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パリ・オペラ座バレエ

2017/11/29

映画「新世紀、パリ・オペラ座」

パリ・オペラ座を支える人々を追ったドキュメンタリー映画新世紀、パリ・オペラ座が12月9日より劇場公開されます。

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http://gaga.ne.jp/parisopera/

フランスが誇る芸術の殿堂パリ・オペラ座は迷っていた。ルイ14世の時代から350年以上にわたる伝統を守ってきた彼らにも、時代の波は容赦なく押し寄せる。選ぶべき道は、歴史の継承か、新時代の表現か。

さらに史上最年少でバレエ団芸術監督に大抜擢され、"ナタリー・ポートマンの夫"としても注目を集めていたバンジャマン・ミルピエの1年半での電撃退任と、カリスマ・エトワール:オレリー・デュポン就任というマスコミをも巻き込んだ大騒動。

そして2015年11月、パリの劇場が襲撃された同時多発テロ。混迷を極めた今の時代に、彼らは自問し続ける。「今、オペラ座に求められるものは何なのか──?」

今までパリ・オペラ座を扱ったドキュメンタリー映画はたくさんありましたが、この作品はオペラを中心に描いています。でも、バレエファンであっても、劇場を愛する人にとっては面白いことこの上ないドラマが描かれています。

2015年1月から1年半ほどの期間で撮影されたこの作品。歌手育成プログラム、パリ・オペラ座アカデミーで学ぶ若いバス・バリトン歌手ミハイル・ティモシェンコ。教育プログラム「学校とオペラの10か月」で学ぶ子どもたち。そしてオペラ座総裁ステファン・リスナー。彼らのエピソードを中心に、激動の1年半を乗り切った劇場とそれを取り巻く人々が描かれます。

シーズンはじめのストライキでの公演中止、同時多発テロ、新制作『ニュルンベルクのマイスタージンガー』主演歌手の初日2日前のドタキャン、さらにバンジャマン・ミルピエの退任騒動と、よくもまあこれだけのトラブルが続いたものです。文化相からの圧力、チケット代金を値上げするべきかどうかという、劇場の存亡をかけた議論も登場します。なんとか劇場を走り続けさせようと奔走し、懸命に働く人々。そこには劇場と芸術への深い愛が感じられます。主演歌手が降板した場合にはこうやって代役を探すのか、というプロセスもとても興味深いです。

中でも印象的だったのが、ロシアの田舎から出てきたバス・バリトン歌手ミハイル・ティモシェンコの純朴さと真摯さ。大スター、ブリン・ターフェルのリハーサルを食い入るようにキラキラとした瞳で見入って素敵な会話を交わしたり、衣装合わせをしている時のワクワクした様子。誰もが彼を応援せずにはいられないことでしょう。そしてシーズン・オープニングのロメオ・カステルッチ演出『モーゼとアロン』に登場する「イージーライダー」という名前の巨大な雄牛は強烈なインパクトを残します。牛も演技指導をされてしまうとは!『ファウストの劫罰』のリハーサルでは、超人気テノール、ヨナス・カウフマンの姿も見られます。

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強烈といえば、もう一つの大きなドラマは、バンジャマン・ミルピエの退任の件。ダンサーたちから不満の声が上っていたミルピエに辞任を迫るリスナーの電話の様子が記録され、そして退任とオーレリー・デュポン新芸術監督の就任の記者会見の模様も登場します。退任を告げた時に誰もねぎらう様子がなくて、オペラ座の怖さが伝わる一瞬でした。同じくドキュメンタリー『ミルピエ パリ・オペラ座に挑んだ男』と併せて観るとより一層味わい深いところです。

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バレエのパートは少ないものの、怪我でなかなか舞台を観ることが難しい人気エトワール、エルヴェ・モローがミルピエの振付作品『La nuit s'achève』をリハーサルする様子が記録されているのは、ファンにとっては嬉しいこと。また、『ラ・バヤデール』ニキヤ役をリハーサルするアマンディーヌ・アルビッソン、そして影の王国のコール・ド・バレエを踊るスジェのファニー・ゴルスの舞台リハーサルも登場します。

