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2015/06/16

マリインスキー・バレエ「ダンスの騎士たち」公演ネット中継

公演自体は日曜日に行われていたのに、うっかりお知らせをするのを忘れていました。
バレエ忘備録のurikoさんありがとうございます)

6月14日に、マリンスキー劇場でKnights of Danceという公演が行われ、これがネット中継されています。18日の夜に別の中継があるので、それまでの時間、視聴できます。

ダニーラ・コルスンツェエフ、イーゴリ・コールプ、エフゲニー・イワンチェンコとマリインスキー・バレエの誇る3大おやじベテラン・プリンシパルをフィーチャーした、ユニークな公演です。

Kolb_korsuntsev_ivan4enko

中継サイト
http://mariinsky.tv/n/

公演サイト
http://www.mariinsky.ru/en/playbill/playbill/2015/6/14/1_1930/

I. «Lady and the Hooligan" 「お嬢さんとならず者」
Music of Dmitri Shostakovich
Choreography Konstantin Boyarsky
Libretto by Alexander Belinsky based on the play by Vladimir Mayakovsky

Young Lady - Victoria Tereshkina
Hooligan - Daniel Korsuntsev
Leader - Alexey Kuzmin

ショスタコーヴィチのバレエ曲に、コンスタンチン・ボイリャスキーが振付けたもの。1920年代が舞台で、ソビエト風味のミュージカル風の作品。引退してしまったイリヤ・クズネツォフの当たり役だったわけですが、真面目そうなコルスンツェフが不良を演じているというレアなものを見ることができます。お嬢さんに恋したならず者の切ない恋が描かれています。ダニーラファンとしては、いつもと違った彼の一面が観られて嬉しい限りです。

II. "Divertimento King"
Music of Jean-Philippe Rameau
Choreography Maxim Petrov
Costume - Tatiana Noginova
Lighting - Constantine Binkin
Playwright - Bogdan Korolёk

Performed by Igor Kolb

若手振付家マキシム・ペトロフによる新作で、ラモーのバロック曲を使用。衣装も宮廷舞踊風なんだけど、バロックでこんなに風にぐにゃぐにゃ踊るところは、さすがコールプ。かなり風変わりな作品ですが、男性群舞がふんだんにあって楽しかったです。


III. "Scheherazade" 「シェヘラザード」
Music by Nikolai Rimsky-Korsakov
Scenario by Léon Bakst and Michel Fokine after Arabian fairytales
Choreography by Michel Fokine
Reconstruction by Isabelle Fokine and Andris Liepa
Set and costume design by Anna Gentle and Gentle Anatolia based on sketches by Léon Bakst

Starring:
Shahryar - Vladimir Ponomarev
Sobeide - Olga Belik
Rab Zobeide - Yevgeny Ivanchenko
Odalisque: Victoria Brilyov , Julia Kobzar , Zlata Yalinich

これはおなじみのフォーキン作品。イワンチェンコも黄金の奴隷のイメージからは程遠いわけですが、いやいやどうして、大人の魅力があってとてもセクシーです。オダリスクにヴィクトリア・ブリリョーワの名前がありますが、これはurikoさんも描かれている通り、彼女は出ていないようです。アスィルムラートワの愛娘アナスタシア・ザクリンスカヤが出演しています。ゾベイダは役デビューのオリガ・ベリク。美しい人ですね。

ラストは、タキシードで決めた3人がタンゴを踊ってくれますが、それぞれ本当にカッコいいこと!年輪を重ねた渋い魅力がたまりません。さっきまで奴隷役を妖艶に演じていたイワンチェンコが、いきなりオールバックでおやじ全開なのが、また魅力的です。これ、生で観られた方が羨ましいです。「Tango for Three」という作品だそうですね。

「シェヘラザード」はともかくとして、他の2作品はなかなか観る機会のない作品。こういう風にネット中継してくれるのはありがたいのですが、どうせなら映像ソフト化もしてほしいですよね。特に11月~12月のマリインスキー・バレエ来日公演には、コールプもイワンチェンコも来日しませんし。

追記:公演当日に流れた映像がアップされていました。3人のリハーサル、ワジーエフ、テリョーシキナ、そして彼らの恩師であるセリュツキー先生のインタビューもあります。

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バレエ(情報)」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。このガラ、すごく良かったですよね。日本ではあまり感想がなくて、ちょっと寂しかったのですが、みなさんはどうだったんだろう。
マリインカと言えば、やはり主役は女性みたいなところがあり、特にこれまであまり(少なくとも日本では)スポットが当たってなかった3人による、3人のためのガラ。
観客も当然彼らのファンが多いのか、暖かい感じがしました。
私は、珍しくだらしのない役を演じるコルスンツェフが、サポート時にふっと見せる隠しきれない優しさや紳士ぶりにドキドキしました(笑)
コールプは大好きなダンサーなのですが、ここ数年で何か目指すものが変わったのでしょうか。まだ踊れる年齢なのに、既に年齢に関わらず踊れそうな演目や役ばかり…。長く活躍して貰いたい反面、今しか出来ないダンスも挑戦して欲しいです。
イワンチェンコはいつにもましてセクシーでした。若くて美しいベリクと楽しそうにやってましたね(笑)彼女にチャンスを与えたかったのでしょう。確かにとてもキレイでした。
本人も品が良すぎて全く奴隷には見えず、奴隷に扮して姫に会いに来た育ちのいい男性という感じでしょうか(笑)
ラストの3人のタンゴはファンへのプレゼント的な素敵な演出でしたね。世界のマリインスキーのプリンシパルが3人。とてもかっの良かったです。
長々と感想をすみません。いつも様々なバレエ情報をありがとうございます。
これからも時々コメントさせて下さい♪

ねこさん、こんにちは。

もしかして、現地でこの公演をご覧になったのですか?日本からもこの公演を観にサンクトペテルブルグまで旅した方もいらっしゃったようですね。

確かに、マリインスキーと言えばバレリーナであるという印象があり、男性プリンシパルの影はやや薄かったです。そして、コルスンツェフ、コールプ、イワンチェンコとも大ベテランで、コールプはまだ30代だけど他の2人は40代ですし、そろそろ、いつまで観られるのかな~というところもありますが、いやいやこれを見ると彼らは全然余裕でしょう、って思いました。

コルスンツェフって時々、性格の優しさがふっと踊りの中に出るところがあって、そういうところはホント私もたまらないって思います。ちょっと不器用そうなところもね。コールプは、マリインスキーでヴィシニョーワの20周年記念公演でのヒラリオンが熱くて情熱的で素敵すぎて。でもヒラリオンだなんて勿体ないおばけが出るって感じなんですが。。。彼も全然踊れるのに、最近はマッジとかカラボスとかなんですよねえ。
イワンチェンコは、いつもは大人の渋い魅力なんですが、こういう奴隷もセクシーでいいですよねえ。だいぶ前にNYでロパートキナと「シェヘラザード」やったのを見たときには、なんだか倦怠期の夫婦みたいであまりやる気がなかったのに、今回は張り切っていて若返った感じがしました。彼は正直今回一番かっこよかったと思います。ベリクは綺麗ですね~。プリンシパルキャラクターアーティストなんだ、若いのにとびっくりです。3人の魅力がさく裂していたし、タンゴももうたまらん、って感じで、本当に素晴らしかったです。3人とも大好きです。

とりあえずは、7月に田北さんのガラでコールプは観られるし、12月にはダニーラも観られますが、イワンチェンコは?彼も来てほしいですよね~。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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