【参加者募集】さいたまダンス・ラボラトリVol.6(2022) 夏期集中ワークショップ 2022年8月2日(火)〜6日(土)/湯浅永麻『わたしは幾つものナラティヴのバトルフィールド』(岡田利規テキスト・演出)
明日を担う若手ダンサーの育成や作品創作を目的として、2018年度よりスタートした育成・創造事業「さいたまダンス・ラボラトリ」。
https://www.saf.or.jp/arthall/information/detail/94493/
2022年8月2日(火)〜6日(土)彩の国さいたま芸術劇場で開催されます。
第6弾となる今回は、イスラエルのバットシェバ舞踊団で活躍するダンサー中村恵理による「Gagaクラス」と、オハッド・ナハリン作品の「レパートリークラス」を開催いたします。バットシェバ舞踊団元芸術監督のオハッド・ナハリンが考案した「Gaga」は、身体の声に耳を傾け「動く喜び」を実感するムーヴメント・ランゲージとして世界的に高い注目を集めています。さらに「レパートリークラス」では、これまでバットシェバ舞踊団が上演してきたナハリン作品を舞踊団の現役ダンサーから教わることのできる貴重な機会です。
また、初回から継続して講師を務め、国内外で多岐にわたり活動する湯浅永麻を再び迎え、リサーチ・ワークショップ「Sources of creation」を開催いたします。これまで湯浅が手掛けたラボの過去作品等を映像によって創作プロセスを振り返りながら、作品を創作するにあたってのコンセプトの源、動機や意義、そしてそれらを体現するムーヴメントのあり方について、皆さまとオープンかつフラットに対話を重ねていきます。作品の完成(アウトプット)を主なる目的とするのではなく、インプットを重視したクラスです。
自身の身体と集中的に向き合うワークショップ。意欲溢れるダンサー/アーティストの皆さま、ぜひふるって応募ください。
【ワークショップ日程】
2022年8月2日(火)~6日(土)
【会場】
彩の国さいたま芸術劇場 大稽古場
【タイムスケジュール&プログラム】
①11:00~12:15 Gagaダンサー(講師:中村恵理)
②12:30~14:00 オハッド・ナハリン作品レパートリークラス(講師:中村恵理)
<休憩>
③15:00~19:00 リサーチ・ワークショップ「Sources of creation」(講師:湯浅永麻)
※タイムスケジュール、プログラム等はやむをえない事情により内容を変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
※その他、新型コロナウイルス感染症拡大の影響などにより内容を変更する場合があります。
【講師/ナビゲーター】中村恵理・湯浅永麻
【参加費】25,000円(税込)
【定員】25名
【対象】
15歳以上35歳未満のダンス経験者・中級以上
※原則、全日程参加できる方。
※ダンス経験のジャンルは特に問いません。対象外の年齢の方は相談可。
【応募方法】
応募フォームより以下の必要事項をご記入の上、締切日までにご応募ください。
①氏名 ②フリガナ ③性別 ④年齢 ⑤生年月日
⑥郵便番号 ⑦住所 ⑧電話番号 ⑨メールアドレス
⑩ダンス経験(ジャンル・年数及び舞台経験の詳細、出身校や所属校・機関など)
⑪「さいたまダンス・ラボラトリ」に参加したい理由(200字以内)
⑫顔写真1枚(1MB以内)※ファイル名に氏名必須
⑬全身写真1枚(1MB以内)※ファイル名に氏名必須
⑭動画
課題:インプロヴィゼーション(音楽なし、無音。基本的に自由即興ですが、「固体」「液体」「気体」のタスクを用いる)のソロ映像2分
※YouTubeに限定公開でアップし、リンクをフォームにてご入力ください。動画名に氏名の記載必須。
【応募先】下記フォームよりご応募ください。
https://forms.gle/X165b4XW3uLavv4t8
【応募締切】
2022年7月10日(日)必着
※応募者多数の場合は書類選考させていただきます。
※今回のカリキュラムでは、中村恵理クラス・湯浅永麻クラス両方にご参加いただきます。クラスを選ぶことはできません。
※結果は2022年7月15日(金)までに、応募者全員に通知いたします。
※定員に余裕がある場合に限り、締切後でも受け付けます。
【お問い合わせ】
彩の国さいたま芸術劇場(舞踊担当)