華麗なパリ・オペラ座の舞台の裏で、多くの人が困難を乗り越えて劇場を支えていることが伝わる好ドキュメンタリー。それも、驚くほどドラマティックで面白いエピソードばかり。パリ・オペラ座バレエのファンにも、オペラファンにも、舞台芸術ファンにもぜひ観ていただきたい作品です。

Photo


「新世紀、パリ・オペラ座」

2017/12/9(土)よりBunkamuraル・シネマほかにてロードショー
上映劇場リスト
http://gaga.ne.jp/parisopera/theater/index.php


こちらはアメリカ版の予告編

監督ジャン=ステファヌ・ブロン
キャスト
<オペラ座総裁>ステファン・リスナー
<バレエ団芸術監督>オレリー・デュポン、バンジャマン・ミルピエ
<音楽監督>フィリップ・ジョルダン
<オペラ歌手>ブリン・ターフェル、ヨナス・カウフマン、オルガ・ペレチャッコ、ジェラルド・フィンリー、ミヒャエル・クプファー・ラデツキー、ミハイル・ティモシェンコ、ブランドン・ヨヴァノヴィッチ
<バレエダンサー>アマンディーヌ・アルビッソン、エルヴェ・モロー、ファニー・ゴルス

作品情報 2017年/フランス・スイス/111分受賞
ノミネート 2017年モスクワ国際映画祭 ドキュメンタリー映画賞受賞
配給 ギャガ

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2017/11/17

KARAS APPARATUSアップデイトダンスNo.49「顔」 佐東利穂子ソロダンス/パリ・オペラ座バレエ「グラン・ミロワール」

パリ・オペラ座バレエでの創作をはじめとする秋のツアーを終えた、勅使川原三郎さんの新作「顔」が、KARAS APPARATUSで今週末より上演されます。

http://www.st-karas.com/news_jp/

今年の秋はオペラ座での新作「Grand miroir」やヨーロッパでの活動が中心だったため、東京での公演は8月の「月に吠える」以来、そしてKARAS APPARATUSでの公演は7月の「イリュミナリオン」以来となります。

パリ・オペラ座バレエでの「Grand miroir グラン・ミロワール」は、賛否両論はあったものの、多くの現地メディアに取り上げられて評判を呼びました。勅使川原さんの独特の舞踊語彙を見事に咀嚼して見せたマチュー・ガニオやジェルマン・ルーヴェ、ほぼ主役というべき役に抜擢されたリディ・ヴァレイエスの踊りは絶賛されました。エサ=ペッカ・サロネンの指揮、諏訪内晶子さんのヴァイオリン演奏も素晴らしかったとのことです。

勅使川原三郎振り付け新作「グラン・ミロワール」 パリ・オペラ座バレエ団、攻めの作品に熱い拍手
http://www.sankei.com/entertainments/news/171112/ent1711120004-n1.html


Grand miroirを勅使川原さんがリハーサルする映像

https://www.operadeparis.fr/magazine/lincessant-mouvement-de-la-vie

Grand miroirのほか、「アゴン」「春の祭典」も含めたリハーサル映像

ここでは本編の映像を少し観ることができます。
https://culturebox.francetvinfo.fr/danse/danse-contemporaine/de-balanchine-a-pina-bausch-un-resume-de-la-vie-a-l-opera-garnier-264345

10月11日にフランス・パリのフィルハーモニー・ド・パリにて行われた
勅使川原三郎さんと佐東利穂子が出演したアンサンブル・ピグマリオンの公演は、Cultureboxにて全編視聴することができます。(勅使川原さん、佐東さんが登場するのは38分過ぎから)

Bach - Cantatas BWV 31, 34, 51 & 191 by Raphael Pichon 1/7
https://culturebox.francetvinfo.fr/opera-classique/musique-classique/c-est-baroque/concerts/bach-par-raphael-pichon-a-la-philharmonie-1ere-partie-263439

