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2019年12月

2019/12/31

「輝く英国ロイヤルバレエのスター達」ローレン・カスバートソンのインタビュー&フォトをAlexandre Magazineで掲載

英国ロイヤル・バレエ団で長年活躍し、ファースト・ソリストまで上り詰めて昨年引退した小林ひかるがプロデュースし、このバレエ団の中でも精鋭を集めたガラ公演「輝く英国ロイヤルバレエのスター達」が2020年1月31日~2月1日に開催されます。

http://www.royal-ballet-stars.jp/

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(c)Marcelino Sambe

この公演に出演するプリンシパルのローレン・カスバートソンにAlexandre Magazineで電話インタビューをしました。ローレンの明るい人柄とエレガンス、チャーミングな素顔が伝わってくる写真は、同じくプリンシパルのマルセリーノ・サンベが撮り下ろしたものです。

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(c)Marcelino Sambe

ロイヤル・バレエ・スクールのホワイト・ロッジからの生え抜きのローレンは、24歳でプリンシパルに昇進するという順調なキャリアを歩むものの、怪我や病気に苦しみ、25歳から30歳の間に3年半も踊れなかった時期がありました。その逆境を乗り越え、古典からドラマティック・バレエ、現代作品まで幅広いレパートリーを高い技術と芸術性で踊り、ロイヤル・バレエを代表するバレリーナの一人となりました。特に、『不思議の国のアリス』と『冬物語』という、クリストファー・ウィールドン振付の2大ヒット作品の初演キャストを務め、両方とも映像化されたということは特筆すべき活躍です。キャリア17年目のシーズンに初めて『ドン・キホーテ』のキトリ役を踊り、来日公演で観客を魅了しました。

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(c)Marcelino Sambe

現地では早朝という時間にもかかわらず、真摯に、誠実に語ってくれたローレンからは、バレエに身を捧げつつも、心の優しさ、しなやかな精神、ファンへの想いが伝わってきて、本当に魅力的な女性だと感じられました。この公演をプロデュースする小林ひかるさんについても、尊敬を込めてインタビューで語っています。

今回の「輝く英国ロイヤルバレエのスター達」では、ローレンは『シルヴィア』『レクイエム』そして『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』を踊る予定です。これらの作品についてもじっくり語ってくれました。

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また、英国ロイヤル・オペラ・ハウス・シネマシーズンでは、『眠れる森の美女』と、キャシー・マーストン振付の新作で、実在の天才ヴァイオリニスト、ジャクリーヌ・デュ・プレの生涯と芸術を描いた『ザ・チェリスト』に主演する予定です。

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ローレン・カスバートソンのみならず、高田茜、平野亮一、ローレンと共演するワディム・ムンタギロフやフェデリコ・ボネッリなど、綺羅星のようなロイヤル・バレエのダンサーたちのパフォーマンスを、小林ひかるさんが考え抜いた構成によって堪能できる「輝く英国ロイヤルバレエのスター達」 ぜひお楽しみに!

<公演概要>

「輝く英国ロイヤルバレエのスター達」

英国ロイヤル・バレエ団の今を彩るスターが集うガラ公演。映像イントロダクションの導入や、テーマに基づいてキュレーションされた3つのプログラムなど、公演プロデュースに初挑戦する小林ひかるのこだわりでデザインされた、一味違うバレエガラ公演。

 

▼日時:2020年1月31日(金)19時、2月1日(土) 13時、17時

▼会場:昭和女子大学 人見記念講堂 (三軒茶屋)

▼出演:ローレン・カスバートソン、ヤスミン・ナグディ、高田茜、メリッサ・ハミルトン、マヤラ・マグリ、フェデリコ・ボネッリ、平野亮一、ワディム・ムンタギロフ、アクリ瑠嘉、ウィリアム・ブレイスウェル

▼公式サイト

http://www.royal-ballet-stars.jp/

 

▼Check out their official Instagram and Twitter

TWITTER  @newartistry2020

https://twitter.com/newartistry2020

INSTAGRAM  @newartistry2020

https://www.instagram.com/newartistry2020/

2019/12/18

リチャード・ウィンザー主演のミュージカル「サタデー・ナイト・フィーバー」開幕

 '70年代のディスコ・ブームを象徴する大ヒット映画『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977)。ジョン・トラボルタを一躍スターダムにのし上げ、ビージーズのヒット曲の数々で彩られた名作です。

