーク&イベントが開催されました。
原作の作者である萩原朔太郎の孫の萩原朔美氏と、今回の作品のチラシやポスターなどのアートディレクションを手がけた榎本了壱氏が勅使川原三郎さんと対談しました。また、初演に先駆けて佐東利穂子さんが特別に30分のソロを踊りました。

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©︎KARAS

対談では、勅使川原さんのダンスに対する考え、今回の「月に吠える」についての考えが聞けてとても興味深かったです。

萩原朔太郎の詩集「月に吠える」は、勅使川原さんが高校生のころから、そのユニークな言葉遣いや視点、現れる特異な動きなどに魅せられてきました。いつかは作品にしようと思っていたのですが、ダンスフォーラムで3度目の受賞をした時に、今回の対談にも出席しているアートディレクターの榎本了壱さんに「次は何の作品にするの?」と聞かれ、目にした本が「月に吠える」であり、ちょうど今年が刊行100周年であると榎本さんに聞いたとのことです。

ダンスにするにあたり、動きとして記憶すること、匂い、体験するような気持ち、ダンスという形でこの作品に近づいているというものにしようと考えられているそうです。抽象的というにはあまりに具体的で、もっと深いもの、奈落に落とされるようなもの、とがったものを突きつけられるような痛みのあるもの、気持ちよく蠱惑させられるものという朔太郎の詩の世界は、身体的、身体で感じるものであり、身体に響かせるものであると感じているそうです。

「身体を文学から翻訳しているわけではなく、全く別のものとして引き出しています。文字に書かれている作品と同じ時にいられるようにしています」

「詩を読むと、ダンスとは形が動いているものであり、詩も静止しているようで決して止まっていない、生きているものとして動いていると感じます」

また、萩原朔太郎の詩には色彩を感じさせるものが多いのですが、萩原朔美さんによれば「白」が一番多く登場するのだそうです。白は光の乱反射の極限化されたものであり、光の象徴である、という話から、勅使川原さんがガラスを割ったり砕いたガラスを使った作品を多く振付けているという話につながりました。ガラスは透明だけど、砕いていくと白になります。その中に沈殿する感覚や距離感覚、何層も蓄積されて見える色、痛みを感じる色となるのです。

佐東利穂子さんのソロは、習作であり、実際に今回の作品でこれが使われるかどうかはまだ未定とのことでした。いつもながらの強靭でしなやか、ダイナミックな動きがある中でも、今まで観たことがないようなボキャブラリー、動きが含まれており、「月に吠える」がどのような作品となるか、期待が膨らみました。

2017/08/08

ハンブルク・バレエ団2018年日本公演 公演概要

ハンブルク・バレエ団2018年日本公演の公演概要が発表されています。

http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/-2018.html

「椿姫」 プロローグ付全3幕
アレクサンドル・デュマ・フィスの小説に基づく

音楽:フレデリック・ショパン 振付・演出:ジョン・ノイマイヤー(1978年) 美術・装置:ユルゲン・ローゼ 


2月2日(金)18:30 
(マルグリット)アリーナ・コジョカル  (アルマン)アレクサンドル・トルーシュ 
(マノン)シルヴィア・アッツォーニ  (デ・グリュー)アレクサンドル・リアブコ
(デュヴァル氏)カーステン・ユング  (プリュダンス)菅井円加 
(ガストン)カレン・アザチャン  (オランピア)フロレンシア・チネラート


2月3日(土)14:00 
(マルグリット)アンナ・ラウデール   (アルマン)エドウィン・レヴァツォフ
(マノン)カロリーナ・アグエロ    (デ・グリュー)クリストファー・エヴァンズ
(デュヴァル氏)イヴァン・ウルバン  (プリュダンス)パトリシア・フリッツァ
(ガストン)マティアス・オベリン (オランピア)シュー・リン


2月4日(日)14:00 
(マルグリット)エレーヌ・ブシェ   (アルマン)クリストファー・エヴァンズ
(マノン)有井舞耀    (デ・グリュー)カレン・アザチャン
(デュヴァル氏)ダリオ・フランコーニ (プリュダンス)レスリー・ヘイルマン 
(ガストン)ヤコポ・ベルーシ  (オランピア)エミリー・マゾン


ガラ公演 〈ジョン・ノイマイヤーの世界〉 2部構成 

「キャンディード序曲」「アイ・ガット・リズム」「くるみ割り人形」「ヴェニスに死す」「ペール・ギュント」「マタイ受難曲」「クリスマス・オラトリオ」「ニジンスキー」「ハムレット」「椿姫」「作品100─モーリスのために」「マーラー交響曲第3番」より

音楽:バーンスタイン、ガーシュウィン、チャイコフスキー、バッハ、ワーグナー、シュニトケ、ショスタコーヴィチ、ティペット、ショパン、サイモンとガーファンクル、マーラー
振付・演出・語り:ジョン・ノイマイヤー 

2月7日(水)19:00  カンパニー総出演


「ニジンスキー」 全2幕 
音楽:フレデリック・ショパン、ロベルト・シューマン、ニコライ・リムスキー・コルサコフ、ドミトリー・ショスタコーヴィッチ
振付・舞台装置・衣裳:ジョン・ノイマイヤー 


2月10日(土)14:00 
(ニジンスキー)アレクサンドル・リアブコ   (ディアギレフ)イヴァン・ウルバン   (ロモラ)エレーヌ・ブシェ
(ブロニスラヴァ・ニジンスカ)パトリシア・フリッツァ (スタニスラフ・ニジンスキー)アレイズ・マルティネス 
(タマラ・カルサーヴィナ)シルヴィア・アッツォーニ (レオニード・マシーン)ヤコポ・ベルーシ 

【ダンサーとして役を演じるニジンスキー】
(『謝肉祭』のアルルカン)アレクサンドル・トルーシュ   (『ばらの精』)アレクサンドル・トルーシュ (『シェエラザード』の黄金の奴隷)カレン・アザチャン (『遊戯』の青年)ヤコポ・ベルーシ (『牧神の午後』の牧神)カレン・アザチャン 
(ペトルーシュカ)ロイド・リギンズ

2月11日(日)14:00  
(ニジンスキー)アレクサンドル・トルーシュ   (ディアギレフ)カーステン・ユング   (ロモラ)カロリーナ・アグエロ
(ブロニスラヴァ・ニジンスカ)レスリー・ヘイルマン (スタニスラフ・ニジンスキー)コンスタンティン・ツェリコフ 
(タマラ・カルサーヴィナ)シュー・リン (レオニード・マシーン)リロイ・ブーン 

【ダンサーとして役を演じるニジンスキー】
(『謝肉祭』のアルルカン)クリストファー・エヴァンズ   (『ばらの精』)クリストファー・エヴァンズ (『シェエラザード』の黄金の奴隷)マルク・フベーテ (『遊戯』の青年)リロイ・ブーン (『牧神の午後』の牧神)マルク・フベーテ 
(ペトルーシュカ)ロイド・リギンズ

