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« 「エトワールをめざして ~パリ・オペラ座バレエ学校の子どもたち~」ほかTV放映情報 | トップページ | ベルギー、モネ劇場がすべてのダンス公演をキャンセル »

2014/12/18

SWAN MAGAZINE 38 2014年冬号

SWAN MAGAZINE 38 2014年冬号が発行されました。

http://swanmagazine.heibonsha.co.jp/

冬らしい、ミッドナイトブルーと白が印象的な美しい表紙。

巻頭連載のパリ・オペラ座 エトワールに夢中!は
Vol.21 ジェレミー・ベランガールです。

最近はあまり踊っていない印象がありますが、来年3月の「白鳥の湖」ではロットバルト役を踊る予定。個性派の彼は古典よりは現代作品の印象が強く、フォーサイスと「パ・パーツ」のリハーサルに入るという時点でのインタビューでした。また、ミュージシャンとしての一端も見せ、ポートレートもバレエダンサーというよりはミュージシャンのようです。引退まで3年ですが、引退してもダンスは止めないそうです。

特集は新国立劇場バレエ団。

新制作「眠れる森の美女」で2014/2015シーズン開幕
新国立劇場バレエ研修所 発表公演
大原永子舞踏芸術監督インタビュー
2014/2015シーズン公演ラインナップ
[Review] CLOUD/CROWD ダンス公演ラインナップ

「眠れる森の美女」の写真がふんだんに使われており、主役だけでなくて、3幕のキャラクターロールのダンサーたちの舞台写真も載っているので、新しいダンサーたちの顔を覚えるのにもとても役に立ちます。

公演ラインアップや大原新芸術監督へのインタビューは、もっと突っ込んだ内容にした方が良かったと思いますが。(今回のラインアップも、「眠れる森の美女」も、ダンサーのクオリティは高いけど、疑問符がたくさん、と思う方が多いですから)

観に行くことができなかった「CLOUD/CROWD」のレビューも読めたのは良かったです。

〔連載] ハンブルク便り4
いつの間にか連載になっていたハンブルグ・バレエだよりは、「ジゼル」と「ヴェニスに死す」のレポート。ノイマイヤー版の「ジゼル」は一般的なコラーリ&ペロー版をベースにしつつも、ひねった設定や振付もあるようなので、大変興味深いです。日本に来ないうちに、ハンブルグ・バレエもだいぶ世代交代しているようで、「ジゼル」にも「ヴェニスに死す」にも、最近プリンシパルに昇進したばかりのアレクサンダー・トリシュが主演していました。アリーナ・コジョカルがジゼル役でゲスト出演しているのも話題でした。

ハンブルグ・バレエでは、ソリストとして、そして振付家としても活躍する大石裕香さんのほか、有井舞耀さん、石崎双葉さん、さらに今シーズンからは菅井円加さんと日本人ダンサーが増えてきました。その中で、今回は2007年に入団した有井さんのインタビューが掲載されています。「ジゼル」ではドゥ・ウィリの一人ズルマ役を踊っています。ノイマイヤーとの共同作業についても語ってくれていて、これもまた興味深いです。


日本人初のブノワ賞に輝き、先日はノーベル賞授賞式でも踊った木田真理子さんのインタビューもあります。大変な栄誉をつかむ前には、様々な試行錯誤があり、ブノワ賞受賞を招いた作品「ロミオとジュリエット」も初演キャストということでマッツ・エックと創り上げた役ですが、怪我をしたり、初日が近づいているのにジュリエットという役がわからないと苦しんだり、様々な苦悩があったそうです。

さらにもう一つ、デンマークのペーター・シャウフス・バレエのプリンシパル、高橋陽子さんのインタビューも面白かったです。往年のスターダンサーであるシャウフスは現在自らのカンパニーを率いており、ナタリア・オシポワとイワン・ワシーリエフをゲストに招いてアシュトン版「ロミオとジュリエット」を上演したり、シャウフスのオリジナル作品をロンドンのコロシアム劇場などで上演しています。彼の振付けたチャイコフスキー三大バレエは、イレク・ムハメドフをゲストに迎え、大胆な演出が賛否両論を呼びました。普通のバレエ団とは違った私設カンパニーならではのエピソードが読めます。

ハンガリー国立バレエに移籍したSHOKOこと中村祥子さんからの便りも。元気で活躍されている様子が伝わってきます。

そして「SWANドイツ編」は第二話。ノイマイヤーの「オテロ」のオーディションを真澄とレオンは受けますが、レオンは不合格、真澄はデスデモーナ役の代役に選ばれます。レオンは、どの役を踊っても彼にしか見えないというのが不合格の理由だったとのこと。そして、二人の間に亀裂が入ります。さて、レオンは、真澄は、そして「オテロ」はどうなるのでしょうか?

番外編である「SWAN 白鳥の祈り」愛蔵版(全二巻)も発売されました。この愛蔵版だけの、書下ろしエピソードも加えられているので、SWANファンは必読です。

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