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« ロイヤル・オペラハウスシネマシーズン「アナスタシア」(ロイヤル・バレエ) | トップページ | デヴィッド・ホールバーグはオーストラリア・バレエの「眠れる森の美女」にも出演 »

2017/01/13

新国立劇場のバレエ、ダンス2017/18シーズンラインアップ/オペラ「松風」サシャ・ヴァルツ振付・演出

新国立劇場バレエ団の2017/18シーズンラインアップが発表されています。

http://www.nntt.jac.go.jp/release/detail/170112_009745.html

2017/2018シーズン バレエ ラインアップ

くるみ割り人形 [新制作]  2017年10月28日(土)より7公演
ウエイン・イーグリング振付
 
シンデレラ 2017年12月16日(土)13:00より7公演
 
新国立劇場開場20周年記念特別公演
ニューイヤー・バレエ 2018年1月6日(土)18:00、1月7日(日)14:00 2公演
「パ・ド・カトル」「グラン・パ・クラシック」「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」「シンフォニー・イン・C」
 
ホフマン物語 2018年2月9日(金)19:00より3公演
 
白鳥の湖 2018年4月30日(月・祝)14:00より6公演
 
眠れる森の美女 2018年6月9日(土)14:00より5公演
 

2017 年 7 月
平成 29 年度
新国立劇場 こどものためのバレエ劇場
しらゆき姫


2017/2018シーズン ダンス ラインアップ

舞踏の今 その1
山海塾「海の賑わい 陸オカの静寂―めぐり」
 
高谷史郎(ダムタイプ)「ST/LL」
 
舞踏の今 その2
大駱駝艦・天賦典式「罪と罰」
 
森山開次「サーカス」


プレスリリース
http://www.nntt.jac.go.jp/release/press/upload_files/lineup_ballet_dance_2017-2018.pdf


<追記>
イーグリングの“新・くるみ割り人形”〜新国立劇場バレエ2017/18シーズン
https://spice.eplus.jp/articles/98890

ラインナップについて大原は「日本のバレエの観客はバレエ人口に比例していない。一般観客がどういう作品を求めているのかを考え、(新制作、コンテンポラリーも必要だと感じるが)国立の劇場として古典バレエの上演、私自身はドラマティックなバレエを入れていきたい。また、東京以外の地方公演を増やしていきたい。その際ホール側から求められる作品は古典もの(『白鳥』『くるみ』『眠れる』等)。新国立劇場の『くるみ』はロシア版、牧阿佐美版があるが、新国の劇場にあう大きな装置で上演されるため、地方に持って行くことが難しい。新制作は地方に持って行ける作品としてということも考えてのこと。また、このバレエ団を層の厚くするためにも、若手を起用し循環させ、キャスティングの面白さで観に来ていただけるようにしたい」と語った。

2017/2018シーズンは一言でいえば古典重視。
「くるみ割り人形」の新制作を含めてチャイコフスキー3大バレエを一シーズンにまとめて上演します。今シーズン上演された「シンデレラ」、「眠れる森の美女」は2シーズン連続の上演、特に「シンデレラ」はいったい何回目の再演なのだろうという頻度です。。ガラ公演「ニューイヤー・バレエ」は古典2演目とバランシン2演目。コンテンポラリーダンスの演目は一つもありませんし、ドラマティックバレエは「ホフマン物語」のみ。唯一「ホフマン物語」が目先の変わった作品で楽しみですが、3公演しかないのは残念です。

古典重視は動員力を考えると致し方ないのかもしれませんが、せめて、チュチュお姫さまではない古典演目、たとえば「ドン・キホーテ」、「ラ・バヤデール」、「ライモンダ」、もしくはまだ上演されていませんが「海賊」などがあったら、もう少しバラエティに富んだイメージがあったのに、と思います。男性ダンサーの活躍できる場面が、このラインアップではほとんど思い浮かびません。最近の新国立劇場バレエ団は、若手の男性ダンサーが非常に充実してきて、容姿もよく技術的にも高いのでとてももったいない感じです。

また、今シーズンは、ダンスラインアップの中に、団員による振付作品を上演する「Dance to the Future」、新国立劇場バレエ団の団員に中村恩恵さんが新作を振付ける「ベートーヴェン・ソナタ」という意欲的なプログラムがありましたが、今年のダンスラインアップはすべて外部団体によるもの。舞踏作品を上演するのは良いのですが、山海塾も大駱駝艦も動員力、実績のある有名カンパニーで、新国立劇場で上演する意味があまり感じられません。