2月12日(月・祝)14:00
  
(ニジンスキー)アレクサンドル・リアブコ   (ディアギレフ)イヴァン・ウルバン   (ロモラ)エレーヌ・ブシェ
(ブロニスラヴァ・ニジンスカ)パトリシア・フリッツァ (スタニスラフ・ニジンスキー)アレイズ・マルティネス 
(タマラ・カルサーヴィナ)シルヴィア・アッツォーニ (レオニード・マシーン)ヤコポ・ベルーシ 

【ダンサーとして役を演じるニジンスキー】
(『謝肉祭』のアルルカン)アレクサンドル・トルーシュ   (『ばらの精』)アレクサンドル・トルーシュ (『シェエラザード』の黄金の奴隷)カレン・アザチャン (『遊戯』の青年)ヤコポ・ベルーシ (『牧神の午後』の牧神)カレン・アザチャン 
(ペトルーシュカ)ロイド・リギンズ

※記載の配役は2017年8月1日現在の予定です。

■ 会場:東京文化会館(上野)

■ 演奏:「椿姫」は東京フィルハーモニー交響楽団、〈ジョン・ノイマイヤーの世界〉と「ニジンスキー」は特別録音による音源を使用します。

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■ 入場料(税込み) 
S=\23,000 A=\20,000 B=\17,000 C=\14,000 D=\11,000 E=\8,000 
未就学児童のご入場はお断りします。


特別割引のご案内

●セット券特別割引[S、A、B席]  先行発売期間にセットでお買い上げいただくと、最大で9,000円お得!

・「椿姫」「ニジンスキー」〈ジョン・ノイマイヤーの世界〉のうち、2演目または3演目を同時に、同一枚数お買い上げいただくと、販売期間別に下記の金額を割引します。
・セット券はS、A、B席を対象とし、公演日およびS、A、B席の別は自由にお選びいただけます。

■ NBS WEBチケット先行発売期間(9/15~9/27)
S:1枚につき3,000円、A:1枚につき2,500円、B:1枚につき2,000円を割引

■ 一斉発売後(10/7以降~) S、A、Bとも1枚につき1,000円を割引 ※NBSのみ

●NBS WEBチケット特別先行割引[S、A、B席単独券]

S:1枚につき2,000円、A:1枚につき1,500円、B:1枚につき1,000円を割引


■ NBS WEBチケット 座席選択先行発売(S~D) 
 セット券 9/15(金)21:00~9/27(水)18:00  単独券 9/20(水)21:00~9/27(水)18:00
 *ご利用いただく際には、事前に会員登録(登録料・年会費は無料)が必要となります。

■ 一斉発売 10月7日(土) 10:00より

■ お問い合わせ お申し込み
NBS WEBチケット  
NBSチケットセンターTEL 03-3791-8888(平日10:00~18:00、土曜10:00~13:00)


■主催:公益財団法人日本舞台芸術振興会/日本経済新聞社 

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※なお、京都公演もあります。
http://rohmtheatrekyoto.jp/program/6776/

「京都賞」受賞 ジョン・ノイマイヤー振付・演出
ハンブルク・バレエ団
ガラ公演<ジョン・ノイマイヤーの世界>


2018年2月17日(土)

開演時間 14:00
ロームシアター京都

出演
振付・演出・ナレーション:ジョン・ノイマイヤー
ハンブルク・バレエ団

予定演目
『キャンディード序曲』、『アイ・ガット・リズム』、『くるみ割り人形』、『ヴェニスに死す』、
『ペール・ギュント』、『マタイ受難曲』、『クリスマス・オラトリオⅠ-Ⅵ』、『ニジンスキー』、
『ハムレット』、『椿姫』、『作品100―モーリスのために』、『マーラー交響曲第3番』

上演時間
約3時間(予定)

お問合せ先
ロームシアター京都チケットカウンター
TEL.075-746-3201(10:00~19:00、年中無休)

また、本公演に関連して、 バレエを学ぶ子どもたち対象とした特別レッスンを予定しているそうです 。
(詳細はあらためて発表)

発売日
2017年9月24日(日)
※先行発売:2017年9月17日(土)10:00~ フレンズ会員(オンライン会員)、Club会員(京都コンサートホール・ロームシアター京都共通の会員制度)・京響友の会会員

チケット取扱窓口
ロームシアター京都オンラインチケット ほか


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「椿姫」「ニジンスキー」という代表作、そして昨年の来日公演でも素晴らしかった「ジョン・ノイマイヤーの世界」の上演もあり、とても嬉しい来日公演です。出演者も、ニジンスキーといえばこの人のアレクサンドル・リアブコ、そして、素晴らしいシルヴィア・アッツオーニ。さらにアリーナ・コジョカルは「椿姫」でゲスト出演します。楽しみですね。

【勅使川原三郎が萩原朔太郎に吠える!】新作ダンス公演「月に吠える」プレイベント:ダンス&トーク8月11日開催

KARASではこの度、8月の東京芸術劇場での新作ダンス公演「月に吠える」に先駆け、プレイベント:ダンス&トーク「勅使川原三郎が萩原朔太郎に吠える!」を緊急開催することとなりました。

このプレイベントでは、勅使川原さんが新作「月に吠える」について語り、
朔太郎の孫であり、萩原朔太郎記念・前橋文学館の館長である萩原朔美さんが朔太郎の詩について語り、
「月に吠える」公演のチラシやポスターのアートディレクター・榎本了壱さんも司会に加わって、
勅使川原、萩原さん、榎本さんの3人で朔太郎について語ります。
また佐東利穂子さんによるダンスも必見です。

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新作ダンス公演「月に吠える」プレイベント:ダンス&トーク
「勅使川原三郎が萩原朔太郎に吠える!」

出演:勅使川原三郎(トーク)
   萩原朔美(トーク・朗読)
   榎本了壱(司会)
   佐東利穂子(ダンス)

開催日時:2017年8月11日{金・祝日} 18:00開演(17:45開場・受付開始)
会場:カラス・アパラタスB2ホール
   東京都杉並区荻窪5-11-15 F1/B1/B2
   JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線「荻窪」駅下車 西口改札 徒歩3分
料金:4,500円

予約:
・メール予約 apparatus@st-karas.com
件名を「トーク予約」とし、氏名・枚数・携帯電話等当日連絡のつく電話番号・郵便番号・住所を
  ご記入の上、上記メールアドレスまでメールでお申し込みください。
・電話予約 03-6276-9136(カラス・アパラタス)まで電話でお申し込みください。
*予約は当日の正午まで受け付けております。
*イベント当日に会場で公演チケットをご購入の場合、S席が500円割引になります。(1人につき1枚まで)
*すでに公演チケットをお持ちの方は受付にご提示ください。料金が500円引きになります。(本人のみ)

問合せ:カラス・アパラタス TEL:03-6276-9136


勅使川原三郎さんの新作「月に吠える」については、タワーレコードのフリーマガジン「Intoxicate」に、私が勅使川原さんにインタビューした記事が掲載されています。(WebサイトMikikiでも読むこがとできます)
http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/14457

また、東京芸術劇場のフリーペーパー芸劇BUZZでも、紹介文を書かせていただいています。
https://geigeki.jp/ch/images/buzz/2017_20/04.pdf

「月に吠える」


振付・照明・衣装・選曲・出演:勅使川原三郎

出演:佐東利穂子 鰐川枝里 マリア・キアラ・メツァトリ 
   パスカル・マーティ(イエテボリ・オペラ・ダンス・カンパニー)

