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2017/02/16

ナショナル・バレエ・オブ・カナダの2017-18シーズン

ナショナル・バレエ・オブ・カナダの2017-18シーズンが発表されています。

http://national.ballet.ca/Tickets/Next-Season?

「ニジンスキー」パリ公演
http://national.ballet.ca/Productions/2017-18-Season/Nijinsky-Paris
10月3日~8日、シャンゼリゼ劇場

ジョン・ノイマイヤー振付の名作「ニジンスキー」でパリ公演を行います。

ニジンスキー役は、さすがに本家ハンブルグ・バレエのダンサーにはとても及びませんが、バレエ団にはよく合っているレパートリーです。ニジンスキーの「春の祭典」の歴史的な初演が行われた劇場での「ニジンスキー」上演というのは、舞台装置としてはいい感じです。


「冬物語」 11月10日~19日
http://national.ballet.ca/Productions/2017-18-Season/The-Winters-Tale

2015年に初演して好評を得たシェイクスピア原作、クリストファー・ウィールドン振付作品(ロイヤル・バレエとの共同制作)の再演。ワシントンDC、ニューヨークでのツアーも行って成功を収めています。


「ニジンスキー」 11月22日~26日、オタワ公演1月25日~27日
http://national.ballet.ca/Productions/2017-18-Season/Nijinsky


「くるみ割り人形」 12月9日~30日
http://national.ballet.ca/Productions/2017-18-Season/The-Nutcracker
ジェームズ・クデルカ振付作品。北米のカンパニーなのでくるみ割り人形の公演数は多いです。


Made in Canada 2月28日~3月4日
http://national.ballet.ca/Productions/2017-18-Season/Made-in-Canada
常任振付家のロバート・ビネ「The Dreamers Ever Leave You」、元芸術監督のジェームズ・クデルカ「四季」、人気女性振付家クリスタル・パイトの「Emergence」のカナダ出身の3人の振付家によるトリプルビル。
ロバート・ビネはロイヤル・バレエにも振付けている若手振付家で、「The Dreamers Ever Leave You」は昨年、オンタリオ美術館のギャラリーで上演された作品です。ジェームズ・クデルカ「四季」、クリスタル・パイトの「Emergence」は旧作。


「眠れる森の美女」 3月8日~18日
http://national.ballet.ca/Productions/2017-18-Season/The-Sleeping-Beauty
ルドルフ・ヌレエフ版。ヌレエフ本人もかつてこのバレエ団に客演して踊りました。

 
Frame by Frame (新作) 6月1日~10日
http://national.ballet.ca/Productions/2017-18-Season/Frame-by-Frame
世界的な演出家のロベール・ルパージュとギョーム・コテが組んで、アニメーション作家ノーマン・マクラレンの生涯と作品の正解を表現するという新作。ルパージュの演出力や空間創造力は見事なものですが、ギョーム・コテは先シーズンの「星の王子様」が酷評された駄作だったので、この作品はどうでしょう。


「Paz de la Jolla」、「Dark Angels」、「Cacti」 6月16日~22日
http://national.ballet.ca/Productions/2017-18-Season/Cacti

「Paz de la Jolla」は、NYCBのダンサーにして新進気鋭の振付家ジャスティン・ペックが、2013年にNYCBに振付けたもの。この作品を振付ける際のドキュメンタリー「Ballet422」はDVD化もされています。「カクティ」は、アレクサンドル・エクマンが振付けた、世界中のカンパニーで上演されているユーモラスでエネルギッシュな作品。「Dark Angels」は今年の4月にモントリオールで初演される、ギョーム・コテ作品です。「カクティ」はぜひ生で観てみたい作品ですね。


2016-17シーズンのレパートリーがあまりにもお粗末だったので、それと比較すれば新シーズンはトリプルビルが2つあり、マシともいえますが、世界的な流れからするとやはり見劣りしてしまうレパートリーです。新作を振付けているのが、振付家の才能のないギョーム・コテばかりというのがあまりに問題。芸術監督のカレン・ケインはあまり能力があるとは言えません。

ジョン・ノイマイヤー振付の新作「アンナ・カレーニナ」が、ハンブルグ・バレエ、ボリショイ・バレエとの共同制作で初演される予定ですが、ハンブルグでの初演が今年の7月、ボリショイが上演した後となるのでこのシーズンには間に合いませんでした。

このバレエ団は、スヴェトラーナ・ルンキナ、ユルギータ・ドロニナ、エヴァン・マッキーという国際的に活躍するトップダンサーが移籍してきたにもかかわらず、十分彼らを生かし切ることができず、超ベテランで見劣りする、もともといるダンサーたちを優遇しているので、正直残念な感じです。特に生え抜きのプリンシパルは弱いというか、これでプリンシパルなの?という印象を持ってしまいました。

ダンサーの容姿も女性はやや残念な人が多く、今や新国立劇場バレエ団の方が平均的に美しいと言えるかもしれません。ただし、プリンシパルの江部直哉さんはじめ、佐藤航太さん、ローリーナス・ヴェーヤーリスさん、子安美代子さんなどの日本人ダンサーはとても優秀なので、彼らの活躍には期待したい次第です。

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コメント

maomiさま

よくぞおっしゃってくださいました!
スヴェトラーナ・ルンキナ、ユルギータ・ドロニナ、エヴァン・マッキー・・・
こんなにすばらしいダンサーがいるのに、彼らがファースト・キャストでないのは納得できませんでした。
また、ワールド・バレエ・デイで、レッスン風景を見た時も、彼らと生え抜きの団員たちの差が明らかで、正直「これでプリンシパル?」思ったものです。
そんな中で、日本人ダンサーの美しさが光ってました。
これは芸術監督の技量のなさなんでしょうか・・・。

ショコラ・ショーさん、こんにちは。

そうなんですよ~カレン・ケインは、ここはカナダのカンパニーなので、カナダ生え抜きのダンサーを優先すると言っているらしくて、去年11月のオネーギン、観には行ったのですが、ルンキナ&マッキーの黄金コンビは1日しか出演予定がなくてそれも最後の日程という、何を考えているんだというキャスティングでした。正直、ルンキナ、ドロニナ、マッキー、そして江部直哉さんが出ない公演はこのカンパニーは観る価値がないと私は思っているので、カナダに行っても1公演しか観ない、とかざらです。ここに感想を書く余裕がなかったのですが、とにかくルンキナのタチヤーナが素晴らしかったんですよね。さすがロシア人ならではの深みのある演技でした。

はっきり言ってカレン・ケインは、確かに昔は大スターだったかもしれませんが、芸術監督としては無能だと思います。カナダ人はバレエのことをほとんど知らないので、バレエの見方もわかっていないし、ルンキナがどんな凄いバレリーナなのか知らないんですよね。

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