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2018年5月

2018/05/29

WOWOW バレエ関連番組6月放映予定

WOWOWの6月に放映されるバレエ関連の番組をお知らせします。


バレエ☆プルミエール#1~#6 一挙再放送
6/15 15:00~
http://www.wowow.co.jp/detail/111781/001/02


マチューガニオ・パリオペラ座の頂
6/15 18:30~
http://www.wowow.co.jp/detail/111832


明日のエトワール。~パリ・オペラ座バレエ学校の一年~1-3話
6/15 20:00~
http://www.wowow.co.jp/detail/112765

パリ・オペラ座バレエ団ケースマイケル振付短篇集 弦楽四重奏曲第4番/大フーガ/浄夜
6/15 21:30~ 
http://www.wowow.co.jp/detail/110292/-/01

バレエ☆プルミエール#7
6/17 15:30~

バレエ☆プルミエール#8(初回放送)
6/17 16:30~

明日のエトワール。~パリ・オペラ座バレエ学校の一年~4-6話(初回放送)
6/17 17:30~

舞台『プルートゥ PLUTO』森山未來×土屋太鳳
6/23(土)よる7:00
http://www.wowow.co.jp/detail/112389


7月には、以下の番組もあります。

ベジャールの「ザ・カブキ」 東京バレエ団 ミラノ・スカラ座公演
7/20(金)午後2:30
http://www.wowow.co.jp/detail/101627/-/01

ベジャール・セレブレーション モーリス・ベジャール・バレエ団&東京バレエ団 特別合同ガラ
7/21(土)午前8:35
http://www.wowow.co.jp/detail/112199

ロシア名門マリインスキー・バレエの世界  ラ・バヤデール
7/12(木)午後1:00
http://www.wowow.co.jp/detail/107891/004/01
テリョーシキナ、シクリャーロフ、A・マトヴィエンコ

ロシア名門マリインスキー・バレエの世界  ロミオとジュリエット
7/12(木)午後3:15
ヴィシニョーワ、シクリャーロフ主演


そしてチャイコフスキー三大バレエ特集として、

英国ロイヤル・バレエ団「くるみ割り人形」
7/16(月・祝)午前10:00
http://www.wowow.co.jp/detail/111909/-/01
ローレン・カスバートソン、フェデリコ・ボネッリ、フランチェスカ・ヘイワード、アレクサンダー・キャンベル、ギャリー・エイヴィス主演

英国ロイヤル・バレエ団「白鳥の湖」
7/16(月・祝)午後2:30
http://www.wowow.co.jp/detail/112942/-/01
ゼナイダ・ヤノウスキー、ニーマイア・キッシュ、ギャリー・エイヴィス主演

英国ロイヤル・バレエ団「眠れる森の美女」
7/16(月・祝)午後0:00
http://www.wowow.co.jp/detail/112121/-/01
マリアネラ・ヌニエス、ワディム・ムンタギロフ主演

があります。

このうちロイヤル・バレエ「白鳥の湖」は初回放送で、ゼナイダ・ヤノウスキー、ニーマイア・キッシュ、ギャリー・エイヴィス主演の、まだ放映もDVD化もされていない(映画館中継された)2012年の貴重な映像です。

また、バレエ、ダンス関連の映画としては、

「ダンシング・チャップリン」
6/17(日)午後1:15
http://www.wowow.co.jp/detail/102876

ザ・ダンサー (ロイ・フラーを描いた作品) 初回放送
6/20(水)よる9:00
7/17(火)午前11:30
http://www.wowow.co.jp/detail/112792/-/01

フェリシーと夢のトウシューズ 初回放送
7/22(日)よる8:00
7/27(金)午後4:45
http://www.wowow.co.jp/detail/112330/-/02

ドキュメンタリーとしては、

密着!舞台『プルートゥ PLUTO』〜日本発 ⇒ 欧州ツアー〜
6/23(土)よる6:30
http://www.wowow.co.jp/detail/112388

ノンフィクションW 少年たちが“リトル・ダンサー”になる瞬間 ~日本版 ミュージカル「ビリー・エリオット」~
6/6(水)午前11:45
7/25(水)午後2:00
http://www.wowow.co.jp/detail/110341/-/01


と非常に充実したラインアップとなっています。

さらに、秋には、
明日のエトワール。~パリ・オペラ座バレエ学校の一年
のその後を描いたパート2も初放映されるとのことで、とても楽しみです。

ジャパン・アーツのサイトでマリインスキー・バレエ、キミン・キムのインタビュー

今年11月~12月に来日するマリインスキー・バレエ

https://www.japanarts.co.jp/mariinsky2018/index.html

来日公演で、「ドン・キホーテ」、「マリインスキー・バレエのすべて」、「白鳥の湖」に出演するキミン・キム。先日のウィーン国立バレエ来日公演「海賊」にゲスト出演し、驚くべき超絶技巧とサポート技術の上手さで場内を大きく沸かせました。

公演を終えたばかりのキミン・キムに、4月の韓国でのインタビューに続き、ジャパン・アーツの公式サイト用にインタビューを行いました。ウィーン国立バレエ来日公演を大いに楽しみ、この6か月でさらに大きくなってマリインスキー・バレエ来日に臨むとのことです。連日の取材などで多忙だったようですが、爽やかな笑顔でインタビューに応えてくれました。その優しく真摯な人柄が伝わってきました。

まずは、今までの道のりについて語ってくれています。

http://www.japanarts.co.jp/news/news.php?id=3354

近日公開の第2弾では、ウィーン国立バレエ公演に出演した手ごたえと、公演への意気込みを語っていただいています。

ウィーン国立バレエ公演前のインタビュー記事はこちあ
http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/18_wiener/topics/1388.html

2018/05/28

マリインスキー・バレエの「ライモンダ」が今晩(5/29)中継

マリインスキー・バレエの「ライモンダ」が日本時間29日(火曜)午前1時(今晩深夜)よりネット中継されます。

https://www.arte.tv/fr/videos/082954-000-A/raymonda-de-marius-petipa-au-theatre-mariinsky/

今年の11月29日まで録画も視聴可能。

ライモンダ ヴィクトリア・テリョーシキナ
ジャン・ド・ブリエンヌ ザンダー・パリッシュ
アブデラクマン コンスタンチン・ズヴェレフ

指揮 ワレリー・ゲルギエフ

おそらく日本からも視聴できるはずです。楽しみですね。

2018/05/26

コンドルズ 埼玉公演『18TICKET』 近藤良平さん独占インタビュー

6月2日(土)、6月3日(日)に彩の国さいたま芸術劇場で、コンドルズ 埼玉公演『18TICKET』 が開催されます。

トレードマークの学ラン姿でダンス、生演奏、人形劇、映像、コントを展開するコンドルズ。
ステージいっぱいに繰り広げられる熱いパフォーマンス、予測のつかない展開、斬新かつちょっぴり懐かしいシーンの数々――。
昨年の『17's MAP』でも新たな展開をみせたコンドルズの埼玉新作シリーズ、12作目のさらなる挑戦が始まります。2018 年の新作タイトルは『18TICKET』。これは青春 18 切符を意味するとのことです。

http://www.saf.or.jp/arthall/stages/detail/4876

このコンドルズを率いる、近藤良平さんに先日インタビューをさせていただき、劇場への愛や、この公演に寄せる意気込みを伺いました。近藤さんは、本当に魅力的な方で、とにかく笑いの絶えない、とても楽しいインタビューでした。

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さいたま芸術劇場での公演も12回目となりました。この劇場の魅力はどういったところにあるのでしょうか?

これだけ広い稽古場が取れるところは他にはありません。コンドルズ22年間の活動の中でも、稽古場が一番広いんです。普段は流浪の民なので(笑)。舞台の原寸大で稽古ができるのは大きなメリットです。ここはプロデューサーに佐藤まいみさんがいるのも大きい。彼女との付き合いは長いのですが、新作頑張って!とハッパをかけられています。

この劇場は、奥行きも天井も高い劇場なので、ここでしかできないことができるし、ここだからやりたいことができます。舞踊空間としてどんなに広く使ってもさほど問題がないように思えてきます。ぼくはどちらかといえばダンス寄りの人間ですが、メンバーによっては芝居の人だったりして。でもここでやると「ダンス」をやっているという感じになります。そういう感覚に陥るのはいいな、と思うんですよね。小さいところは小さいところでいいんですけどイベントチックになってしまうんですよね。もともとこの劇場はキリアンやピナ・バウシュを上演している劇場なわけですから。他で思い浮かべてもなかなかできないことがここではできます。

去年の「17's map」のような巨大な壁とかね。あれは僕的には、コンドルズとしてはリアルな壁でしたね。南米に住んでいて日本に帰国した時、おばあちゃんの家が府中だったんです。三億円事件の府中刑務所があんな感じで、舞台のために壁を作ってみたら、あ、府中刑務所だ!と思いました(笑)

そして、この劇場は闇の暗い部分がきれいに出るんですよ。ほかの劇場ではここまで出せない。


ここでの公演は他のコンドルズの公演とは客層も少し違う気がします。地元の方も多いのでしょうか?

