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2019年3月

2019/03/24

NDT ネザーランド・ダンス・シアター 日本公演

世界を牽引するオランダの現代バレエ団NDTが
13 年ぶりに来日、愛知と神奈川で
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才能豊かな気鋭振付家と世界中から集まった選りすぐりのダンサーたちによる共同制作によって、年間10あまりの新作バレエを発表し、国内外で上演を続けているNDT(ネザーランド・ダンス・シアター)。世界でも最もよく知られ、重要なコンテンポラリーダンスのカンパニーのひとつです。


そのNDTが今年6月末~7月頭に13年ぶりに来日し、神奈川と愛知で公演を行います。


NDTが13年ぶりの来日公演に選んだのは、その魅力を余すとことなく知ることのできる多様な作品群。今最も注目度の高い人気振付家でNDTのアソシエイト・コレオグラファーのクリスタル・パイトマルコ・ゲッケ、そしてNDTの芸術監督であり専任振付家のポール・ライトフットとソル・レオンによる豪華4作品を、一挙同時上演します。

また、本公演は、今シーズン限りで芸術監督を退くことが発表されたライトフットが率いる最初で最後の来日公演になります。
極限まで鍛え抜かれた身体スキルと表現力を備えたNDTのダンサーと、人気振付家たちの豊かな想像力の化学反応によって誕生した多様な4作品をぜひ。
ネザーランド・ダンス・シアター(NDT)とは

1959年にオランダで設立されたNDTは、世界で最も知られたコンテンポラリーバレエカンパニーのひとつである。1980年代にチェコの振付家イリ・キリアンが芸術監督に就任すると、NDTは世界屈指のカンパニーとなり、各国の重要な劇場を席巻してきた。
キリアン退団後も、世界各地から優秀なダンサーが一堂に会し、国際的な活動を行っている。これまで9人の芸術監督、30人以上の振付家によって約600の作品を上演しており、現在は芸術監督にポール・ライトフット、常任振付家をソル・レオンが務め、アソシエイト・コレオグラファーにクリスタル・パイト、マルコ・ゲッケを迎えている。これらの振付家に加え、オハッド・ナハリン、アレキサンダー・エクマンなど、多様な世界観をもつ強いオリジナリティに貫かれた振付家との共同制作を行っている。また音楽家や美術作家、照明デザイナーや衣裳デザイナーなどの才能溢れたアーティストの集まるプラットホームとしての役割も果たしている。
これまでも多くの日本出身ダンサーが参加、現時点では44名中4名が日本出身である。(飯田利奈子、刈谷円香、高浦幸乃、福士宙夢)

「Shoot the Moon」シュート・ザ・ムーン

振付:ソル・レオン、ポール・ライトフット、音楽:フィリップ・グラス

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3つの部屋では3組のカップルによるそれぞれの物語が展開している。部屋を隔てるドアは空いているのか閉まっているのか、新しい世界は直ぐそこにあるのにいつも届かない。緊密な人間関係と内在する感情が、回転するダイナミックな舞台美術とリアルタイムで投影される映像によって赤裸々に表出され、見る者の内面をも映し出す。

「Singulière Odyssée」シンギュリア・オデッセイ

振付:ソル・レオン、ポール・ライトフット、音楽:マックス・リヒター

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午前9時36分、スイス国境にあるバーゼル駅待合室。様々な事情、背景をもつ人々が行き交う。「ひとつの旅」と訳される仏語タイトルのこの作品は、ひとが旅すること、移動することなど、生に向かう永続的な環境の中での多様な変化にフォーカスしている。マックス・リヒターが新作ダンスのために作曲した音楽、建築的な空間、洗練された衣裳やテキスタイルなど、関係するアーティストの美意識が完璧なまでに時空間を支配する。内省的な「Shoot the Moon」とは対照的に冷静に社会を俯瞰する開放的な作品でもある。

「The Statement」ザ・ステイトメント

振付:クリスタル・パイト、音楽:オーエン・ベルトン

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世界中のバレエ団から依頼が絶えない、今最も話題の振付家、クリスタル・パイトのタンツテアター的作品のエッセンスを堪能できる代表作。カナダのエレクトリック・シアターの芸術監督ジョナサン・ヤングのテキストをベースに、語りながら踊るダンサーたちの演劇性の高い身体表現は、支配・戦い・責任などの現代社会を反映し、観る者に現実の社会を突きつける。2018年英国ナショナル・ダンス・アワードの最優秀現代振付作品賞を受賞した。

「Woke up Blind」ウォーク・アップ・ブラインド

振付:マルコ・ゲッケ、音楽:ジェフ・バックリィ

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40代半ばにして、すでに70を超える作品を創作する天才振付家のマルコ・ゲッケが、NDTのために創作した代表作。悲劇的に若くして亡くなったジェフ・バックリィの音楽「You and I」と「The way young lovers do」を使用することで、異なる方法で愛を扱っている。従来の音楽とダンスの関係を超え、身体表現と音楽との新たな可能性を切り開く名作である。


愛知公演
会場:愛知県芸術劇場 大ホール(愛知芸術文化センター 2階)
日時:2019年6月28日(金)14:00、6月29日(土)14:00

※開場は各公演開演45分前

■チケット発売
一般発売日3月22日(金)

愛知県芸術劇場メンバーズウェブ先行
2019年3月15日(金)10:00-3月16日(土)23:59

■料金 <全席指定・税込>

料金: S席 12,000円 A席 9,000円(U25 4,500円) B席 6,000円(U25 3,000円)
C席 4,000円(U25 2,000円) チャレンジシート 1,000円
※チャレンジシートの販売については、注意事項をご確認ください。

*28日(金)公演は、S席に学校団体が入る予定のため、S席の販売はございません。

*U25は公演日に25歳以下対象(要証明書)
*車椅子席(7,200円)および団体割引(10名以上)は劇場事務局(TEL 052-971-5609)にて取扱い
*4歳以下のお子さまは入場できません。
*託児サービスあり(有料・要予約)
対象:満1歳以上の未就学児 料金:1名につき1,000円(税込) 申込締切:6月21日(金)
お申込み・お問合せ:トットメイトTEL 0120-01-6069(9:00-17:00)


■チケット取扱

愛知県芸術劇場オンラインチケットサービス
http://www-stage.aac.pref.aichi.jp
愛知芸術文化センタープレイガイド(地下2階)
TEL 052-972-0430
10:00-19:00 土日祝休10:00-18:00 (月曜定休/祝休日の場合は翌平日)
チケットぴあ [Pコード:491-814] http://pia.jp/ チケットぴあ店舗 セブン-イレブン

