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2018年2月

2018/02/23

ボリショイ・バレエ 2018-19シーズンの映画館中継

現在、ボリショイ・バレエin シネマとして、ボリショイ・バレエの2017-18シーズンの作品が映画館上映されており、日本でも観ることができます。

http://bolshoi-cinema.jp/

まだ来シーズンは日本ではどのような上映形態になるかはわかりませんが、来シーズンの上映作品が発表されていました。

November 11, 2018
LA SYLPHIDE (new) ラ・シルフィード (ライブ)

December 2, 2018
DON QUIXOTE (repeat) ドン・キホーテ (再上映)

December 23, 2018  
THE NUTCRACKER くるみ割り人形  (ライブ)

January 20, 2019
LA BAYADERE  ラ・バヤデール(ライブ)

March 10, 2019
THE SLEEPING BEAUTY 眠れる森の美女 (再上映)

April 7, 2019
THE GOLDEN AGE 黄金時代 (再上映)

May 19, 2019
CARMEN SUITE カルメン組曲(ライブ)
PETRUSHKA ペトルーシュカ (ライブ)


現時点では、まだこれ以上の詳細はわかりません。「ペトルーシュカ」はフォーキン版ではなく、ウラジーミル・ヴァルナヴァによる新作の可能性もあります。

ボリショイ・バレエ イン・シネマの本国サイト (まだ最新情報はアップデートされていません)

http://www.pathelive.com/international

日本では、来週、2月28日(水)に、ラトマンスキー振付の「ロミオとジュリエット」(新プロダクション)が上映されます。今年1月の上演の新しい映像です。
主演はエカテリーナ・クリサノワとウラディスラフ・ラントラートフ。

予告編(この映像は実際の上映のキャストと異なり、マリーヤ・ヴィノグラードワとアルチョム・オフチャレンコです)


また、3月14日(水)には、「ジゼル」の映画館上映があります。スヴェトラーナ・ザハロワとセルゲイ・ポルーニン主演。

ボリショイ・バレエ in シネマ 2017-2018
GISELLE <3月14日 全国限定上映>
http://liveviewing.jp/statics/bolshoi-giselle/

今シーズンより、チケットぴあでの購入でも、座席指定ができるようになりました。大画面で観るバレエは大迫力ですし、細かいところまで観られて至福の体験です。

「ル・グラン・ガラ」出演ダンサーたちのインタビュー映像

1月の「ル・グラン・ガラ」に出演した、マチュー・ガニオ、ドロテ・ジルベール、オニール八菜、ジェルマン・ルーヴェを取材した時のVOGUE JAPANの映像が公開されています。


https://www.vogue.co.jp/videos/celebrity/VJ102-legrandgala-2018-02_ORIG_Interview

貴重なオフにしたいこと、日本の魅力などについて聞いた映像で、インタビューを担当させていただきました。リハーサルの映像も含まれています。

リハーサルの映像の方も公開されていますので、そちらも併せてどうぞ。

https://www.vogue.co.jp/videos/celebrity/VJ102-legrandgala-2018-01_ORIG_Rehearsal

ドロテ・ジルベール、マチュー・ガニオ、ユーゴ・マルシャン、ジェルマン・ルーヴェは「オネーギン」に出演中、オニール八菜さんは「ダフニスとクロエ」のクロエ役を踊る予定になっています。

2018/02/22

第18回英国ナショナル・ダンス・アワード受賞者

2016年9月1日から2017年8月31日までの間に英国で行われた公演を対象とし、500もの対象から絞り込まれたものです。Dance Section of the Critics’ Circleという60人の批評家からなる団体が選んだ第18回英国ナショナル・ダンス・アワード、受賞式が行われ、受賞者が発表されました。

https://www.thestage.co.uk/news/2018/critics-circle-national-dance-awards-2017-winners-full/


GRISHKO AWARD FOR BEST FEMALE DANCER 最優秀女性ダンサー
 

Zenaida Yanowsky (Royal Ballet) ゼナイダ・ヤノウスキー


DANCING TIMES AWARD FOR BEST MALE DANCER 最優秀男性ダンサー

Liam Riddick (Richard Alston Dance Company)

STEF STEFANOU AWARD FOR OUTSTANDING COMPANY 傑出したカンパニー

42ND Street


BEST CLASSICAL CHOREOGRAPHY 最優秀古典振付賞

Akram Khan for ‘Akram Khan’s Giselle’ (English National Ballet) アクラム・カーン「ジゼル」(ENB)


BEST MODERN CHOREOGRAPHY 最優秀現代振付賞

Michael Keegan-Dolan for ‘Swan Lake/Loch na hEala’ (Teaċ Damsa)


EMERGING ARTIST AWARD  新人アーティスト賞

Harry Alexander (Dancer, Michael Clark Company/ Julie Cunningham & Company)


OUTSTANDING FEMALE PERFORMANCE (MODERN) 傑出した女性モダン・ダンサー

Ashley Shaw as Vicky Page in ‘The Red Shoes’ (New Adventures) アシュリー・ショー 「赤い靴」(ニュー・アドベンチャーズ)


OUTSTANDING MALE PERFORMANCE (MODERN) 傑出した男性モダン・ダンサー

Robert Fairchild as Jerry Mulligan in ‘An American in Paris’ロビー・フェアチャイルド「パリのアメリカ人」



OUTSTANDING FEMALE PERFORMANCE (CLASSICAL) 傑出した女性クラシック・ダンサー

Alina Cojocaru as Giselle in ‘Akram Khan’s Giselle’ (English National Ballet) アリーナ・コジョカル「ジゼル」(アクラム・カーン)


DANCE EUROPE AWARD FOR OUTSTANDING MALE PERFORMANCE (CLASSICAL) 傑出した男性クラシック・ダンサー

Marcelino Sambé as Colas in ‘La Fille mal gardée’’ (The Royal Ballet) マルセリーノ・サンベ「ラ・フィユ・マル・ガルデ」


Ninette de Valois award for outstanding contribution to dance ダンス界への貢献へと贈られるニネット・ド・ヴァロワ賞

Lez Brotherston レズ・ブラザーストン 


クラシック、および現代作品での最優秀作品は、いずれも19世紀の古典バレエを読みかえた作品となっています。しかしアクラム・カーン振付作品が「クラシック作品」と位置付けられる日が来るとは。
Michael Keegan-Dolanは私は不勉強でほとんど知らないのですが、Fabulous Beast Theatreというカンパニーを主宰しており、ロイヤル・オペラハウスのオペラ作品の振付なども担当しています。こちらの「白鳥の湖」は、チャイコフスキーではなく、アイリッシュ・フォーク音楽を使っているとのことですが、とても面白そうです。

一方で、モダンダンサーの2部門は、マシュー・ボーン振付「赤い靴」のアシュリー・ショー、そしてクリストファー・ウィールドン振付「パリのアメリカ人」のロビー・フェアチャイルドと、いずれも20世紀の名作を基にしたミュージカル的な要素が強い作品となっています。さらに、最優秀カンパニーはバレエやモダンのカンパニーではなく、ウェストエンドで上演されたミュージカル「42ND Street」が選ばれており、ミュージカルシアターが高く評価された年となりました。

