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パリ・オペラ座バレエ

2017/02/24

パリ・オペラ座とロイヤル・バレエ合同ガラ「バレエ・スプリーム」演目

パリ・オペラ座&ロイヤル・バレエの夢の共演<バレエ・スプリーム>

http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/post-703.html

東京バレエ団「ウィンター・ガラ」の会場で予定演目が張り出されていたと教えていただきました。(私も観に行ったのですが気が付かず)

<Aプロ>
オペラ座チーム

「白鳥の湖」2幕よりパ・ド・ドゥ (ヌレエフ版)
ミリアム・ウルド=ブラム、マチアス・エイマン

「白鳥の湖」3幕よりパ・ド・トロワ (ヌレエフ版)
レオノール・ボラック、ジェルマン・ルーヴェ、フランソワ・アリュ

「エスメラルダ」 プティパ振付
オニール八菜、ユーゴ・マルシャン

ロイヤルチーム

「ラプソディ」 アシュトン振付
ヤーナ・サレンコ、スティーヴン・マックレー

リアム・スカーレット作品
フランチェスカ・ヘイワード、マルセリーノ・サンベ

「ジゼル」よりパ・ド・ドゥ
高田茜、ベンジャミン・エラ

「アポロ」 バランシン振付
サラ・ラム、フェデリコ・ボネッリ

タップ・ソロ
スティーヴン・マックレー

****
「ドン・キホーテ」ディヴェルティスマン
パリ・オペラ座&ロイヤル・バレエ合同チーム


<Bプロ>
ロイヤルチーム

「真夏の夜の夢」よりパ・ド・ドゥ アシュトン振付
高田茜、ベンジャミン・エラ

「タランテラ」 バランシン振付
フランチェスカ・ヘイワード、マルセリーノ・サンベ

「コンチェルト」 マクミラン振付
サラ・ラム、フェデリコ・ボネッリ

「ドン・キホーテ」よりパ・ド・ドゥ
ヤーナ・サレンコ、スティーヴン・マックレー


オペラ座チーム

「ロミオとジュリエット」よりパ・ド・ドゥ ヌレエフ振付
レオノール・ボラック、ジェルマン・ルーヴェ

(作品未定)
ミリアム・ウルド=ブラム、マチアス・エイマン

「グラン・パ・クラシック」 グーセフ振付
オニール八菜、ユーゴ・マルシャン

「レ・ブルジョワ」 ファン・コーエンブルグ振付
フランソワ・アリュ

****
「眠れる森の美女」ディヴェルティスマン
パリ・オペラ座&ロイヤル・バレエ合同チーム

ちょっと現代作品が少ないですが、魅力的な演目が揃った上に、合同チームでのディヴェルティスマンがあるということで、とても楽しみになってきましたね。

■公演日程
Aプロ
7月26日(水) 18:30 
7月27日(木) 18:30 

Bプロ
7月29日(土) 13:00 
7月29日(土) 18:00.
7月30日(日) 14:00 

■会場:文京シビックホール(都営地下鉄「春日」/東京メトロ「後楽園」下車)  

■入場料(税込み): S=\19,000 A=\17,000 B=\15,000 C=\12,000 D=\9,000 

■NBS WEBチケット先行発売[座席選択 S~D]: 3/21(火)21時~3/27(月)18時

■一斉発売:4/8(土)10時~

■チケットのお申し込み/お問い合わせ 
NBSチケットセンター 03-3791-8888 (平日10:00~18:00、土曜10:00~13:00)

2017/01/25

パリ・オペラ座バレエ 2017/18シーズン 正式発表/オーレリー・デュポンのインタビュー

パリ・オペラ座バレエの2017/18シーズンが1月25日に正式発表されました。

(当初予定されていた28日より早い発表になったのは、内容がリークしていたからかもしれません)

https://www.operadeparis.fr/saison-17-18/ballet

内容的には、リークしていた内容とほとんど同じなので、Twitterで流れていた記者会見の内容を中心にお知らせします。

ガラ (デフィレ、ハンス・ファン・マネン「3つのグノシェンヌ」、シディ・ラルビ・シェルカウイ「牧神」、バランシン「ダイヤモンド」) 9月21日 ガルニエ

ジュエルズ (ジョージ・バランシン振付) 2017年9月24日から10月12日 ガルニエ ※ゲストカンパニーなし

ジョージ・バランシン「アゴン」/勅使川原三郎(新作)/ピナ・バウシュ「春の祭典」 2017年10月25日から11月14日 ガルニエ

アレクサンドル・エックマン「プレイ」(新作) 2017年12月6日から12月30日 ガルニエ

ドン・キホーテ (ルドルフ・ヌレエフ振付) 2017年12月11日から2018年1月6日 バスティーユ 18公演

オネーギン (ジョン・クランコ振付) 2018年2月11日から3月7日 ガルニエ 21公演

バンジャマン・ミルピエ「ダフニスとクロエ」/モーリス・ベジャール「ボレロ」 2018年2月27日から3月22日 バスティーユ

オルフェオとエウリディーチェ (ピナ・バウシュ振付) 2018年3月27日から4月5日 ガルニエ

ロミオとジュリエット (サシャ・ヴァルツ振付) 2018年4月10日から5月3日 バスティーユ

パリ・オペラ座学校公演 ダンス組曲 (Clustine)、Un Ballo (キリアン), スプリング・アンド・フォール (ノイマイヤー) 
4月15日、17日、18日