そして待望の新作『顔』です。こちらは、佐東利穂子さんのソロダンスになります。

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photo : 左 / Saburo Teshigawara 右 / Mariko Miura


パリ・オペラ座、フィルハーモニー・ド・パリなど世界の大舞台で活躍するトップアーティストの至芸を、親密な空間で堪能できる貴重な機会です。今ダンサーとしての絶頂期にある佐東さんの、圧倒的で唯一無二の鮮烈なダンスをぜひ目撃してください。


アップデイトダンスNo.49 

「顔」

全身には顔というよく動くところがある 

気持ちが形として表れる

言葉よりも心の近くにあり
 
身体の他のどの部分より人をひきつけ

喜ばせ悲しませる 

精一杯に生きる姿が背中のようにあからさまに

               勅使川原三郎

アップデイトダンスNo.49
「顔」

演出・照明 勅使川原三郎
出演 佐東利穂子

【日時】2017年
11月18日(土)20:00
11月19日(日)16:00
11月20日(月)20:00
11月21日(火)20:00
11月22日(水)休演日
11月23日(祝)20:00
11月24日(金)20:00
11月25日(土)20:00
11月26日(日)16:00
開演30分前より受付開始、客席開場は10分前

【会場】カラス・アパラタス/B2ホール

【料金】(全席自由)
一般 予約 3000円 当日3500円 学生2000円(予約,当日共に)

【予約】メール updatedance@st-karas.com 
件名を「アップデイトNo.49」として、本文にご希望の日付・一般または学生・枚数・郵便番号・住所・氏名・?日中連絡のつく電話番号をご記入ください。

予約は各回前日の24時まで受け付けています。

【問合せ】TEL. 03-6276-9136

2017/10/17

パリ・オペラ座バレエの2018年米国ツアー中止か

パリ・オペラ座バレエは2018年7月に、リンカーンセンターフェスティバルの一環として、ニューヨーク公演を行い、また、シカゴとダラスでも公演を行うことになっていました。

予定されていた演目は、「ラ・シルフィード」、および「若者と死」、「エチュード」のプログラム、そしてフォーサイスの「ブレイク・ワークス」、クリスタル・パイトの「The Season's Canon」そしてイヴァン・ペレーズの新作という3つのプログラムでした。

ところで、このアメリカツアーが中止になるという報道が出ています。

フィリップ・ノワゼット氏による記事
http://www.sceneweb.fr/actu-tournee-ballet-de-lopera-de-paris-a-new-york-annulee/

まだパリ・オペラ座からの公式の発表はありません。

キャンセルの理由ですが、スポンサーの撤退による資金不足が最大の要因のようです。さらにリンカーンセンターフェスティバルの芸術監督が2017年7月に退任し、まだ後任が決定していません。パリ・オペラ座バレエは、今年7月のリンカーンセンターフェスティバルでは、ボリショイ・バレエ、NYCBと共演した「ジュエルズ」で「エメラルド」パートを上演しましたが、現地での批評は厳しいものだったようです。

詳しいことはこれ以上はわかっていませんので、続報が出るかと思います。

パリ・オペラ座バレエは6月の終わりから7月に上演する予定の作品は、これで「ラ・フィユ・マル・ガルデ」だけとなってしまいます。パリでの公演を増やすのか、あるいはほかの場所へのツアーに振り替えるのか、いずれになるとは思われますが。

前芸術監督のバンジャマン・ミルピエはこのようなツイートをしています。


アメリカでの芸術に振り向けられる資金はどんどん減ってしまってるという時代になってきているようです。

2017/07/15

『パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち』エトワールインタビューコメント

パリ・オペラ座バレエが、その輝かしい伝統を継承していく姿を舞台裏から捉えたドキュメンタリー映画『パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち』が7/22(土)よりいよいよ公開となります。

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http://backstage-movie.jp/

古今東西、世界中のダンサーが憧れ、バレエファンに愛され続けているバレエの殿堂“パリ・オペラ座”。
創立から356年という長きに渡り、なぜ“パリ・オペラ座”が最高峰であり続けてきたのか? それはダンサー個人の素質や才能だけでなく、“オペラ座”の伝統を伝えようとする指導者たちの情熱だった!

