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2018年6月

2018/06/24

永久メイさんがマリインスキー・バレエのセカンド・ソリストに/マリア・ホーレワ入団

2017年にマリインスキー・バレエの研修生となって活躍を続けていた永久メイさんが、マリインスキー・バレエにセカンド・ソリストとして正式に入団しました。

https://www.mariinsky.ru/en/company/ballet/second_soloists/dancers3/nagahisa1

永久メイさんは兵庫県宝塚市の深田真紗子バレエアカデミーでバレエを学び、2013年のYAGPでジュニア部門金賞に輝きました。モナコのプリンセス・グレース・アカデミーで学び(2017年卒業)、2015年の横浜バレエフェスティバルのフレッシャーズ・ガラで「タリスマン」よりニリチのヴァリエーションを踊っています。

マリインスキー・バレエのユーリ・ファテーエフに見いだされ、15歳の若さで、2016年のマリインスキー国際バレエフェスティバルの『ラ・バヤデール』のつぼの踊りを踊りました。2017年に研修生となってからは、『ジゼル』のペザント、『白鳥の湖』のパ・ド・トロワ、『ドン・キホーテ』のキューピッド、『ラ・バヤデール』の影のヴァリエーション、ヴィハレフ復元版『眠れる森の美女』のフロリナ姫などの主要な役を踊り、ロンドンや北米などのツアー公演にも出演して、高い評価を得てきました。そしてついに、『くるみ割り人形』のマーシャ役で主演デビューも果たしています。

まだ17歳。長い手足、美しい容姿、そして繊細で気品あふれる踊りでこれからの活躍が楽しみです。今年11月~12月のマリインスキー・バレエの来日公演でも活躍が観られることでしょう。

また、バレエを競うロシアのテレビ番組シリーズ「ビッグ・バレエ」にも、マリインスキー・バレエを代表して永久さんは出演するそうです。

**********
マリインスキー・バレエへの入団と言えば、ワガノワ・バレエ・アカデミーの最も優秀な生徒の一人として大きく注目を浴びていたマリア・ホーレワがInstagramで入団することを発表しました。彼女はInstagramのフォロワーが20万人もいます。

マリア・ホーレワは、昨年のバレエ・アステラス、今年のオーチャード・バレエ・ガラと日本でも踊っており、理想的なプロポーションとワガノワ・メソッドの粋を体現したような優雅さでひときわ目を引きました。最近はワガノワ・バレエ・アカデミーの優秀な生徒はボリショイ・バレエに入団することが多く、ホーレワはどちらを選ぶのか、注目されていたのです。

7月21日のマリインスキー・バレエでの『アポロ』で、さっそくテレプシコーラ役で出演します。アポロ役はザンダー・パリッシュ、同級生のアナスタシア・ヌイキナとダリア・イオノワも出演します。

https://www.mariinsky.ru/en/playbill/playbill/2018/7/21/1_1931


なお、6月20日にクレムリン劇場で開催された、ワガノワ・バレエ・アカデミー280周年記念ガラ公演の『パキータ』(ブルラーカ、ツィスカリーゼ版)がワガノワ・バレエ・アカデミーの公式チャンネルで全編公開されています。主演は卒業生のエレオノラ・セヴェナルド(現在はボリショイ・バレエ)と、ボリショイ・バレエのデニス・ロヂキン。マリア・ペトホワ、アナスタシア・ヌイキナ、マリア・ホーレワ、マリア・ブラノーワ、アレクサンドル・キテエフがヴァリエーションを踊っています。

2018/06/23

ジャクソン国際バレエコンクール、清沢さん、大賀さんが受賞

4年に一度開催され、ヴァルナ国際バレエコンクール、モスクワ国際バレエコンクールと並んで3大バレエコンクールの中の一つ、ジャクソン国際バレエコンクール。ミシシッピ州ジャクソンで開催され、今年で第11回となります。

https://www.usaibc.com/

今年は19か国から119人が出場し、2回戦には44人、3回戦(決勝)には32人が残りました。

そして、サンフランシスコ在住の清沢飛雄馬(ひゅうま)さん(17)=長野県松本市出身がジュニア男性部門銅賞、アメリカ南部ダラス生まれの大賀千沙子さん(21)=中西部シンシナティ在住がシニア女性部門銅賞を受賞しています。ジュニア部門男子の金賞はなかったとのことで、清沢さんは最高賞でした。

https://mainichi.jp/articles/20180623/k00/00e/040/293000c

決勝の写真ギャラリー

大賀千沙子さんは2012年にローザンヌ国際バレエコンクールとYAGP(ファイナリスト)に出場し、サンフランシスコ・バレエスクールを卒業し、サンフランシスコ・バレエの研修生を経て2016年にシンシナティ・バレエに(2017年にプリンシパルに昇進)。2016年の上海国際バレエコンクールでは銀賞を受賞しています。

清沢 飛雄馬さんは、2012年のジャパングランプリに出場した際には、ウクライナ国立キエフ・バレエ学校に留学していたようですね。

なお、シニア女性部門で愛知県岩倉市出身の畑戸利江子さん(20)や、ニュージャージー州在住の望月理沙さん(27)=東京都調布市出身もファイナリストでした。畑戸利江子さんは、モスクワ国際バレエコンクールのジュニア部門で受賞しており、望月理沙さんは「学校へ行こう!」という番組でローザンヌ国際バレエコンクールに挑戦する様子が紹介されていました。また、地主薫バレエ団の林 高弘さん、上中 佑樹さん(スロバキア国立バレエ)、宗像 亮さん(ミネソタ・バレエ)もファイナリストです。

地主薫バレエ団のブログで、ジャクソン国際バレエコンクールの模様が報告されています。
http://jinushi-ballet.jp/category/blog/

チャコットのダンスキューブでのレポート
https://www.chacott-jp.com/news/worldreport/others/detail004579.html

皆さま、おめでとうございます!なお、今年はヴァルナ国際バレエコンクールも開催される年です。(7月15日~30日)

<追記>

全体の結果は以下のようになります。

シニア部門女子銀賞のSoobin Lee(イ・スビン)は、2014年のヴァルナ国際バレエコンクールのジュニア部門で特別に傑出したダンサーに贈られる賞を受賞し、2016年のワガノワ国際バレエコンクールで優勝し、2017年のモスクワ国際バレエコンクールでジュニア部門2位となっており、すでにマリインスキー・バレエの沿海州ステージの舞台で2016年に主演しています。また、Sangmin Leeも、2016年のワガノワ国際バレエコンクールで優勝しています。

シニア部門

Men’s Senior Gold Medalist – Sicong Wu, China

Women’s Senior Gold Medalist – Yunting Qiu, China

Men’s Senior Silver Medalist – Sangmin Lee, Republic of Korea

Women’s Senior Silver Medalist – Soobin Lee, Republic of Korea

Women’s Senior Silver Medalist – Katherine Barkman, USA

Men’s Senior Bronze Medalist – David Schrenk, USA

Women’s Senior Bronze Medalist – Chisako Oga, USA

Best Senior Couple – Soobin Lee & Sangmin Lee, Republic of Korea


ジュニア部門

Men’s Junior Gold Medalist – 受賞者なし

Women’s Junior Gold Medalist – Elisabeth Beyer, USA

Men’s Junior Silver Medalist – Hyuma Kiyosawa, Japan

Women’s Junior Silver Medalist – Julia Rust, USA

Women’s Junior Silver Medalist – Carolyne Galvao, Brazil

Men’s Junior Bronze Medalist – Harold Mendez, USA

Men’s Junior Bronze Medalist – Joseph Markey, USA

Women’s Junior Bronze Medalist – Tia Wenkman, USA

Women’s Junior Bronze Medalist – Rheya Shano, USA


特別賞

Robert Joffrey Award of Merit – Mya Kresnyak, Canada

Jury Award of Encouragement – Veronica Atienza, Philippines

Jury Award of Encouragement – Razmik Marukyan, Armenia

Choreography Award – Zhang Disha for “Sad Birds,” performed by Sicong Wu & Yunting Qiu

Choreography Award – Fei Bo for “Permanent Yesterday,” performed by Sicong Wu & Yunting Qiu

ウィーン国立バレエの次期芸術監督決定

ウィーン国立バレエ、2020年に退任する芸術監督、マニュエル・ルグリの後任が決定しました。

https://operamrhein.de/en_EN/magazin_1806_schlaepfer_wien

デュッセルドルフのドイツ・ライン歌劇場の芸術監督で振付家のマーティン・シュレプファーです。

プロフィール
https://operamrhein.de/de_DE/person/martin-schlaepfer.47167

マーティン・シュレプファーはスイス生まれ。ロイヤル・バレエスクールで学び、ローザンヌ国際バレエコンクールに出場してベスト・スイス賞を受賞し、バーゼル・バレエに入団。94年にベルン・バレエの芸術監督となり、99年から2009年はバレエマインツを結成して芸術監督に。2009年にドイツ・ライン歌劇場バレエの芸術監督と首席振付家に就任しました。最初のシーズンが終わったところで、さっそくドイツのダンス雑誌tanzで最優秀振付家に選ばれ、またドイツ・ライン歌劇場バレエは2013, 2014, 2015、そして 2017年には最優秀カンパニーに選ばれました。

