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2015/06/09

ミュージカル「パリのアメリカ人」でクリストファー・ウィールドンが振付賞を受賞

1951年に製作されたミュージカル映画「巴里のアメリカ人」(ヴィンセント・ミネリ監督、ジーン・ケリー、レスリー・キャロン主演)。ガーシュイン作曲の音楽も大変有名で、1951年のアカデミー賞では作品賞はじめ6部門も受賞しています。

このミュージカル映画が、ブロードウェイミュージカル化されました。振付・演出は、今をときめくクリストファー・ウィールドン(ロイヤル・バレエ常任振付家)。主演は、ロイヤル・バレエのファースト・アーティスト、リアン・コープと、ニューヨークシティバレエのプリンシパル、ロバート・フェアチャイルドです。まずは2014年11月~12月にパリのシャトレ座で上演されたこの作品、今年の3月より(本公演は4月12日より)ブロードウェイのパレスシアターで上演され、大評判となっていました。興行的にも、同時期上演の作品の中でも大成功を収めたようです。

そして、今年のトニー賞で、作品賞、主演男優賞、主演女優賞を含む12部門と最多ノミネート作品となったのです。

トニー賞授賞式での作品紹介映像

受賞結果ですが、クリストファー・ウィールドンが振付賞を受賞し、また舞台デザイン賞、照明デザイン賞、オーケストレーション賞も受賞しました。ベスト・ミュージカルと主演男優賞、監督賞、スコア賞ほか主要な賞は、「Fun Home」が受賞しています。

http://www.tonyawards.com/en_US/nominees/shows/201410211413930665243.html

それでも、ウィールドンが振付賞を受賞した意味は大きいものと言えます。今後も、彼はブロードウェイミュージカルの演出、振り付けをしたいと考えているようです。ウィールドンは、「冬物語」でブノワ賞も受賞しており、大きな飛躍の年となりました。

ロバート・フェアチャイルドは、この役を演じるにあたって歌と演技のレッスンを受けました。今シーズンはNYCBを休んでこの役に専念しましたが、来シーズンには復帰すると語っています。彼の妻でやはりNYCBのプリンシパルであるタイラー・ペックも「Little Dancer」という、ドガの彫刻をモチーフにしたミュージカルに出演しています。

クリストファー・ウィールドンとロバート・フェアチャイルドのインタビュー。
http://www.latimes.com/entertainment/envelope/tonys/la-ca-cm-tonys-wheeldon-fairchild-american-in-paris-20150607-story.html#page=1

リアン・コープは、このプロダクションがロンドンで上演されることになったらこちらにも出演したいと言っています。彼女も一年間のサバティカルを取っているのですが、まだロイヤル・バレエに復帰するかどうかははっきりしていません。彼女の演技は、レスリー・キャロンにも絶賛されています。なお、レスリー・キャロンもパリのコンセルヴァトゥールでバレエを学び、シャンゼリゼ・バレエ団で活躍したバレリーナでした。

http://www.standard.co.uk/lifestyle/london-life/leanne-cope-tonynominated-royal-ballet-dancer-takes-on-broadway-10299457.html

トニー賞での二人の素晴らしいパフォーマンスをどうぞ。

クリストファー・ウィールドン、リアン・コープ、ロバート・フェアチャイルドは、フレッド・アステア賞も受賞しています。
http://www.broadway.com/buzz/181039/an-american-in-paris-on-the-town-share-2015-astaire-award-wins/

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コメント

こんにちは。素敵ですよね!私はミュージカルからバレエに入った鑑賞者なので、こういうのを観ると10代、20代の頃を思い出してしまいます(笑)バレエリュスの残り香が感じられる作品が大好きです。バレエと同じくミュージカルも興行的に難しい時期にあるようですが、お互いに交流して、バランシンやロビンズのような時代を作って欲しいなあと思います。

junさん、こんにちは。

私もいっときブロードウェイでよくミュージカルを見ていたことがありました。この「パリのアメリカ人」は、さすがウィールドン振付、主演も一流バレエダンサーだけあって、踊りが素晴らしいようですし、評判もすごくいいので観てみたいな~って思います。ロンドン公演はほぼ決まっていて、あと中国でもやるらしいのですが、日本に持ってきてほしいな~なんて思います。ミュージカルとバレエの人材交流は、もっと行われるべきですよね。バレエ・リュスといえば、「赤い靴」のミュージカル舞台なんて観てみたいなって思います。

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