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2023年7月

2023/07/14

ル・グラン・ガラ 2023 マチュー・ガニオとドロテ・ジルベールからの贈り物 2023年7月31日より開催

豪華絢爛な、美の饗宴!バレエの殿堂、パリ・オペラ座バレエトップダンサーたちによる特別公演「ル・グラン・ガラ 2023」が7月31日より開催されます。
http://le-grand-gala.com/

今年の夏は、久しぶりにバレエのガラ公演が多数開催され、バレエファンは嬉しい悲鳴を上げていますが、どの公演を観たら良いのか迷っている方も多いはず。素敵な公演、海外からのスターダンサーが出演する公演はたくさんありますが、 「ル・グラン・ガラ 2023」は中でも、極めつけの華やかなスターの数々、そしてパリ・オペラ座の今を伝える魅力的な演目で構成され、おすすめできる公演です。

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世界の頂点に燦然と輝くパリ・オペラ座バレエのなかでも、格別の人気と実力を誇るダンサーが集結し、フランス・バレエのエスプリを伝えるバレエ公演-それが『ル・グラン・ガラ』

2018年1月に開催した第1回公演では、マチュー・ガニオ、ドロテ・ジルベール、ユーゴ・マルシャン、ジェルマン・ルーヴェ、オニール八菜の5名が出演し、気鋭の振付家ジョルジオ・マンチーニによるワーグナーの優美かつ官能的な世界を描いた『トリスタンとイゾルデ』『ベーゼンドンク歌曲集』を日本初演し、バレエの新時代を切り開いた、と大きな話題になりました。

翌19年7月に開催した2回目の公演では、その5名に加え、レオノール・ポラック、アマンディーヌ・アルビッソン、オードリック・ベザールという人気ダンサー3名が参加し、クラシックの目くるめく美しいパ・ド・ドゥから新進気鋭のコンテンポラリーダンスまで、レパートリーが幅広いオペラ座ならではの演目を披露し、絶賛を博しました。

そして、4年ぶりの公演開催となる2023年。

円熟期を迎え、ますます演技や表現にも磨きがかかる麗しきエトワール、マチュー・ガニオとドロテ・ジルベールが座長となり、さらにオペラ座を代表するエトワール6人から未来のエトワールが期待される若手まで、出演者陣も充実しています。演目も、今のオペラ座を伝える、パリ・オペラ座ならではのヌレエフ作品からコンテンポラリー。新作、そしてドラマチック・バレエまで多岐にわたります。オペラ座で活躍しているピアニストの久山亮子さんが演奏する『ソナタ』(ラフマニノフ)、『三つのグノシェンヌ』(サティ)も楽しみです。

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出演者(パリ・オペラ座)

エトワール
 アマンディーヌ・アルビッソン
 レオノール・ポラック
 マチュー・ガニオ
 ドロテ・ジルベール
 ユーゴ・マルシャン
 リュドミラ・パリエロ
プルミエ・ダンスール
 オードリック・ベザール
スジェ
 トマ・ドキ―ル
 クララ・ムーセーニュ
 ビアンカ・スクダモア
コリフェ
 ニコラ・ディ・ヴィコ

特別出演

シュツットガルト・バレエ プリンシパル
 フリーデマン・フォーゲル

マチュー・ガニオからの動画メッセージ

パリ・オペラ座の首席エトワールとして円熟期にあるマチュー・ガニオは、ガラ公演での上演が滅多に許可されない『オネーギン』を、同作でエトワール任命となり、今やオペラ座を代表するエトワールとなったアマンディーヌ・アルビッソンと踊ります。やはりアーティストとして成熟して高い芸術性を持つドロテ・ジルベールは、名パートナーシップを築いている人気エトワールのユーゴ・マルシャンと、共に今年のブノワ賞にノミネートされた『マイヤーリング』(うたかたの恋)、『マノン』『ル・パルク』そして『赤と黒』とドラマティックな作品で共演。美脚とエレガンスで名高いリュドミラ・パリエロはその美しい脚と定評のある音楽性を存分に見せてくれる『カルメン』、マチュー・ガニオとの『ダイヤモンド』での純粋なクラシックでの輝きに期待が高まります。