アンヌ=テレサ・ド・ケースマイケル「カルテットNo. 4」、「大フーガ」、「ワルギルプスの夜」  2018年4月27日から5月18日 ガルニエ

ジェームズ・ティエレ(新作)/クリスタル・パイト「The Seasons' Canon」/イヴァン・ペレース(新作)/ホフェッシュ・シェクター「The Art of Not Looking Back」 2018年5月19日から6月8日まで ガルニエ (開演1時間前から、ガルニエ宮の公共スペースにてティエール振付作品が上演される)

リーズの結婚(ラ・フィユ・マル・ガルデ) (フレデリック・アシュトン振付) 2018年6月25日から7月14日 ガルニエ (7月14日の公演は無料)

記者会見には、勅使川原三郎さんも同席していました。


勅使川原さんの新作は、エサ=ペッカ・サロネンのヴァイオリン協奏曲に振付けられた作品となります。「勅使川原さんは、私に即興を行うリスクについて教えてくれました」」と会見でオーレリー・デュポンは語りました。指揮もサロネンが行い、ヴァイオリンのソリストは諏訪内晶子さんが務める予定です。

新作を振付けるイヴァン・ペレースは、元NDTのダンサー。「毎年新しい若い振付家を招きます。リスクを取りましょう。とても興奮しています。今年はイヴァン・ペレースです」と会見でオーレリー・デュポンは紹介しています。彼の作品は、10人の男性ダンサーのための作品とのことです。(これは面白そうですね)

来シーズン、マリ=アニエス・ジロは「オルフェオとエウリディーチェ」で、エルヴェ・モローはサシャ・ヴァルツの「ロミオとジュリエット」でオペラ座を引退します。また、今春のカニンガム/フォーサイスプログラムでジェレミー・ベランガールが(このプログラムの最後の5公演において、20分間の即興の作品を踊るとのこと)、夏のニューヨークツアー、バランシンの「エメラルド」でレティシア・プジョルも引退します。さらに、カール・パケットは、その次の2018/19シーズンのヌレエフ振付「シンデレラ」で引退するそうです。
(そのあたりは、こちらの記事に書いてあります。)

オペラ座のツアーは、今年は3月の日本公演の他、2018年6月、7月にニューヨークとシカゴにもツアーを行います。ニューヨークに2週間、シカゴに1週間で、「ラ・シルフィード」「ブレイク・ワークス」「若者と死」、「エチュード」、イヴァン・ペレースの新作。また、今年の夏はニューヨークでは、ボリショイ・バレエ、ニューヨークシティ・バレエとの「ジュエルズ」合同公演もあります。

デュポンは、就任の時に「パリ・オペラ座バレエはコンテンポラリー作品も踊るクラシックのカンパニーです」と語っていましたが、今回、純粋な19世紀の古典はヌレエフの「ドン・キホーテ」のみ。デュポンの考えでは「ジュエルズ」「オネーギン」「ラ・フィユ・マル・ガルデ」も古典として考えているとのことですが、「1シーズンに6作品も古典作品を上演したら、ダンサーたちは怪我をしてしまいます」とのことで、1シーズン4作品までが限界だと思っているそうです。

今回のプログラムを見たところ、ルフェーブルの影響の強いプログラムであるという印象が強く感じられます。フランスバレエ的な作品は、ベジャールの「ボレロ」くらいです。もう少しフランス・バレエの伝統を押し出した方が、批評家には受けることでしょう。

また、ミルピエが創設した振付アカデミーは、ウィリアム・フォーサイスがミルピエの退任に伴い、退任しましたが廃止されるそうです。「振付をしたいダンサーは振付をしてくれるので、アカデミーを持つ必要はありません」

いずれにしても、来シーズンからがオーレリー・デュポンの本領が発揮されるシーズンとなるはずです。どのような成果がもたらされるか、行方を見守っていきましょう。

オーレリー・デュポンのインタビュー記事
http://www.lexpress.fr/culture/scene/l-opera-de-paris-en-2017-2018-l-episode-millepied-aurelie-dupont-dit-tout_1872253.html

芸術監督への就任について

「現役時代から、総裁のステファン・リスネルとは、何をすべきで何をすべきでないかと行ったことについてよく会話をしていました。引退後も、私がオペラ座と距離を置いていた時でもこの会話を続けていました。ミルピエが退任することをある日知らされた時、私は、芸術監督のオファーを受ける前にいくつかの候補の名前を挙げました。なので、すぐに結論を出さなくてはならなかったのです!」

「こんなオファーを得てノーと返事できますか?なによりも、私がこのバレエ団の出身であることから白羽の矢が当たったと思うからです。この世界とは関係のない誰か人間的にも芸術的にもひどい人が選ばれるかもしれませんし。「私は正統な後継者で、ここのダンサーも、床もオペラ座のすべてのスタッフもAからZまで皆知っているし』と自分に言い聞かせました。ミルピエの挑戦は見て来たし、自分のビジョンをもたらそうとしました」

ミルピエの改革をどう思いましたか?そしてなぜ彼はこんなにも早く去ったのでしょうか。

「ミルピエはいくつかのことを理解していませんでした。すぐにこれらを変えようとしていたのですが、ここではそのような急速な変化は行われません。彼はある意味フランス人というよりアメリカ人で、パリ・オペラ座のカルチャーを持っていませんでした。彼はオペラ座学校の出身ではないし、このような、ヒエラルキーのあるカンパニーの一員であったこともありません」

「ここはパリ・オペラ座なのです。ニューヨークシティ・バレエの芸術監督になって、「これからはロシア・バレエ、リファール、ローラン・プティをやり、それ以外の作品は踊らなくします」とアメリカ人振付家の作品を踊るのをやめるようなものです。オペラ座は伝統であり、長年受け継がれてきたものです。彼は、伝統は自分と縁のないものだから保ちたくなかったのです。私はこの伝統で育ち、それは私の得た遺産であり、私の言葉なのです」

階級システムと昇進コンクールを変える考えは?