■主催・企画制作・お問合せ

愛知県芸術劇場 http://www-stage.aac.pref.aichi.jp
TEL 052-971-5609(10:00~18:00)

■会場アクセス

愛知県芸術劇場
〒461-8525 名古屋市東区東桜1-13-2

神奈川公演
会場:神奈川県民ホール 大ホール
日時:2019年7月5日(金)19:00、7月6日(土)14:00 

※開場は開演の30分前

■チケット発売
一般発売日3月22日(金)

KAme(かながわメンバーズ)先行発売
2019年3月15日(金)10:00〜3月21日(木)23:59

■料金 <全席指定・税込>

料金: S席 12,000円 A席 9,000円(U25 4,500円) B席 6,000円(U25 3,000円)
C席 4,000円(U25 2,500円)

*U25は公演日に25歳以下対象(要証明書)
*車椅子席は神奈川芸術協会にて取扱い
*未就学児はご入場できません。
*託児サービスあり(有料・要予約)

■チケット取扱

神奈川芸術協会 045-453-5080 www.kanagawa-geikyo.com
チケットかながわ 0570-015-415(10:00~18:00)http://www.kanagawa-arts.or.jp/tc/
イープラス eplus.jp
チケットぴあ [Pコード:491-578] 0570-02-9999 http://pia.jp/
チケットぴあ店舗 セブン-イレブン ※購入方法により、チケット代金のほかに手数料が必要になる場合があります。

■チケットのお問合せ

神奈川芸術協会 TEL 045-453-5080 http://www.kanagawa-geikyo.com/

■公演のお問合せ

NDT横浜実行委員会 TEL アンクリエイティブ 03-6712-6973(平日10:00-17:00)
Email: info@taci.dance

■会場アクセス

神奈川県民ホール
http://www.kanagawa-kenminhall.com
TEL 045-662-5901(代表)FAX 045-641-3184  〒231-0023 横浜市中区山下町3-1


<これまでにNDTで活躍した日本人ダンサー>
NDT はこれまでに多数の優れた日本人ダンサーを輩出しています。在籍中に厳しい訓練と多数のクリエ
ーションやパフォーマンスを経験した彼らは、NDT を退団した後も国内外のさまざまなフィールドでダ
ンサーとして精力的に活躍しています。

■元NDTⅠ (*NDTⅡから昇格入団)
中村恩恵* フリーランスアーティスト
大野千里* GAGA(ガガ)インストラクター(イギリス在住)
渡辺レイ* フリーランスアーティスト(Opto)
小㞍健太* フリーランスアーティスト(Opto)
湯浅永麻* フリーランスアーティスト(シディ・ラルビ・シェルカウイ「EASTMAN」、Opto)
二杉圭子 GYROKINESIS® インストラクター(オランダ在住)
鳴海令那 フリーランスアーティスト(Kidd Pivot、オランダ在住)

■元NDTⅡ
金森穣 Noism 芸術監督
大植真太郎 C/Ompany、シディ・ラルビ・シェルカウイ「EASTMAN」(スウェーデン在住)
井関佐和子 Noism 副芸術監督
首藤泉 フリーランスアーティスト(スイス在住)
堀田千晶 バットシェバ舞踊団(イスラエル在住)
三崎彩 フリーランスアーティスト(オランダ在住)

2019/03/20

新国立劇場バレエ団 木村優里さんが3/20(水)「ストイック女子」(BS-TBS)に出演

新国立劇場バレエ団のソリストで、成長著しい木村優里さんが、BS-TBSの「ストイック女子」
3月20日(水)22:00-に出演します。

日々のリハーサル模様や公演映像、幼少期の映像などを交えながら、

バレエと向き合う木村さんの姿を追います。

◆放送日時:3月20日(水)22:00-22:54

◆番組名:BS-TBS「ストイック女子」

日本最高峰の新国立劇場バレエ団で観衆の期待を一身に背負う若きバレリーナ・木村優里。3歳からバレエ漬けの毎日を送り入団3年目にして既に数々の作品で主役に抜擢される彼女。
華麗な演技の裏側には厳しいダメ出しで苦悩する日々が…努力の天才が目指すバレエとは?

番組公式サイト(予告編映像がご覧になれます)

https://www.bs-tbs.co.jp/stoic-girls/

「ラ・バヤデール」ガムザッティ役でのドラマティックな演技が印象的だった木村さんは、4月29日の「シンデレラ」に主演する予定です。

https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/cinderella/

2019/03/17

マニュエル・ルグリ「Stars in Blue」バレエ&ミュージック が3月31日(日)テレビ朝日チャンネル2で放映

珠玉の公演、『マニュエル・ルグリ「Stars in Blue」バレエ&ミュージック』が本日の愛知芸術劇場公演で終わりました。

出演している4人のダンサー、3人の音楽家共々、最高の芸術家で、本当に美しく音楽とダンスが響き合う感動の舞台でしたね。

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さて、この「Stars in Blue」が早速、3月31日にCSのテレビ朝日チャンネル2で放映されることになりました。

https://www.tv-asahi.co.jp/ch/contents/variety/0358/

3月31日(日) よる7:00~

世界のトップダンサーと気鋭の演奏家が競演し、バレエ界に新境地を拓いた特別企画『Stars in Blue』。
ヴァイオリンとピアノの調べに共鳴し踊るダンサーたち。
思わず息を吞む感動の舞台に仕上がったルグリとスミルノワが躍る世界初披露の新作、
「OCHIBA ~ When leaves are falling ~」は必見!!
東京公演の模様をノーカットで放送するだけでなく、公演直後のルグリ独占インタビューも収録!
テレ朝チャンネル2でしか見られない『Stars in Blue』をお楽しみください。

なお、テレビ朝日チャンネル2では、3月24日(日)午後2:00~

東京バレエ団「海賊」~名作の初演、その舞台裏~

と題して、「海賊」のドキュメンタリーも放映されます。

https://www.tv-asahi.co.jp/ch/contents/variety/0351/

テレ朝チャンネル2ではリハーサル風景、インタビューを通してバレエ公演に至るまでの裏側に密着。
スカラ座から海を越えてやってくる華やかな衣裳や大がかりな舞台装置にもスポットを当てる。

