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« ヴィオレット・ヴェルディ逝去 | トップページ | 1/30 東京シティ・バレエ団「ダブル・ビル」 »

2016/02/10

2/10(本日)NHK総合放映 無様(ぶざま)でいい もっと自由に ダンサー 大前光市

23歳で事故により左足を失ってから、義足をつけ踊ってきたダンサーの大前光市さん。以前にも、NHKの「ブレイクスルー File.38 “唯一無二”になる ―ダンサー・大前光市―」という番組で取り上げられています。
(この番組を見た私の感想はこちら

この番組が大きな反響を呼んだため、第二弾の番組として取り上げられます。

2月11日(実際には10日の深夜)午前0時10分~午前0時40分

NEXT 未来のために▽無様(ぶざま)でいい もっと自由に ダンサー 大前光市
http://www4.nhk.or.jp/next-mirai/x/2016-02-10/21/32175/2075039/

ダンサーの大前光市さん(36)。23歳の時交通事故で左足を失って以来、義足をつけステージに立ち続けた。義足のために納得できる踊りができず失意の日々も過ごした。それでも諦めなかったエネルギーの根源は、建設現場で働き続けた父の姿。無様でもそれを続けることのすごみを教えてもらった。今、大前さんは「義足のダンサー」として評価されたくないと、新たな挑戦をはじめた。自分らしいダンスを模索し続ける姿に密着した。

「ブレイクスルー File.38 “唯一無二”になる ―ダンサー・大前光市―」は本当に感動的な番組でした。その後に開催された大前さんの公演にも足を運びましたが、本当に伝えたいものを持っている人の表現は強い、と感じました。この番組にも登場する、新国立劇場バレエ団のプリンシパル、マイレン・トレウバエフさんの振付けた「SWAN」という作品も非常に美しいです。

なお、「ブレイクスルー File.38 “唯一無二”になる ―ダンサー・大前光市―」も、今月アンコール放送があります。

2016年2月29日(月曜)
再放送2016年3月7日

大前光市「目覚めよと叫ぶ声がきこえる」

SWAN(マイレン・トレウバエフ振付)

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バレエのTV番組」カテゴリの記事

コメント

初めてコメントいたします。

昨夜の番組、興味深かった!!!

実は、私も生で大前光市さんのSWANを見る機会に恵まれましたが、
その迫力に圧倒されていました。

まさに瀕死の白鳥の男性版ですね。
そして「生きようとする凄み」を感じさせる踊りでした。

マイレン・トレウバエフさんの振り付けも素晴らしいと思いました。
大前光市さんというダンサーがいたから生まれた作品なのでしょうが、
ぜひ、あの作品で優勝を射止めてほしい。
他の男性ダンサーが挑戦するように知られてほしいと思いました。

表現の力を見せつけてくれる大前光市さんをこれからも応援したいと思います。


royalmilkteaさん、こんにちは。

番組、リアルタイムでは観られなかったのですが録画でさっき観終わったところです。
この作品、やはり生でご覧になったのですね!YouTubeの大前さんのチャンネルで映像もありましたが(本文に追加しました)、やはりこの作品は生で観ると本当に圧倒的です。マイレンさんの振付ももちろん素晴らしいけど、それを大前さんが踊ったからこその力強く、心に訴えかける作品となっていましたね。

コンクールでは入賞にとどまったけれども、これは多くの人の心に響く作品だと思いました。「ブレイクスルー」と内容が重複する部分がありつつも、その後の大前さんの姿もとらえているようで良い作品でしたね。また彼の公演が東京近郊であれば駆けつけたいと思っています。

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