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バレエ(国内公演情報)

2018/10/20

KARAS APPARATUS  勅使川原三郎×佐東利穂子 アップデイトダンスNo.55「読書」公演/今年秋のヨーロッパでの活動について

勅使川原三郎さんのスペース、KARAS APPARATUSでは、11月3日より、アップデイトダンス最新作No.55「読書」を上演します。

Dokusho

http://www.st-karas.com/news_jp/

本作は勅使川原さんが創作する佐東利穂子さんの最新ソロ作品となります。
現在ツアー中のヨーロッパ各地の公演でも、佐東さんの評価は高まり続けており、
その成果もっての帰国後第一作となる本作「読書」公演となります。


アップデイトダンスNo.55「読書」

本を開く 文字を黙って読む 本の世界に入る 読むのを止め顔を
上げると沈黙が現実を包む 静寂から本に戻る 文字の世界が動き
読むのを止める その世界が止まる同時に別の世界が遠くで微かに
揺れ 音楽が聴こえてくる 私の声が聴こえてくる 
勅使川原三郎


出演 佐東利穂子
構成・演出・照明 勅使川原三郎

【公演日程】8回公演
11月3日(土・祝)20:00
11月4日(日)16:00
11月5日(月)20:00
11月6日(火)20:00
11月7日(水)休演
11月8日(木)20:00
11月9日(金)20:00
11月10日(土)16:00
11月11日(日)16:00
開演30分前より受付開始、客席開場は10分前

【会場】カラス・アパラタス/B2ホール
東京都杉並区荻窪5-11-15-1F/B1/B2 TEL:03-6276-9136

【料金】(全席自由)
一般 予約 3000円 当日3500円 学生2000円(予約,当日共に)

【予約】
・予約フォーム  https://www.secure-cloud.jp/sf/1539155101CflNcoDV

・メール予約 updatedance@st-karas.com 
件名を「アップデイト予約」として、本文にご希望の日付・一般または学生・枚数・郵便番号・住所・氏名・日中連絡のつく電話番号をご記入ください。

【問合せ】TEL. 03-6276-9136(カラス・アパラタス)

*********
今年の秋、勅使川原三郎さん、佐東利穂子さんは、ヨーロッパで目覚ましい活躍を見せました。

9月22,23日には、フランスのリヨン管弦楽団と共に、リヨンダンスビエンナーレに参加して、エクトル・ベルリオーズの「幻想交響曲」を上演しました。
http://www.auditorium-lyon.com/Programmation-18-19/Concerts/Symphonique/Orchestre-national-de-Lyon/Symphonie-fantastique


また、9月27日〜10月5日にはフランス・パリにて「白痴」ヨーロッパ初演を行いました。

〈The FESTIVAL D'AUTOMNE in Paris〉フェスティバルドートンヌ招聘公演、パリ国立シャイヨー劇場
https://www.theatre-chaillot.fr/en/saison-2018-2019/idiot


"The Idiot" de Saburo Teshigawara - Teaser from Théâtre de Chaillot on Vimeo.

レビュー
https://www.dansesaveclaplume.com/en-scene/970136-the-idiot-saburo-teshigawara/
http://www.resmusica.com/2018/09/30/lidiot-de-dostoievski-a-teshigawara/
https://www.profession-spectacle.com/saburo-teshigawara-une-lecture-intime-de-lidiot-pleine-de-poesie/

イタリアのミラノでは、10月13日、14日に、佐東利穂子さんのソロダンス「SHE」公演が行われました。
Triennale Teatro dell'Arte
http://www.triennale.org/en/teatro/saburo-teshigawara-karas-she/

イタリアのフェラーラでも、10月16日に「白痴」が上演されました。
Teatro Comunale di Ferrara
http://www.teatrocomunaleferrara.it/events/event/the-idiot/

そして10月19日、20日にはロシアのモスクワにて〈Territory Festival〉の一環として「トリスタンとイゾルデ」公演が行われます。
Theatre of Nations, main stage
https://territoryfest.com/playbill/tristan-i-izolda-saburo-tesigivara-i-rikhoko-sato-/


これだけ多くの公演をヨーロッパで行っている、日本をベースとしているダンスのアーティストはいないことでしょう。

**********
そして、今年12月には、勅使川原さんと佐東さんは、東京芸術劇場主催によるダンス公演シリーズ「芸劇dance」の中で、「月に憑かれたピエロ」「ロスト・イン・ダンスー抒情組曲ー」の新作2作品を上演します。

アルノルト・シェーンベルク作曲の「月に憑かれたピエロ」とアルバン・ベルク作曲の「抒情組曲」の2曲を、
本公演のために特別に編成された室内楽アンサンブル生演奏にて上演します。

こちらにつきましては、また改めてご紹介しますが、予告編動画をご紹介します。

チケットは10 月 27 日(土) より前売りが開始されます。

「月とダンスにとり憑かれた生と死」

ダンス作品「月に憑かれたピエロ」はアーノルド・シェーンベルク作曲の同名曲によって構成。

マリアンヌ・プスールの類のない美しく恐れさえも抱かせる強烈な歌唱と

勅使川原三郎と佐東利穂子の激しくも繊細に制御された究極のダンス。

超現実的な世界があらわになるミュージックシアター。

同時上演の「ロスト・イン・ダンス」は「ダンスに憑かれた」佐東利穂子に捧げるオマージュ作品。

アルバン・ベルク作曲「抒情組曲」によるデュエット。

語るように歌い、歌うように語る。声と動き、光と音楽。

「劇的ダンス」と「純粋ダンス」、独特の生を見いだす2つ作品。

勅使川原三郎

-----公演概要-----
「月に憑かれたピエロ」「ロスト・イン・ダンス-抒情組曲-」
演出・振付・照明・美術・衣装:勅使川原三郎
ダンス:勅使川原三郎・佐東利穂子
歌:マリアンヌ・プスール
指揮:ハイメ・ウォルフソン
フルート:多久潤一朗 クラリネット:岩瀬龍太 ピアノ:田口真理子
ヴァイオリン:松岡麻衣子・甲斐史子 ヴィオラ:般若佳子 チェロ:山澤 慧