CSは加入申し込みをしてから実際に視聴できるようになるまで少し時間がかかることがありますので、ご覧になりたい方はぜひお早めに加入されることをお勧めします。

視聴方法はこちら

視聴に関するお問い合わせはこちら【テレ朝チャンネル 視聴者センター】
0570-0555-77

受付時間 10:00~20:00(年中無休)
※PHS・IP電話等は (03)4334-7593 へおかけ下さい。

2019/03/14

平山素子がシェイクスピアの世界に挑む『POISON』リ・クリエイション

3月22日~24日まで、幅広く活躍するダンサー・振付家の平山素子さんが
世田谷パブリックシアターでシェイクスピアをモチーフにしたダンス作品、
「POISON」リ・クリエイションを上演します。

http://alfalfalfa.net/poison

Poison_omote_s_jpeg

極上の毒薬〈POISON〉。
生と死、愛憎、喜び、嫉妬、裏切り、運命…
劇作家シェイクスピアが残した言葉や劇世界をモチーフに、
平山素子が初めて本格的な演劇的要素の高いダンス作品として世に送り出した
『POISON ~シェイクスピアを喰らう~』から4年。
俳優の河内大和や初演メンバーに加え、
ダンス集団TABATHAの四戸由香、Noism退団後初舞台となる中川賢を迎え、
装いも新たに世田谷パブリックシアターにて再誕!!

ストラヴィンスキーの「春の祭典」やラヴェルの「ボレロ」など、数々の名曲に挑み
独特の音楽世界をダンス作品として発表してきた平山素子が、劇作家シェイクスピア
が残した言葉や劇世界をモチーフに、初めて本格的な演劇的ダンス作品として2015年
に発表した『POISON~シェイクスピアを喰らう~』から4年。

2015年初演版のオリジナルキャスト 河内大和(カクシンハン)、宮河愛一郎 、竹内梓 、平山素子
に加えて、中川賢、四戸由香 が参加する『POISON』リ・クリエイション。

演劇界で活躍目覚ましい舞台美術家の乘峯雅寛、ファッション界からはミュージシャンの
衣装デザインも手掛けるスズキタカユキ、河瀬直美監督の映画でもお馴染みの茂野雅道
が音楽を担当するなど、各界で活躍するバックグラウンドも様々なスタッフの参加も見どころ
です。

フィギュアスケートやアーティスティックスイミング(旧シンクロナイズドスイミング)
日本代表選手の振付指導を手掛けるなど、ダンス界だけではなくアスリート達にも影響を
与え続ける平山素子さんによる最新の演出・振付・出演作品です。

新国立劇場で上演された平山素子作『Butterfly』での共演が大きなブレイクとなった中川賢さんの、
平山さんとの久しぶりの共演、シェイクスピア役者として高い評価を得る河内大和さんの出演、
そして宮河愛一郎さん、中川さんと元Noismダンサーの活躍ぶりを見るうえでも、見逃せない舞台と
なりそうです。

中川賢さんのインタビュー記事
http://dancerssupport.com/interview/2356/


公演日時(開場は開演の30分前)

2019年 3月22日[金] 19:30開演
     23日[土] 14:00開演
     24日[日] 14:00開演

<チケット料金(全席指定・税込)>

一般前売4,500円[当日+500円]
高校生以下2,000円[前売のみ]※1
U24 2,500円[前売のみ]※2
劇場友の会割引4,300円[前売のみ]
アーツカード割引4,400円[前売のみ] ※3

*4歳よりご観覧いただけます(要チケット)
※1…当日、要証明書提示。
※2…18~24歳の方は世田谷パブリックシアター主催公演の前売チケットが半額となるほか、
主催以外の一部公演についても割引料金でお求めになれます。

<チケット取扱い>

世田谷パブリックシアターチケットセンター
03-5432-1515 (10:00~19:00年末年始除く)
世田谷パブリックシアターオンラインチケット
https://setagaya-pt.jp/ (PC・スマホ)
https://setagaya-pt.jp/m/ (携帯)
イープラス
http://eplus.jp/(PC・携帯)
カンフェティ
0120-240-540 (携帯・PHSからは03-6228-1630)(平日10:00~18:00)
http://confetti-web.com/


<CAST/STAFF>

演出・振付・出演
平山素子

出 演
河内大和
竹内梓
宮河愛一郎
中川賢
四戸由香

美 術:乘峯雅寛(文学座)
照 明:高田政義(RYU)
音 楽:茂野雅道
衣 裳:スズキタカユキ
舞台監督:柴崎大
宣伝美術:TAKAIYAMA inc.
宣伝写真:大洞博靖
制 作:山口佳子、滝沢麻衣(NPO alfalfa)
企画製作:NPO alfalfa

初 演:2015年1月 穂の国とよはし芸術劇場プロデュース公演
『POISON ~シェイクスピアを喰らう~』

お問い合わせ:NPO alfalfa アルファルファ
080-4670-4520(平日10:00~16:00)
info@alfalfalfa.net
http://alfalfalfa.net

NHK-BS プレミアムシアター、3月18日 ウィーン国立バレエ「シルヴィア」放映、4月22日パリ・オペラ座 創立350周年 オープニング・ガラ

NHK-BSプレミアムのプレミアムシアターで、

3月18日 ウィーン国立バレエ「シルヴィア」」(初放送)、「ルグリ・ガラ」(再放送)
4月15日 「CLOSED」、シディ・ラルビ・シェルカウイの「フラクタスV」」(再放送)
4月22日 パリ・オペラ座 創立350周年 オープニング・ガラ(初放送)、マリインスキー・バレエ『ジゼル』」(再放送)

http://www4.nhk.or.jp/premium/

が放映されます。

『シルヴィア』は、昨年11月に初演を迎えたばかりの、マニュエル・ルグリ振付の新作です。

パリ・オペラ座 創立350周年 オープニング・ガラは、昨年の大みそかにネット中継されたもの。バレエは、『ル・パルク』、『椿姫』等が上演されました。


3月18日(月)【3月17日(日)深夜】午前0時00分~午前4時25分

ウィーン国立バレエ「シルヴィア」(0:03:00~1:48:00)
<演 目>
バレエ「シルヴィア」(全3幕)
原振付:ルイ・メラント
改訂振付:マニュエル・ルグリ
レオ・ドリーブ 作曲

<出 演>
シルヴィア(ディアナに仕えるニンフ):ニキーシャ・フォゴ
アミンタ(羊飼い):デニス・チェリェヴィチコ
オリオン(狩人):ダヴィデ・ダート
エロス(愛の神):ミハイル・ソスノフスキー
ディアナ(狩りの女神):ケテヴァン・パパヴァ
エンディミオン(ディアナの恋人):ジェームズ・ステファン ほか
ウィーン国立バレエ団
ウィーン国立バレエ学校