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(c)ヒダキトモコ

映画公開40周年を迎え、2018年に『サタデー・ナイト・フィーバー』は新たにミュージカル化されました。

https://snf2019.jp/

ダンスフロアが中心にあつらえられ、ビージーズの名曲は、舞台上の上方で3人の歌手が歌い音楽は生演奏という形式です。今回の来日公演では、マシュー・ボーンのニューアドベンチャーズのファンにはおなじみ、「白鳥の湖」や「シザーハンズ」のリチャード・ウィンザーが主演しています。

公演は12月13日に開幕。ゲネプロを取材させていただきました。

『サタデー・ナイト・フィーバー』はジョン・トラボルタのダンスとビージーズの音楽があまりにも有名で、内容については実はそんなによく知られていないのではないでしょうか。実はストーリーはかなりシリアスです。ディスコで踊る時だけ輝いている青年トニーの葛藤が描かれており、家族の問題、人種差別、階級、格差問題、職場における女性差別、失業、宗教、失恋など厳しい現実と、青春の光と影が陰影に富んで描かれています。そういった意味では、いつの時代にも共通するテーマが貫かれており、決して色あせない作品です。

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(c)ヒダキトモコ

塗装店に勤めているトニーは、真面目に働いていてやっと給料も少しだけあげてもらったのに、失業中で酒浸りの父親には喜んでもらえず、鬱屈した毎日を送っています。ダンスコンクールに出場すべくパートナーとして組んだ野心家のステファニーとは、社会的な階級も考え方も違い、最初は相手にされないトニーですが、ダンスの練習を通して少しずつ距離が埋まっていきます。Hc135828

(c)ヒダキトモコ

トニー役のリチャード・ウィンザーは、さすがマシュー・ボーンの『白鳥の湖』でザ・スワン、ザ・ストレンジャーを演じただけあって、ダンスの切れ味が鋭くスピーディで、ディスコのリズムにもよく乗っています。トラボルタの象徴的な、片腕を交互に高く上げるダンスのポーズも決まっています。腰をグラインドさせる動きは、ザ・ストレンジャーを彷彿させて実にセクシーです。彼には舞台のどこにいても思わず目が吸い寄せられてしまう華があります。そして、2か所ほど、鍛え抜かれた上半身を見せるシーンもあります。

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(c)ヒダキトモコ

ディスコダンスだけでなく、ステファニーとのデュエットのパートナーリングも見事で、エレガントなところも見せてくれます。また、コンクールに出場した他のペアはスパニッシュダンスやラテンダンスを見せてくれ、それぞれのダンスのクオリティがとても高くて見ごたえがあります。

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(c)ヒダキトモコ

ビージーズのナンバーを歌う3人のシンガーの歌も素晴らしく、ビージーズのファンや映画のファンも満足できる出来栄えになっていると思います。リチャードはシリアスな演技を見せる場面も多く、せりふ回しや演技力も本格的なもので青春の焦燥感や苦悩、家族への愛との板挟みなどの微妙な感情も繊細に表現。アーティストとしての深みを感じさせました。今回のトニー役は歌う箇所が一つしかないのが残念ですが、これからミュージカルにもたくさん出てほしいと思いました。

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(c)ヒダキトモコ

再生と未来への希望を感じさせる、余韻のあるラストも秀逸です。

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(c)ヒダキトモコ

シリアスで演技がたっぷりとみられる部分もあるとはいえ、基本的にはエンターテインメント作品で、レベルの高い共演ダンサーと演奏もあり、ダンスはとにかくふんだんに、でも単調にならないようにいろんな種類のダンスが繰り広げられて飽きません。カーテンコールタイムは、観客も立ち上がって一緒に踊っていいとのことで、きっと大いに盛り上がることでしょう。ゲネプロの段階でも、思わずダンサーたちと一緒に踊りたい!とうずうずしてしまうほどでした。