ロイヤル・バレエからは、先シーズンに「マルグリットとアルマン」で引退したゼナイダ・ヤノウスキー、そして若手ファースト・ソリストのマルセリーノ・サンベが選ばれています。
ゼナイダ・ヤノウスキーはロイヤル・バレエを引退したものの、ダンサーとしての活動は続けており、ロイヤルの「不思議の国のアリス」へのゲスト出演は怪我のために実現しませんでしたが、ノーザン・バレエが上演する、ケネス・マクミランの作品「ラス・エルマナス」にゲスト出演する予定です。

マシュー・ボーン作品の見事な舞台美術を数多く手掛けていた舞台美術家のレズ・ブラザーストンが、ニネット・ド・ヴァロワ賞を受賞しました。

受賞式の写真はこちらで観ることができます。司会を務めたのは、最も注目を集めている女性振付家の一人であるアナベル・ロペス・オチョアです。
https://www.flickr.com/photos/dancetabs/sets/72157663915979637

また、今年は初めて受賞式がネット中継されました。その映像も全編観ることができます。

2018/02/17

世界バレエフェスティバル 全幕特別プロ「ドン・キホーテ」の概要

詳細の発表が待たれる世界バレエフェスティバルですが、バレエの祭典会員に全幕プロについてのお知らせが来ていました。

「ドン・キホーテ」全幕

7月27日(金)19時 ミリアム・ウルド=ブラム、チアス・エイマン (パリ・オペラ座バレエ)

7月28日(土)14時 アリーナ・コジョカル、セザール・コラレス (イングリッシュ・ナショナル・バレエ、コラレスは来シーズンより英国ロイヤルバレエ)

出演:東京バレエ団
指揮:ワレリー・オブジャニコフ
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団

A、Bプログラムの出演者など詳細は3月上旬発表です。
プログラム内容の詳細発表は6月予定です。

2018/02/11

2/16放映 ららら♪クラシック「30分バレエまるわかり“ロメオとジュリエット”」

2/16(金)放映のららら♪クラシックは、

「30分バレエまるわかり“ロメオとジュリエット”」
 です。
http://www4.nhk.or.jp/lalala/x/2018-02-16/31/26330/2133253/

NHK Eテレ 午後9時30分~ 午後10時00分

バレエの歴史を変えた3つの革新 (1)台本の革新・全編を通して物語を描く(2)音楽の革新・観客を導く映画音楽の手法(3)振付の革新・マイムから演技重視へ

シェークスピアの戯曲を元に20世紀ロシアの作曲家プロコフィエフが手がけたバレエ「ロメオとジュリエット」。世界的に有名な愛の悲劇をバレエ化し「ドラマティックバレエ」というそれまでにない世界を創り出しました。19世紀のクラシックバレエと比べ何が新しかったのか?16歳までバレエを習っていたというYOUさんと、3つの革新に迫ります。【ゲスト】YOU(女優・タレント)、鈴木晶(バレエ史研究・法政大学教授)

また、番組中で新国立劇場バレエ団の大原永子舞踊芸術監督、新国立劇場バレエ団プリンシパルの米沢 唯さんと井澤 駿さんが出演するそうです。
http://www.nntt.jac.go.jp/ballet/news/detail/26_011857.html

大原さんはドラマティック・バレエについて語り、米沢さんと井澤さんは「ロメオとジュリエット」の一場面を踊るとのことです。


2月19日(月)【2月18日深夜(日)深夜】のNHK-BSプレミアムシアターで、シュツットガルト・バレエの「ロメオとジュリエット」が放映されるので、その予習用に最適ですね。

楽曲

「“ロメオとジュリエット”からキャピュレット家の舞踏会」
セルゲイ・プロコフィエフ:作曲
(指揮)ジェームズ・タグル、(管弦楽)シュツットガルト国立歌劇場管弦楽団、(振付)ジョン・クランコ、(バレエ)シュツットガルト・バレエ団
(3分12秒)

「“ロメオとジュリエット”からキャピュレット家の墓」
セルゲイ・プロコフィエフ:作曲
(指揮)ジェームズ・タグル、(管弦楽)シュツットガルト国立歌劇場管弦楽団、(振付)ジョン・クランコ、(バレエ)シュツットガルト・バレエ団
(2分12秒)

「“ロメオとジュリエット”からジュリエットの部屋のバルコニー」
セルゲイ・プロコフィエフ:作曲
(指揮)ジェームズ・タグル、(管弦楽)シュツットガルト国立歌劇場管弦楽団、(振付)ジョン・クランコ、(バレエ)シュツットガルト・バレエ団
(1分39秒)


なお、2月12日(月)【2月11日深夜(日)深夜】午前0時00分のプレミアムシアターでは、再放送ですが、チューリヒ歌劇場公演、バレエ『レクイエム』が放映されます。クリスチャン・シュプック振付で、指揮はファビオ・ルイージ。元シュツットガルト・バレエのプリンシパル、アレクサンダー・ジョーンズ、ウィリアム・ムーア、カーチャ・ヴュンシュも出演します。ヴェルディのレクイエムで踊られる作品です。

<出 演>
イェン・ハン
フィリペ・ポルトゥガル
ウィリアム・ムーア
ジュリア・トネッリ
カーチャ・ヴュンシュ
メリッサ・リギョグ
アレグザンダー・ジョーンズ
アンナ・ハムジナ
マニュエル・ルナール
マシュー・ナイト ほか
チューリヒ・バレエ団

ソプラノ:クラッシミラ・ストヤノヴァ
メゾ・ソプラノ:ヴェロニカ・シメオーニ
テノール:フランチェスコ・メーリ
バス:ゲオルク・ツェッペンフェルト

<合 唱>チューリヒ歌劇場合唱団
<合唱指揮>マルコヴァレリオ・マルレッタ
<管弦楽>フィルハーモニア・チューリヒ
<指 揮>ファビオ・ルイージ

収録:2016年12月1日・3日 チューリヒ歌劇場(スイス)

2018/02/10

第15回世界バレエフェスティバルの日程

3年に一度のバレエ界のお祭り、世界バレエフェスティバル。最近では、この公演のために日本にやってくる海外の方も多いようで、私も時々海外の友人に、今年はいつで、誰が出演するのか、と聞かれたりしています。