[曲目]
アルノルト・シェーンベルク 「月に憑かれたピエロ」 Arnold Schönberg : Pierrot lunaire
アルバン・ベルク「抒情組曲」 Alban Berg : Lyric Suite for string quartet

[公演日程]
2018 年
12 月 1 日(土)18:00 12 月 2 日(日)16:00 12 月 4 日(火)19:30
[劇場] 東京芸術劇場 プレイハウス

[チケット料金](全席指定・税込み)
S 席 5,000 円 A 席 4,000 円 65 歳以上(S 席)3,000 円 25 歳以下(A 席)2,500 円 高校生以下 1,000 円
*65 歳以上、25 歳以下、高校生以下割引チケットは、劇場ボックスオフィスにて前売のみ取扱い。(枚数限定・要証明書)
*障害をお持ちの方:割引料金にてご観劇いただけます。詳しくは劇場ボックスオフィスまで。(要事前予約)
*公演内容等につきましては、変更が生じる場合がございますので、予め了承ください。

[チケット取扱い] チケット一般発売 2018 年 10 月 27 日(土) より開始
東京芸術劇場ボックスオフィス 0570-010-296(休館日を除く 10:00~19:00)

[PC] http://www.geigeki.jp/t/ [携帯] http://www.geigeki.jp/i/t/

チケットぴあ 0570-02-9999(24 時間・音声自動応答)【P コード:489-576】

[PC・携帯] http://pia.jp/t/geigeki/

ローソンチケット 0570-084-003(音声自動応答・要 L コード)【L コード:32777】

0570-000-407 (オペレーター対応 10:00~20:00)
[PC・携帯] http://l-tike.com/ ローソン・ミニストップ店内 Loppi

e+(イープラス) [PC・携帯] http://eplus.jp/

問合せ 東京芸術劇場ボックスオフィス 0570-010-296(休館日を除く 10:00~19:00)
主催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団) 東京都/アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)

2018/10/18

Manuel Legris『Stars in Blue』 BALLET & MUSIC 特設サイトオープン&演目追加

バレエ界のスーパースター、マニュエル・ルグリが、オルガ・スミルノワ、セミョーン・チュージン、木本全優というトップダンサーと、ヴァイオリニストの三浦文彰とピアニストの田村響とパフォーマンスを繰り広げる公演、
Manuel Legris『Stars in Blue』 BALLET & MUSICの特設サイトが開設され、また上演される演目が決定しました。

http://danceconcert.jp/

この公演は、世界一流のダンサーによるバレエを、コンサートホールの最良の音の響きで、目と耳で同時に味わうことのできる贅沢なダンスコンサートです。

バレエ、音楽のすべての演目を生演奏で上演するバレエ&ミュージック。

4名のダンサーの個性を生かした各作品に加え、本公演のためにパトリック・ド・バナに振付を特別委嘱したマニュエル・ルグリとオルガ・スミルノワとの世界初共演や、セミョーン・チュージンと木本全優の新作男性デュエットなど、世界初公開の見逃せない作品が並びます。

日本を代表する精鋭音楽家の三浦文彰と田村響による豪華共演にもご期待下さい。

東京公演は、早くも今週末、2018年10月20日(土)10:00~より東京芸術劇場の芸劇メンバーズ先行発売があります。愛知公演も、愛知県芸術劇場メンバーズウェブ先行が今週末、19日(金)~20日(土)に実施されます。

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[出演]
マニュエル・ルグリ (ウィーン国立バレエ団芸術監督/元パリ・オペラ座エトワール)
オルガ・スミルノワ(ボリショイ・バレエ プリンシパル)
セミョーン・チュージン (ボリショイ・バレエ プリンシパル)
木本全優(ウィーン国立バレエ団プリンシパル)
三浦文彰(vl)
田村響(p)
滝澤志野(p ウィーン国立バレエ団専属ピアニスト)


主な上演演目予定

ダンス作品

『シルク(仮)』(新作)
原作:アレッサンドロ・バリッコ著「絹」より
振付:パトリック・ド・バナ
音楽:クリストフ・ヴィリバルト・グルック
出演:
マニュエル・ルグリ、オルガ・スミルノワ
三浦文彰(ヴァイオリン)、田村響(ピアノ)

『鏡の中の鏡(仮)』(新作)
振付:パトリック・ド・バナ
音楽:アルヴォ・ペルト
出演:
セミョーン・チュージン、木本全優
三浦文彰(ヴァイオリン)、田村響(ピアノ)

『Moment』
振付:ナタリア・ホレツナ
音楽:ヨハン・セバスチャン・バッハ / フェルッチョ・ブゾーニ
出演:
マニュエル・ルグリ、滝澤志野(ピアノ)

『タイスの瞑想曲』「マ・パヴロワ」より
振付:ローラン・プティ
音楽:ジュール・マスネ
出演:
オルガ・スミルノワ、セミョーン・チュージン
三浦文彰(ヴァイオリン)、田村響(ピアノ)

『瀕死の白鳥』
振付:ミハイル・フォーキン
音楽:カミーユ・サン=サーンス
出演:
オルガ・スミルノワ
三浦文彰(ヴァイオリン)、田村響(ピアノ)

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演奏曲
ニコロ・パガニーニ「ネル・コウ・ピウ変奏曲」
演奏:
三浦文彰(ヴァイオリン)

モーリス・ラヴェル「ツィガーヌ」
演奏:
三浦文彰(ヴァイオリン)、田村響(ピアノ)

フレデリック・ショパン「ノクターン 第20番(遺作)」、「華麗なる大円舞曲」
演奏:
田村響(ピアノ)


東京公演
日程
2019年3月8日(金)19:00開演 / 9日(土)14:00開演

会場
東京芸術劇場コンサートホール(東京公演)
http://www.geigeki.jp/performance/theater197/

料金(全席指定・税込)
SS席13,000円/ S席11,000円/ A席8,000円/ B席6,000円/
C席4,000円/ D席3,000円/ 25歳以下2,000円/ 高校生以下1,000円

