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パリ・オペラ座バレエ

2017/07/15

『パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち』エトワールインタビューコメント

パリ・オペラ座バレエが、その輝かしい伝統を継承していく姿を舞台裏から捉えたドキュメンタリー映画『パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち』が7/22(土)よりいよいよ公開となります。

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http://backstage-movie.jp/

古今東西、世界中のダンサーが憧れ、バレエファンに愛され続けているバレエの殿堂“パリ・オペラ座”。
創立から356年という長きに渡り、なぜ“パリ・オペラ座”が最高峰であり続けてきたのか? それはダンサー個人の素質や才能だけでなく、“オペラ座”の伝統を伝えようとする指導者たちの情熱だった!

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本編内に登場するパリ・オペラ座バレエ団、最高位であるエトワールを務める人気ダンサー、アマンディーヌ・アルビッソンとジョシュア・オファルトから、同バレエ団で活躍する気鋭の日本人ダンサー、オニール八菜について、そしてバレエを学ぶ子どもたちへの温かい応援メッセージが届いています。


■アマンディーヌ・アルビッソン(エトワール) 

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1989年生まれ。1999年にパリ・オペラ座学校に入学し、2006年にパリ・オペラ座バレエ団に入団。2014年、25歳の若さでエトワールに任命される。伸びやかな長身を生かして「白鳥の湖」オデット/オディール役など古典作品から、ミルピエ振り付け「ダフニスとクロエ」など現代作品も得意とし、幅広いレパートリーを持つ。

Q:本作内「ラ・バヤデール」で共演したオニール八菜さんについては?

彼女については良いことしか語れません。優しくて心が広く、気持ちがシンプルで潔い人です。おそらくこれから素晴らしいキャリアを歩む、大きな可能性に満ちていると思います。

Q:あなたが考えるパリ・オペラ座の伝統と魅力とは?

クラシック・バレエや現代的なヌレエフの作品などの演目そのものを受け継いでいくこと、そしてダンサーたちの実力も伝統だと思います。私たちには古典も現代作品も、同じようにたやすく踊らなければならない使命があります。

オペラ座は仕事場として世界一美しい場所です。私はオフィスと呼んでいますが(笑)毎朝出勤する時に見上げて、なんて私は恵まれているんだろうと思います。


Q:オペラ座に憧れるバレエを学ぶ子どもたちに伝えたいことは何でしょうか。

とにかく踊ることを、情熱をもって思い切り楽しんでほしいです。ただ、バレエはすごくハードです。毎日休むことなく努力するという覚悟が必要です。ただ、それを続けて形にすることができたときには、信じられないような感覚を舞台で味わうことができるので、ぜひそのことを知ってほしいです。

■ジョシュア・オファルト(エトワール)

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1998年、パリ・オペラ座学校に入学。2002年に18歳で同バレエ団に入団し、スジェ時代から王子役など主役を踊る。2012年、エトワールに任命。自身のダンスウェアブランド「Hoffalt」のデザインを手がけ、世界中のダンサーから愛用されている。

Q:エトワールとしての責任感と誇りとは?

エトワールであることは、自分に自信を与えてくれることもありますが、役によっては、責任の重みを感じ過ぎて負担になってしまうこともあります。宝石店のショーウィンドーに飾ってある旬の宝石がエトワールだと感じていて、自分はパリ・オペラ座のそれだという意識でいつも踊っています。

Q:パリ・オペラ座を目指す子どもたちに伝えたいメッセージは?

