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2018年1月

2018/01/30

WOWOW バレエ関連番組2月放送予定

最近バレエ関係の番組にとても力を入れているWOWOW。2月も、とても充実したラインアップです。

特に、モーリス・ベジャール関連の番組がたくさん放映されるので、ファンの方は必見です。中でも、昨年11月、ベジャールの命日に東京で開催された、「ベジャール・セレブレーション」の放映は見逃せません。
モーリス・ベジャール没後10年&カンパニー来日50周年記念!

2月1日(木)

君はベジャールをみたか 午後4:00
バレエ界の巨匠、フランスの振付家モーリス・ベジャール。ダンスに愛と革命をもたらしたカリスマの没後10年。すべてのバレエファンにささぐ記念碑的バレエ番組。

ベジャールの「ザ・カブキ」東京バレエ団ミラノ・スカラ座公演 午後5:00
20世紀バレエ界を代表するモーリス・ベジャールが、忠臣蔵をもとに東京バレエ団とともに創作したバレエ。世界中で高い評価を受けた作品の、ミラノ・スカラ座での公演。


ベジャール・バレエ・ローザンヌ 80分間世界一周 よる7:15
現代バレエ界の巨匠M・ベジャールの死後間もない2008年2月。彼の遺志を受け継ぎ完成し、披露された遺作「80分間世界一周」のバレエ公演を丸ごと収録した映像作品。

バレエ☆プルミエール#3 よる9:00
初めて触れる人から熱狂的なファンまで、バレエに心惹かれるすべての人に贈る。これまでの歴史やこれからの潮流を知ることができるバレエ好き必見の情報番組


2月3日(土)


マチュー・ガニオ パリ・オペラ座の頂
 午前9:00
パリ・オペラ座の“顔”として全世界から注目を集めるバレエダンサー、マチュー・ガニオの魅力に迫る必見のドキュメンタリー。マレーネ・イオネスコ監督作品。子供時代の貴重な映像から、イザベル・シアラヴォラ、母ドミニク・カルフーニ、ドロテ・ジルベールなども登場して大変興味深く、ファンにはたまらない映像ばかりです。


バレエ☆プルミエール#4 よる6:30
#4には、新国立劇場バレエ団プリンシパルの福岡雄大さんがゲスト出演します。

ベジャール・セレブレーション 特別合同ガラ よる7:00 (初回放送)
天才振付家ベジャールの命日に上演された特別公演を撮り下ろし。モーリス・ベジャール・バレエ団と東京バレエ団が彼の名作の数々を踊る、劇場の熱気をそのまま届ける。
今回は第2部を放映。(プログラム内容はこちら
ベジャールの手掛けた名作、名振り付けをえりすぐってジル・ロマンが構成した特別合同ガラ。モーリス・ベジャール・バレエ団と東京バレエ団のダンサーが共演する。ベートーベンの壮大な交響曲に乗せたダンス、アフリカ音楽に乗せた原初の愛の儀式を思わせる「ヘリオガバル」、終末を迎える都市で人々が愛を確かめ合う「わが夢の都ウィーン」、インドの神が熱く舞う「バクチIII」など、めくるめくベジャール・ワールドが兄弟カンパニーによって繰り広げられる。

なお、ベジャール・セレブレーションの第一部、「テム・エ・ヴァリアシオン」も3月11日(日)17:00に放送予定です。
http://www.wowow.co.jp/detail/112199

2018/01/27

ローザンヌ国際バレエコンクール、中継スケジュール

いよいよ1月29日より、ローザンヌ国際バレエコンクールが始まります。

https://www.prixdelausanne.org/

今回から参加年齢の下限を従来の15歳から14歳6カ月に引き下げられて、「ジュニア部門」と「シニア部門」も導入されました。

今年もネット中継が行われます。
ARTE Concertの中継サイトhttps://www.arte.tv/fr/videos/RC-014432/prix-de-lausanne/
と ローザンヌ国際バレエコンクールの公式サイトにて

1月29日 23:00~24:30 (以下日本時間) 男子クラシックシニア通し稽古、女子クラシック通し稽古、ジュニアコンテンポラリークラス
1月30日 23:00~24:30 ジュニアコンテンポラリーヴァリエーション指導
1月31日 23:00~24:30 男子ジュニア、シニア、コンテンポラリー通し稽古
2月 1日 23:00~24:30 女子ジュニア、シニア、コンテンポラリー通し稽古
2月 2日 17:30~20:45 準決勝 ジュニア (14歳6か月~16歳)
       22:30~25:00 準決勝 シニア (17~18歳)
       27:00       結果発表
2月 3日 23:00~26:00 決勝

日本からの出場者は以下のみなさん

本多優衣子(ほんだ・ゆいこ) メザミバレエスタジオ
梯幹矢(かけはし・みきや) スイス、バーゼル劇場バレエ学校 Swiss Infoの記事
宮原詩音(みやはら・しおん) ポルトガル国立コンセルヴァトワール
森脇崇行(もりわき・たかゆき) 小池バレエスタジオ
長末 春(ながすえ・しゅん) Yoko Kurata Ballet Studio
大岩詩依(おおいわ・しえ)  鎗田優バレエスクール
大木 愛菜(おおき・あいな) ドイツ、ジョン・クランコ・スクール
立花乃音(たちばな・のん) アイコ・シーマンバレエスタジオ
宇田 美久(うだ・みく) 森高子バレエ教室

10名が進出していましたが、一人辞退し、男子2人、女子7人の合計9人となったそうです。

梯幹矢さんのレッスン風景

韓国の予選通過者20人のうち13人は、Sunhwa Arts School(ソウル)の中・高等部在籍者だそうです。

大岩詩依さんは、昨年の横浜バレエフェスティバル2017のオーディションで選ばれて、公演に出演しました。

ワガノワ・アカデミーの生徒
Davide Loricchio (イタリア)
Ervin Zagidullin (ロシア)
も出場します。

ワガノワ・アカデミーといえば、入団2年目で「白鳥の湖」のオデット/オディールに抜擢されたボリショイ・バレエのアリョーナ・コヴァリョーワも、2016年にローザンヌ国際バレエコンクールに出場していますが、決勝には進出できませんでした。その年のもう一人のワガノワの生徒、Laura Fernandezは決勝に進出し(スカラシップも受賞しましたが、マリインスキー・バレエに入団が決まっていたため辞退)、ベスト・スイス賞を受賞しています。

決勝戦では、結果が発表されるまでの間、マリインスキー・バレエのクリスティーナ・シャプランとザンダー・パリッシュが「ダイヤモンド」のパ・ド・ドゥを踊ります。
https://www.prixdelausanne.org/two-soloists-of-the-mariinsky-theatre-to-perform/

今年のローザンヌ国際バレエコンクール功労賞は、ジャン・クリストフ・マイヨーです。

今年の審査員は、

審査委員長 オランダ国立バレエ芸術監督 テッド・ブランセン
副審査委員長 ジョージア国立バレエ芸術監督 ニーナ・アナニアシヴィリ
ヒューストン・バレエ プリンシパル 加治屋百合子(2000年スカラシップ受賞)
サンフランシスコ・バレエ プリンシパル ダヴィッド・カラペティヤン (1999年スカラシップ受賞)
マンハイムダンスアカデミー校長 ビルギット・カイル
チューリッヒ・ダンス・アカデミー校長 オリヴァー・マッツ
オーストラリア・バレエスクール校長 リサ・パヴァーン
ナショナル・バレエ・オブ・カナダ 芸術監督補 クリストファー・ストウエル
デミス・ヴォルピ 振付家、オペラ演出家 


今年から、以下の学校とカンパニーがパートナーとなりました。

<学校>
パリ・オペラ座学校 (フランス)
遼寧バレエ学校 (中国)
オスロ国立芸術アカデミー (ノルウェイ)

<カンパニー>
遼寧バレエ (中国)
タルサ・バレエ (米国)
ノルウェイ国立バレエ (ノルウェイ)

そして最後に、今年からクラウドファンディングキャンペーンが始まりました。
https://www.indiegogo.com/projects/prix-de-lausanne-2018-audience-favourite-prize-dance#/
観客賞は、ネット視聴者もARTEのサイトを通してネットで投票できます。そして、観客賞を受賞したダンサーの、スカラシップ先への旅費や諸経費に寄付ができるようになります。多くの場合、スカラシップを受賞したダンサーも、留学するための経費が掛かるために、自身でクラウドファンディングを行うことになることがあるためです。20ユーロから寄付が可能です。

マリインスキー・バレエの来日公演2018年11~12月(ガラ公演アップデートあり)

マリインスキー・バレエの今年冬の来日公演概要が発表されていました。

http://www.japanarts.co.jp/mariinsky2018/

ガラ公演での、スメカロフ振付による「パキータ」が気になります。

ドン・キホーテ
全3幕
振付(セルバンテスの小説に基づく台本):
アレクサンドル・ゴールスキー/ マリウス・プティパ/ニーナ・アニシモワ/ フョードル・ロプホーフ
上演時間:約3時間(休憩2回含む)

東京文化会館

2018.11.28[水] 18:30 [開場 17:30 / 終演予定時間 21:30]
ヴィクトリア・テリョーシキナ/キミン・キム
2018.11.29[木] 14:00 [開場 13:00 / 終演予定時間 17:00]
アナスタシア・マトヴィエンコ/ティムールアスケロフ
2018.12.5[水] 18:30 [開場 17:30 / 終演予定時間 21:30]
レナータ・シャキロワ/フィリップ・スチョーピン


マリインスキーのすべて

2018.12.2[日] 18:00 東京文化会館[開場 17:00 / 終演予定時間 21:00]