チケット一般発売
2018年10月27日(土)

芸劇メンバーズウエブ先行発売
2018年10月20日(土)10:00~26日(金)23:59

お問合せ
東京芸術劇場ボックスオフィス
0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00)
http://www.geigeki.jp/
171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1


大阪公演
日程
2019年3月11日(月)19:00開演(18:15開場)

会場
ザ・シンフォニーホール(大阪公演)

料金(全席指定・税込)
S席12,000円/ A席8,000円/ SS席16,000円
※5歳以上入場可

チケット一般発売
2018年10月27日(土)10:00AM

チケット取扱
■インターネット
チケットぴあ
http://w.pia.jp/t/starsinblue/(PC&携帯)
ローソンチケット
http://l-tike.com/starsinblue/(PC&携帯)
CNプレイガイド
http://www.cnplayguide.com/starsinblue/(PC&携帯)
イープラス
http://eplus.jp/starsinblue/(PC&携帯)
楽天チケット
http://r-t.jp/sib(PC&携帯)
セブンチケット
http://7ticket.jp

お問合せ
キョードーインフォメーション
0570-200-888(10:00~18:00)


宮崎公演
日程
2019年3月14日(木)19:00開演

会場
メディキット県民文化センター(宮崎公演)

料金(全席指定・税込)
S席8,000円(7,200円)/ A席6,000円(5,400円)/ B席4,000円(3,600円)/
U25割 全席種半額 ※鑑賞時25歳以下/
親子割6,500円 ※A席のみ ※小・中学生+一般
※( )内はくれしぇんど倶楽部会員価格
※本公演は5歳からご入場いただけます。

チケット発売
会員 2018年12月2日(日)/ 一般 2018年12月9日(日)

チケット取扱
・メディキット県民文化センター チケットセンター
0985-28-7766

窓口・電話受付:
午前10時~午後6時30分 月曜休館 ※月曜が祝日の場合は翌平日休館
WEB:
http://www.miyazaki-ac.jp (24時間座席を指定して予約・購入ができます)

お問合せ
メディキット県民文化センターチケットセンター
TEL 0985-28-7766(月曜休館/午前10時~午後6時30分)
http://www.miyazaki-ac.jp
880-8557 宮崎県宮崎市船塚3-210


愛知公演
日程
2019年3月17日(日)15:00開演

会場
愛知県芸術劇場コンサートホール(愛知公演)

料金(全席指定・税込)
S席11,000円/ A席8,000円(U25 4,000円)/ B席6,000円(U25 3,000円)/
C席4,000円(U25 2,000円)/ プレミアムシート14,000円/ 車椅子席 6,400円/
チャレンジシート 1,000円/ 親子割6,500円 ※A席のみ
※チャレンジシートは公演1週間前に空席がある場合、公演当日10:00~愛知芸術文化センタープレイガイドにて数量限定で販売します。

チケット一般発売
2018年10月27日(土)

愛知県芸術劇場メンバーズウェブ先行
2018年10月19日(金)~20日(土)10:00~23:59

主催・企画・お問合せ:愛知県芸術劇場
http://www.aac.pref.aichi.jp
TEL 052-971-5609(10:00~18:00) 〒461-8525 名古屋市東区東桜1-13-2

2018/10/16

イスラエル・ガルバン 『LA EDAD DE ORO ー 黄金時代』、彩の国さいたま芸術劇場、名古屋市芸術創造センターで来日公演

「フラメンコ界のニジンスキー」と評されるフラメンコダンサーのイスラエル・ガルバンが、

10月27日(土)・28日(日)彩の国さいたま芸術劇場、
11月2日(金)・3日(土・祝)名古屋市芸術創造センターで来日公演を行います。

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Photo:DublinDanceFestival

http://saf.or.jp/arthall/stages/detail/5430

伝統的なフラメンコにそのルーツを持ち、天才的なテクニックを武器に、革新的で独創的なダンスを次々と生み出すその活躍ぶりには、今やフラメンコ界だけでなく、世界中の著名な劇場やフェスティバルからひっぱりだこの旬のダンサー・振付家です。

フラメンコダンサーの両親の元に生まれたガルバン。スペインの1部リーグのベティス(乾貴士が移籍したサッカーチーム)のオーディションを受けるほどの高い身体能力を備えたガルバンが選んだのは、サッカー選手としての道ではなく、ダンサーでした。

今回上演する『黄金時代』は 2005 年の初演以来、13 年に渡って世界中で上演され続けてきたガルバンの代表作。そのスタイルは歌(カンテ)、ギター、ダンス(バイレ)というフラメンコで最もシンプルなスタイルを採りつつも、ガルバン特有の独創性に満ちた作品で、2012 年には NY のダンス・パフォーマンスの最高峰ベッシー賞を受賞。まるでジャズセッションのような丁々発止のやりとりが繰り広げられるエキサイティングなステージです。

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photo: Felix Vazquez

今やヨーロッパの現代ダンス界では常に話題の中心におり、日本でのフラメンコ・フェスティバルなどではこれまで何度も来日しているスラエル・ガルバンですが、2016 年愛知での『SOLO』『FLA. CO. MEN』までは、フラメンコ愛好家以外の目に触れることは多くはありませんでした。

埼玉でも同年、英国の振付家・ダンサー アクラム・カーンとの共作『TOROBAKA-トロバカ』上演が予定されていながら、怪我により公演中止となりましたが、今回、満を持して彩の国に初登場。現代ダンス界を牽引するアーティストの一人として、上演されることになりました。

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photo: Felix Vazquez

イスラエル・ガルバンの名刺代わりとも言える『黄金時代』。フラメンコという枠を越え、ダンス界に新風を起こしつづける稀代のカリスマ イスラエル・ガルバン自身の「黄金時代」初期の傑作をどうぞお見逃しなく。