「もちろんありません。階級はダンサーを守るものです。現代作品においては階級は存在しません。振付家は学校を卒業したばかりの16歳の女の子を、引退を控えた40歳のダンサーと同様に選ぶことができます。古典においては、16歳の女の子に「眠れる森の美女」のオーロラ役を演じさせても、この役にふさわしい技術と芸術性はないでしょう。ヒエラルキーとは学ぶことです。より確固とした技術を持ち、振付家によって多く起用されることによって階級を登って行きます。16歳のダンサーが、レパートリーの中でも最も難しいヌレエフ作品の主演をすることはありません、それは毒でしかありません」

昇進コンクールは継続するんですね?

「ピラミッドシステムになっていいますし、どんなダンサーにも昇進するチャンスを与えるものです。バレエ団のダンサーたちは、このコンクールの維持について投票し、全員で継続することについて一致しました。ダンサーたちには「ノー」と言う権利も与えられていたのです」

伝統を揺り動かしたミルピエの後で、あなたは伝統に立ち返るつもりですか?

「でも彼はオペラ座を揺り動かしたのでしょうか?2年間では誰も何もできません。私は変化に反対しませんが、約束したことを引き受けるためには、長く続ける勇気も必要です。混乱をもたらし『変化が必要です』と繰り返し、実際には何も変えないで去るのは普通のことでしょうか?動き続けるカンパニーなので、すべてに革命をもたらすつもりはありません。もちろん、改善の余地はあります」

「たとえばダンサーの引退年齢です。今は42歳となっていますが、もっと早く引退したい人には早く去る機会を与えることです。怪我をして36歳で腰にプロテーゼを装着しているダンサーに多くを求めることはできません。もう踊れなくなってしまったら、何もできませんからね。そうでなければ今まで通りで良いと思います」

芸術監督の仕事はどのようなものでしょうか?

「温かいお皿に新鮮な素材を使ったメニューを作るようなものです。私は欲張りなんです(笑)。明日のスターを育てることであり、またすべてのキャストのプログラミングをすることで、とても楽しんでいます。ダンサーが必要としている作品を知ることも必要だけど、同時に観客が観たいものも知らなければなりません。両方とも重要なことです。ダンサーたちは、教育を受け、異なった作品を味わう必要があります。マーサ・グレアム、ヌレエフ、マクミラン、マッツ・エック、ピナ・バウシュなど」

「また、一年に一度は、オペラ座の素晴らしいダンサー、彼らの技術、ガルニエの舞台とホワイエに触れる機会のなかった無名の振付家に賭けて観ることも大事です。たとえば、来年新作を振付けるイヴァン・ペレースです。芸術監督の仕事としては、プロダクションのためのパトロンを探すこと、ツアーの準備などもあります。私は、自分がこの仕事に携わりたい5年間についてのビジョンがあります」

エトワールはどのように育てられるのでしょうか。

「彼らを探し求め、踊らせて、心理的に、そして肉体的に観察することによってです。自分がこの仕事を去る時に何人かの美しいエトワールを残したいと思っています。私は毎日、バレエ団のコール・ド・バレエとクラスレッスンを受けます。自分のためにもなるし、ダンサーを観察できます。彼らは私をダンサーとして知っているし、私の要求が高いことも知っています」

オーレリー・デュポンの一日はどんな感じでしょうか。

「7時に起床し、8歳と6歳の息子たちを学校に送り出して、オペラ座に到着します。スタジオで10時のクラスを受けて、必要に応じて繰り返しリハーサルを行います。3時半にオフィスに戻りますが、ランチを取り忘れていたことに気が付き、またプロダクションの打ち合わせでバスティーユへの往復を一日に1,2回します。いくつかのリハーサルに参加し、振付家と電話やSkypeで連絡を取ります。公演がある日は子守と連絡を取り合います。夜の12時ごろ家に帰り、また次の日となります。エトワールならば自分のことだけを考えればいいのでもっと楽ですね。150人のダンサーを管理するのは大変さが違います」

芸術監督になっていなかったら何をしていましたか?