可能性というのはどこまでもあるものです。“ここまでしかできない”とは決して思わないでほしい。僕自身、裕福でない家庭に生まれ、まさかパリ・オペラ座バレエ団の一員として世界中で踊る日が来るとは思っていませんでした。何でもできるんだよ、と伝えたいです。ダンスに限らず、情熱をもって打ち込めるものを見つけてほしいと思います。

*******
こちら2名のエトワールのインタビューについては、今年3月のパリ・オペラ座バレエ来日公演の際に、私が取材をさせていただきました。より詳しいインタビューについては、劇場用パンフレットに掲載されていますので、ご覧いただければ幸いです。劇場用パンフレットでは、他に演目紹介、出演者紹介も書かせていただいています。

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監督:マレーネ・イヨネスコ 『ロパートキナ 孤高の白鳥』

出演:マチュー・ガニオ/アニエス・ルテステュ/ウリヤーナ・ロパートキナ/オニール八菜/バンジャマン・ペッシュ/ウィリアム・フォーサイス

2016/フランス/86分/原題:BACKSTAGE/字幕翻訳:古田由起子/字幕監修:岡見さえ

配給:ショウゲート/協力:(公財)日本舞台芸術振興会 ©Delange Production 2016

公式サイト:backstage-movie.jp

7/22(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー


2017/07/14

映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』劇場パンフレット

明日(7月15日)から公開される、映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』

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ロイヤル・バレエを電撃退団したセルゲイ・ポルーニンの、幼少時から現在に至るまでの軌跡を追ったドキュメンタリーで、天才ゆえに呪われ傷ついた青年の、人生の葛藤を描いたものとなっています。挿入されるダンスシーンも素晴らしいのですが、バレエファン以外にも楽しめる普遍的な成長譚で、とても心を動かされました。

こちらの作品の劇場用パンフレットに、作品の中に登場するバレエ作品の解説を2ページ書かせていただいています。とても美しいパンフレットに仕上がっており、ポルーニンのインタビュー始め他の著者の方による文章も読み応え十分です。よろしければぜひお求めください。


なお、7月17日には、映画の公開を記念したトークイベントがあります。草刈民代さんと乗越たかおさんの対談です。

『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』公開記念トークイベント

■日付:2017年7月17日(月・祝)
■時間:10:30の回上映後 
■会場:Bunkamura ル・シネマ
■ゲスト:草刈民代(女優) 
[聞き手]:乗越たかお(舞踊評論家)

※対象回は予告編の上映がございません。お時間までにご着席ください。
※対象回のお座席指定券をご購入いただいた方がご参加頂けます。

http://www.uplink.co.jp/dancer/

「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」
監督:スティーヴン・カンター
『Take me to church』演出・撮影:デヴィッド・ラシャペル
2016年/イギリス・アメリカ/85分
配給:アップリンク・パルコ

2017/07/07

パリ・オペラ座バレエ 外部入団試験の結果(速報、後で追記予定)

パリ・オペラ座バレエ 外部入団試験が7月6日に行われしました。

なかなか結果が出るのに時間がかかりましたが、2名の合格が発表されています。

Seo-Hoo Yun
Naïs Duboscq

二人とも女子です。
Seo Hoo Yunは昨年4位で、その前の年は7位。2014年ヴァルナ国際コンクールでジュニア1位、2011年のYAGPファイナルで1位でした。すでに2015年より期間契約団員としてオペラ座で踊っています。
英語の記事
http://english.donga.com/List/3/08/26/536165/1

Naïs Duboscqは、昨年2位(その前の年は9位)で、同じく期間契約団員としてオペラ座で踊っています。2015年にオペラ座学校を卒業しているそうです。
https://www.instagram.com/naisdub/?hl=fr

女子の順位


1. See-Hoo Yun (入団)
2. Naïs Duboscq (入団)
3. Chelsea Adomaitis
4. Nine Seropian
5. Chloé Réveillon
6. Hohyun Kang
7. Manon Boulac
8. Margaux Gaudy-Talazac
9. Shanti Mouget
10. Adèle Belem
11. Eriko Nakajima
12. Philippine Flahaut
13. Margherita Venturini
14. Jeanne Palayret
15. Emilia Sambor
16. Carlotta Onesti
17. Anouck Vallez
18. Lucy Eliott

現在オペラ座の契約団員である中島映理子さんは11位でした。また、エトワール、カロル・アルボの娘であるアデル・ベレム(やはり期間契約団員)は10位。なかなか厳しいですね。