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photo: Felix Vazquez

なお、私は2016年のあいちトリエンナーレで上演された『FLA. CO. MEN』を観に行きました。ガルバンを観るのはその時初めてで、半信半疑で行ったのですが、エネルギッシュで、破天荒で、またエンターテインメント性もあり、ワイルドでチャーミングなガルバンにすっかりノックアウトされて帰ってきました。

(「FLA.CO.MEN」は2017年の第18回英国ナショナルダンスアワードで、傑出した男性ダンサーに贈られる賞にノミネートされています。第15回の同アワードでは、傑出した芸術性に贈られる賞を受賞しています)

アクラム・カーンと共演した「TOROBAKA」が、カーンの怪我でキャンセルになってしまったのがつくづく残念でした。

その独特の茶目っ気と独創性は、この映像などにも表れています。サパテアードのすさまじい技術を持ちながらも、型破りで先駆者的な面を持つアーティスト、イスラエル・ガルバンには、フランメンコのことを知らない方にもぜひ観てほしいなと思います。

●上演作品
演目:『黄金時代』
演出・振付:イスラエル・ガルバン
出演:イスラエル・ガルバン
ダビ・ラゴス(カンテ)
アルフレド・ラゴス(ギター)
製作:A NEGRO PRODUCCIONES S.L.
世界初演:2005 年 2 月 26 日
第 9 回ヘレス・フェスティバル(スペイン)

●公演情報
日時:2018 年 10 月 27 日(土)、28 日(日)15:00 開演 (全2公演)
会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
前売料金(税込・全席指定):
一般S席 6,000 円 A席 4,000 円
U-25* S席 3,000 円 A席 2,000 円 *公演時 25 歳以下対象。入場時要身分証提示。
メンバーズ一般S席 5,400 円 A席 3,600 円
※当日券は各席種ともに+500 円
http://www.saf.or.jp/stages/detail/5430

●チケット取扱い・お問合せ:
○SAF チケットセンター 0570-064-939(休館日を除く 10:00~19:00)
[窓口] 彩の国さいたま芸術劇場(休館日を除く 10:00~19:00)
埼玉会館(休館日を除く 10:00~19:00)
[PC] http://www.saf.or.jp/ [携帯] http://www.saf.or.jp/mobile/
○チケットぴあ 0570-02-9999 【P コード:487-465】 http://t.pia.jp/(PC&携帯)
○イープラス http://eplus.jp/(PC&携帯)
主催・企画・制作:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団

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photo: Felix Vazquez

○愛知公演
11 月 2 日(金)19:00 開演、3 日(土・祝)14:00 開演
会場:名古屋市芸術創造センター
料金:一般 7,000 円、U25(公演時 25 歳以下、要身分証):3,500 円
お問合せ:愛知県芸術劇場 052-971-5609 http://www.aac.pref.aichi.jp
主催:愛知県芸術劇場
共催:公益財団法人名古屋市文化振興事業団[名古屋市芸術創造センター]

Arte制作によるドキュメンタリーの予告編。棺桶のふたでも練習する!

2018/10/11

バンガラ・ダンス・シアター 来日公演 11/9、10 彩の国さいたま芸術劇場

このたび、彩の国さいたま芸術劇場で、オーストラリアのパフォーミング・アーツを代表するダンスカンパニーのひとつであるバンガラ・ダンス・シアターの代表作『Spirit 2018』と『I.B.I.S』が上演されます。

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(c)Edward Mulvihill

http://www.bangarra-japan.com/

オーストラリアの芸術、ライフスタイルや革新的技術などの最先端を紹介する文化の祭典として、2018 年、日本で開催されている「オーストラリア now」。このイベントの目玉に選ばれたバンガラ・ダンス・シアターは、オーストラリア先住⺠族の物語を語り継ぐオーストラリア屈指のダンスカンパニーとして、人の心を惹きつけてやまない現代ダンスと、琴線に触れる楽曲を紡ぎ出し、世界的に高い評価を受けています。今回が4回目の来日公演となります。

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(c)GREG BARRETT

バンガラ・ダンス・シアターは、6万5千年の歴史を擁するオーストラリア先住⺠が脈々と培ってきた独自の儀式や風習を単に再現してみせるにとどまらず、先住⺠族が現代社会といかに折り合いをつけ共存しているか、コンテンポラリー・ダンスの手法を使って表現します。現存の先住⺠族の文化を現代文化の文脈上に、物語を重視しつつ表現する独自の形態により、現代の多様性を極める文化のなかにおいても強い存在感を放っているといえるでしょう。この特異な、そして南国ルーツの陽気さのなかに垣間見せる、現代社会との軋轢に対してポジティブに共存する姿勢は、世界にも類を見ない独自の視点を感じさせます。

4度目となる今回の来日公演では、これまでの 30 年間に及ぶレパートリーの中から、代表作である『Spirit 2018』と『I.B.I.S』とを披露します。

なお、2018年のオーストラリアン・ダンス・アワードで、バンガラ・ダンス・シアターのBeau Dean Riley Smithが最優秀男性ダンサー賞を受賞しています。(今回の来日メンバーにも入っています)

『Spirit 2018』
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(c)Edward Mulvihill

デビッド・ペイジとスティーブ・フランシスが作曲した美しく、心に残る音楽と共に、『Spirit 2018』は、神聖なる自然の詩を奏でる神秘的な秘密の空間へと観客を誘います。芸術監督のスティーヴン・ペイジが手がけたこの一連の力強いダンス・ストーリーは、オーストラリア各地の物語や歌による伝承を題材として、ディンゴの魂や、蛾のはかない一生、先住民の人々の土地とのつながりを称える作品となっています。

『Spirit 2018』は何度か改訂されて上演され、コペンハーゲンやボン(ドイツ)、ニューヨーク、ベトナム、モンゴル、中国で観客と批評家から絶賛を浴びました。傑出したダンス技術との融合を図りつつ、オーストラリアの豊かな文化や歴史を強く称えた作品といえます。