「踊ることを続けながら一歩引いていたでしょう。それをし始めていたのです。オペラ座のダンサーだと、偉大な振付家が自分のところにやってくるのを待てばいいので何もしなくても良くて素晴らしい機会を与えられています。オペラ座を去ると、続けていく道と学びなおすことが問題となります。なので私はニューヨークにいってマーサ・グレアムのカンパニーで踊りました。私はとても若い時に、学校で、そして「月の誘惑」でグレアムのテクニックを試してとても楽しみました。1か月半マンハッタンで過ごして小さな役を学び、パリと行き来してオペラ座で何が起きているかをフォローしていました。明日何が行われるのかわからない、そんな素敵な時期でした。この仕事を得るまでは、テアトル・ド・パリで上演される「The Bachelor」の舞台に立つ機会のオファーを受け、そして映画を作ることといった計画がありましたが、それは棚上げしています。振付家のPontus Lidbergとの仕事の予定もありました」

2017-18シーズンについて教えてください。
「古典の高いレベルを保つために重要なクラシックの作品を上演します。『ジュエルズ』、『ドン・キホーテ』、『オネーギン』、『ラ・フィユ・マル・ガルデ』です。オペラ座学校は古典のバレエ学校なので、この遺産を受け継ぐのは必然です。また、ピナ・バウシュの『春の祭典』、ミルピエの『ダフニスとクロエ』、引退するエルヴェ・モローのリクエストに応じて私も踊る『ロミオとジュリエット』(サシャ・ヴァルツ)も再演します」

「また、ジェームズ・ティエレ、クリスタル・パイト、イヴァン・ペレーズのミックスプロも気に入っています。また、オペラ座にはまだ招かれたことがなかったイスラエルの素晴らしい振付家であるホフェッシュ・シェクターの改訂振付がレパートリー入りします。9月には、シェルカウイの『牧神』、私の大好きな84歳のオランダの振付家ハンス・ファン・マネンの『三つのグノシェンヌ』サティの音楽で一組のカップルのための作品を上演するガラがあります。ファン・マネンは150作品も作ってきましたが、オペラ座ではまだ上演されたことがありませんでした。またバランシンの『ジュエルズ』から『ダイヤモンド』もガラで上演されます。完璧なプログラムでしょう?」

<追記>
パリ・オペラ座新シーズンのプログラムを発表、オーレリー・デュポン舞踊監督他が記者会見
http://www.chacott-jp.com/magazine/news/other-news/post-181.html


「インプロヴィゼーションを私に教えてくれた大好きな振付家です」とオーレリーに紹介されて壇上に上った勅使川原三郎は「ダンスは新しい『生命』を作る場であり、音楽は生命と宇宙とを結びつけています。新作はエサ=ペカ・サロネン作曲の『ヴァイオリン協奏曲』の二部構成を生かし、ダンサーをたくさん使った作品にします。ダンスでは空間と時間が重要ですが、今回は生命が生まれ死んでいくことを音楽の流れに重ねて作品を作っていくつもりです。タイトルは未定ですが、照明、装置、衣装のイメージはすでにはっきりしています」と語り、新作に精力的に取り組んでいることを明らかにした。

2017/01/21

1/25 NHK Eテレ「旅するフランス語」にパリ・オペラ座が登場

NHK Eテレ「旅するフランス語」1月25日放送は、「大人のたしなみ1」。

https://www2.nhk.or.jp/gogaku/french/tv/

常盤貴子さんがオペラバスティーユを訪問し、舞台裏を見学。指揮者フィリップ・ジョルダン氏のインタビューもあるとのことです。

1月25日(水曜/火曜深夜) 午前0:00~0:25
再放送:翌週 (1月30日)月曜日 午前6:00~6:25

2017/01/20

パリ・オペラ座バレエ 2017/18シーズン 続報

パリ・オペラ座バレエの2017/18シーズンがリークしたという情報を以前お伝えしていました。
http://dorianjesus.cocolog-nifty.com/pyon/2016/12/201718-97e6.html

そして定期会員の元に来シーズンのパンフレットが送られて来たそうで、もう少し詳しいことが判明しています。

ガラ デフィレ、ハンス・ファン・マネン「3つのグノシェンヌ」、シディ・ラルビ・シェルカウイ「牧神」、バランシン「ダイヤモンド」 9月21日 ガルニエ

ジュエルズ (ジョージ・バランシン振付) 2017年9月24日から10月12日 ガルニエ ※ゲストカンパニーなし

ジョージ・バランシン「アゴン」/勅使川原三郎(新作)/ピナ・バウシュ「春の祭典」 2017年10月25日から11月14日 ガルニエ

アレクサンドル・エックマン「プレイ」(新作) 2017年12月6日から12月30日 ガルニエ

ドン・キホーテ (ルドルフ・ヌレエフ振付) 2017年12月11日から2018年1月6日 バスティーユ 18公演

オネーギン (ジョン・クランコ振付) 2018年2月11日から3月7日 ガルニエ 21公演

バンジャマン・ミルピエ「ダフニスとクロエ」/モーリス・ベジャール「ボレロ」 2018年2月27日から3月22日 バスティーユ

オルフェオとエウリディーチェ (ピナ・バウシュ振付) 2018年3月27日から4月5日 ガルニエ

ロミオとジュリエット (サシャ・ヴァルツ振付) 2018年4月10日から5月3日 バスティーユ

パリ・オペラ座学校公演 ダンス組曲 (Clustine)、Un Ballo (キリアン), スプリング・アンド・フォール (ノイマイヤー) 4月15日、17日、18日

アンヌ=テレサ・ド・ケースマイケル「カルテットNo. 4, 「大フーガ」、「ワルギルプスの夜」  2018年4月27日から5月18日 ガルニエ

ジェームズ・ティエレ(新作)/クリスタル・パイト「The Seasons' Canon」/ペレース(新作)/ホフェッシュ・シェクター「The Art of Not Looking Back」 2018年5月19日から6月8日まで ガルニエ (開演1時間前から、ガルニエ宮の公共スペースにてティエール振付作品が上演される)