男子は合格者なしです。

01. Joseph Aumer
02. Guillaume Diop
03. Nikolaus Tudorin
04. Haruo Niyama
05. Emmanuel Vazquez
06. Xavier Alberto Nunez Vazquez
07. Loup Marcault-Derouard
08. Gaétan Vermeulen
09. Noam Durand
10. Manuel Garrido
11. Giacopo Giarda
12. Anicet Marandel
13. Paul Delanoë
14. Victor Prigent
15. Nathan Bisson
16. Tristan Ridel
17. Rémy-Hugo Buyens
18. Simon Yoshida
19. Mathéo Bourreau
20. Davide Battistoni

二山治雄さんは今年も受験して、4位と順位が上がっています(昨年は7位)。また期間契約団員となる可能性もある順位ですね。1位のJoseph Aumerはロイヤル・バレエスクール出身で、ロイヤル・バレエの研修生にも合格していましたが、昨年は3位でオペラ座の契約団員の方を選んでいました。18位のSimon Yoshidaさんは、2009年にローザンヌに出場し、クロアチア国立バレエのソリストをされている吉田司門さんかな?(自信なし)

2017/07/06

パリ・オペラ座バレエ、内部入団試験の結果

パリ・オペラ座バレエ、内部入団試験が7月5日に行われ、合格者が発表されています。

http://www.forum-dansomanie.net/forum/viewtopic.php?t=7619

http://www.dansesaveclaplume.com/a-la-barre/431014-concours-de-recrutement-interne-2017-du-ballet-de-lopera-de-paris-les-resultats/

女子

1 - Bianca Scudamore, 昇進

2 - Bleuenn Battistoni, 昇進

3 - Emilia Sambor

4 - Manon Boulac

5 - Margherita Venturi

6 - Margaux Gaudy-Talazac


男子

1 - Alexandre Boccara, 昇進

2 - Milo Avêque, 昇進

3 - Samuel Bray, 昇進

4 - Jack Gasztowtt, 昇進

5 - Guillaume Diop

6 - Loup Marcault-Derouard


女子1位のBianca Scudamore,はオーストラリア出身で、2015年のローザンヌ国際コンクールのファイナリストでオペラ座学校のスカラシップを授与されています。YAGPファイナルでも2015年に3位に入賞しています。オペラ座学校の2016年12月の学校公演でも、際立っていたとのこと。

オーストラリア時代の記事
https://t.co/YIwO116cvm

ローザンヌ国際コンクールファイナルでの演技


7月6日には外部入団試験が行われます。5日の内部試験に合格しなかったオペラ座学校の生徒も受験することができます。

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2017/03/28

パリ・オペラ座のドキュメンタリー映画『L'Opéra』

今年7月に、マレーネ・イヨネスコ監督のドキュメンタリー映画『パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち』が公開されますが、もう一本、パリ・オペラ座を扱った映画が製作されたようです。

L'Opéra
http://www.unifrance.org/film/41019/l-opera

今年(2017年)4月5日にフランスで劇場公開されるそうです。Jean-Stéphane Bron監督作品。

主に2015-16年のパリ・オペラ座のバレエとオペラの両方の舞台裏、そこで働く人たちの様子を捉えた作品とのこと。

予告編

予告編を見ると、『ラ・バヤデール』の舞台や、アマンディーヌ・アルビッソンとエルヴェ・モローがリハーサルを行っている場面などが登場しています。1時間50分。

この作品ですが、日本での配給権をギャガが購入したとのことなので、こちらも劇場公開されることになるでしょうね。

2017/03/26

オペラ座が舞台のアニメ映画『バレリーナ(原題)』8月日本公開予定

以前もこのブログでご紹介した、パリ・オペラ座を舞台にしたフランスのアニメ映画「Ballerina」が、今年8月に日本で公開されることが決定し、公式サイトもオープンしていました。