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本編内に登場するパリ・オペラ座バレエ団、最高位であるエトワールを務める人気ダンサー、アマンディーヌ・アルビッソンとジョシュア・オファルトから、同バレエ団で活躍する気鋭の日本人ダンサー、オニール八菜について、そしてバレエを学ぶ子どもたちへの温かい応援メッセージが届いています。


■アマンディーヌ・アルビッソン(エトワール) 

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1989年生まれ。1999年にパリ・オペラ座学校に入学し、2006年にパリ・オペラ座バレエ団に入団。2014年、25歳の若さでエトワールに任命される。伸びやかな長身を生かして「白鳥の湖」オデット/オディール役など古典作品から、ミルピエ振り付け「ダフニスとクロエ」など現代作品も得意とし、幅広いレパートリーを持つ。

Q:本作内「ラ・バヤデール」で共演したオニール八菜さんについては?

彼女については良いことしか語れません。優しくて心が広く、気持ちがシンプルで潔い人です。おそらくこれから素晴らしいキャリアを歩む、大きな可能性に満ちていると思います。

Q:あなたが考えるパリ・オペラ座の伝統と魅力とは?

クラシック・バレエや現代的なヌレエフの作品などの演目そのものを受け継いでいくこと、そしてダンサーたちの実力も伝統だと思います。私たちには古典も現代作品も、同じようにたやすく踊らなければならない使命があります。

オペラ座は仕事場として世界一美しい場所です。私はオフィスと呼んでいますが(笑)毎朝出勤する時に見上げて、なんて私は恵まれているんだろうと思います。


Q:オペラ座に憧れるバレエを学ぶ子どもたちに伝えたいことは何でしょうか。

とにかく踊ることを、情熱をもって思い切り楽しんでほしいです。ただ、バレエはすごくハードです。毎日休むことなく努力するという覚悟が必要です。ただ、それを続けて形にすることができたときには、信じられないような感覚を舞台で味わうことができるので、ぜひそのことを知ってほしいです。

■ジョシュア・オファルト(エトワール)

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1998年、パリ・オペラ座学校に入学。2002年に18歳で同バレエ団に入団し、スジェ時代から王子役など主役を踊る。2012年、エトワールに任命。自身のダンスウェアブランド「Hoffalt」のデザインを手がけ、世界中のダンサーから愛用されている。

Q:エトワールとしての責任感と誇りとは?

エトワールであることは、自分に自信を与えてくれることもありますが、役によっては、責任の重みを感じ過ぎて負担になってしまうこともあります。宝石店のショーウィンドーに飾ってある旬の宝石がエトワールだと感じていて、自分はパリ・オペラ座のそれだという意識でいつも踊っています。

Q:パリ・オペラ座を目指す子どもたちに伝えたいメッセージは?

可能性というのはどこまでもあるものです。“ここまでしかできない”とは決して思わないでほしい。僕自身、裕福でない家庭に生まれ、まさかパリ・オペラ座バレエ団の一員として世界中で踊る日が来るとは思っていませんでした。何でもできるんだよ、と伝えたいです。ダンスに限らず、情熱をもって打ち込めるものを見つけてほしいと思います。

*******
こちら2名のエトワールのインタビューについては、今年3月のパリ・オペラ座バレエ来日公演の際に、私が取材をさせていただきました。より詳しいインタビューについては、劇場用パンフレットに掲載されていますので、ご覧いただければ幸いです。劇場用パンフレットでは、他に演目紹介、出演者紹介も書かせていただいています。

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監督:マレーネ・イヨネスコ 『ロパートキナ 孤高の白鳥』