ということで、まずは日程についての発表がありました。こうやって早めに決まったことだけでも発表してもらえると、予定を立てやすくて助かりますよね。詳細発表は3月初旬の予定だそうです。

http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/15-1.html

〈第15回世界バレエフェスティバル〉

【Aプロ】
8月1日(水)18:00 
8月2日(木)18:00 
8月3日(金)18:00
8月4日(土)14:00
8月5日(日)14:00

【Bプロ】
8月8日(水)18:00 
8月9日(木)18:00 
8月10日(金)14:00
8月11日(土)14:00
8月12日(日)14:00

会場:東京文化会館


〈世界バレエフェスティバル全幕特別プロ〉

演目「ドン・キホーテ」

7月27日(金)19:00 
7月28日(土)14:00 

会場:東京文化会館


※2月8日現在の予定です。料金、発売方法、出演者等の詳細は追って発表されます。


今年はどんなスターたちが出演するのか、発表が待ち遠しいですよね。

2018/02/08

2/17-18 Noism 『NINA-物質化する生け贄』公演

彩の国さいたま芸術劇場では、2/17(土)-18(日)にNoismの初期代表作『NINA-物質化する生け贄』を上演します。

http://noism.jp/nina_2017/

http://www.saf.or.jp/arthall/stages/detail/4150

2005年の初演以来、8ヶ国18都市を巡回し、各地で高評を得ているNoismの初期代表作『NINA-物質化する生け贄』は、芸術監督 金森穣が、誰が見ても普遍的な強さとしなやかさを持った身体を模索する過程で生まれた作品です。

『NINA』は「Noismメソッド」の出発点という点でも、このカンパニーにとっては記念碑的な作品です。
“張りのある身体”を養うためのトレーニングとして、Noismの舞踊家たちが日々取り組む「Noismメソッド」は、NINAの創作をきっかけに誕生。「絶対的な集中力を放つ身体と、それを可能にする精神性を持った専門家集団」というカンパニーの理念を支える柱として大きな役割を担っています。

Noism初の海外公演にもつながったNINAは、世界各地の劇場を巡り、様々な文化背景を持つ観客と対峙することで、深化してきた。これまでに8カ国18都市の様々な文化環境のなかで上演し、常に喝采を受け続けてきました。今回は、’10年のパリ公演以来7年ぶり、国内では9年ぶりの上演となります。今冬の日本公演に先駆けて10〜11月には大邱(韓国)、杭州(中国)、香港(中国)の東アジア3都市を巡演しました。

今回の再演では、SOMARTA デザイナーの廣川玉枝を迎えて衣裳を一新。カンパニーのこれからを担う若手を中心としたメンバーが出演します。

『NINA-物質化する生け贄』

2018年2月17日(土)17:00開演
    2月18日(日)15:00開演

演出振付:金森穣
音楽:トン・タッ・アン 衣裳:廣川玉枝(SOMA DESIGN)
椅子:須長檀 オリジナル照明デザイン:金森穣、森島都絵
リハーサルディレクター:井関佐和子
出演:Noism1
中川賢、池ヶ谷奏、吉﨑裕哉、浅海侑加、チャン・シャンユー、坂田尚也、井本星那、
鳥羽絢美*、西岡ひなの*、山田勇気(特別出演) *準メンバー

【韓国・大邱公演】 2017.10.22(日)Daegu Arts Center 〈Palgong Hall〉
【中国・杭州公演】 2017.11.8(水)~9(木)Zhejian Concert Hall
【香港公演】 2017.11.24(金)Kwai Tsing Theatre
【新潟公演】 2017.12.15(金)~ 17(日) りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館〈劇場〉
【埼玉公演】 2018.2.17(土)~18(日) 彩の国さいたま芸術劇場〈大ホール〉


また、今回は、新潟公演に続き、金森穣振付、井関佐和子ソロ新作『The Dream of the Swan』を『NINA』本編前に上演します。

『The Dream of the Swan』(新作)

演出振付:金森穣
音楽:トン・タッ・アン
衣裳:廣川玉枝(SOMA DESIGN)
美術:須長檀
出演:井関佐和子

※上演時間約15分
※『NINA』本編前に上演。

新潟公演でも話題を呼んだ本作、ぜひこの機会をお見逃しなく!

料金(税込)
【全席指定】
一般5,500円/U-25(25歳以下対象) 3,500円(枚数制限あり)

【チケット取扱い】
■SAFチケットセンター
・電話 0570-064-939(彩の国さいたま芸術劇場休館日を除く10:00~19:00)
    ※一部携帯電話、PHS、IP電話からは、ご利用いただけません。
・SAFチケットオンライン
    ご購入はこちら
    ※初めてご利用になる方は利用登録(無料)が必要です。

■窓口
・彩の国さいたま芸術劇場(休館日を除く10:00~19:00) アクセス
・埼玉会館(休館日を除く10:00~19:00)アクセス
 
※U-25チケットの取り扱いはSAFチケットセンターおよび窓口のみです。

  
■プレイガイド
・りゅーとぴあ(窓口・電話・オンライン)
 チケット専用ダイヤル 025-224-5521(休館日を除く11:00~19:00)
 オンライン・チケット http://www.ticket.ne.jp/ryutopiaticket/
・イープラス http://eplus.jp

**********
金森穣さんがTwitterを始められていますが、こちらの内容が大変面白いものとなっています。



チャコット主催 <バレエ×ミュージック×ファッション>が融合した新しいステージを今夏、開催 /第1回 出演者オーディション

チャコット株式会社では、新しいバレエ鑑賞普層の開拓を目的としたバレエ鑑賞普及啓発公演を新たに企画・制作します。

芸術監督・音楽監督に、時代や国境、ジャンルを超越した独自のスタイルを展開する音楽家コシミハル氏を迎え、<バレエ×ミュージック×ファッション>が融合した新しいステージを今夏、開催します。

http://www.chacott-jp.com/j/topics/detail4660

コシミハルさんは、チャコットのイメージモデルも務めるオニール八菜さん出演の三越伊勢丹「this is japan」キャンペーンの音楽も手掛けています。今回の公演は、ミュージックやファッションといった様々なカルチャーを入り口にして、一人でも多くの方にバレエ芸術の魅力に触れていただこうとするものです。(注:オニールさんは出演しません)

そして本公演の出演者(大人女性ダンサー)オーディションを開催します。

公演予定日     2018 年7 月18 日(水)〜20 日(金) ※前日17 日(火)舞台稽古
会   場       渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール
芸術監督・音楽監督  コシミハル
  (作曲、作詞、編曲家:オリジナル作品の他、クラシック音楽やフランス近代音楽、シャンソ ン、ジャズの
スタンダード等を取り上げた数々の作品を発表。武満徹、細野晴臣ら様々な アーティストの編曲も手掛け
る。また、バレエを取り入れたコンサートを自ら演出・展開する等、バレエ芸術との関わりもとても深い)
振付・バレエミストレス:  森本京子(スターダンサーズ・バレエ団)、林かおり、他

オーディション概要 (第1 次書類審査締切日 :2 月19 日(月)必着)
http://www.chacott-jp.com/j/topics/detail4660


バレエ×ミュージック×ファッションによる新しいステージ創造を目指す公演とのことで、細野晴臣とのコラボレーションで知られる多才なアーティスト、コシミハルさんが芸術監督・音楽監督を務めます。大変面白そうな公演ですね。

2018/02/07

ハンブルク・バレエ 来日記者会見(その1)

ハンブルク・バレエは現在、来日公演中です。
http://www.nbs.or.jp/stages/2018/hamburg/index.html

すでに「椿姫」の公演は終了していますが、私も観ることができて、ジョン・ノイマイヤーのカンパニーならではの深みのある素晴らしく心を打つパフォーマンスにすっかり心を奪われました。別途、感想を書くつもりです。2月7日には「ガラ ジョン・ノイマイヤーの世界」、そして2月10日からは「ニジンスキー」公演があります。

さて、遅くなってしまいましたが、1月29日に行われたハンブルク・バレエ来日記者会見に出席してきましたので、レポートをここに記します。翌日には、とある媒体のためにアレクサンドル・リアブコのインタビューもさせていただきましたが、それはまた発売時にお知らせしますね。

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この日の朝に日本に到着したというジョン・ノイマイヤー、アレクサンドル・リアブコ、アレクサンドル・トルーシュ、そして広報部長のヨルン・リークホーフが出席しました。


ハンブルク・バレエ団開幕記者会見 from クラシカ・ジャパン on Vimeo.