映画『バレリーナ(原題)
http://ballerina-movie.jp/

8月新宿ピカデリー他全国ロードショー予定だそうです。キノフィルムズ、木下グループ配給。

フランスの大手映画製作・配給会社ゴーモンが製作。ピクサー社のアニメのようなスタイルの3Dアニメで、共同プロデューサーの中には、大ヒット映画「最強のふたり」(アカデミー賞外国語映画賞ノミネート)のプロデューサー Quad ProductionのNicolas Duval Adassovsky, Yann Zenou, とLaurent Zeitouがいます。

ヒロインの英語版吹き替えにエル・ファニングで、日本の公式サイトでもエル・ファニングの名前が出ていることから、英語版での公開もありそうです。

この映画の中に登場するダンスの振付はオーレリー・デュポンとジェレミー・ベランガールが監修しています。

ストーリー
1884年にブルターニュの孤児院を逃れパリにやってきた、バレリーナになるという夢を抱いている貧しい11歳の少女フェリーチェが主人公。わがままなライバル、カミ―ユの身分を詐称し、不思議な掃除婦オデットの教えの下必死にバレエを稽古し、発明家を目指す友人ヴィクトールに出会い、そしてパリ・オペラ座学校に入学するという冒険が始まります。

海外予告編

映画評サイトRotten Tomatoesでもトマトメーターが79%と評価が高い作品、日本でも観ることができるのは嬉しいですよね。

******

今年の6月から夏にかけて、バレエ/ダンス関連の映画の公開が多数あり、嬉しい限りです。

「ザ・ダンサー」 モダンダンスの祖と言われる伝説のダンサー、ロイ・フラーの半生を描く伝記ドラマ。6月3日公開
http://www.bunkamura.co.jp/cinema/lineup/17_danseuse.html

「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」セルゲイ・ポルーニンの半生を追ったドキュメンタリー映画。7月15日公開
http://www.uplink.co.jp/dancer/

「パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち」パリ・オペラ座の356年の夢と伝統はどうやって守られてきたのか?オペラ座の舞台裏を追ったドキュメンタリー映画。7月22日公開
http://backstage-movie.jp/

2017/03/11

『パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち』7月22日公開決定、予告編とポスター

パリ・オペラ座バレエ団の舞台裏と伝統の受け継ぐダンサーたちの姿を描き出したドキュメンタリー映画、『パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち』のBunkamuraル・シネマの公開初日が7月22日(土)に決定しました。

http://backstage-movie.jp/

先日、来日公演中にユーゴ・マルシャンに対してエトワール昇格の発表がなされるという歴史的瞬間に会場全体が総立ちで称えるという華やかな出来事が起こったパリ・オペラ座バレエ団。ポスターでは作品の舞台となるパリ・オペラ座ガルニエ宮の美しい外観をメインに据え、マチュー・ガニオやアニエス・ルテステュの笑顔、未来のエトワール候補たちの姿、そして、プルミエ・ダンスーズに昨年昇格した日本出身のダンサー、オニール八菜の軽やかなポーズが印象的です。

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また、子供たちのキラキラした羨望の眼差しから始まり、未来へ伝統を引き継いで行くダンサーたちの誇りが感じられる感動の予告編も完成しました。

現在開催中のパリ・オペラ座バレエ公演の会場でも、この映画の前売り券は、素敵なチケットホルダーという特典つきで販売されています。

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こちらの映画、すでに拝見していますが、パリ・オペラ座バレエファンにはたまらない貴重な映像がたくさん観られます。『パキータ』のソロをギレーヌ・テスマーに指導されるマチュー・ガニオ、パリ・オペラ座の伝統を引き継ぐことについて大いに語るアニエス・ルテステュ、『愛の伝説』をリハーサルするウリヤーナ・ロパートキナ、そして『ラ・バヤデール』でニキヤ役アマンディーヌ・アルビッソンとガムザッティ役オニール八菜さんの息詰まる対決シーンのリハーサルなど。劇場公開が待ち遠しいです。

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監督:マレーネ・イヨネスコ(『ロパートキナ 孤高の白鳥』『至高のエトワール~パリ・オペラ座に生きて~』)