ゲネプロでは、カーテンコールに公式サポーターDJ KOOとアンミカが登場。DJ KOOはマイクパフォーマンスでも会場を盛り上げてくれました。

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(c)ヒダキトモコ

寒い毎日の憂鬱を吹き飛ばす快作、ぜひお楽しみください。

<出演>

トニー・マネロ:リチャード・ウィンザー

ステファニー・マンガーノ:オリヴィア・ファインズ

DJモンティ役:ファイサル・ジェイ

バリー・ギブ役:ジェイク・バイロム

モーリス・ギブ役:ジェームス・ケネス・ホーガン

ロビン・ギブ役:ダニー・ノット

演出:ビル・ケンライト

振付:ビル・ディーマー

■ 日程:2019年1213(金)~29(日)[全22回]

■ 会場:東京国際フォーラム・ホールC

■ チケット料金:

  • S席13,000円
  • A席9,000円
  • B席6,000円
  • U-25当日引換券5,000円
  • (税込・全席指定)

■ お問い合わせ:キョードー東京 0570-550-799
(オペレーター対応:平日11:00~18:00、土日祝10:00~18:00)


キョードー東京

0570-550-799(オペレーター対応/平日 11:00-18:00 土日祝10:00-18:00)

購入


チケットぴあ

0570−02−9999(Pコード:496ー666)

購入


イープラス

購入


ローソン

0570-084-003(Lコード 33118)

0570-00-0407(オペレーター10:00~20:00)

購入

 

 

2019/12/17

12月22日MBS系「情熱大陸」は倉永美沙さん

MBS系の「情熱大陸」、12月22日(日)放映の回は、サンフランシスコ・バレエのプリンシパル、倉永美沙さんが登場します。

夜11時20分から。

https://www.mbs.jp/jounetsu/

大阪府出身。7歳からバレエを始め、多くのコンクールで金賞に輝き、天才少女とも呼ばれる。17歳の時、第29回ローザンヌ国際バレエ・コンクールでプロ研修賞を受賞し、サンフランシスコ・バレエ団の研修生に。その後、NYの NYCB(ニューヨーク・シティ・バレエ団)の附属のスクールで学び直し、19歳の時、ボストン・バレエ団のオーディションに合格。プロの道を歩み始める。
2001年、第9回モスクワ国際バレエコンクール金賞(女性ジュニア部門日本人初)。
2006年、ジャクソン国際バレエコンクール金賞(女性シニア部門日本人初)。
2009年、バレエダンサーの最高位であるプリンシパルへ昇格(ボストン・バレエ団)。
2017年、バレエ界のアカデミー賞と言われるブノワ賞にノミネート(「海賊」と「オネーギン」)。
2019年、プリンシパルとしてサンフランシスコ・バレエ団と契約。



世界の舞台で踊る日本人バレエダンサーの中に、今年、大きな転機を迎えたプリンシパルがいる。倉永美沙は、欧米では特に小柄な156cmという身長ながら、16年間名門のボストン・バレエ団に在籍し、プリンシパル(最高位ダンサー)のトップに上り詰めた。バレエ界のレジェンド、イタリアのロベルト・ボッレにも愛され、彼のツアーでも客演。2017年には、バレエ界のアカデミー賞と言われるブノワ賞にもノミネートされている。
そんな倉永が今年、アメリカ最古の超名門サンフランシスコ・バレエ団に移籍し、バレエ界の話題となった。実は、倉永は、18年前に一度サンフランシスコ・バレエ団に在籍し、苦渋の時を過ごしたことがある。17歳の時、ローザンヌ国際バレエ・コンクールでプロ研修賞を受け、サンフランシスコへ。「アメリカのバレエ・スタイルに戸惑っている内に終わってしまった・・・」と、正式契約を勝ち取れなかった場所なのだ。

「全てを投げ打つ覚悟でここに来た」と言う倉永。新しいシーズンは12月、クリスマスシーズンの始まりを告げる『くるみ割り人形』から幕を開ける。そこへ向け、7月にバレエ団に加わった倉永をエースと言われる気鋭のダンサーが待っていた。イタリアのスカラ座からきたイタリア人プリンシパル、アンジェロ・グレコ。モダンな舞台装置や大胆な演出でも知られるサンフランシスコ・バレエ団で、倉永は、どんな姿を見せるのか・・・。
番組では、「世界の人にバレエの魅力をシェアしたい」と向かったメキシコでの客演公演や、全幕もの『ロミオとジュリエット』のデンマーク公演。そして、サンフランシスコでの初の舞台『くるみ割り人形』など、身も心もバレエに捧げる倉永の第二のバレエ人生のスタートに密着する。





