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2020年12月

2020/12/15

パリ・オペラ座バレエ、ポール・マルクが『ラ・バヤデール』無観客配信公演でエトワールに任命

パリ・オペラ座バレエは12月15日から『ラ・バヤデール』の公演を行う予定で、それに先駆け13日には、無観客で幕ごとに主役を交代した公演を有料で配信しました。その後、パリは午後8時以降の外出禁止となり、残念ながら12月11日付の発表で、年内のオペラ座の公演はすべて中止となってしまいました。

アレクサンダー・ネーフ総裁からのメッセージ

https://www.operadeparis.fr/actualites/message-dalexander-neef-aux-spectateurs-1

『ラ・バヤデール』の配信は日本からも視聴することができたので、夜中まで観ていたところ、最後のカーテンコールでネーフ総裁とオーレリー・デュポンが登場し、ネーフ総裁が、ブロンズ・アイドルを演じたポール・マルクのエトワール昇進を告げました。無観客公演のため、拍手が一切なくて、豪華な舞台装置や華麗な衣装でのグランド・バレエ、ダンサーたちの熱演にもかかわらず、寂しく感じていましたが、最後にこのような喜ばしい任命があり、喜びに満ちあふれた表情のポール・マルクをリアルタイムで見ることができて、嬉しかったです。

https://www.operadeparis.fr/actualites/paul-marque-nomme-danseur-etoile-de-lopera-national-de-paris

 

ポール・マルクは23歳。2008年にパリ・オペラ座学校に入学し、2014年に入団。2016年にヴァルナ国際バレエコンクールで金賞を受賞し、2018年にプルミエ・ダンスールに昇進しました。いずれはエトワールに昇進するだろうと多くの人が予測していた逸材です。ブロンズ・アイドルという小さな役でエトワール昇進は異例のことですが、長身であるにもかかわらず身体のコントロールもダイナミックな跳躍も素晴らしかったです。公演の最初のリハーサルでは、直前にソロル役の代役も務めていたとのこと。

フィガロ紙の記事

https://www.lefigaro.fr/culture/opera-de-paris-paul-marque-nomme-danseur-etoile-20201213

エトワール任命はまったく予想をしていなかったとのことで、配信の最後なので総裁と芸術監督が配信を観ている観客へのあいさつのために登場したと思ったのだそうです。喜びで言葉もありません、エトワールになるのは小さい頃からの夢でした、と語っていました。

現在パリ・オペラ座のエトワールは男性5人、女性9人。マルクは15人目で最年少のエトワールとなります。

フランスでの新型コロナウィルスの感染拡大は深刻で、いつ公演が再開できるかの見通しは立っていません。ダンサーたちは長いこと舞台に立てずにいますが、早い公演再開を祈るのはもちろんのことですが、このような無観客公演がまた行われることを期待しています。

公演全体の中で個人的に一番印象的だったのは、3幕のソロル役のマチアス・エイマンの素晴らしいパフォーマンスでした。アン・ドゥダンのピルエットが多用されて非常に難しいヌレエフ版のソロを見事に決めていました。当初リュドミラ・パリエロが3幕のニキヤを演じる予定でしたが、急きょミリアム・ウルド=ブラムに交代。ミリアム・ウルド=ブラムも素晴らしかったです。

引き続き、アドベントカレンダー形式で、パリ・オペラ座バレエのインスタグラムでは毎日、リハーサル映像が配信されています。ちょうど無観客配信の日には、ブロンズ・アイドルのリハーサルが配信されていたので、これは予告だったのかもしれませんね。

