バットシェバ舞踊団、10月に来日公演
現代最高の振付家の一人である、オハッド・ナハリン率いるイスラエルのバットシェバ舞踊団が、10月に来日公演を行います。
http://www.aac.pref.aichi.jp/syusai/index2.html
現在のところ判明しているのは、愛知県芸術劇場での公演のみ。
バットシェバ舞踊団
「Deca Dance - デカダンス」
愛知芸文フェス
愛知県芸術劇場大ホール
10月7日(水)
振付:オハッド・ナハリン 出演:バットシェバ舞踊団
S席:8,000円、A席:6,000円、B席:4,000円、C席:3,000円、C席学生:2,000円 ほか
愛知で水曜日の公演ということなので、きっと週末に関東圏で公演があるだろうと勝手に期待しています。
今回上演される「デカダンス(Deca Dance)」は、バットシェバ舞踊団でのナハリンの集大成とも言える作品です。ナハリンは、オリジナルの作品の個性を残しつつ、既存作品の一部を独創的な新たな表現に再編成していきます。「デカダンス(Deca Dance)」は、彼の作品の中で最も感動的な側面をみることのできると同時に、今日もまだ進化し続けている作品です。
ナハリン作品の中でも最も有名な「マイナス16」(昨年末のスペイン国立ダンスカンパニーの来日公演でも上演)も、この作品の中に含まれています。有名な詩人、チャールズ・ブコウスキーによるテキストも引用され、そこからインスピレーションを得た作品とのことです。
なんとこの作品、マリインスキー劇場でバットシェバ舞踊団が上演したこともあるんですよね。
http://www.balletandopera.com/modern_dance/Batsheva_Dance_Company__Tel_Aviv__Deca_D/info/sid=J43wx6r6G49Gs86Eu31g&play_date_from=01-Jun-2013&play_date_to=30-Jun-2013&playbills=30014
Ohad Naharin Deca Dance
http://youtu.be/Bk-odQ-23_4
個人的に、オハッド・ナハリンは現代ダンスの振付家の中でも、一番好きなアーティストなのです。本当に来日が楽しみなのですが、愛知で水曜日だと観に行くのが難しいので、ぜひ関東での上演も期待したいところです。
なお、バットシェバ舞踊団は、来年1/5-9にパリ・オペラ座、ガルニエで客演し、Threeという作品が上演されます。
ナハリンは以前オペラ座に振付をしたことがありますが、オペラ座にバットシェバ舞踊団が招かれるのは初めてのことです。
http://saison15-16.operadeparis.fr/en/ballet/batsheva-dance-company-ohad-naharin
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