<管弦楽>ウィーン国立歌劇場管弦楽団
<指 揮>ケヴィン・ローズ

収録:2018年11月10・12日 ウィーン国立歌劇場(オーストリア)


ルグリ・ガラ ~運命のバレエダンサー~【再放送】(1:50:00~4:18:00)
<演 目>
「ジゼル」
音楽:アドルフ・アダン
振付:ジュール・ペロー、ジャン・コラリ
「ランデヴー」
音楽:ジョセフ・コスマ
振付:ローラン・プティ
「フェアウェル・ワルツ」
音楽:フレデリック・ショパン/ウラジーミル・マルティノフ
振付:パトリック・ド・バナ
「白鳥の湖」から 黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
振付:ルドルフ・ヌレエフ(1964年ウィーン版) ほか

<出 演>
マニュエル・ルグリ(元パリ・オペラ座バレエ団/エトワール)
イザベル・ゲラン(元パリ・オペラ座バレエ団/エトワール)
マリアネラ・ヌニェス(英国ロイヤル・バレエ団/プリンシパル)
オルガ・スミルノワ(ボリショイ・バレエ団/プリンシパル)
ニーナ・ポラコワ(ウィーン国立バレエ団/プリンシパル) ほか

収録:2017年8月23・24日 東京文化会館 大ホール


4月15日(月)【4月14日(日)深夜】午前0時00分~

◇ザルツブルク音楽祭2018
歌劇「アルジェのイタリア女」

「CLOSED」(2016年制作)【再放送】
振付:ヨー・ストルムグレン
音楽:無伴奏チェロ・ソナタ ロ短調 作品8 コダーイ 作曲

<出 演>
ナターシャ・ノボトナ
ヴァツラフ・クネシュ
ジェラルド・ヴァン・ダイク
ヨー・ストルムグレン
トルルス・モルク(チェロ)

◇フラクタスV(ファイブ)【再放送】
振付:シディ・ラルビ・シェルカウイ
音楽:1.Sanctus
2.Monggeumpo Taryeong
3.A Dieu Paure

<出 演>
シディ・ラルビ・シェルカウイ
ディミトリ・ジュルド
ジョニー・ロイド
ファビアン・トメ・デュテン
パトリック・ウィリアムズ・シーバッハー
吉井盛悟
パク・ウージェ
カスピ・ンジャ
ソーミック・ダタ

収録:2017年5月18日 メゾン・ド・ラ・ダンス(リヨン)


4月22日(月)【4月21日(日)深夜】午前0時00分~

◇パリ・オペラ座 創立350周年
オープニング・ガラ

<演 目>
バレエ「椿姫」第1幕から(ノイマイヤー振付)
歌劇「ウェルテル」から(マスネ作曲)
バレエ「ル・パルク」第2幕から(プレルジョカージュ振付)
歌劇「マノン」から(マスネ作曲)から
歌劇「ドン・カルロ」(ヴェルディ作曲)から ほか

<出 演>
レオノール・ボラック
エレオノーラ・アバニャート
アマンディーヌ・アルビッソン
マチュー・ガニオ
ステファン・ビュリョン(以上 パリ・オペラ座バレエ団エトワール)
フロリアン・マニュネ(パリ・オペラ座バレエ団プルミエ・ダンスール)
ソーニャ・ヨンチェヴァ(ソプラノ)
ブライアン・ヒメル(テノール)
リュドヴィク・テジエ(バリトン)

<管弦楽>パリ・オペラ座管弦楽団
<指 揮>ダン・エッティンガー

収録:2018年12月30・31日 パリ・オペラ座 ガルニエ宮(フランス)


◇マリインスキー・バレエ
「ジゼル」【再放送】

<演 目>
バレエ「ジゼル」(全2幕)
音楽:アドルフ・アダン
振付:ジャン・コラリ、ジュール・ペロー、マリウス・プティパ

<出 演>
ジゼル:ディアナ・ヴィシニョーワ
アルブレヒト:マチュー・ガニオ
ハンス:イーゴリ・コルプ
ミルタ(精霊ウィリの女王):エカテリーナ・イワンニコワ ほか
マリインスキー劇場バレエ団

<管弦楽>マリインスキー劇場管弦楽団
<指 揮>ワレリー・オブジャニコフ

収録:2016年7月11・13日 マリインスキー劇場(ロシア)

2019/03/13

Stars in Blue オルガ・スミルノワとセミョーン・チュージンのショーイングとトークショー

現在公演中の「マニュエル・ルグリ Stars in Blue」公演。本当に至福の舞台で、美しいダンスと音楽で胸がいっぱいになる素晴らしい公演でした。また改めて公演の感想は書ければと思っています。

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(今回、カーテンコールの撮影が許可されていました)

http://danceconcert.jp/

また、来日記者会見にも出席したので、こちらの方のご報告もお待ちください。

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さて、3月10日は、オルガ・スミルノワとセミョーン・チュージン(ボリショイ・バレエ)によるバレエ講習会&トークショーが開催されました。
https://balletday-wt-principals.amebaownd.com/

<公開デモンストレーション>

まず、朝一番には、スミルノワ&チュージンによる公開デモンストレーションがあり、観てきました。

二人がバーレッスンでウォームアップした後、「ジュエルズ」より「ダイヤモンド」のリハーサルを見せていただきました。演奏は滝澤志野さん。狭いスタジオで、手を伸ばせば届くような至近距離で見せてくれました。

スミルノワはグリッドローラー持参。チュージンも同様ので身体をほぐし、チュージンがアンシェヌマンを指示してバーレッスンを行います。当然ですが二人ともアカデミックで正確で美しい動き。チュージンは5番にした時のルルヴェがとても高い。スミルノワは身体が柔軟で、ア・ラ・スゴンドのグランバットマンやストレッチの時には脚がとても高く上がり、ゴージャスです。滝澤志野さんのクリアなピアノの音色も美しく、「オネーギン」などの聞き覚えのある曲が演奏されて嬉しい。

「ダイヤモンド」のデモンストレーション、スミルノワはレオタードにチュチュボンをつけてポワントを素足に履きます。会場が狭いので観客にぶつかりそうで、たまに「ごめんなさいね」と中断。

「ダイヤモンド」はアブストラクトの作品なのに、ドラマティックさを感じました。スミルノワのまとうエレガントな空気、優雅なポール・ド・ブラ、揺らぎのない上半身。サポートが的確で、つま先が美しく柔らかくノーブルなチュージン。練習着でも伝わる二人のエレガンス。朝から心が洗われた素敵な企画でした。このデモンストレーションのために、二人はモスクワにいる時から準備をして来たとのことです。