「Dance to the Future」は、2016年に2回公演があったから、なのかもしれませんが、これだけ続いていた好企画が途絶えてしまってはとても残念です。せめて次のシーズンには復活してもらいたいものです。今年2月の「ヴァレンタイン・バレエ」では貝川鐵夫さんの作品が上演されますが、貝川さん、そして宝満直也さんが「Dance to the Future」で発表した作品のクオリティも高かったので、「ニューイヤー・バレエ」で追加上演されたらいいのに、と思います。

バレエの観客のすそ野を広げるためにも、同じような古典演目だけでなく、新しい観客をつかむことができるようなプロダクションも上演することが大事だと感じています。今と同じ観客だけを相手にしていては、先細りとなってしまいます。
2月18日(土)「ヴァレンタイン・バレエ」14:00公演終演後 に大原芸術監督による2017/2018シーズン演目説明会がありますが、どのような考えを持ってこのようなラインアップにしたのか、聞いてみたいと思います。


なお、新国立劇場2017/2018シーズン オペラ ラインアップ
http://www.nntt.jac.go.jp/release/detail/170112_009606.html

この中の
松風 [新制作・日本初演]

振付家サシャ・ヴァルツの演出により、2011年5月にベルギー王立モネ劇場で初演された、細川俊夫さんによって1幕5場のオペラに仕立てられた作品です。ダンスはサシャ・ヴァルツ&ゲスツによるということで、こちらはとても期待される作品です。しかも塩田千春さんのインスタレーションも使用されているというのが興味深いところです。

現代を代表する作曲家として世界で高く評価される細川俊夫のオペラが、新国立劇場に初登場します。『松風』は能の古典『松風』をもとに若手作家ハンナ・デュブゲンがドイツ語台本を書き下ろし、細川によって1幕5場のオペラに仕立てられた作品で、世界有数の振付家サシャ・ヴァルツの演出により、2011年5月にベルギー王立モネ劇場で初演されました。サシャ・ヴァルツは、『松風』以前に古代の二人の女性の運命を描いたオペラ『メデア』や『ディドとエネアス』を既に振付・演出し、音楽と舞踊、声楽が一体となったコレオグラフィック・オペラという様式を確立しています。サシャ・ヴァルツ演出『松風』は、モネ劇場、ルクセンブルク大劇場、ポーランド国立歌劇場との共同制作、ベルリン州立歌劇場の協力により初演され、自然と幽玄を描く細川の音楽、舞踊と声楽が一体となって表現される斬新な演出、死者と生者を行き来させた塩田千春のインスタレーションが効果的な美術によって、「80分があまりに早く過ぎてしまった」(フィナンシャルタイムズ)と絶賛されました。初演したモネ劇場は『松風』をはじめとする意欲的なプログラムによって、同年の「Opernwelt」誌の最優秀歌劇場に選出されています。 日本初演となる今回の上演では、声楽、演技ともに難役である松風、村雨の姉妹役にイルゼ・エーレンス、シャルロッテ・ヘッレカント、旅の僧にダグラス・ウィリアムズが出演、指揮はデヴィッド・ロバート・コールマンが務めます。また、ダンスはサシャ・ヴァルツ&ゲスツ、ヴォーカル・アンサンブルには新国立劇場合唱団が出演します。

New York Timesにレビューも掲載されており、オペラ作品というよりはダンス作品という色彩が強いようです。
http://www.nytimes.com/2011/08/07/arts/music/matsukaze-opera-by-the-japanese-composer-toshio-hosokawa.html

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バレエ(国内公演情報)」カテゴリの記事

コメント

2年連続してクラシックのお馴染みの作品一辺倒というこのカンパニーの方針はいったい何なのでしょう?

せっかくかなり踊れるダンサーがいるのに、コンテンポラリーが一本もないとか、ダンサーを育てる気が無いんでしょうか?今どき考えられないラインナップに今年もガッカリですね。

はじめまして.いつもバレエの情報を参考にさせていただいています.
今回の新国の件は,バレエ鑑賞歴がそこまで長くない私にとっても残念なものでした.せっかくバレエに興味を持って,本やネットでいろいろな作品のことを知って,それを見てみたいと思うのに,その機会がなかなか得られない,というのがとてもがっかりです.