振付家としても有名で、60作品も振付をしています。自身のカンパニー以外にも、チューリッヒ・バレエ、ミュンヘン・バレエ、オランダ国立バレエ、カナダ国立バレエ学校などに作品を提供し、オペラの演出も手がけています。2006年にブノワ賞の最優秀振付家、タリオーニ賞なども受賞しており、また2009年と2012年にファウスト賞を受賞、2014年にはマリー・タリオーニ賞の最優秀芸術監督に選ばれています。ハンス・ファン=マネンが振付けた「老人と私」では、シュレプファーは2012年に久しぶりにダンサーとして舞台に復帰し、ファン=マネンは"Everyday life" を彼のために2014年に振付けました。

マーティン・シュレプファーが現在芸術監督を務めているドイツ・ライン歌劇場の公式発表によれば、2023/2024シーズンまでドイツ・ライン歌劇場バレエの常任振付家としての契約を締結して間もなくの今春、ウィーン国立歌劇場よりオファーを受けたとのことです。2019-20シーズンまではドイツ・ライン歌劇場の芸術監督の仕事を続けるそうです。


マニュエル・ルグリも、『海賊』など振付を手掛けていますが、それほど多くの作品を振付けているわけではなく、古典作品と様々な振付家による現代作品のバランスを考えたレパートリーとしています。

ドイツ・ライン歌劇場バレエは、マーティン・シュレプファーの作品を中心に、バランシン、ロビンスといったネオクラシック、ゲッケ、ナハリンなどの現代作品を踊っている劇場です。今シーズンは、シュレプファーの新作「白鳥の湖」が今月初演されました。
https://operamrhein.de/de_DE/repertoire/b-36.1123456

振付家としてのシュレプファーにフォーカスされたドキュメンタリー「Keep the flame, don't pray to the ashes」はドイツで放映され、DVD化もされています。
https://www.medici.tv/en/documentaries/keep-the-flame-dont-pray-to-the-ashes-choreographer-martin-schlapfer/

ウィーン国立バレエからのプレスリリースでは、シュレプファーは古典全幕バレエも継続して上演しつつも、現代作品の新作も上演するとコメントしています。

https://www.ots.at/presseaussendung/OTS_20180622_OTS0146/martin-schlaepfer-ab-september-2020-neuer-direktor-des-wiener-staatsballetts

いずれにしても、ウィーン国立バレエは大きく変わっていくものと思われます。

2018/06/22

平山 素子さんによる、オペラ演出論/ワークショップ 身体表現ワークショップ

演出家の田尾下 哲さんが主宰する「田尾下 哲シアターカンパニー」が開催している「OPERA ART ACADEMIA 2018」

http://tttc.jp/oaa2018/

オペラが音楽性だけでなく物語性と相まって、現代に通じる総合芸術として愛されるにはどうしたら良いのか――、田尾下 哲さんは、そのことを常に考えてきた一人のオペラ人として、オペラの専門家、専門技術といった既成の価値観に捉われることなく、様々な視点から再びオペラ上演の可能性や魅力を見つめ直す機会を作りたい、という想いを募らせてました。

このアカデミアは、作曲家、指揮者、演奏者、演出家、振付家、美術家、衣裳家、照明家などの作者、実演家、クリエイティブ・スタッフだけではなく、声の専門医や批評家などを招いてオペラを様々な視点から見つめ、学ぶだけではなく、オペラの可能性について検証し、意見を交わし合う場です。

そして7月6日に開催されるのは、幅広い分野で活躍する振付家/ダンサーの平山 素子さんによる、オペラ演出論/ワークショップ
「身体表現ワークショップ~身体表現をとことん磨く~」

Hirayamac_yutaka_mori
(C) Yutaka Mori

オペラ歌手が演技で動きながら歌うことは、むしろ「アスリート」であるという捉え方も必要だと言われています。そうしたことを背景に、シンクロナイズドスイミングやフィギュアスケートなど、多くのアスリートの振付経験もある平山素子氏が、歌唱と演技の基礎となる、音楽と身体表現の関連性をワークショップ形式で講義します。

ゲスト : 平山 素子(コンテンポラリーダンサー・振付家)
ナビゲーター  : 田尾下 哲(演出家/TTTC主宰/桜美林大学芸術文化学群 准教授)
日 時 : 2018年7月6日(金) 18:00~21:00
場 所 : 芸能花伝舎(新宿)スペースB3
新宿区西新宿6-12-30
(東京メトロ丸ノ内線「西新宿」駅より徒歩約6分)
http://www.geidankyo.or.jp/12kaden/chizu/index.html
参加費 : 2,000円

プログラムにご参加希望の方は、

件名
プログラムタイトル
本文
ご希望日時・氏名・人数・連絡先
を下記のメールアドレスまでお送りください。
追って事務局より返信メールをお送りいたします。
info@tttc.jp

ご不明な点がございましたら、
メールまたは下記の電話でお問い合わせください。
03-6419-7302(ノート株式会社内)

オペラに関心を持つ方、ダンスに関心を持つ方、それに限らず表現というものに関心を持つ方にとって、非常に興味深いお話が聴けると思います。


平山素子 / Motoko Hirayama(コンテンポラリーダンサー・振付家・筑波大学体育系准教授)

愛知県出身。5歳よりバレエを始める。筑波大学に進学し、同大学院体育研究科コーチ学専攻を修了(体育学修士)。ここで若松美黄にモダンダンスを学ぶ。修了後はH・アール・カオスに参加。00年まで北米ツアーなどすべての公演に出演。99年世界バレエ&モダンダンスコンクールにて、金メダルとニジンスキー賞をダブル受賞(モダンダンス部門)し、「強靭な肉体、繊細な技巧、ダイナミックな表現力」と評される。01年文化庁派遣在外研修員としてベルギーへ留学(研修先 Ultima vez)。帰国後は、フリーランスで数多くのプロジェクト公演に参加。05年より本格的に振付家としての活動も始める。

主な活動は、05年11月兵庫県立芸術文化センター開館公演にてニジンスキー振付初演版『春の祭典』復元上演にいけにえの乙女役で主演。3月ボリショイ劇場バレエ団にて、ソロ作品『Revelation』をS・ザハロワに振付。08年フランクフルトと上海(国際芸術祭)でソロ「DANAE SonzaiDesign」を発表。また03年からは新国立劇場に起用され、これまで振付・出演した『シャコンヌ』『Butterfly』『LifeCasting-型取られる生命-』(朝日舞台芸術賞)『春の祭典』(江口隆哉賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞)など4作品はすべて再演を果たすという成果をあげた。12年には新国立劇場バレエ団「Danceto the Future 」にて『Ag +G』(新作)他の作品を提供し、上演を成功させた。

さらに、音楽家や美術家とのコラボレーションにも積極的で、09年には降り注ぐ宇宙線をシンチレーターで検知してLED光に変換するライトアートとのコラボレーションでソロ『After the lunar eclipse/月食のあと』を発表。11年には再演ツアーを開催。11月にはルーマニアにてR・Mazileとの共同振り付け作品「REQUIEM You know nothing about me.」を発表。そのほか、ミュージカルの振付、シンクロナイズドスイミングやフィギュアスケートの日本代表選手の演技指導にも協力するなど各方面に活躍の場を広げている。02年から筑波大学の教員となり、舞踊を学術的側面から紹介し、後進の育成にも尽力を注いでいる。また、無重力空間でのダンス実験「飛天」や、CGを使ったダンス動作の自動振付実験など、独創的なプロジェクトにも積極的に研究協力している。 アーティストとして教員として、活動は多岐に渡り、洗練されていながら常に開拓心を失わない姿勢で、現在の日本のダンスシーンをリードする存在として注目度が高い。

平山素子オフィシャルサイト http://www.motokohirayama.com/index.html

2018/06/20

ENBの入団と昇進発表

イングリッシュ・ナショナル・バレエ(ENB)の入団と昇進の発表が行われました。

https://www.ballet.org.uk/blog-detail/promotions-new-dancers-joining-company-2018-19-season/

<入団>

ABTのプリンシパルで、アクラム・カーン振付「ジゼル」のヒラリオン役、さらに「ラ・シルフィード」や「大地の歌」にゲスト出演しているジェフリー・シリオが、リードプリンシパルとして入団します。

ジェフリー・シリオはボストン・バレエからABTに2015年に移籍してきたばかりです。先日放映されたアクラム・カーン振付『ジゼル』での好演が印象的ですが、振付の才能も持ち、フィギュアスケートのペア選手(パパダキス&シゼロン)への振付なども行っています。

また、ナショナル・バレエ・オブ・カナダで、プリンシパルに昇進したばかりのフランチェスコ・ガブリエル・フロラと、ソリストのエマ・ハウスが入団します。二人とも、カナダに籍を残して掛け持ちとなります。(現在ENBのプリンシパルを務めているユルギータ・ドロニナも、カナダとの掛け持ち)。フランチェスコ・ガブリエル・フロラは、イタリア出身、ノイマイヤー振付「ニジンスキー」のタイトルロールに抜擢されて頭角を現しました。容姿が美しく、テクニックもある若手ダンサーです。

今年のローザンヌ国際バレエコンクールの1位に輝いたシェール・ワグマンはじめ、ミゲル・アンヘル・ガイダナ、カロリーヌ・ガルヴァルが研修生として入団します。

イングリッシュ・ナショナル・バレエスクールからは、Breanna Foad, Josué Moreno Lagarda, Rentaro Nakaaki(仲秋連太郎), Maria del Mar Bonet Sansが入団します。仲秋連太郎さんは貞松・浜田バレエ学園出身です。