この後、子ども向けの講習会(スミルノワによるワガノワ・メソッドのガールズクラス、チュージンによるボリショイ・メソッドのボーイズクラス)が開催され、最後にトークショーが開催されました。デモンストレーションと、トークショーは講習会に参加した子どもたちは参加することができました。バレエを学ぶ子どもたちにとって素晴らしい経験になったはずです。この日、夕方には次の公演地、大阪まで移動する過密日程なのに、二人とも終始にこやかで感謝。

<スミルノワ&チュージン トークショー>

こんな素晴らしい企画が参加費わずか千円なんて何と太っ腹なことなんでしょう。事前に質問を募集し、会場からも子どもたちからの質問を受け付けていました。しっかりとスムーズに段取りされていたのも良かったです。

今回の講習会にあたって

オルガ・スミルノワ、
「私自身にとっても面白い経験でした。伝えたいことを生徒に伝えるためにはどのようなコンビネーションをすればいいのか考えるのも自分の勉強にもなりました。本当は数日間あれば、参加者の皆さんに合ったコンビネーションにすることができたのですが、今回の形式でも私の勉強にもなりました。今後もこのような機会を重ねて行きたいと思います」

セミョーン・チュージン、
「僕も、自分自身楽しみました。生徒の皆さんは吸収が早く、アドバイスも素早く理解されていました。今まで自分が経験したことを分け与えたいと思ってレッスンをしました。忘れないで、今後の糧にしていただければと思います。楽しかったです」

デモンストレーションに「ダイヤモンド」を選んだ理由

スミルノワ
「この作品はセミョーンと何シーズンも踊ってきて、より深く心に感じられる作品になりました。全幕でも、ガラ公演でも踊っています。セミョーンも、この作品は彼自身大好きでたまらなくなる作品だと言っていました」

もう少しこうしたらいい、と生徒に伝えたいこと

スミルノワ
「クラスで十分伝えられたと思います。レッスンの時にも申し上げましたが、日本の皆さんは努力家でアドバイスを理解し次には修正してきます。先生の言うことは絶対によく聞いてください。私も先生の言うことを疑わずに取り入れてきたので皆さんもそうしてくださいね」

チュージン
「バレエだけに偏らないように、水泳や読書などもして、お母様方、お子さんを伸び伸びさせてください。バレエそのものを心から楽しんで!バレエが楽しみとなるように」

ワガノワとボリショイのバレエのスタイルの違いについて

チュージン
「ボリショイに入って8年が経ちボリショイスタイルに馴染んできましたが、フランス流派も好きです」

スミルノワ
「ワガノワはポジションの正確さ、腕の動きの美しさ、表現力が優れており、洗練されていて繊細で上品です。モスクワは感情表現、ジャンプに特徴があり、身体の強さ力強さが求められています。『スパルタクス』などは、ジャンプもたくさんあって力強い表現ですね。しかしワガノワとモスクワの違いは10年前ほどではなくなっており、融合してきました。私はワガノワの卒業生ですが、ボリショイで踊っていますし、ワガノワの今の校長はボリショイ・バレエのスターだったツィスカリーゼとなりました。ボリショイにもフランスからの教師が来るなど、モスクワにいながらフランス流派も学べるようになって恵まれた環境だと言えます。今は様々なバレエ団にゲスト出演し、レッスンを受けてはいいところを吸収しています。フランス流のアッサンブレ、足先の動き、脚の表現力があるところ、脚で物語を語ること、そしてパドブレなどが優れているところは取り入れたいと思います」

バレエを始めたきっかけは?

チュージン
「10歳の時で、母に勧められたからです。バレエでは、ターンアウトするのが気に入りました」

スミルノワ
「バレエを始めたのは10歳の時で、好きでバレエを始めたのではないし、バレリーナになりたいとも思っていなかったのですが、母の勧めで偶然にいきなりワガノワアカデミーに入学しました。クラシック・バレエのレッスンに加えキャラクターや演技の授業が始まってようやく面白くなってきました。最初はターンアウトさせるところから始まり1年目は単純で、どうやって美しいダンスになるのかわからなかったので、好きになれなかったのです。でもクラスで一番になりたいと思っていたので、そのことが今の成功につながったと思います。お手本としては理想的ではないですね」

学校生活の想い出は?

スミルノワ
「学校生活に楽しい想い出もあまりなく、毎年クラシックの試験があるので数か月前から準備し緊張していました。試験では、クラスレッスンでの審査があるのですが、一つのクラスで持てる限りの実力を発揮しなければならないのです。卒業試験を受けて、もう緊張する試験を受けなくて済むと思ってほっとしたほどです。良かったのはワガノワの生徒は無料でマリインスキーを3階席で観られるので、ロパートキナ、ヴィシニョーワ、テリョーシキナら憧れのダンサーは欠かさず見ていて、また練習を頑張ろうと思えたことです」

チュージン
「学校(ノヴォシビルスク・アカデミー)での楽しかった思い出としては、卒業学年とその前の学年では、劇場でレッスンを行うので、プロと同じリハーサルの場所で稽古できたこと。ステージの上でクラスを受けたあと、客席でプロがクラスレッスンを受けていることを観られたことです」

憧れのダンサーは?

スミルノワ
「ディアナ・ヴィシニョーワです。同じコワリョーワ先生に師事していたので、彼女のダンスが理解できました。ダンサーとしてだけでなく、人としても憧れの存在です。彼女の実験を恐れないこと、クラシックのダンサーに留まらず新しいことに挑戦し新しい分野のダンスを紹介しているのが素晴らしいと思います」

チュージン
「学校の卒業学年の最後に卒業コンサートを行いますが、「ラ・シルフィード」を踊ることに。この演目が素晴らしいのがルグリで、彼が踊る「ラ・シルフィード」のヴァリエーションを観てあんなふうに踊りたいと一年かけて練習し、彼のレベルがどれほど自分と遠いかを実感しました。今一緒にルグリと仕事ができてとても嬉しいです」

学校時代、バレエで悩んだことは?