ノイマイヤーは、ご自身の話が長いことを自覚されていたようで、長くなりすぎないようにと気を遣われながらも、丁寧に、今回上演する作品のことを中心に、語ってくれました。時間がたりなくなってしまい、もっともっとお話を伺いたかったです。大変興味深いものの答えにくい質問についても、丁寧に、真摯にそして誠実に答える姿勢、そして自身のダンサーたちに寄せる信頼と愛には心を打たれました。リアブコもトルーシュも、同じく丁寧に、そして時には熱く、今回出演する役柄について語ってくれました。

とても長い記事になりますので、2回に分けてお送りします。

ヨルン・リークホーフ

「ジョン・ノイマイヤーが芸術監督に就任した1973年以来、ハンブルク・バレエは毎年海外ツアーを行っています。45年間の間、5大陸において1000以上の海外公演を行っています。その枠組みの中で日本という国はカンパニーに、そしてノイマイヤーにとって非常に重要な位置づけとなっています。ノイマイヤーの初期の作品である「俳句」は日本の伝統文化をテーマとしています。そのほか日本の伝統文化に強いインスピレーションを得ています。

ハンブルク・バレエが86年に初来日した時に、ジョンも来日したのですが、広島の平和祈念館を訪れる機会がありました。そこで急きょプログラムを変更して「マタイ受難曲」を上演したのです。今回は8度目の来日公演となります。この美しい国に2年という短い間隔で戻って来られることを感謝しています。

ジョン・ノイマイヤーは生ける伝説であり、その功績を説明するには時間がたりません。生きる伝説と言われていますが、様々な栄誉ある賞を受賞しており、その中の一つが2015年に受賞した京都賞です。
また、アレクサンドル・リアブコは、世界バレエ・フェスティバルなど、日本でのバレエ・ガラに頻繁に出演しています」

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ジョン・ノイマイヤー

「話し過ぎると止まらないので、長くし過ぎないようにと注意を受けています(笑)。私と日本との関係は、ずいぶん昔から、来日公演するようになる前にさかのぼります。私の先生が一年間日本で生活しており、戻ってきてからとりわけ歌舞伎や能など日本の伝統文化について非常に情熱的に語ってくださっており、その時から、私もぜひ日本を訪れたいと夢に見ていました。来日する前から日本に大きな影響を与えられていました。たいてい来日する時期は2月か3月あたりなのですが、私たちが来日する年は、日本に少し早く春が訪れている気がします。

今回は新作は持ってきておらず、ハンブルク・バレエとして一番人気がある作品が上演されます。偶然なのですが興味深いのは、二つの大きな作品を持ってきましたが、一つは女性が主役で、もう一つは男性についてのバレエなのです。

「椿姫」は長い間レパートリーにある作品で、日本でも何回か上演しており、またパリ・オペラ座バレエも来日公演で上演しています。ダンサーにこの作品を指導する時に気にしているのは、これは1回だけの公演であるということです。一つの公演だけに集中してほしいと。作品としては初演ではないのですが、公演としては一回きり、同じ公演は二度とありません。「椿姫」では、アレクサンドル・トルーシュが初めてアルマン役を踊ります。パートナーのアリーナ・コジョカルも、「椿姫」の全幕を日本で踊るのは初めてです。今回は新しい組み合わせ、新しいキャストでの上演となります。キャストが変わることで再発見できるところもあります。これは非常に重要なことで、新しい発見ができることで、修正できるところは修正し、さらによい作品にするという作業を私たちは行っています。アリーナとトルーシュがリハーサルをしているのを見て、今まで気が付かなかった点について気が付いたりして修正を行いました。新しい色付け、新しいトーンに変えた部分もあります。そういったことが私たちにとってはとても重要なのです。同じ作品であっても、観ていただくたびにちょっと違う、彩りが違う作品になっていると思って観ていただければと思います。

「ニジンスキー」について話そうとすると、朝までかかってしまうと思います(笑)。20世紀で最も重要なアーティストだと思っています。「ニジンスキー」は決してドキュメンタリー作品ではありません。この作品を観たからといって彼についての情報を得られるものでは、彼の生涯がわかるというものではありません。これは彼の悲劇的な人生の断片を取り出したものであって、彼がいかに精神的に深い思いを持った人間であったかを表現したい作品なのです。アレクサンドル・リアブコは、この役を何年も踊ってきて、DVDにも収録されました。早い時期から、「ニジンスキー」は映像化できる題材だと思っていました。
アレクサンドル・トルーシュの方も、今回の来日公演でニジンスキー役を演じます。ここにいる二人のサーシャが、それぞれ別の公演で主役を踊るのですが、ニジンスキーという人物を二つの違った解釈で違ったダンサーにより、違う側面から観ることができるようになっています。リアブコ版とトルーシュ版と観て比較してくださったらベストと思います。

3つ目の作品「ジョン・ノイマイヤーの世界」は一種のガラ公演ではありますが、普通のガラ公演とは違って、テーマを持ったシリーズとなっています。イタリアのスポレートでハンブルク・バレエが公演をする時に、この作品のアイディアが浮かびました。とても美しい場所で、公演もカテドラルの前で行われることになっていました。この場所でどういったレパートリーを持っていくべきかということを考えた時に悩みました。そして全部やってしまおうという結論になりました。先ほど取材で、ジョン・ノイマイヤーさんにとってバレエとはどういうものですか、という質問があった時に答えたのは、私の重要な、大きな部分であるということです。バレエの物語を伝えて行くということはある意味、私自身について語っていくということだと思います。今回のレパートリーの中では、短いナレーションをはさみながら、バレエがいかにアイディアやインスピレーションを伝え表現する芸術であるかということを皆さんに伝えたいと考えています。これは決してドキュメンタリーではなく、観た方も私の秘密の人生についてわかるわけではないのですが。この公演ではハンブルク・バレエのすべてのプリンシパル、すべてのソリストがあらゆるレパートリーの部分を皆さんの前で踊ります。皆さんにはぜひ、全作品を観ていただきたいと思います」