リーズの結婚(ラ・フィユ・マル・ガルデ) (フレデリック・アシュトン振付) 2018年6月25日から7月14日 ガルニエ (7月14日の公演は無料)

新作は、勅使川原三郎、アレクサンドル・エクマン「プレイ」、ペレースとティエレの4作品で、勅使川原さんの作品は、エサ・ペッカ・サロネンのヴァイオリン・コンチェルトに振付けられるものだそうです。

クリスマス・イヴにはバスティーユで「ドン・キホーテ」があり、大晦日ではガルニエではエックマン作品、そしてバスティーユではオペラの「ラ・ボエーム」の上演があるということで、バスティーユでは大晦日のバレエはないようです。

また、1月の頭には通常、ゲストカンパニーが公演を行いますが、今のところゲストカンパニーの予定はないそうです。

パリ・オペラ座バレエの2017/18シーズンは、正式には1月28日に発表されるそうです。

2017/01/01

レオノール・ボラックが、パリ・オペラ座のエトワールに任命

大晦日の「白鳥の湖」後、レオノール・ボラックが、パリ・オペラ座のエトワールに任命されました。大晦日公演で、相手がエトワールのマチアス・エイマンということもあり、この昇進はキャスティングされた時点から噂をされていたようです。

レオノール・ボラック

パリ生まれ。2005年にパリ・オペラ座学校に入学し、2008年にパリ・オペラ座バレエに入団。2014年コリフェ、2015年スジェ、2016年にプルミエ・ダンス―ズに昇格。2014年にはAROP賞(パリ・オペラ座振興会賞)を受賞している。バンジャマン・ミルピエ芸術監督に積極的に起用され、スジェ時代にすでに『くるみ割り人形』のクララ、『ロミオとジュリエット』のジュリエット、『パキータ』で主演している。愛らしい容姿の持ち主で、特に情熱的なジュリエット役は高い評価を得た。一方でフォーサイス、マクレガー、ウィールドンなどの振付家の現代作品も得意としており、振付家の創造意欲をかき立てるミューズとなっている。今夏は『エトワール・ガラ2016』で来日し、来年3月のパリ・オペラ座来日公演でも『ラ・シルフィード』『ダフニスとクロエ』に出演する。

今年3月のパリ・オペラ座来日公演にも出演する予定です。
3月2日(木)6:30p.m.、3月4日(土)6:30p.m.「ラ・シルフィード」エフィ―役
3月9日(木)6:30p.m. 3月11日(土)1:30p.m. 3月11日(土)6:30p.m. <グラン・ガラ>「ダフニスとクロエ」リュセイオン役
http://www.nbs.or.jp/stages/2016/parisopera/index.html

また、公開中のドキュメンタリー映画「ミルピエ~パリ・オペラ座に挑んだ男」にも登場しています。

昨年夏のエトワール・ガラ2016、VOGUE JAPANで取材した時の映像

レオノール・ボラックはとても可愛らしく、謙虚で人柄が良いダンサーでした。英語も上手です。(英語でインタビューしました)

入団後ずっとカドリーユだったボラックは、ミルピエが就任後急に役が付くようになり、コリフェ、スジェ、プルミエと毎年昇進してきました。その後のオーレリー・デュポンにも気に入られているようです。コンテンポラリー作品に強いのは、エトワール・ガラでのビゴンゼッティ作品でも証明されていましたが、初めて踊ったオデット/オディールでエトワールに任命されたのですね。オペラ座は確実に世代交代が起きています。

2016/12/29

ジェルマン・ルーヴェが、パリ・オペラ座バレエのエトワールに任命

12月28日の『白鳥の湖』の公演の後、ジェルマン・ルーヴェが、パリ・オペラ座の総裁ステファン・リスネールによって(オーレリー・デュポンの提案により)エトワールに任命されました。

11月の昇進試験で来年1月1日にプルミエ・ダンスールに昇進することが決まっていたジェルマン・ルーヴェなので、飛び級で任命されたことになります。

ジェルマン・ルーヴェの正統派貴公子ぶりは、夏の「エトワール・ガラ2016」の時にご覧になった方も多いことでしょう。
8月にVOGUE JAPANで取材した時の模様
http://www.vogue.co.jp/celebrity/stylewatch/2016-08-05


また、現在も観ることができる、medici.tvの「白鳥の湖」の中継ではパ・ド・トロワとスペインを踊っています。
http://www.medici.tv/?utm_source=facebook&utm_medium=social&utm_term=lac+des+cygnes&utm_content=post+lien+fb&utm_campaign=live#!/swan-lake-tchaikovsky-nureyev-opera-de-paris

公開中のドキュメンタリー映画『ミルピエ~パリ・オペラ座に挑んだ男』もジェルマン・ルーヴェは登場しています。

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ジェルマン・ルーヴェはブルゴーニュ生まれ。2005年にパリ・オペラ座バレエ学校に入学し、2011年にパリ・オペラ座バレエに入団。2014年にコリフェ、2015年にスジェに昇進。2013年にはオペラ座の若手ダンサーに贈られるカルポー賞を受賞している。2016年の昇進コンクールで、2017年1月1日付でプルミエ・ダンスールに昇進することが決定した。コリフェの時に『くるみ割り人形』の王子/ドロッセルマイヤーという主役を踊り、また今年はレオノール・ボラックと『ロミオとジュリエット』で主演し、年末の『白鳥の湖』でもスジェながら王子役で主演。バンジャマン・ペッシュが「絵に描いたようなプリンス」と評するように、理想的な体型と貴公子的な容姿の持ち主。


