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2014/08/03

エトワール・ガラのトークショー

今日はエトワール・ガラのBプロに行ってきました。「眠れる森の美女」の3つのシーンを別々のダンサーで、そして「牧神の午後」バージョン違いを2つ、といったとても面白い趣向が入っていたのが良かったです。

ハンブルグ・バレエのペアとイザベル・シアラヴォラは素晴らしいのはもちろんですが、今回私の株が上がったのはドロテ・ジルベールとマチュー・ガニオでした。ドロテはますます美しさに磨きをかけて、エレガントになりましたね。マチューは逞しくなって、サポートがとても上手くなって頼りがいが出てきました。ニコラ引退後の首席エトワールですものね。それと、座長バンジャマン・ペッシュのカーテンコールでのお茶目さも素敵でしたね。最後のマンボでのはじける皆さんが楽しそうでした。あと一日、楽しむことにします。

遅くなりましたが、月曜日に行われたエトワール・ガラのトークイベントについて軽くご報告します。参加したのは、バンジャマン・ペッシュとイザベル・シアラヴォラ。

Img_47672_2

まずは、二人がアイドルとしているダンサーについて。イザベルのアイドルは、ミハイル・バリシニコフだそうです。彼女にとって彼のようなスターは遠い存在だったそうですが、オペラ座に入り、様々な素晴らしいエトワールと一緒に仕事をして、違った形の尊敬を抱くようになったとのこと。また、シルヴィ・ギエムも大好きだそうです。

バンジャマン・ペッシュは、子供の時に部屋に貼っていたポスターはジョルジュ・ドンだったそうです。彼のたぐいまれなる存在感に圧倒されていたとのことで。また、シリル・アタナソフもあこがれの存在だったそうです。一緒に仕事をする機会のあるダンサーでは、ニコラ・ル・リッシュとシルヴィ・ギエム。彼らはもちろん技術も素晴らしいのですが、技術的にどうこうというよりは、どんなことにも妥協せず類まれな個性を持っているという点が凄いと。

自分が反対の性のダンサーだったら何を踊りたいと思いますか?という質問。イザベルは、ミーシャになって、若者と死を踊りたいそうです。それからボレロも踊りたいと。バンジャマンは、イザベル・シアラヴォラになりたいそうです(笑)。彼女は演技派として知られていて、マルグリット、タチヤーナを体現し悲劇のヒロイン役を見事に演じているからと。また、彼女が踊るローラン・プティ作品のヒロインも素晴らしいと。「ノートルダム・ド・パリ」や「若者と死」など。

「エトワール・ガラ」では、イザベルとバンジャマンは「ル・パルク」と「イン・ザ・ナイト」を踊ります。全く違った2つの作品を踊るのはどんな難しさがあるか。バンジャマンは「ル・パルク」は去年の12月に初めて踊ったそうですが、イザベルはもっと長いこと踊っています。一方、「イン・ザ・ナイト」はバンジャマンのほうが踊ってきた期間が長いので、それぞれについて情報交換をしているそうです。

バンジャマン・ペッシュは、「エトワール・ガラ」に芸術監督として関わって10年が経ちました。常に新しい発見を提供したいということで、レパートリーを完全に取り換えることはないけれど、新しい体の使い方や、新しいキャリア、作品に挑戦していることが大事だと彼は語りました。

バンジャマンは今回で実に来日は27回目となるそうです。しかしながら、忙しくてなかなかバレエ以外のことをする時間がなかったそうで、それはイザベルも同じ。しかしイザベルは買い物が大好きで、公演初日は、日本で買ったジャン・ポール・ゴルチェのドレスとジミー・チュウの靴で美しく装っていました。

二人とも頭の回転が速くて話が上手。イザベルは愛嬌があって気さくな人柄、バンジャマンは知的でロマンティスト。Bプロで二人が共演した「ル・パルク」も、今まで観たどの「ル・パルク」とも違っていて、大人の情感が伴っていてとても官能的で美しかったです。年齢的にも、この素晴らしい二人が踊る姿を観られる機会はもうあまりないかもしれないので、最終日はしっかり見届けたいと思いました。