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(c)Daniel Boud

『I.B.I.S』

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(c)Jeff Tan

『I.B.I.S』(アイビス)はトレス海峡にあるマレー島を舞台にした、喜びに満ちた作品です。人々の笑いや明るい笑顔が絶えない、孤立した美しい島に暮らす人々が、立ち退きや気候変動といった問題に遭遇しつつも、自分たちの文化を大切にし、陽気に生きる姿を描きます。

タイトルの『I.B.I.S』は諸島産業サービス委員会(Island Board of Industry and Services)といわれる、島に点在する地元の店のことを指す呼び名です。振付のデボラ・ブラウンとワアンゲンガ・ブランコは、現代の狩猟採集民族のような人々で賑わう架空のI.B.I.Sを、作品の舞台に設定しました。この小さなお店が、トレス海峡の人々の献身や努力により進化・成長を遂げ、今日のような大きな組織になるまでが描かれます。

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公演概要

演目:『Spirit2018』

初演:2004 年 Civic Theatre (ケアンズ)
振付:スティーヴン・ペイジ
先住⺠ダンス振付:ドゥジャカプラ・ムンヤリュン
音楽:デビッド・ペイジ、スティーブ・フランシス
衣装:ジェニファー・アーウィン
照明:ニック・シュリーパー、カレン・ノリス、ジョセフ・マーキュリオ、マット・コックス

演目:『I.B.I.S』
初演:2015 年 Sydney Opera House(シドニー)
振付:デボラ・ブラウン、ワアンゲンガ・ブランコ
音楽:スティーブ・フランシス
衣装:ジェニファー・アーウィン
照明:カレン・ノリス
出演:バンガラ・ダンス・シアター

上演時間:約 90 分(途中休憩なし)

●公演情報

バンガラ・ダンス・シアター『Spirit 2018』『I.B.I.S』
日時:2018.11.9(金)19:00/10(土)15:00
会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
前売料金(全席指定・税込): 一般:S席 6,000 円/A席 4,000 円

U-25*:S席 3,500 円/A席 2,000 円 *公演時 25 歳以下対象。入場時要身分証。
メンバーズ:S席 5,400 円/A席 3,600 円
※A席(サイドバルコニー・2階席の一部)は舞台の一部が見えづらいお席です。
※当日券は各席種ともに+500 円
チケット好評発売中

●チケット取扱い・お問合せ:

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2018/10/04

マシュー・ボーンの「白鳥の湖」新演出版、2019年7月に来日

2019年7月、マシュー・ボーンが演出・振付を手がける「マシュー・ボーンの『白鳥の湖~スワン・レイク~』」が東京・Bunkamura オーチャードホールで上演されることが発表されました。

http://hpot.jp/stage/swanlake2019


マシュー・ボーンの代表作ともいえる作品で、多くの人にインスピレーションを与えてきた名作です。今回が5回目の来日になるそうです。

”今回は新演出での上演”とのことですが、どのあたりが変更になったのかは今のところはわかりません。が、今までも、上演を繰り返すたびに、少しずつ演出が変更になっている部分がありました。

英国では、このニューアドベンチャーズの「白鳥の湖」のツアーはすでに9月23日より始まっています。
https://new-adventures.net/swan-lake

12月4日から1月27日まではサドラーズ・ウェルズ劇場、5月25日までは英国内のツアーです。

そして、現在のニューアドベンチャーズ「白鳥の湖」での大きな話題は、ザ・スワン/ザ・ストレンジャーに、ロイヤル・バレエの若きプリンシパル、マシュー・ボールがキャスティングされていること。彼がリハーサルを行う様子は、ワールド・バレエ・デーでニューアドベンチャーズが公開した映像の中でも見られます。

しかしながら、ロイヤル・バレエは2019年6月に来日公演を行う予定であり、7月にはロサンゼルスのツアーもあることから、今回の「白鳥の湖」来日公演マシュー・ボールの参加はちょっと難しいような気がします。

英国での公演でやはりザ・スワン/ザ・ストレンジャーを演じているマックス・ウェストウェルは、元イングリッシュ・ナショナル・バレエで、退団後は「パリのアメリカ人」に主演してきました。また、今年の年末に公開される映画「くるみ割り人形と秘密の王国」では、花のワルツのキャバリエ役で出演しているそうです。もう一人のウィル・ボジアーは、「赤い靴」「眠れる森の美女」「シザーハンズ」といったボーン作品に出演してきたほか、ミュージカルへの出演経験もあるダンサーとのこと。

いずれにしても、男性ダンサーたちが白鳥を演じ、ダイナミックな踊りと英国王室を思わせる設定、見事な舞台装置と共に、人を愛することや人間の尊厳、苦悩、そして生きる喜びについて描いた名作中の名作なので、まだご覧になっていない人はぜひ観ていただきたいと思います。中毒症状になって何十回も劇場に通う人が出てくるのもお分かりいただけるのではないでしょうか。


なお、マシュー・ボーンのもう一つの代表作である「シンデレラ」が、現在、シアターオーブにて上演中です。
https://mbcinderella.com/

こちらは、第二次世界大戦下のロンドンを舞台にした作品で、ボーンならではのひねった設定や、マジカルな舞台体験が味わえます。英国での初演では、シンデレラ役は、ロイヤル・バレエのプリンシパルだったサラ・ウィルドーが演じました。私も3公演分ほどチケットを買っているので、観るのが楽しみです。


「マシュー・ボーンの『シンデレラ』」
2018年10月3日(水)~14日(日)
東京都 東急シアターオーブ

演出・振付:マシュー・ボーン
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ

キャスト
シンデレラ:アシュリー・ショー / コーデリア・ブレイスウェイト
ハリー(パイロット):アンドリュー・モナガン / エドウィン・レイ
天使:リアム・ムーア / パリス・フィッツパトリック
継母:マドレーヌ・ブレナン / アンジャリ・メーラ

マシュー・ボーンの『白鳥の湖』2010年版<ブルーレイ> [Blu-ray]
ワーナーミュージック・ジャパン (2014-08-27)
売り上げランキング: 95,944