日時:2017年
8月24日(木)19:30、25日(金)19:30、26日(土)16:00、27日(日)16:00

場所:東京芸術劇場プレイハウス

料金 *全席指定席【前売り開始 6月10日(土)】
S席 5,000円 A席 3,500円 
*25歳以下(A席)2,500円 65歳以上(S席)4,000円 高校生割引1,000円
(前売のみ・枚数限定)

チケット取扱:

・東京芸術劇場ボックスオフィス 0570-010-296(休館日を除く10-19時)
http://www.geigeki.jp/t/(PC) http://www.geigeki.jp/i/t/(携帯)
・チケットぴあ 0570-02-9999[Pコード:459-758] http://pia.jp/t/(PC・携帯)
・イープラス http://eplus.jp/(PC・携帯)
・ローソンチケット 0570-000-407(オペレーター対応10-20時)


読売新聞に8月3日に掲載された勅使川原三郎さんのインタビュー記事も興味深いものでした。「月に吠える」についての話と併せ、ニューヨーク、リンカーンセンターでの「Sleeping Water」上演、また今年の10月末よりパリ・オペラ座で上演される新作についても語っています。オペラ座での新作(エサ・ペッカ・サロネンのヴァイオリンコンチェルトを使用)はすでにリハーサルが始まっており、マチュー・ガニオも出演する予定で稽古をしているとのことです。


2017/08/04

ル・グラン・ガラ 2018 ~パリ・オペラ座バレエ団トップダンサーたちによる華麗なる宴~ 2018年1月シアターオーブにて

フィレンツェ・バレエの元芸術監督で、現在イタリアを中心に活躍する振付家ジョルジオ・マンチーニが、絶対的人気と実力を誇るパリ・オペラ座のなかでも群を抜く人気エトワール、マチュー・ガニオドロテ・ジルベールのために創作した《トリスタンとイゾルデ》が、いよいよ日本に上陸します。


Tristan_and_isolde
(c) James Bort

http://theatre-orb.com/lineup/18_legrand/


《トリスタンとイゾルデ》は、ワーグナー愛好家のマンチーニが長い間あたためてきた作品で、2011年に遡ります。フィレンツェ市内のストロツィ宮の中庭で、公開創作というイヴェントを開催。その時に『トリスタンとイゾルデ』(リスト編曲)の音楽でデュオを創った。そこから発展して生まれたのが、同年12月28日に初演された『トリスタンとイゾルデ』です。たった二人のダンサーが支える舞台なので、技術的にも芸術的にも厚みのあるダンサーがマンチーニには必要だった。そうしたダンサーの候補としてイゾルデに必要な強さがドロテにあり、トリスタンに必要なセンシビリティがマチューにあるということで、この二人に声をかけたところ、共に創作することが決まったという。

パ・ド・ドゥには<プレリュード>、<第2幕の愛のシーン>、<3幕のプレリュードとイゾルデの愛のシーン>が使用されている。ベジャール・バレエ出身のマンチーニはコンテンポラリー振付家とはいえ、この作品では、ドロテにポワントを履かせ、トリスタンとイゾルデの愛の“物語バレエ”として、大きな感動を観客に与える。

舞台衣裳を担当するのは、パリで活躍する中国人クチュリエ・デザイナー、イーチン・イン。
映像は、ファッション写真、ラガーフェルドなどのプロモーション映像などで有名なカメラマン、ジェームス・ボールト。

日本公演では、これに加え《ヴェーゼンドンク歌曲(世界初演)》が上演されます。飛ぶ鳥を落とす勢いの若手ダンサー、オニール八菜、ジェルマン・ルーヴェ、ユーゴ・マルシャンというバレエファン垂涎の豪華キャストが決定。新しい感動を日本の皆様に贈りたい。

マンチーニの美しいデュオ『トリスタンとイゾルデ』は、ドロテ・ジルベールとマチュー・ガニオにより、2016年1月の「月夜に煌めくエトワール」でパ・ド・ドゥが上演され、全体を観たいという声が多く出ていました。なので今回の公演は本当に楽しみです。

「バレエ・スプリーム」でその輝きを見せてくれた>オニール八菜、ジェルマン・ルーヴェ、ユーゴ・マルシャンを観ることができるのも嬉しいですね。


<公演日程>

2018/1/11(木)~1/13(土)

<曲目・演目>

「トリスタンとイゾルデ」(日本初演)
振付:ジョルジオ・マンチーニ 音楽:リヒャルト・ワーグナー
出演:ドロテ・ジルベール、マチュー・ガニオ

「ヴェーゼンドンク歌曲集」(世界初演)
振付:ジョルジオ・マンチーニ 音楽:リヒャルト・ワーグナー
出演:ジェルマン・ルーヴェ、ユーゴ・マルシャン、オニール八菜
スタッフ

振付:ジョルジオ・マンチーニ 音楽:リヒャルト・ワーグナー

<出演>

マチュー・ガニオ(パリ・オペラ座バレエ団エトワール)
ドロテ・ジルベール(パリ・オペラ座バレエ団エトワール)
ジェルマン・ルーヴェ(パリ・オペラ座バレエ団エトワール)
ユーゴ・マルシャン(パリ・オペラ座バレエ団エトワール)
オニール八菜(パリ・オペラ座バレエ団プルミエール・ダンスーズ)

※出演者は2017年8月1日現在の予定です。

<会場>

東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)

[主催]
TBS
[企画協力]
ベルチェ・アソシエイツ

<チケット情報>
料金

S席 14,000円 A席 10,000円 B席 7,000円(全席指定・税込)

一般発売

2017/9/24(日)

※一般発売初日<9/24>は、Bunkamuraチケットセンター03-3477-9999及びオンライン販売のみでの受付。
 店頭販売はございません。

チケット取扱い

チケット購入ガイド
<Bunkamura チケットセンターでのお申込み>

お電話でのお申込み

Bunkamuraチケットセンター<10:00~17:30>
03-3477-9999

カウンターでのお申込み

東急シアターオーブチケットカウンター<11:00~19:00>(渋谷ヒカリエ2F)
Bunkamuraチケットカウンター<10:00~19:00>(Bunkamura1F)

お問合せ

チケットスペース 03-3234-9999(月~土 10:00~12:00/13:00~18:00)


2017/07/26

マニュエル・ルグリ 「ルグリ・ガラ」独占インタビュー

いよいよあと1か月後に迫ったルグリ・ガラ

先日、マニュエル・ルグリがプロモーションのために来日した際に、インタビューをさせていただきました。明るくチャーミングで誠実な人柄が伝わるものです。バレエへの深い愛、手塩にかけて育てて来たウィーン国立バレエへの愛、そして未来の若者たちへの想い。謙虚で前向きな姿勢。話していてこちらも幸せな気持ちにさせられるのが、マニュエル・ルグリというスーパースターです。

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Q.先日ニューヨークで開催されたYAGPのファイナルでルグリさんは審査員をされていましたね。そして今回の来日では、日本人のボーイズを教えられます。昨年は「NHKバレエの饗宴」で若手のダンサーを教えられました。若い才能を育てることに対する想いをお聞かせください。