身長156cmと小柄ながら、ボストン・バレエのプリンシパルとして長年活躍し、栄えあるブノワ賞にもノミネートされ、SK-IIのCMに出演し、ロベルト・ボッレ&フレンズにも出演するなど、国際的に活躍する倉永美沙さんを追った番組ということで、とても楽しみです。倉永さんは磨き抜かれた圧倒的なテクニックに演技力も持ち合わせ、まさにワールドクラスのバレリーナです。サンフランシスコ・バレエに移籍するという新しい挑戦に挑む彼女の姿が見られることでしょう。

2019/12/12

【公演中止】マシュー・ボーンの『赤い靴』日本公演決定

【マシュー・ボーンの『赤い靴』公演中止のお知らせ】

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の状況を受け、マシュー・ボーンの『赤い靴』来日公演の実現に向けてニュー・アドベンチャーズとの協議を重ねてまいりました。現時点におけるあらゆる可能性を検討した結果、英国より公演を招聘することが困難であると判断し、誠に残念ながら、本公演を中止することと致しました。

<中止公演>
マシュー・ボーンの『赤い靴』
2020年6月17日(水)~28日(日) 東急シアターオーブ 全16公演

 

ご観劇を心待ちにしておられたお客様には、多大なるご迷惑をお掛け致しますことを、深くお詫び申し上げます。関係者一同、将来的な日本ツアーの実現を願っております。

払い戻し方法についての詳細は、5月7日(木)以降に弊社ホームページにて改めてご案内を致します。
現在お持ちのチケットは、失くさずに保管ください。
何卒、ご理解・ご了承くださいますよう宜しくお願い申し上げます。

主催:ホリプロ/TBS/BS-TBS

https://horipro-stage.jp/pickup/information20200415/

バレエ映画の金字塔であるマイケル・パウエル&エメリック・プレスバーガー監督の『赤い靴』、そしてアンデルセンのおとぎ話をもとに奇才マシュー・ボーンが2016年に発表した『赤い靴』の来日公演が決定しました。

Main

https://horipro-stage.jp/stage/redshoes2020/

ローレンス・オリヴィエ賞では2部門(ベスト・エンターテインメント賞/ベスト・コレオグラフィー賞)を獲得し、北米ツアーを行ったほか現在も英国ツアーの一環としてサドラーズ・ウェルズ劇場で上演中の話題作がやってきます。

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(C) photo by Johan Persson

■演出・振付:マシュー・ボーン
■原作:映画「赤い靴」(監督:マイケル・パウエル&エメリック・プレスバーガー)および、 ハンス・クリスチャン・アンデルセンによる同名童話
■音楽:バーナード・ハーマン
■出演:ニュー・アドベンチャーズ

<ストーリー>

踊るために生まれてきたヴィクトリア・ペイジは才能を見出され、バレエ団のスターとして人気を博すようになる。世界一のプリマを目指すバレリーナ ヴィクトリアと、彼女を育てるために情熱を注ぐ辣腕プロデューサー レルモントフ。2人の夢は順調に実現に向かっているようにみえた。


しかし彼女が作曲家 ジュリアン・クラスターと恋に落ちた時、運命の歯車が狂い始める—

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(C) photo by Johan Persson

<東京公演>
期間:2020年6月17日(水)~6月28日(日) <全16回>
会場:東急シアターオーブ
主催:ホリプロ/TBS/BS-TBS

※東京公演のみ

2016年、 母国イギリスよりナイトの称号を得たマシュー・ボーンは、 「長年かかえている野望」として「赤い靴」の舞台化を挙げていた。 インタビューではこう語っている。 「映画「赤い靴」は、 私が初めて観たバレエです。 それは怪しくもあり、 また素晴らしいバレエの世界を教えてくれるものでもありました。 バレエとはとても魅力的なものに思え、 歴史というパズルのひとかけらをありありと見た気がしたのです」

