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バレエ(国内公演情報)

2018/08/18

Manuel Legris 『Stars in Blue』 BALLET & MUSIC 演目一部発表

マニュエル・ルグリ率いる海外のトップダンサーと、国際的に活躍する日本の音楽家の夢の饗宴。
ライブ演奏でお届けする奇跡のバレエコンサート『Stars in Blue』 、
一部の演目と愛知公演の概要が発表されました。

Stars_in_blue


◆プログラム(一部)

・『タイトル未定』(新作)

振付:パトリック・ド・バナ
音楽:未定
出演:マニュエル・ルグリ、オルガ・スミルノワ


・『鏡の中の鏡(仮)』(新作)

振付:パトリック・ド・バナ
音楽:アルヴォ・ペルト
出演:セミョーン・チュージン、木本全優、三浦文彰(ヴァイオリン)、田村響(ピアノ)

・『Moment』

振付:ナタリア・ホレツナ
音楽:ヨハン・セバスチャン・バッハ
出演:マニュエル・ルグリ、滝澤志野(ピアノ)

※ウィーン国立バレエ団専属ピアニストの滝澤志野さんの追加出演が決定しました。


◆愛知公演チケット料金(全席指定・税込)

S席:11,000円
A席:8,000円(U25:4,000円)
B席:6,000円(U25:3,000円)
C席 :4,000円(U25:2,000円)
プレミアムシート:14,000円
車椅子席:6,400円
チャレンジシート:1,000円

※チャレンジシートは、公演1週間前に空席がある場合、公演当日10:00~愛知芸術文化センタープレイガイド窓口にて数量限定で販売します。予約不可・一人あたり購入枚数制限あり。詳細は公演3日前までに劇場ウェブサイト、SNSで発表します。前売券の予約状況により、販売しない場合があります。なお、舞台の一部が見えない場合があります。

◆愛知公演チケット発売日

・一般発売:2018年10月27日(土)10:00

・愛知県芸術劇場メンバーズウェブ先行発売:10月19日(金)10:00 ~20日(土)23:59


マニュエル・ルグリとオルガ・セミオノワとの共演、セミョーン・チュージンと木本全優さんという男性ダンサー同士のデュオ、そして「ルグリ・ガラ」でルグリの新しい一面を見せた『Moment』の再演と、楽しみな演目が揃っています。もちろん、これに加えての演目も予定されているので、ますます楽しみになってきました。


2019年3月8日(金)・9日(土)
東京都 東京芸術劇場 コンサートホール

2019年3月11日(月)
大阪府 ザ・シンフォニーホール

2019年3月14日(木)
宮崎県 メディキット県民文化センター

2019年3月17日(日)
愛知県 愛知県芸術劇場 コンサートホール

2018/08/08

独占取材、世界バレエフェスティバル。アレッサンドラ・フェリの魅せる世界。

猛暑の中、連日熱演が繰り広げられている3年に一度のバレエの祭典、世界バレエフェスティバル。


その世界バレエフェスティバルに12年ぶりに出演しているのが、奇跡の復活を遂げたアレッサンドラ・フェリです。Aプロでは、クリストファー・ウィールドン振付『アフター・ザ・レイン』をマルセロ・ゴメスと踊り、変わらぬ美しい脚としなやかな背中、深みを増した表現、慈愛に満ちた存在感で大きな感動を届けてくれました。

このたび、バレエフェスの合間を縫ってアレッサンドラ・フェリの取材をVOGUE JAPANで行い、インタビューをさせていただきました。

https://www.vogue.co.jp/lifestyle/culture/2018-08-08-2/

1985年、21歳の時に世界バレエフェスティバルに初出演したフェリは、様々な思い出を語ってくださっています。また、55歳のバレリーナとして踊り続けること、自分の年齢に誇りを持ち芸術家として進化し続けること、今回の世界バレエフェスティバルで踊る『ウルフ・ワークス』についても、穏やかな口調で語っていました。年齢を重ねた女性の美しさ、フェリの凛とした生き方に触れて夢のような体験でした。長年大好きだったフェリのお話を伺えて幸せでした。

井上ユミコさんによる美しい写真もお楽しみください。(ご覧のように、フェリはメイクは非常に薄くてほとんど素顔での撮影でしたが、しわを隠そうともしないその姿も非常に美しいです)

世界バレエフェスティバルのBプロは今日から開催されています。あと4公演ありますし、チケットもまだ買えるようなので、ぜひ生ける伝説、アレッサンドラ・フェリのパフォーマンスをご覧になってくださいね。

https://www.nbs.or.jp/stages/2018/wbf/index.html

2018/08/03

Dance Lab@象の鼻テラス トークイベント「ダンサー、言葉で踊る ~」9月3日開催

9月3 日(月) に、横浜の象の鼻テラスにおいて、

Dance Lab@象の鼻テラス
ダンサー、言葉で踊る 〜Socially Engaged Danceをめざして〜

http://taci.dance/dance-lab/

というイベントが開催されます。

ダンスという言葉に頼らない表現を、ダンサー自ら言葉に置き換えてみると・・・
グローバルに活躍するダンサーたちが、彼らの最もよく知る振付家について、分析・解説し言語化します。取り上げる振付家は、モーリス・ベジャール、マッツ・エック、イリ・キリアン、ウィリアム・フォーサイス、クリスタル・パイト、シディ・ラルビ・シェルカウイ。デモンストレーションも交えた、ダンス観賞の視野を広げる貴重なダンス談義です。