第1部「ショピ二アーナ」
作曲:フレデリック・ショパン  振付:ミハイル・フォーキン  改訂振付:アグリッピーナ・ワガノワ

予定キャスト:オクサーナ・スコーリク/ザンダー・パリッシュ


第2部「マリインスキーの現在(いま) 」
※プログラムは決まり次第お知らせいたします。
予定キャスト:エカテリーナ・コンダウーロワ/ナデージダ・バトーエワ/レナータ・シャキロワ
キム・キミン/コンスタンチン・ズヴェーレフ/フィリップ・スチョーピン 他

第3部「パ・キータ」より グラン・パ
作曲:ルドウィグ・ミンクス  振付:マリウス・プティパ  改訂振付・構成:ユーリ・スメカロフ/ユーリ・ブルラーカ
予定キャスト ヴィクトリア・テリョーシキナ/ティムール・アスケロフ


2018.12.3[月] 18:30 東京文化会館[開場 17:30 / 終演予定時間 21:30]

第1部「ショピ二アーナ」
作曲:フレデリック・ショパン  振付:ミハイル・フォーキン  改訂振付:アグリッピーナ・ワガノワ

予定キャスト:アナスタシア・マトヴィエンコ/フィリップ・スチョーピン

第2部「マリインスキーの現い在ま」
※プログラムは決まり次第お知らせいたします。

予定キャスト:ヴィクトリア・テリョーシキナ/オクサーナ・スコーリク/ナデージダ・バトーエワ
ウラジーミル・シクリャローフ/ザンダー・パリッシュ/キム・キミン 他

第3部「パ・キータ」より グラン・パ
作曲:ルドウィグ・ミンクス  振付:マリウス・プティパ 改訂振付・構成:ユーリ・スメカロフ/ユーリ・ブルラーカ

予定キャスト:エカテリーナ・コンダウーロワ/アンドレイ・エルマコフ

東京文化会館

2018.12.2[日] 18:00 [開場 16:00 / 終演予定時間 20:00]
2018.12.3[月] 18:30 [開場 17:30 / 終演予定時間 21:30]


白鳥の湖

全3幕
振付:マリウス・プティパ/レフ・イワーノフ  改訂振付:コンスタンチン・セルゲーエフ
上演時間:約3時間15分(休憩2回含む)
東京文化会館

2018.12.6[木] 18:30 [開場 17:30 / 終演予定時間 21:45]
ヴィクトリア・テリョーシキナ/ウラジーミル・シクリャローフ
2018.12.7[金] 18:30 [開場 17:30 / 終演予定時間 21:45]
エカテリーナ・コンダウーロワ/ティムール・アスケロフ
2018.12.8[土] 12:00 [開場 11:00 / 終演予定時間 15:15]
ナデージダ・バトーエワ/キミン・キム
2018.12.8[土] 18:00 [開場 17:00 / 終演予定時間 21:15]
オクサーナ・スコーリク/ザンダー・パリッシュ
2018.12.9[日] 14:00 [開場 13:00 / 終演予定時間 17:15]
アナスタシア・マトヴィエンコ/ウラジーミル・シクリャローフ

お申込み・販売日程
3演目(S・A・B券)セット券

※セット券ご購入の皆さまには、公演当日に、プログラムを無料進呈

①夢倶楽部ネット会員 WEB 選考抽選販売
お申込期間:2月9日(金)10:00~2月13日(火)17:00
結果配信:2/19(月)夜

②夢倶楽部会員 TEL お申込:ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
受付開始日:2月25日(日)10:00~

③ジャパン・アーツぴあネット会員
お申込期間:3月2日(金)10:00~3月6日(火)23:00
結果配信:3/12(月)夜

④一般発売 3月17日(土)10:00~ WEB
TEL:ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040

単券の発売日程

①夢倶楽部ネット会員
受付開始日:2月24日(土)10:00~

②夢倶楽部会員 TEL お申込:ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
受付開始日:2月25日(日)10:00~

③ジャパン・アーツぴあネット会員
受付開始日:3月14日(水)10:00~


④一般発売 3月17日(土)10:00~ WEB
TEL お申込:ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040

8月「ロイヤル・エレガンスの夕べ2018」公演

2012年に第一回公演、2014年には第2回公演が行われた、ロイヤル・バレエのトップダンサーたちによる「ロイヤルエレガンスの夕べ 」が今年8月末に帰ってきます。

http://royalelegancenight.com/index.html

出演者が大変豪華です。今までのロイヤル・エレガンスの夕べの中でも一番プリンシパルが揃っているかもしれません。
http://royalelegancenight.com/japanese/dancers.html

ラウラ・モレーラ
ローレン・カスバートソン
高田茜
ヤスミン・ナグディ
平野亮一
ワディム・ムンタギロフ
アレクサンダー・キャンベル (以上、ロイヤル・バレエ プリンシパル)
マシュー・ボール (ロイヤル・バレエ ファーストソリスト)
ジョセフ・シセンズ (ロイヤル・バレエ アーティスト)
リカルド・セルヴェラ (ロイヤル・バレエ 元ファーストソリスト、現バレエマスター)

ロイヤル・エレガンスの夕べ
http://royalelegancenight.com/japanese/tickets.html

2018年8月30日(木)19:00
2018年8月31日(金)19:00
2018年9月1日(土)12:30

会場
めぐろパーシモンホール 開場は開演時間の45分前

入場料
S席:¥13,800(税込)A席:¥11,800(税込)

グループ予約
10人以上のグループの方には、10%オフでチケットを購入していただけます。また、公演直前のトークショーとバックステージツアーにもグループでご予約いただけます。

予約開始:2018年3月31日(土)10:00am

チケット発売所

Confetti(カンフェティ)
▼ご予約後、予約有効期間内にセブン-イレブン店頭レジにてチケットをお受け取りください。
※クレジットカード決済を選択された場合、お申込み4日後より発券可能となります。

WEB予約 http://confetti-web.com/
▽ご予約前に、お得な公演チケットサイト「カンフェティ」への会員登録(無料)が必要となります。

電話予約 カンフェティチケットセンター 0120-240-540(受付時間 平日10:00~18:00)
▽お電話でのご予約の場合、会員登録は不要です。※カンフェティポイントは付きません。

2018/01/26

VOGUE JAPANで「ル・グラン・ガラ 2018」のオニール八菜さん、ジェルマン・ルーヴェ、ユーゴ・マルシャン インタビュー掲載

「ル・グラン・ガラ」のリハーサル潜入レポートマチュー・ガニオとドロテ・ジルベールのインタビューに続き、

オニール八菜さん、ジェルマン・ルーヴェ、ユーゴ・マルシャンにインタビューさせて頂きました。

オニール八菜さんは、忙しい毎日を乗り切るコツ、ジェルマン・ルーヴェは勅使川原三郎作品のクリエーションへの参加や好きな音楽、映画について、ユーゴ・マルシャンは2月に主演する「オネーギン」の準備、昨年の怪我の克服など幅広く語ってくれています。そしてそれぞれが、ダンスは自分にとってどのようなものなのか、ということについても。
リハーサルレポ同様、井上ユミコさんによる美しい写真もぜひご覧ください。


また、ル・グラン・ガラで上演された「トリスタンとイゾルデ」「ヴェーゼンドンク歌曲集」を振付けたジョルジオ・マンチーニのインタビューも行いました。

https://www.vogue.co.jp/lifestyle/interview/2018-01-20

本当に、これからはオニール八菜さん、ジェルマン・ルーヴェ、ユーゴ・マルシャンがパリ・オペラ座だけでなく、世界のバレエ界を引っ張っていく、輝かしいスターになることを実感しましたね。

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(c)瀬戸秀美

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(c)瀬戸秀美

2018/01/25

2/2~4 平山素子(ダンス)×加藤訓子(パーカッション)「DOPE」彩の国さいたま芸術劇場にて

かつてベルギーのアンサンブル イクトゥスのメンバーとして、ダンスカンパニー ローザスとも活動を共にし、ライヒ自身からも絶賛を受けるパーカッショニストの加藤訓子さんと、「春の祭典」や「ボレロ」などの数々の名曲に挑み、独特の音楽世界をダンス作品として発表してきた平山素子さんが、スティーヴ・ライヒの初期代表作「ドラミング」に、音楽とダンス、1 対 1 で対峙した舞台作品を愛知と埼玉で発表します。

すでに愛知公演は完全にソールドアウトで、当日券は一枚も出ないとのこと。この作品に対する期待の大きさがわかるというものです。

特設サイト http://dope2018.info/wp/
彩の国さいたま芸術劇場
http://www.saf.or.jp/arthall/stages/detail/4164

平山素子さんは、スヴェトラーナ・ザハロワに提供され、彼女のお気に入りの作品として世界中のガラ公演で踊られている「Revelation」を振付け、またフィギュアスケーターの村上佳菜子さんやシンクロナイズド・スイミング日本代表チームにも振付作品を提供していることで広く知られています。

今回演奏される「ドラミング」は、世界初の「ライブソロ+テープ」でマルチトラックのオーバーダブ(*多重録音の手法)による加藤訓子の演奏と録音による新たなスタイルで完成される作品であり、ダンス作品としても「日本発!ドラミング」として上演されるものとなります。

ダンス作品としては、ベルギーのダンスカンパニー「ローザス」による群舞がマスターピースとしてよく知られていますが、今回は平山完全オリジナルによるソロパフォーマンスでのチャレンジとなります。特徴となるのは、自身に振付を行うにあたり、その検証作業のために、イリ・キリアン率いるネザーランド・ダンスシアターI初の日本人ダンサーとして活躍した小㞍健太さんがクリエイションに参加していることです。平山さんのソロ公演ではあるものの、一度、小㞍さんに振付を行い、それを検証した後、自身に再振付を行うという新たな試みを行っています。

