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2016/05/14

ENB(イングリッシュ・ナショナル・バレエ)のコンクール「エマージング・ダンサー」5/17ネット中継 /追記 (結果)

ENB(イングリッシュ・ナショナル・バレエ)の若手ダンサーが出場する、バレエ団内のコンクール第7回「エマージング・ダンサー」が5月17日(火)に開催されます。

http://www.ballet.org.uk/whats-on/emerging-dancer-2016/

過去の受賞者の中には、2011年に受賞し、現在はファースト・ソリストとして主演も多くしている加瀬栞さんがいます。審査員が選ぶ賞と、観客が選ぶ観客賞があります。

今年の出場者は、

Isabelle Brouwers
Jeanette Kakareka
Rina Kanehara (金原里奈)
Cesar Corrales
Daniele Silingardi
Erik Woolhouse

の男女各3人、合計6人です。

(男性出場者の紹介ビデオ)

(女性出場者の紹介ビデオ)

金原里奈さんは、昨年のローザンヌ国際コンクールでスカラシップを受賞しているので、覚えている方も多いのではないかと思います。昨年秋に入団し、すでに「海賊」のオダリスク役を踊っているなど活躍を見せています。カンパニー最年少団員だそうです。映像を見ると、英語が流ちょうなのに驚きます。

セザール・コラレスは、2013年にローザンヌ国際コンクールでスカラシップを獲得してABTのスタジオカンパニーに入り、2014年にはYAGPのグランプリに輝きました。2014年に入団して以来、「ロミオとジュリエット」のマキューシオ、「海賊」のアリとビルバントを踊っているなど活躍しており、優勝候補です。

エリック・ウルハウスは、東京生まれの日英ハーフで東京のオーストリア・バレエ・スクールを経てロイヤル・バレエ・スクールを卒業。在学中の2014年に、英国のバレエ学生対象のコンクール「ヤング・ブリティッシュ・ダンサー」で優勝し、昨年入団。

Daniele Silingardiは来シーズンよりハンブルグ・バレエに移籍するそうです。

<出演演目>

パ・ド・ドゥ
Isabelle Brouwers and Erik Woolhouse – Talisman
Jeanette Kakareka and Daniele Silingardi – Black Swan pas de deux from Swan Lake
Rina Kanehara and Cesar Corrales – Diana and Acteon

ソロ
Isabelle Brouwers – new work choreographed by Charlotte Edmonds
Cesar Corrales – Contrabajo para un hombre solo by Maximiliano Guerra
Jeanette Kakareka – solo from Annabelle Lopez Ochoa's Requiem for a Rose
Rina Kanehara – Black Swan solo from Jean-Christophe Maillot's Swan Lake
Daniele Silingardi – opening from John Neumeier's Spring and Fall
Erik Woolhouse – solo from Annabelle Lopez Ochoa's Eros Redux

<審査員>

タマラ・ロホ (ENB芸術監督)
サー・マシュー・ボーン (振付家)
ヴィヴィアナ・デュランテ (元ロイヤル・バレエ プリンシパル)
トーマス・エデュール (元ENBプリンシパル、エストニア国立バレエ芸術監督)
ラッセル・マリファント (振付家)
オクサーナ・パンチェンコ (ニュー・アドベンチャーズ ダンサー)
Morgann Runacre-Temple (バレエ・アイルランド常任振付家)


そして、今回初めて、このコンクールがネット中継されるとのことです。8時間の時差があるので、日本からだと深夜3時半になってしまってなかなか見づらい時間帯ですが。
http://blog.ballet.org.uk/emerging-dancer-live-streamed-tuesday-17-may/

<追記>
ネット中継ストリーミングのURLはこちらです。
http://emerging-dancer.ballet.org.uk/

<さらに追記>

「エマージング・ダンサー」賞、観客賞ともセザール・コラレスが受賞しました。

http://blog.ballet.org.uk/cesar-corrales-wins-emerging-dancer-2016/

パ・ド・ドゥ全部とソロの演技の途中まで観ていたのですが、コラレスの「ディアナとアクティオン」の踊りは圧倒的でした。キューバ出身のダンサーらしい、超絶技巧でどうやって跳んでいるのかもわからないような跳躍を見せてくれました。入団2年目とはいえ、まだプリンシパルでないのが不思議なくらいです。

金原里奈さんは、このコラレスの相手役を「ディアナとアクティオン」で務めましたが、まだ入団1年目で10代という若さですが、少し緊張していたようですが、正確でしかも華のある踊りで技術の高さを見せてくれました。すでにソロ役も踊っていることだし、これからの成長がとても楽しみです。
エリック・ウルハウスはすらりとしてプロポーション、容姿に恵まれ、「タリスマン」で美しい跳躍、よくコントロールされたピルエットで将来性の大きさを感じさせました。アナベル・ロペス・オチョア振付のソロ作品も、表現力があって魅力的でした。

黒鳥のパ・ド・ドゥのDaniele Silingardiは容姿がとても美しいけど技術は少し弱そうでした。ソロの「スプリング・アンド・フォール」はとても爽やかで似合っており、ハンブルグ・バレエに移籍するのも納得。オディールのJeanette Kakarekaもグランフェッテで乱れました。Isabelle Brouwersは、コンテンポラリーのソロ作品が、若手女性振付家シャーロット・エドモンズによるもので面白い作品でした。

画面がとても暗くて、黒い衣装だと見づらいという難点はありましたが、このような団内コンクールをネットで中継するのは、ダンサーたちにとっても励みになるし、バレエ団の宣伝にもなるし、素晴らしい企画だと思いました。続けてほしいと思うし、他のバレエ団でもこういうことをやってくれたら楽しいですよね。

ここに、この「エマージング・ダンサー」の舞台写真が掲載されています。
https://www.flickr.com/photos/dancetabs/sets/72157667813783650

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コメント

おはようございます。

 金原さんの英語、本当に上手ですね。最近のイギリス人の若者に多い、語尾を上げて終わる話し方を含めて、イギリスで育ったような印象を持ちます。イングリッシュ・ナショナル・バレエは、秋の「ジゼル」が楽しみです。

守屋さん、こんにちは。

金原さんはプリンセスグレースアカデミーで学んできたので、もしかしてフランス語の方が得意なのかもしれませんが、英語圏に留学していないのにこれだけきれいな英語を話せるのは大したものですよね。頭が良いのかもしれませんね。ENBのアクラム・カーン振付「ジゼル」とても楽しみです。来日公演を行ってほしいバレエ団の一つですね。

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