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アレクサンドル・リアブコ

「日本に来ることができてワクワクしています。日本ではいつも特別な体験、特別な思いをしてハンブルクに帰っています。非常に重要な、大きな作品を今回は持ってまいりました。ハンブルク・バレエに入団して最初のツアーが日本でしたが、その頃は代役で、役について舞台に立つ予定はありませんでしたが、それからコール・ド・バレエを踊り、「椿姫」についてはすべてのコール・ド・バレエの役を踊った経験がありました。それからチャンスに恵まれて良い役柄を踊ることができるようになりました。

「ニジンスキー」については、この作品が創作された時の最初のキャスト3人のうちの一人でした。3人ともリハーサルでニジンスキー役を踊ったのですが、何が素晴らしかったかというと、それぞれが同じステップを踊っているのに、違う表現ができているということです。そしてジョンが、私たちに自由を与えてくれたことです。ステップを変えたわけではないのですが、それぞれの解釈で踊る自由を与えてもらえました。最初のリハーサルから自由に、私なりのニジンスキーを表現することができました。そこから始まっている作品なので、思い出もたくさんある作品です。

「ニジンスキー」はハンブルク・バレエにとっては非常に重要な作品になっています。世界中で公演していますし、ハンブルクでも何度も公演を重ねています。今回は、先ほどジョンも言ったように再発見するということで、初演した20年前の作品に一度振り返って、そこから10年ぶりに、すこし作品に変化を付けたというか、新しいところを見つけて修正していったということで、最後に日本で上演した2005年の上演を観た人からしたら、「ニジンスキー」は少し変わった、と感じられる作品に仕上がったと思います。そして新しいキャスト、隣に座っているアレクサンドル・トルーシュですが、彼も彼なりに新しいニジンスキーを生み出してくれています。そういったところもぜひご注目いただきたいです。

日本に踊りに行くたびに、ファンに「今度はいつニジンスキーを持ってきてくれるの?」と質問されていました。招聘元など今回いろんな方々の協力をもとに、ハンブルク・バレエとしてこの「ニジンスキー」を持って帰ることができたのを嬉しく思います。感情の深いところを表現できる作品になっています。ぜひ楽しみにしていただければと思います」

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アレクサンドル・トルーシュ

「私が初めて「椿姫」を観た時、12,3歳の時でしたがおそらくアレクサンドル・リアブコがアルマン役を踊っていたと思います。この作品の主役を踊ることはそれからずっと私の夢でした。それから美しいダンサーたちが高いレベルでこの作品を踊るのを観てきました。それを観るたびに僕だったらどういう風に踊るだろうとずっとその思いを秘めてきました。そしてやっとこの役を皆さんに観てもらう日がやってきました。踊っている側からすると非常に美しいバレエで、音楽の中で踊りが流れて行くような素晴らしい振付で、その中で自分の気持ちも高ぶっていく、踊らせていただけてとても幸せな作品になっています。美しいバレエで、作品によってはバレエダンサーにとって観ていて楽しい作品と踊っていて楽しい作品がありますが、ノイマイヤーの「椿姫」は他のダンサーが踊っているのを観ていても、自分が踊っていてもとても楽しめる作品になっていて、こういった機会を頂けたことはとても光栄ですし、素晴らしいパートナーと、素晴らしいその他のダンサーたちに囲まれてこの公演ができることを非常に嬉しく思っています」

この次は、質疑応答をご紹介できればと思います。

ハンブルク・バレエ団 2018日本公演

「椿姫」プロローグ付全3幕
■会場:東京文化会館 大ホール(東京都)
■日程:2/2(金)~2/4(日)
■音楽:フレデリック・ショパン
■振付・演出:ジョン・ノイマイヤー
■美術・装置:ユルゲン・ローゼ
■演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
■出演予定
2月2日(金)18:30/アリーナ・コジョカル(マルグリット)、アレクサンドル・トルーシュ(アルマン)
2月3日(土)14:00/アンナ・ラウデール(マルグリット)、エドウィン・レヴァツォフ(アルマン)
2月4日(日)14:00/アリーナ・コジョカル(マルグリット)、アレクサンドル・トルーシュ(アルマン)

ガラ公演 〈ジョン・ノイマイヤーの世界〉 2部構成

■会場:東京文化会館 大ホール(東京都)
■日程:2/7(水)19:00
■予定演目:「キャンディード序曲」「アイ・ガット・リズム」「くるみ割り人形」「ヴェニスに死す」「ペール・ギュント」「マタイ受難曲」「クリスマス・オラトリオ」「ニジンスキー」「ハムレット」「椿姫」「作品100─モーリスのために」「マーラー交響曲第3番」より
■音楽:バーンスタイン、ガーシュウィン、チャイコフスキー、バッハ、ワーグナー、シュニトケ、ショスタコーヴィチ、ティペット、ショパン、サイモンとガーファンクル、マーラー
■振付・演出・語り:ジョン・ノイマイヤー


「ニジンスキー」 全2幕
■会場::東京文化会館 大ホール(東京都)
■日程:2/10(土)~2/12(月・祝)
■音楽:フレデリック・ショパン、ロベルト・シューマン、ニコライ・リムスキー・コルサコフ、ドミトリー・ショスタコーヴィッチ
■振付・舞台装置・衣裳:ジョン・ノイマイヤー
■出演予定:
2月10日(土)14:00/アレクサンドル・リアブコ(ニジンスキー)
2月11日(日)14:00/アレクサンドル・トルーシュ(ニジンスキー)
2月12日(月・祝)14:00/アレクサンドル・リアブコ(ニジンスキー)

■料金:S席:¥23,000 A席:¥20,000 B席:¥17,000 C席:¥14,000 D席:¥11,000 E席:¥8,000

ハンブルク・バレエ団
ガラ公演<ジョン・ノイマイヤーの世界>


■日時:2018年2月17日(土)14:00
■会場:ロームシアター京都 メインホール
■チケット料金:S席20,000円、A席16,000円、B席10,000円、C席6,000円、D席(完売)、ユースS席(25歳以下)10,000円
※ユースチケットをご購入の方は、公演当日、証明書のご提示が必要です
※未就学児童入場不可

■振付・演出・ナレーション:ジョン・ノイマイヤー
■出演:ハンブルク・バレエ団
■予定演目:『キャンディード序曲』、『アイ・ガット・リズム』、『くるみ割り人形』、『ヴェニスに死す』、『ペール・ギュント』、『マタイ受難曲』、『クリスマス・オラトリオⅠ-Ⅵ』、『ニジンスキー』、『ハムレット』、『椿姫』、『作品100―モーリスのために』、『マーラー交響曲第3番』
■上演時間:約3時間(予定)
■問合せ先:ロームシアター京都チケットカウンター
TEL.075-746-3201(10:00~19:00、年中無休)
■公式サイト:http://rohmtheatrekyoto.jp/program/6776/

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2018/02/05

第46回ローザンヌ国際バレエコンクールの結果

情報が遅くなってしまってすみません。ローザンヌ国際バレエコンクールのファイナルが2月3日に行われました。

中継映像はFacebookだと全部視聴できます。(が後で削除される可能性があります)

