ブノワ賞の受賞者発表
バレエ界のアカデミー賞とも呼ばれるブノワ賞の受賞者がモスクワで発表されました。
女性ダンサー
リュドミラ・パリエロ (パリ・オペラ座バレエ) アザー・ダンス
マリア・リチェット (ウルグアイ国立バレエ) オネーギン
男性ダンサー
ユーゴ・マルシャン (パリ・オペラ座バレエ) ロミオとジュリエット
デニス・ロヂキン (ボリショイ・バレエ) ラ・バヤデール
振付家
クリスタル・パイト「ザ・シーズンズ・カノン」パリ・オペラ座バレエ
ノミネートのリストはこちら
http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/29560/30328/87205990
日本人では倉永美沙さんがノミネートされていましたが惜しくも受賞には至りませんでした。
しかし3月のパリ・オペラ座バレエ来日公演でのリュドミラ・パリエロ、ユーゴ・マルシャンの素晴らしいパフォーマンスは記憶に新しいところですし、今週末から始まるボリショイ・バレエの来日公演ではロヂキンの踊りも観ることができますね。
マリア・リチェットはABTのソリストとして活躍していましたが、フリオ・ボッカがウルグアイ国立バレエの芸術監督に就任したのをきっかけに故国ウルグアイに帰ってプリマとして活躍しています。
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この記事とは関係ない話で申し訳ないですが、訃報です。
ヴィハレフ・セルゲイ・ゲンナジエヴィッチが急死されたそうです。享年55歳。あまりにも若過ぎる死に呆然としました。
永遠の記憶を...。
投稿: ちょうちょ | 2017/06/03 04:17
ちょうちょさん、おはようございます。
私もその訃報を昨晩聞いてショックで呆然としているところです。あまりにもまだ若いし、来年のプティバ生誕200周年に向けて、ボリショイで復元作品も手がける予定でしたよね。お悔やみ申し上げます。
投稿: Naomi | 2017/06/03 05:11
なおみさんこんばんは。
ユーゴマルシャンのインスタにブノワ受賞の写真がのっていて、本当にうれしそうでした。彼にとって近年の活躍は一生忘れられないものになるのでしょうね・・ パリオペ来日公演でも感じたのですが、ユーゴが登場したことで、大柄な女性エトワールの相手になれるだけでなく、普段体格的に大柄に見えてしまうアルビッソンやバランティーヌコラサントが、バランスよく見え、かつ、非常に踊りが映えるので驚きました。オレリーが「最善の組み合わせを考える」と言っているのは、こういうことなのだなと感心してしまいました。
リュドミラのアザーダンスの受賞もとても納得のいくところです。来日公演の彼女のアザーダンスを見て、なんて気品があってしなやかで…、エトワールのオーラを強烈に印象にづけられた踊りでした。違う踊りもぜひ観てみたいと思いました。
(追伸 ルグリとのツーショット素敵です!)
投稿: つかちゃん | 2017/06/03 23:01
つかちゃんさん、こんにちは。
ユーゴの今年の活躍は目覚しい限りですね。私も運良く彼のエトワールノミネを見ることができましたが、アマンディーヌも彼と踊ると大柄さがわからずバランス取れていてとても美しく見えました。ユーゴも、あの長身でジェームズの細かい足捌きが見事だったしなんでこの人エトワールじゃないの?と思ったらエトワールに任命されましたね。
そうそう、リュドミラのアザーダンシズでの受賞は本当に嬉しいです。彼女のこの時の繊細でエレガントな踊り、あまりの美しさに涙が出てきました。独特の香りが漂ってきて絶品で大人の魅力で。シルフィードも素敵でしたがもっといろいろ観たいです!
投稿: Naomi | 2017/06/04 15:35