2/20NHKプレミアムシアター「黄金時代」「マルコ・スパーダ」放映/3月は新国立劇場バレエ団「コッペリア」
NHK-BSプレミアムのプレミアムシアター、2月20日(月)【2月19日(日)深夜】午前0時00分~3時55分に、
ボリショイ・バレエ公演
『黄金時代』
ボリショイ・バレエ公演
『マルコ・スパーダ ~あるいは盗賊の娘~』
この二つの作品の放映があります。
http://www4.nhk.or.jp/premium/
『マルコ・スパーダ ~あるいは盗賊の娘~』はDVDになっていますが、『黄金時代』は、ボリショイ・バレエの映画館上映演目ではあったものの、日本では上映されておらず、またDVDにもなっていないので貴重な上演です。
まだ噂の段階ですが、ボリショイ・バレエの現芸術監督ワジーエフが、グリゴローヴィッチ作品をレパートリーから外すことを考えているという話があるので、今後見られなくなってしまう可能性もあります。そういうわけで必見ですね。
マルコ・スパーダは、デヴィッド・ホールバーグ主演。珍しく彼がコミカルな一面も見せる作品で、踊る場面もたくさんあり楽しめる作品です。
◇ボリショイ・バレエ公演「黄金時代」(0:02:00~1:47:00)
<演 目>
バレエ「黄金時代」(全2幕)
台 本:ユーリ・グリゴローヴィチ
イサーク・グリークマン
振 付:ユーリ・グリゴローヴィチ
音 楽:ドミートリ・ショスタコーヴィチ
<出 演>
リタ(若い踊り子):ニーナ・カプツォーワ
ボリス(若い漁師):ルスラン・スクヴォルツォフ
ヤーシュカ(ギャングのリーダー):ミハイル・ロブーヒン
リューシカ(ギャングの仲間):エカテリーナ・クリサノワ
ボリショイ劇場バレエ団
<舞台美術/衣装>シモン・ヴィルサラーゼ
<照 明>ミハイル・ソコロフ
<管弦楽>ボリショイ劇場管弦楽団
<指 揮>パヴェル・クリニチェフ
収録:2016年10月13日、16日 ボリショイ劇場(モスクワ)
◇ボリショイ・バレエ公演
「マルコ・スパーダ ~あるいは盗賊の娘~」(1:48:30~3:55:00)
<演 目>
バレエ「マルコ・スパーダ ~あるいは盗賊の娘~」(全3幕)
原 作:ウジェーヌ・スクリーブ
振 付:ピエール・ラコット
音 楽:ダニエル・オーベール
<出 演>
マルコ・スパーダ(盗賊):デーヴィッド・ホールバーグ
アンジェラ(マルコの娘):エフゲーニャ・オブラスツォワ
サンピエトリ(侯爵の娘):オリガ・スミルノワ
フェデリッチ公爵(サンピエトリの婚約者):セミョーン・チュージン
ペピネッリ伯爵(竜騎兵隊長):イーゴリ・ツヴィルコ
ボロメオ(修道士):アレクセイ・ロパレーヴィチ
オサリオ侯爵:アンドレイ・シトニコフ
花嫁:アナスタシア・スタシケーヴィチ
花婿:ヴァチェスラフ・ロパーティン
ボリショイ劇場バレエ団
<管弦楽>ボリショイ劇場管弦楽団
<指 揮>アレクセイ・ボゴラード
<演 出/舞台美術/衣 装>ピエール・ラコット
<照 明>ダミール・イスマギーロフ
収録:2014年3月28日、30日 ボリショイ劇場(モスクワ)
********
なお、来月のNHK-BSプレミアムの番組表によると、
3月20日(月) (3月21日深夜)0時20分より、
新国立劇場バレエ団「コッペリア」
演目: バレエ「コッペリア」
音 楽: レオ・ドリーブ
振付: ローラン・プティ
出演:小野絢子、
ルイジ・ボニーノ ほか
新国立劇場バレエ団
管弦楽:東京交響楽団
指揮:ポール・マーフィー
チューリヒ歌劇場バレエ「レクイエム」
演目:バレエ「レクイエム」(世界初演)
音楽: 「レクイエム」(ジュゼッペ・ヴェルディ)
振付:クリスチャン・シュプック
出演:チューリヒ・バレエ団 ほか
合唱:チューリヒ歌劇場合唱団
管弦楽:フィルハーモニア・チューリヒ
(旧チューリヒ歌劇場管弦楽団)
指揮:ファビオ・ルイージ
2月17日から新国立劇場で上演される「コッペリア」の収録のようなので、この公演は観に行きますがとても楽しみです。
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コメント
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黄金時代を観ました!
グリゴローヴィチはチャイコフスキーの3大バレエやロメオとジュリエットを観たことがあり,古典バレエのイメージが強くありましたが,こんなコミカルな作品もあるのですね.
ショスタコーヴィチの曲は組曲で知っていましたが,全曲を聴くのは初めてでした.
「パリの炎」などもそうだと思いますが,ボリショイ以外だとまず上演されない演目だと思うので,なくなってしまうのは惜しいです.
投稿: michirano | 2017/02/22 01:00
michirano さん、こんにちは。
「黄金時代」はもろソ連のプロパガンダ的な内容ではあるけど、その時代錯誤な感じのところも含めてこの作品は面白いですよね。ショスタコーヴィチの音楽も、最高です。確かにこの作品からの音楽の一部は、演奏会などでもよく演奏されるけど、丸ごとというのはなかなかないですよね。
こういう作品はバレエ団の貴重な財産なので、「パリの炎」「スパルタクス」「イワン雷帝」などと共に大事にしてほしいでうしょね。
投稿: naomi | 2017/02/25 03:16