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« 第1回 HBC マスタークラスを6月に開催 | トップページ | 吉田都さんの引退公演 NHKバレエの饗宴「Last Dance」と記者会見 »

2019/05/14

ロイヤル・オペラハウス・シネマシーズン『ドン・キホーテ』、金子扶生さんのインタビュー記事

「英国ロイヤル・オペラ・ハウス・シネマシーズン 2018/19」の『ドン・キホーテ』がいよいよ今週末、5月17日より劇場公開されます。

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先日お知らせした、主演の高田茜さんのインタビューに続き、今度はこの映画館上映される『ドン・キホーテ』で森の女王(ドリアードの女王)役を踊ったファースト・ソリストの金子扶生さんを電話インタビューし、クラシカ・ジャパンのWebサイトに掲載されました。

https://www.classica-jp.com/column/9308/

Fumi-kaneko-as-queen-of-the-dryads-in-do

金子さんは前回『ドン・キホーテ』にキトリ役で出演した時に、舞台上で大きなけがをしてしまい、しばらく舞台に立てなかった金子さん。今回は、見事キトリ役での復活を果たし、しかも相手役が怪我をしたので急きょゲストのダニエル・カマルゴと踊ることになったり、急病のダンサーの代役としてマシュー・ボールとも踊ったり、そしてキトリ役と並行して森の女王役も踊ったりと大活躍を見せました。

『ドン・キホーテ』に限らず、『うたかたの恋(マイヤリング)』、『くるみ割り人形』などでも大きな役を踊り、進境著しい金子さんにお話を聞かせていただきました。おっとりとしてとても可愛らしい中にも、芯の強さを感じました。

Fumi-kaneko-in-rehearsal-for-don-quixote

さて、今回のロイヤル・バレエ、『ドン・キホーテ』は高田茜さんの主演です。全幕作品で、高田さんが映画館上映で主演するのは初めてのこと。その高田茜さんのキトリが素晴らしい。テクニックは輝かしく、高く伸びやかな跳躍、美しいアティチュードやつま先、正確な回転、細かい足捌き、そしてキトリらしいお転婆な演技の中に、凛としたところやセクシーなところも見せてくれます。とても高熱を出して踊っていたとは思えません。アレクサンダー・キャンベルは、当初出演予定のスティーヴン・マックレーの代役ですが、高田さんが踊りやすいパートナーと言っているのも納得の、息の合った演技と踊りを見せてくれます。ばねが仕込まれているような跳躍などテクニックは申し分なく、バジルの明るいキャラクターがぴったりのコミカルな演技も達者です。

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森の女王は金子扶生さん。優美でゴージャス、気品あふれています。夢のシーンでの高田さん、金子さんの並びも美しく、ロイヤルの舞台で日本人バレリーナの二人が堂々とセンターを飾っているのを見るのは嬉しい。初演の時は、少々違和感を感じたアコスタ版だけど、再演で流れも良くなりました。1幕を盛り上げる街の若者4人組の中には、来シーズンより正式入団する中尾太亮さんの姿も。2幕冒頭のキトリとバジルのパ・ド・ドゥはロマンティックです。ドン・キホーテ役のクリストファー・サウンダース、キトリの父ロレンツォ役のギャリー・エイヴィスなどいぶし銀の演技も見られます。

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初演キャストであるチェ・ユフィさんとベアトリス・スティクス=ブルネルのキトリの友人は可愛らしく小気味よい踊り。演技達者が揃ったロイヤル・バレエならではの厚みのある舞台はとても楽しいです。幕間映像では、次回上映の話題作、クリスタル・パイト「フライト・パターン」のメイキング映像(インタビュー、リハーサル風景)も観られます。また、高田茜さんを指導するダーシー・バッセル、レオン・ミンクスについて熱く語る指揮者のマーティン・イェーツのインタビューなども。