TALK GUEST

島地保武、那須野圭右、湯浅永麻、鳴海令那

CURATOR
小㞍健太

FACILITATOR
唐津絵理

DATE

2018年9月3日(月)18:00〜19:30
*19:30〜交流会あり

PLACE
象の鼻テラス(横浜市中区海岸通1丁目)

CHARGE

参加費無料(前日までの予約で1ドリンク付き)
*当日参加OK


日本のダンス環境を考えることを目的としたプロジェクト、それが「Dance Lab」です。

昨今、街やメディアには様々なダンスが溢れ、注目されているようにも思えますが、舞台芸術としてのダンスの環境を考えると、プロフェッショナルな教育機関や専用劇場もなく、アーティストがプロフェッショナルとして自立することが難しい状況にあります。

そこで、日本のダンス環境をより良いものにしていくために、「Dance Lab」では長期的な視点に立って、アーティスト、観客、制作者の誰もが参加することのできる多様なプログラムを開催し、共に考え、話し合い、実践を試み場をつくっていきます。


第1回「Dance Lab」について

ダンスは言語ではなく身体を通じて表現する芸術です。そのため、演劇や美術などの他の分野の芸術と比べると、創作過程で言葉によるコミュニケーションをとる機会は少ないかもしれません。しかし、分野を問わずその環境をつくるマネージメントとなると言葉は不可欠です。

そこで、第1回「Dance Lab」では、「ダンサーが自分の言葉で語る機会を作る」ことから始めます。国内外にてグローバルに活躍する日本人ダンサー5名が参加、彼らの最もよく知る振付家について言語化(分析・解説)するトークイベントを実施します。取り上げる振付家は、巨匠であるモーリス・ベジャール、マッツ・エック、イリ・キリアン、ウィリアム・フォーサイス、そして新鋭のクリスタル・パイト、シディ・ラルビ・シェルカウイ。

18:00 からスタートする第1部では、映像を交えながらそれぞれの振付家について解説し、その後の第2部では、
海外の振付家の作品についても造詣の深いプロデューサーの唐津絵理氏を迎え、座談会形式で振付家に関する理解を深めていきます。

また、作品のワンフレーズを踊ってみる等のデモンストレーションも用意していますので、ダンスを「聞いて」「見て」楽しんでいただけるトークイベントです。


第1部
ダンサーによる振付家紹介

これまで世界的な振付家と仕事を共にしてきたゲストダンサーたちが、各振付家の特徴や影響を受けたことなど、映像を交えながら紹介し、ダンサーの視点からの分析に挑戦します。

紹介する振付家:
モーリス・ベジャール(那須野圭右)、ウィリアム・フォーサイス(島地保武)、
イリ・キリアン(小㞍健太)、マッツ・エック/シディ・ラルビ・シェルカウイ(湯浅永麻)、
クリスタル・パイト(鳴海令奈)


第2部
座談会(デモンストレーションあり)

振付家の動きの特徴や思想などを身体も用いながら比較し、それぞれのダンスへの理解を深めます。ファシリテーターに愛知県芸術劇場シニアプロデューサーの唐津絵理を迎え、質疑応答形式でトークをおこないます。


第3部
19:30〜20:30 交流会

横浜の夜景を眺めながら、ドリンク片手にダンス談義に花を咲かせましょう。
どなたでもご参加いただけます。

第1回目となる「Dance Lab」では、国内外の多様な現場経験を持つダンサー・振付家の小㞍健太氏がキュレーターを担い、企画の内容、出演ダンサーの選定などのキュレーションを行います。

ダンサーである私がキュレーターとして企画から携わることのできる機会をいただき、私にとって新たな活動に向けた一歩を踏み出すきっけとなりました。ダンサーという職業がもっと人々と関わり、理解を得られ、文化として根付いていけるように、まずはダンサーである私にできる「現場(ダンサー)の声を多くの方に届ける」その機会と場をつくりたいと考えました。
グローバルに活躍する日本人ダンサーをゲストに迎え、「私たちダンサーとは何者なのか。どんな活動をしているのか。振付家とはどういう者なのか。」などをダンサーが言葉を使って紹介することに挑戦します。ダンサー自身がまずは言語でも表現できるようになるのは大きな課題です。私たちダンサーもアクションを起こしていきます。このことが社会とダンサーを繋ぐきっかけになればと思っています。

Dance Lab第1回キュレーター/ダンサー・振付家 小㞍健太

+「Dance Lab」とは+
日本のダンス環境を考えることを目的としたプロジェクトです。アーティスト、観客、制作者の誰もが参加することのできる
多様なプログラムを開催し、これからの日本におけるダンス環境を共に考えていく場を創造します。


主催

Dance Lab実行委員会

共催

横浜アーツフェスティバル実行委員会、象の鼻テラス、横浜赤レンガ倉庫1号館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)