2018/09/28

新国立劇場バレエ団「不思議の国のアリス」公開リハーサル

11月2日に初日を迎える新国立劇場バレエ団「不思議の国のアリス」(クリストファー・ウィールドン振付)

https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/alice/

先日、公開リハーサルが開催されたので、取材してきました。

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振付指導のジェイソン・ファウラーとジャクリーン・バレット、アリス:米沢唯、ジャック:渡邊峻郁、キャタピラー:宇賀大将、白うさぎ:木下嘉人というキャストです。ピアニストは飯野珠美さん。ジョビー・タルボットの音楽は演奏するのは難しそうですが、さすがにピアニストさんは上手です。

まずは、キャタピラー役宇賀さんのリハーサルです。キャタピラーとは芋虫なのですが、ラジャでもあり、プロローグのティーパーティの招待客の一人でもあります。キノコの上に座り、水タバコを吸っています。とてもセクシーでエキゾチックな役で、身体をくねらせる振付があります。途中からアリスとのデュオもあります。音の取り方も独特で、9拍子が2回と、6拍子がセットになっているところがありました。一番下の位であるアーティストから抜擢された宇賀さんは、しなやかな身のこなしと柔らかさの中に妖艶さもありました。ジェイソンさんが、独特のロンドゥジャンブの形や上半身の倒し方などを細かく指導していました。

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そしてアリスの米沢さんと、白うさぎの木下さんとのデュオ。タルトを盗むと、女王様に首を切られてしまいますよ、というマイムの入ったユーモラスなもので、この二人は息もよく合っています。振付の中にマイムが入り、また踊りそのものが物語を語っていくので、とっても楽しい。木下さんは動きがきれいだし、マイムが雄弁で跳躍も軽やか。

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そしてこの二人に、タルトを持ったジャックの渡邊さんが入っていきます。3人が絡むところから、アリスとジャックのパ・ド・ドゥへ。アリスは愛の象徴である赤いバラを持っています。やはり音の取り方は複雑です。リフトがとても多いパ・ド・ドゥで、しかもそのリフトが難しいので、パートナーリングの確認が多くありました。米沢さんは、すっかり振付が入っているだけでなく、アリスという役になりきっていて、とても生き生きとして魅力的だし、一つ一つの動きが実に美しく、ポーズもきれいに決まります。渡邊さんは跳躍がダイナミック。指導のジャッキーさんもラブリー、という言葉を連発していました。

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40分ほどのリハーサルの後、ジェイソンさん、ジャッキーさん、米沢さん、渡邊さんを交えてのトークとQ&Aがありました。

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キャスティングについては、まだ主役であるアリスとジャック役しか発表されておらず、白うさぎ役、キャタピラー役はこの日が初お目見えでした。他の出演者のキャスティング発表にはもう少し、あと10日から2週間くらいかかりそうとのことでした。「不思議の国のアリス」は、キャストがとても多くて、完全に振付も決まっていないそうです。バランスを取りながら、均等に機会を与えて、会う人を見つけて行きたいとのこと。

昨年夏にクリストファー・ウィールドンとジェイソンさん、ジャッキーさんがアリスとジャック役を決めたのですが、あっという間にこの出演陣が振付を覚えてくれたことに驚いているとのこと。一日リハーサルをしたら次の日にはそれが完全にできていて、予習までしてきてくれているので効率よく進められているそうです。そのため早めに役柄を掘り下げることができるようになっています。新国立劇場バレエ団は素晴らしい、とジェイソンさんは絶賛。

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米沢唯さんは、アリス役はどう美しく踊るのかが使命の役だと語りました。指導陣はひとりひとりに細かく、愛をこめて指導してくれていると。もっと上手になれると思わせてくれるリハーサルだそうです。やればやるほど、この役は大きな役であると実感されているそう。ステップは多くて難しく、アリスは舞台上にでずっぱりで休む時間もありません。その中で、どういうアリスであるかを求められているかを考えているとのこと。やりがいを感じてとても幸せ、と語っていました。


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渡邊さんは、やはり指導陣の一人一人へのダンサーへの愛が大きいことを感じているそう。振付もやりがいがあり、パ・ド・ドゥは難しいけれどもチャレンジしてやりたいと思っており、毎日が充実しているとのことです。ジャッキーさんがいつもそばにいてくれて、リハーサルだけどリラックスできて、ダンサーのいいところを引き出してくれる。ジョークを交えているので、楽しくリハーサルできているそう。頂いたチャンスを自分のものにして、4週間頑張っていきたい、と意気込みを語ってくれました。

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「不思議の国のアリス」の作品の魅力については、米沢さんは、カンパニーの底力が発揮される作品だと感じているとのこと。全員が全力で踊らないと成り立たないし、どの役も難しい。でも団員の笑顔は輝いていて、カンパニーの雰囲気がとても良いのはこの作品の力で、全員がこの作品を愛していると感じているそうです。

その中で、「アリス・アローン」というソロがあるのですが、そこで「Who am I?(私は誰)」という字が出てきます。ステップも難しいソロなのですが、アリスの少女らしさと、誰もが持っている私は何者なのかという問いかけがあって、芯が通っている部分が大好きだと米沢さんは語りました。描き方が好きだし、大事にして踊りたいソロだそうです。


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ウィールドンの振付の特徴についてですが、ジェイソンさんは、物語を伝える表現力がある振付で、クラシックバレエのパで見事に表現し、二人の組み合わせでストーリーを織りなしていくところにあると話しました。音楽性が豊かで、動きだけで深い感情が伝わってくるとのことです。

ジャッキーさんは、ディテールにこれほど凝る人は他にはいないと感じると語りました。そのディテールでどのように演出してみせるのかがポイントで。一枚一枚、写真に撮ったパーツをつなげて行くような感じだそうです。一つたりとも落ちることなく、すべてのディテールを見落とすことなく詳細に伝えていくのが、この振付指導の仕事なのだそうです。

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舞台上での公開リハーサルというのはなかなか観ることができない貴重な機会。今回は、アトレ会員も抽選で招待されていましたが、非常に良い企画で今後も実施してほしいなと思いました。