そんな二人が今回の共演に選んだ作品のタイトルは「DOPE」。音楽用語でもあるこの言葉は、麻薬のような恍惚とした危うい世界観を想起させるもの。すでにその世界でトップを走るようになった音楽家と舞踊家の二人が向かい合うそれぞれの創作、そして本番のパフォーマンス。それは、目眩く危険な香りのする魅惑的な世界となることでしょう。

DOPEについての平山素子さんのインタビュー
愛知芸術情報センター情報誌AAC(加藤訓子さんとの対談)
http://www.aac.pref.aichi.jp/aac/aac94/HTML5/sd.html#/page/2

「埼玉アーツシアター通信」No.72
P.9 平山素子(ダンス)×加藤訓子(パーカッション)『 DOPE』平山素子 Interview 聞き手 唐津絵理さん(愛知県芸術劇場プロデューサー)
http://saf.or.jp/press/2017/072/?_fsi=8mwv9dqk

唐津絵理さんのインタビュー記事。日本でのコンテンポラリーダンスの現状がよくわかる、大変興味深いものです。
https://www.cinra.net/interview/201801-dope

<公演情報>

2018年
2月2日(金)19:30
2月3日(土)14:00★
2月4日(日)14:00★
 
※開場は開演の30分前
※演出の都合により、開演時間に遅れますと公演中の入場を制限させていただくことが
 あります。また再入場できない場合がありますので予めご了承ください。
★託児サービスあり(要予約)

会場
彩の国さいたま芸術劇場 小ホール

演出・振付・ダンス:平山素子
音楽監督・演奏:加藤訓子
音楽:スティーヴ・ライヒ「ドラミング」(1971年)

アート・ディレクション:遠藤豊(ルフトツーク)
振付検証:小㞍健太
舞台監督:鈴木康郎
照明:岩品武顕(彩の国さいたま芸術劇場)
音響:寒河江ユウジ
衣裳:エヴゲーニャ・シャリモワ
宣伝美術:TAKAIYAMA inc
プロダクション・マネージャー:世古口善徳(愛知県芸術劇場)
プロデューサー:唐津絵理(愛知県芸術劇場)

チケット取扱い:
アルファルファ オンラインチケット http://alfalfalfa.net/
カンフェティチケットセンター 0120-240-540(平日 10:00~18:00)
チケットぴあ 0570-02-9999[P コード:481-386] http://pia.jp/
SAF チケットセンター 電話 0570-064-939(休館日を除く 10:00~19:00)
SAF オンラインチケット https://www.ticket.ne.jp/saf/

なお、4月7日に開催されるNHKバレエの饗宴 2018にて平山素子さんの新作が初演されます。
アンリ・ディティユーのメタボールを使用した新作『Chimaira/キマイラ』。出演 は小尻健太さん、鈴木竜さん、堀田千晶さん、そして平山素子さんです。チケットは1月27日発売です。

スティーヴ・ライヒ:ドラミングスティーヴ・ライヒ:ドラミング
スティーヴ・ライヒと音楽家達

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2018/01/23

NHK-BSプレミアム プレミアムシアター 2/19にロイヤル・バレエ「ウルフ・ワークス」放映

NHK-BSプレミアム プレミアムシアターの2月19日(月)【2月18日深夜(日)深夜】午前0時00分~より、

ロイヤル・バレエの「ウルフ・ワークス」とシュツットガルト・バレエの「ロミオとジュリエット」の放映があります。

(ロミオとジュリエットは再放送)

http://www4.nhk.or.jp/premium/

英国ロイヤル・バレエ「ウルフ・ワークス」

<演 目>
バレエ「ウルフ・ワークス」(3部作)
原作:ヴァージニア・ウルフ
振付:ウェイン・マクレガー
音楽:マックス・リクター

<出 演>
「今の私 かつての私」(「ダロウェイ夫人」から)
アレッサンドラ・フェリ
フェデリコ・ボネッリ
ギャリー・エイヴィス
フランチェスカ・ヘイワード
ベアトリス・スティックス・ブルネル
エドワード・ワトソン
高田 茜
カルヴィン・リチャードソン

「形成」(「オーランドー」から)
ギャリー・エイヴィス
マシュー・ボール
カルヴィン・リチャードソン
フランチェスカ・ヘイワード
ポール・ケイ
サラ・ラム
スティーヴン・マックレー
ナターリア・オシポワ
ベアトリス・スティックス・ブルネル
高田 茜
エリック・アンダーウッド
エドワード・ワトソン

「火曜日」(「波」から)
アレッサンドラ・フェリ
フェデリコ・ボネッリ
サラ・ラム
アクリ瑠嘉
カミール・ブラッカー
マイカ・ブラッドバリー
デーヴィッド・ドネリー
ベンジャミン・エラ
ケヴィン・エマートン
イザベラ・ガスパリーニ
ソロモン・ゴールディング
ハンナ・グランネル
ターニ・ヒープ
ミーガン・グレイス・ヒンキス ほか

収録:2017年2月8日

英国ロイヤル・バレエシネマシーズン2016/17で映画館上映された作品です。観た時の私の感想はこちらです。
http://dorianjesus.cocolog-nifty.com/pyon/2017/03/201617-5581.html


シュツットガルト・バレエ「ロメオとジュリエット」
<演 目>
バレエ「ロメオとジュリエット」(全3幕)
原作:ウィリアム・シェークスピア
振付:ジョン・クランコ
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ

<出 演>
ジュリエット:エリサ・バデネス
ロメオ:デーヴィッド・ムーア
ジュリエットの乳母:マリシア・ハイデ
キャピュレット公:リード・アンダーソン
パリス公:ロマン・ノヴィツキー
シュツットガルト・バレエ団

<管弦楽>シュツットガルト国立歌劇場管弦楽団
<指 揮>ジェームズ・タグル

収録:2017年4月29・30日、5月2日 シュツットガルト国立歌劇場(ドイツ)

3つの世界:ウルフ・ワークス(ヴァージニア・ウルフ作品集)より3つの世界:ウルフ・ワークス(ヴァージニア・ウルフ作品集)より
マックス・リヒター リヒター(マックス)

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VOGUE JAPANで「ル・グラン・ガラ 2018」ドロテ・ジルベール、マチュー・ガニオのインタビュー掲載

先日、「ル・グラン・ガラ」のリハーサル潜入レポートが掲載されたとお知らせをしました。
https://www.vogue.co.jp/lifestyle/culture/2018-01-10-2

引き続きリハーサル映像、ドロテ・ジルベール、マチュー・ガニオのインタビューが掲載されましたので、お知らせします。

ドロテ・ジルベール、マチュー・ガニオのインタビュー記事
https://www.vogue.co.jp/lifestyle/interview/2018-01-23

リハーサル映像
https://www.vogue.co.jp/videos/celebrity/VJ102-legrandgala-2018-01_ORIG_Rehearsal

マチュー・ガニオは、「ル・グラン・ガラ」で踊った「トリスタンとイゾルデ」を始め、パリ・オペラ座での勅使川原三郎さんの新作「Grand Miroir」のクリエイションについて、そして今後のアーティストとしての方向性について、熱く語ってくれました。また、ドロテ・ジルベールは、自身が主演した短編映画「Rise of A Star」(アカデミー賞短編映画部門にプレ・ノミネートされています)や、今後踊りたい役について語ってくれています。幼馴染である二人が、お互いをどれだけ大切なパートナーと思っているのか、ということについても。

引き続き、オニール八菜、ユーゴ・マルシャン、ジェルマン・ルーヴェのインタビューも近日中にアップされますので、今しばらくお待ちくださいね。

ル・グラン・ガラ、パリ・オペラ座の美しいダンサーたちによる、夢のように美しい時間を堪能できた、素敵な公演でした。特にドロテ・ジルベールとマチュー・ガニオの、ベテランエトワールならではの表現力と芸術性にはうっとりさせられましたね。1時間という上演時間を感じさせない、濃密でドラマティックなダンスが繰り広げられました。

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「トリスタンとイゾルデ」 (c)瀬戸秀美

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「ヴェーゼンドンク歌曲集」 (c)瀬戸秀美

うつ病に対する理解を訴える、フランチェスカ・ヘイワードが踊る映像

昨年末に発表されて、ご紹介しようと思いつつ機会を逸していた、非常に美しい動画があります。

ロイヤル・バレエの振付家育成プログラムで学ぶ若手振付家、シャーロット・エドモンズが振付けて、プリンシパル・ダンサーのフランチェスカ・ヘイワードが踊った作品Sink or Swimです。音楽はMatt Dunkleyによるオリジナル・スコアです。

この作品は、水中で撮影されて、うつ病に苦しむ人の葛藤を描くことで、うつ病への理解を深めることを目的にしています。メンタルヘルスの団体 MINDとのコラボレーションで製作されました。

Watch: Underwater dance film explores what it's like living with depression
http://www.roh.org.uk/news/watch-underwater-dance-film-explores-what-its-like-living-with-depression

振付けたシャーロット・エドモンズは、ロイヤル・バレエスクールで学んでいる際に振付家としての才能を発揮し、途中で退学してランベール・スクールを2015年に卒業。2015/16年度のロイヤル・バレエ若手振付家プログラムのアーティストに選ばれました。

エドモンズは語っています。「幼い年齢からバレエを学び、非常に若い時からダンサーとしてのキャリアを始めるバレエダンサーは、成功するために大きなプレッシャーにさらされます。自分自身も周りもがっかりさせたくないからです。アスリートとして、そしてパフォーマーとして、ベストを発揮しようと努力するあまり、ダンサーは自己批判的になります。私がバレエを学んでいた時、深く落ち込んで自己評価や自信を喪失した時がありました。一人で静かに苦しみ、自分のメンタルヘルスについて語ることについては行うべきではないと感じていたのです」