ニューアドベンチャーズの公式サイト

https://new-adventures.net/the-red-shoes

ロイヤル・バレエのプリンシパル、モイラ・シアラーが主演し、バレエ・リュスの振付家・ダンサーであるレオニード・マシーンも出演した映画版の『赤い靴』は不朽の名作で、特に15分間にわたる、妖しく幻想的なダンスシーンの美しさ、素晴らしさは映画史上に残る名場面です。バレリーナが恋を選ぶのか、踊ることを選ぶのか、決断を迫られ、そして決して脱げない赤い靴で踊り続けて悲劇的な結末を迎える本作には、普遍的なテーマがあります。

現在ロンドンのサドラーズ・ウェルズ劇場にて1月19日まで公演中の本作は、その後英国内のツアーを6月6日まで行い、来日します。来日キャストは現在のところ発表されていませんが、英国でのキャストはこちらです。アシュリー・ショー、コ―デリア・ブレイスウェイト、ドミニク・ノース、グレン・グラハム、リアム・ムーアなどおなじみのダンサーの他、サドラーズ・ウェルズ劇場公演限定で、レルモントフ役で、あのアダム・クーパーが出演しています。クーパーが来日するかどうかが気になるところですね。

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(C) photo by Johan Persson

【プレミアム会員先行】2020/1/18(土)9:00~1/24(金)23:59

【一般発売】2020/2/29(土)

【抽選先行】2020/1/25(土)10:00~2/2(日)23:59

【先着先行】
2020/2/8(土)10:00~2/27(木)23:59

<お問い合わせ>
ホリプロチケットセンター 03-3490-4949(平日10:00~18:00 / 土10:00~13:00 / 日祝休)

https://horipro-stage.jp/stage/redshoes2020/

 

2019/12/11

NHKバレエの饗宴2020

日本を代表するバレエ団、バレエダンサーが一堂に会する NHKバレエの饗宴2020の概要が発表されています。

https://www.nhk-p.co.jp/ballet/img/news/ballet_2020_chirashi.pdf

2020年4月5日(日)
開場:午後1時
開演:午後2時
終演予定:午後5時

公演概要

https://pid.nhk.or.jp/event/PPG0335787/index.html

キム・セジョン&清瀧千晴&福岡雄大  Canon in D major

カンパニーの垣根を越えてトップダンサー3人が集結!
気鋭振付家の作品に挑む!

【振付】イリ・ブベニチェク
【音楽】パッヘルベル、オットー・ブベニチェク
【出演】
キム・セジョン(東京シティ・バレエ団ファーストアーティスト)
清瀧千晴(牧阿佐美バレヱ団プリンシパル)
福岡雄大(新国立劇場バレエ団プリンシパル)

倉永美沙&アンジェロ・グレコ(サンフランシスコ・バレエ団プリンシパル) 
「くるみ割り人形」からグラン・パ・ド・ドゥ

クラシック・バレエの神髄ここにあり!
アメリカバレエ界のスターがバレエの饗宴初登場!

【振付】ヘルギ・トマソン
【音楽】チャイコフスキー

貞松・浜田バレエ団  CACTI 

奇才エクマンが切り開くダンスの新たなる地平!
舞台に立ち現れるまだ誰も見たことのない異空間。
【振付】アレクサンダー・エクマン
【音楽】ハイドン、ベートーベン、シューベルト、ステイン
【出演】未定

谷桃子バレエ団 「海賊」ハイライト

プティパの隠れた名作が現代に甦る!
大迫力シーンの連続、力漲る冒険活劇!
【振付】エルダー・アリエフ(プティパ版に基づく)
【音楽】アダン、ドリーブ、ドリゴ、シェーリ
【出演】永橋あゆみ、佐藤麻利香、今井智也、三木雄馬 ほか

森田愛海&デヴィッド・ムーア(シュツットガルト・バレエ団プリンシパル)
「白鳥の湖」から黒鳥のパ・ド・ドゥ

ドイツ伝統のバレエ団で最高位に上り詰めた逸材が
バレエの饗宴初登場!
【振付】ジョン・クランコ(古典版に基づく)
【音楽】チャイコフスキー

ダンサーのプロフィールはこちら

https://pid.nhk.or.jp/event/PPG0335787/20191206183507857.pdf

【指揮】井田勝大
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

S席12,000円
A席 9,000円
B席 6,000円
C席 3,000円
(全席指定・消費税込)
*就学前のお子様の同伴・入場はご遠慮ください。

2020年1月25日(土)午前10時 発売開始

・ローソンチケット(Lコード 35275)
https://l-tike.com/nhkb【インターネット・携帯受付】
※PC、スマートフォンは座席選択可(1月26日(日)午前0時より)
0570-000-407【オペレーター受付】(午前10時~午後6時)
ローソン、ミニストップ【店頭販売】