Arteの公式サイトだと、審査結果が発表されるまでの間に上演された、マリインスキー・バレエのザンダー・パリッシュとクリスティーナ・シャプランのダイヤモンドはカットされていますが、こちらでは視聴可能です。

第46回ローザンヌ国際バレエコンクール2018入賞者
1. シェイル・ワグマン WAGMAN Shale / カナダ/ 17歳9ヶ月
2. パク・ハンナ PARK Hanna / 韓国 / 15歳5ヶ月
3. グオ・ウェンジン GUO Wenjin / 中国 / 16歳8ヶ月
4. リ・ユンス LEE Junsu / 韓国 / 16歳1ヶ月
5. チャオ・シンユエ ZHAO Xinyue / 中国 / 17歳11ヶ月
6. ミゲル・アンヘル・ダビド・アランダ・マイダナ ARANDA MAIDANA Miguel Angel David / パラグアイ / 18歳6ヶ月
7. カロリネ・ガウボン GALVAO Carolyne / ブラジル / 17歳5ヶ月
8. アヴィヴァ・ゲルファー=ムンドゥル GELFER-MÜNDL Aviva / アメリカ/ 16歳1ヶ月

今回リアルタイムでは少ししか視聴できず、後で録画を観たのですが、1位のシェイル・ワグマン(プリンセス・グレース・アカデミー)は、クラシックのバジル、コンテンポラリーのウェイン・マクレガー「クローマ」とも、ずば抜けており、特にコンテンポラリーでの表現力や音楽性が見事でした。1位は当然の結果であり、スター性もあるので近いうちにプロとしての姿を観られそうです。


2位のパク・ハンナは昨年のYAGPでシニア女子1位の実力を見せました。中国、韓国からの出場者は皆さん、本当すらりとしていて手脚長く、プロポーションが美しい人ばかりです。

日本から出場した森脇崇行さんと大木愛菜さんは、入賞はしなかったものの、クラシックもコンテンポラリーもとても美しいパフォーマンスを見せてくれていました。特にクラシックの技術はアカデミックで美しいふたりです。

ローザンヌ国際バレエコンクールは、入賞することが目的のコンクールではありません。出場することで世界トップクラスの教師の教えを受け、世界中から集まった出場者と交流し、そして入賞しなくても様々なトップカンパニー入団やバレエ学校に留学するチャンスが得られる素晴らしいチャンスです。ここに出場できることも素晴らしいし、21人のファイナリストに残ることはもっと素晴らしいことです。

ローザンヌ国際バレエコンクール2018ファイナル 1位にシェイル・ワグマン(カナダ)
http://www.chacott-jp.com/magazine/news/concours/2018-2.html

ローザンヌ国際バレエコンクール決勝 優勝は13歳でバレエを始めたワグマンさん

13歳という遅い年齢でバレエを始めて、一流になったダンサーには、デヴィッド・ホールバーグ、ミスティ・コープランドがいます。

2018/02/03

ローザンヌ国際バレエコンクール、ファイナリスト決定、決勝は今晩22:30から

ローザンヌで2日、第46回ローザンヌ国際バレエコンクールの準決勝が行われ、明日の決勝に進出する21人が選出されましたた。日本からは、大木愛菜(おおき あいな)さん(17)と森脇崇行(もりわき たかゆき)さん(15)が決勝に出場します。

ファイナリスト

PARK Hanna 韓国15歳
YANG Irene カナダ 15歳
TENG Ronger 中国 16歳
MISSELDINE Chloe 米国 16歳
GUO Wenjin 中国 16歳
GELFER-MÜNDL Aviva 米国 16歳
CARMECI Finnian 米国 15歳
森脇 崇行(もりわき たかゆき)日本 15歳
YERG Makani 米国 16歳
LEE Junsu 韓国 16歳
SNYDER Eric 米国 16歳
XU Jingyi 中国 17歳
GALVAO Carolyne ブラジル 17歳
ZHAO Xinyue 中国 17歳
大木愛菜(おおき あいな)日本 17歳
NAM Minji 韓国 18歳
WAGMAN Shale カナダ 17歳
ZAGIDULLIN Ervin ロシア 18歳
ARANDA MAIDANA Miguel Angel David パラグアイ 18歳
LORICCHIO Davide イタリア 18歳
BAREMAN Lukas ベルギー 18歳

森脇崇行さん(小池バレエスタジオ)は、クラシック・バリエーションではコッペリア第3幕のフランツを踊りました。森脇さんと同じ広島県出身、小池バレエスタジオ出身の大木愛菜さんは「ライモンダ」を踊りました。現在はドイツのジョン・クランコ・スクールに留学しています。

ローザンヌ国際バレエ、日本人2人が決勝進出
https://www.asahi.com/articles/ASL231PBLL23UHBI002.html

国別では米国の5人が最多。中国4人、韓国3人と続いています。

同じくファイナリストのErvin ZAGIDULLIN (ロシア)とDavide LORICCHIO(イタリア) はワガノワ・アカデミーの学生です。

まもなく決勝が始まりますが、こちらのURLでライブで視聴できます。
https://www.facebook.com/ARTEConcert/videos/vb.86384367059/10155363371587060/?type=3&theater

409 - Zagidullin Ervin - 18/0
Russian Federation
Vaganova Ballet Academy, Russia
Classical variation: Paquita , variation of the Grand Pas (Minkus / Petipa)
Contemporary variation: Out of Breath (Bosso / Deleur)


301 - Xu Jingyi - 17/3
China
The Secondary Dance School Attached to Beijing Dance Academy, China
Classical variation: Don Quixote , variation of Dulcinea (Minkus / Petipa)
Contemporary variation: Becomings (one pointed shoes) (Richter / McGregor)


303 - Galvao Carolyne - 17/5
Brazil
Itego Basileu França, Brazil
Classic variation:Classical Grand Pas (Gsovsky / Auber)
Contemporary Variation: Chroma (Talbot / McGregor)


203 - Moriwaki Takayuki - 15/8
Japan
Koike Ballet Studio, Japan
Classical variation: Coppelia , variation of Frantz (Delibes / Saint-Léon
Contemporary variation: Out of Breath (Bosso / Deleur)


125 - Teng Ronger - 16/2
China
The Secondary Dance School Attached to Beijing Dance Academy, China
Classical variation: Paquita , 1st variation of the pas de trois (Minkus / Petipa)
Contemporary variation: Furia Corporis (Beethoven / Bigonzetti)


416 - Bareman Lukas - 18/10
Belgium
Ballettschule Theater Basel, Switzerland
Classic variation: La Bayadère , variation of Solor (Minkus / Petipa)
Contemporary variation: Becomings (gender neutral solo) (Richter / McGregor)


206 - Yerg Makani - 16/0
United States
City Dance Conservatory, USA
Classical variation: Napoli , first variation of six (Helsted / Bournonville)
Contemporary variation: Out of Breath (Bosso / Deleur)