お申込みはこちらまで
http://taci.dance/dance-lab/

2018/07/29

2019年7月 エイフマン・バレエ 来日決定

振付家のボリス・エイフマン率いる、エイフマン・バレエが2019年7月に来日することが発表されました。

https://www.japanarts.co.jp/news/news.php?id=3436

来日期間:2019年7月18日(木)~7月21日(日) 会場:東京文化会館
芸術監督・振付:ボリス・エイフマン


2010年、2012年に新国立劇場バレエ団でも上演された傑作、トルストイ原作の「アンナ・カレーニナ」と、彫刻家ロダンと恋人カミーユ・クローデルの愛を描いた「ロダン」の2作品が上演される予定です。

エイフマン・バレエは、ロシアには珍しいプライベートカンパニーで、しかもボリス・エイフマンが振付けた作品のみを上演するという異色のバレエ団です。本拠地はサンクトペテルブルグのアレクサンドリンスキー劇場ですが、北米、ヨーロッパなど海外でのツアー公演を長期にわたって行っており、特に北米では人気があります。本拠地を不在にすることも多いようです。

初来日は1990年。最後に来日したのは1998年とのことなので、21年ぶりのこととなります。


ボリス・エイフマンの振付作品は、前述の「アンナ・カレーニナ」の他、ベルリン国立バレエの来日公演では「チャイコフスキー」がウラジーミル・マラーホフ主演で踊られました。最近では、ウィーン国立バレエの来日公演「ヌレエフ・ガラ」で「赤いジゼル」のパ・ド・ドゥが踊られています。

エイフマンの作品の多くは、「アンナ・カレーニナ」、「カラマーゾフの兄弟」「オネーギン」などロシアの文学作品に題材をとった物語バレエです。クラシック・バレエの技術を用いて、ダイナミックなリフトなどを多用しつつ登場人物の心理を描くという作風。ダンサーの多くはワガノワ・バレエ・アカデミー出身、身体能力に優れ、長身で美しいダンサーが揃っています。

ロシア以外での公演が多いにも関わらず、またほかのバレエ団によってエイフマンの作品が紹介されていたにもかからわず、エイフマン・バレエを観る機会が21年間もなかったので、まさに待ちに待った来日公演と言えます。

待望の来日は、今秋10月に詳細発表予定とのことです。楽しみですね。


ボリス・エイフマンに聞く
https://jp.rbth.com/arts/2015/09/18/425799

2018/07/25

ダンス・コンサート Manuel Legris 『Stars in Blue』 BALLET & MUSIC 2019年3月

マニュエル・ルグリと世界最高峰のバレエダンサー&音楽家
煌めくスターたちによる華麗なる饗宴、

ダンス・コンサート Manuel Legris 『Stars in Blue』 BALLET & MUSIC

2019年3月に全国4か所で開催されます。

http://www.aac.pref.aichi.jp/gekijyo/syusai2018/detail/190317_dance-c/

特設サイト
http://danceconcert.jp/

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パリ・オペラ座バレエ団のエトワールを経て、現在ウィーン国立バレエ団の芸術監督を務めるマニュエル・ルグリ。彼の信頼厚い今をときめくバレエダンサーたちが、古典からコンテンポラリー作品まで、最高のパフォーマンスを繰り広げる!
国内外で活躍中の日本人音楽家たちのライブ演奏と共におくる、奇跡のバレエ&コンサートです。

マニュエル・ルグリとオルガ・スミルノワの共演する新作など、古典の演目から現代作品までのプログラムが予定されています。

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(c)David Elofer

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■公演詳細
<日程・会場>

2019年
3月8日(金)/ 9日(土)東京芸術劇場コンサートホール
3月11日(月)大阪 ザ・シンフォニーホール
3月14日(木)メディキット県民文化センター(宮崎県立芸術劇場)
3月17日(日)愛知県芸術劇場コンサートホール

<出演アーティスト>
ダンサー:
 マニュエル・ルグリ (ウィーン国立バレエ団芸術監督)
 オルガ・スミルノワ (ボリショイ・バレエ プリンシパル)
 セミョーン・チュージン (ボリショイ・バレエ プリンシパル)
 木本 全優 (ウィーン国立バレエ団 プリンシパル)
音楽家:
 三浦文彰(ヴァイオリン)
 田村響(ピアノ)

チケット発売 2018年10月下旬

企画・制作・主催 愛知県芸術劇場

企画協力 ベルチェ・アソシエイツ


先日のウィーン国立バレエのガラでも健在ぶりを見せてくれたマニュエル・ルグリに加えて、この上なく優美で心に響くバレエを見せてくれる、オルガ・スミルノワとセミョーン・チュージンの黄金コンビが出演し、さらに日本が誇る、美しいプロポーションと端正な踊りの木本全優さん、人気若手ヴァイオリニストの三浦文彰さんという、本当に豪華な組み合わせの公演です。
全国4か所で公演を行ってくれるのも嬉しいですね。

2018/07/17

伊藤郁女「私は言葉を信じないので踊る」7/21・22彩の国さいたま芸術劇場ほかで公演

彩の国さいたま芸術劇場にて、振付家・ダンサーの伊藤郁女さんの「私は言葉を信じないので踊る」が7月21日、22日に上演されます。

http://www.saf.or.jp/stages/detail/5156

先日来日公演を行った、フランスの振付家フィリップ・ドゥクフレが日本で創作し、世界中で上演された作品『IRIS』をきっかけに渡欧。その後もアンジュラン・プレルジョカージュ、ジェイムズ・ティエレ(チャップリンの孫)、シディ・ラルビ・シェルカウイ、アラン・プラテルなど、世界の名だたる振付家たちにその才能を認められ、ヨーロッパのダンスシーンのなかで意欲的な活動を展開するダンサー・振付家 伊藤郁女(かおり)。

