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2016/10/09

マウロ・ビゴンゼッティ、ミラノ・スカラ座バレエ芸術監督を辞任

9月に来日公演を行ったミラノ・スカラ座バレエ。クオリティの高いパフォーマンスを見せてくれましたが、芸術監督のマウロ・ビゴンゼッティが辞任することが報道されています。

Mauro Bigonzetti resigns as director of La Scala Ballet Company
http://www.gramilano.com/2016/10/mauro-bigonzetti-resigns-director-la-scala-ballet-company/

http://milano.repubblica.it/cronaca/2016/10/08/news/scala_mauro_bigonzetti_rinuncia_alla_direzione_del_corpo_di_ballo_mal_di_schiena_-149360217/

振付家として高名なビゴンゼッティは、前任者であるマハール・ワジーエフがボリショイ・バレエの芸術監督に就任するために辞任したあと、後任として今年の2月に着任しました。

彼が発表した新しいシーズンは、従来の古典作品中心ではなく、自身の振付作品を含む現代作品が中心であったため、ダンサーや観客の間で少なからぬ反発がありました。新しいシーズンの発表の時に、50人のバレエ団員がスカラ座総裁アレクサンドル・ペレイラとのミーティングを要求したのです。また、有望な若手ダンサーであるジャコポ・ティッシがスカラ座を見限り、ボリショイ・バレエに移籍するという動きもありました。


そのビゴンゼッティですが、辞任する理由としては、夏ごろからひどい背中の痛みに悩まされており、芸術監督の職務を全うすることが不可能であるというのがミラノ・スカラ座の公式な発表です。

後任をすぐに決めるのは不可能であるため、元スカラ座バレエ芸術監督で、現在はスカラ座バレエ学校の芸術監督であるフレデリック・オリヴィエリが監督代行を来年2月まで務めます。それまでに次期芸術監督が決定します。

なお、新しいシーズンには、ビゴンゼッティが振り付ける新作の「コッペリア」が12月に予定されていましたが、この作品もキャンセルされ、別の作品に置き換えられることになります。

追記:New York Timesにも記事が載りました。
The Director of La Scala Ballet Resigns After Eight Months
http://www.nytimes.com/2016/10/13/arts/dance/the-director-of-la-scala-ballet-resigns-after-eight-months.html

そういえば、ミラノ・スカラ座バレエの来日公演では、ビゴンゼッティの姿は見かけませんでしたよね。

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コメント

はじめまして。バレエ情報をいち早く発信する記事をいつも拝見してます。
スカラ座のバレエ・ディレクター辞任理由が健康上のこととはいえ、バレエ団で新任デイレクターが新しい試みを遂行するのは大変なことなのでしょうね。
オペラ座も結局ディレクター変わってしまいましたし、その他財政上の理由で閉鎖してしまったバレエ団も多いですし。
唯一成功してるのはマリインスキーでしょうね。ただし、非ワガノワ出身者起用については賛否両論あるようですけど。
21世紀のバレエ、どういう方向へ向かうのか、興味津々です。

マリアさん、こんにちは。

お返事がとても遅くなってしまってごめんなさい!

ニューヨークタイムズに記事が今日載っていましたが、
http://www.nytimes.com/2016/10/13/arts/dance/the-director-of-la-scala-ballet-resigns-after-eight-months.html
ダンサーたちがそもそもビゴンゼッティの方針に反対しているところがあって、上手くいかなかったみたいですね。来日公演にもビゴンゼッティは来ていなかったし。

マリインスキーも残念ながら、成功しているとはいいがたい状態です。籍を残しているとはいえ、シクリャーロフはミュンヘンに行ってしまって男性プリンシパルは高齢化、ワガノワの優秀な生徒はみんなボリショイに行ってしまって、個人的にはかなり残念な感じです。。。

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