Email: workshop@saf.or.jp Tel: 048-858-5506
※さいたまダンス・ラボラトリ、今回は第6回目の開催となり、継続してノウハウも構築されてきており、さらに湯浅永麻さんが初回から毎回携わっていて、多くのことを伝えていっていることが感じられます。今回は、バットシェバ舞踊団で活躍する中村恵理さんが講師ということで、オハッド・ナハリンのメソッド「GAGA]を学ぶことができるだけでなく、ナハリンのレパートリーも日本で体験できる貴重な機会です。
(今回は公開パフォーマンスはありません)
【講師プロフィール】
中村恵理(Eri Nakamura)
ダンサー。長野バレエ団出身。奨学生としてメルボルンのオーストラリア・バレエ学校に3年間留学し、2002年首席で卒業。2003年から2007年までスペイン・マドリードのヴィクトル・ウラテ・バレエ団に所属。2007年、Grademir Pankov氏が芸術監督を務めるカナダ・モントリオールのグラン・バレエ・カナディアンに移籍し、2008年までソリストとして舞台に立つ。その後2011年より現在までイスラエルのバットシェバ舞踊団に所属。ダンサーとして活動するほか、2015年よりオハッド・ナハリン作品『LAST WORK』『Venezuela』、ロイ・アサッフ作品『ADAM』の衣裳デザインを手掛けるなど、多岐にわたり活躍している。
湯浅永麻(Ema Yuasa)
ダンサー・振付家。モナコ公国プリンセスグレースアカデミーを首席卒業後、イリ・キリアン率いるネザーランド・ダンス・シアター(NDT)に約11年間所属。退団後、スウェーデン王立バレエのマッツ・エック版『Juliet & Romeo』ジュリエット役、サシャ・ヴァルツ『Körper』等に客演。シディ・ラルビ・シェルカウイ率いるEASTMANにも所属。異ジャンルアーティストとのコラボレーションプラットフォームXHIASMA(キアスマ)プロジェクトを立ち上げ、数々の作品を発表。第13回、15回日本ダンスフォーラム賞を受賞。現在はダミアン・ジャレ/名和晃平の新作に参加するなど、国内外で多岐にわたって活動している。
※※※※
なお、9月1日~4日には、湯浅永麻さんが出演する『わたしは幾つものナラティヴのバトルフィールド』(岡田利規テキスト・演出)が彩の国さいたま芸術劇場で上演されます。
https://www.saf.or.jp/arthall/stages/detail/94292/
2021年3月、彩の国さいたま芸術劇場の育成・創造プロジェクト「さいたまダンス・ラボラトリVol.3公演『明日を探る身体』」にて、ワーク・イン・プログレスとして発表された『わたしは幾つものナラティヴのバトルフィールド』。
テキスト(言葉)と身体との従来の関係を更新し続け、現代社会の課題に批評的な視点から切り込んできた演劇作家・小説家の岡田利規。その岡田がテキスト・演出を担い、ダンサー・振付家の湯浅永麻がそれらを身体に取り入れ語り、踊ったワーク・イン・プログレスでは、作品全体の第一部が披露されました。SNS上で展開する主張を導入として、湯浅の身体をフィールドに他者たちの言説が飛び交った第一部に加え、この秋、第二部、第三部を岡田が新たに書き下ろす完成版の上演が決定。更に岡田作品でも俳優として特異な存在感を示す太田信吾が舞台上に加わります。
◤トレイラー公開◢
— 彩の国さいたま芸術劇場<舞踊> (@Dance_SAF) July 1, 2022
『わたしは幾つものナラティヴのバトルフィールド』
さいたまダンス・ラボラトリVol.3公演『明日を探る身体』(2021)でワーク・イン・プログレス舞台映像よりトレイラーが完成!
今秋の完成版では第一部をソロで演じた湯浅永麻に加え、俳優の太田信吾が登場!
📣7/3一般発売開始 pic.twitter.com/pl4n5vBUAh
日時 |
2022年 ※演出の都合により開演時間に遅れますとご予約席へのご案内ができない場合がございます。 |
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会場 |
彩の国さいたま芸術劇場 小ホール |
テキスト・演出 |
岡田利規 |
共同振付 |
岡田利規、湯浅永麻、太田信吾 |
出演 |
湯浅永麻、太田信吾 |
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