・チケットぴあ (Pコード 498-965)
https://pia.jp/t/【インターネット受付】
0570-02-9999【音声応答電話予約・要Pコード】(無休)
チケットぴあ、セブンイレブン【店頭販売】
※PC、スマートフォン、店頭販売は座席選択可(発売開始1時間後より)
※毎週火・水の午前2時30分~5時30分はシステムメンテナンスのため受付休止

・e+(イープラス)
https://eplus.jp/【インターネット受付】
ファミリーマート【店頭販売】
※PC、スマートフォン、店頭販売は座席選択可

・カンフェティ
http://confetti-web.com/【インターネット受付】
※PC、スマートフォンは座席選択可
0120-240-540【オペレーター受付・通話料無料】(平日 午前10時~午後6時)
03-6228-1630【携帯、PHSからのご利用の場合】

・チャコットweb
https://www.ch-ecommerce.com
※S席のみ販売、座席選択不可

「クラシック音楽館」[日曜]午後9時~(放送日未定)【Eテレ】
「8K バレエの饗宴(仮)」(放送日時未定)【BS8K】
※放送日は決まり次第、発表します。

*********

今年はバレエ団としての参加が貞松・浜田バレエ団と谷桃子バレエ団と少ないのですが、意欲的な取り組みがあります。

まずは、イリ・ブベニチェク振付の名作Canon in D majorを、福岡雄大、清瀧千晴、キム・セジョンとそれぞれのバレエ団を代表するダンサーが、バレエ団の枠を超えて共演すること。Canon in D majorは今までも、ロベルト・ボッレ、マチュー・ガニオ、アレクサンドル・リアブコなどトップダンサーが踊ってきた音楽性豊かな美しい作品なので、それをこの三人がどのように踊るか、とても注目されます。

 

また、貞松・浜田バレエ団が、アレクサンダー・エクマンの「CACTI」を踊るのも楽しみです。「CACTI」はNDT、ウィーン国立バレエ、ナショナル・バレエ・オブ・カナダ、パシフィック・ノースウェスト・バレエなど世界中のバレエ団で踊られている人気作品。ユーモラスで身体能力の高さが求められます。貞松・浜田バレエ団は、オハッド・ナハリンや森優貴作品などコンテンポラリー作品に強いバレエ団なので、これまたとても楽しみです。
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パ・ド・ドゥが2つなのはちょっと比率的に多いかな、と思いますが、押しも押されぬ大スターの倉永美沙さん、まだ本格的に日本で主役を踊っていないシュツットガルト・バレエのプリンシパル森田愛海さんと、大変期待される二人です。今回はかなり冒険した構成だと思いますが、成功してほしいですね。

2019/12/03

WOWOWで連続ドラマ「ボリショイ・バレエ 運命のスワン~ユリアとカリーナ」他ボリショイ・バレエ特集

12月のWOWOWは、「特集 ボリショイ・バレエの世界」が放映されます。
https://www.wowow.co.jp/special/015608

中でも注目は、「ボリショイ・バレエ 連続ドラマ 運命のスワン~ユリアとカリーナ」
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ロシアの名門、ボリショイ劇場のバレエアカデミーで頂点を目指す2人の少女の姿を描き、2018年に日本で公開された映画『ボリショイ・バレエ 2人のスワン』が連続ドラマとなって生まれ変わります。世界的トップダンサーが集結し、本格的なバレエシーンの迫力とひたむきな少女たちの闘いを描いたバレエ・エンターテインメント。


ボリショイ劇場が擁するバレエアカデミーに入学した貧しい炭鉱町で生まれたユリア(マルガリータ・シモノヴァ)と、裕福な家庭に生まれたカリーナ(アンナ・イサエヴァ)。カリーナの踊りは優雅にひときわ輝き、期待のエリートとして一躍プリマ候補になる。一方で、ユリアの隠された跳躍力や表現力を、かつての伝説のプリマで講師のガリーナ先生(アリーサ・フレインドリフ)だけは見抜き、才能を伸ばそうとする。境遇もスタイルもすべて正反対の2人がプリマを目指し、恋とバレエを競い合う。最後に主役の座をつかむのは?