フリオ・ボッカへのオマージュのガラに出演するためのリハーサルがあったので、ファイナルと、セミファイナルでは男子のクラシックだけを審査したのです。YAGPでは時間がなくて教えることはできなかったのですが、今回は15歳前後の子たちを教えるので、どんな子を発見できるか、とても楽しみです。

幸いにも、私は素晴らしい振付家や芸術監督から多くを学ぶことができました。その素晴らしい経験を若い人たちに伝えて行きたいと思うのです。私自身、これからは持てるものを与えていきたいという個人的な想いがあり、そうすることが好きなのです。芸術監督という仕事も愛しています。ダンサーにとって何がベストなのかということを考えることができるし、やらなければならないことは多いのですが。なので、踊る機会が減ってもそんなに寂しく思いません。舞台の上に立つことはもちろん大好きなのですが、それが一番優先されるべきことではないのです。いつまでも踊り続けることはできませんし。

今回のYAGPでは、奇妙な思いもしました。一度にこんなにたくさんの出場者を見ることは初めてのことでしたし。12,13歳のジュニアの出場者はすでに非常に上手くなっているけど、幼い時からこんなに上手で将来が大丈夫なのか、心配にも思えてしまいました。16歳くらいになった時にすごく上手くなっているのだったら良いのですが、こんなにも若い年齢でこれだけ完成されているのって、普通のことではないからです。でも、とにかくレベルは高くて、特に今回日本人の出場者は素晴らしかったと思います。

Q.ダンサーを目指す若い人へのアドバイスは?

バレエを本当に愛してほしいと思うし、本当にバレエをやりたいという想いをはっきりさせてほしいと思います。親に無理強いさせられると良い結果にはなりません。バレエというのはとても個人的なものですし、自分自身を信じる必要があるからです。そして一生懸命努力することが一番大事です。努力しなければ目標は達成できないでしょう。生まれ持った才能だけでは大成できません。

日本に来る途中の飛行機の中で、ドキュメンタリー映画「ダンサー セルゲイ・ポルーニン 世界で一番優雅な野獣」を観ました。セルゲイ・ポルーニンは本当に素晴らしいダンサーで、これだけの才能を持っているダンサーを見るのは久しぶりでした。それだけに、この映画を観てとても悲しい想いにとらわれました。この映画の最後のシーンを観終わってですら、彼の未来がどうなるのか見えなくて、悲しいのです。彼が18歳の時、まだプリンシパルになる前に、マリアネラ・ヌニェスと「海賊」を踊るのを観たことがありますが、その時も彼の才能の凄さに呆然となりました。今はテクニックの優れたダンサーは世界中にいます。セザール・コラレスもその一人です。でも、この映画の中でのポルーニンにはエレガンスがありました。踊りがとてもクリーンで気品があって体型や容姿にも恵まれてすべてを備えていました。だから彼が人生のレールを踏み外してしまったことがとても悲しく思えたのです。特に家族との問題を抱えていることが観ていて辛かったです。しかも、この映画が撮影された時には彼はまだ26歳で、これだけの苦悩を経験しているということも。私は今52歳でこんなにも幸せなのに!

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一押しの若手は、ヤコブ・フェイフェルリック

Q.ウィーン国立バレエでは、ルグリさんが育てられてプリンシパルになったダンサーや、ルグリさんが採用したダンサーたちが活躍していて、彼らが今回来日しますね。

ダヴィデ・ダト、ニーナ・ポラコワ、デニス・チェリェヴェチコの3人は、私が就任した時にすでに在籍していましたが、残り5人は私がオーディションで採用した若いダンサーたちです。私が選んだダンサーであるし、正しい選択をしたと思っています。4人のソリストと一人のデミソリストで、それぞれとても才能にあふれているし本当に美しいダンサーたちです。見た目が美しいだけでなくて、指示をしっかり呑みこんで、正しい瞬間に正しい動きができる人たちであり、そうすることができるのはダンサーとして大切なことです。

Q.彼らが海外の大きな舞台を踏むのは初めてなのでしょうか?

すでにゲストやガラなどで活躍し始めているダンサーもいますが、若手ダンサーたちは日本で踊るのは初めてで、日本に行けると聞いて喜びで飛び上がった人もいます。日本の観客、バレエファンの皆さんがこれらの素晴らしいダンサーたちと恋に落ちることを私は確信しています。

特に男性ダンサーは優れています。デニス・チェリェヴィチコ、ダヴィデ・ダト、そして若手のヤコブ・フェイフェルリックも素晴らしい。ヤコブはまだ20歳で、ウィーン国立バレエ学校出身。この6か月の間に、『ライモンダ』の初日のジャン・ド・ブリエンヌ、『ラ・フィユ・マル・ガルデ』のコーラス、ジョン・ノイマイヤー振付の『アルミードの館』、6月には『白鳥の湖』の王子役を演じます。日本の観客の皆さんにお見せできるのが楽しみです。

ダヴィデ・ダトはカリスマ的なダンサーです。ウィーンの観客には特に愛されています。イタリアでも、テレビ番組にも多く出演しているので人気があり、ロベルト・ボッレ並のスターとなる日も遠くないでしょう。ローマ国立歌劇場でも、エレオノラ・アバニャートに招かれて『ドン・キホーテ』を踊っていますし、今年のブノワ賞にもノミネートされています。私はいいダンサーしか連れてこないんですよ。

また、6月の『白鳥の湖』でオルガ・スミルノワと仕事をすることができるのが楽しみです。『白鳥の湖』では、スミルノワと踊るセミョーン・チュージン、そしてマリアネラ・ヌニェス、ワディム・ムンタギロフがゲスト出演するんです。ワディムは『海賊』にもゲスト出演してくれてスペインへのツアーにも同行しました。私は彼が大好きです。もちろんマリアネラも。

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ウィーン国立バレエの芸術監督に就任したのは正しい選択。


Q.パリ・オペラ座バレエを引退した後、ウィーン国立バレエの芸術監督に就任されましたが、ウィーンで仕事を始めるにあたっての困難はありましたか?

オペラ座を引退後、ウィーンで芸術監督の仕事に就いたのは正しい選択だと思っています。オペラ座でバレエマスターとして残ることもできましたが、芸術監督という仕事だと、別の機会を得ることができるんです。レパートリーを組んで、ダンサーを選ぶというのは完全にクリエイティブな仕事で多くのインスピレーションを得ることができました。

もちろん、パリとウィーンは全く違うので困難もありました。最初は限界までダンサーたちにプレッシャーも与えていました。最初のシーズンには、8作品も新作を取り入れて、自分にとってもクレージーだと思えるほどでした。今振り返ると、やはり自分はいい仕事をしたと感じています。ダンサーたちもトップレベルまで引き上げることができました。パリ・オペラ座では素晴らしい経験を与えてもらいました。日本で行っていたグループ公演も、芸術監督の仕事につながる出発点でした。上演作品を選び、様々なカンパニーからのダンサーを呼び、また与えられた予算で仕事をすることも学びました。これが後々、芸術監督としての仕事に役立ったのです。バレエ団だとダンサーが100人いたりしますので、予算のレベルはまったく違いますが。


Q.ウィーン国立バレエでは、『海賊』や『白鳥の湖』のような古典作品から、現代作品までレパートリーが幅広いですが、どのようなカンパニーにしていきたいと思いますか?