「だからこそ、うつ病への理解を深めることについて、私は情熱を持っているのです。水の上に頭を保ち続けるのが難しいことを認めることは、恥ずかしいことではないのです」

監督のルイス・ジャックにアプローチする前に、エドモンズは、この作品は水中で踊られるべきだというはっきりしたビジョンを持っていました。画家イアン・カンバーランドが描いた、バスタブの中で衣服を身につけた男性が沈んでいる自画像にインスピレーションを得ました。

「衣服を付けたまま水中にいると、身体がとても重く、動くためにもがかなければなりません。どんな動きにもより力を入れなければならず、水面からより深く沈むことを防ぐために、重力と格闘しなければならず、身体が沈んでしまう前に息継ぎをし呼吸することがより難しくなります。この、身体が非常に重い感情を、振付の中に込めたいと思いました」

この動画はBBCのニュースでも紹介されました。

http://www.bbc.co.uk/news/av/uk-england-london-42196220/expressing-depression-through-ballet

フランチェスカ・ヘイワードは、実際にうつ病に苦しむ人々に会って、彼らの感情をいかに表現するかについて知見を得たとのことです。この作品こそが、彼女が誇りを持って観ることができるダンスであると語っています。

「多くの若い人にとって、うつ病というのは理解できないものかもしれません」ヘイワードは語っています。彼女の友人や家族でもうつ病に苦しんだ人がおり、「困難な時に彼らを助けの手を差し伸べることは、私自身のためにうつ病を理解しようとすることでもありました」英国では、うつ病にかかっている若者の4分の3は治療を受けていないとのことです。だからこそ、家族や友人などがうつ病を理解することが大事になってくるとのこと。

そしてエドモンズとルイス・ジャックは、より若い人々が、ダンスというメディア、そしてソーシャルメディアを通してこの映像を観ることによって、うつ病についての理解を深め、話題にしてくれることを期待しています。

2018/01/21

英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン ロイヤル・バレエ『くるみ割り人形』

1月19日から劇場公開が始まっている、英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン ロイヤル・バレエ『くるみ割り人形』、試写で見せて頂きました。

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英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン ロイヤル・バレエは、前回上映された『不思議の国のアリス』がとても興行成績が良く、年明けにアンコール上映も行われました。今回の『くるみ割り人形』も、TOHOシネマズ日本橋では、異例の一日2回上映となっています。

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ピーター・ライト振付のロイヤル・バレエと言えば、定番中の定番。今までも映画館でも何回も上映されており、DVDもロイヤル・バレエだけで3回発売されているほどの人気ぶり。しかし、何回観ても観飽きない名作です。

【振付】ピーター・ライト
【音楽】ピョートル・チャイコフスキー
【指揮】バリー・ワーズワース
【出演】フランチェスカ・ヘイワード(クララ)
サラ・ラム(金平糖の精)
ギャリー・エイヴィス(ドロッセルマイヤー)
スティーヴン・マックレー(王子)
アレクサンダー・キャンベル(ハンス・ピーター/くるみ割り人形)
ニコル・エドモンズ(ねすみの王様)
オリヴィア・カウリー、トーマス・モック、ナタリー・ハリソン、エリコ・モンテス、ハンナ・グレンネル、ケヴィン・エマートン(スペイン)
メリッサ・ハミルトン、リース・クラーク、デヴィッド・ドネリー、テオ・ダブロイル(アラビア)
レオ・ディクソン、カルヴィン・リチャードソン(中国)
トリスタン・ダイヤー、ポール・ケイ(ロシア)
エリザベス・ハロッド、ミーガン・グレース・ヒンキス、マヤラ・マグリ、ロマニー・パジャック(葦笛)
ヤスミン・ナグディ(ローズフェアリー)

最近、2016年に収録されたロイヤル・バレエ『くるみ割り人形』のDVDが発売されました。ローレン・カスバートソンが金平糖の精、フェデリコ・ボネッリが王子ですが、それ以外の主要キャスト、クララ、ハンス・ピーター、そしてドロッセルマイヤーは今回と同じです。しかし今回の映画館上映の見所は、なんといっても金平糖の精のサラ・ラム、そして王子のスティーヴン・マックレーの『くるみ割り人形』での初共演です。この二人は今までも様々なバレエで組んできましたが、なぜか『くるみ割り人形』では初めてだとのことです。

そして、当然ながらこの二人のクラン・パ・ド・ドゥは天上の美しさと幸福感に包まれる、輝かしいものでした。サラ・ラムは昨シーズン大きな怪我に見舞われてしまい、久しぶりに踊る姿を観ることができましたが、ますます輝きを増しています。存在するだけで光り輝き、一つ一つの動きが気品に満ちていて精確。難しいヴァリエーションやコーダも易々と、一つ一つの音符に真珠の粒を当てはめて行くように載せていきます。光を放っているのだけど、同時にとても温かく優しく、クララを包んでくれます。マックレーは、持ち前の超絶技巧、特に伸びやかでスピーディなマネージュ、高速シェネで魅せてくれますが、その中にもやはり気品を保っているところが素晴らしい。そして音楽性は特に見事で、サラ・ラムとのパートナーシップも完璧。天国とはこんな風に見えるんだろうな、と思える美しさと幸福感の中に、ほんの少し哀切さが漂うメロディを聴くと、涙がじわ~とあふれてきます。

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クララ役のフランチェスカ・ヘイワードは、今までも何回か映画館上映の『くるみ割り人形』でクララ役を演じてきましたが、プリンシパルに昇進したこともあり、確実に成長しているのが見えます。全編出ずっぱりの中で闊達に、軽やかに踊る技術もさることながら、クララという少女の様々な想いが手に取るようにわかる演技力も素晴らしく、感情移入しやすい存在です。そして『くるみ割り人形』というバレエ作品の中でも、クララが成長していく様子が伝わり、ラストシーンのハンス・ピーターを見つめる姿にはほんの少しの妖艶さもあります。ちょっと庶民的で親しみやすい感じのハンス・ピーター=くるみ割り人形のアレクサンダー・キャンベルとの相性も良い。

ピーター・ライト振付の『くるみ割り人形』の良さの一つに、雪のシーンや2幕のディヴェルティスマン、花のワルツにもクララとハンス・ピーターが参加することがあります。雪の中を舞い踊るクララの幸福感、お菓子の国で繰り広げられる各国の踊りでも決してお客さんにとどまっているのではなく、一緒に踊ることで物語性を高くして有機的にストーリーがつながっていきます。金平糖の精が、グラン・パ・ド・ドゥを踊る前に温かい微笑みをクララに向けるのも素敵。

そしてロイヤル・バレエの『くるみ割り人形』に決して欠かせないのが、ギャリー・エイヴィスのドロッセルマイヤー。この作品の実際のところの主役は彼です。甥のハンス・ピーターをねずみの王様によってくるみ割り人形に変えられてしまったことから、この物語が始まるわけですから。一挙一動が大きくスタイリッシュで存在感抜群、まるでロックスターのようなギャリーの立ち居振る舞いには惚れ惚れします。彼の指先から舞う金色の紙吹雪が、観客にも素敵な魔法をかけてくれます。今回は日本人ダンサーはあまり出演していませんが、花のワルツでのリード4人の中に、金子扶生さんの美しい姿が確認できました。

ロイヤル・バレエのダンサーたちは皆演技が達者だし、1幕のパーティシーンでも、キャラクターアーティストたちの演技や子役たちの演技が細かくて飽きません。クリスマスツリーが巨大化するスペクタクルも、毎回ワクワクさせられて、いつかは生で、コヴェントガーデンでこの『くるみ割り人形』を観たいという気持ちにさせられます。シームレスな展開で、実によくできた演出です。

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幕間の映像では、指揮者のバリー・ワーズワース、主演のスティーヴン・マックレー、サラ・ラム、芸術監督ケヴィン・オヘアらのインタビューもあり、また初演キャストであるレスリー・コリアがサラ・ラムやスティーヴン・マックレーを指導する様子を観ることもできます。公演前には、フリッツやねずみたちを演じるロイヤル・バレエスクールの生徒である子役たち、彼らを指導するクリストファー・カーのインタビューも。フリッツ役は3人のダンサーが配役されているそうで、この日演じたキャスパー・レンチは昨年に続いてのフリッツ役だそう。

デジタルプログラム(細かい配役、リハーサル映像、写真など) プロモコードFREENUTを入力すること
http://www.roh.org.uk/publications/the-nutcracker-digital-programme

とにかく、以前にも映画館で『くるみ割り人形』を観た人にも、バレエを初めて観る人にも、とても楽しくてキラキラしていて幸福な2時間40分が味わえる劇場体験となる作品です。

北海道 ディノスシネマズ札幌 2018/2/17(土)~2018/2/23(金)
宮城 フォーラム仙台 2018/1/20(土)~2018/1/26(金)
東京 TOHOシネマズ日本橋 2018/1/19(金)~2018/1/25(木)
東京 イオンシネマ シアタス調布 2018/1/19(金)~2018/1/25(木)
千葉 TOHOシネマズ流山おおたかの森 2018/1/19(金)~2018/1/25(木)
神奈川 TOHOシネマズららぽーと横浜 2018/1/19(金)~2018/1/25(木)
愛知 TOHOシネマズ名古屋ベイシティ 2018/1/19(金)~2018/1/25(木)
京都 イオンシネマ京都桂川 2018/1/19(金)~2018/1/25(木)
大阪 大阪ステーションシティシネマ 2018/1/19(金)~2018/1/25(木)
神戸 TOHOシネマズ西宮OS 2018/1/19(金)~2018/1/25(木)
福岡 中洲大洋映画劇場 2018/1/20(土)~2018/1/26(金)