<昇進>
アクラム・カーン振付「ジゼル」のアルブレヒト役などで活躍し、また日本の小林紀子バレエシアターにもゲスト出演しているジェームズ・ストリーターがファーストソリストに昇進。プリンシパルの高橋絵里奈さんの夫君です。

「くるみ割り人形」などで主演している、金原里奈さんがソリストに昇進しました。2017年のバレエ団内コンクール、エマージング・ダンサーで優勝しています。

<退団>
サバティカルを取ってミュンヘン・バレエで踊っているプリンシパルのローレッタ・サマースケールズは、ENBを退団してミュンヘンにプリンシパルとして本移籍することになりました。

すでに発表されていますが、セザール・コラレスは退団し、ロイヤル・バレエに移籍します。


来週ENBは、アクラム・カーン振付『ジゼル』を引っ提げて香港公演を行います。先日のテレビ放映でこの『ジゼル』をご覧になった方も多いかと思いますが、非常に力強く強い感情が流れる傑作でした。ぜひ日本でもこの作品を生で観られれば良いのですが。

2018/06/19

ワガノワ・バレエ・アカデミー280周年記念公演のネット中継

ワガノワ記念ロシア・バレエ・アカデミー創立280周年記念ガラ・コンサートが日本時間6月20日午前1:00~(今晩)にボリショイ劇場で開催され、ネット中継されます。

https://tvkultura.ru/article/show/article_id/262205

80周年記念スペシャルバージョンで、ザハロワ、スミルノワ、ステパノワ、オブラスツォーワ、ロブーヒンなどワガノワが誇るボリショイ劇場で活躍する卒業生が「パキータ」に出演します。

公演は3部構成です。

第一部は、ワガノワ・バレエ・アカデミーの生徒たちによるもので、「フローラのめざめ」、「ナイアードと漁師」、オペラ「ラ・ジョコンダ」より昼と夜の踊りが踊られます。

第二部では、デンマークロイヤルバレエスクール、ミラノ・スカラ座バレエ学校、そして新国立劇場バレエ研修所など世界のバレエ学校の生徒たちが踊ります。

第三部が、上記の、ワガノワ・バレエ・アカデミー出身のボリショイ・バレエで活躍するダンサーたちが、生徒たちと共に踊る「パキータ」です。


新国立劇場バレエ研修所による現地レポートはこちら。
http://www.nntt.jac.go.jp/ballet/training/news/detail/27_012622.html

牧阿佐美振付「シンフォニエッタ」を踊るとのことです。

英国ロイヤル・オペラ・ハウスシネマシーズン ロイヤル・バレエ「マノン」

英国ロイヤル・オペラ・ハウスシネマシーズン ロイヤル・バレエ「マノン」が、2018/6/22(金)より劇場公開されます。

http://tohotowa.co.jp/roh/movie/manon.html

先日試写を見せていただきました。

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©ROH Photographed by Alice Pennefather

【振付】ケネス・マクミラン
【音楽】ジュール・マスネ
【指揮】マーティン・イエーツ
【出演】
サラ・ラム(マノン)
ワディム・ムンタギロフ(デ・グリュー)
平野亮一(レスコー)
イツァール・メンディザバル(レスコーの愛人)
ギャリー・エイヴィス(G.M.)
トーマス・ホワイトヘッド(看守)
金子扶生、ベアトリス・スティクス=ブルネル(二人の高級娼婦)
マシュー・ボール、ウィリアム・ブレイスウェル、マルセリーノ・サンベ(3人の紳士)
ジェームズ・ヘイ(乞食のかしら)

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©ROH Photographed by Alice Pennefather

マクミランの『マノン』はロイヤル・バレエの十八番だけど、今回収録された映像は、現在のロイヤル・バレエで望むべく最高のキャストによるもの。サラ・ラム演じるマノンは、登場シーンでは天使のように愛らしくて純情で、金銭欲にまみれ堕落していっても悪を感じさせず、清らかなイメージ。その純な姿が男たちを惑わせ、そしてデ・グリューを運命へと引きずり込む天然のファム・ファタルだった。
ワディム・ムンタギロフのデ・グリューもまた純情で一途、朴訥な青年で、その彼が道を踏み外すほどの熱い恋に落ちて二人が破滅まで突き進む姿が、容赦なく描かれているのがこの『マノン』。本当に壮絶な話である。

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©ROH Photographed by Alice Pennefather

穢れのない少女のように無垢なサラ・ラムのマノンは、兄レスコーに搾取され、G.Mに搾取される犠牲者ではあるのだけど、流されているのではなく破滅する運命は自ら選び取ったような印象がした。愛ゆえにそうなってしまったというような。サラ・ラムの、追放されてぼろぼろになってもなお輝く美しさ、そして知性を感じさせる演技力もさることながら、ワディム・ムンタギロフのデ・グリューのたぐいまれなほどの美しいバレエと、道を誤ってしまう青年の一途さには深く心を打たれた。しなやかで美しい曲線のアラベスクにはうっとりさせられるともに、それが彼の情熱や苦悩を物語ってくれる。今最も観るべきダンサーの一人であることを確信させてくれる。

平野亮一さんのレスコーも好演。台詞が聞こえてきそうな濃厚な演技とあくどい存在感は強烈だし、長身なので2幕の酔っ払いダンスもダイナミック。ギャリー・エイヴィスのムッシュGMの重厚さも見逃せないし、トーマス・ホワイトヘッドの看守のいやらしさも見もの。全体的にロイヤル・バレエならではの演技合戦が楽しく、いくつ目があっても足りないほどだ。

3人の紳士が、マシュー・ボーンの「白鳥の湖」の主演に抜擢されてさらに注目を集めているマシュー・ボール、そしてバーミンガムロイヤル・バレエから移籍して頭角を現しているウィリアム・ブレイスウェル、さらに抜群のテクニックとしなやかな跳躍で魅せるマルセリーノ・サンベというのも注目ポイント。

二人の娼婦は本来は崔由姫さんとベアトリス・スティクス=ブルネルだったが(幕間映像ではこの二人のリハーサルシーンを観ることができる)、ユフィさんが病気のためこの公演には出演できず、代役として金子扶生さんが出演していて美しさで際立っている。

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©ROH Photographed by Alice Pennefather

幕間の映像では、上記の二人の娼婦のリハーサルシーンの他、ロイヤル・バレエの来日公演でマノンを演じていたダーシー・バッセルが、マクミランの未亡人デボラにインタビューした映像が興味深い。『マノン』を振付けていた時、実はマクミランはフィギュアスケートに夢中だったそうで、沼地のパ・ド・ドゥの回転リフトはフィギュアスケートにインスピレーションを得たものだそう。言われてみれば納得できる。実はダーシー・バッセルは最初はこの役を演じたかったのに、マクミランに却下されたことがあったそうだ。

出会いのパ・ド・ドゥ、寝室のパ・ド・ドゥ、そして最後の凄絶な沼地のパ・ド・ドゥはそれぞれ、比類のない美しさと鮮烈さを湛えているマクミランの傑作。素晴らしいキャストで、パリの裏社交界の退廃的な世界にどっぷり浸かれる3時間。大画面でぜひ観てほしい。

来年予定されているロイヤル・バレエの来日公演では、ぜひこのサラ・ラムとワディム・ムンタギロフで『マノン』を観たいし、『マノン』をレパートリーに持つ新国立劇場バレエ団で、ワディム・ムンタギロフをゲストに再演してほしいなとも思う。

北海道 ディノスシネマズ札幌 2018/6/23(土)~2018/6/29(金)
宮城 フォーラム仙台 2018/6/23(土)~2018/6/29(金)
東京 TOHOシネマズ日比谷 2018/6/22(金)~2018/6/28(木)
東京 TOHOシネマズ日本橋 2018/6/22(金)~2018/6/28(木)
東京 イオンシネマ シアタス調布 2018/6/22(金)~2018/6/28(木)
千葉 TOHOシネマズ流山おおたかの森 2018/6/22(金)~2018/6/28(木)
神奈川 TOHOシネマズららぽーと横浜 2018/6/22(金)~2018/6/28(木)
愛知 TOHOシネマズ名古屋ベイシティ 2018/6/22(金)~2018/6/28(木)
京都 イオンシネマ京都桂川 2018/6/22(金)~2018/6/28(木)
大阪 大阪ステーションシティシネマ 2018/6/22(金)~2018/6/28(木)
神戸 TOHOシネマズ西宮OS 2018/6/22(金)~2018/6/28(木)
福岡 中洲大洋映画劇場 2018/6/23(土)~2018/6/29(金)