最初はいろんなところからお客さんが来ていましたが、今はおそらく半分くらいは地元の方なのではないかと思います。


このシリーズには「さいたま愛」というべきものが感じられるのですが、埼玉に対する思い入れもあるのでしょうね

若手メンバーの中には、埼玉大学出身の人もいますね。また今年入るメンバーで、埼玉県の東松山にある大東文化大学出身者もいます。この劇場の前に大きく公演の看板を掲出してくれていますよね。普段、なかなかこんな大きな掲示はできないので単純に嬉しいし、さいたまの人に観てほしい!という気持ちになります。車で前を通ってもおお!と思って面白いし。それから、与野本町駅のところに小道具の人形たちがずっと置きっぱなしの状態で展示されているんですよ。この駅を通勤通学で使っている人たちは確実に一回はあの人形たちを見ているはずなんで、さいたまの人達には結構晒しているなって(笑)。気になる人形しかないし。あの人形たちは早稲田大学演劇博物館でも展示されているんですよ。

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話はずれますが、僕たちの小物は段ボールで作ったりしているんですが、あそこで初めてナンバリングというのをされたんですよね。展示物として半永久的に保存すると言われました。まだその頃って6畳間に住んでいたのですが、置くところもなかったんですよね。


「ストロベリー・フィールズ」を上演した時には、近藤さんがソロを踊っている時に大き目の地震がありましたよね。吊られていた舞台装置も大きく揺れましたが、近藤さんは踊るのをやめませんでしたよね。

けっこうドキドキでしたよ。あとで聞いたら、あと2,3秒揺れが続いていたら、自動的にシステムが止まっていたらしいんです。その後無音から音が出るシーンだったんですが、音を出す担当の者が「行っちゃえ~」といいタイミングで音を出してくれました。去年は去年で、埼京線が止まってしまって開演が遅れたんですよね。そのため開演までメンバーで尾崎豊についてのトークをやりました。毎年ハプニングが起きますね(笑)。

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『ストロベリーフィールズ』(2015)より(C)HARU_1020


今回の公演タイトルは「18ticket」ですが、この「チケット」に込めた思いは?

チケットってよく使う言葉なんですが、人によって思い浮かべることが違うんですよね。コンサートのチケットって思う人が多くて、切符を思い浮かべる人は意外と少ないんです。僕の中では「Ticket to ride」という感じの乗り物のチケットや、何かを許されるためのものというのが強いです。まあ、交通違反切符みたいなマイナスのイメージのものもありますが(笑)普通はポジティブなものを思い浮かべますが、ネガティブも面白いかもしれませんね。

日本では、200円くらいの切符を無賃乗車して見つかると10倍位払わされますが、海外の違反金はものすごいですよね。検札も少ないし改札もなかったりするのに。僕がポーランドに行ったときには検札がきて、一斉に見られて、無賃乗車だと同行させられてしまうから焦りました。海外では乗車のシステムもわからないので、見つからないか、ものすごくドキドキするんです。


「チケット」には旅のイメージがありますよね。もちろん近藤さんはじめコンドルズの皆さんもたくさん旅をされてきたわけですが。

でも旅って皆さんしますよね。僕たちも海外公演などに行くわけですが、半分は公演のためにで、空き時間もありますよね。その空き時間の過ごし方というのはメンバーによってすごく違っていて。オクダサトシさんは美術の人なので必ず美術館に行くし、美術館だけでなくて、美術館がらみの図書館などにも。藤田善宏は古道具市、骨董市に行くし、どんなに小さな市でも地図でずっと行き方を調べているんです。それで何も買ってこなかったりして。

でも舞台で使っている人形は、基本的に海外で買ってきたものばかりです。一つと同じものがないような人形ですよね。あと僕が弾いている楽器なども海外で買ってきていますね。僕は楽器が好きなのですが、メキシコは楽器天国で、この間も買ってきましたよ。小さいお店でも結構楽器があるんですよね。絶対何かあるだろうと思ったら、カエルの形をした笛があったり、買うんだけど別になんてことはないんだよね。そういうのがうちにいっぱいありますね。

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コンドルズのメンバーは、振付をやったり個別での活動もされていたりして、皆さん個性豊かですが、どうやってまとめ上げていますか?

まとめる気持ちもないんですが、コンドルズは、例えば小劇場の劇団には似ていないんですよ。みんな志向性もバラバラですし。日本ではダンスはかなりユニット式が多くてカンパニー意識がないんです、悪い意味で。ユニット式で手軽なんですけどカンパニーというものを背負わなくて、劇団の方がよほど背負っていて素敵だなって思います。コンドルズってその両方の要素があるんですよ。実際コンドルズしか出ていない人もいるわけだし。コンドルズのメソッドってわけではないんですがコンドルズの踊りしかできなかったりして(笑)。それがコンドルズのやり方なんです。命令形でやっているかっていうと違うし、ぐじゃぐじゃかと言ったら、もう大人だから休む時は風邪を引いたから休むとちゃんと言ってくるわけで、無駄な頑張りとかはしないんです。要するにお互いやりやすい方法でやっています。

さいたま公演では安定した条件のいい稽古場があるので集う場所があるのがいいですね。そこで集って実験して創作できます。毎年6月の上演で年間スケジュールにも組み込まれていますし。コンドルズの20数年の歴史のうち、もう半分はさいたまでの公演が続いているわけです。こういう独特の、べったりしないつながりがあるから、今まで続いているんでしょうね。佐藤まいみさんがフランスにいらっしゃっていて、ドゥクフレなどもまいみさんを通して知ったわけで、僕からすると、ドゥクフレなんかも、「あ、これでいいんだ」と思うわけで。こういう作品も面白いなあ、と。通常のバレエだけではなくてフォーサイスとかもやったり。

もし、キリアンみたいな作品ばっかりを観ていたら、コンドルズはやっていないと思います。この劇場には立てないと思ってしまっていただろうし。まいみさんは、振れ幅が広い人だし、その上ピナ・バウシュなども上演しているから、僕としては、コンドルズはやっていいんだ、と思う段階が早かったです。なかなかこう思って自由に創らせてくれる人はいませんからね。他では、その劇場がやりたいことになってしまって、僕らがやりたいことはできなかったりしますから。また技術スタッフも優秀ですし付き合いが長いです。


コンドルズは、ダンスの枠にとらわれないような、人形劇や影絵、コントなどを取り入れたりして、客層の幅も広いと思いますが、ダンス公演にどうやったら新しい観客が来て貰えるようになると思われますか?

それは僕もいつも考えていることです。お客さんと対話をすることでしょうかね。僕たちがほかの人の作品を観ても、対話をしたくならない作品はつまらないですし。ハテナマークでもいいんですよ。わからないと言えるような作品だったらまだいい。言えない、それ以前の作品もありますからね。対話をする気があるかないかが大事だと思います。こちらは少なくとも、メンバーが物販をやっているし(笑)そういうことも大事な気がするんですよね。どういう風に対話して人の話を聞いて作品を作るか、そう思って作るしかないですね。僕たちも、人が喜んでくれないと元気なくなっちゃうから。サービス精神が旺盛なメンバーが多いと思います。

2016年の「LOVE ME TenDER」では、回っている縄の下を次々にダンサーがくぐるというシーンがある作品がありましたが、あれも僕たち的には、新しい競技を発明したような気がするんです。でもそれこそ大きな舞台、稽古場でないと生まれない振付ですよね。稽古場が広くないと、あんなことをやってみようなんて気になりません。


本当に毎回いろんなアイディアが盛り込まれていますが、これが一つの作品に収斂していっているのが素晴らしいと思います。

去年の公演の、すごく大きな人形を取り入れるというのも初めての試みでした。計算以上にデカかったです(笑)。舞台で見えている以上にいろんなシーンがあるんです。僕自身はピースをいっぱい作る人なんで、今日も稽古だったのですが、3つくらいシーンができます。でも10日もやったら30シーンになってしまいますよね。全部入れられないので、自分でやってみてそれ以上盛り上がらないものは削っていきます。自分がこうしたい、というものではなくて、このメンバーでやってみると違うところに行っちゃうから、そこが面白いですよね。


NHKホールの公演でも、そして今回の公演でも、0歳から観られる公演を実施するという試みに取り組まれていますね。

それはぜひやりたかったことなんです。NHKホール公演もそうですし、今遊育計画というのをやっていて、遊育計画というのは、家族と0歳児からの子どもというコンセプトで元から子供向けにやっています。0歳児もOKということもあるんですが、25歳から35歳くらいまでのお母さん方が、育児のため舞台を観たくても観られないということが判明したので。子供は舞台で怖いのは暗転くらいなんですよ。あとは音が大きいのが苦手なくらいで、他は大丈夫だと思います。

コンドルズは20年以上活動しているので、若い時から観ている方が家族を持って、というパターンも多いと思います。あと、自分のお父さん、お母さんを連れて行くというパターンもありますね。

そしてこの劇場は蜷川さんの功績もあると思いますが、お客さんと出演者の距離が近いんですよね。去年は「17's Map」なので尾崎豊の曲をかけながら客席から出てきたら、「キャー」なんて言われちゃったりして。そういうのも前よりゆるくなったかもしれません。気負うことなく、楽しみに来ているお客さんが増えたんですよね。