チュージン
「僕には怠け癖があり、また飽きっぽくてなかなか続かないところがありました。年齢を重ねるごとに他のことにも興味を持つようになってしまい、寄り道している時間が今にしてみればもったいなかったと思います。オルガさんには、このことを今回子どもたちに伝えたら、と言われました」

スミルノワ
「学校時代は朝早く学校に行き、クラシック・バレエやバレエの歴史など専門の授業の他、一般の勉強の授業もありました。夜は、バレエ団の公演で子役が出る作品のリハーサルなどもあり、7時くらいまで残って、家が遠かったので帰宅すると9時くらいになってしまい、学業の宿題もしなければならず、学校生活を送るのがいっぱいいっぱいで、さらに休みの日曜日も体操を習っていました。少しでも漏らさず吸収しようとしていましたね」


どのようなストレッチを家でしていますか?

チュージン
「30歳位までは家では何もしていなかったのだけど、25歳くらいになったらピラティスなどを身体のためにすべきだと思います。昔はストレッチは興味なく、ジャンプや回転の方が楽しかったのですが、家で回転は練習できませんし」

スミルノワ
「よく脚が開くバレリーナに憧れて、学校時代は家で椅子を出して時間さえあれば開脚をしていました」


食事について、どのようなことを気を付けていますか?

スミルノワ 
「朝と夜はしっかり食べています。昼は軽めに、甘いものとコーヒーか紅茶。甘いものはエネルギーの補給となると共に、好きなものを食べている幸せを感じられるから。公演前はパスタなど炭水化物を摂ります。終演後はなんでも食べます。遅い時間でもエネルギーを補給するためにしっかり食べています。魚や肉などタンパク質も体力のためには大切です」

チュージン
「公演前に食べるマカロニが大好き。食にこだわりはなく好きなものを好きなだけ食べています。食べ過ぎには気を付けていますが、公演直前には、甘いものを摂ってエネルギーにしています」

スミルノワ
「アカデミー時代に教わった教師は子供たちに、もう少し食べたほうがいいと思ったところで席を立った方がいいと父兄には言っていました。もっと食べたいときには、寝ることです、と」

子どもの頃苦手だったパと克服法は?

スミルノワ
「アカデミーでは回転技をとてもたくさん練習しました。今回もセンターレッスンに入るとすぐに回転を入れてみました。試験では2回転フェッテをしなければならないので緊張し一生懸命練習しました」

チュージン 
「ドゥーブルアッサンブレが苦手で卒業コンサートではできなかったのです。なので、それはバレエ団に入団してから先生について練習しました」

バランスをとるためには?

スミルノワ、
「経験を重ねることです。身体の中心をしっかりとさせるためにはピラティスが有効です。強い腹筋、中心を持つことでバランスが強くなります」

チュージン
「やはり腹筋が大事です。ピラティス、パッセで立ってバランスを感じることも大事。ピルエットはひたすら練習あるのみですが、何も考えずにではなく、一回一回しっかりバランスを意識しながら丁寧に練習すること。一つ一つの練習に意味があるので考えながらやることです」

背を伸ばすためには?

二人口をそろえて
「ロシアではニンジンを食べると背が伸びると言われています」

ワガノワ・アカデミーに留学したいのですがアドバイスは?

スミルノワ
「入学するのは実は難しくないのだけど、入る前にしっかりプロの先生について練習をしてください。そして、最初の学年で基礎を学ぶのでできるだけ早く留学したほうがいいと思います、違う基礎を身につけると修正するのに時間がかかりますので」

最後にメッセージ

チュージン、
「バレエ、そして舞台を楽しんでください。その喜びをお客さんにプレゼントするつもりで踊ってください。人生は楽しむためにあるのだし、喜びのないダンサーはお客さんには何も届けられません」

スミルノワ
「皆さんの温かい雰囲気に感謝しています。日本の客さんは世界で一番バレエを熱く愛していると思います」


以上、メモ書きからなので、間違いなどもあるかもしれません。最後にサイン会や写真撮影会もあり、朝からのイベントや講習会が続き、大変だったと思うのですが疲れた顔一つ見せず、温かい笑顔の二人でした。チュージンの受け答えにはユーモアがあり、そしてスミルノワも、クールビューティの外見とは裏腹にとても優しく温かい笑顔。予定時間を超えて交流してくれ、(途中でファンレターを読んでいたりしました)次のStars in Blue公演がある大阪へと旅立っていきました。

本当によく運営された、素晴らしいイベントだったと思います。

「Stars In Blue」はあと2公演、

宮崎

2019年3月14日(木)19:00開演
メディキット県民文化センター(宮崎公演)
http://danceconcert.jp/schedule-ticket/miyazaki/

愛知

2019年3月17日(日)15:00開演
愛知県芸術劇場コンサートホール(愛知公演)
http://danceconcert.jp/schedule-ticket/aichi/

これだけ贅沢で美しい舞台はなかなかありません。ぜひご覧ください。

2019/03/05

パリ・オペラ座バレエの2019/2020シーズン

パリ・オペラ座バレエの2019/2020シーズンは、メディアでは一部の演目しか発表されていませんが、定期会員あてには来シーズンのラインアップが載った冊子が送られているとのことです。

https://sceneweb.fr/un-cycle-wagner-pour-la-saison-2019-2020-de-lopera-de-paris/

<追記>
正式に発表されています。
https://www.operadeparis.fr/en/programme-and-tickets/season-19-20/shows-ballet

<新作>
杉本博司の「鷹の井戸」(既報)
クリスタル・パイトの新作
ノルウェー国立バレエの常任振付家であるAlan Lucien Øyenの新作
マクミランの「マイヤリング」がレパートリー入り

9月20日 ガラ公演(デフィレ付き)パ・ド・ドゥや有名作品の抜粋
9月19日~10月15日 杉本博司の「鷹の井戸」、フォーサイス「ブレイク・ワークス」 18公演
10月25日~11月23日 クリスタル・パイトの新作 21公演
12月15日、21日、22日 パリ・オペラ座学校公演 (3x2公演)
12月2日~31日 「ライモンダ」(ヌレエフ) 24公演、バスティーユ
12月6日~31日 「ル・パルク」(プレルジョカージュ) 23公演、ガルニエ
1月18日~29日 ローザス(ゲストカンパニー) 「牧神の午後」"The Child and Spells" 7公演
1月31日~2月15日 「ジゼル」 17公演 2月3日、10日を除いた毎日
2月3日~4月1日 「コンチェルト・バロッコ」「4つの気質」「セレナーデ」(バランシン) 23公演 バスティーユ
3月25,27、29,30日 パリ・オペラ座学校公演「コッペリア」(ラコット) 4公演
4月11日~5月18日 Alan Lucien Øyenの新作 16公演
5月12日~30日 「マイヤリング(うたかたの恋)」(マクミラン) 17公演
6月3日~7日 ネザーランド・ダンス・シアター(NDT、ゲストカンパニー) レオン=ライトフット、ゲッケ作品、6公演
6月19日~7月13日 ローザス(ゲストカンパニー)「コジ・ファン・トゥッテ」 9公演
6月24日~7月14日 プレイ(エックマン) 16公演、ガルニエ
  