【上演時間】3時間11分

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タマラ・ロホ、カルロス・アコスタ主演の映像

2018/06/18

第46回ローザンヌ国際バレエコンクール6月24日放映

第46回ローザンヌ国際バレエコンクールが6月24日(日)に放映されます。

http://www4.nhk.or.jp/P3022/

若手ダンサーの登竜門であるローザンヌ国際バエレコンクールの最終審査、決選から、全クラシックバリエーションと、コンテンポラリーバリエーションを抜粋でお送りします。

スタジオでは元バーミンガムロイヤルバレエ団ファーストソリストの山本康介氏による実演つき解説。コンクールの見どころ、審査のポイントをわかりやすく紹介します。

【解説】バレエダンサー、演出家…山本康介,【司会】赤木野々花


第46回ローザンヌ国際バレエコンクール2018入賞者

1. シェイル・ワグマン WAGMAN Shale / カナダ/ 17歳9ヶ月
2. パク・ハンナ PARK Hanna / 韓国 / 15歳5ヶ月
3. グオ・ウェンジン GUO Wenjin / 中国 / 16歳8ヶ月
4. リ・ユンス LEE Junsu / 韓国 / 16歳1ヶ月
5. チャオ・シンユエ ZHAO Xinyue / 中国 / 17歳11ヶ月
6. ミゲル・アンヘル・ダビド・アランダ・マイダナ ARANDA MAIDANA Miguel Angel David / パラグアイ / 18歳6ヶ月
7. カロリネ・ガウボン GALVAO Carolyne / ブラジル / 17歳5ヶ月
8. アヴィヴァ・ゲルファー=ムンドゥル GELFER-MÜNDL Aviva / アメリカ/ 16歳1ヶ月

スカラシップ受賞者の選んだ研修先
https://www.prixdelausanne.org/schools-and-companies-chosen-by-the-prize-winners-2018/

1. シェイル・ワグマン ENB研修生
2. パク・ハンナ ロイヤル・バレエ・スクール
3.グオ・ウェンジン オランダ国立バレエアカデミー
4.リ・ユンス 辞退 →次点のダヴィデ・ロリッキオがロイヤル・バレエ研修生
5. チャオ・シンユエ  ロイヤル・バレエ・スクール
6. ミゲル・アンヘル・ダビド・アランダ・マイダナ ENB研修生
7. カロリネ・ガウボン  ENB研修生
8. アヴィヴァ・ゲルファー=ムンドゥル ワガノワ・アカデミー

日本からのファイナリスト、森脇崇行さん、大木愛菜さんは入賞しませんでしたが、素晴らしい演技を見せてくれています。

コンテンポラリーヴァリエーションでは、人気振付家ウェイン・マクレガーの「クローマ」始め、ヨルマ・エロ、マウロ・ビゴンゼッティなどの巨匠振付家の作品に、若い出場者が挑んでいるのも見どころとなります。

<クラシック・ヴァリエーション>

「“パキータ” グラン・パのバリエーション」
ミンクス:作曲
プティパ(振付):編曲
ロシア…(18歳)エルヴィン・ザギドゥーリン

「“ドン・キホーテ” ドルシネアのバリエーション」
ミンクス:作曲
プティパ(振付):編曲
中国…(17歳)許せい怡(※注「せい」の漢字は女へんに青の旧漢字)

「“グラン・パ・クラシック” 女性ダンサーのバリエーション」
オーベール:作曲
グゾフスキー(振付):編曲
ブラジル…(17歳)キャロリン・ガウヴォン

「“コッペリア” フランツのバリエーション」
ドリーブ:作曲
サン・レオン(振付):編曲
日本…(15歳)森脇崇行

「“パキータ” パ・ド・トロワから 第1バリエーション」
ミンクス:作曲
プティパ(振付):編曲
中国…(16歳)滕榕児

「“ラ・バヤデール”から ソロルのバリエーション」
ミンクス:作曲
プティパ(振付):編曲
ベルギー…(18歳)ルーカス・バレマン

「“ナポリ” パ・ド・シスから 第1バリエーション」
ヘルステッド:作曲
ブルノンヴィル(振付):編曲
アメリカ…(16歳)マカニ・イェーグ

「“パキータ” パ・ド・トロワから 第1バリエーション」
ミンクス:作曲
プティパ(振付):編曲
カナダ…(15歳)アイリーン・ヤン

「“パキータ” グラン・パのバリエーション」
ミンクス:作曲
プティパ(振付):編曲
パラグアイ…(18歳)ミゲル・アンヘル・ダビド・アランダ・マイダナ

「“ラ・バヤデール”影の王国から 第3ソリストのバリエーション」
ミンクス:作曲
プティパ(振付):編曲
韓国…(15歳)パク・ハンナ

「“白鳥の湖” パ・ド・トロワから 第1ソリストのバリエーション」
チャイコフスキー:作曲
プティパ(振付):編曲
アメリカ…(16歳)エリック・スナイダー

「“ライモンダ”夢の場 ライモンダのバリエーション」
グラズノフ:作曲
プティパ(振付):編曲
日本…(18歳)大木愛菜

「“ラ・バヤデール”影の王国から 第3ソリストのバリエーション」
ミンクス:作曲
プティパ(振付):編曲
アメリカ…(16歳)クロエ・ミッセルダイン

「“グラン・パ・クラシック” 男性ダンサーのバリエーション」
オーベール:作曲
グゾフスキー(振付):編曲
イタリア…(18歳)ダヴィデ・ロリッキオ

「“ドン・キホーテ”夢の場 キューピッドのバリエーション」
ミンクス:作曲
プティパ(振付):編曲
中国…(16歳)郭文槿

「“パキータ” リード・ソリストのバリエーション」
ミンクス:作曲
プティパ(振付):編曲
韓国…(18歳)ナム・ミンジ

「“ラ・フィーユ・マル・ガルデ”から コーラスのバリエーション」
エロルド:作曲
アレキサンダー・ゴルスキー(振付):編曲
アメリカ…(15歳)フィニアン・カーメシ

「“パキータ” パ・ド・トロワから 第1バリエーション」
ミンクス:作曲
プティパ(振付):編曲
アメリカ…(16歳)アヴィヴァ・ゲルファー・ムンドゥル

「“ドン・キホーテ” パ・ド・ドゥから バジルのバリエーション」
ミンクス:作曲
プティパ(振付):編曲
カナダ…(17歳)シェール・ワグマン

「“グラン・パ・クラシック” 女性ダンサーのバリエーション」
オーベール:作曲
グゾフスキー(振付):編曲
中国…(17歳)趙欣悦

「“ラ・フィーユ・マル・ガルデ”から コーラスのバリエーション」
エロルド:作曲
アレキサンダー・ゴルスキー(振付):編曲
韓国…(16歳)イ・ジュンス


<コンテンポラリー・ヴァリエーション>

「“アウト・オブ・ブレス”」
エツィオ・ボッソ:作曲
ルイーズ・ドゥルー(振付):編曲
ロシア…(18歳)エルヴィン・ザギドゥーリン

「“クロマ”」
ジョビー・タルボット:作曲
ウェイン・マクレガー(振付):編曲
ブラジル…(17歳)キャロリン・ガウヴォン

「“アウト・オブ・ブレス”」
エツィオ・ボッソ:作曲
ルイーズ・ドゥルー(振付):編曲
日本…(15歳)森脇崇行

「“フリア・コルポリス”」
ベートーベン:作曲
マウロ・ビゴンゼッティ(振付):編曲
中国…(16歳)滕榕児

「“ビカミングス”」
マックス・リヒター:作曲
ウェイン・マクレガー(振付):編曲
ベルギー…(18歳)ルーカス・バレマン

「“プラン・トゥ・ビー”」
ビーバー:作曲
ヨルマ・エロ(振付):編曲
パラグアイ…(18歳)ミゲル・アンヘル・ダビド・アランダ・マイダナ

「“ファースト・フラッシュ・ソロ1”」
シベリウス:作曲
ヨルマ・エロ(振付):編曲
韓国…(15歳)パク・ハンナ

「“アウト・オブ・ブレス”」
エツィオ・ボッソ:作曲
ルイーズ・ドゥルー(振付):編曲
アメリカ…(16歳)エリック・スナイダー

「“タッチ・フィール・センス”」
ハンス・ジマー:作曲
ルイーズ・ドゥルー(振付):編曲
日本…(18歳)大木愛菜

「“ディエゴのためのソロ”」
セオドラキス:作曲
リチャード・ウェアロック(振付):編曲
アメリカ…(16歳)クロエ・ミッセルダイン

「“アウト・オブ・ブレス”」
エツィオ・ボッソ:作曲
ルイーズ・ドゥルー(振付):編曲
イタリア…(18歳)ダヴィデ・ロリッキオ

「“ロッシーニ・カーズ”から ソロ」
ロッシーニ:作曲
マウロ・ビゴンゼッティ(振付):編曲
中国…(16歳)郭文槿

「“ビカミングス”」
マックス・リヒター:作曲
ウェイン・マクレガー(振付):編曲
韓国…(18歳)ナム・ミンジ

「“ディエゴのためのソロ”」
セオドラキス:作曲
リチャード・ウェアロック(振付):編曲
アメリカ…(15歳)フィニアン・カーメシ

「“タッチ・フィール・センス”」
ハンス・ジマー:作曲
ルイーズ・ドゥルー(振付):編曲
アメリカ…(16歳)アヴィヴァ・ゲルファー・ムンドゥル

「“クロマ”」
ジョビー・タルボット:作曲
ウェイン・マクレガー(振付):編曲
カナダ…(17歳)シェール・ワグマン

「“ビカミングス”」
マックス・リヒター:作曲
ウェイン・マクレガー(振付):編曲
中国…(17歳)趙欣悦

「“フリア・コルポリス”」
ベートーベン:作曲
マウロ・ビゴンゼッティ(振付):編曲
韓国…(16歳)イ・ジュンス

2018/06/13

NBAバレエ団「ショート・ストーリーズ・9 ~バレエ・インクレディブル」リハーサルレポート

6月15日(金)・16日(土)・17日(日) 彩の国さいたま芸術劇場にて、NBAバレエ団のガラ公演「ショート・ストーリーズ・9 ~バレエ・インクレディブル」が開催されます。

http://www.nbaballet.org/performance/2018/shortstories/

NBAバレエ団で上演されて好評を得た作品のシーンを集めたガラ公演ですが、それに加えて、宝満直也さんと佐藤圭さん振付の新作2作品も初演され、合計9作品という贅沢な趣向。