最後に意気込みをお願いします。

今年は今年で、今までと違うことを考えているので、それは来てのお楽しみです!全体的に言うと、ここでしかできないことをやります。さいたま公演ではそこが一番面白いことなんで。今年は新しいメンバーも入りました。ダンスのシーンも多いので、ダンスが好きな人も笑いたい人も、人生に悩んでいる人も、いいチケットなんで、是非いらしてください。


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公演日時
2018年6月2日(土) 開演14:00/19:00
6月3日(日) 開演15:00

※開場は開演の30分前です。
※演出の都合により、開演時間に遅れますと入場をお待ちいただく場合がございます。
予めご了承ください。
※6月2日(土)14:00の回のみ、0歳から入場可能です。

会場
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール

構成・映像・振付
近藤良平

出演
コンドルズ

主催
公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団

http://www.saf.or.jp/arthall/stages/detail/4876

【特別チケット販売決定!】
◆100席限定セット券
コンドルズ埼玉公演2018新作『18TICKET』&フィリップ・ドゥクフレ/DCA『新作短編集(2017)-Nouvelles Pièces Courtes』(2018/6/29~7/1)のお得なセット券です。*フィリップ・ドゥクフレ/DCA公演詳細はこちら
◆未就学児チケット
6月2日(土)14:00の回のみ、0歳から入場が可能です。

コンドルズ Condors
男性のみで結成されたダンスカンパニー。舞台衣装は学ラン。ダンス、生演奏、人形劇、映像、コントを大胆に展開するジャンル横断的な手法で、独自の世界観に溢れる舞台を創り出す。国内はもとより、これまでに世界約30ヶ国で公演。ダンスだけでなく演劇、TV、ラジオ、映画、ファッションショーへの出演・振付も多数。コンドルズメンバーがボーカルをつとめるバンド計画FF0000も精力的に活動中。2013年秋の東京国体では、開会式典の総合演出を担当した。日本の舞台芸術界で異彩を放つ注目のダンス・グループ。2016年に結成20周年を迎え、20周年記念超特別大感謝公演として、NHKホールで2日間の単独公演を行った。 http://www.condors.jp/

近藤良平(こんどう・りょうへい)
コンドルズ主宰・振付家・ダンサー
ペルー、チリ、アルゼンチン育ち。第四回朝日舞台芸術賞寺山修司賞受賞。NHK教育『からだであそぼ』内「こんどうさんちのたいそう」、NHK総合『サラリーマンNEO』内「テレビサラリーマン体操」などで振付出演。野田秀樹演出、NODA・ MAPの四人芝居『THE BEE』で鮮烈役者デビュー。NHK連続TV小説『てっぱん』オープニング、三池崇史監督映画『ヤッターマン』などの振付も担当。女子美術大学、立教大学などで非常勤講師を務める。愛犬家。

【チケット取扱い】
■SAFチケットセンター
・電話 0570-064-939(彩の国さいたま芸術劇場休館日を除く10:00~19:00)
 ※一部IP電話からは、ご利用いただけません。
・SAFチケットオンライン
 ご購入はこちら
 ※初めてご利用になる方は利用登録(無料)が必要です。

■窓口
・彩の国さいたま芸術劇場(休館日を除く10:00~19:00) アクセス
・埼玉会館(休館日を除く10:00~19:00) アクセス

■プレイガイド
・イープラス http://eplus.jp
・チケットぴあ http://t.pia.jp
 0570-02-9999(音声自動認識/Pコード:484-665)

 
【お問い合わせ先】
SAFチケットセンター 0570-064-939(彩の国さいたま芸術劇場休館日を除く10:00~19:00)


2018/05/22

7/28 「バレエ・アステラス2018」の出演者決定

海外で活躍する若手日本人バレエダンサーを招いたガラ公演、「バレエ・アステラス」の出演者が発表されています。

http://www.nntt.jac.go.jp/ballet/performance/28_012363.html

バレエ・アステラス 2018~海外で活躍する日本人バレエダンサーを迎えて~

日時
2018年7月28日(土)15:00開演予定

会場
新国立劇場 オペラパレス


<海外で活躍する日本人バレエダンサー>
特別ゲスト

高田 茜 & 平野亮一(英国ロイヤル・バレエ)
演目未定(決定次第発表)
 

<公募により選ばれたダンサー(五十音順)>

相澤優美 (ジュネーヴ大劇場バレエ団) with ヴラディミール・イポリトフ(ジュネーヴ・ダンス・イベント)
『End of Eternity』
 振付:S. リヴァ

アクリ瑠嘉 with マヤラ・マグリ(英国ロイヤル・バレエ)
『ロメオとジュリエット』より バルコニーのパ・ド・ドゥ
 振付:K.マクミラン


伊勢田由香 (ペンシルベニア・バレエ) with エドガー・チャン(フリー/元バレエカルメン・ロッチェ)
『海賊』より 寝室のパ・ド・ドゥ
 振付:A. コレーラ


小笠原由紀 with ルスラン・サブデノフ (トゥールーズ・キャピトル・バレエ団)
『ノクターン』
 振付:A. ミロシニシェンコ


千野円句 with スタニスラヴァ・ポストノーヴァ(ボリショイ劇場バレエ)
『ジゼル』第2幕より パ・ド・ドゥ
 振付:J. コラーリ/J. ペロー/M. プティパ


水谷実喜 with ツーチャオ・チョウ(バーミンガム・ロイヤル・バレエ)
『サタネラ』のパ・ド・ドゥ
 振付:M. プティパ


宮田彩未 with ジョセフ・テイラー(ノーザン・バレエ)
『夏の夜の夢』第2幕より パ・ド・ドゥ
 振付:D. ニクソン


<新国立劇場バレエ団>
米沢 唯 & 奥村康祐
『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』
 振付:G. バランシン


<ミラノ・スカラ座バレエ・アカデミー生>

『エスメラルダ』より ヴァリエーション 
 原振付:M. プティパ

『ジムノペディ』
 振付:R. プティ
 ピアノ演奏:マルコ・パデルニ


<新国立劇場バレエ研修所>
第14期・ 15期研修生、予科生

『シンフォニエッタ』
 振付:牧 阿佐美

***********
今年は、ロイヤル・バレエの日本人プリンシパル、高田茜さんと平野亮一さんが出演するという贅沢な趣向。どんな演目を踊るのか、楽しみです。

また、モスクワ国際バレエコンクールのジュニア部門で金賞に輝いた千野円句さんが、ボリショイ・バレエの同僚で、Instagramのruby.tearとして有名な若手スタニスラヴァ・ポストノーヴァと「ジゼル」で共演するのも見逃せません。現在開催中のバーミンガムロイヤル・バレエの来日公演のうち、兵庫公演で主演した水谷実喜さんも楽しみです。

われらが新国立劇場バレエ団のプリンシパルペア、米沢唯さんと奥村康祐さんが、得意中の得意である「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」を踊ってくれるのもうれしい限りです。また、普段なかなか観られない、海外で活躍する日本人ダンサーの踊りを観られて、新しい発見ができるというのも楽しみの一つです。

2018/05/19

NHKバレエの饗宴2018,5月20日放映/プレミアムシアターでマリインスキー・バレエ「バフチサライの泉」放映

年に1度、バレエ界の豪華キャストがNHKホールに集結する「NHKバレエの饗宴」。
https://www.nhk-p.co.jp/ballet/

今年も華やかなステージが繰り広げられました。私も観に行ったのですが、ここでしか観られない新作もあったり、ガラ公演ではあるものの一つ一つの作品をしっかり見せてくれる、見ごたえたっぷりの公演です。

5月20日(日)Eテレ「クラシック音楽館」で放送されます。 午後9:00~11:30
http://www4.nhk.or.jp/ongakukan/


1.「くるみ割り人形」第2幕から
出 演 : 新国立劇場バレエ団
振 付 : ウエイン・イーグリング
音 楽 : チャイコフスキー

2. Chimaira/キマイラ
出 演 : 平山素子 小㞍健太 鈴木竜 堀田千晶
振 付 : 平山素子
音 楽 : デュティユー

3. Flowers of the Forest
出 演 : 吉田 都 マティアス・ディングマン(バーミンガム・ロイヤル・バレエ団 プリンシパル) スターダンサーズ・バレエ団
振 付 : デヴィッド・ビントレー
音 楽 : アーノルド/ブリテン

4.「ラ・バヤデール」から「影の王国」
出 演 : 東京バレエ団
振 付 : ナタリア・マカロワ(M.プティパ版による)
音 楽 : ミンクス

(1~4 すべて)
管弦楽 : 東京フィルハーモニー交響楽団
指 揮 : 井田勝大


中でも、デヴィッド・ビントレー振付作品で、昨年のスターダンサーズ・バレエ団のガラ公演でも上演された「Flowers of the Forest」は、吉田 都さんとマティアス・ディングマンをゲストに迎え、スターダンサーズ・バレエ団が今大変充実したバレエ団であることを見せてくれた、素晴らしい上演でした。戦争で斃れた人々を追悼する一方で、生き生きとした踊りも観られる、とても良い作品でした。

