「輝く英国ロイヤルバレエのスター達」ローレン・カスバートソンのインタビュー&フォトをAlexandre Magazineで掲載
英国ロイヤル・バレエ団で長年活躍し、ファースト・ソリストまで上り詰めて昨年引退した小林ひかるがプロデュースし、このバレエ団の中でも精鋭を集めたガラ公演「輝く英国ロイヤルバレエのスター達」が2020年1月31日~2月1日に開催されます。
http://www.royal-ballet-stars.jp/
(c)Marcelino Sambe
この公演に出演するプリンシパルのローレン・カスバートソンにAlexandre Magazineで電話インタビューをしました。ローレンの明るい人柄とエレガンス、チャーミングな素顔が伝わってくる写真は、同じくプリンシパルのマルセリーノ・サンベが撮り下ろしたものです。
(c)Marcelino Sambe
ロイヤル・バレエ・スクールのホワイト・ロッジからの生え抜きのローレンは、24歳でプリンシパルに昇進するという順調なキャリアを歩むものの、怪我や病気に苦しみ、25歳から30歳の間に3年半も踊れなかった時期がありました。その逆境を乗り越え、古典からドラマティック・バレエ、現代作品まで幅広いレパートリーを高い技術と芸術性で踊り、ロイヤル・バレエを代表するバレリーナの一人となりました。特に、『不思議の国のアリス』と『冬物語』という、クリストファー・ウィールドン振付の2大ヒット作品の初演キャストを務め、両方とも映像化されたということは特筆すべき活躍です。キャリア17年目のシーズンに初めて『ドン・キホーテ』のキトリ役を踊り、来日公演で観客を魅了しました。
(c)Marcelino Sambe
現地では早朝という時間にもかかわらず、真摯に、誠実に語ってくれたローレンからは、バレエに身を捧げつつも、心の優しさ、しなやかな精神、ファンへの想いが伝わってきて、本当に魅力的な女性だと感じられました。この公演をプロデュースする小林ひかるさんについても、尊敬を込めてインタビューで語っています。
今回の「輝く英国ロイヤルバレエのスター達」では、ローレンは『シルヴィア』『レクイエム』そして『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』を踊る予定です。これらの作品についてもじっくり語ってくれました。
また、英国ロイヤル・オペラ・ハウス・シネマシーズンでは、『眠れる森の美女』と、キャシー・マーストン振付の新作で、実在の天才ヴァイオリニスト、ジャクリーヌ・デュ・プレの生涯と芸術を描いた『ザ・チェリスト』に主演する予定です。
ローレン・カスバートソンのみならず、高田茜、平野亮一、ローレンと共演するワディム・ムンタギロフやフェデリコ・ボネッリなど、綺羅星のようなロイヤル・バレエのダンサーたちのパフォーマンスを、小林ひかるさんが考え抜いた構成によって堪能できる「輝く英国ロイヤルバレエのスター達」 ぜひお楽しみに!
<公演概要>
「輝く英国ロイヤルバレエのスター達」
英国ロイヤル・バレエ団の今を彩るスターが集うガラ公演。映像イントロダクションの導入や、テーマに基づいてキュレーションされた3つのプログラムなど、公演プロデュースに初挑戦する小林ひかるのこだわりでデザインされた、一味違うバレエガラ公演。
▼日時:2020年1月31日(金)19時、2月1日(土) 13時、17時
▼会場:昭和女子大学 人見記念講堂 (三軒茶屋)
▼出演:ローレン・カスバートソン、ヤスミン・ナグディ、高田茜、メリッサ・ハミルトン、マヤラ・マグリ、フェデリコ・ボネッリ、平野亮一、ワディム・ムンタギロフ、アクリ瑠嘉、ウィリアム・ブレイスウェル
▼公式サイト
http://www.royal-ballet-stars.jp/
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