出演:マチュー・ガニオ/アニエス・ルテステュ/ウリヤーナ・ロパートキナ/オニール八菜/バンジャマン・ペッシュ/ウィリアム・フォーサイス/アマンディーヌ・アルビッソン/ジョシュア・オファルト/エリザベット・プラテル/バンジャマン・ミルピエ/ジャン=ギョーム・バール/ローラン・イレール/ジェレミー・ベランガール/ステファン・ビュリヨン/ギレーヌ・テスマー

配給:ショウゲート  
公開 Bunkamuraル・シネマ 7月22日(土)より
(他全国公開予定)

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2017/03/09

VOGUE JAPANでユーゴ・マルシャンのエトワール昇進特集

VOGUE JAPANで、ユーゴ・マルシャンのパリ・オペラ座バレエのエトワール昇進についての、短い記事を書きました。

https://www.vogue.co.jp/celebrity/risingstar/2017-03-07/

昨年8月のエトワール・ガラ2016で、舞台裏レポートということで取材しましたが、その時に撮影されたユーゴ・マルシャンの美しい写真を集めてのギャラリー(井上ユミコさん撮影)も掲載しています。

この時にインタビューをした、レオノール・ボラック、ジェルマン・ルーヴェ、そしてユーゴ・マルシャンもすぐにエトワールに昇進したということで、嬉しい限りです。

<前回の掲載>
独占潜入! パリ・オペラ座バレエ「エトワール・ガラ2016」の舞台裏。
https://www.vogue.co.jp/celebrity/stylewatch/2016-08-05

レオノール・ボラックのインタビュー映像&リハーサル
https://www.vogue.co.jp/videos/celebrity/VJ102-Interview-2016-09_ORIG_Leonore

バンジャマン・ペッシュのインタビューとクラスレッスン映像
https://www.vogue.co.jp/videos/celebrity/VJ102-Interview-2016-09_ORIG_Benjamin

パリ・オペラ座バレエの来日公演も、次はグラン・ガラです。素晴らしい公演が続いた『ラ・シルフィード』に引き続き楽しめればと思っています。

ユーゴ・マルシャンのエトワール任命の、パリ・オペラ座による公式動画

2017/03/07

オペラ座&ロイヤル夢の共演<バレエ・スプリーム>記者懇談会

現在、パリ・オペラ座バレエ来日公演が行われておりますが、7月に開催されるオペラ座&ロイヤル夢の共演<バレエ・スプリーム>の出演者と、オペラ座芸術監督オーレリー・デュポンによる記者懇談会がありました。前日にエトワールに任命されたばかりのユーゴ・マルシャンほか、クラスレッスンを終えて来たばかりのダンサーたちが参加しました。

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まずはデュポンが、この公演についての考えを述べてくれました。

「この公演の一番の目的は、皆さんに、そしてダンサーにも楽しんでほしいということです。私が選んだ演目は、彼らがよく知っていて、よく踊れるものです。今回のプロジェクトですが、オファーが来た時にもちろんすぐにYesと答えました。美しいダンサーのサンプルのような人たちに出演してもらうので皆さまもぜひ楽しんでください」

「また今回、ロイヤル・バレエとシェアするのは意義のあることです。ロイヤル・バレエは素晴らしいバレエ団ですし、この2017年にドアを開ける交流ができるのは素晴らしいメッセージです。また日本の観客の皆さまに、この二つの違った流派を見比べていただける珍しい機会です。私達の伝統であるヌレエフ作品も入っているプログラムなので、非常にフランスらしいバレエを楽しんでいただけます」

そしてデュポンは、演目とダンサーの組み合わせについて、どういうところに注目しているかを語りました。

「マチアス・エイマンとミリアム・ウルド=ブラムは、『白鳥の湖』のパ・ド・ドゥを踊ってもらいます。彼らは、スプリームなダンサーという定義を体現している素晴らしいダンサーたちです。彼らは近年年間プログラムを通して活躍してもらっていますが、彼らにとってはバカンス期間に当たるこの公演の時期にも、参加してもらうことに意味があるので参加してもらいます」