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2018/01/16

ウィーン国立バレエ団 2018年来日公演

マニュエル・ルグリ率いるウィーン国立バレエの来日公演の詳細が発表されました。

芸術監督就任10年目の節目となる2020年で芸術監督の座を退くことを表明したばかりのルグリ。就任から数年で、ウィーン国立バレエをヨーロッパでもトップクラスの実力を持つバレエ団に押し上げました。ルグリがウィーンで成し遂げたすべてが凝縮された2つのプログラムを観ることができます。

http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/18_wiener.html

ルグリが改訂振付した「海賊」、そして門外不出の「ヌレエフ・ガラ」が国外で初披露されます。「ヌレエフ・ガラ」ではルグリ自らも出演し、レティシア・プジョルの引退公演でパリ・オペラ座の舞台で踊った『シルヴィア』(ノイマイヤー振付)と、プティ振付の『ランデヴー』を踊ります。ルグリが踊る姿を見ることができる貴重な機会です。

また、『海賊』では、マリインスキー・バレエのプリンシパルで、2016年にブノワ賞も受賞しているキミン・キムがゲスト出演します。ABTやパリ・オペラ座にもゲストとして招かれている彼は、当代男性ダンサーの中でも最高のテクニックを誇る一人です。

曲目・演目
「ヌレエフ・ガラ」 〈5/9(水)18:30、5/10(木)14:00〉

  『ワルツ・ファンタジー』より
  振付:ジョージ・バランシン 音楽:M.グリンカ

  『Opus 25』
  振付:エド・ペシ 音楽:F.ショパン

  『ヨゼフの伝説』より
  振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:R.シュトラウス

  ソロ作品
  振付:ハンス・ファン・マーネン 音楽:J.S.バッハ

  『ペール・ギュント』より
  振付:エドワード・クルーグ 音楽:E.グリーグ

  『ランデヴー』より
  振付:ローラン・プティ 音楽:J.コスマ

  『Murmuration』より
  振付:エドワード・リアン 音楽:E.ボッソ

  『ル・シーニュ 白鳥』
  振付:ダニエル・プロイエット 音楽:O.ヴォイチェホヴスカ

  『コンチェルト』より
  振付:ケネス・マクミラン 音楽:D.ショスタコーヴィチ

  『赤のジゼル』より
  振付:ボリス・エイフマン 音楽:P.I.チャイコフスキー

  『ストラヴィンスキー・ムーヴメンツ』より
  振付:アンドラーシュ・ルカーチ 音楽:I.ストラヴィンスキー

  『シルヴィア パ・ド・ドゥ』
  振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:L.ドリーブ

  「ヌレエフ・セレブレーション」
  振付:ルドルフ・ヌレエフ 構成:マニュエル・ルグリ
  音楽:P.I.チャイコフスキー、A.グラズノフ
   『くるみ割り人形』第2幕より“アダージオ”
   『ライモンダ』第2幕より“アブデラーマンのヴァリエーション”“サラセン人の踊り”
               “ライモンダのヴァリエーション”
          第3幕より“ヘンリエットのヴァリエーション”“4人の男性のヴァリエーション”
               “クレメンスのヴァリエーション”
   『白鳥の湖』第1幕より“パ・ド・サンク”“王子のヴァリエーション”
         第2幕より“スペインの踊り”“黒鳥のパ・ド・ドゥ” ほか

   ※上演順の表記ではございません。
   ※マニュエル・ルグリは『ランデヴー』『シルヴィア パ・ド・ドゥ』に出演致します。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

『海賊』 *日本初演 〈5/12(土)12:30/18:30、5/13(日)14:00〉

  振付:マニュエル・ルグリ(マリウス・プティパに基づく)
  美術・衣裳:ルイザ・スピナテッリ 美術・衣裳アシスタント:モニア・トルチア
  照明:マリオン・ヒューレット
  台本:マニュエル・ルグリ、ジャン=フランソワ・ヴァゼル
     (バイロン、ジュール=アンリ・ヴェルノワ・ド・サン・ジョルジュ、ジョゼフ・マジリエに基づく)
  音楽:アドルフ・アダン他(構成:マニュエル・ルグリ 編曲:イゴール・ザプラヴディン)

出演

「ヌレエフ・ガラ」 〈5/9(水)18:30、5/10(木)14:00〉
 出演:マニュエル・ルグリ、ウィーン国立バレエ団

 ※詳細キャストは決定次第、BunkamuraHPにて発表致します。
 ※一部を除き、録音音源を使用致します。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

『海賊』 *日本初演 〈5/12(土)12:30/18:30、5/13(日)14:00〉
 【5/12(土)12:30開演】
 メドーラ:ニーナ・ポラコワ
 コンラッド:デニス・チェリェヴィチコ
 グルナーラ:ナターシャ・マイヤー
 ランケデム:フランチェスコ・コスタ
 ビルバント:木本全優
 ズルメア:イオアンナ・アヴラアム
 サイード・パシャ:アンドレイ・カイダノフスキー
 オダリスク:ニキーシャ・フォゴ、ニーナ・トノリ、アニータ・マノロヴァ
 第3幕のソリスト:エレーナ・バッターロ、アデーレ・フィオッキ、エステル・レダン、芝本梨花子

 【5/12(土)18:30開演】
 メドーラ:マリア・ヤコヴレワ
 コンラッド:キミン・キム(マリインスキー・バレエ団 プリンシパル)
 グルナーラ:リュドミラ・コノヴァロワ
 ランケデム:ミハイル・ソスノフスキ
 ビルバント:ダヴィデ・ダト
 ズルメア:アリス・フィレンツェ
 サイード・パシャ:アンドレイ・カイダノフスキー
 オダリスク:アデーレ・フィオッキ、ニーナ・トノリ、ニキーシャ・フォゴ
 第3幕のソリスト:エレーナ・バッターロ、アニータ・マノロヴァ、エステル・レダン、芝本梨花子

 【5/13(日)14:00開演】
 メドーラ:オルガ・エシナ
 コンラッド:ウラジーミル・シショフ
 グルナーラ:橋本清香
 ランケデム:ジェロー・ウィリック
 ビルバント:ダヴィデ・ダト
 ズルメア:アリス・フィレンツェ
 サイード・パシャ:ミハイル・ソスノフスキ
 オダリスク:芝本梨花子、アニータ・マノロヴァ、ナターシャ・マイヤー
 第3幕のソリスト:エレーナ・バッターロ、アデーレ・フィオッキ、エステル・レダン、オクサナ・キヤネンコ

 出演:ウィーン国立バレエ団

 指揮:井田勝大
 演奏:シアター オーケストラ トーキョー

公演日程

2018/5/9(水)~13(日)

2018/5/9(水) 18:30 ヌレエフ・ガラ
2018/5/10(木) 14:00 ヌレエフ・ガラ
2018/5/12(土) 12:30 海賊
2018/5/12(土) 18:30 海賊
2018/5/13(日) 14:00 海賊

会場
Bunkamuraオーチャードホール

[大阪公演]
2018/5/15(火)19:00開演 フェスティバルホール
 『海賊』
  メドーラ:リュドミラ・コノヴァロワ
  コンラッド:デニス・チェリェヴィチコ
  グルナーラ:橋本清香  他
お問合せ:フェスティバルホール 06-6231-2221(10:00~18:00)

[主催]
Bunkamura

[企画協力]
ベルチェアソシエイツ

チケット情報
料金
S¥19,500 A¥17,000 B¥15,000 C¥12,000 D¥9,000 E¥6,000 (税込)

※D席、E席は、Bunkamuraのみのお取扱いとなります。
※5歳以上は入場可。ただし、お一人様1枚チケットが必要です。
※演出上、開演後は入場制限させていただく場合がございます。
※営利目的でのチケットの購入、並びに転売は固くお断り致します。

MY Bunkamura先行販売
2018/02/11(日)

一般発売
2018/02/18(日)

チケット取扱い

<Bunkamuraでのお申込み>
Bunkamuraチケットセンター<10:00~17:30>
03-3477-9999

Bunkamuraチケットカウンター<Bunkamura1F 10:00~19:00>
東急シアターオーブチケットカウンター<渋谷ヒカリエ2F 11:00~19:00>
MY Bunkamura http://my.bunkamura.co.jp/Show/programFacilityList/index/1

<その他プレイガイドでのお申込み>

お電話でのお申込み
チケットぴあ
0570-02-9999<音声自動応答・Pコード:484-185>
ローソンチケット
0570-000-407<オペレーター対応/10:00~20:00>

インターネットでのお申込み
チケットぴあ
http://w.pia.jp/t/wsb/ <PC・携帯・スマホ共通/PC・スマホは座席選択可能>
イープラス
http://eplus.jp/wsb/ <PC・携帯・スマホ共通/PC・スマホは座席選択可能>
ローソンチケット
http://l-tike.com/wsb <PC・携帯・スマホ共通/PC・スマホは座席選択可能>

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新国立劇場2018/19シーズンラインアップ

年明けからの体調不良~業務多忙で更新が滞っていて申し訳ありません。

1月11日に新国立劇場の2018/2019シーズン ラインアップが発表されています。

バレエ/ダンス
http://www.nntt.jac.go.jp/release/detail/23_011681.html

☆バレエ(計6演目) ※すべてオペラパレスにて上演

『不思議の国のアリス(新制作)』 2018年11月 8公演 クリストファー・ウィールドン振付

『くるみ割り人形』
 2018年12月 9公演 ウェイン・イーグリング振付

『ニューイヤー・バレエ』 2019年1月  3公演 
「レ・シルフィード』(フォーキン振付)、『火の鳥』(新作、中村恩恵振付)、『ペトルーシュカ』(フォーキン振付)


『ラ・バヤデール』 2019年3月 牧阿佐美振付、5公演

『シンデレラ』
 2019年4~5月 フレデリック・アシュトン振付、6公演
 
『アラジン』 2019年6月 デヴィッド・ビントレー振付、5公演


☆ダンス(計4演目)