また、平山素子さんがこの公演のために振付けた新作「Chimaira/キマイラ」は、小㞍健太さん、鈴木竜さんなど気鋭の優れた踊り手を迎え、とてもユニークでオリジナリティにあふれた刺激的な作品でした。

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(c)瀬戸秀美​


同じ5月20日(日)の深夜、NHK-BSのプレミアムシアターでは、
http://www4.nhk.or.jp/premium/

マリインスキー・バレエ「バフチサライの泉」
エトワール・ガラ2016
【再放送】 

の放映があります。「バフチサライの泉」は、ロシア・バレエの名作でありながら市販映像では発売されていない作品なので、とても貴重な機会です。

5月21日(月)【5月20日深夜(日)深夜】午前0時00分~午前3時55分

◇マリインスキー・バレエ「バフチサライの泉」(0:03:00~1:56:30)
<演 目>
バレエ「バフチサライの泉」(全4幕)
振付:ロスチスラフ・ザハロフ
音楽:ボリス・アサフィエフ

<出 演>
アダム公爵:アンドレイ・ヤコブレフ
マリア:アナスタシア・マトヴィエンコ
ヴァーツラフ:ザンダー・パリッシュ
ギレイ:ロマン・ベルヤコフ
ザレマ:ヴィクトリア・テリョーシキナ
ヌラリ:グリゴーリ・ポポフ ほか
マリインスキー・バレエ団

<管弦楽>マリインスキー劇場管弦楽団
<指 揮>ボリス・グルージン

収録:2017年5月27・28日 マリインスキー劇場(サンクトペテルブルク)

◇エトワール・ガラ2016【再放送】(1:59:00~3:55:00)
<演 目>
1.「ラ・シルフィード」から
振付:オーギュスト・ブルノンヴィル
音楽:ヘルマン・レーヴェンショルド

<出 演>
レオノール・ボラック
ジェルマン・ルーヴェ

2.「ランデブー」
振付:ローラン・プティ
音楽:ジョゼフ・コスマ

<出 演>
アマンディーヌ・アルビッソン
​バンジャマン・ペッシュ

3.「See」<日本初演>
振付:大石裕香
音楽:アルヴォ・ペルト

<出 演>
シルヴィア・アッツォーニ
​アレクサンドル・リアブコ

4.「ロメオとジュリエット」
第1幕から「マドリガル」
「バルコニーのパ・ド・ドゥ」
第3幕から「寝室のパ・ド・ドゥ」

振付:ルドルフ・ヌレエフ
音楽:プロコフィエフ

<出 演>
レオノール・ボラック、ジェルマン・ルーヴェ(マドリガル)
​ドロテ・ジルベール、ユーゴ・マルシャン(バルコニーのパ・ド・ドゥ)
アマンディーヌ・アルビッソン、マチュー・ガニオ(寝室のパ・ド・ドゥ)

5.「病める薔薇(ばら)」から
振付:ローラン・プティ
音楽:マーラー

<出 演>
エレオノラ・アバニャート
​オードリック・ベザール

6.「人魚姫」第1幕から パ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー
音楽:レーラ・アウエルバッハ

<出 演>
シルヴィア・アッツォーニ
​アレクサンドル・リアブコ

7.「それでも地球は回る」<女性版世界初演>
振付:ジョルジオ・マンチーニ
音楽:ヴィヴァルディ

<出 演>
アマンディーヌ・アルビッソン

8.「With a Chance of Rain」から<日本初演>
振付:リアム・スカーレット
音楽:ラフマニノフ

<出 演>
ドロテ・ジルベール、マチュー・ガニオ
ローラ・エケ、オードリック・ベザール
ピアノ:久山亮子

9.「ル・パルク」から「解放のパ・ド・ドゥ」
振付:アンジュラン・プレルジョカージュ
音楽:モーツァルト

<出 演>
エレオノラ・アバニャート
バンジャマン・ペッシュ

収録:2016年8月5・6日 Bunkamuraオーチャードホール

**********
なお、6月18日(月)のプレミアムシアターでは、大きな話題を呼んだ、イングリッシュ・ナショナル・バレエの「ジゼル」(アクラム・カーン振付)が放映されます。
これは決して見逃せませんね。

6月18日(月)【6月17日深夜(日)深夜】午前0時00分~

イングリッシュ・ナショナル・バレエ「ジゼル」
【5.1サラウンド】
◇ドキュメンタリー
「イングリッシュ・ナショナル・バレエ in パリ」(2016年 制作)
◇モナコ公国モンテカルロ・バレエ「ル・ソンジュ~夢~
」【再放送】


イングリッシュ・ナショナル・バレエ「ジゼル」
<演 目>
バレエ「ジゼル」(全2幕)
振付:アクラム・カーン
音楽:アドルフ・アダン
ヴィンチェンツォ・ラマニャ

<出 演>
ジゼル:タマラ・ロホ
アルブレヒト:ジェームズ・ストリーター ほか
イングリッシュ・ナショナル・バレエ団

<管弦楽>イングリッシュ・ナショナル・バレエ・フィルハーモニック
<指 揮>ギャヴィン・サザーランド

収録:2017年10月25・28日 リバプール・エンパイア劇場(イギリス)

◇ドキュメンタリー
「イングリッシュ・ナショナル・バレエ in パリ」(2016年 制作)
<出 演>
タマラ・ロホ
アリーナ・コジョカル ほか

◇モナコ公国モンテカルロ・バレエ「ル・ソンジュ~夢~」
<演 目>
バレエ「ル・ソンジュ」(全2幕)
振付・演出:ジャン・クリストフ・マイヨー
音楽:フェリックス・メンデルスゾーン
ダニエル・テルッジ
ベルトラン・マイヨー

<出 演>
妖精の女王ティターニア:ベルニス・コピエテルス
妖精の王オベロン:ジェローム・マルシャン
妖精パック:ジェローン・ヴェルブルジャン
小姓:アンハラ・バジェステロス
アマゾンの女王ヒッポリータ:サラ・ジェーン・メドレー
アテネ公爵シーシアス:ジャンス・ウェーバー
ハーミアの父イージアス:シリル・ブレアン
ヘレナ:エープリル・バール
ハーミア:ナタリー・ヌードヴィスト
ディミトリアス:アシエ・ウリアゼレカ
ライサンダー:ジュリアン・バンシオン ほか
モナコ公国モンテカルロ・バレエ団

収録:2008年12月12日 スタジオ収録

2018/05/17

VOGUE JAPAN5月号ダンサー特集の記事(リアブコ、ポルーニン)がWeb版に

VOGUE JAPAN 2018年5月号のダンサー特集に掲載された記事のうち、

アレクサンドル・リアブコ(ハンブルク・バレエ)のインタビュー記事(2月の来日公演の時に取材と撮影)
https://www.vogue.co.jp/lifestyle/culture/2018-05-15


セルゲイ・ポルーニンについての記事
https://www.vogue.co.jp/lifestyle/culture/2018-05-14

がVOGUE JAPANのWeb版にも掲載されました。本誌を買いそびれた方は、ぜひこちらをお読みください。リアブコの写真は、井上ユミコさん撮影です。

VOGUE JAPAN(ヴォーグジャパン) 2018年 05月号VOGUE JAPAN(ヴォーグジャパン) 2018年 05月号
Condé Nast Japan (コンデナスト・ジャパン) VOGUE JAPAN編集部

コンデナスト・ジャパン 2018-03-28
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2018/05/16

「吉田都×堀内元 Ballet for the Future 2018」大阪・新潟・仙台公演開催決定

世界最高峰のバレエ団で日本人として男女それぞれ初めてのプリンシパル(最高位)となり、“世界の至宝”と称される吉田都、世界的ダンサー・振付家・芸術監督として常に“世界へのパイオニア”であり続ける堀内元

「吉田都×堀内元 Ballet for the Future 2018」公演は、二人のバレエ・レジェンドの踊りと貴重な経験を次代に継承するとともに、バレエの魅力をさらに多くの方に伝えるために、企画されたものです。2015年にスタートし今年で4年目を迎えます。

http://www.chacott-jp.com/j/topics/detail4813

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毎年多くの要望が寄せられ、今年は、大阪、新潟、仙台での開催が決定しました。
今年は、世界中からスターダンサーが集まるアメリカン・バレエ・シアター(ABT)で主演を果し、現在は、ヒューストン・バレエのプリンシパルとして活躍、本年度のローザンヌ国際バレエコンクールの審査員も務めた加治屋百合子をゲストに迎えます。

上演される演目は、プロジェクトの集大成ベスト盤的構成で、堀内元が芸術監督を務めるセントルイス・バレエで大喝采を浴びてきたヒット作品ばかり。吉田都は、気品と美しさの極み古典バレエの集大成的傑作「ライモンダ」を、堀内元は、アメリカンテイスト満載で躍動感あふれる自身の代表作の一つ「La Vie」を、それぞれが最高のパートナーを迎え、国内外で活躍する気鋭のダンサー達とともに創り上げます。