2020/12/09

パリ・オペラ座バレエ、新しい配信プラットフォームを開設、12月13日に「ラ・バヤデール」を有料配信

パリ・オペラ座は新しい配信プラットフォーム "L'Opéra chez soi"を開設しました。

そして、12月13日現地時間午後2時半(日本時間は午後10時半)からは、「ラ・バヤデール」を有料で配信します。日本円約1252円で、7日間視聴可能。全世界で見られるそうです。

https://chezsoi.operadeparis.fr/products/la-bayadere

キャストは幕替わりとなっています。

1幕はニキヤ:ドロテ・ジルベール

ソロル:ジェルマン・ルーヴェ

ガムザッティ:レオノール・ボラック

2幕はニキヤ:アマンディーヌ・アルビッソン

ソロル:ユーゴ・マルシャン

ガムザッティ:ヴァランティーヌ・コラサント

3幕はニキヤ:リュドミラ・パリエロ

ソロル:マチアス・エイマン

となっています。

Avec les Danseurs Etoiles :

ACTE I
Nikiya : Dorothée Gilbert
Solor : Germain Louvet
Gamzatti : Léonore Baulac

ACTE 2
Nikiya : Amandine Albisson
Solor : Hugo Marchand
Gamzatti : Valentine Colasante

ACTE 3
Nikiya : Ludmila Pagliero
Solor : Mathias Heymann

Et les Premiers Danseurs et danseurs du Corps de ballet :
L’Idole dorée : Paul Marque
L’Esclave : Audric Bezard
Manou : Marine Ganio
Le Fakir : Francesco Mura
Le Rajah : Yann Chailloux
Le Grand Brahmane : Vincent Chaillet
Soliste Indienne : Célia Drouy
Soliste Indien : Axel Magliano
1ère Variation : Sae Eun Park
2ème Variation : Silvia Saint-Martin
3ème Variation : Hannah O’Neill

予告編も観られます。衣装が美しいですね。

https://chezsoi.operadeparis.fr/packages/la-bayadere/videos/trailer-bayadere

なお、パリ・オペラ座のInstagramでは、アドベント・カレンダー形式で毎日「ラ・バヤデール」のリハーサル映像を配信しています。12月24日まで。

 


 

2020/12/08

フランソワ・シェニョー&ニノ・レネ『不確かなロマンス—もう一人のオーランドー』彩の国さいたま芸術劇場で12/19に公演(他京都、北九州公演あり)

新型コロナウィルス禍で、今年は多くの来日公演が中止になってしまいましたが、ダンスのジャンルでは本当に久しぶりに、フランスからの来日公演が実現します。ダンスファンのみならず、オペラやスペイン音楽、バロック音楽に興味を持つ方にとっても、妖しく美しく耽美的で、とても刺激的な公演で見逃せず、楽しみです。

現在、すでにフランソワ・シェニョーはじめ、カンパニーは全員来日しており、14日間の隔離生活を送って公演に備えているとのことです。

フランソワ・シェニョー&ニノ・レネ『不確かなロマンス—もう一人のオーランドー』

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(c)Nino Laisné

日本ツアー公式サイト

https://rohmtheatrekyoto.jp/lp/romances_saitama_kyoto_kitakyushu/

フランスで今最も注目を集めるアーティストの一人、ダンサー・歌手・振付家で歴史研究家でもあるフランソワ・シェニョー、造形
作家・映像作家・音楽家であるニノ・レネ
ジャンルを超えた才能あふれる2人のアーティストが4年におよぶ研究の末、共同演出した『不確かなロマンス−もう一人のオーラ
ンドー』が遂に日本にやってきます。2017 年に初演し、その後アヴィニョン国際演劇祭やフランス国立シャイヨー劇場では完売とな
り、一躍シェニョーの名が広く世界に知られるきっかけとなった傑作です。

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(c)Nino Laisné

現代にオペラ=バレエを蘇らせたとも言える本作は三場で構成され、シェニョーがスペインを舞台に不確かなジェンダーの3人を演じながら、性を超越し、歌い踊ります。登場するのは、男装の少女戦士、フェデリコ・ガルシア・ロルカの詩でも知られる両性具有の聖ミカエル(サン・ミゲル)、そして魅惑的で狂気をはらんだアンダルシアのジプシー ラ・タララ。それぞれのキャラクターが、ある時は男性的な声、ある時はカストラートを思わせる女性的な声で歌い、バロックダンスやフラメンコ、民族舞踊などを混合しながら竹馬やハイヒールなど不安定な状態に身を置き、踊ります。その変容の様はサブタイトルにもあるように、時代や性別を超えて生きる美貌の青年貴族が主人公のヴァージニア・ウルフの小説『オーランドー』を思わせます。

