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« パリ・オペラ座バレエ2018―19シーズン | トップページ | ウィーン国立バレエ団 2018年来日公演 »

2018/01/16

新国立劇場2018/19シーズンラインアップ

年明けからの体調不良~業務多忙で更新が滞っていて申し訳ありません。

1月11日に新国立劇場の2018/2019シーズン ラインアップが発表されています。

バレエ/ダンス
http://www.nntt.jac.go.jp/release/detail/23_011681.html

☆バレエ(計6演目) ※すべてオペラパレスにて上演

『不思議の国のアリス(新制作)』 2018年11月 8公演 クリストファー・ウィールドン振付

『くるみ割り人形』
 2018年12月 9公演 ウェイン・イーグリング振付

『ニューイヤー・バレエ』 2019年1月  3公演 
「レ・シルフィード』(フォーキン振付)、『火の鳥』(新作、中村恩恵振付)、『ペトルーシュカ』(フォーキン振付)


『ラ・バヤデール』 2019年3月 牧阿佐美振付、5公演

『シンデレラ』
 2019年4~5月 フレデリック・アシュトン振付、6公演
 
『アラジン』 2019年6月 デヴィッド・ビントレー振付、5公演


☆ダンス(計4演目)

JAPON dance project 2018×新国立劇場バレエ団 『Summer/Night/Dream』 2018年8月 中劇場 2公演

『ダンス・アーカイヴ in JAPAN 2018』
 2018年11月  中劇場 2公演

新国立劇場バレエ団『DANCE to the Future 2019』 2019年3月  小劇場 4公演

森山開次『NINJA』 2019年5~6月  小劇場 8公演


また、
こどものためのバレエ劇場
『シンデレラ』
2018年7月 オペラパレス
もあります。(8公演)

新国立劇場2018/2019シーズンラインアップ説明会で新芸術監督を迎えた野心的なプログラムを発表
https://spice.eplus.jp/articles/167460

*******
古典のチャイコフスキー3大バレエ中心で現代作品0という今シーズンよりはずっと魅力的なラインアップとなりました。今シーズンも、小野絢子さん、米沢唯さんのワールド・クラスの2大プリマが引っ張ってくれることでしょう。

ウィールドンの大ヒット作品『不思議の国のアリス』は8公演ですが、団体が3公演に入るということもあるので、チケットは早めに買わないと売り切れると思われます。”主なキャストの選定に振付家のクリストファー・ウィールドンも加わり、ちょっと意外なキャスティングもあるとのこと。”(上記SPICEの記事)なので、すでに発表されている2組の主演ペア以外のキャスティングも楽しみですね。ハートの女王やマッドハッタ―が誰になるのかも早く知りたいです。いずれにしても、非常に楽しみな新プロダクションです。

今シーズン初演の『くるみ割り人形』は、9公演も行います。『くるみ割り人形』は特に北米では30公演位上演して、シーズン全体のドル箱とするビジネスモデルとなっていますが、日本でもそうなると良いですよね。ただ、このイーグリング版『くるみ割り人形』は、改訂の余地が多い作品だったので、しっかりと手を入れてほしいと思います。1幕の子役多様による演劇性の低下、不評の紗幕、くるみ割り人形が仮面を付けたり外したり、そしてラストの音楽の処理など。

ニューイヤーバレエは、バレエ・リュスというテーマ性のある作品選び。『レ・シルフィード』を入れるあたり、今年の『パ・ド・カトル』に続き大原さんの少女趣味が出たという感じではありますが。『ベートーヴェンソナタ』が好評だった中村恩恵さんの新作が入るというのは、非常に楽しみです。『ペトルーシュカ』も久しぶりの上演。バレエ・リュスと言えば、いつかはあの奇跡的な名演『結婚』の再演が実現したらいいのに、と思います。中村恩恵さんの『ベートーヴェンソナタ』の再演も、初演キャストが在籍しているうちに期待したいですよね。

スケールの大きなグランド・バレエということで『ラ・バヤデール』は順当なチョイス、ここにワディム・ムンタギロフがゲスト出演するのでしょうか?5公演は少し少ない気がします。ニキヤ役のみ発表されていますが、ガムザッティを誰が演じるのかが楽しみ。ニキヤと同等クラスの実力派を配置してほしいと思います。

『シンデレラ』は新国立劇場バレエ団の人気演目ではありますが、いくらなんでも3年連続は上演しすぎ、飽きました。アシュトンなら、『ラ・フィユ・マル・ガルデ』あたりが入ると良かったのですよね。また、このシーズンはドラマティック・バレエがないので、『マノン』をそろそろ復活させてほしかったです。

ビントレーの『アラジン』は、新国立劇場のために振付けられた貴重な財産で、前回の上演では観客動員も良かったようです(でも5公演は少ない)。ファミリーも楽しめてよくできた作品ですが、ビントレーの他の作品、『パゴダの王子』や『シルヴィア』などもまた観たいと思いました。


ダンスに関しては、まず、団員の振付企画『DANCE to the Future 2019』が復活したのは喜ばしいことです。中村恩恵さんがアドバイザーを務められるとのこと。

『JAPON dance project 2018』は今回シェイクスピアの「夏の夜の夢」をテーマにしています。久しぶりの服部有吉さん、そしてプレルジョカージュの津川友利江さんの参加が嬉しいところ。(新国立劇場側の出演者が、前回も出演した米沢唯さんを除けば、その分魅力に欠けるところもありますが)

「ダンス・アーカイヴ in JAPAN」は毎回、とても興味深い作品を持ってきており、継続していくべき良い企画です。

森山開次さんの新作『NINJA』、これは子供も楽しめる作品になっているということで、こちらも大きな人気を呼ぶことでしょう。芸術性が高いのに大人も子供も楽しめる作品を作ることでは定評のある森山さん、小劇場での上演ということもあり、チケットの争奪戦は必至です。

今シーズンは、何も新国立劇場でやらなくても、というダンス公演が多かったので、来シーズンはなかなかの充実ぶりとなりました。


課題はまだ多いものの、公演回数も増えており、新制作、新作もあり、少しずつですが良い方向に向かっているように思えます。大原さんの任期もあと2年となったので(2020年8月末まで)、そろそろ次はどうなるか、ということも考えなくてはならないことでしょう。

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