この公演の公開リハーサルを先日拝見しました。リハーサルで上演されたのは、『ケルツ』、『ガチョーク賛歌』よりトリオ、新作の『11匹わんちゃん』と『La Vita』、そして『ブルッフ ヴァイオリン協奏曲 第1番』より第三楽章です。


『ケルツ』は、アイリッシュダンスをベースにバレエのテクニックも盛り込んだ、軽快な音楽に乗せた楽しい作品。思わず踊りだしたくなりますが、細かい足捌きがとても特徴的で、技術的にはとても難しいステップも含まれています。

『ガチョーク賛歌』も、楽しい作品ですがやはり確かな技術がないと踊れない作品。でもこのバレエ団のレパートリーとして踊りこんでいるのが良く伝わってきました。

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さて、注目は新作『海賊』が大きな評判を呼んだ宝満直也さんの新作『11匹わんちゃん』
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新国立劇場バレエ団時代に振付けた『3匹のこぶた』が、ユーモアの中にブラックさも盛り込んで非常に面白い作品でしたが、今回も楽し気な作品。今回のガラ公演は、がっつり踊る作品が多いので、当初は箸休め的な、軽く楽しめる作品を作ろうと宝満さんは考えたそうですが、このバレエ団の男性陣は踊れる人が多いので、それを生かしたら、いつの間にかとても運動量が多くてハイテンションの作品に仕上がったとのことです。ある男性ダンサーを宝満さんが見て、ワンコに似ていると思ったところから着想を得たそうで、11匹の犬が1人のメスネコを追いかけるという趣向。

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新作なので、どんな作品なのかは観てのお楽しみですが、宝満さんの才人ぶりが発揮された、ユーモラスな作品に仕上がっています。12人のダンサーが出演するので、フォーメーションの変化も見所の一つ。

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そしてご覧の通り、男性ダンサーたちの超絶技巧も存分に盛り込まれています。長い作品ではありませんが、とてもハイテンションでアスレチックな作品なので終わった後は皆さんぐったり。

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最近NBAバレエ団は、男性ダンサーのレベルがとても上がっているので、とっても見ごたえがあります。大森康正さん、高橋真之さん、安西健塁さんは特に、国内でもトップレベルのダンサーで、彼らの力強く華麗な踊りが存分に堪能できます。

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宝満さんは、物語をいかに動きで表現するかということを重視して作品を作り、振付指導をされているとのことでした。


もう一つの新作は、最近再入団した佐藤圭さんによる『La Vita』。モナコのあるピアニストとの出会いから着想を得たそうです。命、という意味のタイトルですが、その名の通り、一つの命が生まれて、生を終えるまでの様子を表現した作品。長身でほっそりとしたラインの、たおやかな佐藤さんの身体の表現力の繊細さが映える、美しい小品でした。

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最後は『ブルッフ ヴァイオリン協奏曲 第1番』より第三楽章。ABTが踊っている映像がDVD化されています。華やかでクラシカルなプロットレス・バレエです。

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本番ではこの作品は3楽章すべて踊られますが、8人のソリストにコール・ド・バレエを従えたこの第3楽章を見るにつけ、NBAバレエ団のダンサーのクオリティがとても高いことが実感されました。美しい上演になること間違いありません。

このガラで上演される9作品、古典あり、バランシンあり、さらに新作とバラエティに富んでいます。他のバレエ団ではなかなか観られない作品も多く、レパートリーの充実ぶり、そしてダンサーたちがとても意欲的に取り組んでいるのが強く感じられました。バレエ界を変えて行こうという久保紘一芸術監督の強い意気込みが感じられる、楽しい公演となることでしょう。

ショート・ストーリーズ・9 ~バレエ・インクレディブル
日   時:
2018年 6月15日(金) 14:00 / 19:00
     6月16日(土) 15:00
     6月17日(日) 15:00
会   場: 彩の国さいたま芸術劇場大ホール

第一部
  1. スターズ アンド ストライプス
  2. ガチョーク賛歌よりトリオ
  3. La Vita(佐藤圭新作)
  4. ケルツ(全編)
第二部
  5. ロミオとジュリエットよりパ・ド・ドゥ
  6. ザ・リバーよりボーテックス
  7. 海賊よりパ・ド・トロワ
  8. 11匹わんちゃん(宝満直也新作)
第三部
  9. ブルッフ ヴァイオリン協奏曲第1番
※演目の順番は変わる可能性があります。

チケットのインターネット、電話での販売は終了しました。当日券の販売は開場1時間前から行います。
http://www.nbaballet.org/performance/2018/shortstories/

2018/06/10

ロイヤル・オペラハウス・シネマシーズン ロイヤル・バレエ「バーンスタイン・センテナリー」

ロイヤル・オペラハウス・シネマシーズン、作曲家レナード・バーンスタインの生誕100年を記念して創られた、
ウェイン・マグレガー、リアム・スカーレット、クリストファー・ウィールドンというバレエ団常任の3人の振付家によるトリプルビルが、現在劇場公開中です。

http://tohotowa.co.jp/roh/movie/bernstein.html

「不安の時代」のみ再演ですが、あとの2作品はこのトリプルビルのために振付けられた新作。すべて男性同士のパ・ド・ドゥがあるという共通点がなかなか興味深い。作曲家としてのバーンスタインの才人ぶりも改めて実感します。


ウェイン・マクレガー振付の「Yugen(幽玄)」

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フェデリコ・ボネッリ/ウィリアム・ブレイスウェル/ハリー・チャーチーズ/メリッサ・ハミルトン/フレンチェスカ・ヘイワード/桂千里/ポール・ケイ/サラ・ラム/カルヴァン・リチャードソン/ジョセフ・シセンズ/高田茜

音楽は「チチェスター詩編」を使用。合唱とボーイソプラノを使用しヘブライ語で歌われた美しい曲。陶芸家でもあるEdmund de Waal がデザインした舞台美術はいくつかの大きな透明な箱を並べたようなシンプルながらもスタイリッシュで、まるで宗教施設であるかのような荘厳さがあり、効果的なもの。11人のダンサーたちは深紅の衣装をまとっていて、ソロ、パ・ド・ドゥ、さらには複数のダンサーが絡み合う踊りもある。日本語の「幽玄」のイメージとは違っているけれども、人の声の温かみが深遠な印象を与え、今までの無機的なマクレガー作品とは一味も二味も違った印象。フェデリコ・ボネッリ、サラ・ラム、高田茜、フランチェスカ・ヘイワードといったプリンシパルダンサーも出演しているけど、中心的な人物はカルヴィン・リチャードソンで、ジョセフ・シセンスとの男性同士のパ・ド・ドゥも現れる。クレジットにはないけれども、トリスタン・ダイヤーも出演している。


リアム・スカーレット振付 「不安の時代 The Age of Anxiety」

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サラ・ラム/アレクサンダー・キャンベル/ベネット・ガートサイド/トリスタン・ダイアー

英国の詩人、W・H・オーデンの詩にインスパイアされたバーンスタインの交響曲第2番「不安の時代」をもとにリアム・スカーレットが2014年に振付けた。1939年のニューヨークを舞台にしており、水兵エンブル、中年男クアント、デパートのバイヤーをしているキャリアウーマンのロゼッタ、そして若いカナダ人兵士マーリンの4人がバーで繰り広げる物語。バーンスタインの曲に振付けられたジェローム・ロビンスの「ファンシー・フリー」を彷彿させるセットだけど、軽妙な音楽の割には、タイトルの通り、「ファンシー・フリー」のようなユーモラスな作品ではない。

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バーでのエピソードはあまり整理されていないのだけど、場所を移して、それぞれの登場人物が自分たちの孤独と向き合うところで、琴線に触れるような優しい視線が現れる。女優のようにグラマラスなサラ・ラムがふと一人になった時に、ハイヒールを脱いで想いの丈をぶちまけるようなソロを踊る、中年男の悲哀を見せるベネット・ガートサイドの演技力。クアントとマーリンの心の触れ合いと別れ。最後に摩天楼が開ける場面転換は目が覚めるようだ。一つの小説を読んだかのような味のある余韻が残る。

この作品のプロダクションデザインをしているのが、リアム・スカーレット振付の「白鳥の湖」の舞台美術も担当しているジョン・マクファーレンで、バーのセットも、場面転換後の美術もクオリティが高い。


クリストファー・ウィールドン振付「コリュバンテスの遊戯 Corybantic Games」

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シュー・ボール/ウィリアム・ブレイスウェル/ローレン・カスバートソン/ヤスミン・ナグディ/ティエニー・ヒープ/平野亮一/マヤラ・マグリ/マルチェリーノ・サンベ/ベアトリス・スティックス=ブルネル