「オニール八菜は、今回の来日公演には出演していませんが、ユーゴとのコンビでこのガラには出演して『グラン・パ・クラシック』を踊ってもらいます。期待のダンサーとしてお楽しみいただけると思います」

「ジェルマン・ルーヴェは、『ロミオとジュリエット』と『白鳥の湖』の第3幕を踊ります」

「またもう一つ、このガラの特徴としては、ロイヤル・バレエとの合同のプログラムがあります。一つは『ドン・キホーテ』でもう一つは『眠れる森の美女』で、多様性を楽しんでいただけると思います」

オーレリー・デュポンは、この会見に集まったダンサーの一人一人を紹介しました。

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「まずは素晴らしいフランソワ・アリュをご紹介します。彼は”ショーマン”です。レオノール・ボラックは、フレッシュな、任命されたてのエトワールです。そして同じく素晴らしいダンサーです。全体的に、私が選んだダンサーたちは、アーティストとしても、人間としても敬愛できる人々です。レパートリーを素晴らしく踊ることができます。ジェルマン・ルーヴェもエトワールです。マチアス・エイマン、今回の公演はバレエ・スープリームなのでもちろん素晴らしいダンサーです。ミリアム・ウルド=ブラムも素晴らしいエトワールです。ユーゴ・マルシャンはエトワールになって1日経ちました(ここで会場で拍手が)。東京でエトワールに任命されました。そして先ほど名前を挙げましたオニール八菜、プルミエール・ダンスーズです」

ミリアム・ウルド=ブラムマチアス・エイマンが語りました。オペラ座を代表する二人で、海外で踊る機会も多い二人が、今回別のカンパニーと共演することについての期待について。

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エイマン「世界のいたるところでガラへの出演を経験してきましたが、基本的に個人参加で出演していました。今回は2大バレエ団の共演ということで、オペラ座の他のエトワールたち、新しい世代との共演が楽しみです。ミリアムも私も中堅になったので、若い人たちに助けを与えられるような機会にしたいと思います。ロイヤル・バレエとの共演についでですが、ロイヤルはレパートリーに大きな特徴があります。ロイヤル・バレエのダンサーたちから刺激を受ける、外からの視線を感じる、とても貴重な機会だと思います。今回のガラのレパートリーで、フランス派の流派を日本の皆さんに見せられることに喜びを感じます。日本の観客はバレエ通だし、熱意を持って観てくださるので、その人たちの前で踊ることができるのは幸せです」

ウルド=ブラム「今年の夏に日本にこの素晴らしいグループで戻って来られるのを嬉しく思います。マチアスはパートナーとして敬愛していますし、彼をはじめとする、私が近しく思っている人達と日本で15日間過ごすことができるのを幸せに思います」

昨年末にともに『白鳥の湖』でエトワールに任命されたレオノール・ボラックジェルマン・ルーヴェ。今度のガラではこの3幕を踊ります。この作品について、そしてお互いをパートナーとしてどう思っているのか。

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ボラック「私のキャリアにとっても『白鳥の湖』は重要な作品であったので今回楽しみにしています。ジェルマンは、とても注意を払ってくれる優しいパートナーであるし、非常に良い友達でもあります。それに彼はとても美男ですし、完璧なパートナーです」

ルーヴェ「この作品は、私たちにとって「踊りたい」という作品です。エトワールに任命された象徴的な作品、キャリアのシンボルであるのでさらに大切に思っています。ヌレエフ版の『白鳥の湖』はバレエ学校で習うなじみのある作品であるとともに、私たちの世代にとっては、マチアス、ミリアム、オーレリーなどの踊りを見てきた想い出深い作品でもあります。レオノールについては、僕も同じで、彼女は素晴らしいパートナーです。優雅で、生き生きとしていて直観に優れています。長い友情と協力関係の絆で結ばれています。彼女はパートナーとして、物語の世界に誘導してくれる人なので頼もしい存在です」