JAPON dance project 2018×新国立劇場バレエ団 『Summer/Night/Dream』 2018年8月 中劇場 2公演

『ダンス・アーカイヴ in JAPAN 2018』
 2018年11月  中劇場 2公演

新国立劇場バレエ団『DANCE to the Future 2019』 2019年3月  小劇場 4公演

森山開次『NINJA』 2019年5~6月  小劇場 8公演


また、
こどものためのバレエ劇場
『シンデレラ』
2018年7月 オペラパレス
もあります。(8公演)

新国立劇場2018/2019シーズンラインアップ説明会で新芸術監督を迎えた野心的なプログラムを発表
https://spice.eplus.jp/articles/167460

*******
古典のチャイコフスキー3大バレエ中心で現代作品0という今シーズンよりはずっと魅力的なラインアップとなりました。今シーズンも、小野絢子さん、米沢唯さんのワールド・クラスの2大プリマが引っ張ってくれることでしょう。

ウィールドンの大ヒット作品『不思議の国のアリス』は8公演ですが、団体が3公演に入るということもあるので、チケットは早めに買わないと売り切れると思われます。”主なキャストの選定に振付家のクリストファー・ウィールドンも加わり、ちょっと意外なキャスティングもあるとのこと。”(上記SPICEの記事)なので、すでに発表されている2組の主演ペア以外のキャスティングも楽しみですね。ハートの女王やマッドハッタ―が誰になるのかも早く知りたいです。いずれにしても、非常に楽しみな新プロダクションです。

今シーズン初演の『くるみ割り人形』は、9公演も行います。『くるみ割り人形』は特に北米では30公演位上演して、シーズン全体のドル箱とするビジネスモデルとなっていますが、日本でもそうなると良いですよね。ただ、このイーグリング版『くるみ割り人形』は、改訂の余地が多い作品だったので、しっかりと手を入れてほしいと思います。1幕の子役多様による演劇性の低下、不評の紗幕、くるみ割り人形が仮面を付けたり外したり、そしてラストの音楽の処理など。

ニューイヤーバレエは、バレエ・リュスというテーマ性のある作品選び。『レ・シルフィード』を入れるあたり、今年の『パ・ド・カトル』に続き大原さんの少女趣味が出たという感じではありますが。『ベートーヴェンソナタ』が好評だった中村恩恵さんの新作が入るというのは、非常に楽しみです。『ペトルーシュカ』も久しぶりの上演。バレエ・リュスと言えば、いつかはあの奇跡的な名演『結婚』の再演が実現したらいいのに、と思います。中村恩恵さんの『ベートーヴェンソナタ』の再演も、初演キャストが在籍しているうちに期待したいですよね。

スケールの大きなグランド・バレエということで『ラ・バヤデール』は順当なチョイス、ここにワディム・ムンタギロフがゲスト出演するのでしょうか?5公演は少し少ない気がします。ニキヤ役のみ発表されていますが、ガムザッティを誰が演じるのかが楽しみ。ニキヤと同等クラスの実力派を配置してほしいと思います。

『シンデレラ』は新国立劇場バレエ団の人気演目ではありますが、いくらなんでも3年連続は上演しすぎ、飽きました。アシュトンなら、『ラ・フィユ・マル・ガルデ』あたりが入ると良かったのですよね。また、このシーズンはドラマティック・バレエがないので、『マノン』をそろそろ復活させてほしかったです。

ビントレーの『アラジン』は、新国立劇場のために振付けられた貴重な財産で、前回の上演では観客動員も良かったようです(でも5公演は少ない)。ファミリーも楽しめてよくできた作品ですが、ビントレーの他の作品、『パゴダの王子』や『シルヴィア』などもまた観たいと思いました。


ダンスに関しては、まず、団員の振付企画『DANCE to the Future 2019』が復活したのは喜ばしいことです。中村恩恵さんがアドバイザーを務められるとのこと。

『JAPON dance project 2018』は今回シェイクスピアの「夏の夜の夢」をテーマにしています。久しぶりの服部有吉さん、そしてプレルジョカージュの津川友利江さんの参加が嬉しいところ。(新国立劇場側の出演者が、前回も出演した米沢唯さんを除けば、その分魅力に欠けるところもありますが)

「ダンス・アーカイヴ in JAPAN」は毎回、とても興味深い作品を持ってきており、継続していくべき良い企画です。

森山開次さんの新作『NINJA』、これは子供も楽しめる作品になっているということで、こちらも大きな人気を呼ぶことでしょう。芸術性が高いのに大人も子供も楽しめる作品を作ることでは定評のある森山さん、小劇場での上演ということもあり、チケットの争奪戦は必至です。

今シーズンは、何も新国立劇場でやらなくても、というダンス公演が多かったので、来シーズンはなかなかの充実ぶりとなりました。


課題はまだ多いものの、公演回数も増えており、新制作、新作もあり、少しずつですが良い方向に向かっているように思えます。大原さんの任期もあと2年となったので(2020年8月末まで)、そろそろ次はどうなるか、ということも考えなくてはならないことでしょう。

2018/01/14

パリ・オペラ座バレエ2018―19シーズン

パリ・オペラ座バレエ2018―19シーズンが、定期会員宛てに送られてきたとのことです。

(出典:ダンソマニフランス版


Guest Company: Martha Graham Dance Company (3-8 September)
ゲスト・カンパニー マーサ・グラハム舞踊団

Decadance (Ohad Naharin) (25 September-19 October)
「デカダンス」(オハッド・ナハリン)

Tribute to Jerome Robbins ( Afternoon of a Faun , Glass Pieces , Fancy Free , A Suite of Dances ) (October 27-November 14)
ジェローム・ロビンスへのオマージュ(「牧神の午後」「グラス・ピーセズ」「ファンシー・フリー」「ダンス組曲」)

Cinderella (November 26-January 2)
「サンドリヨン」(シンデレラ、ヌレエフ振付)

The Lady with Camellias (November 30-January 3)
「椿姫」(ノイマイヤー)

Swan Lake (February 16-March 15)
「白鳥の湖」(ヌレエフ)

Goecke ( creation) / Lidberg ( Les Noces ) / Cherkaoui ( Faun ) (February 5-March 2)
マルコ・ゲッケの新作、ポンタス・リドバーグの新作「結婚」、シディ・ラルビ・シェルカウイの「牧神」

シェルカウイの「牧神」(初演は英国、サドラーズ・ウェルズ劇場)

Sidi Larbi Cherkaoui: Faun from deborah may on Vimeo.

Invited company: Rosas (March 8-14)
ゲスト・カンパニー ローザス

Dance School Show (March 29-April 4)
パリ・オペラ座学校公演

Leon-Lightfoot ( Sleight of Hand ) + Speak for Yourself ) / Van Manen ( Three Gnossiennes ) (April 18-May 18)
ポール・ライトフット&ソル・レオン「Sleight of Hand」 + 「Speak for Yourself」、ハンス・ファン=マネン「3つのグノシェンヌ」

ロパートキナが踊る、ファン=マネン「3つのグノシェンヌ」音楽はエリック・サティ

Iolanta / The Nutcracker (19-24 May)
「イオランタ/くるみ割り人形」(アーサー・ピタ、エドゥアール・ロック&シディ・ラルビ・シェルカウイ)

Mats Ek (2 creations: Another Place (Liszt) + Boléro (Ravel)) (June 22-July 14)
マッツ・エック新作2本「Another Place」 と「ボレロ」

Tree of Codes (July 1-4)
Tree of Codes(ウェイン・マクレガー振付、ウェイン・マクレガー・カンパニーとの共同上演)

+ Opening Gala (September 27)
オープニング・ガラ

350th Anniversary Gala Opera (May 8)
350周年オペラ・ガラ


かなりコンテンポラリー色が強いレパートリーで、純粋な古典はヌレエフ版の「白鳥の湖」、クラシック・テクニック中心の作品にしても「椿姫」と「シンデレラ」だけです。オーレリー・デュポンは、芸術監督に就任する時に、オペラ座バレエはコンテンポラリーも踊る古典のカンパニーです、と言ってましたが、あまりその言葉は守られていないようです。

また、オペラ座の伝統の一部であるフランス系の振付家、プティ、リファール、ベジャールなどの作品もなければ、ラコットによる復元作品もありません。ジャン・ギョーム・バールのような、オペラ座育ちの振付家の作品もありません。オペラ座の伝統は少し外れるかもしれませんが、バランシンの作品もありません。どちらかと言えば、ブリジット・ルフェーブル元芸術監督が好んだようなレパートリーに近い感じです。

ポンタス・リドバーグは、スウェーデン出身の若手振付家で、NYCBに新作を振付けたことがあります。スウェーデン王立劇場の元ダンサーで、医学を学び医師として働いた経験もある異色の存在。

今年の12月は「椿姫」と「シンデレラ」という人気プログラムの同時上演となります。「シンデレラ」で、カール・パケットが引退します。

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2018/01/10

VOGUE JAPANで「ル・グラン・ガラ 2018」のリハに潜入

いよいよ1月11日(木)より公演が始まる、「ル・グラン・ガラ

東京でのリハーサル初日にお邪魔して、VOGUE JAPANで取材しました。まずはリハーサルのレポートと美しい写真をぜひご覧ください。

https://www.vogue.co.jp/lifestyle/culture/2018-01-10-2/

ドロテ・ジルベールとマチュー・ガニオの「トリスタンとイゾルデ」、オニール八菜、ジェルマン・ルーヴェ、ユーゴ・マルシャンの「ヴェーゼンドンク歌曲集」とも、息をのむばかりの美しさの作品です。予想を大きく上回る、スケールが大きくて出演者の個性が現れた2作品、ぜひ「ル・グラン・ガラ」にお越しください。

なお、近日中に出演者5人と振付家ジョルジオ・マンチーニのインタビュー、およびリハーサル映像も追加される予定です。(私がんばれ、ですね!)