新国立劇場バレエ団「不思議の国のアリス」は、チケットの売れ行きが非常によく、土日公演は全てソールドアウト、チケットが残っているのは2公演(11月2日、8日)のみです。時間をかけてしっかりとリハーサルしている様子や、なかなかない、現役の海外の著名振付家の作品を踊る機会なので団員も張り切っているのが伝わってきました。本当に初日が楽しみです。

また、マッドハッタ―やハートの女王など魅力的な役柄がたくさんあるので、キャスティングも早く知りたいですよね。

英国ロイヤル・バレエ - 《不思議の国のアリス》[Blu-ray Disc]
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2018/09/17

VOGUE JAPANでマリインスキー・バレエの永久メイをインタビュー。

マリインスキー・バレエの新星、18歳の永久メイさんをインタビューさせていただきました。

https://www.vogue.co.jp/lifestyle/interview/2018-09-17-maynagahisa

初々しく、キラキラのピュアな存在感に、長く伸びた手脚が生み出す優雅な動きと愛らしい表情。バレエへの情熱あふれる言葉と、伸びやかで美しいバレエポーズをお楽しみください。撮影は井上ユミコさんです。

マリインスキー・バレエの来日公演では、「ドン・キホーテ」のキューピッド、「白鳥の湖」のパ・ド・トロワ、ガラ公演で「パキータ」と「海賊」を踊る予定です。

マリインスキー・バレエの来日公演、東京公演は11月28日(水)より東京・東京文化会館 大ホールにて
https://www.japanarts.co.jp/mariinsky2018/

2018/08/29

KARAS APPARATUS 勅使川原三郎・佐東利穂子デュオ最新作「幻」-maboroshi- アップデイトダンスNo.45

勅使川原三郎さんとKARASの劇場、スタジオ、ギャラリーであるカラス・アパラタスは、この8月で6年目に入りました。

記念公演第1弾アップデイトダンスNo.53「火傷の季節」が先週上演されていましたが、すさまじかったです。

勅使川原さんの変幻自在の超人的ソロに酔いました。舞狂人とでも言うべきか。クラシックからパンクロックまで様々な音楽に乗せる驚異の音楽性、子供から老人、悪魔や動物に化けて見せる。白眉はジミ・ヘンドリックスのインプロにぴったり合わせて音楽そのものとなった舞。まるでジミヘンとセッションしている楽器になったいました。パンクロックと「子犬のワルツ」をリミックスした音楽と踊ったり、音楽ごとに踊りの質感を変えていくけど、60分ノンストップ。

このジミヘンインプロヴィゼーションソロには、最近の勅使川原さんのパフォーマンスはほとんど観ている私にとっても驚愕だった。スピードといい音楽への見事なシンクロといい、一つ一つの音を拾っていてあり得ないものを目撃した感。終わった後に滝のように滴り床に池を作る汗を見て、勅使川原さんは人間だった、と確認した次第。こんなダンサーは他にいないといえます。

勅使川原さんは10歳の時に大火傷をして、紫外線治療をした時の独特の「冷たい匂い」が好きだったという夏の記憶からこの作品を作ったとのこと。終演後のトークでも息を切らせることなく、何事もなかったように話す。佐東利穂子さんは不在だったけど、最初に音声で彼女のニャーというかわいらしい声を聴くことができました。そして終盤には、勅使川原さんの語り(録音)も入っていました。「伝えようとは思わない」「ひたすら表現する」という、芸術家としての決意表明のようでした。

佐東利穂子さんが不在だったのはパリで別の作品のリハーサル中だったためです。
フランスのコート・サン=アンドレでのベルリオーズ・フェスティバルで、8/26にフランスのラ・テンペットというバロックアンサンブルと共演しました。
曲はモンテベルディの聖母マリアの夕べの祈りVespro della Beata Vergineという教会音楽で、2時間以上の作品ですが、その中のいくつかの曲で踊りました。
ベルリオーズ・フェスティバル。
https://www.festivalberlioz.com/Vepres-de-la-vierge

その佐東さんも帰国し、6周年記念公演の第2弾として、8/31から上演予定のアップデイトダンスNo.54「幻」が上演されます。

Updatedance54


「幻」は、目に見えない何か、耳に聞こえない何か、しかし確かにそこに存在する何かと向き合う作品です。
勅使川原三郎さんと佐東利穂子さんの最新のデュエットで、これも必見でしょう。
これだけのクオリティの高いダンスが、小さな空間で低価格で観られる贅沢さ。

幻 ファンタスム
降り積もる初雪のような幻
幻は夢ではない 現実の上に折り重なる幻
あなたは不可思議な確かさを求めて 現実に思いを投影し
明解な輪郭のない実像を得る 幻を
身体に密着していない半透明のそれは幻
現実は幻と共に
幻を招く人


カラス アパラタス6周年記念公演 第2弾
勅使川原三郎+佐東利穂子デュエット
アップデイトダンスNo.54「幻」

出演 佐東利穂子 勅使川原三郎
演出・照明 勅使川原三郎

http://www.st-karas.com/camp0713-2/

【料 金】一般 / 予約 3,000 円[当日 3,500 円]・ 学生 / 2,000 円 (予約当日共に)
【予 約】updatedance@st-karas.com *全席自由
件名を「アップデイトNo.54」とし、ご希望の日付・住所・氏名・一般または学生・当日連絡のつく電話番号を記入のうえ送付
メール予約受付は各回とも前日の24時まで。学生の方は当日受付で学生証を提示。

【公演日程】
8月31日(金)20:00
9月1日(土)20:00
9月2日(日)16:00
9月3日(月)20:00
9月4日(火)休演日
9月5日(水)20:00
9月6日(木)20:00
9月7日(金)20:00
9月8日(土)16:00

開演30分前より受付開始、客席開場は10分前

【会場】カラス・アパラタス/B2ホール
    TEL. 03-6276-9136

2018/08/26

吉田都×堀内元 Ballet for the Future 2018 と公演パンフレットのインタビュー

世界の至宝 吉田都さんと世界へのパイオニア 堀内元さんが、豪華メンバーとともにバレエの魅力を伝える公演 Ballet for the Future 2018。その大阪公演を観に行ってきました。