115 - Yang Irene - 15/8
Canada
Academy of Ballet and Jazz, School of Canadian Ballet Theater, Canada
Classical variation:Don Quixote , variation of Cupid (Minkus / Petipa)
Contemporary variation: Touch, Feel, Sense (Zimmer / Deleur)


412 - Aranda Maidana Angel Miguel Angel - 18/6
Paraguay
Brussels International Ballet School, Belgium
Classic variation: Paquita , variation of the Grand Not (Minkus / Petipa)
Contemporary variation: Plan to B (Biber / Elo)


112 - Park Hanna - 15/5
South Korea
Sunhwa Arts Middle School, South Korea
Classic variation: La Bayadère , 3rd variation (Minkus / Petipa)
Variation contemporary: 1st Flash , solo 1 (Sibelius / Elo)


210 - Snyder Eric - 16/10
USA
Yuma Ballet Academy, USA
Classical variation: Swan Lake , 1st variation of the pas de trois (Tchaikovsky / Petipa)
Contemporary variation: Out of Breath (Bosso / Deleur)


310 - Oki Aina - 18/0
Japan
John Cranko Schule, Germany
Classical variation: Raymonda , variation of the Dream Table (Glazunov / Petipa)
Contemporary variation: Touch, Feel, Sense (Zimmer / Deleur)


126 - Misseldine Chloe - 16/3
United States United
Orlando Ballet School, USA
Classical variation: La Bayadère, 3rd variation (Minkus / Petipa)
Contemporary variation: Solo for Diego (Theodorakis / Wherlock)


413 - Loricchio Davide - 18/7
Italy
Vaganova Ballet Academy, Russia
Classical variation: Grand Pas classical (Gsovsky / Auber)
Contemporary variation: Out of Breath (Bosso / Deleur)


134 - Guo Wenjin - 16/8
China
Shanghai Dance School, China
Classical variation: Don Quixote , Cupid variation (Minkus / Petipa)
Contemporary variation: Rossini's solo Rossini / Bigonzetti


313 - Nam Minji - 18/5
South Korea
Princess Grace Academy, Monaco
Classical variation: Paquita , main variation (Minkus / Petipa)
Contemporary variation: Becomings (on pointe shoes) (Richter / McGregor)


201 - Carmeci Finnian - 15/2
United States
School of Oregon Ballet Theater, USA United
Classical Variation: The Evil Girl , variation of Colas (Herold / Gorsky)
Contemporary Variation: Solo for Diego (Theodorakis / Wherlock)


135 - Gelfer-Mundl Aviva - 16/10
United States
V & T Classical Ballet & Dance Academy, United States, Canada National Ballet School
Classical variation: Paquita, 1st variation of the pas de trois (Minkus / Petipa)
Contemporary variation: Touch, Feel, Sense (Zimmer / Deleur)


407 - Wagman Shale - 17/9
Canada
Princess Grace Academy, Monaco
Classical variation: Don Quixote , variation of Basilio (Minkus / Petipa)
Contemporary Variation: Chroma (Talbot / McGregor)


309 - Zhao Xinyue - 17/11
China
The Secondary School Of Beijing Dance Academy, China
Classical Variation: Grand Pas Classical (Gsovsky / Auber)
Contemporary Variation: Becomings (gender neutral solo) (Richter / McGregor)


207 - Lee Junsu - 16/1
South Korea
Yewon School, South Korea
Classical Variation: The Unguarded Girl Variation of Colas (Hérold / Gorsky)
Contemporary Variation: Furia Corporis (Beethoven / Bigonzetti)

4日の中継の模様

2018/02/02

ロイヤル・バレエ「冬物語」のリハーサル中継

ロイヤル・バレエの「冬物語」(クリストファー・ウィールドン振付)のリハーサルの中継が、ロイヤル・オペラハウスのYouTubeチャンネルで行われていました。

http://www.roh.org.uk/news/watch-live-rehearsals-for-the-royal-ballets-the-winters-tale-on-30-january-2018

生で視聴するには深夜で厳しい時間でしたが、その録画を視聴することができます。

こちらの映像ですが、冒頭(最初の10分間は何も流れませんので、10分後)に、クリストファー・ウィールドンに指導される金子扶生さん(ヒロイン、ハーマイオニー役)、1時間5分過ぎに、パーディータ役の高田茜さんが指導される映像があり、大変興味深いものです。32分過ぎには、ポーリーナ役のティアニー・ヒープも指導を受けています。

「冬物語」は英国ロイヤル・オペラハウスシネマシーズンで、映画館上映されます。

_artists_of_the_royal_ballet_in_ch

http://tohotowa.co.jp/roh/movie/winter.html

北海道 ディノスシネマズ札幌 2018/4/21(土)~2018/4/27(金)
宮城 フォーラム仙台 2018/4/21(土)~2018/4/27(金)
東京 TOHOシネマズ日本橋 2018/4/20(金)~2018/4/26(木)
東京 イオンシネマ シアタス調布 2018/4/20(金)~2018/4/26(木)
千葉 TOHOシネマズ流山おおたかの森 2018/4/20(金)~2018/4/26(木)
神奈川 TOHOシネマズららぽーと横浜 2018/4/20(金)~2018/4/26(木)
愛知 TOHOシネマズ名古屋ベイシティ 2018/4/20(金)~2018/4/26(木)
京都 イオンシネマ京都桂川 2018/4/20(金)~2018/4/26(木)
大阪 大阪ステーションシティシネマ 2018/4/20(金)~2018/4/26(木)
神戸 TOHOシネマズ西宮OS 2018/4/20(金)~2018/4/26(木)
福岡 中洲大洋映画劇場 2018/4/21(土)~2018/4/27(金)

【振付】クリストファー・ウィールドン
【音楽】ジョビー・タルボット
【指揮】アロンドラ・デ・ラ・パーラ
【出演】ローレン・カスバートソン(ハーマイオニー)
エドワード・ワトソン(リオンディーズ)
サラ・ラム(パーディタ)
スティーヴン・マックレー(フロリゼル)
ラウラ・モレーラ(ポーリーナ)
(2018年2月28日収録予定)

シェイクスピアの愛と喪失の戯曲「冬物語」をもとにしたドラマティックなバレエ。親友と自分の愛する妻の不貞を疑った王リオンディーズは、妻の生んだ赤ん坊を遠くへと追いやってしまうが――。

ドラマティック・バレエの傑作で、出演者は、こちらのリハーサル中継とは違いますが、ロイヤル・バレエのトッププリンシパルが揃って優れた演技力を見せてくれます。ジョビー・タルボットによる音楽も美しく躍動感があり、深い感動が待っている作品です。細かい表情まで観ることができる映画館の大画面でどうぞ。

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2018/02/01

Bright Step 2018 7/30開催

今年も"Bright Step 2018"が開催されます。

今年で4回目の公演となるこの公演、海外で活躍する若手ダンサーがたくさん観られる、充実のガラ公演です。昨年観ましたが、出演者のクオリティが高く、またここでしか観られないような作品も観られて、とても楽しかったです。
手作り感があるところも、好感が持てました。4回も続いているのは素晴らしいことです。
https://www.facebook.com/bright.step.project/photos/a.353318684861248.1073741829.351557865037330/748118615381251/