また、20世紀最大の振付家で絶大な人気を誇るバランシンの作品など、古典から最先端のバレエまで、バレエの素晴らしさ、美しさ、楽しさ…そして、バレエへの愛がぎっしり詰まった“夢の舞台”を豪華メンバーでお届けします。

満場の劇場が踊る喜び・観る歓びにあふれ、至福に満たされた感動の舞台。過去、舞踊評論家より年間ベスト5公演にも選出された必見の公演。高みを極めたダンサーの踊りは、バレエファンを魅了するだけではなく、バレエを学ぶ方には最高の学びにもなるでしょう。二人がすべての方へお贈りする“次代へのメッセージ”です。


●出演(予定)

特別出演: 吉田都(元英国ロイヤル・バレエ団 プリンシパル)

芸術監督・特別出演: 堀内元(セントルイス・バレエ芸術監督、元ニューヨーク・シティ・バレエ プリンシパル)

ゲスト: 加治屋百合子(ヒューストン・バレエ プリンシパル)

出演: 寺田亜沙子(新国立劇場バレエ団 ファースト・ソリスト)
森ティファニー(セントルイス・バレエ)
木村綾乃(ワシントン・バレエ ソリスト)

福岡雄大(新国立劇場バレエ団 プリンシパル)
岡田兼宜(元アメリカ・ダズルダンスカンパニー)
末原雅広(スクール・オブ・アメリカンバレエ出身)
上村崇人(元セントルイス・バレエ)

      *

荒井茜/今井沙耶(法村友井バレエ団)/佐々木夢奈(佐々木美智子バレエ団)/髙瀬海帆/
武田恵実(元ヒューストン・バレエ)/立川透子(ルセ国立バレエ団)/細井佑季/山本芽美(ルーマニア
国立オペラ劇場)/吉村菜奈子(ステップ・ワークス バレエ)//大西慎哉(法村友井バレエ団)/栗野竜一
/高須佑治/豊永太優/樋口響(新国立劇場バレエ団)/矢木一帆//ほか、国内外で活躍する気鋭の
ダンサー達(女性//男性//50音順)

<大阪公演> 8月21日(火) 開場17:45 開演18:30 NHK大阪ホール
  主催:チャコット
  お問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200- 888(10:00〜18:00)

<新潟公演> 8月23日(木) 開場17:45 開演18:30 新潟県民会館
  主催:新潟日報社/チャコット
  お問い合わせ:サンライズプロモーション北陸 025-246- 3939 (平日11:00〜18:00・土曜日10:00〜17:00)

<仙台公演> 8月27日(月) 開場17:45 開演18:30 仙台銀行ホール イズミティ21
  主催:チャコット/TBC東北放送   協力:河北新報社
   お問い合わせ:TBC東北放送事業部 022-714- 1022(平日9:30〜17:30)


●演目(予定/上演順ではありません)

「ライモンダ」第3幕(結婚の祝宴)より 原振付:マリウス・プティパ 音楽:A.グラズノフ 主な出演:吉田都、福岡雄大、ほか
「La Vie」   振付:堀内元 音楽:クロード・ボリング 主な出演:加治屋百合子、堀内元、寺田亜沙子、岡田兼宜、ほか

「Bloom」 振付:ブライアン・イーノス 音楽:ジョビー・タルボット
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」 振付:ジョージ・バランシン 音楽:P.チャイコフスキー
「Valse Fantaisie」 振付:ジョージ・バランシン 音楽:ミハイル・グリンカ

※上演時間:約2時間(休憩含む)/音楽:録音音源

●チケット発売情報
一般発売:2018年6月2日(土)
各種先行販売実施!詳細は、公式 webサイト  BFF チャコット  検索
(公式サイトでは先行発売が始まっています。座席選択不可)

<大阪公演>
8月21日(火) 開場17:45 開演18:30 NHK大阪ホール S席\9,300/A席\7,800/B席\6,300(税込)

お問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200- 888(10:00〜18:00)

<新潟公演>
8月23日(木) 開場17:45 開演18:30 新潟県民会館 S席\9,300/A席\7,300/B席\5,300(税込)

お問い合わせ:サンライズプロモーション北陸 025-246- 3939(平日11:00〜18:00・土曜日10:00〜17:00)

<仙台公演>
8月27日(月) 開場17:45 開演18:30 仙台銀行ホール イズミティ21  S席\9,300/A席\7,300/B席\5,300(税込)

お問い合わせ:TBC東北放送事業部 022-714- 1022(平日9:30〜17:30)

協力:ブルーミングエージェンシー/オフィス・エイツー/バレエスタジオ ミューズ/セントルイス・バレエ/株式会社ビデオ

企画・制作:チャコット 公式 webサイト:  BFF チャコット 検索

**********
2015年にスタートし、今回で4年目を迎えた、好評の企画「吉田都×堀内元 Ballet for the Future」、吉田都さん、堀内元さんというバレエ界に輝くレジェンドによるこの公演は、なかなか観られない貴重な演目を、この二人以外にも一流のダンサーを加えて上演する、とても志の高い素敵な公演です。

今回は東京公演がないのが残念ですが、この素晴らしい企画を地方でご覧いただけるのは非常に貴重な機会。多くの方にぜひ観ていただきたいです。昨年の吉田都さんの「ライモンダ」はまさに名演で、ロイヤルで踊っていた時よりもさらに磨き抜かれて高みに到達した、この上なく美しく煌めくクラシック・バレエの極致でした。東京からでも遠征してでも観る価値があると言えます。うー観たい!

2018/05/15

【参加者募集】湯浅永麻 ・小㞍健太さいたまダンス・ラボラトリvol.1(2018)夏期集中ワークショップ

彩の国さいたま芸術劇場では、2018年度シーズンからダンス表現の探求と作品創作を目的とする「さいたまダンス・ラボラトリ」プロジェクトを開始します。

http://www.saf.or.jp/information/detail/747

第一弾は8月1日からの10日間、1日6時間の集中ワークショップで始まります。本プロジェクトをリードする講師/ナビゲーターはダンサー・振付家として世界を舞台に活躍する小㞍健太湯浅永麻

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小㞍健太(C)Joris-Jan Bos

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湯浅永麻(C)柘植伊佐夫

イリ・キリアン、マッツ・エック、オハッド・ナハリン、クリスタル・パイトなど世界のダンスシーンを牽引してきた名だたる振付家の作品にダンサーとして関わってきた二人は、近年振付家としても意欲的に創作に挑戦しています。

このラボラトリは二人がナビゲーターとして皆さまと共にダンス・身体表現を巡る多様な試みにトライし作品を創ってゆく場です。最終日には公開リハーサルも予定しています。

新たなプロジェクトの第一歩を共に踏み出す意欲のあるダンサー/アーティストの皆さまの応募をお待ちしています!

<ワークショップに向けて>
湯浅永麻 Ema Yuasa
ダンサー同士と触れ合いながらインプロビゼーションをしていき、お互いをしっかりと聴きながら、体を預けて動きを作っていきます。一人一人の違いや特性を見つけて、それらを共有して自分の中に取り込み消化して新しい自分の動きを作って行く。個人としての自分と、他者と対峙した時、団体の中での自分がどう変化していくか、お互いに与え、与えられる影響を敏感に感じ取って、そこでしか生まれない化学反応をシェアして皆さんと一緒に作っていけたらと思っています。
 
小㞍健太 Kenta Kojiri
今でも私自身を動かし表現を求めてしまう根源は、世界的な振付家の作品を踊ることで身体と感覚の限界を乗り越えてきたスリリングな実体験です。 振付家によって要求されることは異なるため、一つで括れないコンテンポラリーダンスだからこそ若い世代に「踊り継がれ洗練された振り付け、テクニック、そしてアイディアを学ぶ」ことはとても大切で次につながる糧になると思います。またレパートリーの応用として振り付けやアイデアから各々が創造して動きを作り出すムーブメントリサーチに挑戦し、レパートリーとリサーチという2つの方向からダンスと向き合う機会を作りたいと思います。

【日程】2018年8月1日(水)〜8月11日(土・祝)
   ※休講日8/6(月) 
   ※ 8/11(土・祝)公開リハーサル

【時間】13:00~19:00 
<タイムスケジュール&プログラム>
①13:00〜14:00(60分)ウォームアップ&テクニッククラス 講師:湯浅永麻 ・小㞍健太
②14:15〜16:15(120分)湯浅永麻によるアトリエクラス(インプロビゼーション/クリエーションワーク)
③17:00〜19:00(120分)小㞍健太によるアトリエクラス(イリ・キリアン レパートリー/ムーブメントリサーチ )

<8月11日(土・祝) 公開リハーサル> 16:30 開始 (17:45 終了予定)
①イリ・キリアン レパートリー
②アトリエクラス成果発表
③『Breakaway』より抜粋 (振付・出演:湯浅永麻、小㞍健太)
④ ポストトーク


【会場】 彩の国さいたま芸術劇場 大稽古場

【参加費】25,000円     

【定員】20名

【対象】15歳以上35歳未満のダンス経験者・中級以上
    ※原則、全日程参加できる方
    ※対象外の年齢の方は相談可、ダンスのジャンルは特に問いません。
(申し込み方法詳細は、こちらまで)