2017年3月のパリ・オペラ座バレエ来日公演にも出演する予定です。
http://nbs.or.jp/stages/2016/parisopera/index.html

3月10日(金)6:30p.m、3月12日(日)3:00p.m.の『ダフニスとクロエ』

インタビュー記事
http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/20161130.html

http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/-2-514.html

オニール八菜さん、ジェルマン・ルーヴェをバンジャマン・ペッシュが指導しています。

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2016/12/21

2017年7月公開 映画『パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち』

パリ・オペラ座バレエ団の舞台裏を描き出したドキュメンタリー『Backstage』(原題)。『ロパートキナ 孤高の白鳥』や『至高のエトワール~パリ・オペラ座に生きて~』のマレーネ・イヨネスコ監督の最新作品です。

この作品の邦題が『パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち』となり、Bunkamuraル・シネマにて2017年7月に公開することが決定しました。

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©DelangeProduction 2016

2016年1月にBunkamuraル・シネマにて公開し、スマッシュヒットを記録した『ロパートキナ 孤高の白鳥』の記憶も新しいマレーネ・イヨネスコ監督の最新作。

バレエ映画をライフワークとしているイヨネスコ監督が今回焦点をあてたのは、伝統を受け継ぐ者たちの姿。伝説のダンサーであり、80年代に芸術監督を務めたルドルフ・ヌレエフは数々のスターを見出し、レパートリーを一新してウィリアム・フォーサイスなど現代作品を積極的に採用、又、後に<ヌレエフの子供たち>と呼ばれる若手の育成にも心血を注いだ。現在、後進の指導にあたるアニエス・ルテステュは彼の薫陶を受けた世代にあたる。

作品内では、不動の人気を誇るエトワール、マチュー・ガニオのダンサーという職業における本音や、新作に取り組む様子、彼がマリインスキー劇場で披露した「ジゼル」、ウリヤーナ・ロパートキナのリハーサル模様なども登場する。

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©DelangeProduction 2016

全編を通して古典からコンテンポラリーまで多数の演目が登場するが、中でも強く印象を残すのはヌレエフの遺作となった『ラ・バヤデール』にて、アニエス・ルテステュがエトワールのアマンディーヌ・アルビッソンやプルミエール・ダンスーズのオニール八菜へ指導する師としての姿、そしてそれを見つめるオペラ座バレエ学校の子供たちの羨望の眼差し。ヌレエフ世代から現役トップダンサーたち、そして未来のエトワールたちへ伝統は受け継がれてゆく。

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©DelangeProduction 2016

最古にして今も最高峰と評され歴史を作り続けるパリ・オペラ座の舞台裏、圧倒的な芸術美と伝統の継承に迫る、感動のドキュメンタリー。

本編からの映像抜粋

【登場する演目】
「ジゼル」「夢の伝説」「ジェニュス」(ウェイン・マクレガー振付)「パキータ」「pas/parts」(ウィリアム・フォーサイス振付)「輝夜姫」(イリ・キリアン振付)「ラ・バヤデール」等

監督:マレーネ・イヨネスコ(『ロパートキナ 孤高の白鳥』『至高のエトワール~パリ・オペラ座に生きて~』)

出演:マチュー・ガニオ/アニエス・ルテステュ/ウリヤーナ・ロパートキナ/オニール八菜/バンジャマン・ペッシュ/ウィリアム・フォーサイス
アマンディーヌ・アルビッソン/ジョシュア・オファルト/エリザベット・プラテル/バンジャマン・ミルピエ/ジャン=ギョーム・バール/ローラン・イレール/ジェレミー・ベランガール/ステファン・ビュリヨン/ギレーヌ・テスマー

配給:ショウゲート  公式HP: http://backstage-movie.jp/ 

2017年7月、Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー!

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劇場公開時のタイトルは『至高のエトワール~パリ・オペラ座に生きて~』、マネーネ・イヨネスコ監督、アニエス・ルテステュの美しいドキュメンタリー映画です。

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2016/12/15

『ミルピエ ~パリ・オペラ座に挑んだ男~』

2014年11月にバレエの殿堂、パリ・オペラ座バレエの芸術監督に就任したバンジャマン・ミルピエ。ニューヨークシティ・バレエの元プリンシパルで、自らのカンパニーL.A.ダンスプロジェクトも率いる、当時37歳の新進気鋭の振付家で、オペラ座史上最も若い芸術監督だった。女優ナタリー・ポートマンの夫で、イヴ・サンローランやエールフランスの広告にも出演したハンサムなミルピエは、大きな注目を集めた。

ミルピエが芸術監督として手掛ける自らの新作「クリア、ラウド、ブライト、フォワード」完成までの40日間に密着し、パリ・オペラ座公式プロデュース作品でしか成しえないオペラ座の貴重なバックステージを描いたのが、このドキュメンタリー映画『ミルピエ ~パリ・オペラ座に挑んだ男~』。

http://www.transformer.co.jp/m/millepied/

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ミルピエの新作「クリア、ラウド、ブライト、フォワード」は、音楽をニコ・マーリーに委嘱し、衣装はイリス・ヴァン・ヘルペンが担当した作品。振付家がインスピレーションを得てから、リハーサルを経て一つのバレエ作品が出来上がってくるまでのプロセスが詳細に描かれているのが大変興味深い。