基本的には古典バレエを上演するカンパニー、パリ・オペラ座やマリインスキー・バレエのようなカンパニーでありたいと考えています。ですが、若手振付家の作品も上演していますし、現代のダンサーにとって、コンテンポラリーな作品を踊らないということはあり得ません。とはいえ、現代的すぎるカンパニーにはしたくありません。パリ・オペラ座では、『ドン・キホーテ』とピナ・バウシュの作品を同時に上演していたりするために、身体の使い方を変えなければならず、怪我をするダンサーが続出しています。なので、私は現代作品を上演する際にも、身体の使い方がクラシックから大きく逸脱することのない作品を選ぶようにしています。最高のクラシック・バレエを提供することが私にとっては一番大切なことです。

また、ウィーンはハンブルグ・バレエのように1人の振付家の作品ばかりを上演するカンパニーではありません。ウィーン国立バレエは、オペラ座と違ってレパートリーシステムを採用しています。オペラ座ではたとえば『マノン』を上演したら、次に上演するのは6年後だったりしますが、ウィーンでは、『マノン』を一シーズンに4回くらいしか上演しませんが、毎年少しでも上演し続けることによってダンサーが役柄に理解を深めることができます。オペラ座のやり方とは違いますが、今はこれが気に入っています。オペラ座で『マノン』を上演する時に怪我をして出演できなかったら、次の機会は15年後になってしまうかもしれません。このレパートリーシステムは、お金を節約するのにも役立ちます。新作を上演して、上演が終わったらごみ箱に捨てるのではなく、一つの作品をレパートリーの中にずっと保って継続的に上演することで、製作費も節約できるのです。

Q.一方でウィーン国立バレエでは、新作も取り入れていますよね。

来シーズンは、エドワード・クルグによる「ペール・ギュント」を上演します。今までは、トリプルビルの中で新作は1本だけとしてきましたが、来シーズンは3作品全部新作というトリプルビルも上演します。アレクサンドル・エクマンの「カクティ」では、一人のお客さんがずっとブーイングをしていましたが、『ペール・ギュント』ではもっとブーイングが出るかもしれません。また、ウィーンでは国立バレエの他にフォルクスオーパーでもバレエを上演しています。第二劇場であるフォルクスオーパーでは、国立バレエでは上演できないような作品を上演したいと思っています。もっと現代的な作品を上演したいのですが、フォルクスオーパーのお客さんはより古典的なものを求めています。それを私は変えようとしているのですが、最初のころはお客さんの反応は、あっけにとられたものでした。

Q.今回のガラでは、注目の女性振付家、ナタリア・ホレシナの新作を上演しますね。

私はナタリアが大好きです。このバレエ団のためにすでにいくつかの美しい作品を振付けてくれて、大きな成功を収めてきました。彼女の人柄も好きで、一緒に仕事をしていてとても楽しかったです。ユーモアのセンスも持っていて。どんな作品を私に作ってくれるのか、まだ予想もついていません。音楽はとても美しいものを使いますが。彼女がちょっとクレイジーな人なので、作品もそうなると思います。

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Q.カンパニーのピアニストである滝澤志野さんも今回のガラに参加されます。ルグリさんにとって音楽とは何でしょうか?

志野さんは素晴らしいアーティストで、私は彼女のことが大好きです。自分はとても音楽的なダンサーだと思っています。音楽なしでは踊ることができないからです。そしてバレエを教える時には、音楽がとても大切なのです。音楽と共に呼吸すること、音楽をよく聴くこと。なぜなら、バレエを知らない人でも、バレエを観たときに、音楽とぴったり合って踊られたなら、瞬時に理解することができるからです。音楽性というのはバレエの美しさの中でも重要な要素です。

Q.今回、ルグリさんはイザベル・ゲランと踊られますね。オペラ座でも共演を重ねて来た彼女の素晴らしさについて教えてください。そして今後のダンサーとしての活動について。

彼女が復帰してくれたこと、そして今また舞台上の瞬間を共有できることが一番素晴らしいことだと思います。あるがままの姿で、再び共演することができてとても嬉しい。今後については、今回の舞台が最後とは言わないけれども、最後になる可能性はあるかもしれません。もう舞台の上でできることはやり切ったと思うからです。ダンサーとしては今後の計画は何も立てていません。だからこそ、今回のガラが実現したことがとても嬉しいのです。たくさんの人たちが協力してくれて、お客さんが見に来てくれることが。今まで自分が踊ってきた作品を、ウィーンのダンサーたちが踊るのを観ることができるのも幸せです。『マニフィカト』はシルヴィ・ギエムと私のためにノイマイヤーが振付けた作品でした。私とかかわりのある作品が今回たくさん上演されるのは嬉しいことです。

「バレエは常に喜びでした」

Q.ルグリさんほどバレエを愛している人はいないということを聞いていますが、そのバレエへの愛について。

私のバレエへの愛はとても大きなものですが、世界にはバレエをこよなく愛する人がたくさんいることも知っています。今回のガラの「運命のバレエダンサー」という題名の通り、ダンスは私の運命なのであり、バレエのために生まれてきたと言えると思います。全く違うことをやることは想像できませんし、生まれ変わっても同じことをすると思います。素晴らしい観客や振付家、劇場に恵まれました。私の血の中にバレエは息づいているのです。バレエは厳しい職業だし、多くのダンサーが苦しんでいますが、私は苦しいと思ったことは一度もありません。

もちろん大変な努力をしましたが、ダンサー人生においてひどいと思ったり辞めたいと思ったことはありません。それは無理だ、難しすぎるという人たちもいますが、私はバレエで苦しんだことはないんです。バレエは常に喜びであって、毎朝仕事に出かける時も幸せでした。身体的に恵まれていて、怪我もほとんどしなかったのです。私は今52歳ですが、手術は小さなものを一つ受けただけです。イザベル・ゲランと話したのですが、彼女は10年間全く踊っていませんでした。でも、現役時代に厳しい鍛錬をして来たおかげで、復帰した後は素晴らしく踊ることができるのです。年齢と共に肉体は衰えますが、それでも長年の努力の成果は身体に残っています。幸せなことです。

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******

なお、、出演を予定していたダヴィデ・ダトは、怪我のため止むを得ず本公演を降板することとなりました。代役として、ウィーン国立バレエ団デミ・ソリストのジェロー・ウィリックの出演が決定しています。

http://www.legris-gala.jp/topics.html

ルグリ・ガラ
http://www.legris-gala.jp/

【会期】
8月22日(火)18:30開演 Aプログラム
8月23日(水)18:30開演 Bプログラム
8月24日(木)18:30開演 Bプログラム
8月25日(金)18:30開演 Aプログラム