【お問合せ】彩の国さいたま芸術劇場(舞踊担当)

      Tel.048-858-5506 Mail.workshop@saf.or.jp

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湯浅永麻(C)遠藤龍

二人は、NDTなど海外で活躍し、日本のコンテンポラリーダンスを代表する存在です。ユニットOptoで活動するほか、小㞍健太さんは今週末に放映されるNHKバレエの饗宴2018で平山素子さんの「キマイラ」に出演したり、フィギュアスケート日本代表選手の表現指導など多岐にわたり精力的に活動しています。湯浅永麻さんは、最近ではシディ・ラルビ・シェルカウイ率いるEASTMANにも所属し作品に出演するほか、向井山朋子さんとのコラボレーション「HOME」や、建築家田根剛、デザイナー廣川玉枝とコラボレーションした『enchaîne』など、精力的な活動を行っています。

世界の最前線で活躍する小㞍さん、湯浅さんのワークショップに参加できるのは貴重な機会です。また、最終日 8/11には公開リハーサルもあるので、こちらは参加しない方も観られる予定です。

2018/05/11

ウィーン国立バレエ団来日公演、マニュエル・ルグリとキミン・キム「海賊」公開リハーサル

ウィーン国立バレエ団の来日公演が5月9日に開幕しました。

http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/18_wiener/

9日、10日に開催された「ヌレエフ・ガラ」は、ウィーン国立バレエの今を伝える、バラエティに富んだ演目で、ダンサーたちの魅力を見せてくれました。ガラと言ってもアンサンブルある作品が多くカーテンコールに登場したダンサーの数も多くて、総出演といった力の入ったものでした。

エノ・ペチ、アンドレアス・ルカーチという現役の団員、プロイエット、クルーグ、リアンなど新進・中堅振付家、さらにノイマイヤー、ファン=マネン、エイフマンと巨匠、そしてプティ、マクミラン、バランシンという20世紀作品まで、非常に幅広く、魅力的な作品ばかりでした。

さらには「ライモンダ」「くるみ割り人形」「白鳥の湖」とヌレエフ作品の抜粋集「ヌレエフ・セレブレーション」、バランシンにマクミラン、そしてルグリ自身も「シルヴィア」「ランデヴー」の名演を見せてくれるという、何とも贅沢な趣向。3時間を超える上演時間でしたが少しも飽きず、ルグリが育てた才能たちを堪能しました。

さて、5月7日には、マニュエル・ルグリとキミン・キム「海賊」の公開リハーサルが開催されました。
(こちらも、写真撮影はVOGUEでお馴染みの井上ユミコさんです。無断転載禁止)

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(c)Yumiko Inoue

前日夜に到着したというキミン・キムですが、疲れはほとんど見せませんでした。この時点では、まだほとんどの団員が来日していなかったので、ルグリが、ランケデム、ビルバント、さらにメドーラ役までも演じてみせ、しっかりと踊ってのリハーサルとなりました。

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(c)Yumiko Inoue

3月末(1か月前)にキミンはウィーン国立バレエで3日間だけリハーサルを行いました。ルグリ曰く、彼はとても頭が良いとのことで、この3日間ですべての振付を覚えて、まるで機械のように正確だったとのことです。1か月経ってもしっかり覚えていたそうです。現役で踊っているルグリなので、立ち居振る舞いはエレガントで身体はしなやかに良く動き、教えもとても熱く、そして丁寧です。

主にコンラッドとビルバントの対決シーン、終盤のランケデムにさらわれたメドーラをコンラッドが助け出すシーン、そして砂浜に打ち上げられたコンラッドとメドーラとのラストシーンのリハーサルが行われました。ルグリが言う通り、キミンも動きはエレガントで、手足が長く、跳躍はダイナミックで、流石の大器ぶりです。ルグリの教えをしっかりと吸収して、やり直すたびに表現が良くなっていきます。

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(c)Yumiko Inoue

リハーサルで、しかも本役のダンサーではなくルグリがメドーラ役を演じているのに、コンラッドとメドーラのやり取りには愛が感じられて思わず見入ってしまいました。ルグリから若いキミンへと、伝統が受け継がれていく瞬間を目撃した思いです。

ルグリの薫陶を受けたダンサーたちが、こうやって育っていって花開いていくんだな、と暖かい師弟愛を目撃して感慨にふけりました。

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(c)Yumiko Inoue

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(c)Yumiko Inoue

最後には、キミンは軸のしっかりしたエレガントでしなやかなピルエットや華麗な跳躍も見せてくれました。
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(c)Yumiko Inoue


5月12日(土)のキミン・キムが出演する「海賊」公演、まだチケットは購入可能です。パリ・オペラ座、ABTなど世界中のカンパニーから引っ張りだこの、ライジング・スターの踊りをぜひ目撃してください。

公演概要・チケット
http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/18_wiener/ticket.html

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2018/05/10

ウィーン国立バレエ来日公演、マニュエル・ルグリ記者懇談会

ウィーン国立バレエ来日公演の開幕に先立ち、マニュエル・ルグリの記者懇談会と、ルグリとキミン・キムの「海賊」公開リハーサルが開催されました。

順番としては、公開リハーサルが終わった後に、記者懇談会があったのですが、まずは、マニュエル・ルグリの記者懇談会のレポートを先にします。

※写真は、井上ユミコさんに撮影していただきました。無断転載はお断りします。

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(写真 (c)Yumiko Inoue)

稽古着からスーツに着替えて、さっそうとした姿のルグリが登場しました。前日に来日したとのことですが、長旅の疲れはうかがえません。

「私のバレエ団と共に、一緒に日本に来ることができたことを喜ばしく思います。皆さまに初めて観ていただく演目があるということで本当に幸せに感じています。長々と私が演目についてお話するよりも、皆さまからのご質問にお答えしたいと思います」

音楽的センスもあって頭も良い、サポートも上手いキミン・キム

ルグリさんから見て、キミン・キムさんの魅力とは?

「今回「海賊」のゲストに誰を連れて行くかを考えた時に、もう一人候補がいたのですが、最終的にキムさんを選んだ理由は、私にとってはやはりマリインスキーのようなところで経験を積んできて、すべてのレパートリーに関して知識、経験があり、高い教育を既に受けている人、ということで最終的に彼に決めました。私にとっても彼にとっても今回は大きなチャレンジになります。一緒にリハーサルをしてみて、とても気持ちのいい方だと思いました。音楽的センスもあって頭も非常によくて、女性をサポートすることも完璧にできていて、とても期待しています

「ルグリ版『海賊』には難しい点があります。私のカンパニーのダンサー全員にも要求したことなのですが、ストーリーを語る演技の部分を、ただ踊りのテクニックだけではなくきちっと表現してもらいたいということです。
具体的には、私は海賊を振付けた時に調査をして、この作品は歴史的にも改訂を重ねてきていますが、ストーリーがよくわからないと思ったのです。そこで私はこの作品を3つの愛の物語として仕立てました。メドーラを中心とする男女の愛の物語、そしてパシャもラブストーリーの中心人物として登場します。それからビルバントとズルメアの物語もストーリーに展開させていきます。このようにいくつかの人間の物語の中に主役二人が絡んできますので、キムさんの対応力、それをどうやってまとめ上げていくかという部分も問われるつくりになっています」


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(写真 (c)Yumiko Inoue)


ヌレエフ・ガラについて教えてください

「大筋については皆さまもご存じだと思いますが、改めて特徴的なことをお話します。私が2010年にウィーン国立バレエの芸術監督に就任した時に、私がやったという特徴のあることを行いたいという考えがありました。シーズンの最後を飾るガラ公演のために考案したものです。魅力のある人物を象徴するようなものをやりたくて、ヌレエフだったらウィーンでは知らない人はいません。ヌレエフはウィーンでダンサーとして大きな成功を収めており、彼しかいないだろうと思いました。ガラ公演は必ずしも成功するとは限りませんが、幸いにも、このガラはとても好評となり、必ずソールド・アウトとなります。今年はヌレエフ生誕80周年でもあるので、日本でもやってみようと思いました」

「ヌレエフの作品も素晴らしいのですが、もう一つ大事なコンセプトとして、新しい世代の振付家を紹介する機会にしたいと思い、バレエ団に所属する2人の若手振付家の作品をその中に入れて、旧来の作品と混然一体となった面白さを見せたいと考えています。ヌレエフはたくさんの作品を振付けており、日本の方はヌレエフ版「ドン・キホーテ」などを好きになっていただきファンも多いのです。ヌレエフの作品を受け入れる土壌は十分あると信じていました。ヌレエフ・セレブレーションの踊りのコレクションについては、まず少しキャラクターが強いものを見せたいと思って、スペインの踊りや、サラセン人の踊りなどキャラクターダンスを入れました。また有名なヴァリエーションですが、これはダンサーにとっては超絶技巧中の超絶技巧というコレクションになっています」

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(写真 (c)Yumiko Inoue)


キム・キミンさんにヌレエフの作品を踊ってもらうとしたらどのような作品が良いと考えていますか?