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(c)Nino Laisné

本作品のもう一つの注目すべき点は、400 年におよぶスペイン音楽をアレンジし、4人の音楽のスペシャリストが生演奏を繰り広げることです。テオルボ/バロックギター、バンドネオン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、パーカッションにより異なる時代の音色が出会い、シェニョー
の歌・ダンスと共に絢爛な時間の旅に観る者を誘います。
ダンス、演劇、美術、音楽を含めたアートを愛好するすべての人にとって必見の舞台です。

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(c)Nino Laisné

フランソワ・シェニョーFrançois Chaignaud

フランス・レンヌ生まれ。6歳からダンスをはじめ、2003年パリ国立高等音楽・舞踊学校卒業。その後、ボリス・シャルマッツ、エマニュエル・ユイン、アラン・ブファール、ジル・ ジョバンといった多くの振付家やダンサーとコラボレーションを展開。『不確かなロマンス-もう一人のオーランドー』(2017年)のような官能的かつ崇高な作品で、ダンスにおける肉体的な厳密さ、歌の何かを喚起する力、さらには、歴史的な言及の間に立ち上がる空間において、身体の可能性を追求してきた。2005年以来、セシリア・ベンゴレアと共にカンパニーVlovajob Pruを結成し、『TWERK』、『DUB LOVE』、などを世界各国で発表し、高い評価を得ている。また彼らは、リヨン・オペラ・バレエ、ロレーヌ国立バレエ団、ヴッパタール舞踊団など欧州の重要なダンスカンパニーに作品を提供している。

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ニノ・レネ/Nino Laisné
profile

映像と写真を軸に、現代美術、映画、音楽などジャンルを横断して活動するアーティスト。フランス・ボルドーのÉcole Supérieure des Beaux-Arts de Bordeauxで映像と写真を専攻し、2009年卒業。歴史的および社会学的要素、芸術、伝統、キャバレーそしてオペラなどを通じて展開される彼のプロジェクトはポルトガル、ドイツ、スイス、エジプト、中国、アルゼンチンといった国々でも発表され、レジデンスによる新作制作の委嘱も定期的に受けている。また、最近のビデオ・プロジェクトは、マルセイユ国際ドキュメンタリー映画祭(フランス)、香港のPapay Gyro Nights Art Festival、トルーカ国際映画祭(メキシコ)など、各地の映画館やフェスティバルで上映されるなど、注目を集めている。マドリッドのアカデミー・ド・フランスのメンバーであり、カサ・デ・ヴェラスケスのレジデント・アーティスト。

●上演作品
演目:Romances inciertos – un autre Orlando
コンセプト:フランソワ・シェニョー、ニノ・レネ
演出・音楽監督:ニノ・レネ 
振付・出演(歌唱・ダンス):フランソワ・シェニョー
演奏:ジャン=バティスト・アンリ(バンドネオン)
フランソワ・ジュベール=カイエ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ダニエル・ザピコ(バロックギター、テオルボ)
ペレ・オリヴェ(パーカッション)
上演時間:約 70 分(途中休憩なし)
世界初演:2017 年 9 月 ラ・バティ・フェスティバル(ジュネーヴ・スイス)22-romances-inciertos-c-nino-laisne_hd

(c)Nino Laisné

●公演情報
日時:2020 年 12 月 19 日(土)19:00 開演 (全1公演)
会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホール

https://www.saf.or.jp/stages/detail/7912/

※「国際的な人の往来再開に向けた段階的措置」に基づき、日本への入国に際して水際措置、防疫措置を行う必
要があり、当初予定しておりました公演日程を上記の1回公演に変更することとなりました。
チケット料金(税込・全席指定):
一般:S席 5,000 円/A席 4,000 円 U-25*:S席 3,000 円/A席 2,000 円
メンバーズ:S席 4,500 円/A席 3,600 円 *公演時、25 歳以下対象。入場時要身分証明書

