ボリショイ・バレエの2017-18シーズン
まもなく来日公演が始まるボリショイ・バレエですが、2017-18シーズンが発表されています。
http://www.bolshoi.ru/upload/medialibrary/a65/a655d67a780f3e199a03324fbbbdf031.pdf
新作としては、アレクセイ・ラトマンスキー振付の「ロミオとジュリエット」 これは、2011年にナショナル・バレエ・オブ・カナダで初演された作品です。2017年11月22日初演、映画館でも中継される予定です。
また、ジョン・ノイマイヤー振付の「アンナ・カレーニナ」もレパートリー入りします。今年の7月にハンブルグ・バレエで初演される予定で、ハンブルグ・バレエ、ナショナル・バレエ・オブ・カナダとの共同制作です。2018年3月23日初演
セルゲイ・ヴィハレフが復元した「コッペリア」も初演されます。2017年12月14日初演。
イリ・キリアンの「忘れられた土地」(音楽:ブリテン)がレパートリー入りします。2017年11月2日初演、ロビンスの「檻」とランダーの「エチュード」とのミックス・プロです。
DANCE INVERSIONというフェスティバルが開催され、モンテカルロ・バレエ、マルセイユ・バレエ、チューリッヒ・バレエ、ジェシカ・ラング・ダンスのほか、タンゴやフラメンコ、コンテンポラリーのカンパニーが招聘されて、9月25日から12月3日まで繰り広げられます。
ツアー公演としては、2018年3月に中国、北京で「海賊」と「パリの炎」(オペラの公演もあり)、2018年5月に韓国、ソウルで「ジゼル」、2018年7月にカリフォルニア州コスタ・メサで「じゃじゃ馬馴らし」と「現代の英雄」が上演されます。
2018年5月31日と6月1日には、マリウス・プティパ生誕200周年を記念してのワールド・バレエ・スター・ガラ・コンサートが開催されます。
また、プティパ生誕200周年記念で、2018年夏にラトマンスキー、ヴィハレフ、ブルラーカの3人の振付家がそれぞれプティパ作品(未定)1幕ずつを復元するというトリプルビルも予定されています。
ボリショイ・バレエのシネマシーズンについては、先日お知らせしたとおりです。
http://dorianjesus.cocolog-nifty.com/pyon/2017/03/2017-18-2f45.html
「海賊」10月22日 中継(新収録)
「じゃじゃ馬馴らし」11月26日 再上映 2016年1月24日公演
「くるみ割り人形」12月17日 再上映 2014年12月21日公演
「ロミオとジュリエット」1月21日 新制作・中継(新収録)
「パリの炎」3月4日 新制作・中継(新収録)
「ジゼル」 4月8日 再上映 2015年10月11日公演
「コッペリア」6月10日 中継(新収録)
新作で全幕3作品を持ってくるというのは流石のボリショイの底力と言えることでしょう。来日公演もとても楽しみです。
ボリショイ・バレエ2017来日公演
http://www.japanarts.co.jp/bolshoi_b2017/theatre.html
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