コンテンポラリーのミックスビルはオープニングの杉本博司とフォーサイスだけ、という珍しいシーズンになっています。クリスタル・パイト、Alan Lucien Øyenの新作は全幕作品となっているのでしょうか。

古典は久しぶりの「ライモンダ」と「ジゼル」で、「ライモンダ」はすでに来日公演の演目として発表されていますが、もう一作品は「ジゼル」になりそうな気がします。

また「マイヤリング」がレパートリー入りするのはやはり注目です。

2019/03/04

飯島望未さんが、ヒューストン・バレエのプリンシパルに昇進

ファッション・アイコンとしても注目を集めているヒューストン・バレエの飯島望未さん。

最近では、「シャネル(CHANEL)」のビューティーアンバサダーに就任したり、ニューバランスの「INDEPENDENTS」特設サイトにも登場しています。VOGUEの本誌にも、34人のグローバルスターの一人として登場しています。
https://nb997h.jp/

その飯島さんですが、ヒューストン・バレエのプリンシパルに昇進しました。
「シルヴィア」の終演後に、舞台上で告げられている様子がInstagramで見られます。

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the fact that i got promoted to the principal still hasn't hit me yet. I can’t describe how I feel right now but all I can say is i can’t thank enough for all the people who supported me and believed in me and for Houston Ballet dancers and ballet masters and all the people who involved with Houston Ballet. Thank you always for the inspiration. Love you all. 今夜のシルヴィアの舞台後ステージ上でプリンシパルに昇格しました。まだ実感がないし信じられませんが、これからが始まりだと思って頑張ります。 これまで私を信じて応援してくれた方々に心から感謝致します。皆さんの支えにはいつも勇気を貰っています。どんなに助けられているか言葉では表せないけれど、これからも精進していきますので、応援よろしくお願い致します。

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おめでとうございます。ヒューストン・バレエは、全米でも5本の指に入る有数のカンパニーであり、ここのプリンシパルになるというのはすごいことです。

ヒューストン・バレエのFacebookにも。

様々なファッションブランドや雑誌記事などで引っ張りだこの飯島さんですが、バレエの魅力をより多くの人達に知ってほしいという強い想いがあり、様々な活動もそのために行っていると語られています。

ますますの飛躍を期待したいです。

モード界を魅了するバレリーナ、飯島望未さんをつくる10のモノ・コト
https://www.elle.com/jp/fashion/fashion-column/a23096608/style10-fashionista-nozomi-ijima18-09/

バレリーナ飯島望未のビューティートーク。
https://www.vogue.co.jp/beauty/expert/2018-06-16/page/4

飯島望未さんは、今年の夏に開催されるオーチャード・バレエ・ガラに出演予定です。
https://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/19_balletgala.html

出演
近藤亜香(オーストラリア・バレエ団 プリンシパル)
中野吉章(ピッツバーグ・バレエ・シアター プリンシパル)
飯島望未(ヒューストン・バレエ団 ファースト・ソリスト)
佐々晴香(スウェーデン王立バレエ団 ファースト・ソリスト)
菅井円加(ハンブルク・バレエ団 ソリスト)
金原里奈(イングリッシュ・ナショナル・バレエ ソリスト)
石田浩明(スウェーデン王立バレエ団 セカンド・ソリスト)
二山治雄(パリ・オペラ座バレエ団)
前田紗江(ロイヤル・バレエ団)
隅谷健人(アメリカン・バレエ・シアター)
山本勝利(アウグスブルク州立歌劇場バレエ団)
福士宙夢(ネザーランド・ダンス・シアター2)
石丸ニコル(ネザーランド・ダンス・シアター2)

チェンウ・グオ(オーストラリア・バレエ団 プリンシパル)*賛助出演

2019/7/27(土)13:00開演
2019/7/28(日)13:00開演
Bunkamuraオーチャードホール

K-BALLET COMPANY 新作『マダム・バタフライ』9,10月に初演

K-BALLET COMPANY 新作『マダム・バタフライ』(熊川哲也振付)が、今年の9月~10月にBunkamuraオーチャードホールと東京文化会館で初演されます。

http://www.k-ballet.co.jp/performances/2019madama-butterfly.html

Madamebutterfly

今年2019年に設立20周年を迎えるK-BALLET COMPANYによる本作は、ジャコモ・プッチーニのオペラ「蝶々夫人」を原案とした世界初演のバレエ作品。演出・振付・台本は熊川哲也が手がけています。衣装デザインを手がけるのは、やはりK-Ballet Companyで大成功を収めた『クレオパトラ』を手掛けた前田文子です。


K-BALLET COMPANY 最大にして最も刺激的な挑戦が始まる!
振付家・熊川哲也が選んだのは、世界で最も有名な日本人ヒロイン、蝶々夫人。
プッチーニの名作オペラ『蝶々夫人』に材を得て、あの悲劇のドラマをどう描き出すのか――
和と洋が誰も想像し得なかった融合を果たす
まったく新たなバレエ、ここに誕生!

演出・振付・台本:熊川哲也
原案・音楽:ジャコモ・プッチーニ(オペラ『蝶々夫人』)
舞台美術デザイン:ダニエル・オストリング 
衣裳デザイン:前田文子

【公演日】2019年
9月27日(金)~29日(日)Bunkamuraオーチャードホール
10月10日(木)~10月14日(月・祝)東京文化会館大ホール

指揮:井田勝大 演奏:シアター オーケストラ トーキョー

キャスト
マダム・バタフライ:矢内千夏 / 成田紗弥 / 中村祥子
ピンカートン:堀内將平 / 山本雅也 / 宮尾俊太郎
スズキ:荒井祐子 / 井上とも美 / 山田蘭
花魁:中村祥子 / 山田蘭 / 杉山桃子
ボンゾウ:遅沢佑介 / 杉野慧
シャープレス:スチュアート・キャシディ

【料金】
Bunkmauraオーチャードホール  S\16,000 A\12,000 B\8,000 C\ 6,000\(税込)
東京文化会館大ホール S\16,000 A\12,000 B\8,000 C\6,000 D\4,000(税込)

【発売日】2019年4月6日(土)