「クリア、ラウド、ブライト、フォワード」はダンサーが16人出演する33分の作品なので、それなりの大きな規模感があるし、ミルピエがプログラムした最初のシーズンの開幕早々の作品なので彼のディレクターシップの行方を占う重要な作品でもあった。バレエ団と言えば、ダンサーと芸術監督、教師くらいしかすぐには思い浮かばないけれど、実際には本当にいろんな関係者が仕事をしている。「エトワール・ガラ」でおなじみのエトワール、バンジャマン・ペッシュがミルピエの右腕として活躍する姿も観ることができる。

Photo

ダンサーは生身の人間なのでいろんなことが起きる。リハーサル中の怪我や不調など。また舞台装置や衣装などについても細かなアクシデントが起きるし、シーズン頭にはストも起きてしまう。

スタジオの床をダンサーの脚に良いものに取り換え、ダンサーの体のケアのための医療体制も改善するなど、様々な改革にミルピエは乗り出す。一方で、現在のパリ・オペラ座バレエは、コンテンポラリーダンスのカンパニーとしてはトップクラスだが、クラシック・バレエは振るわない、また昇進試験制度には反対というこの作品の中での彼の発言などは、大きな反発を呼んでしまった。階級にこだわらず、彼が選んだダンサーをキャスティングするという手法も、ヒエラルキーを重視するオペラ座の中では、大きな議論を巻き起こした。そしてこの作品の最後には、この作品初日の数か月後にミルピエが辞任を表明したというテロップが現れる。

この作品を観ただけでは、数々の問題を乗り越えて無事「クリア、ラウド、ブライト、フォワード」を上演し、ダンサーたちにも好かれているように見えて順調だったミルピエが、なぜこの短期間で退任表明をするに至ったのかは明らかはになっていない。ただ、上述の懸念事項が伏線となっていたのはわかる。

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この作品のもう一つの見所は、「クリア、ラウド、ブライト、フォワード」に出演したスジェ、コリフェなどの若いダンサーたちのリハーサルシーンである。ジェルマン・ルーヴェ、ユーゴ・マルシャン、レオノール・ボラックなど進境著しいスター候補を始め、マリオン・バルボー、レティツィア・ガローニ、アクセル・イーボ、ヤニック・ビットンクールなどパリ・オペラ座バレエの新時代を象徴する美しいダンサーたちの姿には思わずうっとりしてしまう。特に、ジェルマン・ルーヴェ、マリオン・バルボー、レティツィア・ガローニ、アクセル・イーボの4人はそれぞれの魅力が存分に発揮されたプロフィール映像が流れるので、彼らのファンは必見と言えよう。NHKの「スーパーバレエレッスン」で生徒役で出演したダンサーたち、マルク・モロー、エレオノール・ゲリノー、ロレーヌ・レヴィらの姿が観られるのも嬉しい。

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オペラ座で褐色の肌を持った初めての女性主演ダンサーとなったレティツィア・ガローニが主演した「ラ・フィユ・マル・ガルデ」(コーラス役はマチアス・エイマン)、そしてシーズン開幕の華やかなデフィレの様子も映るのも、隠れたお楽しみポイント。初の主演を終えたレティツィアを称賛するオーレリー・デュポンの姿に、未来の芸術監督の姿を重ねることもできる。

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オペラ座の長年にわたる伝統に抵抗し改革しようとしたミルピエ、その改革は挫折したように見えるけれども彼の蒔いた種が、彼を継いだオーレリー・デュポンの采配、そして若いダンサーたちにどのように引き継がれるのか、見守っていきたいと感じさせた、とても面白いドキュメンタリーだった。

監督ティエリー・デメジエール/アルバン・トゥルレー

キャスト バンジャマン・ミルピエ、レオノール・ボラック、ユーゴ・マルシャン、ジェルマン・ルーヴェ、アクセル・イーボ、ヤニック・ビットンクール、フロリモン・ロリュー、マルク・モロー、アリステール・マダン、ジェレミー・ルー・ケール、イヴォン・ドゥモル、エレオノール・ゲリノー、レティツィア・ガローニ、マリオン・バルボー、ロレーヌ・レヴィ、ジェニファー・ヴィソッキ、オーバーヌ・フィルベール、ロクサーヌ・ストイジャノフ、イーダ・ヴィーキンコスキ、オーレリー・デュポン、バンジャマン・ペッシュ、セバスチャン・マルコヴィッチほか

<公演参加クリエイター>
音楽:ニコ・マーリー「拘束のドローイング」、衣装:イリス・ヴァン・ヘルペン、指揮:マキシム・パスカル
作品情報 2015/フランス/114分/シネスコ 原題 Releve
配給:トランスフォーマー

Bunkamuraル・シネマにて12月23日(金・祝)より公開
http://www.bunkamura.co.jp/cinema/lineup/16_reset.html

ユーゴ・マルシャン インタビュー動画

ジェルマン・ルーヴェ インタビュー動画

なお、この映画『ミルピエ ~パリ・オペラ座に挑んだ男~』の劇場用パンフレットに、私はダンサーとスタッフ紹介、オペラ座のヒエラルキーシステム、そして用語集について執筆をさせていただいています。よろしかったらぜひお買い求めください。私は担当していませんが、美しいユーゴ・マルシャンとジェルマン・ルーヴェの対談ページも掲載されています。