第1部 ヴェーゼンドンク歌曲集 約25分
≪休憩 20分≫ 
第2部 トリスタンとイゾルデ 約65分
    スペシャル・フィナーレ 約5分

2018. 1/11(木)~13(土) 全4回公演
11日(木)18:30 開演
12日(金)18:30 開演  
13日(土)13:00/17:00 開演
※開場は、開演30分前

シアター・オーブ

〈料金〉 S席14,000円 A席10,000円  B席7,000円 (税込)
※演奏は特別録音による音源を使用します。

<当日券情報>
当日券は、各公演の開演1時間前より当日券売り場で販売いたします。
(券種未定)
現金でのお支払をお願いいたします。
※クレジットカードはご利用いただけません。

2018/01/07

WOWOWで1月8日放映 「マチュー・ガニオ パリ・オペラ座の頂」

1月11日からの「ル・グラン・ガラ」出演のために来日するパリ・オペラ座バレエ エトワールのマチュー・ガニオ。

パリ・オペラ座の“顔”として全世界から注目を集める彼の魅力に迫る必見のドキュメンタリーが1月8日(月・祝)の18:30よりWOWOWで放映されます。

http://www.wowow.co.jp/detail/111832/001

日本のバレエファンからも人気が高く、2018年1月に来日公演が予定されているマチューは、1984年フランスのマルセイユ生まれ。両親も元ダンサーのバレエ一家だ。7歳でバレエを始めた彼は1992年からマルセイユ国立バレエ学校に通い、1999年にパリ・オペラ座バレエ学校への入学を果たす。

2001年にパリ・オペラ座バレエ団に入団すると瞬く間に頭角を現わし、2002年に群舞の中で中心的な役割を務めることができる“コリフェ”、2003年にソリストの“スジェ”に昇格。“プルミエ・ダンスール”のランクを経ることなく2004年に「ドン・キホーテ」で“エトワール”に指名される。わずか20歳のときのことだった。それ以降、東京バレエ団での「眠れる森の美女」に客演するなど世界各地での公演に参加している。2005年に「ラ・シルフィード」で優秀なバレエ関係者に贈られるロシアの賞、ブノワ賞を受賞し、今や世界から注目を集めるダンサーとして活躍している。

映画監督のマレーネ・イヨネスコが、そんな彼の魅力をつぶさに撮影し、本人や関係者の証言、公演やリハーサルの模様から、マチュー・ガニオのダンサーとしての軌跡をたどる。番組では、マチューが属するパリ・オペラ座バレエ団の芸術監督オーレリー・デュポンを訪問。彼女から、マチューの素顔について聞く。また、アニエス・ルテステュ、イザベル・シアラヴォラ、ドロテ・ジルベールら新旧のエトワールや、ウィリアム・フォーサイス、イリ・キリアン、ウェイン・マクレガーら著名な振付家にもインタビューを敢行。
さらに、「ジゼル」「ドン・キホーテ」「ラ・シルフィード」、モダンバレエ作品など彼の公演の映像をふんだんに紹介。今日のロマンティック・バレエ最高のエトワールといわれるマチューの才能をつまびらかにしていく。

2016−17シーズンの海外公演や2017年10月にパリにて勅使川原三郎の振り付けで舞った公演の模様も紹介。成熟した技術と人間性を兼ね備えたマチューの姿を伝える。

監督のマレーネ・イヨネスコは、「マチュー・ガニオ&カルフーニ 2人のエトワール」というドキュメンタリーも撮影するなど、マチューとは旧知の仲。彼の貴重な素顔や、関係者の証言、さらには、彼が大きく成長を見せた、勅使川原三郎さん振付の「Grand Miroir」まで観られるとあっては必見ですね。「ル・グラン・ガラ」の良い予習になると思います。

なお、この1月8日には、ほかにもバレエ関連の番組がいくつか放映されます。


英国ロイヤル・バレエ団「眠れる森の美女」

1/8(月・祝)午後1:30
http://www.wowow.co.jp/detail/112121/-/01
マリアネラ・ヌニェス、ワディム・ムンタギロフ主演による最新(2017年収録)映像です。

バレエ☆プルミエール#3
1/8(月・祝)午後3:50
http://www.wowow.co.jp/detail/111781/003/01

パリ・オペラ座バレエ ジェローム・ロビンス(「ダンシズ・アット・ア・ギャザリング」)+アレクセイ・ラトマンスキー(「プシュケ」) 
1/8(月・祝)午後4:20
http://www.wowow.co.jp/detail/106458/003/01
「ダンシズ・アット・ア・ギャザリング」にマチューが出演しています。

また、少し先になりますが、先日東京で上演された「ベジャール・セレブレーション」も収録され、放映されます。
ベジャール・セレブレーション モーリス・ベジャール・バレエ団&東京バレエ団 特別合同ガラ
2/3(土)よる7:00
http://www.wowow.co.jp/detail/112199/001/01


マチューと、アマンディーヌ・アルビッソンが共演した「白鳥の湖」が、Bunkamuraル・シネマでアンコール上映中です。1/6(土)~1/19(金) 連日10:30~
http://www.bunkamura.co.jp/cinema/lineup/18_swan_2.html


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2018/01/05

チャコット企画「バレエ・ローズ・イン・ラブストーリー ズ」公演、3月26日開催

バレエ鑑賞普及啓発を目的として開催し、好評だった「バレエ・プリンセス」に続く新企画、第2弾として、「バレエ・ローズ・イン・ラブストーリー ズ」が3月26日に開催されます。

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ドラマティックなバレエを得意とし前作を手がけた伊藤範子(谷桃子バレエ団シニアプリンシパル/コレオグラファー)演出・振付、小野絢子さんなど豪華スターダンサー競演による夢のガラが、一つのバレエ作品としても楽しめる特別公演です。

http://www.chacott-jp.com/j/special/ticket/balletrose/index.html

 バレエには、美しく感動的なラブストーリーがたくさんあります。時代を超越し現在まで踊り続けられている古典バレエのほとんどはその要素を含んでいるといえましょう。そして、その中には、お花特にバラが数多く登場します。愛と美の象徴といわれるバラは、バレエの世界でも、とても大切な役割を果たしています。バラが真の愛へ導いてくれているといってもいいのかもしれません。

 「バレエ・ローズ・イン・ラブストーリーズ」は、稀代のストーリーテラー伊藤範子が、バレエの世界のラブストーリーから、「眠れる森の美女」「ロミオとジュリエット」「白鳥の湖」「ジゼル」「ドン・キホーテ」(上演予定順)という5つの人気作品をピックアップ。バラをモチーフにそれらの名シーンを紡ぎ、バレエの恋の物語を綴っていきます。恋をめぐる様々な感情や物語が、時空を超えてドラマティックに織りなされ、一つの新たなバレエ作品が誕生します。一夜限りのおしゃれなロマンティック・ファンタジーをお贈りします。

 バレエファンはもちろんのこと、バレエを初めてご覧になる方にもお楽しみいただけます。少女役として、ジュニアの次代のスター候補も出演予定です。お子さま方もきっと、同世代を介し舞台に入り込んでいただけるでしょう。一人でも多くの方に、バレエ芸術の美しさ、楽しさを知っていただき、バレエ鑑賞の扉を開いていただければと願っています。

2018年3月26日(月) 開場17:45 開演18:30

新宿文化センター 大ホール

協力:株式会社ビデオ  主催・企画・制作:チャコット
公式webサイト: チャコット バレエ・ローズ 検索

演目(予定):
プロローグ/「眠れる森の美女」第2幕より幻影の場のパ・ド・ドゥ/
「ロミオとジュリエット」よりバルコニーのパ・ド・ドゥ/
「白鳥の湖」第3幕より黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ/
「ジゼル」第2幕よりパ・ド・ドゥ/
「ドン・キホーテ」第3幕よりグラン・パ・ド・ドゥ/フィナーレ 

※「ロミオとジュリエット」(振付:伊藤範子)以外は、古典原振付より
 ※音楽:録音音源 ※上演時間:約2時間(休憩含む)

演出・振付: 伊藤範子(谷桃子バレエ団シニアプリンシパル/コレオグラファー)

演出・振付したオリジナルバレエ作品「道化師〜パリアッチ〜」(谷桃子バレエ団)、「ホフマンの恋」等を発表。2013・14・16年オン・ステージ新聞『年間ステージベスト5』、2014年ダンスマガジン『年間最も印象に残ったコレオグラファー』に舞踊評論家より選出される。また、2014年度舞踊批評家協会新人賞を受賞等。文化庁ミラノ・スカラ座特別研修を終え、今、最も注目される振付家の一人である。


出演(予定):  
ドン・キホーテより、
キトリ:小野絢子(新国立劇場バレエ団プリンシパル)、バジル:福岡雄大(新国立劇場バレエ団プリンシパル)

ジゼルより、
ジゼル:佐々部佳代(松岡伶子バレエ団)、アルブレヒト:清水健太(ロサンゼルス・バレエプリンシパル)

白鳥の湖より、
オディール:池田理沙子(新国立劇場バレエ団ソリスト)、ジークフリート王子:井澤 駿(新国立劇場バレエ団プリンシパル)

ロミオとジュリエットより、
ジュリエット:永橋あゆみ(谷桃子バレエ団プリンシパル)、ロミオ:三木雄馬(谷桃子バレエ団プリンシパル)

眠れる森の美女より、オーロラ姫:織山万梨子(牧阿佐美バレヱ団)、デジレ王子:キム・セジョン(東京シティ・バレエ団)