デュポン 「ここで私は、元エトワール、そして現芸術監督として付け加えたいのですが、私はペアと言うのは非常に重要だと考えています。芸術監督として、誰を誰と組ませるかということについても責任があります。ペアを考える時、私はアーティスティックな面、そしてテクニカルな面でも、人間的な面でも素晴らしい、美しい組み合わせであることが必要だと思います。一つの作品をリハーサルするのに、2,3週間、毎日毎日時間を費やして、いらいらしたり衝突する瞬間もある、そして最終的に素晴らしい作品に持っていくペアでなければなりません。私が選んだのは非常に素晴らしい組み合わせだと思うし、ツアーでは特に大事です。というのは、ツアーでは特にカンパニーと言うのは二番目の家族のような役割を果たすからです」


フランソワ・アリュ
は、ショーマンシップと、今回踊る「レ・ブルジョワ」について語りました。

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「『レ・ブルジョワ』という作品は、私はガラでも何回も踊っていて、個人的にも好きな作品なので、今回踊ることができるのが嬉しいです。ショーマンシップとは、要はメッセージを伝える、人物を演じるというのがとても好きなのです。この作品にはそういうところがあるし、クラシックでもコンテンポラリーでもない、独特のジェスチャーで伝える作品です。ショーマンシップとは、お客様とのコネクション、つながりを意味していると思っています。日本のお客様は非常に温かく受け入れてくれて、熱狂的に反応してくれるので、そういった意味でつながりを感じることができました。また日本では、すべてのスタッフ、テクニカルスタッフも含めて素晴らしい環境で踊ることができました」

「今度の「バレエ・スプリーム」での『ドン・キホーテ』は、2014年の来日公演でバジル役を踊りました。今回は違った流派である英国ロイヤル・バレエとの共演なので、この公演を通して必ずや刺激を受けて成長できると期待しています」

前日にエトワールに任命されたユーゴ・マルシャンが、一夜明けた気持ちを語ってくれました。「バレエ・スプリーム」でパートナーを務めるオニール八菜さんについてのコメントも。

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「今朝の気持ちですが、とても幸せです。昨日起きた出来事は、目覚めたまま見た夢のようでした。自分のリアクションも、他の人のリアクションも、まだミステリアスな印象があります。これはもう、時間とともに現実として昇華していくと思います。そして一回しかできない瞬間を日本の客さんとシェアできました。フランスと日本の間の大使となれるのは喜びですし、マチアスやミリアムのようにインスピレーションを与えられる存在のエトワールになれればと思います。昨晩はとても感動しましたし、今も感動しています」

「今度のガラで共演するオニール八菜さんは、美しいキャリアを重ねてきているダンサーで、ガラでの共演の機会も多く、また一緒のタイミングでコリフェに昇進し、(ヴァルナ国際コンクールなど)賞も同時に受けてきていて一緒にキャリアを重ねてきました。彼女とオペラ座のバレエを一緒に国際的に広めていくことができると思っています。

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初めてのパリ・オペラ座とロイヤル・バレエの合同ガラ、一緒に踊る演目もあり、顔ぶれもフレッシュでとても楽しみな公演です。夏が待ちきれませんね。

オペラ座&ロイヤル夢の共演<バレエ・スプリーム>
http://www.nbs.or.jp/stages/2017/supreme/index.html

Aプロ
7月26日(水)6:30p.m.
7月27日(木)6:30p.m.

Bプロ
7月29日(土)1:00p.m.
7月29日(土)6:00p.m.
7月30日(日)2:00p.m.

会場
文京シビックホール 

一斉発売開始:4月8日(土)10:00a.m.より

電話でのお申し込み
NBSチケットセンター
03-3791-8888
平日10:00~18:00
土曜10:00~13:00
日祝休み

インターネットでのお申し込み
NBS WEBチケット
*ご利用いただく際には、事前に会員登録(登録料・年会費無料)が必要となります。
*NBSチケットセンターとは別の会員登録となります。

NBS WEBチケット 先行発売[座席選択 S〜C券]
受付期間:3/21(火)21:00~3/27(月)18:00


他都市公演

西 宮 8月1日(火)
兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール (問)TEL:0798-68-0255