日本では京都バレエ団の『ジゼル』でカール・パケットと共演して見事な演技を見せた、華のあるオーストラリア出身の若手ビアンカ・スクダモアは、『海賊』『サタネラ』(期待の若手トマ・ドキールと共演)『イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド』(オドリック・ベザールと共演)など、高度なテクニックを要する演目での活躍が楽しみです。コンテンポラリーが得意なレオノール・ボラックは、フリーデマン・フォーゲルと踊るマルコ・ゲッケの傑作『悪夢』が見もの。そしてアマンディーヌ・アルビッソンオドリック・ベザールの『椿姫』はきっと心をかき乱されるような名演になることでしょう。ヌレエフ版『白鳥の湖』では、アルビッソンが体現するパリ・オペラ座ならではの気高いオデット、長身のベザールとのパートナーシップが観られるはず。

また今回話題を呼んでいるのは、新星クララ・ムーセーニュ。日本人の母を持ち、まだ18歳ながらトップ入団を経て順調に昇進を重ねて現在スジェ。『ラ・バヤデール」の影の王国のソリストや『ジゼル』のドゥ・ウィリなど重要な役を踊り、正統派のフレンチスタイルを身に着け、ジュヌ・エスポワール賞やカルポー賞など若手に贈られる賞を受賞して絶好調です。カール・パケットが振り付けた子ども向け公演My First Swan Lakeでは、全幕でオデット、オディールを踊りました。昨年は横浜バレエフェスティバルやバレエ・アステラスでその才能を見せてくれました。今回は、やはり入団3年目の若手ニコラ・ディ・ヴィコと『ドン・キホーテ』『パリの炎』を踊って若さ弾けるテクニックを披露してくれるに違いありません。3月にプロモーションで来日した時に取材に立ち会いましたが、日本語を流ちょうに話し、輝く初々しさの中に聡明さが感じられて眩しかったです。

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昨年、クララ・ムーセーニュさんにインタビューをさせていただきました。ぜひお読みください!

https://ballenta.net/archives/182336

【Aプログラム】
7/31(月) 19:00開演
8/1(火)  13:30開演
8/2(水)  13:30開演

『ソナタ』
振付:ウヴェ・ショルツ  音楽:セルゲイ・ラフマニノフ
レオノール・ボラック マチュー・ガニオ
ピアノ:久山亮子 チェロ:水野優也

『カルメン』
振付:ローラン・プティ  音楽:ジョルジュ・ビゼー
リュドミラ・パリエロ  オードリック・ベザール

『くるみ割り人形』
振付:ジャン=クリストフ・マイヨー  音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
アマンディーヌ・アルビッソン  フリーデマン・フォーゲル

『ル・パルク』
振付:アンジュラン・プレルジョカージュ  音楽:ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト
ドロテ・ジルベール  ユーゴ・マルシャン

『海賊』
振付:マリウス・プティパ  音楽:アドルフ・アダン
ビアンカ・スクダモア  トマ・ドキール

『ドン・キホーテ』
振付:マリウス・プティパ  音楽:レオン・ミンクス
クララ・ムーセーニュ ニコラ・ディ・ヴィコ

『3つのグノシエンヌ』
振付:ハンス・ファン・マーネン 音楽:エリック・サティ
レオノール・ボラック フリーデマン・フォーゲル
ピアノ:久山亮子

『サタネラ』
振付:マリウス・プティパ 音楽:チェーザレ・プーニ
ビアンカ・スクダモア トマ・ドキール

『白鳥の湖』より第2幕 ★
振付:マリウス・プティパ  音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
アマンディーヌ・アルビッソン オードリック・ベザール