2016/12/14

パリ・オペラ座バレエ 2017/18シーズンがリーク

パリ・オペラ座バレエの2017/18シーズンラインアップの発表は来年の予定ですが、一瞬公式サイトに、このシーズンのラインアップが現れてしまったようです。

それを発見したフランスのバレエファンがTwitterでスクリーンショットを公開していました。

正式な発表は3か月くらい先になると思われますので、これで確定とは言えませんが、実際にはこれに近いものとなると思われます。オーレリー・デュポンが組んだ最初のシーズンです。

ジュエルズ (ジョージ・バランシン振付) 2017年9月24日から10月12日 ガルニエ

ジョージ・バランシン/勅使川原三郎/ピナ・バウシュ 2017年10月25日から11月14日 ガルニエ

アレクサンドル・エックマン作品 2017年12月6日から12月30日 ガルニエ

ドン・キホーテ (ルドルフ・ヌレエフ振付) 2017年12月11日から2018年1月6日 バスティーユ

オネーギン (ジョン・クランコ振付) 2018年2月11日から3月7日 ガルニエ

バンジャマン・ミルピエ/モーリス・ベジャール
 2018年2月27日から3月22日 バスティーユ

オルフェオとエウリディーチェ (ピナ・バウシュ振付) 2018年3月27日から4月5日 ガルニエ

ロミオとジュリエット (サシャ・ヴァルツ振付) 2018年4月10日から5月3日 バスティーユ

アンヌ=テレサ・ド・ケースマイケル作品 2018年4月27日から5月18日 ガルニエ

ジェームズ・ティエール/クリスタル・パイト/ペレース/ホフェッシュ・シェクター 2018年5月19日から6月8日まで ガルニエ (開演1時間前から、ガルニエ宮の公共スペースにてティエール振付作品が上演される)

リーズの結婚(ラ・フィユ・マル・ガルデ)
 (フレデリック・アシュトン振付) 2018年6月25日から7月13日 ガルニエ


なお、マリ=アニエス・ジロは「オルフェオとエウリディーチェ」、エルヴェ・モローは「ロミオとジュリエット」がさよなら公演になることが明らかになっています。

いわゆる古典バレエとしては、オーレリー・デュポンが宣言したようなクラシック・バレエの復活と言えるほどではなく、「ドン・キホーテ」「ラ・フィユ・マル・ガルデ」しかありませんが、「オネーギン」や「ロミオとジュリエット」のようなドラマティック・バレエあり、現代作品ありのバランスの取れたレパートリー(ルフェーブルの影響が大きいもの)に思えます。ミルピエのプログラムはロビンスやジャスティン・ペックなど、アメリカ色が強かったのですが、そういったカラーはやや払しょくされています。ただしミルピエの作品は一つは残っています。

エックマンやケースマイケルなどは新作なのか既存作品なのかは不明ですが、エックマン作品がオペラ座で上演されるのは初めてかもしれませんね。そして勅使川原三郎さんの作品も何になるのか、気になります。

いずれにしても、これはリーク情報であるので、来年の正式な発表が待たれますね。例年はゲストカンパニーがガルニエで1月に公演を行うのですが、今のところその情報は入っていません。


なお、「ジュエルズ」については、2017年7月のリンカーンセンターフェスティバルで、ボリショイ・バレエ、NYCB、パリ・オペラ座合同による「ジュエルズ」上演が行われます。したがって、これは類推でしかありませんが、オペラ座での上演も、もしかしたらボリショイ・バレエ、NYCBがゲストとして登場するかもしれません。

2016/12/08

パリ・オペラ座バレエの「白鳥の湖」12/10 ネット配信

パリ・オペラ座バレエの「白鳥の湖」の12月8日の公演が、日本時間12月10日(土)午前3時より、medici.tvにてネット配信されます。

http://www.medici.tv/?utm_source=facebook&utm_medium=social&utm_term=lac+des+cygnes&utm_content=post+lien+fb&utm_campaign=live#!/swan-lake-tchaikovsky-nureyev-opera-de-paris

ルドルフ・ヌレエフ振付

オデット/オディール アマンディーヌ・アルビッソン
ジークフリート王子 マチュー・ガニオ
ロットバルト フランソワ・アリュ

パ・ド・トロワ ジェルマン・ルーヴェ、オニール八菜、レオノール・ボラック

medici.tvは会員制のサイトなので、メールアドレスとパスワードを登録する必要は出てきますが、無料で視聴することができます。

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なお、パリ・オペラ座バレエの「白鳥の湖」ですが、ジョシュア・オファルトとローラ・エケが怪我で降板したため、キャストが大幅に変更となっています。(公式サイトでは、まだこの変更は反映されていません)

当初オデット/オディールは代役で踊る予定のなかったオニール八菜さんが12月22日に、ファビアン・レヴィヨンと主演します。また、12月31日には、レオノール・ボラックがマチアス・エイマンと主演する予定です。

ダンソマニのフォーラムには、より細かい日ごとキャストが出ています。

http://www.forum-dansomanie.net/forum/viewtopic.php?t=7479&postdays=0&postorder=asc&start=120

これによれば、ネット配信される12月8日の公演では、オニール八菜さんとジェルマン・ルーヴェはスペインも踊る予定のようですね。

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追記:この映像、12月10日(土)午後8時半現在、普通に視聴することができます。画質も大変良いのでぜひおすすめです。

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