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(c)gregory batardon

現在、パリの3つの市立劇場でレジデンス・アーティストの契約をしているなど、その勢いは飛ぶ鳥を落とすほどです。2015年には、フランス政府より芸術文化勲章「シュヴァリエ」を受章しています。


(c)gregory batardon

『私は言葉を信じないので踊る』は、2015 年の初演以来これまで 40 都市以上で上演された、娘である伊藤郁女が彫刻家の実父とのユニークな関係を綴った話題作です。

舞台上には娘と父、ただ二人。「どうして?」「なぜ?」と、父親におびただしい数の質問を投げかけ、踊る娘は、言葉を信じていないと言う。
「どうして煙草を吸うの?」「なぜ私の友達を嫌うの?」「私が小さかった頃、なぜギリシアの音楽を聴いていたの?」「ステージ・デザイナーの仕事をしなくなったのはどうして?」「娘を誇りに思う?」「どうして弟の批判をするの?」
あるときは無垢な少女のように、あるときは父親を責めるかのように必死に問いかけ続ける娘の一方で、一見気難しそうに見える父親は飄々として、どこかユーモラスな空気を醸し出す-。

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伊藤郁女は制作意図を次のように語る。
「この作品は父と娘の関係を扱うものです。失ってしまったなにかを取り戻すために、父との関係をもう一度築きたいと思ったのです。芸術的でもあり人間的でもある、一つの出会い。ヨーロッパと日本という何千㎞も離れた所で生きる2人の、そしてある意味文化的な隔たりで離れてしまった2人が再会する物語です。」

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(c)gregory batardon

フランスを拠点に精力的に作品を発表してきた伊藤郁女の作品中でも特に高い評価を受けている本作品。海外で活躍する日本人若手クリエイターの意欲的な作品にどうぞご期待ください。


なお、伊藤郁女さんはKAAT(神奈川芸術劇場)にて、2018年10月31日(水)~2018年11月04日(日)、森山未來さんとの新作デュオ「Is it worth to save us?」に出演し、演出、振付(森山さんとの共同振付)を手掛けます。
http://www.kaat.jp/detail?id=35598

森山未來さんからスペシャルメッセージ

伊藤郁女『私は言葉を信じないので踊る』ビデオメッセージ

そのスケールで日本からはみ出したダンサー 伊藤郁女インタビュー
https://www.cinra.net/interview/201409-itokaori

日時
2018年7月21日(土)15:00開演
     7月22日(日)15:00開演

※開場は開演の13分前(変更となりました。何卒ご了承ください。)
※演出の都合により、開演時間に遅れますと公演中の入場を制限させていただくことが
 あります。また再入場できない場合がありますので予めご了承ください。

上演時間
約1時間(休憩なし)

会場
彩の国さいたま芸術劇場 小ホール

テキスト・演出・振付
伊藤郁女

出演
伊藤郁女(娘)、伊藤博史(父)

舞台美術デザイン
伊藤博史

主催
公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団

託児サービス あり

<その他の公演>
7/27(金)〜28(土) 豊橋 穂の国とよはし芸術劇場 アートスペース
8/4(土)〜5日(日) 金沢 金沢21世紀美術館 シアター21

料金
(税込)
【全席指定】
一般 4,000円 U-25* 2,000円
メンバーズ 3,600円


【チケット取扱い】

■SAFチケットセンター
・電話
 0570-064-939(彩の国さいたま芸術劇場休館日を除く10:00~19:00)
 ※一部携帯電話、PHS、IP電話からは、ご利用いただけません。

・SAFチケットオンライン
 ご購入はこちら
 ※初めてご利用になる方は利用登録(無料)が必要です。

■窓口 
・彩の国さいたま芸術劇場(休館日を除く10:00~19:00) アクセス
・埼玉会館(休館日を除く10:00~19:00) アクセス

■プレイガイド
・チケットぴあ http://t.pia.jp

 0570-02-9999(音声自動認識/Pコード:486-211)
 ぴあ店頭、セブン-イレブン、サークルKサンクス


【お問い合わせ先】
SAFチケットセンター 0570-064-939(彩の国さいたま芸術劇場休館日を除く10:00~19:00)

2018/07/15

第29回〈バレエの祭典〉ラインナップ

第29回〈バレエの祭典〉ラインナップが発表されています。

https://www.nbs.or.jp/saiten/


1 2019年 3月 東京バレエ団 「海賊」初演 【1演目】
2 2019年 6月 英国ロイヤル・バレエ団 【2演目】「ドン・キホーテ」全幕、〈ガラ〉
3 2019年 7-8月 <フェリ、ボッレ・アンド・フレンズ> 【2演目】
4 2019年 10月 勅使川原三郎 新作 ほか 【1演目】 出演:東京バレエ団
5 2020年 2-3月 パリ・オペラ座バレエ団 【2演目】「ライモンダ」全幕、ほか全幕バレエ1作品


東京バレエ団の「海賊」初演はイングリッシュ・ナショナル・バレエと同じアンナ・マリー・ホームズ版だそうです。
また、勅使川原三郎さんの新作というのはとても興味をそそります。2016年のあいちトリエンナーレで上演された勅使川原さん演出の『魔笛』に、東京バレエ団のダンサーたちが出演したことから生まれた縁のようですね。

