マリインスキー国際フェスティバル、テリョーシキナガラのネット生中継
今日サンクトペテルブルク時間17:3019:30、日本時間1::30よりマリインスキー国際フェスティバルの一環としての、ヴィクトリア・テリョーシキナ・ガラが行われ、ネット生中継されます。演目は愛の伝説、シェヘラザードとパキータです。(すみません、訂正しました。最初に書いた時間から変更になったので、ちょっと見づらい時間になってしまいました)
このリンク先、Mariinsky TVでの中継です。
Mariinsky TV
XV International Ballet Festival MARIINSKY
An artistic evening with Viktoria Tereshkina
The Mariinsky Orchestra
Conductor: Valery Ovsyanikov
The programme includes:
I. The Legend of Love (Act II)
Music by Arif Melikov
Libretto by Nazim Khikmet
Choreography by Yuri Grigorovich (1961)
Set, costume and lighting design: Simon Virsaladze
Shyrin: Alina Somova
Ferkhad: Kimin Kim
Mekhmeneh Bahnu: Viktoria Tereshkina
The Vizier: Yuri Smekalov
II. Schéhérazade (choreographic drama in one act)
Music by Nikolai Rimsky-Korsakov
Scenario by Léon Bakst and Michel Fokine after Arabian Nights fairytales
Choreography by Michel Fokine (1910)
Reconstruction by Isabelle Fokine, Andris Liepa
Set and costume design by Anna Nezhnaya, Anatoly Nezhny after original sketches: Léon Bakst
Shahriar: Vladimir Ponomarev
Zobeide: Viktoria Tereshkina
Zobeide’s Slave: Danila Korsuntsev
The Odalisques: Olga Belik, Viktoria Brilyova, Anastasia Zaklinskaya
III. “Paquita” Grand pas
Music by Ludwig Minkus
Choreography by Marius Petipa (1881)
Revival consultants: Pyotr Gusev, Lidia Tiuntina, Georgy Konishchev
Set design by Gennady Sotnikov
Costume design by Irina Press
Soloists: Viktoria Tereshkina and Vladimir Shklyarov
追記:次のライブ中継が始まると削除されてしまうようなのですが、現在のところアーカイブが残っているので「パキータ」だけ見てみました。生中継の時に最初に上演された「愛の伝説」はアーカイブにもならなかったようです。テリョーシキナが子供時代に踊った「くるみ割り人形」「コッペリア」などの映像も流れました。
上記キャスト表には載っていない、「パキータ」の出演者が大変豪華でした。
ヴァリエーションは、
第一(「ドン・キホーテ」の3幕友人のヴァリエーション) アナスタシア・マトヴィエンコ
「海賊」2幕などで使われるヴァリエーション フィリップ・スチョーピン
第二 (非常にゆっくりな音楽)クリスティーナ・シャプラン
男性ヴァリエーション(グラン・パ・クラシック) ティムール・アスケロフ
第四 (チェレスタとパ・ド・シュヴァル) エカテリーナ・オスモルキナ
タリスマンのヴァリエーション キム・キミン
エトワール エカテリーナ・コンダウーロワ
コッペリアのヴァリエーション ウラジーミル・シクリャーロフ
グラン・ジュッテのヴァリエーション ヴィクトリア・テリョーシキナ
いろいろとゴタゴタもあるマリインスキーではありますが、さすがにレベルの高さ、コール・ドのダンサーたちの容姿の美しさ、細長い体型とポール・ド・ブラの繊細さはダントツです。ヴァリエーションもそれぞれ素晴らしいものでした。産休から復帰してそれほど経っていないオスモルキナはマリインスキーらしい繊細な気品があって軽やかだったし、シクリャーロフは笑っちゃうくらい跳んでいるし、コンダウーロワのエトワールもエレガントでうっとりさせるものでした。テリョーシキナのアカデミックで華麗なテクニックはコーダのグランフェッテで存分に発揮されていました。
良い企画だったので、せっかくの映像、どこかで観られるようにしてほしいですよね。
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