Shingoさん、こんにちは。

コンテンポラリー作品がひとつもない、ビントレーの作品も一つもないのはとても残念に思いました。Dance to the Futureもないのが一番残念です。予算の関係などもあるので、新作『くるみ」で精いっぱいなのかもしれませんし、ここでお金をプールして次に、だといいのですが、先シーズンも同じことを感じたんですよね。ダンサーのレベルは非常に高いし男性ダンサーも充実してきたので、ちょっと悲しいです。

michiranoさん、こんにちは。

新しい魅力的な作品に出会って自分の世界が広がるのもバレエの醍醐味の一つですよね。ビントレーの作品とか、バレエ・リュス作品、エイフマンとかドゥアト、トワイラ・サープなどいろいろ上演していた時代が懐かしいです。その次のシーズンこそはもう少し魅力的なレパートリーにしてほしいものですよね、せっかくダンサーのレベルは一流なのだから。

来月,プティ版コッペリアを観に行きますが,この系統の作品さえしばらく観れなくなることを思うと,貴重です.
20周年だから3大バレエ全部,というのが絶対の方針だったのならば,何も今シーズンに眠りをやるが必要ないと思いますし,そういった劇場運営全体の見通しがいい加減なのではないでしょうか.
ニューイヤーバレエも,2016年に比べて品数が少なく不満です.これなら前半の古典をセレナードやテーマとヴァリエーションに代えてオール・バランシンにしてくれた方が,東フィルのチャイコフスキー演奏が楽しめるという点でまだ良かったのですが.

michirano さん、こんにちは。

お返事が遅くなりました!
プティ版のコッペリア、私は必ずしも好きな作品ではないのですが、それでも来シーズンのラインアップにこれがあったとしたらそれは現代的な作品という感じで、あったほうがいい感じはしますものね。(あ、もちろんコッペリア観に行きます)
そうそう、来シーズンもやるんだったら今シーズン眠りをやる必要はないと思います…。
そしてニューイヤー・バレエ、確かに演目が少ないです。この4演目だけだったら、すぐに終わっちゃいますよね。少し長めの作品って「シンフォニー・イン・C」だけですし。新国立の「シンフォニー・インC」は大好きですが、このプログラムにせめて現代作品を一つか2つ入れるべきだと思います。(今年のヴァレンタイン・バレエのように貝川さんか、宝満さんの作品を入れるのでもいいですし)

「パ・ド・カトル」って作品としてはつまらないので、おっしゃる通りのオールバランシン、セレナーデ、テーマとヴァリエーション、アポロなどを入れた方が良かったと思います。

naomiさま
ご丁寧にありがとうございます.

そうでした.アポロがありました.あのときのストラヴィンスキー・プロをもう一度観たいです.
それから先日,ROHのアナスタシアを観まして,こんな刺激的な作品を新国でも観られたら,と無い物ねだりをしてみたり.

今回のラインナップで象徴的な,3大バレエセット+クリスマスのシンデレラについて思うことは,「これさえやっておけばいいでしょ」と言わんばかりの扱い(私にはそう感じられます)は,これらの名作に対する敬意を欠いているのではないか,ということです.観たくないと言っているのではなくて,もっと大事に扱ってほしいのです.オーケストラ業界が年末に第九オンパレードになることについても同じことを考えています.もちろん上演・演奏に手抜きはないでしょうけれど...
もっとも,一番の問題は多くの方が指摘されているように,演目の少なさかもしれません.最低10演目でもあれば,3大バレエ全部やってもそれほど気にならないわけで...
私たちバレエ・ファンはもとより,他ならぬダンサーの方々がどう感じられているのか,本音を聞きたいところではあります.