「セレナード(プラトンの饗宴による)」を使用し、衣装デザインがアーデムということで大きな話題を呼んだ作品。白い薄い衣装に黒い幅広のリボンがぶら下がっているが、動くと少しリボンが邪魔に感じられる。「饗宴」での、お互いの半身を探す人々という大きなテーマの元、第一回オリンピックが開催されたころのアテネをイメージしているという。

古代ギリシャの彫刻を彷彿させるような動きやポーズが現れ、第一楽章ではマシュー・ボールとウィリアム・ブレイスウェルの長身美丈夫二人による男性パ・ド・ドゥや女性同士のパ・ド・ドゥも。ウィールドンはインタビューの中でホモエロティックな要素を加えたと語っているが、健康的なイメージでエロスはさほど感じられない。第2楽章はベアトリス・スティクス=ブルネルを中心に女性ばかりが登場し、第3楽章はマヤラ・マグリとマルセリーノ・サンベ、第4楽章はローレン・カスバートソンと平野亮一、第5楽章はティアニー・ヒープ率いる女性群舞。運動量が多くて群舞のフォーメーションの変化が面白い。特にダイナミックで雄々しいヒープが目を引いた。生で観れば非常にエキサイティングな作品になると思われる。

ヴァイオリンソロが美しい音楽だけど、「ウェストサイドストーリー」が作曲された時期と近いということもあり、そこで聴いたことがあるようなフレーズが現れるだけでなく、踊りのイメージも少し似ている。

また、幕間には、生前のバーンスタインと親交があり、彼の伝記を書いたり、彼のドキュメンタリーを撮影したハンフリー・バートンのインタビューがあり、大変興味深い内容だった。

このトリプルビルには3年間の準備期間を要したという。その間に二つの新作を委嘱したということで、ロイヤル・バレエのクリエイティブなスピリットが伝わる3本立てだった。

6月8日(金)よりTOHOシネマズ 日本橋ほか、全国順次公開。
今回より、TOHOシネマズ日比谷でも公開されています。

2018/06/09

マシュー・ボーン「白鳥の湖」にロイヤル・バレエのマシュー・ボールが出演

マシュー・ボーンの名作「白鳥の湖」は今年9月22日から再演されます。

12月4日から2019年1月27日までは、ロンドンのサドラーズ・ウェルズ劇場での8週間の公演が行われます。その後英国内でのツアーを5月まで続け、さらに海外ツアーへと旅立つとのことです。

そして、この「白鳥の湖」のキャストが発表されました。
https://new-adventures.net/news/full-casting-announced-for-matthew-bournes-swan-lake

何より注目は、英国ロイヤル・バレエのファースト・ソリストでプリンシパルに最も近い位置にいると言われている、マシュー・ボールがザ・スワン/ザ・ストレンジャーの役でゲスト出演することです。


マシュー・ボールのプロフィール
https://new-adventures.net/profile/matthew-ball
PHOTOS & VIDEOSのタブで、美しい写真をたくさん観ることができます。

またさらに、現在公演中で来日公演も10月に行われる「シンデレラ」に主演している Will Bozierと、元ENBで、ミュージカル「パリのアメリカ人」のロンドン公演に主演しているMax Westwellもザ・スワン/ザ・ストレンジャーの役で出演します。

王子の役は、おなじみのドミニク・ノースと、「ビリー・エリオット」初演でビリー役を演じたリアム・ムーアー、そして 新人のJames Lovellが演じます。

ザ・スワン/ザ・ストレンジャーは、全く新しいメンバーが踊るということで、それだけで大変興味深いのですが、容姿、技術も揃っていてロイヤル・バレエで最も注目されているマシュー・ボールには、さらに熱い視線が集まることでしょう。


マシュー・ボールは、今年の夏に開催されるロイヤルエレガンスの夕べに出演します。
http://royalelegancenight.com/japanese/dancers.html

また、現在映画館で上映中の英国ロイヤルオペラハウス・シネマシーズンの「バーンスタイン・センテナリー」、そのうちのウィールドン振付「コリュバンデスの遊戯」にも出演しています。
http://tohotowa.co.jp/roh/movie/bernstein.html

マシュー・ボーンの「シンデレラ」は今年10月にシアターオーブで来日公演を行います。
http://theatre-orb.com/lineup/18_cinderella/

マシュー・ボーンの「白鳥の湖」もぜひ来年の来日を期待したいですね!

2018/06/08

ドキュメンタリー『マチュー・ガニオ ポートレート -パリ・オペラ座 究極のエトワール-』DVD発売

パリ・オペラ座バレエを代表するエトワール、マチュー・ガニオのドキュメンタリー、『マチュー・ガニオ ポートレート -パリ・オペラ座 究極のエトワール-』が、DVDで2018年8月2日(木)に発売されます。


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https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000031071.html

2018年1月にWOWOWにて放送された「マチュー・ガニオ パリ・オペラ座の頂」に特典映像を収録してDVD化されます。

マチュー・ガニオをよく知るマレーネ・イヨネスコ監督が貴重なリハーサルや舞台映像を通して彼の1年間の足跡をたどると共に、母カルフーニ、妹マリーヌ、振付家ピエール・ラコット、パリ・オペラ座バレエのエトワールであるイザベル・シアラヴォラ、ドロテ・ジルベールらへのインタビューを通して、この若きトップスターの素顔と新たな挑戦に迫っています。

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『白鳥の湖』『オネーギン』『マノン』『ラ・ヴァルス』、ピアニスト福間洸太郎と共演した、ゴーゴリの「狂人日記」を舞台化した『Le Rappel des Oiseaux』、勅使川原三郎『Grand Miroir』そして華やかなデフィレなど、貴重な舞台映像がたくさん観られます。子供時代の愛らしい写真も登場。また、イザベル・シアラヴォラとリラックスした雰囲気で語り合ったり、レティシア・プジョルの引退公演、さらにはラコット指導の『ラ・シルフィード』で怪我をしてしまう場面まで収められています。

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こちらのDVDで解説を担当しました。マチューファンのみならずバレエファン必見のとても面白いドキュメンタリーです。

また、特典映像で、昨年9月のデフィレと、勅使川原三郎さんがオペラ座に振り付けた新作「Grand miroir」をマチューに振付指導する映像や、本番の映像の抜粋も収録されています。

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【出演】マチュー・ガニオ
ドミニク・カルフーニ/イザベル・シアラヴォラ/アニエス・ルテステュ/レティシア・プジョル/ドロテ・ジルベール/アマンディーヌ・アルビッソン/ジェルマン・ルーヴェ/マリーヌ・ガニオ/ピエール・ラコット(振付家)/勅使川原三郎(振付家)/オリアーヌ・モレッティ(演出家)
監督:マレーネ・イヨネスコ

マチュー・ガニオ ポートレート -パリ・オペラ座 究極のエトワール-
2018年8月2日(木)発売
品番:PCBP.53914 価格:4,800円+税 本編90分+特典映像
​(C) 2017 Delange Production / Opera de Paris / WOWOW INC.

発売・販売元:ポニーキャニオン

マチュー・ガニオ ポートレート-パリ・オペラ座 究極のエトワール- [DVD]マチュー・ガニオ ポートレート-パリ・オペラ座 究極のエトワール- [DVD]

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2018/06/06

ブノワ賞2018、「ヌレエフ」、パク・セウン、ラントラートフ、エルナンデスが受賞

権威あるブノワ賞の授賞式が行われました。

受賞者はこちらで発表されています。
http://old.benois.theatre.ru/massmedia/news/

<最優秀振付家 Best choreographer: >

ユーリ・ポソホフ 「ヌレエフ」 ボリショイ・バレエ YOURI POSSOKHOV - Nureyev , Ilya Demutsky. Bolshoi Theater of Russia.

デボラ・コルカー 「Dog Without Feather」 デボラ・コルカー・カンパニー DEBORAH COLKER - Dog Without Feather , Jorge Peixe / Berna Ceppas. Deborah Colker Company.


<最優秀女性ダンサー Best Female Dancer:>

パク・セウン 「ダイヤモンド」 パリ・オペラ座バレエ SAE EUN PARK - Lead Role, Diamonds , P. Tchaikovsky / G. Balanchine. Ballet of the Paris Opera.


<最優秀男性ダンサーBest Male Dancer:>

イザック・エルナンデス 「ドン・キホーテ」 ローマ歌劇場バレエ、「ラ・シルフィード」 イングリッシュ・ナショナル・バレエ ISAAC HERNANDEZ - Basilio, Don Quixote , L. Minkus / L. Hilaire, M. Baryshnikov. Ballet of the Rome Opera; James, la Sylphide, H. Løvenskjold / A.Bournonville. English National Ballet.

ウラディスラフ・ラントラートフ 「ヌレエフ」 ボリショイ・バレエ VLADISLAV LANTRATOV - Title-role, Noureev, I. Demutsky / Y. Possokhov. Bolshoi Theater of Russia.


<最優秀作曲家 Best composer: >

イリヤ・デムツキー 「ヌレエフ」 ボリショイ・バレエ ILYA DEMOUTSKY - Nureyev , choreography Y. Possokhov. Bolshoi Theater of Russia.


<最優秀舞台美術家 Best scenographer: >

キリル・セレブレンニコフ 「ヌレエフ」 ボリショイ・バレエ KIRILL SEREBRENNIKOV - Nureyev , I. Demoutsky / Y. Possokhov. Bolshoi Theater of Russia.