「ヌレエフ版の作品というのは、ヌレエフの人となりを直接知らない人にとっては、挑戦するのに難しい部分があります。キミンさんはとても頭が良くて、私が「ライモンダ」を踊ってみたらどうかという提案をしたのですが、「まだ自分には難しいと思う」と断られたのです。自分がいま踊りたい、踊れる作品を、自分自身でしっかり判断している人だと思いました。彼はパリ・オペラ座で「ラ・バヤデール」をすでに踊っているので、ヌレエフの作品を踊る能力は非常に高く強いものを持っていると思っています。

私の考えを付け加えると、たとえばキューバ国立バレエの「ドン・キホーテ」は世界的に非常に有名ですが、私がそれを踊ってくれないかと言われても、断ると思うのです。キューバにはキューバの演出を非常によくわかっている、私の何倍も踊れるダンサーがいるからです。そのような理由で、単純に、ただ単にテクニックというのではなく、その意図している、その作品が醸し出そうとしているものは何なのかを肌身で感じて、理解できるものでないと、真の意味での偉大なダンサーにはなれないと思います。キムさんが今、自分にしっくりこない作品を踊れと言われてもおそらく踊らないでしょうし、私も彼が自分にしっくりこないなと思いながら、無理をするような作品を勧めるようなことはしません」


クラシックのレパートリーは守られて生き残っていくべき

世界的にクラシック・バレエをレパートリーとするバレエ団が少なくなっていますが、ウィーン国立バレエの来シーズンのレパートリーはルグリさんの新作「シルヴィア」を始めバランスのとれたものになっています。ルグリさんはダンスクラシックはどのように生き残っていくとお考えですか?

「クラシックのレパートリーは守られて生き残っていくべきだと私は考えています。守っていかなければならないと思います。私自身は、従来のクラシックバレエのレパートリーをいい形で伝えて行くために大変な時間とエネルギーをかけて、ウィーンにおいて仕事をしています。その意味で私の「海賊」の成功はとても大きな励みになっております。私自身が振付を行う場合、コンテンポラリーをやるのか、と問われたらやらないと思います。やはり私の芯にあるのはクラシックなので、現代作品へと傾いていくことはありません。その結果どのような観客の反応があるのかということを見れば、今そういった傾向でコンテンポラリーをやる比率が世界的に大きくなっている中でも、やはり私はお客様が本当に求めているのは、むしろきちんと作られたクラシックの作品で、このような作品への要望の方が実は大きいのではないかと思っています。流れとしてそういう作品を作るための努力というものが軽視されているのは、私は残念に思っています。この姿勢自体を私自身がこの先変えて行くことはございません」

「ただ誤解してはいけないのは、コンテンポラリーの作品にバリアーを設けてはいけない、受け入れて行かなければならないということです。たとえばピナ・バウシュが振付けた作品の初演の密度を、こちらでやってみようか、という時に、例えばオペラ座に移した場合には、やはりオリジナルのプロダクションとは違うリスクを背負っていなければならないと思います。そういったことのすべてを鑑みて、やはりテイストがあり、そこにパッションを傾けた形で作られたものを舞台に上げて行く必要があると思います」

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(写真 (c)Yumiko Inoue)


「ダンサー」「芸術監督」「振付家」「教師」という4つの柱

2020年にルグリさんは退任されますが、この任期までにやっておきたい課題は何でしょうか。そして退任後はどうされるとお考えですか?

「この10年という時間は私にとって本当に大切な時間でした。実際にやってみて、そして2020年に継続をしないという決断をしたのですが、この決断をすること自体も大変考えましたし、大きな、難しい決断でした。自分がこの年月を振り返ってみると、実際に初めて芸術監督としての仕事をやってみて、2,3年では何も成果が見えてこない、と思ったのです。3年目、4年目になって少しずつ自分のやったことが自分でも見えてきた、という時期になって、7年目、8年目となって一つの指標につながってきたと自分自身でも実感しました。果たして今日までやってきたことがきちんときれいに結ばれていくのかを、少し客観的に見るような残りの2年間となると思います」

その後のことですが、今具体的にこれをやります、こういう方向に行きますというのは決まっていません。まだ何も考えていないのです。自分としては、非常に密に仕事をした年月を過ごしたので、少し充電期間という形で、おそらくフリーランスというポジションで、いろいろなことを試して少し放出してみたいと思います。エネルギーを蓄える時間になるのではないかと。まだどうなるか、どんな話が舞い込むのかわかりませんが」

「最低限具体的な可能性として4つ言えることは、まだ現役で踊れるので、今回も舞台に立ちますし、実際に踊ってみて、身体に限界が来ていたとしたら自分が一番よくわかるのですが、今はまだそのような時期ではないと思います。まだまだ自分はいける、今までと違ったものが踊れると思っています。それから芸術監督という立場を経験したので、そのような経験値も自分の中にあります。振付ももちろん次のビジョンとして大事に温めています。それから後進を教育する教師としての役割、真の意味でいい教育を授けることもしていきたいです。この4本の柱をいつも心に持っていたいと思います。
日本の皆さまとは長い付き合いがありますので、私の気持ちは言葉にしなくても伝わっていると思います」


ヌレエフ・ガラで踊る作品について

「今回私が踊るのは、ノイマイヤーの「シルヴィア」のパ・ド・ドゥです。最近、パリ・オペラ座バレエでレティシア・プジョルが引退公演を行った時に共演しました。それから、ローラン・プティの「ランデヴー」を踊ります。これもまたがらりと違った特徴の作品なので、ぜひお楽しみいただければと思います」

「そしてどうしても話したくなるので、他の作品の紹介もしたいと思います。ちょっとだけ付け加えますと、先ほど話にもあったクラシックとコンテンポラリーのバランスをよく考えて上演作品のレパートリーを作りました。ノイマイヤーやバランシンのような超大御所の作品の中にウィーン近郊で活躍されているプロイエットなどの、私の目を通して選んだ秀作がちりばめられていますので、バレエの世界の現代と未来を確かめていただく意味でも、このヌレエフ・ガラを絶対にご注目いただけたらと思います」

*****

この後、NHK「ごごナマ」への生出演があったのですが、時間ぎりぎりまでルグリは熱く語ってくださいました。

伝統を大切にしながらも、バレエの未来について真摯に考えているマニュエル・ルグリ。まだ今後も踊り続けてくれるという言葉も嬉しい限りです。また、日本のファンによる長年の支援に深く感謝している様子も伝わってきました。

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(写真 (c)Yumiko Inoue)

ウィーン国立バレエ来日公演公演概要
http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/18_wiener/ticket.html


2018/05/07

チャコット主催、コシミハルが芸術監督・音楽監督の『フォリー・バレリーヌ「秘密の旅」』公演

チャコットは、「バレエ・プリンセス」、「バレエ・ローズ・イン・ラブストーリーズ」とバレエ鑑賞普及啓発を目的とする公演を行ってきて好評を博してきました。

その第3弾が、『フォリー・バレリーヌ「秘密の旅」』です。
より多くの方にバレエに触れる契機となるよう、今、世界を席巻している日本オリジナルの美の価値観“かわいい”をバレエで表現することを目指しています。

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音楽界よりコシミハルを芸術監督・音楽監督に迎え、お洒落でソフィストケイトされた大人可愛い世界観のバレエを短編作品が連なるレビュー形式で贈ります。

http://www.chacott-jp.com/j/special/ticket/voyage_secret/index.html


ダンスの歓びと音楽に溢れたノスタルジックなレビュー
幾つもの短い音楽にはそれぞれの小さな物語

コシミハルのオリジナル曲を始めとし
エリック・サティ、ダリウス・ミヨー、ジェルメーヌ・タイユフェールなどの
フランス近代音楽、そして古いジャズやシャンソン・・・
様々な音楽に乗せて、九人のバレリーナたちが誘う「秘密の旅」!

コシミハルは、時代や国境、ジャンルを超越した唯一無二のスタイルでオリジナル作品のほかクラシック音楽やフランス近代音楽、シャンソン、ジャズのスタンダードなどを取り上げた数々の作品を発表し、CM音楽も多く手掛けています。日本を代表する現代音楽家の武満徹、細野晴臣ら様々なアーティストの編曲も手掛けています。

また、バレエを取り入れたコンサートを自ら演出・展開するなどバレエ芸術との関わりも深く、近年では、チャコットのイメージモデルを務めるオニール八菜(パリ・オペラ座バレエ団)起用の三越伊勢丹「this is japan」キャンペーンのすべての音楽も手掛けています。

現在、世界的には東洋や日本の思想が大いに注目されており、それらを背景に生まれた日本オリジナルの美の価値観“かわいい”が、ハイファッションやアートの文脈にまでその範囲を広げ、世界を席巻しています。そこで、バレエと大人可愛い世界観を融合してみました。するとそこには、まだ誰も見たことのない新しくもどこか懐かしい魅惑の世界が広がります。私たちの大好きとトキメキがいっぱいに溢れています。音楽や演劇、ミュージカルファンにもお勧めできる、ファッショナブルで楽しい公演となることでしょう。

コシミハルによる選曲で、オリジナル作品からフランス近代音楽、古いジャズやシャンソンなど、様々な楽曲を、若手の9人のバレリーナたちが踊ります。コシミハルも特別出演します。