出演:マチュー・ガニオ/アニエス・ルテステュ/ウリヤーナ・ロパートキナ/オニール八菜/バンジャマン・ペッシュ/ウィリアム・フォーサイス

2016/フランス/86分/原題:BACKSTAGE/字幕翻訳:古田由起子/字幕監修:岡見さえ

配給:ショウゲート/協力:(公財)日本舞台芸術振興会 ©Delange Production 2016

公式サイト:backstage-movie.jp

7/22(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー


2017/07/14

映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』劇場パンフレット

明日(7月15日)から公開される、映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』

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ロイヤル・バレエを電撃退団したセルゲイ・ポルーニンの、幼少時から現在に至るまでの軌跡を追ったドキュメンタリーで、天才ゆえに呪われ傷ついた青年の、人生の葛藤を描いたものとなっています。挿入されるダンスシーンも素晴らしいのですが、バレエファン以外にも楽しめる普遍的な成長譚で、とても心を動かされました。

こちらの作品の劇場用パンフレットに、作品の中に登場するバレエ作品の解説を2ページ書かせていただいています。とても美しいパンフレットに仕上がっており、ポルーニンのインタビュー始め他の著者の方による文章も読み応え十分です。よろしければぜひお求めください。


なお、7月17日には、映画の公開を記念したトークイベントがあります。草刈民代さんと乗越たかおさんの対談です。

『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』公開記念トークイベント

■日付:2017年7月17日(月・祝)
■時間:10:30の回上映後 
■会場:Bunkamura ル・シネマ
■ゲスト:草刈民代(女優) 
[聞き手]:乗越たかお(舞踊評論家)

※対象回は予告編の上映がございません。お時間までにご着席ください。
※対象回のお座席指定券をご購入いただいた方がご参加頂けます。

http://www.uplink.co.jp/dancer/

「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」
監督:スティーヴン・カンター
『Take me to church』演出・撮影:デヴィッド・ラシャペル
2016年/イギリス・アメリカ/85分
配給:アップリンク・パルコ

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2017/07/07

パリ・オペラ座バレエ 外部入団試験の結果(速報、後で追記予定)

パリ・オペラ座バレエ 外部入団試験が7月6日に行われしました。

なかなか結果が出るのに時間がかかりましたが、2名の合格が発表されています。

Seo-Hoo Yun
Naïs Duboscq

二人とも女子です。
Seo Hoo Yunは昨年4位で、その前の年は7位。2014年ヴァルナ国際コンクールでジュニア1位、2011年のYAGPファイナルで1位でした。すでに2015年より期間契約団員としてオペラ座で踊っています。
英語の記事
http://english.donga.com/List/3/08/26/536165/1

Naïs Duboscqは、昨年2位(その前の年は9位)で、同じく期間契約団員としてオペラ座で踊っています。2015年にオペラ座学校を卒業しているそうです。
https://www.instagram.com/naisdub/?hl=fr

女子の順位


1. See-Hoo Yun (入団)
2. Naïs Duboscq (入団)
3. Chelsea Adomaitis
4. Nine Seropian
5. Chloé Réveillon
6. Hohyun Kang
7. Manon Boulac
8. Margaux Gaudy-Talazac
9. Shanti Mouget
10. Adèle Belem
11. Eriko Nakajima
12. Philippine Flahaut
13. Margherita Venturini
14. Jeanne Palayret
15. Emilia Sambor
16. Carlotta Onesti
17. Anouck Vallez
18. Lucy Eliott

現在オペラ座の契約団員である中島映理子さんは11位でした。また、エトワール、カロル・アルボの娘であるアデル・ベレム(やはり期間契約団員)は10位。なかなか厳しいですね。


男子は合格者なしです。

01. Joseph Aumer
02. Guillaume Diop
03. Nikolaus Tudorin
04. Haruo Niyama
05. Emmanuel Vazquez
06. Xavier Alberto Nunez Vazquez
07. Loup Marcault-Derouard
08. Gaétan Vermeulen
09. Noam Durand
10. Manuel Garrido
11. Giacopo Giarda
12. Anicet Marandel
13. Paul Delanoë
14. Victor Prigent
15. Nathan Bisson
16. Tristan Ridel
17. Rémy-Hugo Buyens
18. Simon Yoshida
19. Mathéo Bourreau
20. Davide Battistoni

