マルセロ・ゴメス、ソフィアン・シルヴがドレスデン・バレエにプリンシパル兼バレエマスターとして移籍
元アメリカン・バレエ・シアターのマルセロ・ゴメスと、オランダ国立バレエ、ニューヨーク・シティ・バレエを経て現在サンフランシスコ・バレエのプリンシパルとして活躍しているソフィアン・シルヴが、ドレスデン・バレエに移籍することが発表されました。
プレスリリース(ドイツ語)
なお、リンク先のリリースにあるように、デヴィッド・ドーソンがアソシエイト振付家に就任し、また同じくサンフランシスコ・バレエのプリンシパルであるCarlo Di Lannoも入団します。マルセロ・ゴメスはABT退団後、ワシントン・バレエ、サラソタ・バレエなど各地のバレエ団にゲスト出演してきましたが、ドレスデンでも客演、その実績を買われたのだと思います。ソフィアン・シルヴも、非常に芸術性の高い素晴らしいバレリーナです。
ドレスデン・バレエの2020/21シーズンラインアップは興味深く、クリスタル・パイトの「Plot Point」ウィリアム・フォーサイスの「Playlist」、そして全幕のヨハン・インガー振付「ペール・ギュント」がカンパニープレミアとなります。レパートリーでは、「白鳥の湖」「ラ・バヤデール」「くるみ割り人形」のほか、ドレスデン・バレエのためにアレクサンダー・エクマンが振付けた「COW」も再演されます。ゲストにはマリア・コチェトコワ(白鳥の湖)とドミトリー・セミオノフ(「ラ・バヤデール」)。シーズンの終わりには台北へのツアーも予定されています。(バランシン「セレナーデ」、フォーサイス「Plyalist」、ドーソン「四季」)
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