来日公演は、英国ロイヤル・バレエの「ドン・キホーテ」とガラ。ドン・キホーテはカルロス・アコスタ版です。ガラは、せっかくだったらミックスプロ形式だと嬉しいですね。

パリ・オペラ座バレエの『ライモンダ』は嬉しいですね。2007年の年末にガルニエで上演されて以来、上演されていない演目ですが、旧ブロダクションは経年劣化のために破棄されたそうで、新しくプロダクションを作り直すのでしょうか。2019-2020シーズンには本拠地で上演されるということなんでしょうね。

もう2020年の予定だなんて鬼が笑いそうですが、いずれにしても先に楽しみが待っているのは、嬉しいことです。

会員券は、7月20日(金)より募集開始とのことです。良いお席を優先的に取りたい方にとっては、要チェックですね。

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2018/07/11

鈴木ユキオ×新日本フィルハーモニー交響楽団 「すみだサマーコンサート2018」『火の鳥』を踊る 

鈴木ユキオ×新日本フィルハーモニー交響楽団「すみだサマーコンサート2018 -Chance to Play-」が、7月21日に東京・すみだトリフォニーホールで開催されます。
https://www.njp.or.jp/concerts/5096

これは、新日本フィルハーモニー交響楽団の生演奏をバックに、墨田区民(在住・在学・在勤)から公募したダンサー17人と、鈴木ユキオさん、および鈴木さんが選んだプロのダンサー11人が、鈴木さんがストラヴィンスキーの『火の鳥』に振付けたダンスを踊るというもの。

新日本フィルの音楽監督、上岡敏之さんは、ドイツのヴッパータール交響楽団の音楽総監督も務められていました。ヴッパタールといえば、ピナ・バウシュ率いるヴッパタール舞踊団の本拠地。ヴッパタール舞踊団も、地元でダンス未経験の子どもたちとの上演活動を行っています。

先日、この公演の公開リハーサルが行われましたので、取材してきました。

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公募されて選ばれたダンサーは、下は12歳から、上は50代まで。ダンス経験は様々で、半数位はクラシック・バレエ、フラダンス、ヒップホップ等のダンスの経験者、およそ半数はまったく経験なしとのこと。一人耳が不自由なダンサーもいました。全12回のリハーサルを経て、大編成のオーケストラやプロのダンサーと共に舞台に立ちます。

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今回のリハーサルは、全12回のうち7回目。鈴木さん曰く、まったく未経験のダンサーたちはまず振付を覚えるのに時間がかかり苦労していたとのことですが、ほぼ毎週末のリハーサルを経て、振付もしっかり入り、動きもスムーズで、ダイナミックなこの音楽に乗せた力強い踊りを見せていました。人数が多いので、群舞のフォーメーションの変化も多々あります。ところどころ止めて動きを確認したり修正が入るものの、通し稽古もできそうな雰囲気です。鈴木さんの熱のこもった指導は客席からも感じられました。

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最年少の12歳のダンサーは、クラシック・バレエを学んでいるけどコンテンポラリーは初めてとのこと。ユキオさんの感じていることを表現したい、一日3時間のリハーサルの内容が濃くてとても新鮮だと思いを語ってくれました。

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ルーツである舞踏の影響もありながら、とても切れ味鋭く力強い作品を創作することで定評のある鈴木ユキオさんですが、既存の音楽をそのまま使うのはほとんど初めての試みとのこと。鈴木さんは今までも、小学校などでのワークショップで、ダンス未経験者に振付指導を行う経験はありましたが、3か月のリハーサル期間でじっくりと取り組み、様々なバックグラウンドのある人たちに振付けるのはとても面白いことであると共に、チャレンジでもあるそう。

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ダンス経験のない人に振付ける場合でも、鈴木さん独自の持ち味の部分が入るように、振付は工夫しているとのこと。自身やプロのダンサーに振付けるよりは単純な振りだけど、ダンスになる部分があり、各個人の特徴が伝わるような作品に仕上げたそうです。『火の鳥』は変拍子も入った難しい曲で、オーケストラも大編成、音楽の強さに負けないような作品にするのはハードルが高いわけですが、音楽に負けない強い情熱は、リハーサルからも伝わってきました。ちょうどこれくらいからスイッチが入り、公開リハーサルという形で、外部の人の目が入ることも緊張感を感じさせて良い経験になるそう。

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鈴木ユキオさんは、ダンサーとしても非常に魅力的で、独特の色気が漂い、しなやかでシャープなムーブメント、そして優れた音楽性の持ち主。(余談ですがうちの5歳男児も、昨年彼の踊りを観てから大ファンになり、よく動画を観ています) この作品でも鈴木さんのソロがあり、また同時上演の「バッハ: 管弦楽組曲第 3 番 ニ長調」は彼を含めたプロダンサーのみの出演。ここでプロのダンサーたちが本気のところを見せることで、区民ダンサーたちにも感じるところがあるといいし、と思って取り組まれるそうです。

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すみだトリフォニーという大空間で、大きな編成の生オーケストラをバックに踊られる『火の鳥』。オーケストラとダンスのエネルギーを感じたら、ダンスを観たことがないお客さんにもきっと響くはず、今までコンサートホールに足を運んでこなかった方もぜひ、観に、聴きに来てほしいとのことでした。