また、芸術に対する貢献を称えられ、ナタリア・マカロワが貢献賞を受賞しています。


審査員は以下の通りです。

Yuri Grigorovich – President.
Eleonora Abbagnato – Etoile of the Paris Opera Ballet, Artistic Director of the Rome Opera Ballet.
Boris Eifman – Artistic Director of St.Petersburg Eifman Ballet.
Nona Esteves – Ex-Prima-ballerina, choreograph and coach of the Municipal Theatre of Rio de Janeiro.
Nicolas Le Riche – Artistic Director of the Royal Swedish Ballet.
David Mcallister – Artistic Director of the Australian Ballet.
Tamara Rojo – Prima-ballerina and Artistic Director of the English National Ballet.
Samuel Wuersten – Director of Holland-Dance Festival.


毎回、受賞者は、審査員と関係の深いカンパニーから選ばれている賞なのですが、今年はとにかくボリショイ・バレエの話題作「ヌレエフ」が賞を独占していった印象があります。

今年の世界バレエフェスティバルで、ラントラートフがアレクサンドロワと「ヌレエフ」からのパ・ド・ドゥを踊りますが、ぜひ全編を観たいものですよね。


以下にノミネートされたダンサーたちの名前を挙げておきます。ノミネートされたダンサーたちにより、ガラ公演も行われました。(ガラ公演の演目はこちらにアップされています)

<女性ダンサー>
BALLERINAS

JURGITA DRONINA – The Title role, La Sylphide, H.Løvenskjold/A.Bournonville;
Juliet, Romeo and Juliet, S.Prokofiev/R.Nureyev.
English National Ballet.
ユルギータ・ドロニナ 「ラ・シルフィード」「ロミオとジュリエット」、イングリッシュ・ナショナル・バレエ

AMANDA GOMES – The Title role, Esmeralda, C.Pugni/J.Perrot, M.Petipa, A.Petrov’s version.Kazan Opera Ballet.
アマンダ・ゴメス 「エスメラルダ」カザン歌劇場バレエ

DREW JACOBY – Pina Bausch,Café Műller, H.Pursell/ P.Bausch. Royal Ballet of Flanders.
ドリュー・ジャコビ 「カフェ・ミュラー」(ピナ・バウシュ)、ロイヤル・フランダース・バレエ

AKO KONDO – Alice, Alice in Wonderland, J.Talbot/Ch.Wheeldon. The Australian Ballet.
近藤亜香、「不思議の国のアリス」、オーストラリア・バレエ

SAE EUN PARK – The Leading part, Diamonds, P.Tchaikovsky/G.Balanchine. Paris Opera Ballet.
パク・セウン、「ダイヤモンド」、パリ・オペラ座バレエ

SVETLANA ZAKHAROVA – Anastasia, Ivan the Terrible,S.Prokofiev/Y. Grigorovich. Bolshoi Theatre of Russia.
スヴェトラーナ・ザハロワ、「イワン雷帝」アナスタシア役、ボリショイ・バレエ


DANCERS
<男性ダンサー>

DANIEL CAMARGO – Shostakovich,Chamber Symphony, D. Shostakovich/A.Ratmansky. Het National Ballet; Solor, La Bayadère, L.Minkus/M.Petipa. The Tokyo Ballet.
ダニエル・カマルゴ 「ショスタコーヴィッチ室内交響曲」オランダ国立バレエ、「ラ・バヤデール」東京バレエ団

ISAAC HERNANDEZ – Basilio,Don Quixote, L.Minkus/L.Hilaire, M.Baryshnikov. Rome Opera Ballet; James, La Sylphide, H.Løvenskjold/A.Bournonville.
English National Ballet.
イザック・エルナンデス 「ドン・キホーテ」ローマ歌劇場バレエ、「ラ・シルフィード」ジェームズ役 イングリッシュ・ナショナル・バレエ

KEVIN JACKSON – Jack/Knave of Hearts, Alice in Wonderland, J.Talbot/Ch.Wheeldon. The Australian Ballet.
ケヴィン・ジャクソン 「不思議の国のアリス」ジャック役、オーストラリア・バレエ

VLADISLAV LANTRATOV –The Title role, Nureev, I.Demutsky/Y.Possokhov. Bolshoi Theatre of Russia.
ウラディスラフ・ラントラートフ 「ヌレエフ」ボリショイ・バレエ

PABLO LEGASA – A Man, Herman Schmerman, T.Willems/W.Forsythe. Paris Opera Ballet
パブロ・レガサ 「ヘルマン・シュメルマン」、パリ・オペラ座バレエ

MARIJN RADEMAKER –Two and Only, M.Benjamin/W.Kuindersma. Het National Ballet.
マライン・ラドマーカー 「Two and Only」オランダ国立バレエ

MICHELE SATRIANO – Don Jose, Carmen, G.Bizet/R.Petit. Rome Opera Ballet.
ミシェル・サトリアーノ 「カルメン」ドン・ホセ役、ローマ歌劇場バレエ

O.F.C.の合唱舞踊劇『カルミナ・ブラーナ』公開リハーサル

佐多達枝さんが振付けた名作、O.F.C『カルミナ・ブラーナ』が、6月16日、5年ぶりに上演されます。

https://www.choraldancetheatre-ofc.com/

カール・オルフが作曲した『カルミナ・ブラーナ』は、演奏会のみならず、デヴィッド・ビントレーがバレエ作品として振付けて新国立劇場バレエ団でも上演されているほか、そのドラマティックなオープニングと合唱が非常に印象的なため、テレビや映画などにも多用されている名曲です。

O.F.C.の設立は、この『カルミナ・ブラーナ』を合唱付きのバレエ作品として上演することが目的だったとのことです。1995年以来8度の上演実績があり、前回2013年の上演時には平成25年度文化庁芸術祭大賞(舞踊部門)を受賞しています。個人的には、2011年3月29日、東日本大震災の後多くのバレエ公演が中止となった中、震災以来初めて見ることができた舞台として観た上演が、ダンスが持つ力を発揮し、観客に希望を与える非常に感動的で印象的でした。

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単にバレエに合唱がついてくる、というのではなく、合唱隊はコロスとして舞台上に上がり、動きも振付けられてコール・ド・バレエ的な役割も果たします。ダンサー陣も豪華で、日本を代表するプリマ・バレリーナの酒井はなさんをはじめ、谷桃子バレエ団の三木雄馬さん、そして浅田良和さん、スターダンサーズバレエ団の池田武志さん、東京シティバレエ団の岡博美さんなど、バレエ団の垣根を越えた錚々たるメンバーが揃っています。

先日、このO.F.Cの『カルミナ・ブラーナ』のリハーサルを見学させていただきました。
ダンサーや独唱の歌手の一部が不在だったものの、合唱、コロス、ほとんどのダンサー、歌手、指揮者の合同のリハーサルです。実際の舞台で使われるリノリウムを使用し、衣装も着けてのリハーサルでした。

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振付家としてのキャリアは60年を越え、現在86歳の佐多達枝さんですが若々しく、立ち上がってしっかりとダンサーたちを指導していきます。かのプロレタリア作家、佐多稲子を母に持つ佐多さんです。

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まずは、生の人間の声の迫力というものに圧倒されました。合唱に関しては、指揮者の坂入健司郎さん、そして合唱指揮者からも、かなり細かい指示が飛びます。そのパワフルな合唱に合わせて、ダンスが展開されるのですから耳からも目からも音楽を感じることができます。音楽と振付が見事に融合していて、ダンスと歌の強度が拮抗し、強い生命力を感じますし、合唱の一部がコロスとして振付を踊るので、ギリシャ悲劇的な様相も呈しています。

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出演者の中でも、この作品への出演回数が多い三木雄馬さんは別格の存在感があります。浅田良和さんの胸のすくようなテクニック、荒井成也さんや中弥智博さんら男性陣の超絶技巧も炸裂します。美しい女性群舞も現れます。フォーメーションの変化も工夫が凝らされていて、観ていて決して飽きることはありません。

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舞台の上にこれだけ多くのダンサー、合唱が載っているというのも異例かもしれませんが、力強くて美しく音楽が見事にバレエへと昇華されていて、バレエも音楽も好きな人にとっては、この上なく贅沢な舞台となるはずです。

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2018年O.F.C.公演

合唱舞踊劇
カルミナ・ブラーナ

演出・振付  佐多達枝

2018年6月16日(土) 16:00 開演 

東京文化会館大ホール

■指揮:坂入健司郎
■独唱:
 澤江衣里(ソプラノ)
 中嶋克彦(テノール)
 加耒 徹(バリトン)
■ダンサー:
 酒井はな 浅田良和 三木雄馬
 宇山たわ 浦山英恵 岡 博美 斎藤隆子 坂田めぐみ 清水あゆみ
 関口淳子 高木奈津子 樋田佳美 土肥靖子 贄田麗帆 三浦志乃 森田真希
 荒井成也 池田武志 中弥智博 牧村直紀 安村圭太
■管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
■児童合唱:すみだ少年少女合唱団
■合唱・コロス:オルフ祝祭合唱団

チケット
S:10,000円 A:8,000円 B:6,000円 
C:4,000円 D:2,000円

チケット取扱
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
チケットぴあ [Pコード:111−723] 0570-02-9999
カンフェティ  0120-240-540
イープラス