公演ページ
https://www.chacott-jp.com/news/stage/information/detail003481.html

特集ページ
https://www.chacott-jp.com/news/mottochacott/others/detail005880.html

今回4回目となる公演は、吉田都さん、堀内元さん、ヒューストン・バレエのプリンシパル加治屋百合子さん、そして新国立劇場バレエ団の福岡雄大さん、寺田亜沙子さんなどのスターダンサーを擁するだけでなく、20人以上の若いダンサーたちが集結し、しっかりとリハーサルを重ねて舞台を作り上げていたのが感じられました。

吉田都さん、福岡雄大さんの「ライモンダ」第3幕では、都さんの精緻な踊り、音とぴったり一致した音楽性、燦然と輝く気品。滑らかに歌うようなパ・ド・ブレ、まっすぐな軸、強靭さを保ちながらも燦然と輝くようなエレガンス。福岡さんの万全のサポートとダイナミックなヴァリエーション。若手ダンサーたちもよく鍛えられていて華やかに踊られました。

堀内元さん振付「La Vie」は瀟洒で楽しい中編。加治屋百合子さんの楚々としながら確かな存在感、終盤のグランフェッテでは音に合わせてきっちり90度にアラスゴンドしていてとても美しく、海外でプリンシパルを張っている実力が存分に表れていました。寺田亜沙子さんも美しく伸びやか。そして堀内元さんの驚異のテクニック、つま先も美しく伸びて音楽性にも優れた見事なピルエット・ア・ラ・スゴンドを見ると年を取るのをやめたのではと思いました。

「La Vie」は20人以上のダンサーが出演し、昨年も上演されている躍動感あふれる魅力的な作品。この企画の集大成ともいえます。滑ってしまう事故はあったけど、群舞のクオリティも高くて、ここまで日本のバレエ界は育っていったのだと胸熱になりました。女性ダンサーたちのプロポーションの美しさ、作品を楽しんでいることも伝わってきます。

「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」は、木村綾乃さんが、いかにもアメリカ的な、テクニカルでスピーディでパワフルなバランシンを見せてくれました。末原雅広さんも胸のすくような、音に良く乗ったダイナミックなヴァリエーション。

4年連続して出演しているダンサーも多くて、その成長ぶりを追いかけるのも楽しみだった「Ballet for the Future」。今回は、東京公演はなかったものの、その分大阪、新潟、そして仙台と地方公演が充実。東京以外の場所にも一流のバレエを届けたいという吉田さん、堀内さんの気持ちが届いた素敵な舞台になったと思います。

さて、今回、このBallet For the Future 2018の公演プログラムで、吉田都さんにインタビューさせていただきました。

  (こちらのツイートでリンクされているインタビューは関口紘一さんによるものです)

プログラム用のインタビューでは、ロイヤル・バレエで学んだこと、Ballet For the Future公演でこの4年間心がけてきたことやこの公演に対する想い、バレエへの愛、そして今後、新国立劇場バレエ団芸術監督に就任予定の都さんが日本のバレエ界に対して行っていきたいことについて語っていただきました。今もたゆまぬ努力を続け、謙虚でひたむきなお人柄が伝わってくるインタビューになったと思います。

残すは8月27日の仙台公演だけですが、ぜひ仙台近郊の方は公演をご覧になり、そしてパンフレットを手に取っていただければと思います。

2018/08/18

Manuel Legris 『Stars in Blue』 BALLET & MUSIC 演目一部発表

マニュエル・ルグリ率いる海外のトップダンサーと、国際的に活躍する日本の音楽家の夢の饗宴。
ライブ演奏でお届けする奇跡のバレエコンサート『Stars in Blue』 、
一部の演目と愛知公演の概要が発表されました。

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◆プログラム(一部)

・『タイトル未定』(新作)

振付:パトリック・ド・バナ
音楽:未定
出演:マニュエル・ルグリ、オルガ・スミルノワ


・『鏡の中の鏡(仮)』(新作)

振付:パトリック・ド・バナ
音楽:アルヴォ・ペルト
出演:セミョーン・チュージン、木本全優、三浦文彰(ヴァイオリン)、田村響(ピアノ)

・『Moment』

振付:ナタリア・ホレツナ
音楽:ヨハン・セバスチャン・バッハ
出演:マニュエル・ルグリ、滝澤志野(ピアノ)

※ウィーン国立バレエ団専属ピアニストの滝澤志野さんの追加出演が決定しました。


◆愛知公演チケット料金(全席指定・税込)

S席:11,000円
A席:8,000円(U25:4,000円)
B席:6,000円(U25:3,000円)
C席 :4,000円(U25:2,000円)
プレミアムシート:14,000円
車椅子席:6,400円
チャレンジシート:1,000円

※チャレンジシートは、公演1週間前に空席がある場合、公演当日10:00~愛知芸術文化センタープレイガイド窓口にて数量限定で販売します。予約不可・一人あたり購入枚数制限あり。詳細は公演3日前までに劇場ウェブサイト、SNSで発表します。前売券の予約状況により、販売しない場合があります。なお、舞台の一部が見えない場合があります。

◆愛知公演チケット発売日

・一般発売:2018年10月27日(土)10:00

・愛知県芸術劇場メンバーズウェブ先行発売:10月19日(金)10:00 ~20日(土)23:59


マニュエル・ルグリとオルガ・セミオノワとの共演、セミョーン・チュージンと木本全優さんという男性ダンサー同士のデュオ、そして「ルグリ・ガラ」でルグリの新しい一面を見せた『Moment』の再演と、楽しみな演目が揃っています。もちろん、これに加えての演目も予定されているので、ますます楽しみになってきました。


2019年3月8日(金)・9日(土)
東京都 東京芸術劇場 コンサートホール

2019年3月11日(月)
大阪府 ザ・シンフォニーホール

2019年3月14日(木)
宮崎県 メディキット県民文化センター

2019年3月17日(日)
愛知県 愛知県芸術劇場 コンサートホール

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