と,この件で愚痴をこぼし始めると止まらなくなるので,いい加減に現実を受け止めます.
くるみの新制作とホフマンを楽しみに,東京バレエ団に期待しつつ,1年を過ごそうと思います.

michiranoさん、こんにちは。

おっしゃる通り、「これさえやっておけばいいでしょ」という、ある意味投げやりな感じが否めないところはありますよね。芸術監督などのスタッフがやる気をなくして、真剣に考えていないような気がしてしまうのです。確かにこれが10演目位あって、現代作品があったりバランシンがあったりドラマティックバレエがもう少しあれば、ということがあります。

それと、振付家がダレルとイーグリングだけって、どうなの?というところですよね。イーグリングの「眠り」だって決して評価が高いわけではなかったですし、振付家とのネットワークがあまりにも弱く感じられてしまいました。(今をときめく振付家、ラトマンスキーやウィールドンだって古典全幕の再振付をしているわけで、二番煎じになってもいいからウィールドンやラトマンスキーの白鳥を持ってくる、とかそういう発想もなさそうですよね。ロイよヤルも今新しい白鳥をリアム・スカーレットが振付けているそうですが)

特に今は、新制作も高いですから、いくつかの劇場での共同制作という形が一般的になっていますし、どことは言えませんが、日本の某バレエ団は海外の某メジャーバレエ団と新制作である人気作品をレパートリー入りさせると聞いています。そういう、海外バレエ界との結びつきがあまりにも弱いのって、今の時代どうなの?と思います。今のスタッフってすごく人脈が弱いんじゃないかと。

本当にいろいろと先行き暗くて現実を受け止めるのはつらいですが…くるみは少なくとも今のくるみよりは良い作品になると思うので、それだけは良かったなと考えることにします。

naomiさま,毎日たくさんの情報を提供してくださっている上に,私の愚見にまでお付き合いくださり,本当にありがとうございます.

イーグリング版の眠りは,初演時に観ておらず,今年5月のチケットを買いました.プロダクション自体の高評価はあまり聞きませんが,眠り自体そう頻繁にやるものですから,再演のあるうちに,と思ったのですが,その矢先に来シーズンのラインナップにも入ることを聞いて,肩透かしにあった気分です.
牧版くるみは,私が初めて新国で観た演目です.そのときにそこまで面白くないと思ったきり観ていないため,正直あまり覚えていません.しかしイーグリングの振付家としての評判を聞く限り,アタリはなくともハズレはないのでは,と期待しています.

私はこんなに偉そうなことを言っていますが,正直なところ,特段にコンテンポラリーが観たいわけではありません.また,最近の人気振付家(名前を挙げていただいたラトマンスキー,ウィールドン,スカーレットなど)の作品も,何が何でも観たいとは思っていません.しかし,こうした作品が新国立のラインナップに入ることを切望しています.
自分は観ないくせに上演しろ,と言うのはなんとも無責任な話です.しかし,「自分にはまだ良さがわからないけれど,なんだか凄そうなことをやっているようだ」という憧れを持っていたいのです.あるいは,「今まではこんな作品に見向きもしなかったけれど,今度はちょっと背伸びして観てみようかな」と好奇心を誘うような環境づくりをしていてほしい,と思っています.残念ながら,ここ数年のラインナップは,(私の基準では)ほとんどが手の届く範囲内にあって,面白くないのです.
一言で言ってしまえば,いろんなレベルの観客の要望に堪えうるような多様なラインナップを,ということなのですが,こうするとおそらくシーズンセット券が売れないのでしょう.でも,それは制度や宣伝などの営業努力でカバーできることです.
最近は,有料プログラムを作らなくなったり,アカデミック39(旧称)からバレエが除外されたり,と劇場内でのバレエの扱いそのものが小さくなっているように感じて,残念でなりません.

michiranoさん、こんにちは。

イーグリングの眠りは、基本的にはオーソドックスで、まあ可もなければ不可もない感じです。衣装がちょっと微妙なのですが…でも全体としては悪くはない感じです。イーグリングは、ENBとオランダ国立バレエにも「くるみ割り人形」を振付けているのですが、今回のはまたそれらとは少しだけ違ったものになりそうな感じです。オランダ国立バレエの「くるみ割り人形」はDVDも出ていて、それは悪くないです。衣装デザイナーが前田文子さんで評判が良いし、今のクルミよりはずっといいのでは?と思っています。

おっしゃる意味も分かります~。確かに世界中で上演されているラトマンスキーとかウィールドンをわざわざ新国立でやらなくても、という感じのところはあるのですが…知らない作品を観ることで新しい世界を発見する、という楽しみがないと、劇場通いの醍醐味も半減してしまいますよね。ビントレー時代は、ビントレーの作品もあったり、ニジンスカの「結婚」やったり、トワイラ・サープとかジェシカ・ラングまであって本当に魅力的だったし、牧阿佐美さんの時代でも、エイフマンとかドゥアトとかやっていたわけで。
結局チケットの有料販売率とかセット券とか、数字だけで決まっちゃった感じなんですが、知られていない作品については丁寧に宣伝したりして、売っていく努力をしてほしいですよね。せっかく、ダンサーのレベルはものすごく高くてクオリティの高い上演ができるバレエ団なんだから。