[チケット取扱い]

SAFチケットセンター
https://www.ticket.ne.jp/saf/(24時間購入可)
Tel. 0570-064-939(休館日を除く10:00-19:00)

彩の国さいたま芸術劇場(窓口・電話)
Tel. 0570-064-939(休館日を除く10:00-19:00)

埼玉会館
(窓口のみ/休館日を除く10:00-19:00)

チケットぴあ
Tel. 0570-02-9999[Pコード:503-880]
http://t.pia.jp

イープラス
http://eplus.jp

[ 京都公演 ]
12 月 21 日(月)19:00 開演
会場:ロームシアター京都 サウスホール
料金:一般:4,000 円 ユース(25 歳以下):2,500 円 18 歳以下:1,000 円
お問合せ:ロームシアター京都 075-746-3201 https://www.rohmtheatrekyoto.jp
主催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団) 京都市

[ 北九州公演 ]

12 月 23 日(水)19:00 開演
会場:北九州芸術劇場 中劇場
料金:一般:4,500 円 ユース:2,500 円(24 歳以下・要身分証提示)ほか
お問合せ:北九州芸術劇場 Tel. 093-562-2655(10:00~18:00)http://q-geki.jp/
主催:公益財団法人北九州市芸術文化振興財団

 

二人からの日本の皆様への、おちゃめなメッセージ動画もぜひご覧ください!

2020/12/07

Alexandre Magazineで、K-BALLET COMPANY 新プリンシパル 堀内將平さんインタビュー

10月17日、K-BALLET COMPANY 「海賊」公演の終演後のカーテンコールで、コンラッド役で主演した堀内將平さんが、熊川哲也芸術監督によってプリンシパル昇格を発表されました。

その堀内將平さんんに、Alexandre Magazineでインタビューをさせていただきました。井上ユミコさんによるスタイリッシュな写真、ヨウジヤマモトを美しく着こなした姿とともに、ぜひお楽しみください。

Issue 015  堀内將平

​しなやかな挑戦者

https://www.alexandremagazine.com/015-shohei-horiuchi

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シュツットガルトの名門ジョン・クランコ・スクールで学び、ルーマニア国立バレエ団を経てK-BALLET COMPANYに入団。毎年一つずつ昇格して確実な成長を見せてきた堀内さん。気配りと優しい心遣いが感じられる話しぶりは、誠実で美しいパフォーマンスにも通じるものがあります。アート、茶道、ピアノ、料理など様々なアンテナを張り巡らせながらも、しなやかな感性を持ち、独自の世界を作り上げてきた堀内さんの今後の活躍が楽しみです。

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先日K-BALLET COMPANYの「くるみ割り人形」で主演した舞台を観ましたが、熊川版ならではの非常に難しい振付も軽やかにこなし、プリンシパルにふさわしい、ダイナミックかつノーブルな踊り、若手の塚田真夕さん、吉光美緒さんへの暖かいサポートで魅せてくれました。

プリンシパルに昇進した「海賊」の舞台は映画館でも上映される予定です。また来年のK-BALLET COMPANY『白鳥の湖』公演にも主演する予定です。これからの堀内さんの、ますますの活躍が楽しみです。

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(c)Yumiko Inoue

【1/22(金)上映開始】「海賊 in Cinema」全国41劇場

【上映劇場】 ユナイテッド・シネマ系映画館全国41劇場

【上映期間】 2021年1月22日(金)~2月4日(木)

【収録公演】 2020年10月15日(木)14:00   Bunkamuraオーチャードホール(東京)

【キャスト】 メドーラ:成田紗弥 コンラッド:堀内將平 アリ:山本雅也 ほかKバレエ カンパニー

【料金】 2,500円(税込)[前売券2,200円(税込)]

     ※前売券はローソンチケット(Ⅼコード:91923)にて販売中

【入場特典】 オリジナルクリアファイル(各劇場にて先着順)