『赤と黒』より寝室のパ・ド・ドゥ ★
~ラコットへのオマージュ~
振付:ピエール・ラコット  音楽:ジュール・マスネ
ドロテ・ジルベール ユーゴ・マルシャン

『ジュエルズ』より“ダイヤモンド” ★
振付:ジョージ・バランシン  音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
リュドミラ・パリエロ マチュー・ガニオ

【Bプログラム】
8/2(水)  18:30開演
8/3(木)  18:30開演

『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』
振付:ジョージ・バランシン 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
レオノール・ボラック トマ・ドキール

『マノン』より“寝室のパ・ド・ドゥ” ★
振付:ケネス・マクミラン 音楽:ジュール・マスネ
リュドミラ・パリエロ  フリーデマン・フォーゲル

『オネーギン』
振付:ジョン・クランコ  音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
アマンディーヌ・アルビッソン  マチュー・ガニオ

『イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド』
振付:ウィリアム・フォーサイス  音楽:トム・ウィレムス
ビアンカ・スクダモア  オードリック・ベザール

『うたかたの恋 マイヤーリング』
振付:ケネス・マクミラン  音楽:フランツ・リスト
ドロテ・ジルベール  ユーゴ・マルシャン

『パリの炎』
振付:ヴァシリー・ワイノーネン 音楽:ボリス・アサフィエフ
クララ・ムーセーニュ  ニコラ・ディ・ヴィコ

『ヴィヴァルディ・パ・ド・ドゥ』
振付:ジル・イゾアール  音楽:アントニオ・ヴィヴァルディ
リュドミラ・パリエロ  マチュー・ガニオ

『椿姫』
振付:ジョン・ノイマイヤー  音楽:フレデリック・ショパン
アマンディーヌ・アルビッソン  オードリック・ベザール

『マノン』より“出会いのパ・ド・ドゥ”
振付:ケネス・マクミラン 音楽:ジュール・マスネ
ドロテ・ジルベール  ユーゴ・マルシャン

『悪夢』
振付:マルコ・ゲッケ  音楽:キース・ジャレット、レディ・ガガ
レオノール・ボラック  フリーデマン・フォーゲル

『コンチェルト』
振付:ケネス・マクミラン 音楽:ドミトリー・ショスタコーヴィチ
ビアンカ・スクダモア トマ・ドキール

クララ・ムーセーニュをフィーチャーした予告編

チラシ画像(クリックで拡大します)

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公演日程
2023年7月31日(月)~8月3日(木)
7/31(月)  Aプロ 19:00開演
8/1(火)    Aプロ 13:30開演
8/2(水)    Aプロ 13:30開演 Bプロ 18:30開演
8/3(木)    Bプロ 18:30開演

会場
東京文化会館大ホール

チケット取扱

販売先 URL その他
TBSチケット https://tickets.tbs.co.jp/grandgala2023/
チケットスペース    
チケットスペースオンライン https://ticketspace.jp/top
チケットぴあ https://w.pia.jp/t/grandgala2023/ Pコード:517-869
ローソンチケット https://l-tike.com/grandgala2023/ Lコード:35406
イープラス https://eplus.jp/grandgala2023/ Family Mart店舗
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650 (オペレーター対応)
https://www.t-bunka.jp/tickets/

お問合せ チケットスペース 03-3234-9999

主催・企画 TBS
企画協力 ベルチエ・アソシエイツ
特別協賛 株式会社エアウィーヴ

〇全国公演
【名古屋公演】
日時 7月30日(日)13:30開演
会場 愛知県芸術劇場大ホール
お問合せ CBCテレビ事業部 052-241-8118
公演詳細は下記をご覧ください。
https://hicbc.com/event/le-grand-gala2023/

【大阪公演】
日時 8月5日(土)17:00開演
会場 フェスティバルホール
お問合せ キョードーインフォメーション 0570-200-888
公演詳細は下記をご覧ください。
https://www.ktv.jp/event/legrandgala2023/

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