そうそう、プログラムとかアカデミック39とかもね~。オペラ公演だとプログラムの内容が同じ値段でバレエよりもずっと充実しているので以前驚いたことがありました。

naomiさま

そうですね.ビントレー時代は,私が,それこそチャイコフスキーくらいしか知らないような初心者だったこともあって,見慣れないラインナップが多かった印象があります.今から振り返ると,あの頃にもっと行っておけばよかった,となるわけですが,やはり観客ひとりひとりにそれぞれの段階があって,少しずつランクアップしていくという楽しみ方があるだろうと思います.その頃にちょっと背伸びして観たのが「結婚」であったり,(大原さんに代わった後でしたが)ドゥアトやトロイゲームでした.観客を育てることも劇場の大事な使命,と言います.私はこの劇場に育てていただいた感が多くあるので,この先の方向性もしっかり見守っていきたいと思います.
(ところで,私が新国立に行き始めた頃にちょうど入団された米澤さんが,今や看板プリンシパルとして大活躍されていることには,少なからぬ思い入れがあります.これからのご活躍も楽しみです.)

私は新国立では大抵,一番安いD席を買うことにしているのですが,オペラを買おうとしても,発売日でも買えず,いまだに新国立のオペラを生で観たことがありません.一方,バレエは比較的簡単に買えてしまうので,バレエの方が観客が少ないのだろうか,と感じることがあります.

ともかく,新国立バレエが,「日本最高レベルのお子様向けバレエ団」にならないことを祈るばかりです.

michiranoさん、こんにちは。

ビントレー時代、私はそれなりに新しい作品には通っていたのでしたが、今にして思えばもっと行けば良かった、新作やコンテンポラリーを観られなくなってしまう時代が来るとは思っていなかったんですよね。「結婚」は本当に快挙で、観られて本当に幸せな作品でした。(もともとは、パリ・オペラ座の「ディアギレフの夕べ」やロイヤル・バレエの「火の鳥」のDVDで観て、生で見るのを熱望していた作品だったのです)おっしゃる通り、観客を育てるのは劇場の使命だと思うし、ダンサーも新しい作品を踊ることで進化していかなければならないわけですからね。

米沢唯さんも、長田さん同様、ビントレーのおかげで育った素晴らしいプリマだと思います。長田さんが引退し、まだまだ踊ってほしい本島さんが最近主演の機会が少ない今、米沢さん、小野さんに続く存在がどうも物足りないというか、いろいろとモヤモヤすることが多いですよね。

バレエは、最近は公演数が少なかったり団体が入っているため、前に比べてチケットは取りにくくなっているようです。人気の高い割に小野絢子さんの出演日が少ないので、小野さんの日は特にすぐに売り切れてしまうんですよね。私は会員なので、まずは小野さんの日を押さえることにしているんです。

オペラは、オペラ公演にしてはチケット代がお手頃なので、確かに安い席を取るのは大変です。会員の発売日にものすごく気合を入れて、フォークト主演のローエングリンを取れたのはラッキーでした。D席やC席は、本当に気合を入れて買わないと買えないので、ついついオペラは後回しになってしまいます。オペラの方も、「イェヌーファ」や「ムシェンツク郡のマクベス夫人」「ピーター・グライムス」などちょっとマイナーな作品の上演のクオリティが高いので、そういう作品があるときは頑張ってチケット取りをします。でも来シーズンもロシアオペラの上演がないし、オペラの演目もメジャー志向ですよね。来シーズンの「松風」はほとんどダンス作品なので期待しています。

新国立劇場バレエ団は、(一部例外はあるけど)たとえば北米あたりのメジャーなバレエ団よりもダンサーのクオリティは高いくらいです。今はダンサーの体型、容姿も特に女性は欧米のバレエ団に引けを取らないレベルまで来ているくらいです。男性も充実していきたし。ここまでつくりあげたのは素晴らしいことですから、その人材をより活かし、伸ばしてほしいと思います。

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