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2019/06/17

NDT ネザーランド・ダンス・シアター 日本公演 記者会見

才能豊かな気鋭振付家と世界中から集まった選りすぐりのダンサーたちによる共同制作によって、年間10あまりの新作バレエを発表し、国内外で上演を続けているNDT(ネザーランド・ダンス・シアター)。世界でも最もよく知られ、重要なコンテンポラリーダンスのカンパニーのひとつです。
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そのNDTが今年6月末~7月頭に13年ぶりに来日し、神奈川と愛知で公演を行います。

そして6月11日に、オランダ大使館において、ポール・ライトフット芸術監督、ダンサーの刈谷円香さん、元NDTの振付家/ダンサーの中村恩恵さん、小㞍健太さん、そして愛知芸術文化センター 愛知県芸術劇場の唐津絵理シニアプロデューサーによる記者会見が行われました。

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北京公演でNDTの舞台を観て涙が出るほど感動したという駐日オランダ大使の挨拶に続き、来日公演に尽力した愛知県芸術劇場の唐津絵理シニアプロデューサーより。

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唐津絵理「NDTは日本でも人気が高いダンスカンパニーで、多くの優れた日本人ダンサーを輩出しています。しかし前回来日より13年も開いたのは、日本の経済状況の悪化がありました。NDTは50人の引越し公演で4作品を上演し装置も大掛かり。5年前から日本で公演できないか模索し実現にこぎつけました。初来日は1990年で、前回(2006年)の来日公演ではポール・ライトフット芸術監督の作品も上演されています。愛知だけでは難しく、NDT横浜実行員会を組織し、セガサミー文化芸術財団の支援もあったからこそ公演が実現しました。3年半かけてヨーロッパ、アジア各国での公演に足を運び、芸術監督ライトフットと議論を重ねてきました。今回はライトフットとソル・レオン、そしてマルコ・ゲッケ、クリスタル・パイトの計4作品を上演します」

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 ライトフット「NDTは今年60周年で、初来日公演は1990年でした。NDTの歴史の半分で、日本で作品を上演してきたことになります。3年に一度は来日公演を行ってきて、日本で公演するのは私たちにとっても大きなインパクトがありましたが、2000年以降公演が難しくなってしまいました。NDTは振付だけでなく舞台装置も大掛かりで経済力、組織力も必要で、今までも関係を維持するのが難しくなってしまったのです。ですが芸術監督に就任して1番の野心は日本に帰ってくることでした。

NDTは進化、変化するカンパニーです。クリエイティビティ、古典バレエとモダンの経験を掛け合わせていくことは拠り所となっています。60年の歴史で800もの新作を作ってきました。この関係を続けることは大事です。(70年代に芸術監督に就任した振付家の)イリ・キリアンの存在によることも大きかった。日本とは離れている期間もありましたが、今は新たなフェーズにあります。私の作品だけでなく、様々な振付家の作品を上演しています」

「クリスタル・パイトのThe Statementは記念碑的な作品で、メッセージ性があります。ジョナサン・ヤングという脚本家とテキストを作って、そのテキストに合わせてダンサーが踊る。physical narrativeと呼んでいる。舞台装置がセッティングされ、会議室があります。彼女は集中して作品を作る人で本作は9日間で作りました。普段、彼女はバンクーバーに住んでいるので、ビデオ会議でやり取りしたり、ダンサーを映像を作ったりすることもあります。唯一無二の特別な作品であり、今回お見せすることができて幸せです」

「ライトフット、レオン共作「Singulière Odyssée」。音楽はマックス・リヒターが書き下ろしました。私がチューリヒからルクセンブルクに電車で旅した時、国境のバーゼルを通った時に思いつきました。 待合室を再現し、移動することを扱った作品です。難民や、往来する人々の動きを表現したいと思いました。特別な旅という意味があります。ジェラール・ルメートルという元団員(NDTのキリアン時代以前からいる最古参の団員で、NDT3の中心メンバー)がこの作品のクリエーション中に亡くなったので、彼に捧げています。彼はフランス人だったので、フランス語のタイトルとなっています」

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