       ※数に限りがあります。予めご了承ください。

前売り券(ローソンチケット)の販売ページはこちら

<Tetsuya Kumakawa K-BALLET COMPANY SPRING 2021 『白鳥の湖』 公演概要>

主催 TBS

会場 Bunkamuraオーチャードホール

日程 2021年3月24日(水)~3月28日(日)

チケット料金 
(税込)

S:¥15,000
A:¥11,000
B:¥8,000
C:¥6,000

A親子席:¥15,000 
└大人1名+ 子供1名(5歳以上小学6年生以下)/A席エリア

学生券:¥3,500
└中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定

※A親子席・学生券はチケットぴあWEBのみでのお取り扱いとなります。


一般問合せ先チケットスペース:03-3234-9999 https://www.ints.co.jp/

一般販売  12/12(土)

Official Site:

https://www.k-ballet.co.jp/contents/2021swanlake

2020/12/01

新国立劇場バレエ団『くるみ割り人形』公演、12月20日公演は有料配信あり

冬の風物詩、新国立劇場バレエ団のウェイン・イーグリング振付「くるみ割り人形」公演が12月12日より9公演上演されます。

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今年は、最終公演である12月20日(日)の夜公演が、生配信されるほか、後日オンデマンドの配信も行われます。「ドン・キホーテ」の配信もとても好評につき、配信期間が延長されましたが、コロナウィルス禍もあり、なかなか劇場に足を運ぶことが難しい方も、ライブでの配信や後日の配信で、美しく心躍る舞台に触れることができます。

世界的な感染拡大で、多くの劇場が公演休止を余儀なくされている中、日本では生の一流の舞台に触れることができるのは幸せなことです。イーグリング版は英題に「ねずみの王様」の副題がついており、ねずみの王様も別日には主役を踊っているダンサーが演じ大活躍するのが、お子様にも楽しい版です。

<見どころ>

その1:小さなお子様から大人まで、全ての方におすすめ!幸せいっぱいの舞台
今やクリスマス・シーズンの定番となったバレエ『くるみ割り人形』。幸せで温かな気持ちになる作品で、
バレエ初心者の方も、バレエ・ファンの方も劇場で至福の時をお過ごしいただけます。
雪の場面や花のワルツでは新国立劇場バレエ団が誇る美しいコール・ド・バレエ、2幕でのディヴェルテ
ィスマンなどではソリスト陣の多彩な踊りを堪能できます。


その2:チャイコフスキーのお馴染みの美しい音楽
「花のワルツ」をはじめ「行進曲」「こんぺい糖の精の踊り」など、有名な曲が次々と登場。チャイコフ
スキー三大バレエのなかでもひときわ美しく親しみやすい音楽で、どなたにも楽しんでいただけます。

その3:「少女クララの成長」を描く、分かりやすいストーリー展開
振付のイーグリング曰く、本作のコンセプトは「少女クララの成長」。物語が‘少女クララの夢’として構成
されており、ストーリーの展開がより理解しやすい構成となっています。
第1幕前半の少女クララは子役ダンサーが踊り、夢の世界で大人になったクララは大人のダンサーが演
じることにより、現実と夢の世界の違いが一層明確になり、すっとバレエの世界に入っていけます。


その4:ダンサーの実力が試される、華麗でスピーディーな振付
ダンサーたちが“難しいテクニックが多く、フィジカルの強さが試される”と口を揃える本作。「男性ダン
サーにも女性と同等の重要性を担わせ、より高いレベルの踊りを求めたい」というイーグリングの思い
が詰まっており、特にイーグリングが主役ダンサーに新たに振り付けたパ・ド・ドゥは、高度なパートナ
リングの技術が必要とされます。また、男性の主役ダンサーが一人で 3 役を演じる点は特筆されます。

2020/2021 シーズン
新国立劇場バレエ団「くるみ割り人形」
The Nutcracker and the Mouse King
芸術監督 吉田 都
振付 ウエイン・イーグリング
音楽 ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
美術 川口直次
衣裳 前田文子
照明 沢田祐二
指揮 冨田実里
管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団
合唱 東京少年少女合唱隊
出演 新国立劇場バレエ団


