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2015/02/14

東京バレエ団の芸術監督に斎藤友佳理氏就任

東京バレエ団の芸術監督に長年プリマとして活躍していた斎藤友佳理氏が8月1日より就任することが発表されました。

http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/post-524.html#002056

本年8月から芸術監督の職責を飯田宗孝から斎藤友佳理にバトン・タッチし、斎藤友佳理を中心に、レパートリーの選定やキャスティング、日々のリハーサルなどを行って、芸術面の充実を図ります。これまで芸術監督を務めた飯田宗孝は東京バレエ団団長となり、総監督の佐々木忠次を補佐するとともに、バレエ団およびバレエ学校を大所高所から監督いたします。

13日に記者会見があったとのことで、その内容が東京バレエ団のTwitterでツイートされていました。
そこから少し抜粋します。


【斎藤友佳理芸術監督就任会見】斎藤氏

「すでに決まっていることも多く、急速にバレエ団を変えることは難しい。苗を植えてから成木に成長するまでには最低でも5年かかると言われている。時間がかかる仕事だが、そのくらいの長いスパンで東京バレエ団の将来を考えていきたい。

芸術監督に就任して最も大きな最初の仕事になるのが、来年2月に予定されている「白鳥の湖」ブルメイステル版の上演。先日ようやく、版権所有者のブルメイステル氏のお嬢様と上演契約を交わすことができた。

ブルメイステル版「白鳥の湖」の魅力はドラマ性が強化されているところ。ブルメイステルはバレエ以前に演劇を学び「ダンサーは舞台上で登場人物の人生を生きなければならない」という言葉を残している。その言葉どおり非常にドラマティックな演出となっている。

8月に就任した直後には<第3回目黒バレエ祭り>の一環として、子どものためのバレエ「ドン・キホーテ」を上演する。この作品はニュープロダクションといってもワシーリエフ版「ドン・キホーテ」を1時間半くらいにまとめたハイライト版と考えていただければ。

11~12月のシルヴィ・ギエム ラストツアーでは、東京バレエ団初演となるフォーサイスの「イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド」、キリアンの「ドリームタイム」を上演することが決定した。

ギエムからは東京バレエダンのダンサーにフォーサイス作品を踊らせるべきだというアドバイスをもらっていた。また、キリアンの「ドリームタイム」は私も踊ったとても好きな作品。

2016年度以降の演目についてはまだお話しすることはできないが、東京バレエ団の財産である「ザ・カブキ」「月に寄せる七つの俳句」などのオリジナル作品は定期的に上演し続けていきたい。

また、ラコット版「ラ・シルフィード」、ベジャールの「ボレロ」「春の祭典」のように、限られたバレエ団でしか上演されていない作品も、継続して上演していきたい。その際は、その作品に最もふさわしい指導者に指導していただくことも検討したい。」

(それにしても、東京バレエ団はTwitterの使い方が上手いな、と思います)

ということで、大きなニュースとしては、「白鳥の湖」は、新しくブルメイステル版にするということ、そしてフォーサイスの「イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド」、キリアンの「ドリームタイム」がレパートリー入りすることです。


今までのゴールスキー版「白鳥の湖」は、2幕の群舞の振付があまりよくなかったという問題点がありました。ブルメイステル版は、モスクワ音楽劇場バレエ、パリ・オペラ座、ミラノ・スカラ座などで踊られている、とてもドラマティックで面白いバージョンです。衣装や装置も一新されるでしょうし、これは楽しみですね。まだご覧になっていない方は、ぜひ今年5月のモスクワ音楽劇場バレエの来日公演で観るといいと思います。

シルヴィ・ギエムのラストツアーで「イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド」が観られるのも期待できます。これは全編上演すると考えて良いんでしょうね。ギエムの代表的な作品の一つでもあったので、彼女のフェアウェルにふさわしくかっちりと仕上げてくれることでしょう。

引き続き、ベジャール作品など、東京バレエ団ならではのレパートリーを上演し続けるのも良いことだと思います。

ウラジーミル・マラーホフをアーティスティックアドバイザーに迎えてクラス指導などをしてもらっていることにより、東京バレエ団のレベルはかなり上がったようです。斎藤さんも、ロシア国立モスクワ舞踊大学院でバレエ教師の資格を取っていて振付指導で今までも活躍してきたわけですし、ロシア系を中心とした独自の人脈もあるということで、東京バレエ団のこれからに期待したいですね。今までのレパートリーを保ちつつも、やはり古典寄りになっていくという感じなのでしょうか。

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