来日公演の予習にも、ぜひこの楽しく最高なクオリティのパフォーマンスをご覧ください。

  • 【原版振付】マリウス・プティパ
  • 【演出・追加振付】カルロス・アコスタ
  • 【音楽】レオン・ミンクス
  • 【指揮】マーティン・イエーツ
  • 【出演】ドン・キホーテ:クリストファー・サウンダーズ
    サンチョ・パンサ:フィリップ・モーズリー
    キトリ:高田茜
    バジル:アレクサンダー・キャンベル
    エスパーダ:ヴァレンティノ・ズケッティ
    メルセデス:マヤラ・マグリ
    キトリの友人:崔由姫、ベアトリス・スティクス=ブルネル
    キューピッド:アナ・ローズ・オサリヴァン
    ドルシネア:ララ・ターク
    ドリアードの女王:金子扶生
    ロレンツォ(キトリの父):ギャリー・エイヴィス
    ガマーシュ:トーマス・ホワイトヘッド

 

北海道 ディノスシネマズ札幌 2019/5/17(金)~2019/5/23(木)
宮城 フォーラム仙台 2019/5/17(金)~2019/5/23(木)
東京 TOHOシネマズ日比谷 2019/5/17(金)~2019/5/23(木)
東京 イオンシネマ シアタス調布 2019/5/17(金)~2019/5/23(木)
千葉 TOHOシネマズ流山おおたかの森 2019/5/17(金)~2019/5/23(木)
神奈川 TOHOシネマズららぽーと横浜 2019/5/17(金)~2019/5/23(木)
愛知 TOHOシネマズ名古屋ベイシティ 2019/5/17(金)~2019/5/23(木)
京都 イオンシネマ京都桂川 2019/5/17(金)~2019/5/23(木)
大阪 大阪ステーションシティシネマ 2019/5/17(金)~2019/5/23(木)
兵庫 TOHOシネマズ西宮OS 2019/5/17(金)~2019/5/23(木)
福岡  中洲大洋映画劇場 2019/5/17(金)~2019/5/23(木)

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コメント

いつも楽しみにブログを拝読しております。そして、本日ドンキ映画を鑑賞して来ました!本当に、高田さんと金子さんの二幕での並びはキラキラで、あまりに感激してウルっとなりました。6月の来日公演は違うキャストで観るため、どうしても高田さんの踊りを拝見したくて、時間を作って出かけたのですが、その甲斐がありました。三幕の結婚式の場面で、高田さんの見せ場に「茜さん、素敵!」とでも言わんばかりの、エールとも憧れとも見える前田さんの笑顔も好ましかったです☆ダーシーバッセルとのレッスン風景も興味深かったですし、その他の幕間コメントも舞台作成の奥深さが感じられました。この映画での発信の取り組みは、ずーっと続いて欲しいです。

まさきちさん、こんにちは。

ロイヤル・バレエ「ドン・キホーテ」、お客さんの入りも良いようで良かったです!そう、高田さん、金子さんと日本人ダンサーが競演の夢のシーンはゴージャスでしたね。

本当に高田さんのキトリ、本来の彼女のキャラクターではないにしても非の打ちどころのない美しい踊りと強いテクニックで素晴らしかったのに、怪我で来日公演に来られないのが残念でなりません。少し前に電話でもインタビューさせていただいたばかりだったのに、本人が一番つらいでしょうね。早く良くなりますように。

前田紗江さんも、「バヤデール」でも影の王国で活躍していたし、これからとても期待できますよね。

ロイアルの映画館中継は本当に良く考え抜かれていて、作品を楽しむツボがいっぱいで良いですね!日本に居ながらにしてロイヤルの舞台に触れられるのは嬉しいことですし、続いてほしいですよね。

高田さんの怪我について、先程NBSからのメールで知って大変驚きました。ご本人が一番無念でお辛いですよね。楽しみにしていた方も多かったはずですが、怪我は大事にしないといけません。早い回復をお祈りしたいと思います。

どなたが配役されるでしょう?数年前の不思議の国のアリスでカスバートソンが休演で少し残念だった時も、代役の大活躍に驚きました。意外なキャストでも十分な見応えでした。ロイヤルは層が厚いですね。

日本人キャストの活躍も含め、今から来日公演が楽しみです。

これからもブログ楽しみにしています。コメントありがとうございました。

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