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2018/03/27

ハンブルク・バレエ、ジョン・ノイマイヤーの芸術監督の任期は2023年まで延長

ハンブルク・バレエは、芸術監督であるジョン・ノイマイヤーの任期が2023年まで延長されたことを発表しました。

https://www.hamburgballett.de/en/news/vertrag_2018.php?m=1522060309&

ハンブルク州立劇場の役員会と、ハンブルク州議会の委員会は、ジョン・ノイマイヤーの、ハンブルク・バレエにおける芸術監督と主任振付家としての契約を、現行の2019年までの契約から4年延長しました。ハンブルク市の名誉市民であるジョン・ノイマイヤーは、1973年からハンブルク・バレエの芸術監督兼主任振付家を務めており、また1996年からはバレエ団の総監督(ジェネラル・マネージャー)の地位にもあります。

ノイマイヤーのリーダーシップの下、ハンブルク・バレエは最も重要で国際的にも高名な文化機関となりました。最近では日本公演で観客の熱狂的な反響を得て、また先週ノイマイヤーは、新作「アンナ・カレーニナ」をボリショイ劇場にて、ボリショイ・バレエのカンパニー初演を果たしました。(これは2017年7月にハンブルク州立劇場で初演したもので、ボリショイ、カナダ・ナショナル・バレエとの共同制作作品となります)
ジョン・ノイマイヤーとハンブルグ・バレエの創造的なエネルギーはハンブルクにおいて引き続き進化し続け、国際的なツアー公演を通してハンザ同盟のハンブルク市の文化的な大使としても機能します。

2018-19シーズンにおいては、ダンサーの人員も3人増加することが認められました。さらに、ハンブルク市は、ドイツ、ナショナル・ユース・バレエの機関としての基礎を確かなものとし、世界で最も大きな個人蔵のダンスコレクションを所有するジョン・ノイマイヤー財団が長期にわたって継続できることを保証しました。

ノイマイヤーのコメント
「すでに45年間、ハンブルク・バレエの芸術監督でありましたが、今もなお、私の人生の中でこの地位は特別に魅惑的な役割であると感じています。芸術家であり振付家であり、ハンブルク・バレエの総監督であり、そしてハンザ同盟自由市のハンブルクの名誉市民である私にとって。今の私は精神的にも肉体的にも健康であって、バレエ団の未来に向けての先々の計画を進めて行くことができます。ハンブルク・バレエの芸術監督の任期を4年間延長するという私の結論に伴い、例えば東京、モスクワ、ウィーンにおけるツアーのパートナーからも様々な期待を寄せられました。ハンブルク・バレエの最大の目的は、地盤であるハンブルク市の芸術生活を豊かにすることであるのは疑いようがありませんが、私のリーダーシップの下で、バレエ団は国際的なダンスシーンにおける顕著な部分を担うに至りました。この名誉ある役割を、副芸術監督であるロイド・リギンスと共に2023年まで続けることは、私にとっては特別な意味があることです」

ジョン・ノイマイヤーは1973年にハンブルク・バレエの芸術監督に任命され、存命中の、世界で最も長期にわたってバレエ団の芸術監督を務めている人物です。2007年にハンザ同盟自由市であるハンブルク市の名誉市民となるなど、様々な名誉や賞を受けています。ハンブルグ・バレエは、ノイマイヤーの振付作品全158作品をレパートリーとしており、5大陸の30か国において、331回ツアーを行い、1000公演以上行っています。

なお、ハンブルグ・バレエの2018-19シーズンも発表されています。

シーズンプログラム
https://www.hamburgballett.de/downloads/vorschau/vorschau_ballett_18_19.pdf?m=1522138788&

シーズンの主要な内容
https://www.hamburgballett.de/de/news/editorial.php

この新シーズンにおいて、ジョン・ノイマイヤーは80歳となります。彼の人生を振り返るようなプログラムとなり、「Lifelines」というテーマが設定されています。

新制作としては、"Brahms / Balanchine"
これは、ジョージ・バランシンの作品 「Liebeslieder Walzer(ワルツ集 「愛の歌」)」と「Brahms-Schoenberg Quartet (〔ブラームス・シェーンベルク・カルテット)」のダブルビルです。ノイマイヤーは、古典バレエを現代的な表現へと発展させたバランシンにオマージュを捧げています。

また、ノイマイヤーの新作としては、テネシー・ワルツ原作の『ガラスの動物園』のバレエ化があります。ノイマイヤーはすでにテネシー・ウィリアムズの『欲望という名の電車』をバレエ化して成功を収めています。

レパートリー作品としては、マリウス・プティパの生誕200周年を記念して、「くるみ割り人形」、「幻想~白鳥の湖のように」、「ドン・キホーテ」(ヌレエフ振付)というプティパ作品をベースにした作品を上演します。

2018年はレナード・バーンスタインとジェローム・ロビンスの生誕100周年でもあり、"Amber Dances"と"Chopin Dances"が上演されます。

さらに、ノイマイヤーにインスピレーションを与えた様々な芸術にオマージュを捧げた作品が上演されます。
コンサート音楽("Beethoven Project", "All Our Yesterdays": "The Knaben Wunderhorn"、"マーラー交響曲5番"
文学作品(「アンナ・カレーニナ」「椿姫」)
オラトリオ (「クリスマス・オラトリオ」)
オペラ(「オルフェオとエウリディーチェ」)

そしてノイマイヤーが「魂の伝記」として、特別な作品として位置付けているのが「ニジンスキー」。ノイマイヤーにとってニジンスキーは、振付家として、そして蒐集家としても、つねに消失点として存在し続けています。ハンブルク市に予定している新しいバレエ研究機関の中心的な存在としたいとも考えているとのことです。

このビジョンを具現化するために、ノイマイヤーは自身の80歳の誕生日を記念した特別なガラ公演も行う予定です。


ツアー公演は

バーデンバーデン 祝祭劇場

「バーンスタイン・ダンス」
2018年10月6,7日
「アンナ・カレーニナ」
10月12,13,14日
バレエ・ワークショップ(ノイマイヤーが指導)
10月7日

香港(香港芸術祭2019)

「くるみ割り人形」
「ジョン・ノイマイヤーの世界」
「ベートーヴェン・プロジェクト」(ノイマイヤー振付)


恒例のバレエ週間2019、ゲストカンパニーはオランダ国立バレエ(ハンス・ファン・マネン作品を上演、6月25日、26日)そしてニジンスキー・ガラは6月30日です。

*****
もうすぐ80歳となろうとしており、任期末には83歳になるというノイマイヤーですが、まだまだ創作意欲は衰えず、バレエの未来を見据えています。先日の来日公演でも、相変わらず若々しく、活力にあふれていました。

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