数々の名作バレエが振付けられてきたストラヴィンスキーの『火の鳥』。一味違った、でも初めての人でも楽しめる熱い舞台に出会えるはずです。これが恒例化して、ここからダンサーが育っていけば素敵ですよね。

●日時・会場
2018年7月21日(土)14:00 開演 すみだトリフォニーホール

●指揮
原田慶太楼  Keitaro Harada, conductor

●振付・演出・出演

鈴木ユキオ Yukio Suzuki, coreographer, director, dancer


●出演

安次嶺菜緒・赤木はるか・竹内英明・山田暁・町田妙子・田花遥・宮脇有紀・田端春花・小谷葉月・鈴木伽実・栗朱音

すみだ区民ダンサー* Sumida dancers*

秋葉 美香/秋元 美智子/後濱 龍太/宇田川 由美/内山 陽瀬/江森 美輝/奥住 風音/貞森 裕児/佐藤 咲子/田村 多恵子/戸島 久美絵/登美 森歌/豊川 弘恵/中島 優/波多 順子/疋田 博美/前田 麻里

●プログラム
J.S. バッハ: 管弦楽組曲第 3 番 ニ長調 BWV1068 J.S. Bach: Overture (Suite) No. 3 in D major, BWV1068
ストラヴィンスキー:バレエ音楽『火の鳥』 (1910年原典版) * Stravinsky: The Firebird (original 1910 version)*

<チケット>

新日本フィル・チケットボックス
TEL.03-5610-3815(平日:10-18時/土:10-15時/日祝:休)、FAX.03-5610-3828(24時間受付)

新日本フィル・チケットオンライン

トリフォニーホールチケットセンター
TEL.03-5608-1212 (10-18時<窓口営業時間:11-18時>/土日休まず営業)

e+(イープラス)
http://eplus.jp/njp/
※座席選択可

チケットぴあ
Pコード : 114-806
TEL.0570-02-9999
http://pia.jp/t/njp/

ローソンチケット
Lコード : 32523
TEL.0570-000-407(オペレーター対応10:00~20:00)
TEL.0570-084-003(自動音声24時間)
http://l-tike.com/

ローソン店頭Loppi

※座席選択可

カンフェティチケットセンター
0120-240-540(オペレーター対応、通話料無料)
http://confetti-web.com/(手数料無料)


2018/06/29

フィリップ・ドゥクフレ、来日公演「新作短編集」について語る

フィリップ・ドゥクフレ / DCA の『新作短編集(2017)ーNouvelles Pièces Courtes』が、6月29日に開幕します。

http://www.saf.or.jp/arthall/stages/detail/4871

サーカスと映像トリックとダンスとが交錯する奇想天外な演出で知られ、またアルベールビル・オリンピックの開会式も演出した、フランスを代表する世界的アーティスト、フィリップ・ドゥクフレの最新作です。今回は彩の国さいたま芸術劇場での公演の他、福岡とびわ湖でも公演があります。

公演に先駆けて来日したフィリップ・ドゥクフレを先日取材させていただきました。彼の語る楽しいアイディアの数々に、公演への期待が高まります。ミュージカル『ドラ-百万回生きた猫』、日仏中の国際共同製作『イリス』、そして楳図かずお原作の『わたしは真悟』と日本での舞台や共同制作などもあり、なんとこの30年間の間に、40回も来日しているというほど日本に縁があります。

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まずは、今回の『新作短編集』について語っていただきました。

「『新作短編集』は、5,6の小品から構成されています。なぜ短編集かというと、若いころ観ていたアメリカのモダンダンスは短い作品が多く、小さいモジュールをパズルのように組み合わせたものが多かったからです。今回は敢えて一つにまとめずに短いままでお見せします」

「一つ目のパートは、音楽とダンスの関係についてのものです。2人の出演者はダンサーであり、また歌も歌い、男性ダンサーはピアノを弾き、女性ダンサーはフルートを演奏します。歌って踊って演奏してアクロバティックな動きもするという挑戦があります」

「二つ目のパートは、両親へのオマージュを捧げた作品となります。5,6年前に父は亡くなりましたが、ミステリアスな人で、深い穴のような知識を持っていました。そのため穴を舞台に作ることができる劇場で上演します。オマージュではあるのですが、作品自体からはそれがオマージュなのかはわからないと思います」

「3つ目は、ヴィヴァルディの曲に合わせた純粋なダンス作品です。ポスター写真にも使われていますが、アフリカの部族からインスピレーションを得た、ニットの衣装をダンサーが着用しています。振付はネオクラシックです」

「4つ目は進化というテーマです。3台のカメラを駆使し、すべてライブ映像で投影し、空間の中でリアルなものとそうでないものが混乱を起こしています。何年か前にビデオのスタッフに依頼して時間をかけてやっと実現できたものです。また、演奏を録音した音に合わせて生で演奏するという趣向も行っています。ダンサーは映像を自分のクローンにして一緒に踊ります」

「最後の作品は、二つのパートに分けられるかもしれません。女性ダンサーは空中で演技を行い、男性ダンサーは床の上にあります」

「そしてこのパートの後半部は日本への旅を語っているものなので、日本での反応がとても気になります。旅に関する作品を作りたいと考えており、2年前に来日した時にダンサーたちに日本の要素を持って帰ってほしいと依頼しました。その記憶を基に作ったのです。日本は好きな国ですが、ミステリアスな国であり続けます。軽やかで愛をこめて面白く作りました。ボサノヴァの音楽を使用しています。日本とボサノヴァは意外な組み合わせに思えるかもしれませんが、表参道を歩いている時にボサノヴァが聞こえてきて、CDを買ったんです。この音楽は日本の想い出と結びついています」


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Q。ドゥクフレさんはテクノロジーを駆使し、映像の魔術師として知られていますが、どこまでテクノロジーを使っていますか?