【会場】
東京文化会館大ホール

(大阪公演)
8月19日(土) 14:00 Aプロ
会場:フェスティバルホール

(名古屋公演)
8月20日(日) 17:00 Aプロ
会場:愛知県芸術劇場 大ホール

■出演者
マニュエル・ルグリ(ウィーン国立バレエ団芸術監督、元パリ・オペラ座バレエ団 エトワール)
イザベル・ゲラン(元パリ・オペラ座バレエ団 エトワール)
マリアネラ・ヌニェス(英国ロイヤル・バレエ団 プリンシパル)
ワディム・ムンタギロフ(英国ロイヤル・バレエ団 プリンシパル)
オルガ・スミルノワ(ボリショイ・バレエ プリンシパル)
セミョーン・チュージン(ボリショイ・バレエ プリンシパル)
エレナ・マルティン
パトリック・ド・バナ 
ニーナ・ポラコワ(ウィーン国立バレエ団 プリンシパル)
デニス・チェリェヴィチコ(ウィーン国立バレエ団 プリンシパル)
ナターシャ・マイヤー(ウィーン国立バレエ団 ソリスト)
ニーナ・トノリ(ウィーン国立バレエ団 ソリスト)
ニキーシャ・フォゴ(ウィーン国立バレエ団 ソリスト)
ヤコブ・フェイフェルリック(ウィーン国立バレエ団 ソリスト)
ジェロー・ウィリック(ウィーン国立バレエ団 デミ・ソリスト)
ジェームズ・ステファン(ウィーン国立バレエ団 デミ・ソリスト)

2017/07/24

KARAS APPARATUS 4周年とアップデイトダンスNo.48「イリュミナシオン」

勅使川原三郎さん率いるKARASのスペース、KARAS APPARATUSの開場4周年を祝う記念公演、アップデイトダンスNo.48「イリュミナシオン」が上演中です。早速二日目の公演を観に行きました。
http://www.st-karas.com/camp0713-2/

夏から夏への移動、太陽から太陽へ回転する太陽が溶けて作られた地球神話。

一昨日、充実のニューヨーク公演から東京 荻窪 に戻りました。
アパラタス開場4周年を祝う記念公演が、明後日から始まります。
「イリュミナシオン」という名のダンス。

フランスの詩人アルチュール ランボーの詩集「イリュミナシオン」を主軸に
したダンス詩。異なった時代、地域、言語を超えて放たれた詩は、無数の身体
を射た後に私の身体を貫通する。

ここに生じるアブストラクトなアクションは、「人間一生の青春期の輝ける怒り
と抗議と希望」を振りかざす。
微熱ではない灼熱の太陽のような発熱は身体を震わせ空気を波打たせる。

この作品もまた不可能への挑戦だとしても、私は公演せざるを得ないのです。

勅使川原三郎 2017/7/19

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勅使川原三郎さんとKARASは、オーレリー・デュポンと共にニューヨークのリンカーンセンター・フェスティバルで「Sleeping Water」の公演を行い、主要紙でも好意的な批評を得て成功を収めました。

Financial Times (星4つ)
https://www.ft.com/content/1809fec4-6adb-11e7-b9c7-15af748b60d0

New York Times
https://www.nytimes.com/2017/07/14/arts/dance/dance-review-teshigawara-dupont-sleeping-water-lincoln-center-festival.html

勅使川原さんの作品を踊ることについての、オーレリー・デュポンのインタビュー記事
https://www.nytimes.com/2017/07/11/arts/dance/aurelie-dupont-learns-to-breathe-and-be-free-again.html

そのニューヨーク公演から帰ってすぐに、またまったく違った新しい作品を生み出す勅使川原さんの創造性には驚くばかりです。KARAS APPARATUSという小さな空間ならではの完璧な光のコントロールと絶妙な明暗の表現と切り取り。暗闇の中に浮かび上がる人の姿。ノイズとジミ・ヘンドリックスの音楽。ランボーの詩にインスピレーションを得た作品ではあるけど、予想を裏切る、ロックでアヴァンギャルド、だけど決して独りよがりではなくて、ドキッとさせられるとても面白い作品。テキストを表現するのにこう来たか!と。小さな舞台であるようでいて、結構大きな奥行きをしっかりと活かした立体感もあります。勅使川原さん、どれだけたくさんの引き出しを持っているのか。ダンスという枠組みにとらわれない、一つのコンテンポラリー・アート作品でもあります。


「イリュミナシオン」のあと、8月24日より東京芸術劇場で「月に吠える」の公演がありますが、11月までアップデイト・ダンスの公演はありません。

10月25日から、パリ・オペラ座バレエにおいて、勅使川原さん振付の新作が上演されるので、その準備にかかるからです。エサ・ペッカ・サロネンのヴァイオリン・コンチェルトに振付けた作品で、10月中の公演はサロネン自身が指揮、諏訪内晶子さんがヴァイオリン演奏という豪華版です。

「イリュミナシオン」、必ずや新しい発見がある、面白い作品です。ぜひこの特別な空間で、日々成長していくダンスを目撃していただければと思います。いつの間にかアップデイト・ダンスシリーズも48作品となったのですね。


アパラタス開場4周年を祝う

夏から夏へ、太陽から太陽へ、月から月へ、太陽と海、月と木々が溶け
合って作られた地球神話のひとつにアパラタスの誕生がある。

(かなり大げさ!過大な飛躍!たった4年じゃん!ま、そう、そのとおり)

2013年の年明け時、その先何が起きるか知るよしも無しの元日初日の出。
変わらぬ貧しい公演状況を打ち破る方法は無いのかと不満の日々。
冬の晴天の下、我々の頭上近くに垂れ込める黒々と重苦しく息苦しい厚い雲。
深夜、私はいたたまれず佐東利穂子に電話した。
「これからぼくは劇場を持つぞう!」と叫んだ。翌朝、連絡がきた。
「あったよ」「えっ?」「劇場が見つかった」「えええっ!」
それがアパラタスのはじまり。

半年かけて内装、下水、舞台、多くの方々の理解協力のもとすべてを整えた。
説明会、開場パーティ、イベントなど企画し丁寧に公演に向けて準備した。
公演の名称を「アップデイト ダンス シリーズ」と呼ぶこと。
一作品毎の公演回数をなるべく多くすること。
再演を必ず行い作品を成長させること。
他の劇場との協力を念頭にもつこと。
世界に開かれた地域と個人の公共性を確立すること。
等々を確認し地下2階地上1階のアパラタス号は船出した。
それが4年前というわけ。

アパラタスは常に移動しつづける。
地下の暗闇こそ光の起源。
嵐が来ようが日照りであろうがこの生き地獄を我が腕の中に抱え込み。
アパラタスは避難所ではない。
アパラタスは闇から生えた黄金の翼だ。
時という母親から生を受けた我らの身体を無駄にしてはならない。
父から得た呼吸器は全世界の空気を吸いに旅立つ。
我らには時間と空気がある。
身体は無記名の見知らぬ乗客かもしれない。
ランボーの言葉がここにある。「俺は他人だ」
他人であってこそ私だ。
私はいつだってダンスを捨て去ろう。
しかし今私はあなた方とダンスをしたいのだ、と。
今後もどうぞアパラタスをよろしくお願いします。
私は止めません。
仲間と進んでいきます。
どうぞご一緒に。

勅使川原三郎
KARAS一同
2017/07/21

出演 佐東利穂子 勅使川原三郎
演出 / 照明 勅使川原三郎

【日時】2017年 
7月21日(金) 20:00
7月22日(土) 20:00
7月23日(日) 16:00
7月24日(月) 20:00
7月25日(火) 休演
7月26日(水) 20:00
7月27日(木) 20:00
7月28日(金) 20:00
7月29日(土) 16:00
*開演30分前より受付開始、客席開場は10分前

