イングリッシュ・ナショナル・バレエのエマージング・ダンサーコンクール、金原里奈さんとアイトール・アリエッタが受賞
イングリッシュ・ナショナル・バレエ(ENB)のエマージング・ダンサーコンクールは、6人の若手ダンサーが競うものです。
https://www.ballet.org.uk/production/emerging-dancer/
現地時間25日の午後7時から生中継されました。
出場したのは、昨年に続いての金原里奈さん、イザベル・ブラウワーズ(3回目の出場)、マディソン・キースラー(2014年に続いての出場)、アイトール・アリエッタ、Guilherme Menezes、エミリオ・パヴァンです。
こちらに出場者の映像をまとめたチャンネルがあります。
そして結果が発表され、金原里奈さんとアイトール・アリエッタが受賞しました。この二人は、古典部門で組んで「エルメラルダ」パ・ド・ドゥを踊っています。現代部門では、金原さんはレイモンド・レベックの「Blind Dreams」を踊りました。
コールドバレエ賞は、サラ・クンデ
観客賞;ジョージア・ボールド (この二人はこのコンクールとは関係なし)
プログラム
https://issuu.com/englishnationalballet/docs/enb_emerging_dancer_2017_programme
金原里奈さんは皆さまもご存知と思いますが、プリンセス・グレース・アカデミーで学び2015年のローザンヌ国際コンクールで受賞してイングリッシュ・ナショナル・バレエに入団。2016年にはヴァルナ国際バレエコンクールでも銀賞に輝いています。「くるみ割り人形」のクララ、メアリー・スキーピング版「ジゼル」のドゥ・ウィリとペザントを踊っています。7月のENB来日公演では「海賊」でギュリナーラ役を踊る予定です。
アイトール・アリエッタは、スペイン出身。スペイン国立ダンスカンパニーを経て2016年にジュニア・ソリストとしてENBに入団。アクラム・カーンの「ジゼル」でアルブレヒト役、「くるみ割り人形」のくるみ割り人形役、メアリー・スキーピング版「ジゼル」のペザントを踊っています。
おめでとうございます。
« ボリショイ・バレエの2017-18シーズン | トップページ | ローザンヌ国際バレエコンクール、6/3に放映 »
「バレエ(情報)」カテゴリの記事
- 彩の国さいたま芸術劇場で、ノエ・スーリエ 『The Waves』公演とさいたまダンス・ラボラトリ(2024.01.21)
- 『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2022/23』、開幕は平野亮一主演「うたかたの恋―マイヤリング―」(2022.12.06)
- 英国ロイヤル・オペラハウス・シネマシーズン、ロイヤル・バレエ「くるみ割り人形」2月18日より劇場公開(2022.02.17)
- 英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2021/22が、2月18日ロイヤル・バレエ『くるみ割り人形』で開幕(2022.01.23)
- 「ボリショイ・バレエ inシネマ2021-2022 Season」5上映作品が12月より劇場公開(2021.10.16)
コメント