※ブライズメイド第1ヴァリエーション(ドン・キホーテ):塩谷綾菜(スターダンサーズ・バレエ団)、第2ヴァリエーション(ドン・キホーテ):松本佳織(東京シティ・バレエ団)

ブライズメイド(ドン・キホーテ)、森の精(眠):阿部 碧、小野彩花、川上愛以、木原奏音、小泉奈々、塩山紗也加、島倉花奈、菅原桃子、宗麻衣子、仲野真希子、長谷川愛紗、春風まこ、藤吉沙季、古澤可歩子、渡辺麻友


少女:中島 耀(シンフォニーバレエスタジオ/全日本、東京新聞、YAGP日本予選各1位受賞等)

スタッフ: バレエミストレス:林かおり

舞台監督:堀尾由紀、照明:足立 恒、映像:立石勇人、音響:矢野幸正

<チケット発売情報> 一般発売:2018年1月27日(土) 一般発売に先立ちチャコット先行他、各種先行販売実施!各プレイガイドのサイトをご覧ください。

チケット: S席8,500円 / A席6,500円 / B席5,000円(税込)
発売所:
○イープラス http://eplus.jp/、ファミリーマート店内Famiポート
○チケットぴあ   0570-02- 9999<Pコード:484-125>、http://pia.jp/、セブン-イレブン、サークルK・サンクス、チケットぴあ店舗
○ローソンチケット 0570-084- 003<Lコード:32853>、0570-000- 407(オペレーター)、   http://l-tike.com/、ローソン、ミニストップ店内Loppi
○カンフェティ http://confetti-web.com/balletrose
0120-240- 540(通話無料・オペレーター/平日10:00~18:00)
○チャコットwebサイト  http://www.chacott-ticket.com/ (座席選択不可)
お問合せ: サンライズプロモーション東京 0570-00- 3337 (10:00〜18:00)

2018/01/03

ピーター・マーティンス、NYCB(ニューヨークシティ・バレエ)芸術監督を辞任

セクハラおよび暴力騒動でNYCB(ニューヨークシティバレエ)およびSAB(スクール・オブ・アメリカン・バレエ)を休職していたピーター・マーティンスが、月曜日に経営会議に辞表を提出しました。

https://www.nytimes.com/2018/01/01/arts/dance/peter-martins-resigns-ballet.html

本人は、セクシュアル・ハラスメント及び暴力行為については否定をしています。捜査には全面的に協力をしていたとのことです。セクハラの嫌疑を受けたことが、彼自身、そして家族に大きな与えたため、そして混乱を終わらせるために、退任するとしています。経営会議の議長は、マーティンスのバレエ団やスクールへの長年の貢献に感謝しつつも、引き続き捜査は続くとしています。

月曜日にバレエ団の経営会議が、会議を開くので集められ、その場で、先週木曜日にマーティンスが酒気帯び運転で逮捕されていたことも知らされました。マーティンスは2011年にも飲酒運転で逮捕されており、有罪を認めています。(また、1993年には、妻で元プリンシパルのダーシー・キースラーへの暴力でも逮捕されています)

このセクシュアル・ハラスメントの件に関しては、5人のNYCBのダンサー(一人は現役ダンサー)が、マーティンスによる肉体的、もしくは口頭によるハラスメントを訴えています。古くは1993年に起きたものもあります。

一方で、マーティンスを擁護する声も、主に現役ダンサーから上がっており、何人かのプリンシパルダンサーはインタビューやソーシャルメディアでそれを訴えています。(サラ・マーンズ、ミーガン・フェアチャイルド、ロバート・フェアチャイルド、スターリング・ヒルティンなど) しかしながら、インタビューに応じた24人の元ダンサーもしくは生徒は、マーティンスの恫喝によって、バレエへの情熱を失い、キャリアを考え直したと語っています。

元ダンサーたちは、マーティンスの下で働いていた時、マーティンスはダンサーや生徒たちをを肉体的に、そして言葉によりひどくいじめたりしたので、自分の身体のことを恥じたり、彼がお気に入りのダンサーと性的な関係を結ぶことで権力を乱用したので、彼らも同僚たちも不満を表明することを恐れていたとしています。

多くのダンサーは、彼がダンサーと親密な関係になって、それらのダンサーに良い役を与えていると訴えていたとのことです。逆に若いダンサーたちは、彼と性的な関係を結ぶことによって、気を引こうとしていた部分もあったようです。

マーティンスの仕事ぶりについては賛否両論がありました。バランシンの伝統を保ちつつも、新しい振付家にチャンスを与え、ラトマンスキー、ウィールドン、ジャスティン・ペックといった新進の振付家を育てました。現在、NYCBはダンサーのレベルも上昇し、バランシンやロビンスの作品を守りつつも、新しいことに挑戦を続けて、充実したカンパニーとして高い評価を得ています。

そのジャスティン・ペック(現在は常任振付家兼ソリストで、マーティンスが休職中の芸術監督代行の4人のうちの一人)、元プリンシパルで現在もダンサーとして活躍しているウェンディ・ウェーラン、そして元プリンシパルで、元パリ・オペラ座バレエ芸術監督、現L.A.ダンスプロジェクトを率いているバンジャマン・ミルピエが、後継者の候補として名前が挙がっているとのことです。

米名門の監督退団へ セクハラ疑惑、本人は否定
https://mainichi.jp/articles/20180102/k00/00e/040/119000c

有力候補の一人、ウェンディ・ウェーラン

2018/01/02

熊川哲也さん、毎日芸術賞特別賞 受賞

あけましておめでとうございます。

年末に風邪をひいてしまってすっかり寝正月となってしまい、年賀状も書けていないし、昨年の鑑賞活動も振り返れていないのですが、明るく楽しく幸せで平和な1年となりますように。

旧年中は読者の皆様には大変お世話になり、力づけられました。私生活に変化があり(家族が一人増えました)、なかなか海外などには行けなくなってしまいましたが、国内で頑張ります。皆さまにも、素敵な舞台との出会いや感動がたくさんありますように。

さて、お正月におめでたいニュースが一つありました。

熊川哲也 毎日芸術賞特別賞 受賞
http://www.k-ballet.co.jp/news/view/2098

特別賞 熊川哲也(バレエダンサー・芸術監督)バレエ「クレオパトラ」全2幕(オーチャードホールなど)の制作・演出に至る長年の功績
https://mainichi.jp/articles/20180101/k00/00m/040/082000c


【熊川哲也芸術監督 受賞コメント】

この度は栄誉ある賞を賜り、この上ない光栄に存じ心より感謝申し上げます。Kバレエカンパニーが創立して18年、バレエ芸術への敬愛の念と内なる感性のままに作品を創って参りました。『クレオパトラ』は共に作品を創り上げた信愛なるアーティスト達、また支えていただいた優秀なスタッフに恵まれて、「完璧とは何か」を私自身に課したひとつの集大成と言える作品です。この作品が更に成長し継承され、長い時を経ても多くの皆様に愛される作品となりましたら望外の幸せに存じます。


熊川さんがストーリー、振付を一から構想した『クレオパトラ』は高い評価を得て、今年の各紙の回顧記事でも本年最も印象に残った作品とされています。実際、娯楽性と芸術性を両立させた力のこもった作品となっていて、観客動員的にも大成功をおさめたのが納得の完成度でした。また、ダンサーの力量の高さも印象的でした。
産経新聞
http://www.sankei.com/entertainments/news/171223/ent1712230007-n1.html
朝日新聞
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13290279.html?rm=150


K-Ballet Companyは今年も意欲的な活動を行います。

K-BALLET COMPANY 2018年ラインナップ

○ 『クレオパトラ』in Cinema(2018/1/6~2/2)全国37ヶ所にて上映

○ 2018『New Pieces』2月27~28日/Bunkamuraオーチャードホール

○ Spring 2018『白鳥の湖』3月21~25日/Bunkamuraオーチャードホール

○ Spring 2018『コッペリア』5月/Bunkamuraオーチャードホール

○ Spring Tour 2018『クレオパトラ』6月/東京ほか


○ 『青島広志のバレエ音楽ってステキ!“夏休みスペシャルコンサート2018”』8月22~23日/なかのZERO大ホール

○ Autumn Tour 2018『ロミオとジュリエット』10月/東京、大阪、名古屋、広島

○ Autumn Tour 2018『ドン・キホーテ』11月/東京、新潟ほか

○ Winter 2018 『くるみ割り人形』12月/東京ほか


中でも、新作3作品を上演する『New Pieces』は非常に意欲的な取り組みです。

熊川哲也 新作「死霊の恋」
音楽:ショパン「ピアノ協奏曲第1番第1楽章」

渡辺レイ 新作「FLOW ROUTE」
[音楽]ベートーヴェン:「コリオラン序曲」/「弦楽四重奏 第14番」より/「交響曲第7番 第4楽章」

山本康介 新作「Thais Meditation」
[音楽]マスネ:「タイスの瞑想曲」

宮尾俊太郎 新作「Piano Concerto Edvard」
[音楽]グリーグ:「ピアノ協奏曲」より

また、K-Ballet Companyの公演ではありませんが、熊川さんがプロデュースする『オーチャード・バレエ・ガラ ~世界名門バレエ学校の饗宴~』公演もあります。世界の名門バレエ学校6校の生徒が公演を行うとともに、これらの学校への入学特別オーディションも実施されます。

特集ページには、この公演に参加する各学校の紹介映像もそれぞれ用意されていて、とても見ごたえがあります。
http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/gala/

毎日新聞に掲載された、受賞者の業績を紹介の中で熊川さんを評価した三浦雅士氏は、「熊川が他を圧するのはコリオグラファーとしてはもとより、プロデューサーとして異例の才能を発揮したこと」としています。「最新作『クレオパトラ」に歴然としているが、ダンサーの伝説に今やプロデューサーの伝説が付け加わった」と。

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