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« 「バレエ・プリンセス〜バレエの世界のお姫様たち〜」金沢・東京公演決定と出演者オーディション | トップページ | マリインスキー劇場初来日100周年で記念展 »

2016/12/24

ゼナイダ・ヤノウスキーがロイヤル・バレエを2017年に引退

ロイヤル・バレエで22年間活躍したプリンシパルのゼナイダ・ヤノウスキーが、2017年7月、今シーズン末にロイヤル・バレエを引退することを発表しました。

http://www.roh.org.uk/news/zenaida-yanowsky-to-retire-from-the-royal-ballet

ロイヤル・バレエでの彼女の最後の公演は、ロイヤル・バレエのオーストラリアツアーの一環として訪ねるブリスベン公演での「冬物語」で、初演キャストを務めたポーリーナ役を踊ります。ロイヤル・オペラハウスでの最後の公演は、2017年6月の「マルグリットとアルマン」となります。

1991年にヴァルナ国際コンクールで銀賞を受賞後、パリ・オペラ座バレエを経て1994年にロイヤル・バレエに入団したゼナイダは、2001年にプリンシパルに昇進しました。「白鳥の湖」、「ラ・バヤデール」、「ライモンダ」、アシュトンの「田園の出来事」、マクミランの「マノン」と「マイヤリング」、バランシンの「アゴン」「アポロ」、ロビンスの「イン・ザ・ナイト」などに主演しています。クリストファー・ウィールドンは、「不思議の国のアリス」のハートの女王役と、「冬物語」のポーリーナ役を彼女に振付けました。

ヤノウスキーは積極的に新作や現代作品の振付家との仕事に取り組んできました。ウェイン・マクレガー、リアム・スカーレット、ナチョ・ドゥアト、マッツ・エック、ウィリアム・フォーサイス、イリ・キリアン、アレクセイ・ラトマンスキー、グレン・テトリー、トワイラ・サープ、ウィル・タケットなどの作品です。2016年にはウィル・タケット振付の「エリザベス」で、英国批評家協会賞の傑出した女性ダンサー賞にノミネートされています。(受賞結果の発表は来年) また、リアム・スカーレットは、彼の新作において彼女を主役に起用する予定です。

芸術監督のケヴィン・オヘアは以下のようにコメントしています。「ゼナイダは20年以上ロイヤル・バレエの一員として活躍していて、傑出した芸術性と鮮やかな演技力によって、数多くの公演でロイヤル・オペラハウスの舞台を彩ってきました」
「ロイヤル・バレエで彼女が踊ってきた幅広いレパートリーにおける役柄において、大きな敬意を抱いてきており、彼女のキャリアの次の段階においても、新しいプロジェクトを共にできる機会があることを祈っています。カンパニーを代表して、ロイヤル・バレエの芸術的な日々に対する素晴らしい貢献へのお礼を述べたいと思います」


長身で美貌のゼナイダ・ヤノウスキーは、「白鳥の湖」、「ラ・バヤデール」のような古典、そしてマクミランの「招待」、アシュトンの「田園の出来事」、ウィールドンの「冬物語」などの演劇的な作品、さらには現代的な作品と幅広く活躍してきました。1974年、リヨン生まれ。両親がリヨン・オペラ・バレエで踊っていたバレエダンサーで劇場で育ち、両親の開いたスペインのバレエ学校で学びます。4人兄弟のうち3人が大きなバレエカンパニーで活躍するというバレエ一家の出身。人気オペラ歌手のサイモン・キーンリーサイドと結婚しています。

ロイヤル・バレエでの活躍ももちろんですが、ウィル・タケット振付の「兵士の物語」のプリンセス役での怪演ぶりも強烈で、そのコメディエンヌぶりが、後年の代表作「不思議の国のアリス」の、主役を食う存在感を持ったハートの女王役にも現れました。

大きな評判を呼んだ、今年のウィル・タケット振付の「エリザベス」も、ロイヤル・オペラハウスでは上演されていますが、異例の作品です。(共演はカルロス・アコスタ) ゼナイダはロイヤル・バレエを引退しても、舞台での活動なども期待できるかもしれません。

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コメント

ニュースありがとうございます。
ゼナイダ、引退してしまうのですね。

私は不思議の国のアリスのハートの女王で興味を持った後、
動画で沢山、彼女の踊りを見るようになりました。
すると、面白いダンサー、なんてとんでもない失礼なことでした!

大らかな動き、のびやかな腕、見るものを引き入れる演技…
この人のコンテンポラリーを見て、あぁこれも一つのお芝居、演技になっていて、
そういう意味ではクラシックと変わらないのだなぁと思わせられます。
(おっしゃる通り、引退後、舞台の世界、期待できますね。)

また、インタビュー動画を通じて器の大きな人柄にも魅せられてきました。

同時代に居合わせて感謝するダンサーの一人です。

日本に不思議の国のアリスが来たとき、東京文化会館のホール一杯の鳴りやまない大拍手に、カーテンの向こうからゼナイダの驚いたような喜びにあふれた笑い声が聞こえてきたのを今でも覚えています。

これからの活躍を期待しています。

ぎんなんすごい好きさん、こんにちは。

アリスのハートの女王のゼナイダ、最高でしたよね!私も来日公演で観に行きました!彼女のユーモアのセンスは素晴らしいです。劇場内全体が本当に大爆笑でしたよね~

すごく背が高いのですが、前にロイヤル・オペラハウスで「ラ・バヤデール」のニキヤを踊った時にはとても詩情豊かで美しくて感動的でした。(天井桟敷だったのにオペラグラスを忘れてしまったのだけど、でも細かいところは見えなかったけど伝わってきました)バッグステージツアーでたまたますれ違ったのですが、すごく華奢で思ったほど実は背は高くないのですよね(170cmある友人とほぼ同じ高さだったけど)。

おっしゃる通り、映画館上映で「白鳥の湖」を観たときのインタビュー動画では、その人柄も伝わってきました。

ダンサーとしての引退は残念ですが、こレからはいろんなところで活躍してほしいな、と思う人です。

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