二山治雄さんは今年も受験して、4位と順位が上がっています(昨年は7位)。また期間契約団員となる可能性もある順位ですね。1位のJoseph Aumerはロイヤル・バレエスクール出身で、ロイヤル・バレエの研修生にも合格していましたが、昨年は3位でオペラ座の契約団員の方を選んでいました。18位のSimon Yoshidaさんは、2009年にローザンヌに出場し、クロアチア国立バレエのソリストをされている吉田司門さんかな?(自信なし)

2017/07/06

パリ・オペラ座バレエ、内部入団試験の結果

パリ・オペラ座バレエ、内部入団試験が7月5日に行われ、合格者が発表されています。

http://www.forum-dansomanie.net/forum/viewtopic.php?t=7619

http://www.dansesaveclaplume.com/a-la-barre/431014-concours-de-recrutement-interne-2017-du-ballet-de-lopera-de-paris-les-resultats/

女子

1 - Bianca Scudamore, 昇進

2 - Bleuenn Battistoni, 昇進

3 - Emilia Sambor

4 - Manon Boulac

5 - Margherita Venturi

6 - Margaux Gaudy-Talazac


男子

1 - Alexandre Boccara, 昇進

2 - Milo Avêque, 昇進

3 - Samuel Bray, 昇進

4 - Jack Gasztowtt, 昇進

5 - Guillaume Diop

6 - Loup Marcault-Derouard


女子1位のBianca Scudamore,はオーストラリア出身で、2015年のローザンヌ国際コンクールのファイナリストでオペラ座学校のスカラシップを授与されています。YAGPファイナルでも2015年に3位に入賞しています。オペラ座学校の2016年12月の学校公演でも、際立っていたとのこと。

オーストラリア時代の記事
https://t.co/YIwO116cvm

ローザンヌ国際コンクールファイナルでの演技


7月6日には外部入団試験が行われます。5日の内部試験に合格しなかったオペラ座学校の生徒も受験することができます。

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2017/03/28

パリ・オペラ座のドキュメンタリー映画『L'Opéra』

今年7月に、マレーネ・イヨネスコ監督のドキュメンタリー映画『パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち』が公開されますが、もう一本、パリ・オペラ座を扱った映画が製作されたようです。

L'Opéra
http://www.unifrance.org/film/41019/l-opera

今年(2017年)4月5日にフランスで劇場公開されるそうです。Jean-Stéphane Bron監督作品。

主に2015-16年のパリ・オペラ座のバレエとオペラの両方の舞台裏、そこで働く人たちの様子を捉えた作品とのこと。

予告編

予告編を見ると、『ラ・バヤデール』の舞台や、アマンディーヌ・アルビッソンとエルヴェ・モローがリハーサルを行っている場面などが登場しています。1時間50分。

この作品ですが、日本での配給権をギャガが購入したとのことなので、こちらも劇場公開されることになるでしょうね。

2017/03/26

オペラ座が舞台のアニメ映画『バレリーナ(原題)』8月日本公開予定

以前もこのブログでご紹介した、パリ・オペラ座を舞台にしたフランスのアニメ映画「Ballerina」が、今年8月に日本で公開されることが決定し、公式サイトもオープンしていました。

映画『バレリーナ(原題)
http://ballerina-movie.jp/

8月新宿ピカデリー他全国ロードショー予定だそうです。キノフィルムズ、木下グループ配給。

フランスの大手映画製作・配給会社ゴーモンが製作。ピクサー社のアニメのようなスタイルの3Dアニメで、共同プロデューサーの中には、大ヒット映画「最強のふたり」(アカデミー賞外国語映画賞ノミネート)のプロデューサー Quad ProductionのNicolas Duval Adassovsky, Yann Zenou, とLaurent Zeitouがいます。