福 岡 8月2日(水)
アクロス福岡 福岡ザ・シンフォニーホール (問)KBCチケットセンター TEL:092-720-8717

2017/03/04

ユーゴ・マルシャンが、パリ・オペラ座バレエのエトワールに東京で昇進

パリ・オペラ座バレエの来日公演が始まり、昨日のミリアム・ウルド=ブラムとマチアス・エイマン主演の『ラ・シルフィード』、まるで奇跡のような素晴らしい公演でした、本物の妖精のようなミリアム、マチアスの見事な足捌きと羽が生えたような高い跳躍。これほどまでにクオリティの高い舞台はそうそうありません。

そして3月3日の『ラ・シルフィード』。マチュー・ガニオの怪我降板により、ジェームズ役はユーゴ・マルシャンが務めました。この公演も、急きょチケットを取って観に行きました。

ユーゴ・マルシャンのジェームズ、マチアスとはまた違った魅力のあった、これまた素晴らしいパフォーマンスでした。長身で大柄なマルシャンですが、その分跳躍がダイナミックな上、プティ・バットゥリーの足捌きはクリアで足先も美しく、細かいパも精確で音楽性にも優れていました。フェッテアラベスクの方向転換、ソ・ド・バスク、ピルエット、一つ一つが綺麗にたやすく決まっていました。大柄なのに着地は柔らかく足音もしません。ドラマの紡ぎだし方も見事で、美しい妖精に魅入られ夢中になっているうちに道を踏み外してしまう青年を好演。アマンディーヌ・アルビッソンとのパートナーシップもよく、サポートも万全でした。とても初共演とは思えないほどです。

アマンディーヌ・アルビッソンは足捌きがとても美しく、綺麗に甲が出てしっかりアンドゥオールした足先は、シルフィード役にぴったりです。アカデミックで正統派のフランスバレエでした。ユーゴ・マルシャンが大きいので、他のパートナーだと彼女は大柄に見えてしまうこともありますが、彼だと見た目のバランスも良かったです。特に2幕では軽やかで足音もしませんでした。席が高い位置だったので彼女の足をよく見ていたのですが、足裏の使い方がお手本のように完璧です。とても愛らしいシルフィードを自然に演じていて、今までに観たアルビッソンの中でも一番合っている役柄に思えました。

ユーゴ・マルシャン、これだけ素晴らしい踊りを見せていてなぜまだエトワールではないのだろうか、と思っていたら、カーテンコールでオーレリー・デュポンが現れて、ユーゴ・マルシャンのエトワールへの任命をアナウンスしました。パートナーのアルビッソン、そしてオーレリーとハグし合うマルシャン。その後、普段着姿のレオノール・ボラックやジェルマン・ルーヴェも舞台上に現れました。感極まったマルシャン。場内は当然総立ちであり、エトワールへの任命を日本で体験でき、未だかつてない事件を目撃したのでした。

NBSのサイトにも写真入りで速報が載っています。
http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/33.html

早くもユーゴ・マルシャンのプロフィールはエトワールになっています。まだ23歳という若さ。
https://www.operadeparis.fr/artistes/hugo-marchand

海外ツアーでのエトワール任命は、ニューヨークでのマニュアル・ルグリ、上海でのバンジャマン・ペッシュの例がありますが、日本ではもちろん初めてのことです。ユーゴ・マルシャン、本当におめでとうございます!

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ユーゴ・マルシャンとアマンディーヌ・アルビッソンの『ラ・シルフィード』は3月5日にも上演があります。ユーゴ・マルシャンのエトワールになってから初めての舞台を目撃するチャンスです。

オーレリー・デュポン芸術監督になってから、ジェルマン・ルーヴェ、レオノール・ボラック、そしてユーゴ・マルシャンと若手エトワールが次々とエトワールとなり、新時代の始まりを実感しますね。これからは彼らがオペラ座を引っ張っていくことになります。

Bravo Hugo marchand, nouvel étoile de l opéra national de Paris 🌟⭐️ #nbs #operadeparis #etoile 🇯🇵

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