 【会場】カラス・アパラタス/B2ホール
〒167-0051杉並区荻窪5-11-15 F1/B1/B2

【問合せ】
TEL. 03-6276-9136 (カラス・アパラタス)

2017/07/22

バレエ・アステラス ニコライ・ツィスカリーゼによる公開クラスレッスン

海外で活躍する日本人バレエダンサーを迎えての「バレエ・アステラス2017」が22日(土)に開催されます。
http://www.nntt.jac.go.jp/ballet/performance/28_010272.html




7月19日に特別に、ワガノワ記念ロシア・バレエ・アカデミーの校長ニコライ・ツィスカリーゼ氏によるクラスレッスンの見学会が開催されました。
http://www.nntt.jac.go.jp/ballet/training/news/detail/27_010818.html


バレエ・アステラスでは、日本における《セゾン・リュス(ロシアの季節)》の一環として、ワガノワ・アカデミーの生徒たちによる「人形の精」(ツィスカリーゼ改訂振付)が上演されるためです。

こちらの見学会を観てきました。ワガノワ・アカデミーからは、女子生徒6人、男子生徒2人が参加。この他、新国立劇場バレエ研修所の研修生のみなさん、そしてバレエ・アステラスの出演者の一部(影山茉以さん、ダヴィッド・チェンツェミエック、菅野茉里奈さん、リシャト・ユルバリゾフ、高野陽年さん、ルーゼンバーグ・サンタナほか)も参加していました。

ツィスカリーゼの指導は、とても基本を大切にするもの。バーレッスンでは特にポール・ド・ブラを丁寧に指導していました。前へのカンブレの時には腕が先とか、肩甲骨を意識すること、アン・バーやアン・ナヴァンの時の腕の位置、アン・オーの時にはつむじの上に腕を配置することなど。生徒の身体をきちんと修正したりするので、わかりやすくてとても参考になります。

センターレッスンでは、自身でお手本も見せてくれました。体型はふくよかになったものの、さすがにポジションは美しいです。グランジュッテの時の腕と脚の出し方などを細かく指導していました。

ワガノワの生徒たちは、女子は薄茶色のシックなレオタードとスカートを着用。さすがにみんな美しいですが、特に「人形の精」で主役を踊るマリア・ホーレワは体型、技術とも抜きんでています。男子2人もとても優秀でつま先がとても美しい。でも新国立劇場バレエ研修所の生徒さんたちも、プロポーションは美しい。また、さすがにバレエ・アステラスの出演者たちは、プロであるので見せ方はやはり上手いです。


*****
クラスレッスン終了後、ニコライ・ツィスカリーゼへの質疑応答がありました。

ボリショイ・バレエで長年プリンシパルとして活躍してきたツィスカリーゼが、別のメソッドを採用するワガノワ・アカデミーの校長となり、戸惑いはなかったのかという質問に対して

「ボリショイ・バレエを退団してからすぐにワガノワの校長になったのではなく、2年間、バレエ教師を育てる学校で教育を受けました。その前にも、4年間、教師になるための教育を受けています。また、2年間、労働法の勉強をして学位をとりました。バレエの専門知識だけではなく、マネジメント、経営、指導のための教育を受けてきたのです。

ダンサーを続けていくことには限りがあります。理想とする踊りができなくなってきて、次のステップに行くべきかと考え、教育を現役のうちからやってきました。それまでも、現役を続けるのは21年間と周囲にも話してきて、実際に21年で辞めたわけです。ダンサーを辞めるのはつらかったです。ボリショイ入団11年目から、少しずつ教える仕事を続けていて、自分が教えた生徒が今はボリショイのスターダンサーになっています。(デニス・ロヂキンなど)

ボリショイとワガノワのスタイルの違いについてですが、最初にジョージア(グルジア)のトリビシでバレエ教育を受けてから、ボリショイに移りました。トリビシの教師たちはワガノワメソッドの教育を受けており、モスクワ派ではなかったのです。

ボリショイ時代でもマリインスキー・バレエのゲストプリンシパルを務めました。そして2006年には、ニコライ・ツィスカリーゼの夕べをマリインスキー劇場で行いました。他の劇場で活躍したダンサーを称える夕べは、マリインスキー劇場300年の歴史の中でもなかったことです。

ボリショイ劇場とマリインスキー劇場は、舞台のサイズはちょっと違っていて、慣れるのには時間がかかります。ボリショイ劇場は、この劇場(オペラパレス)より少し大きくて間口が広くて高さがあります。「眠れる森の美女」のマズルカで、主役たちが登場し王子とオーロラが中央にいる時のステップと動きは、ボリショイ劇場とマリインスキー劇場では大きな違いがあります。マリインスキーは舞台が狭いですが、ボリショイでは目いっぱい踊ります。(と動きを実演する)スタイルと動きの違いがここにあります。

ガリーナ・ウラノワは36歳でマリインスキーからボリショイに移籍し、同じレパートリーを両劇場で踊っています。彼女についての本でも書かれていることですが、移籍する時にボリショイ・バレエはレパートリーやメイクまでも見直して変えました。

ボリショイは劇場が大きいので客の表情が見えませんが、マリインスキー劇場は小さいのでお客さんの顔が見えます。ディアギレフがあくびをしたのも舞台から見えたそうです。バレエは総合芸術なので劇場によって見え方が違うため、空間の中で自分をどう見せていくかの違いがあります」


ミハイロフスキー・バレエで「ラ・フィユ・マル・ガルデ」を踊るのを観た方から、日本でまた踊ってくれる可能性はあるのかという質問に対して。

「かつてダンサーだったことを思い出すために舞台を踏むことがあります。今は、逆に舞台に立つのが楽しみになってきました。『ラ・フィユ・マル・ガルデ』を日本で踊ってほしいという要望があり、呼んでくれるところがあれば踊りたいと思います」


ツィスカリーゼの受け答えにはとても知性とユーモアが感じられました。彼がワガノワ・アカデミーの校長に就任する時には賛否両論がありましたが、アカデミーの教師となるために計画的にしっかりと勉強をしてきて周到に準備をしてきたのがわかりました。優秀な生徒も輩出されてきており、今のところはうまくいっているように見受けられます。

「私にとって日本はとくに大切」
https://jp.rbth.com/arts/2017/07/21/807752

ワガノワ記念ロシア・バレエ・アカデミーの校長ツィスカリーゼによるクラスレッスン公開(クラスレッスンの模様の写真あり)
http://ebravo.jp/archives/35887

ワガノワ・アカデミーのマスタークラスが7月~8月に開催されます。
http://www.arstokyo.co.jp/general/archive/2017/workshop/

2018年にワガノワ・アカデミーは「くるみ割り人形」「人形の精/パキータ」の来日公演を行います。
http://www.arstokyo.co.jp/organizer/archive/2018/nutcracker.html
http://www.arstokyo.co.jp/organizer/archive/2018/the_fairy_doll-paquit.html