「最近、できるだけ生のものをお届けする方針で、ビデオを使いつつもライブ映像を併用していますし、音楽も最大限生の演奏を使っています。生のダンスや音楽を使うことでたくさんのバイブレーションを届けてお客さんと分かち合いたいと思っています」

「テクノロジーについては研究していますが、人間の身体より映像が目立つようではいけません。バランスをとるためによく見ていますし、機械の性能も良くなっているので、抑えめに使うようにしています。とにかく「生」が重要だと思っています。ダンサーを事前に撮影したものを使うとより美しく大きくなりますが、情報が大きくなりすぎるので、ライブ映像を使うことが重要だと考えています」


Q。「日本にはミステリアスな部分があるとおっしゃっていましたが、どんなところがミステリアスで、作品にどうやってそれを反映させていますか?」

「日本の人々がミステリアスだと感じています。感じたことがあっても直接見せないところがありますね。1996年に「DORA~百万回生きたねこ」を演出し、日本に対するミステリーが深くなり、理解できなかったけど恋に落ちました。

今回は大好きな歌舞伎へのオマージュも捧げています。特に坂東玉三郎を舞台で観た時のことが一番印象的でした。玉三郎が扇子を空中に投げるのですが、扇子の方を一度も見ないので、顎が外れるほど驚きました!今回は、このシーンを再現しますが、扇子を動かすダンサーが必要となりました。玉三郎のオマージュには見えないかもしれません。が、心を動かすものを作ることができたらと思って、空想力を駆使し、たくさんの尊敬の気持ちを込めています」

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Q「アメリカのダンスに影響を受けたとおっしゃいましたが、具体的にはどのような作品ですか?」

「アルヴィン・エイリーやマース・カニンガムのダンスを学びました。彼らは短い作品を作る振付家です。そして母がダンス好きだったのですが、特にバレエ・リュスの作品が好きだったんです。バレエ・リュスも短い作品が多かったわけですが、例えば『春の祭典』は40分程度の作品ですがたっぷりとした内容があります」


Q.「今回ドゥクフレさんは舞台に立たれますね。どんなダンスをするのですか?ダンスを踊ることについて語ってください」

「複数のことをする予定です。何か月か前に出演者が亡くなったので代わりに私が踊ることになりました。まず「穴」の部分でソロを踊ります。また日本へのオマージュの作品の中で複数のことをします。日本スペシャルとして、坂東玉三郎にオマージュを捧げ、女役を踊る予定です。日本のキャバレーショーやニューハーフショーにもインスピレーションを得て、サイズ45の大きな靴で、高いヒールを履いて踊りますよ」

「ここ15年間の間でも、ソロを何回か踊っています。踊っている時期と踊らない時期がありましたが、今年、来年とソロを踊る予定になっていますし、踊るのは大好きです。なぜ踊るのが好きかというと、自分が指示を出す側をするので、踊る感覚を忘れないように舞台に立つ必要があるからです。また、舞台に立つことで素晴らしい感覚を経験できます。私にとって舞台に載って観客に会いに行くのがセラピーになっています。感情を美しいものに変換できるんです」


短編集ではありますが、特にコンセプトはなくて、それぞれの短編については異なったモチベーションを持って創作したとのことです。しかし一つ一つのパートがとても興味深く、マジカルな視覚効果やライブの音楽も毎回楽しいので、実際に舞台を観るのが待ちきれません。

【彩の国さいたま芸術劇場公演】

2018年6月29日(金) 19:00 開演
30日(土) 15:00 開演
7月 1日(日) 15:00 開演

※開場は開演の30分前です。
※演出の都合により、開演時間に遅れますとご予約席への案内ができない場合がございます。
 予めご了承ください。

※30日(土)公演終了後、カンパニーDCAメンバーによるポストトークの開催が決定!
 30日(土)公演チケットをお持ちの方はどなたでもご参加いただけます。

上演時間
約1時間30分(途中休憩なし)予定

会場
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール

演出・振付
フィリップ・ドゥクフレ

出演
カンパニーDCA

主催
公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団

後援
在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本

【チケット取扱い】
■SAFチケットセンター
・電話 0570-064-939(彩の国さいたま芸術劇場休館日を除く10:00~19:00)
 ※一部IP電話からは、ご利用いただけません。
・SAFチケットオンライン
https://www.ticket.ne.jp/saf/?_fsi=5XB8apw4

【福岡公演】

7月7・8日
福岡・北九州芸術劇場 中劇場
http://q-geki.jp/events/2018/dca2018/


【びわ湖ホール公演】

7月14・15日
滋賀・滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 中ホール
https://www.biwako-hall.or.jp/performance/2018/06/08/dcanouvelle-piece-courte1.html