今年も、昨年のモスクワ国際コンクールでメダルを受賞した大川航矢さん、寺田翠さんを始め、ハンブルク・バレエの「ドン・キホーテ」で初日のキトリを踊った菅井円加さん、主催の西島勇人さん、ウィーン国立バレエの来日公演にも出演する芝本梨花子さんなど、魅力的なダンサーがたくさん出演します。


日時: 2018年7月30日(月) 開演 19:00 開場 18:30    
会場: メルパルク東京ホール
東京都港区芝公園2-5-20

料金: S席6,000円 A席4,500円 B席3,000円 C席1,500円

購入方法: カンフェティにてインターネット販売
https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=44581&

チケット発売日:2018年2月1日(木)

お問合せ先:
カンフェティ・チケットセンター 【TEL】0120-240-540 (平日10:00〜18:00)

Bright Step 【E-mail】bright.step.project.ticket@gmail.com

予定出演者:

石川まどか (ドイツ州立ライプツィヒ・バレエ団)
石田浩明 (スウェーデン王立バレエ団)
大川航矢 (タタールスタン国立歌劇場バレエ団)
奥村彩 (オランダ国立バレエ団)
加藤三希央 (ロイヤルフランダースバレエ団)
刈谷円香 (ネザーランド・ダンス・シアター)
佐々晴香 (スウェーデン王立バレエ団)
芝本梨花子 (ウィーン国立歌劇場バレエ団)
菅井円加 (ドイツ州立ハンブルグ・バレエ団)
関野海斗 (ルーマニア国立シビウバレエ団)
高橋裕哉 (ハンガリー国立バレエ団)
寺田翠 (タタールスタン国立歌劇場バレエ団)
西島勇人 (ロシア国立バレエ・モスクワ)
升本結花 (オランダ国立バレエ団ジュニアカンパニー)
山田翔 (オランダ国立バレエ団)
山本勝利 (ドイツ州立アウグスブルグバレエ団)


海外で活躍している若手日本人ダンサーの「言葉」 「踊り」 「エネルギー」 を、聞いて、観て、感じてほしい。そして、一人でも多くの人の頑張る力の原点となり、希望への支えとなるパワーを届けたい!皆様と様々な形で触れ合い、共に前へ進み、共に夢へ向かって歩んでいきたい!そんな思いを込めたプロジェクトが"Bright Step" です。
代表 西島勇人 (ロシア国立バレエ・モスクワ)

パリ・オペラ座バレエ2018―19シーズン 正式発表

パリ・オペラ座バレエ2018―19シーズンが正式に発表されました。

https://www.operadeparis.fr/saison-18-19/ballet

発表の模様はYouTubeで生中継された他、ダンサーによるフォーサイス作品のパフォーマンスもありました。


基本的に以前お知らせした定期会員へのお知らせと同じ内容ですが、2019-20シーズンの最初の方の予定も発表されています。

Guest Company: Martha Graham Dance Company (3-8 September)
ゲスト・カンパニー マーサ・グラハム舞踊団

Decadance (Ohad Naharin) (25 September-19 October)
「デカダンス」(オハッド・ナハリン)

Opening Gala (September 27)
オープニング・ガラ

Tribute to Jerome Robbins ( Afternoon of a Faun , Glass Pieces , Fancy Free , A Suite of Dances ) (October 27-November 14)
ジェローム・ロビンスへのオマージュ(「牧神の午後」「グラス・ピーセズ」「ファンシー・フリー」「ダンス組曲」)

Cinderella (November 26-January 2)
「サンドリヨン」(シンデレラ、ヌレエフ振付)

The Lady of Camellias (November 30-January 3)
「椿姫」(ノイマイヤー)

Demonstration of the Dance School (December 8-23)
パリ・オペラ座学校公演

Swan Lake (February 16-March 15)
「白鳥の湖」(ヌレエフ)

Goecke ( creation) / Lidberg ( Les Noces ) / Cherkaoui ( Faun ) (February 5-March 2)
マルコ・ゲッケの新作、ポンタス・リドバーグの新作「結婚」、シディ・ラルビ・シェルカウイの「牧神」

Invited company: Rosas (March 8-14)
ゲスト・カンパニー ローザス

Dance School Show (March 29-April 4)
パリ・オペラ座学校公演

Leon-Lightfoot ( Sleight of Hand ) + Speak for Yourself ) / Van Manen ( Three Gnossiennes ) (April 18-May 18)
ポール・ライトフット&ソル・レオン「Sleight of Hand」 + 「Speak for Yourself」、ハンス・ファン=マネン「3つのグノシェンヌ

Iolanta / The Nutcracker (19-24 May)
「イオランタ/くるみ割り人形」(アーサー・ピタ、エドゥアール・ロック&シディ・ラルビ・シェルカウイ)

Mats Ek (2 creations: Another Place (Liszt) + Boléro (Ravel)) (June 22-July 14)
マッツ・エック新作2本「Another Place」 と「ボレロ」

Tree of Codes (July 1-4)
Tree of Codes(ウェイン・マクレガー振付、ウェイン・マクレガー・カンパニーとの共同上演)


William Forthyse / Hiroshi Sugimoto September 20th to October 17th, 2019 ガルニエ
ウィリアム・フォーサイスのBlake Works Iと写真家の杉本博司による新作。
杉本の新作At the Hawk's Wellは、振付はアレッシオ・シルヴェストリン、音楽は池田亮司

Crystal Pite October 26 to 28, 2019
クリスタル・パイト新作
オペラ座に振付けた「The Season's Canon」がブノワ賞を受賞した、最も注目される女性振付家クリスタル・パイトが、新作を振付けます。


3月の「白鳥の湖」公演が終わった後には、シーズン終わりまで全部コンテンポラリー作品という選択。このプログラミングに対して、現地ではあまり芳しい反応はありません。やはり古典作品の上演があまりにも少なくてコンテンポラリーに偏っていることと、フランス人の振付家による作品がないこと、オペラ座の伝統であるリファールやプティ、ベジャールの作品がないこと。2019-20シーズンにはクリスタル・パイトの新作が予定されていますが、2018―19シーズンには女性振付家による新作はありません。(新作でなければ、マーサ・グラハムの作品、そしてポール・ライトフットとソル・レオンの合作がありますが。(ソル・レオンは女性)

フランスでは、フランス・バレエの伝統を無視しているように思われるこのレパートリーに対して、改善するようにという署名活動も起こっています。
https://www.mesopinions.com/petition/art-culture/defense-repertoire-tradition-opera-paris/38922

New York Timesの記事 (主にオペラについて)
https://www.nytimes.com/2018/01/30/arts/music/ivo-van-hove-paris-opera.html

ステファン・リスナー総裁によると、昨シーズンはオペラ座のチケットの売り上げは7300万ユーロで黒字となっており、また動員率も91%で7%上がっています。またオペラ座の観客の平均年齢は45歳だそうです。

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