主催TBS
特別協賛:大和ハウス工業株式会社
協賛:Sugarlady 協力:Bunkamura
オフィシャルエアライン:ANA
制作:K-BALLET/TBS

【お問い合わせ】
チケットスペース 03-3234-9999

K-Ballet Companyでは既報の通り、9月には東京フィルハーモニー管弦楽団と合同で熊川さんの振付による「カルミナ・ブラーナ」公演もあります。そしてこの『マダム・バタフライ』(は、東京だけで11公演も打つと、『クレオパトラ』同様、勝負に出た感じがあります。熊川さんの並々ならぬ意欲とクリエイティブなスピリットが伝わってきますね。どんな作品に仕上がってくるのでしょうか、楽しみです。

2019/03/01

ニューヨークシティ・バレエ(NYCB)の新芸術監督決定

昨年頭に、長年芸術監督を務めていたピーター・マーティンスがパワハラの疑いをかけられ、退任したニューヨークシティ・バレエ(NYCB)。以後、芸術監督の座が空席となっており、複数の芸術監督代行を置いて運営されていました。

そして、新しい芸術監督がようやく決定しました。
https://www.nycballet.com/NYCB/media/NYCBMediaLibrary/PDFs/Press/2019-02-28_NYCB_SAB_New-Artistic-Leadership-Announcement.pdf


芸術監督代行の一員だったジョナサン・スタッフォードが新芸術監督に、そして副芸術監督には、30年にわたってNYCBで活躍した元プリンシパルで、カンパニーを代表するスターだったウェンディ・ウェーランが就任します。

NYCBは、マーティンスのパワハラ騒動の他、スクール・オブ・アメリカン・バレエ(SAB)の生徒だった女性ダンサーを盗撮し、わいせつな写真を閲覧していたことで3人の男性プリンシパルダンサーが解雇されるという騒動も昨年ありました。そのうち2人は人気ダンサーでした。

新芸術監督のスタッフォードは主にカンパニーの運営に関すること、人事やカンパニーの方針などを担当するとともに、カンパニーのクラスレッスンの指導やリハーサル指導、そしてスクール・オブ・アメリカン・バレエの芸術監督としても活動します。

ウェーランは、カンパニーの年間レパートリーの決定、新作の委嘱を行い振付家や作曲家などのアーティストとのコラボレーションを担当するなど、主に芸術面の仕事を行います。またリハーサル指導も担当します。

スタッフォードはNYCBでは幅広いレパートリーで主役を踊り、特にパートナーリングの技術の高さで評価されたダンサーでした。現在、彼の妹であるアビ・スタッフォードもNYCBでプリンシパルとして活躍しています。NYCBでバレエ・マスターとして働くと共に、SABの教師でもありました。また、SABでは、ダンサーたちのキャリアをサポートするProfessional Placement Managerという地位にもありました。

ウェーランは、NYCBを代表するスターダンサーとして30年にわたって活躍。NYCBの歴史で、最も多くの作品の初演ダンサーを務めるなど、新作で振付家と仕事をすることが多く、ロビンス、サープ、フォーサイスなどの作品のクリエーションに携わり、またラトマンスキーやウィールドンとの仕事もたくさんありました。2014年に退団した後には、主にコンテンポラリーダンスの分野で活躍し、エドワード・ワトソンと組むなど、自身の公演を行うとともに、世界中の芸術機関とのコラボレーションを行ってきました。

NYCBは、米国最大のダンス機関です。年間予算は8800万ドルと巨額で、スタッフとダンサーを合わせると450人がここで働いています。芸術監督の候補は20人おり、最終的に、この二人の役割分担とすることとなりました。

スタッフォードとウェーランは就任にあたって、インタビューを行いました。
https://www.nytimes.com/2019/02/28/arts/dance/new-york-city-ballet-jonathan-stafford-wendy-whelan.html

スタッフォード
「私たちは、ダンサーを進化させ、豊かにさせ、芸術家として、そして人間として本当に豊かになれるように安全な場所を提供することに同意しました。それは彼らが劇場の中だけではなく、個人的な人生においても豊かになれるようにするということです」
ウェーラン
「より多くの女性が振付けに挑む機会を与えられ、舞台上でのダイバーシティを進め、より大きなアイディア、オープンなアイディア、大胆なアイディアを進めるために新作の委嘱を進めます」

スタッフォードもウェーランも、ジョージ・バランシンと仕事をしたことがないダンサーです。スタッフォードは38歳とまだ若く、51歳のウェーランは、SABで初めてバランシン作品を踊ったその日(1983年)にバランシンが亡くなったのでした。また、二人とも、マーティンスとは異なり、振付家ではありません。ただし、二人ともSABで学び、NYCBで踊っていたのでカンパニーのことは知り尽くしています。

4人の芸術監督代行であり、次期芸術監督の候補でもあった常任振付家(かつ現役のソリスト)のジャスティン・ペックは、アーティスティック・アドバイザーの肩書が加わることになりました。31歳とまだ若いペックは、ブロードウェイ・ミュージカルの振付を行っているだけでなく、現在撮影中の、スティーヴン・スピルバーグ監督による「ウェストサイド物語」のリメイクの振付も担当しており、現在最も注目されている振付家の一人です。ペックは、新芸術監督と副芸術監督と密接に働き、常任振付家の役割に加え、レパートリーの選定や新作の振付や委嘱に携わることになります。そしてこの春シーズンが終わるとダンサーを引退して新しい役割に集中します。

年齢が離れており、踊るレパートリーが異なっていたため、スタッフォードとウェーランは共演したことは数えるほどしかありませんでした。古典やバランシンが多かったスタッフォードに対して、ウェーランは現代作品を得意としていたからです。しかしながら、スタッフォードがバランシンの「ダイヤモンド」を覚えようとしていた時に、すでにスターだったウェーランがやってきて一緒に踊ったところ上手くいったことがあったそうです。次期芸術監督を選定するプロセスの中で、二人はお互いと一緒にこの仕事をしたいと語っていたとのことです。ひとりで行うには、芸術監督の仕事は大変すぎるので、チーム体制で取り組むそうです。

スタッフォードは、監督代行として、カンパニーが非常に困難な時期に直面していた時のリーダーシップを称賛されました。ダンサーとのコミュニケーションを改善し、よりオープンになることを促し、年度の面接を担当していたとのことです。ダンサーがマネジメントと話し合っていることによって、パフォーマンスのレベルも高まったと評価されました。

バランシンを直接知らないリーダーによって、新しいカンパニーとなるNYCB、今後の展開が楽しみです。また久しぶりに来日公演も行ってほしいものです。

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