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2018/06/13

NBAバレエ団「ショート・ストーリーズ・9 ~バレエ・インクレディブル」リハーサルレポート

6月15日(金)・16日(土)・17日(日) 彩の国さいたま芸術劇場にて、NBAバレエ団のガラ公演「ショート・ストーリーズ・9 ~バレエ・インクレディブル」が開催されます。

http://www.nbaballet.org/performance/2018/shortstories/

NBAバレエ団で上演されて好評を得た作品のシーンを集めたガラ公演ですが、それに加えて、宝満直也さんと佐藤圭さん振付の新作2作品も初演され、合計9作品という贅沢な趣向。

この公演の公開リハーサルを先日拝見しました。リハーサルで上演されたのは、『ケルツ』、『ガチョーク賛歌』よりトリオ、新作の『11匹わんちゃん』と『La Vita』、そして『ブルッフ ヴァイオリン協奏曲 第1番』より第三楽章です。


『ケルツ』は、アイリッシュダンスをベースにバレエのテクニックも盛り込んだ、軽快な音楽に乗せた楽しい作品。思わず踊りだしたくなりますが、細かい足捌きがとても特徴的で、技術的にはとても難しいステップも含まれています。

『ガチョーク賛歌』も、楽しい作品ですがやはり確かな技術がないと踊れない作品。でもこのバレエ団のレパートリーとして踊りこんでいるのが良く伝わってきました。

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さて、注目は新作『海賊』が大きな評判を呼んだ宝満直也さんの新作『11匹わんちゃん』
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新国立劇場バレエ団時代に振付けた『3匹のこぶた』が、ユーモアの中にブラックさも盛り込んで非常に面白い作品でしたが、今回も楽し気な作品。今回のガラ公演は、がっつり踊る作品が多いので、当初は箸休め的な、軽く楽しめる作品を作ろうと宝満さんは考えたそうですが、このバレエ団の男性陣は踊れる人が多いので、それを生かしたら、いつの間にかとても運動量が多くてハイテンションの作品に仕上がったとのことです。ある男性ダンサーを宝満さんが見て、ワンコに似ていると思ったところから着想を得たそうで、11匹の犬が1人のメスネコを追いかけるという趣向。

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新作なので、どんな作品なのかは観てのお楽しみですが、宝満さんの才人ぶりが発揮された、ユーモラスな作品に仕上がっています。12人のダンサーが出演するので、フォーメーションの変化も見所の一つ。

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そしてご覧の通り、男性ダンサーたちの超絶技巧も存分に盛り込まれています。長い作品ではありませんが、とてもハイテンションでアスレチックな作品なので終わった後は皆さんぐったり。

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最近NBAバレエ団は、男性ダンサーのレベルがとても上がっているので、とっても見ごたえがあります。大森康正さん、高橋真之さん、安西健塁さんは特に、国内でもトップレベルのダンサーで、彼らの力強く華麗な踊りが存分に堪能できます。

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宝満さんは、物語をいかに動きで表現するかということを重視して作品を作り、振付指導をされているとのことでした。


もう一つの新作は、最近再入団した佐藤圭さんによる『La Vita』。モナコのあるピアニストとの出会いから着想を得たそうです。命、という意味のタイトルですが、その名の通り、一つの命が生まれて、生を終えるまでの様子を表現した作品。長身でほっそりとしたラインの、たおやかな佐藤さんの身体の表現力の繊細さが映える、美しい小品でした。

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最後は『ブルッフ ヴァイオリン協奏曲 第1番』より第三楽章。ABTが踊っている映像がDVD化されています。華やかでクラシカルなプロットレス・バレエです。

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本番ではこの作品は3楽章すべて踊られますが、8人のソリストにコール・ド・バレエを従えたこの第3楽章を見るにつけ、NBAバレエ団のダンサーのクオリティがとても高いことが実感されました。美しい上演になること間違いありません。

このガラで上演される9作品、古典あり、バランシンあり、さらに新作とバラエティに富んでいます。他のバレエ団ではなかなか観られない作品も多く、レパートリーの充実ぶり、そしてダンサーたちがとても意欲的に取り組んでいるのが強く感じられました。バレエ界を変えて行こうという久保紘一芸術監督の強い意気込みが感じられる、楽しい公演となることでしょう。

ショート・ストーリーズ・9 ~バレエ・インクレディブル
日   時:
2018年 6月15日(金) 14:00 / 19:00
     6月16日(土) 15:00
     6月17日(日) 15:00
会   場: 彩の国さいたま芸術劇場大ホール

第一部
  1. スターズ アンド ストライプス
  2. ガチョーク賛歌よりトリオ
  3. La Vita(佐藤圭新作)
  4. ケルツ(全編)
第二部
  5. ロミオとジュリエットよりパ・ド・ドゥ
  6. ザ・リバーよりボーテックス
  7. 海賊よりパ・ド・トロワ
  8. 11匹わんちゃん(宝満直也新作)
第三部
  9. ブルッフ ヴァイオリン協奏曲第1番
※演目の順番は変わる可能性があります。

チケットのインターネット、電話での販売は終了しました。当日券の販売は開場1時間前から行います。
http://www.nbaballet.org/performance/2018/shortstories/

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