ヒロインの英語版吹き替えにエル・ファニングで、日本の公式サイトでもエル・ファニングの名前が出ていることから、英語版での公開もありそうです。

この映画の中に登場するダンスの振付はオーレリー・デュポンとジェレミー・ベランガールが監修しています。

ストーリー
1884年にブルターニュの孤児院を逃れパリにやってきた、バレリーナになるという夢を抱いている貧しい11歳の少女フェリーチェが主人公。わがままなライバル、カミ―ユの身分を詐称し、不思議な掃除婦オデットの教えの下必死にバレエを稽古し、発明家を目指す友人ヴィクトールに出会い、そしてパリ・オペラ座学校に入学するという冒険が始まります。

海外予告編

映画評サイトRotten Tomatoesでもトマトメーターが79%と評価が高い作品、日本でも観ることができるのは嬉しいですよね。

******

今年の6月から夏にかけて、バレエ/ダンス関連の映画の公開が多数あり、嬉しい限りです。

「ザ・ダンサー」 モダンダンスの祖と言われる伝説のダンサー、ロイ・フラーの半生を描く伝記ドラマ。6月3日公開
http://www.bunkamura.co.jp/cinema/lineup/17_danseuse.html

「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」セルゲイ・ポルーニンの半生を追ったドキュメンタリー映画。7月15日公開
http://www.uplink.co.jp/dancer/

「パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち」パリ・オペラ座の356年の夢と伝統はどうやって守られてきたのか?オペラ座の舞台裏を追ったドキュメンタリー映画。7月22日公開
http://backstage-movie.jp/

2017/03/11

『パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち』7月22日公開決定、予告編とポスター

パリ・オペラ座バレエ団の舞台裏と伝統の受け継ぐダンサーたちの姿を描き出したドキュメンタリー映画、『パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち』のBunkamuraル・シネマの公開初日が7月22日(土)に決定しました。

http://backstage-movie.jp/

先日、来日公演中にユーゴ・マルシャンに対してエトワール昇格の発表がなされるという歴史的瞬間に会場全体が総立ちで称えるという華やかな出来事が起こったパリ・オペラ座バレエ団。ポスターでは作品の舞台となるパリ・オペラ座ガルニエ宮の美しい外観をメインに据え、マチュー・ガニオやアニエス・ルテステュの笑顔、未来のエトワール候補たちの姿、そして、プルミエ・ダンスーズに昨年昇格した日本出身のダンサー、オニール八菜の軽やかなポーズが印象的です。

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また、子供たちのキラキラした羨望の眼差しから始まり、未来へ伝統を引き継いで行くダンサーたちの誇りが感じられる感動の予告編も完成しました。

現在開催中のパリ・オペラ座バレエ公演の会場でも、この映画の前売り券は、素敵なチケットホルダーという特典つきで販売されています。

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こちらの映画、すでに拝見していますが、パリ・オペラ座バレエファンにはたまらない貴重な映像がたくさん観られます。『パキータ』のソロをギレーヌ・テスマーに指導されるマチュー・ガニオ、パリ・オペラ座の伝統を引き継ぐことについて大いに語るアニエス・ルテステュ、『愛の伝説』をリハーサルするウリヤーナ・ロパートキナ、そして『ラ・バヤデール』でニキヤ役アマンディーヌ・アルビッソンとガムザッティ役オニール八菜さんの息詰まる対決シーンのリハーサルなど。劇場公開が待ち遠しいです。

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監督:マレーネ・イヨネスコ(『ロパートキナ 孤高の白鳥』『至高のエトワール~パリ・オペラ座に生きて~』)

出演:マチュー・ガニオ/アニエス・ルテステュ/ウリヤーナ・ロパートキナ/オニール八菜/バンジャマン・ペッシュ/ウィリアム・フォーサイス/アマンディーヌ・アルビッソン/ジョシュア・オファルト/エリザベット・プラテル/バンジャマン・ミルピエ/ジャン=ギョーム・バール/ローラン・イレール/ジェレミー・ベランガール/ステファン・ビュリヨン/ギレーヌ・テスマー

配給:ショウゲート  
公開 Bunkamuraル・シネマ 7月22日(土)より
(他全国公開予定)

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