第14回世界バレエフェスティバル 出演者・発売日決定
第14回世界バレエフェスティバルの追加出演者と発売日決定したとのことでお知らせがありました。
http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/-81-200pm-82-200pm-84-600pm-85.html#002063
また、今日、モンテカルロ・バレエの「LAC~白鳥の湖」を観に行ったら、世界バレエフェスティバルのチラシも折り込まれていました。
(モンテカルロ・バレエの「LAC~白鳥の湖」、スタイリッシュで斬新でものすごく面白い作品で、ダンサーもみな美しく素晴らしかったです。入団したばかりの加藤三希央さんも、見事な活躍を見せていました。おすすめの公演です)
■Aプロ、Bプロ2演目セット券(S,A,B)受付:4月4日(土)10:00a.m.
■一斉前売開始:4月18日(土)10:00a.m.
■予定される女性舞踊手
アマンディーヌ・アルビッソン(パリ・オペラ座バレエ団)☆Aプロのみ出演
シルヴィア・アッツォーニ(ハンブルク・バレエ)
アリーナ・コジョカル(イングリッシュ・ナショナル・バレエ)
オレリー・デュポン(パリ・オペラ座バレエ団)
マリア・アイシュヴァルト(元シュツットガルト・バレエ団)
イザベル・ゲラン(元パリ・オペラ座・バレエ団)
マリア・コチェトコワ(サンフランシスコ・バレエ)
サラ・ラム(英国ロイヤル・バレエ団)
アンナ・ラウデール(ハンブルク・バレエ)
ミリアム=ウルド・ブラーム(パリ・オペラ座バレエ団)
タマラ・ロホ(イングリッシュ・ナショナル・バレエ)
ヤーナ・サレンコ(ベルリン国立バレエ団)
ヴィエングセイ・ヴァルデス(キューバ国立バレエ団)
ディアナ・ヴィシニョーワ(アメリカン・バレエ・シアター/マリインスキー・バレエ)
■予定される男性舞踊手
マチュー・ガニオ(パリ・オペラ座バレエ団)☆Aプロのみ出演
オシール・グネーオ(ノルウェー国立バレエ団)
デヴィッド・ホールバーグ(アメリカン・バレエ・シアター/ボリショイ・バレエ)
マチアス・エイマン(パリ・オペラ座バレエ団)
ヨハン・コボー(ルーマニア国立バレエ団)
マニュエル・ルグリ(ウィーン国立バレエ団)
アルバン・レンドルフ(デンマーク・ロイヤル・バレエ団 /イングリッシュ・ナショナル・バレエ ゲスト)
ウラジーミル・マラーホフ
スティーヴン・マックレー(英国ロイヤル・バレエ団)
エルヴェ・モロー(パリ・オペラ座バレエ団)
ワディム・ムンタギロフ(英国ロイヤル・バレエ団)
マライン・ラドメーカー(オランダ国立バレエ団)
エドウィン・レヴァツォフ(ハンブルク・バレエ
アレクサンドル・リアブコ(ハンブルク・バレエ)
ダニール・シムキン(アメリカン・バレエ・シアター)
フリーデマン・フォーゲル(シュツットガルト・バレエ団)
まずは、マニュエル・ルグリの名前を出演者として見たときから、きっと出るんじゃないかと予想していた、イザベル・ゲランが出演することが大きなニュースですね。
以前もこのブログでお知らせしたように、昨年8月にイザベル・ゲランは、上海で行われたガラ「パトリック・ド・バナ&フレンズ」で、バナの新作“The Farewell Waltzをルグリと踊りました。また、「ル・パルク」もルグリと踊っています。
http://dorianjesus.cocolog-nifty.com/pyon/2014/07/post-5e27.html
ゲランはもちろん以前にも世界バレエフェスティバルに出演しているのですが、いつ以来でしょうか(私が観に行った1994年の第7回には出演していました)。パリ・オペラ座では2003年に踊ったのが最後のようです。
最近のゲランの写真です。今彼女は53歳とのことですが、驚くべき張りのある筋肉です。
https://balletthebestphotographs.wordpress.com/2015/02/14/isabelle-guerin-and-lloyd-knightt/
きっと、今回もマニュエル・ルグリと踊ってくれるんでしょうね。とても楽しみです。
ノルウェー国立バレエのオシール・グネーオは、聞きなれない名前ですが、素晴らしいテクニックの持ち主として注目されているキューバ出身のダンサーです。
彼の踊る「ディアナとアクティオン」。とにかくピルエットが驚異的です。
http://youtu.be/lYl49Zqen90
2006年以来、久しぶりに世界バレエフェスティバルに出演するヴィエングセイ・ヴァルデスとの「ドン・キホーテ」
http://youtu.be/WSJRVwzEZ4U
ヴァルデスも、やはり見たこともない超絶技巧を披露して、2006年には大センセーションを起こしました。グレーオも間違いなく台風の目になるのではないかと思われます。まだ24歳という若さ。2008年にヴァルナ国際バレエコンクールで銀賞を受賞しています。
アルバン・レンドルフは、デンマーク・ロイヤル・バレエのプリンシパルですが、イングリッシュ・ナショナル・バレエ、そしてABTにゲスト出演しているので、英米のバレエファンにはよく知られた存在です。2013年にはブノワ賞を受賞しています。
それほど知名度はないけれども、驚くようなテクニックや存在感を持つダンサーを発見できるのも世界バレエフェスティバルの楽しみですよね。新しいダンサーをここで発見できるのは良いことだと思います。バレエフェスはお祭りなので、普段は観られないような超絶技巧や意外なカップリングが観られると盛り上がりますよね。
反面、今回はロシア系のダンサーが非常に少ないですよね。マリインスキー・バレエからはディアナ・ヴィシニョーワ、ボリショイ・バレエからはデヴィッド・ホールバーグが出演しますが、二人ともABTでも踊っています。それ以外の、ボリショイ、マリインスキー、そしてミハイロフスキー、ダンチェンコなどロシア系バレエカンパニーのダンサーがいないので、ロシア・バレエファンにとっては物足りないかもしれません。
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