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芸術監督・音楽監督・特別出演:コシミハル

東京生まれ。作曲、作詞、編曲家。3歳よりピアノ、8歳より作曲を始める。オリジナル作品の他、フランス近代音楽や1930年代から40年代を中心としたシャンソン、ジャズのスタンダードを取り上げた作品を発表。またCM、映画、舞台のための音楽も手掛ける。1989年、広告音楽競技大会作曲賞受賞。1998年よりバレリーナとクラシック演奏家と共に自身の演出によるシアトリカルコンサート"Musique-hall"をアルバムごとに発表。2003年、ベルリン・ジャズ・フェスティバル招待作品として好評を博す。2013年、「クルーナー」に焦点を当てたカバーアルバム「マダム・クルーナー」を発表。2016年ベルリンで開催されたフェスティバルPop16に招聘され、ライブを行う。

共同振付・バレエミストレス:森本京子

パリ留学を経て、スターダンサーズ・バレエ団に所属。ダンサー・振付家・教師。勅使川原三郎氏のカンパニーKARASに参加し欧米各地を回る。山崎広太氏の英仏独ツアーにも参加。自らのダンスカンパニーK’s pro.を結成し、ダンス・芝居・音楽が共有する舞台を創作し続け、静岡市芸術文化奨励賞・地域文化活動賞を受賞


共同振付・バレエミストレス:林かおり

ユニークバレエシアター公演の他、青山バレエフェスティバル、工藤大弐、佐多達枝、フットライツダンサーズ公演などに多数出演。東京フェスティバルバレエの一員として全米ツアーに参加。引退後、Kバレエ カンパニー バレエミストレスを経て、様々な公演のプロダクションに参画。


出演(五十音順)

石原朱莉(山本禮子バレエ団)
北川明代(スターダンサーズ・バレエ団ジュニアカンパニー)
木原奏音
澤田夏
樽屋萌(スターダンサーズ・バレエ団ジュニアカンパニー)
中井杏香(スターダンサーズ・バレエ団ジュニアカンパニー)
松本佳織(東京シティ・バレエ団)
森絵里(東京シティ・バレエ団)
渡邉桜子(谷桃子バレエ団附属アカデミー)

<公演日時>

2018年7月18日(水)開演19:00、
19日(木)開演15:00 / 開演19:00 ※開場は各開演30分前
会場:渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール


<チケット発売情報> 

一般発売:2018年5月19日(土) 一般発売に先立ちチャコット先行他、各種先行販売を実施。各プレイガイドのサイトをご覧ください。

チケット:全席指定7,900円(税込) 未就学児童入場不可

発売所:
・ イープラス、ファミリーマート店内Famiポート
・チケットぴあ 0570-02-9999<Pコード:取得中>、セブン-イレブン、サークルK・サンクス、チケットぴあ店舗
・ローソンチケット 0570-084-003<Lコード:取得中>、0570-000-407(オペレーター、ローソン、ミニストップ店内Loppi
・カンフェティ 0120-240-540(通話無料・オペレーター/平日10:00~18:00)
・チャコットwebサイト(座席選択不可)

お問合せ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337 (10:00~18:00)

※小劇場につき座席選択はできません。
※桟敷席はイープラス・チケットぴあ・ローソンチケットでの取り扱いとなります。  
※車椅子をご利用のお客様は、事前にお問合せ先までご連絡ください。


2018/05/05

5/7(月)放映 NHK総合 ごごナマにマニュエル・ルグリが生出演 

5/7(月)放映 NHK総合テレビ ごごナマ (午後3時08分~ 午後4時00分)に、

バレエ界の至宝ウィーン国立歌劇場バレエ団・芸術監督マニュエル・ルグリが生出演する予定です。

http://www4.nhk.or.jp/gogonama/x/2018-05-07/21/7124/2710095/


いよいよ5月9日から始まる、ウィーン国立バレエの来日公演のプロモーションのためですね。楽しみです。
http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/18_wiener/


ウィーン国立バレエの「海賊」にゲスト出演する、キミン・キムのインタビュー(拙稿)はこちらです。
http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/18_wiener/topics/1388.html

マニュエル・ルグリ×橋本清香×木本全優リハーサル&ルグリ レッスン映像


まもなく来日!マニュエル・ルグリ率いるウィーン国立バレエ団『ライモンダ』現地公演を特別レポート | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス (高橋森彦さんによる現地取材)
https://spice.eplus.jp/articles/185195



2018/05/04

ボリショイ・バレエの2018-19シーズン発表、2019夏にロンドン公演

ボリショイ・バレエの2018-19シーズンが発表されています。

https://www.bolshoi.ru/upload/medialibrary/725/72599b4c8a3b4ea2d93a70ad6cdb64bf.pdf


ウィールドンの「冬物語」、
フォーサイスの「アーティファクト」、
エドワード・クラグの新作「ペトルーシュカ」
サモドゥーロフの新作、
バランシンの「シンフォニー・イン・C」
ベジャールの「ゲテ・パリジェンヌ」

がレパートリー入り。

また、2019年2月1日には、名花、故エカテリーナ・マキシモワの生誕80周年を祝うガラ公演が行われます。


ツアーは、

ミラノ(スカラ座、ラ・バヤデール、じゃじゃ馬馴らし)、
ラトヴィア、リガ(じゃじゃ馬馴らし)、
オーストラリア・ブリスベン(スパルタクス、ジュエルズ)、
そしてロンドン(ロイヤル・オペラハウス、演目未定)

です。(日本公演は2020年に予定されているようです)


なお、タス通信の報道によれば、問題作「ヌレエフ」のリバイバル上演が2019年1月に予定されているほか、ロンドンの興行主から、ロンドン公演で「ヌレエフ」を上演させてほしいという要望も届いているとのこと。
http://tass.com/society/1002783

問題は、「ヌレエフ」は非常に多くの出演者がいる作品で、ボリショイ・バレエのツアー公演は、240人ものダンサーとスタッフで構成されていますが、さらに120人も増員しなければならないとのこと。費用的に当然非常に高くなります。


ボリショイ劇場では、以下の展覧会が予定されています。
MAY – JULY 2019
«CLASSICS OF MODERN BALLET»
ROLAND PETIT
AND GEORGE BALANCHINE
Exhibition dedicated to the choreographers’
95th and 115th anniversaries

2018/05/01

5/1 「セブンルール」(関西テレビ/フジテレビ系)に飯島望未さんが登場

5日1日(火)、23時よりフジテレビ系で放送『7RULES』に、ヒューストン・バレエ団ファースト・ソリスの飯島望未さんが出演します。

https://www.ktv.jp/7rules/

飯島望未さんは、Instagramでの抜群のセンスで次世代のファッションアイコンとして注目を集めており、ファッション誌やショー、広告にも出演しています。

1991年生まれ 大阪府出身 26歳。6歳でバレエを始め、13歳の時にニューヨークで行われた「ユース・アメリカ・グランプリ」で3位に入賞。15歳で単身渡米し翌年ヒューストン・バレエ団と当時最年少でプロ契約を結ぶ。クラシック作品だけでなくコンテンポラリー作品でも高い評価を受け、2013年にはアメリカのダンスマガジンで「25人のいま観るべきダンサー」に選出。スイスのチューリッヒ・バレエ団を経て、現在はヒューストン・バレエ団にファースト・ソリストとして所属。

母子家庭で育った飯島は6歳でバレエを始めたが、経済的には苦しかった。短期間でプロにならなければ後が無いと、15歳で単身アメリカに渡り、1年の研修期間を経て16歳でプロデビューした。アメリカの5大バレエ団の1つであるヒューストン・バレエ団には世界中から60人の精鋭が集まる中で、現在は最上位のプリンシパルに次ぐファーストソリストとしてソロも任せられている。
カメラが映し出すバレエを中心とした彼女の日常は非常にシンプルだ。バレエ団の仲間たちとは普通に会話は交わすが、必要以上に親しくなることはない。かつて自身が役をもらった時、親しかった友達が口を利かなくなったことがあったという。だが飯島は「嫉妬して当たり前」と捉え寂しく思う様子もない。世界最高峰の芸術家集団におけるリアルな友情や恋愛事情が飯島の口から語られる。そんなある意味孤独の中で闘い続けている彼女のセブンルールとは?

最近では、現在発売中のVOGUE JAPANのビューティーストーリー「Movement in White」にも登場しています。

バレリーナ飯島望未が舞う、軽やかな白の世界。(動画あり)
https://www.vogue.co.jp/beauty/news/2018-04/25/movementinwhite

こちらのエル・ジャポンのインタビューでは、将来の目標も語っています。

「いつかバレリーナを引退したら、その後は次の世代のバレリーナをサポートしていく側にまわりたいと思っています。留学先を見つけて交渉したり、どうしたらスポンサーがもっとつくようになるかを考えたり、新しいバレエを提案している振付家の作品を日本に持ってきたり。日本のバレエを世界レベルに近づけていく、そのための架け橋になるのが最終的な目標ですね」

http://www.elle.co.jp/fashion/pick/chloegirls16_06

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