【公演日程】
2020 年 12 月 12 日(土)13:00
2020 年 12 月 12 日(土)18:00
2020 年 12 月 13 日(日)13:00
2020 年 12 月 13 日(日)18:00
2020 年 12 月 18 日(金)19:00
2020 年 12 月 19 日(土)13:00
2020 年 12 月 19 日(土)18:00
2020 年 12 月 20 日(日)13:00
2020 年 12 月 20 日(日)18:00

キャスト

2020年12月12日(土)13:00
クララ/こんぺい糖の精 小野絢子 ドロッセルマイヤーの甥/くるみ割り人形/王子 福岡雄大

2020年12月12日(土)18:00
クララ/こんぺい糖の精 米沢 唯 ドロッセルマイヤーの甥/くるみ割り人形/王子 井澤 駿

2020年12月13日(日)13:00
クララ/こんぺい糖の精 池田理沙子 ドロッセルマイヤーの甥/くるみ割り人形/王子 奥村康祐

2020年12月13日(日)18:00
クララ/こんぺい糖の精 木村優里 ドロッセルマイヤーの甥/くるみ割り人形/王子 渡邊峻郁

2020年12月18日(金)19:00
クララ/こんぺい糖の精 米沢 唯 ドロッセルマイヤーの甥/くるみ割り人形/王子 井澤 駿

2020年12月19日(土)13:00
クララ/こんぺい糖の精 小野絢子ドロッセルマイヤーの甥/くるみ割り人形/王子 福岡雄大

2020年12月19日(土)18:00
クララ/こんぺい糖の精 木村優里 ドロッセルマイヤーの甥/くるみ割り人形/王子 渡邊峻郁

2020年12月20日(日)13:00
クララ/こんぺい糖の精 池田理沙子 ドロッセルマイヤーの甥/くるみ割り人形/王子 奥村康祐

2020年12月20日(日)18:00
クララ/こんぺい糖の精小野絢子 ドロッセルマイヤーの甥/くるみ割り人形/王子 福岡雄大

その他主要キャストはこちら

【予定上演時間】約2時間15分(休憩含む)
【ウェブサイト】https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/nutcracker

【チケットのお求め・お問い合わせ】
<ウェブでの予約・購入>
新国立劇場 Web ボックスオフィス http://pia.jp/nntt/ (PC、携帯共通)
チケットぴあ http://pia.jp/t/ (PC、携帯共通)
イープラス http://eplus.jp/ (PC、携帯共通)
ローソンチケット http://l-tike.com/ (PC、携帯共通)
<電話での予約・購入>
新国立劇場ボックスオフィス TEL:03-5352-9999 (10:00~18:00)
チケットぴあ TEL:0570-02-9999

本公演では、より多くの皆様に様々な形でバレエを楽しんでいただきたく、ライブ配信とオンデマンド
配信の、2 種類の有料配信を予定しています。
今回配信でお届けするのは、新国立劇場バレエ団を代表するプリンシパル・ダンサーの小野絢子、福岡雄
大が主演するステージ。

ライブ配信
対象公演:12 月 20 日(日)18:00
視聴券料金:3,000 円(税込)
販売期間:11 月 25 日(水)10:00~12 月 20 日(日)18:00
購入 URL:チケットぴあ https://w.pia.jp/t/nntt-nutcracker/
イープラス https://eplus.jp/nntt_nutcracker/
・ライブ後の見逃し配信はございませんので、ご注意ください。
・途中から視聴した場合、その時点からのライブ配信となります。巻き戻しての再生はできません。
・視聴には、無料会員登録等が必要となります。
・視聴環境等お問い合わせは各種配信サイトをご確認ください。


オンデマンド配信
配信開始日時:1 月中旬より配信予定
視聴券料金:980 円(税込)
出演:【クララ/こんぺい糖の精】小野絢子
【ドロッセルマイヤーの甥/くるみ割り人形/王子】福岡雄大
・ライブ配信と内容が異なる場合があります。
・配信期間は 1 ヶ月程度を予定しております。

 

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