クレムリンでのワガノワ・アカデミーの公演についてのルポルタージュ映像


ワガノワ・バレエ・アカデミー バレエに選ばれた子どもたちの8年間 [DVD]ワガノワ・バレエ・アカデミー バレエに選ばれた子どもたちの8年間 [DVD]

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2017/07/01

ルグリ・ガラ、ルグリの世界初演新作ソロが完成/7/1、8にルグリはTOKYO FMに出演

今年8月に開催される、ルグリ・ガラ

このガラで世界初演を迎えるマニュエル・ルグリの新作ソロが完成しました。作品名は「Moment」、使用楽曲は、バッハ プレリュード ハ短調 BWV999バッハ(ブゾーニ編曲)と「トッカータ・アダージョ・フーガ」BWV564よりアダージョの2曲です。

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(c)AshleyTaylor

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(c)AshleyTaylor

振付は、ナタリア・ホレツナ。スロヴァキア出身で、ハンブルクバレエ学校からハンブルクバレエ団に入団し、ソリストとして活躍。2003年にスカピノ・バレエ・ロッテルダムに移籍し、さらに2006年にNDTに移籍、2012年に退団し、現在はフリーランスとして活動する、新進気鋭の振付家です。


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(c)AshleyTaylor

古典作品を踊るルグリの印象が強い中で、コンテンポラリー作品である本作は、ルグリの新たな一面を観ることができます。ホレツナの世界に自らの解釈をアクセントに加えながら、まだ見ぬ自身の可能性を広げ、ルグリの新たな挑戦は続いています。

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ルグリ・ガラではA、B両プログラムでの上演を予定しており、いずれもウィーン国立バレエ団専属ピアニストである滝澤志野さんのピアノ生演奏で踊られます。

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(c)AshleyTaylor

<滝澤志野さんのインタビュー>

―作品のテーマとタイトルの由来は?

滝澤:「ルグリの一瞬一瞬(moment)を表現していきたい」という会話の中から、「Moment」に決定しました。ストーリーは特にありませんが、情熱的である一方で、面白おかしい部分もある”素のルグリ”がそのままに表現されています。中でも特に強いのは、芸術に対する愛情ではないでしょうか。

-ルグリとホレツナのリハーサルに参加して印象的だったことは?

滝澤:これほどまでに生き生きとして、踊りに熱中するルグリを初めて見た気がします。ホレツナにも、「僕に再びダンサーとしての人生をもたらしてくれて、ありがとう」と言っていたほど。一週間のリハーサルを通じて、この新作への挑戦が、彼の中にもたらした変化の大きさを感じました。

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滝澤さんの、この作品のクリエーションについての詳しいレポートは、「ルグリ・ガラ」のトピックスでも読むことができます。
http://www.legris-gala.jp/topics.html

********

TOKYO FMにて脳科学者 茂木健一郎さんがパーソナリティをつとめる番組『Dream HEART』に、マニュエル・ルグリが登場します。4月の来日時に実現した2人の対談を、7月1日(土)・8日(土) 22:00~と2週にわたってたっぷりご紹介します。“
挑戦“をテーマに、世界的にチャレンジしているゲストを迎え、その挑戦の裏にある夢や秘密を探っていく番組。今も尚さらなる高みを目指すルグリに、まさにピッタリです。

 配信番組は後日ウェブでも配信されます。
(視聴方法はこちらをご参照ください → http://radiko.jp/#!/fun


■番組『Dream HEART』概要■
◇タイトル: 『Dream HEART』
◇放送日時: 毎週土曜日 22:00~22:30
◇放送局 : TOKYO FMをはじめとするJFN38局ネット
◇出演者 : 茂木健一郎
◇番組HP: http://www.tfm.co.jp//dreamheart/

追記
番組の内容、ルグリのトークはここで読むことができます。
http://www.tfm.co.jp/dreamheart/index.php?catid=1745&itemid=125031

また番組はポッドキャストで聴くこともできます。
https://itunes.apple.com/jp/podcast/dream-heart/id654630270?mt=2&ign-mpt=uo%3D4#

2017/06/23

タワーレコード発行のフリーマガジンintoxicateに勅使川原三郎さんの記事を寄稿/アップデイトダンスNo.47「静か」-完全沈黙のダンス-

タワーレコード発行のフリーマガジンintoxicate(6月20日発行)に、ダンサー、振付家の勅使川原三郎さんの新作「月に吠える」の紹介文を書きました。

勅使川原さんにインタビューさせて書いた記事です。勅使川原さんのお話は本当に面白くて、とても字数内では書ききれませんでした。作品にとどまらず、勅使川原さんの創作の姿勢についての話にはとても感銘を受けました。

intoxicateは、タワーレコードや映画館、劇場や美術館などで入手可能です。

「月に吠える」は、東京芸術劇場にて8月24日~27日に公演が行われます。萩原朔太郎の詩「月に吠える」にインスピレーションを得てクリエーションを行う作品で、勅使川原三郎さん、佐東利穂子さん、鰐川枝里さんのほか、リア・キアラ・メツァトリ、パスカル・マーティ(イエテボリ・オペラ・ダンスカンバニー)というゲストダンサーも迎えています。チケットは現在発売中です。

「月に吠える」特設サイト
http://www.st-karas.com/camp2017/


なお、私の文章は、タワーレコードのWebサイトMikikiで全文読むことができます。入院中に頑張ってインタビューを書き起こして書いた記事です。

http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/14457

勅使川原三郎「月に吠える」

○8/24(木)19:30開演
○8/25(金)19:30開演
○8/26(土)16:00開演
○8/27(日)16:00開演

会場:東京芸術劇場 プレイハウス
振付・美術・照明・衣装・選曲・出演:勅使川原三郎
出演:佐東利穂子、鰐川枝里、マリア・キアラ・メツァトリ、パスカル・マーティ(イエテボリ・オペラ・ダンスカンバニー)


その前にKARAS APPARATUSで6月26日より、勅使川原さん振付、アップデイトダンスNo.47「静か」-完全沈黙のダンス-の公演があります。

昨年2月にやはりアップデイトダンスNo.31として上演され、同年5月にはシアターXでも上演された作品の再演です。音は全くないものの、音がない分舞台上で起きている出来事に感覚を研ぎ澄まさせて集中でき、1時間の上演時間があっという間の見事な作品でした。KARAS APPARATUSでの上演ならではの、完全にコントロールされた照明の美しさも堪能できます。

【日時】2017年 
6月26日(月) 20:00
6月27日(火) 20:00
6月28日(水) 20:00
6月29日(木) 20:00
6月30日(金) 休演日
7月 1日(土) 16:00
7月 2日(日) 16:00
7月 3日(月) 20:00
7月 4日(火) 20:00
*開演30分前より受付開始、客席開場は10分前

 【会場】カラス・アパラタス/B2ホール
〒167-0051杉並区荻窪5-11-15 F1/B1/B2

【料金】(全席自由)
一般 予約 2500円 当日3000円 学生1500円(予約,当日共に)

【予約】メール updatedance@st-karas.com
件名を「アップデイトNo.47」として、本文にご希望の日付・一般または学生・
枚数・郵便番号・住所・氏名・日中連絡のつく電話番号をご記入ください。
予約は各回前日の24時まで受け付けています。

【問合せ】
TEL. 03-6276-9136 (カラス・アパラタス)

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