小野寺悦子さんによる、佐多達枝さんインタビュー
http://dancedition.com/post-2092/

“観る音楽”O.F.C.の合唱舞踊劇『カルミナ・ブラーナ』5年ぶりの上演は必見・必聴!
https://spice.eplus.jp/articles/191106

酒井はな出演、O.F.C.の“合唱舞踊劇”「カルミナ・ブラーナ」公開リハーサル
https://natalie.mu/stage/news/283287

佐多達枝 音楽の圧倒的力、乗せて 合唱舞踊「カルミナ・ブラーナ」演出
https://mainichi.jp/articles/20180524/dde/018/040/015000c

2018/06/04

勅使川原三郎+佐東利穂子「白痴」 KARAS APPARATUSにて(9月にはパリ公演も)

KARASでは6月7日より、勅使川原三郎振付によるアップデイトダンス公演No.52「白痴」を上演します。

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ロシアの文豪ドストエフスキーの同名の長編小説「白痴」を基に構想されたこの作品は、 2016年にアップデイトダンスで初演し、その後シアターXで改訂再演し、いずれも高評をいただきました。 今秋にはパリ・シャイヨー劇場にて、フェスティバル ドートンヌ招聘公演として8日間上演が決定しており、 その後もイタリア他、ヨーロッパを中心に世界中で上演が予定されています。 それに先駆けて、またアパラタスで、この名作を上演します。

“原作と相対化した人物像を描くダンスではなく、言葉の内部での動き、
内的な動きが身体を動かすダンス、そのダンスが人間になる継続する生。
生に問いかけつづける答えをもたない身体がささやく、その叫びにならない力が全体を構成する。
文学ではなく身体が語る「白痴」と私は考えます。”
[初演時の勅使川原三郎のテキストより抜粋]

過去2回公演された勅使川原三郎さん『白痴』公演は、非常に美しいパフォーマンスで、つねにクオリティの高い勅使川原さんの近年の作品の中でも出色の傑作です。

チャイコフスキーのラリーナ・ワルツやショスタコーヴィッチの「ジャズ組曲」のワルツでドストエフスキーの世界へと引きずり込まれました。佐東利穂子さんの滑らかな動きはまさに誇り高い貴婦人。対して勅使川原さんはぎくしゃくしていることが多いが凄みがあり、強靭で雄弁でした。後半、上着を脱いだ勅使川原さんは、白いシャツ一枚に。このシャツのボタンをいくつか外すけど下の肌はほとんど見えない。それでもここでほとばしる官能。彼が苦悩して震える姿は、フランシス・ベーコンの絵画のようでした。

再演が繰り返され、このたびはパリ・シャイヨー宮を始め世界各国で上演されることになったこの美しい作品。光と闇が完璧にコントロールされた親密な小空間、KARAS APPARATUSで観られるのは非常に贅沢な、忘れがたい経験となります。

シアターX公演の際の紹介文

これまで、ポーランドの作家ブルーノ シュルツの短編を中心にガルシア・マルケスや、ロベルト・ムージルの小説等を基に創作したダンス作品は2013年から11作品に及びます。 勅使川原は、ある時は木製の劇場内部を、まるで部 屋の中のように内的な空間へと変え、またある時は不気味に深い暗闇を創り出し、作品によりその独特の劇場空間を最大限活用して創作するシアターX における公演シリーズは、毎公演ごとに全く異なり、新しく独自の美しい世界を創り出しています。

勅使川原三郎の『白痴』は、そのタイトルの通りロシアの文豪ドストエフスキーの長編小説「白痴」を基に創作されたダンス作品です。長大な物語の中にある愛、葛藤、欲望、純粋や深い精神世界の全てが 1時間のダンスに凝縮された本作は、時間をかけた蓄積が破裂するような生き生きしたダンスが内面に問いかけ続ける、勅使川原三郎と佐東利穂子にしか実現しえない、鍛え抜かれたその精神と強靭な身体が美しく強く紡ぎだす、まさに身体で語る『白痴』と言えます。

【タイトル】アップデイトダンスシリーズ No.52「白痴」

【出演 演出 照明】勅使川原三郎 【出 演】佐東利穂子
【会 場】カラス・アパラタス/B2 ホール 〒167-0051 東京都杉並区荻窪 5-11-15 F1/B1/B2

【料 金】一般 / 予約 3,000 円[当日 3,500 円] 学生 2,000 円 (予約当日共に)

【前売予約】updatedance@st-karas.com *全席自由

件名を「アップデイトNo.52」とし、ご希望の日付・住所・氏名・一般または学生・当日連絡のつく電話番号を記入のうえ送付
メール予約受付は各回とも前日の24時まで学生の方は当日受付で学生証を提示 *開演後の途中入場不可

【日程】2018 年 * 6 月 11 日(月)休演
6 月 7 日(木)20:00
6 月 8 日(金)20:00
6 月 9 日(土)16:00
6 月 10 日(日)16:00
6 月 12 日(火)20:00
6 月 13 日(水)20:00
6 月 14 日(木)20:00
6 月 15 日(金)20:00

【問い合せ】カラス・アパラタス 電話:03-6276-9136

「白痴」公演歴と今後の上演予定
2016
6 月 21 日~29 日 カラス・アパラタスにて初演 (8 回公演) [アップデイトダンス No.36]
12 月 14 日~18 日 東京・両国シアターX (5 回公演)

2018
6 月 7 日~15 日 カラス・アパラタス (8 回公演) [アップデイトダンス No.52]
9 月 27 日~10 月 5 日 フランス・パリ シャイヨー宮劇場にてヨーロッパ初演 (8 回公演)
[フェスティバル ドートンヌ招聘公演]
公演詳細ページ https://www.theatre-chaillot.fr/fr/saison-2018-2019/idiot
10 月 26 日 秋田文化会館 小ホール (1 回公演)


2018/06/01

英国ロイヤル・オペラ・ハウスシネマシーズン2018-9 日本公開予定

「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2018/19」の日本での劇場公開ラインナップが決定しています。

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早くも来シーズンのラインナップが決定!! 『ロミオとジュリエット』『椿姫』他、待望の全11演目発表!!
http://tohotowa.co.jp/roh/news/2018/05/31/201819/

「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2018/19」のラインナップ11演目が決定
https://spice.eplus.jp/articles/190949

ロイヤル・オペラハウス・シネマ公式
https://www.roh.org.uk/cinemas

「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン」は、英国ロイヤル・オペラハウスの人気公演の舞台映像をTOHOシネマズ系列を中心とした全国の映画館で上映する企画です。現在、2017/18シーズンが好評上映中です。

次シーズン(2018/19)は

<バレエ> 

『うたかたの恋』(振付:ケネス・マクミラン) 現地中継 15 October 2018
マックレー、ラム、モレーラ(予定)

『ラ・バヤデール』(振付:マリウス・プティパ/ナタリア・マカロワ) 13 November 2018
ヌニェス、オシポワ、ムンタギロフ(予定)

『くるみ割り人形』(振付:ピーター・ライト) 3 December 2018
http://www.roh.org.uk/productions/the-nutcracker-by-peter-wright
ヌニェス、ムンタギロフ、オサリバン、サンベ(予定)

『ドン・キホーテ』(振付: カルロス・アコスタ/マリウス・プティパ) 19 February 2019
http://www.roh.org.uk/productions/don-quixote-by-carlos-acosta

『ウィズイン・ザ・ゴールデン・アワー』(振付:クリストファー・ウィールドン)/『(新作)』(振付:シディ・ラルビ・シェルカウイ)/『フライト・パターン』(振付:クリスタル・パイト) 16 May 2019
http://www.roh.org.uk/mixed-programmes/within-the-golden-hour-new-sidi-larbi-cherkaoui-flight-pattern

『ロミオとジュリエット』(振付:ケネス・マクミラン) 11 June 2019
http://www.roh.org.uk/productions/romeo-and-juliet-by-kenneth-macmillan

<オペラ>
「ワルキューレ」「スペードの女王」「椿姫」「運命の力」「ファウスト」

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今年に引き続き全作品を上映してくれるのは嬉しいことです。すっかりこの「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン」も定着した感があります。手慣れているので見せ方も、幕間の映像やインタビューも毎回充実しています。

まだシネマでは中継されていない『うたかたの恋』(マイヤリング)が上映されるのが嬉しいです。予定キャストはスティーヴン・マックレーがルドルフ皇太子役ということで、とても注目されます。

また、ウィールドン作品、シディ・ラルビ・シェルカウイの新作、そして大人気振付家クリスタル・パイトの作品で、数々の賞にも輝いた、難民問題を扱った『フライト・パターン』という贅沢なトリプルビルも見逃せないことでしょう。

なお、6月8日からは「バーンスタイン・センテナリー」が上映されます。先日試写を拝見したので、また後程レポートする予定です。マクレガー、スカーレット、ウィールドンという今最も人気がある振付家3本による現代作品3本立てですが、こちらも非常に面白いです。

「コリュバンテスの遊戯」(ウィールドン振付)
Corybantic_games_artists_of_the_roy
(C) ROH,2018 ph by Andrej Uspenski

この後にも、2017-18シーズンは、「マノン」、そしてリアム・スカーレット振付の注目の「白鳥の湖」新作の公開が待機中です。日本にいながら大スクリーンでロイヤル・オペラハウスのゴージャスな雰囲気と素晴らしいパフォーマンスが観られるのは幸せなことです。

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