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2016/06/12

新国立劇場バレエ団 ダンサー昇格と契約ダンサーから登録ダンサーへの移行、および退団

新国立劇場バレエ団は、今日「アラジン」が初日を迎えました。

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昨日のゲネプロと今日の初日と観たのですが(あと2公演観ます)、久しぶりの「アラジン」とても楽しかったです。プリンシパル7人も出演という豪華なステージ。目も眩むような洞窟のシーンでの華やかなディヴェルティスマンは振付も多彩でした。2幕の小野絢子さんと福岡雄大さんのパ・ド・ドゥは美しくて情感豊かでしたし、抜擢された池田さんのランプの精ジーン、獅子舞などファンタジックで楽しめる仕掛けが盛りだくさんで、一人一人のキャラクターが生きていました。カーテンコールには、振付のデヴィッド・ビントレーも登場し、カーテンの前で小野さんと福岡さんの間に彼が現れたときには、思わず観ている方も涙ぐんでしまうほどでした。チケットの売れ行きも大変良くて、喜ばしい限りです。


さて、新国立劇場バレエ団では、2016/2017シーズンから昇格するダンサー、契約ダンサーから登録ダンサーへ移行するダンサー、2015/2016シーズン終了をもって退団するダンサーが、決定したという発表がありました。

http://www.nntt.jac.go.jp/ballet/news/detail/160606_008688.html

2016/2017シーズンから昇格するダンサー ※ランクは、昇格後のものです。

<プリンシパル>
 奥村康祐(おくむら・こうすけ)

<ファースト・ソリスト>
 井澤駿(いざわ・しゅん)

<ファースト・アーティスト>
 飯野萌子(いいの・もえこ)
 益田裕子(ますだ・ゆうこ)


2016/2017シーズンより契約ダンサーから登録ダンサーへ移行するダンサー

<プリンシパル>
 マイレン・トレウバエフ

<ファースト・ソリスト>
 江本拓(えもと・たく)

<アーティスト>
 原田有希(はらだ・ゆき)
 フルフォード佳林(ふるふぉーど・かりん) 

2015/2016シーズン終了をもって退団するダンサー

<アーティスト>
 奥田祥智(おくだ・よしとも)
 吉岡慈夢(よしおか・じむ)


奥村さんは、今年中川鋭之助賞に輝いています。第11回モスクワ国際バレエコンクールシニア部門銀賞を、同じ地主薫エコールドバレエ出身の金子扶生さんと共に受賞。他にも数々の賞に輝いた後、2011/2012シーズンより新国立劇場バレエ団にソリストとして入団しました。今日の「アラジン」にも主演するなど、様々な作品で主演しているほか、日本バレエ協会の「眠れる森の美女」や「白鳥の湖」にも主演するなど、外部公演でも活躍しています。美しいつま先や綺麗な着地など、高い技術とともにエレガンスを備えていて王子様役がぴったりですが、その一方で「ドン・キホーテ」ではガマーシュ役を、ユーモアたっぷりに演じるなど多様な魅力の持ち主。

井澤さんは、2014/2015シーズンより新国立劇場バレエ団にソリストとして入団して、入団した年には早くも「シンデレラ」の王子役に抜擢。以降も主演が続いていました。プロポーションと容姿に恵まれ、華のある存在感でやはり王子様役がぴったりですが、軽やかな跳躍やコントロールの効いたピルエット等の鮮やかな技も魅力です。

一方、新国立劇場バレエ団の初期からバレエ団を支えてきたマイレン・トレウバエフさん、江本拓さんが登録ダンサーに移行してしまうのは残念です。

マイレンは、現在上演中の「アラジン」でマグレブ人を演じ、ただの悪役ではない深みのあるドラマティックな演技で作品にスパイスを加えていました。5月の「ドン・キホーテ」のエスパーダ役では、ワガノワ仕込みの切れのある美しい踊りとスタイリッシュさで魅せてくれました。古典作品の主演も見事でしたが、特に演技力に定評があり、新国立劇場バレエ団では彼ほどのキャラクター演技ができる人がいるのだろうかといえばいないので、惜しまれます。

江本さんは、「オルフェオとエウリディーチェ」に主演するなど、数々の作品で主要な役を演じてきており、やはりバレエ団に欠かせない一人でした。退団ではないので、今後もこの二人をバレエ団の舞台で観る機会があればよいのですが。

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コメント

こんにちは。19日(日)に「アラジン」を観ました。初見でした。さまざまなバレエの名場面集をちりばめたかのような豪華な作品でした。(欲を言えば、音楽がちょっと単調な気もしましたが。。。)

米沢さんの演技力が上がっていてびっくりしました。3年前に初めて観たときは、超絶技巧筋肉少女だったのに、こんなにしっとり情感豊かに踊れるようになって、、、とおじさん丸出しで感動してしまいました。。。

アンケートにも書いたのですが、新国はこういう系統の作品が似合うカンパニーのように思います。「アリス」とか「ミッドナイトサマー」とかレパートリーに入れたらいいのになあ。

junさん、こんにちは。

私も19日の公演にも行ったんですよ~シーズン最終日で、これを最後に登録に移行してしまう人もいるので。。

米沢唯さんのプリンセス、キラキラ度が上がっていて、たおやかでちょっと色っぽい顔も見せたりして、本当に演技力が上がって魅力的でしたね。

「アラジン」はとても楽しく衣装やセットも美しい作品で、いろんなダンサーが活躍できていい作品だと思います。大人から子供まで楽しめますしね!おっしゃる通り、ウィールドンの「アリス」とか、アシュトンの「真夏の夜の夢」とか似合いそうです(真夏はK-Balletや東京バレエ団でもやっているけど、「ラ・フィユ・マル・ガルデ」みたいなのも良さそうですね)

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