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「ボリショイ・バレエ 連続ドラマ 運命のスワン~ユリアとカリーナ」は、映画版をドラマシリーズとして再構成しており、二人の少女時代から「白鳥の湖」に主演するまでを時系列に沿ってたっぷりと描いており、大河ドラマのような展開となっています。バレエシーンも長くしており、二人のバレエ・ライフの細かなディテールもその場に立ち会っているような臨場感になっているそうです。もちろん、本物のボリショイ劇場での撮影も行われています。

映画「ボリショイ・バレエ 二人のスワン」は、ロシア映画祭のプレミア上映で観ていますが、二人の生い立ちからライバル関係までもが、まるでバレエマンガのようにドラマティックに描かれていて、とても面白い作品でした。主演の二人ですが、ユリア役のマルガリータ・シモノヴァはポーランド国立バレエ団の現役ソリスト、カリーナ役のアンナ・イサエヴァはボリショイ・バレエ・アカデミーを卒業してクレムリン・バレエで踊っており、二人とも本格的なダンサーなので、バレエシーンも見ごたえあります。

また、第4話には、パリ・オペラ座の人気エトワールで今はスウェーデン王立バレエの芸術監督であるニコラ・ル=リッシュが、ゲスト出演するスターダンサー役として出演して踊っており、ユリアに人生の啓示を与えるという重要な役割を果たしているのも注目すべき点です。

さらに、ガリーナ先生役のアリーサ・フレインドリフは、タルコフスキーの「ストーカー」にも主要な役で出演している、ロシアを代表する国民的な名優です。

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第1話 炭鉱の街 12/25(水)よる7:45 ※無料放送 リピート放送あり 12/28(土)午後3:00

第2話 モスクワ 12/28(土)午後4:00

第3話 恋と葛藤 12/28(土)午後5:00

第4話 運命の行方 12/28(土)よる6:00


ボリショイ・バレエ団「白鳥の湖」主演スヴェトラーナ・ザハーロワ 12/25(水)よる8:45 (共演:デニス・ロヂキン)
ボリショイ・バレエ団「眠れる森の美女」主演スヴェトラーナ・ザハーロワ 12/28(土)午後0:30 (共演:デヴィッド・ホールバーグ)
が放映されます。

 

また、特集以外にも、12月には、
ベジャールの「ザ・カブキ」 東京バレエ団 ミラノ・スカラ座公演 12/18(水)午前4:30
モーリス・ベジャール・バレエ団&東京バレエ団 特別合同ガラ 12/18(水)午前6:40
モーリス・ベジャール・バレエ団 テム・エ・ヴァリアシオン 12/18(水)午前8:30
パリ・オペラ座バレエ団「シンデレラ」 12/23(月)午前11:45 (カール・パケットの引退公演)
英国ロイヤル・バレエ団「くるみ割り人形」 12/24(火)よる7:00 ローレン・カスバートソン、フェデリコ・ボネッリ主演
そして映画では
「マチルダ 禁断の恋」  12/8(日)深夜3:00 プリマ・バレリーナ・アッソールタのマチルダ・クシェシンスカヤとニコライ2世の愛を描く

 

と、本当にバレエファンには見逃せない番組ばかりです。

 

さらに年明け1月には、
マリインスキー・バレエ団「ガラ・プティパ」 1/3(金)よる6:45 「真夏の夜の夢」2幕、「眠れる森の美女」3幕ほか
マリインスキー・バレエ団「海賊」 1/3(金)よる9:00 ソーモワ、アスケロフ、キム、バトーエワ出演
英国ロイヤル・バレエ団「眠れる森の美女」  1/7(火)午前10:00 ヌニェス、ムンタギロフ出演
マリインスキー・バレエの「海賊」は初放映なだけでなく、DVDも発売されていませんので、こちらも必見ですね。
WOWOWでバレエ三昧、幸せな年末年始となりそうです。

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