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バレエ(国内公演情報)」カテゴリの記事

コメント

naomiさん、こんにちはhappy01
エトワール・ガラ、本当に素晴らしいですね!
私、エトワール・ガラを観るのは初めてなんです。
今日Aプロを観ますが、今回はもうこれで終わってしまうと思うと、残念でなりませんdown
「ガラ公演」ってダンサーの力量が素晴らしいという土台があることは大前提ですが、ディレクターのセンス、アイディアがとても重要なんだなあと、強く感じさせられました。
そういう意味では、おっしゃるとおり、「眠れる森の美女」の3つのシーンを別々のダンサーで、そして「牧神の午後」バージョン違いを2つはとても良かったと思います。
ペッシュとシアラヴォラの「ル・パルク」、ガニオとシアラヴォラの「シェリ」、とても気に入りました。それとモローとアルビッソンの「牧神の午後」もなかなか良いと思いましたが、アバニャートだったらどうだったのかなあとも思っちゃいますね。
フィナーレは最初、曲にびっくりしましたが、フランスらしいお洒落さが感じられ、とても楽しかった!
今日が最後なんて、本当に本当に寂しい!

naomiさん、こんばんは。
 
 エトワール・ガラのA,Bともに観られて感激しました。
 Aプロの中ではnaomiさんも言われていたように、アッツオーニ、リアブコのアルルの女に涙が出ました。お客さんの拍手も一番大きかったですよね。あとエルヴェ・モローの月の光。Bプロでは、牧神の午後を別々の振付家のもので見られたのは、大変興味深かったです。

 今回の演目で直接観たことがあるのは白鳥の湖くらいでしたし、ダンサーは全員初めてそのパフォーマンスを直接観ました。いつも雑誌やYTやDVDでしか見られなかったダンサーの踊りを見られただけでも至福の時を過ごせました。

ashitaさん、こんにちは。

Bプロはちょっとひねった構成で面白かったですね。芸術監督のペッシュのセンスの良さが出たのかな、という気がします。正直私はキャスト変更でかなりテンションが下がってしまったのでしたが、でもやっぱりとても楽しかったですね。終わってしまうのは寂しかったです。

イザベル・シアラヴォラとマチュー・ガニオの「シェリ」とても良かったです。マチューの靴下が可愛かった。できればマノンも、当初予定されていた通りにこの二人で踊ってほしかったな~って思います。アルビッソンは現代作品のほうが断然よいですね。

kameさん、こんにちは。

おそらくリアブコのアルルの女がガラを通して一番拍手が多かったんじゃないでしょうか。ハンブルグ・バレエを観たい、と思った方も多かったのではないかと。なかなか来日してくれませんが、本当に来てほしいですよね。

エルヴェ・モローの月の光も美しかったです。月と音楽と一体化して溶けていくようで良かったですね。エルヴェは一時期は怪我続きでもう観られないのではないかと思ったところ奇跡の復活を遂げましたものね。今回観られて本当に良かったです。ペッシュがロビンスやプティにオマージュを捧げたいと言っていた通り、あまり普段日本では観ないような演目があったのも良かったですね。

naomiさん、こんにちは。
Aプロもとても素晴らしかった!観ることが出来て、本当に幸せでした。
第三部は、特にすごかったです。naomiさんは、今回のプログラムの作品のほとんどを生でフルバージョン、御覧になったことがあるんですよね。うらやましいです。「マーラー交響曲第3番」「アルルの女」「イン・ザ・ナイト」のおすすめDVDはありますか?
ぜひ観てみたいです。
大満足の二日間でしたが、それでも、ダンサーもプログラムも予定通りだったら…と、無い物ねだりしてしまいますね。

エトワールガラ そんなに良かったんですねcoldsweats01 観たかったです。リアブコは昔、テレビtvで観て、素敵だなぁって思った記憶があります。「ルードビッヒ」を題材にしたバレエだったと思います。時々、良かったっていううわさを聞いて、嬉しく思っています。しかし、その後、観る機会がないのが残念bearingsweat01downです。彼も若くはないと思うのでなおさらですねcoldsweats01 アルルの女は、何年か前、ニコラが踊って話題になりました。最後に、客席の方にジャンプして、大変評判になりました。 DVDは在るんでしょうか? マニュエルとゲランさんで、放映されたことがあるんで、あるでしょうねcoldsweats01 早くbullettraindashヌレエフガラのDVDを買わないと…pushのDVDも出ているし、先立つものが大変despairsweat01ですね。

ashitaさん、こんにちは。

いいえ~たぶん全部の作品は観ていないですよ、たとえばハンブルグ・バレエというかノイマイヤーの「デジール」も「お気に召すまま」も今回が初めてだし、ミルピエの「アモヴェオ」もそうです。「マーラー交響曲三番」にしても、オペラ座の映画館上映で観たことがあるだけなんですよ~(フェリのさよならガラでPDDだけは生で観ていますが)私、鑑賞歴10年ちょっとなので大したことないのです。

DVDもですね~出ているのは「イン・ザ・ナイト」だけです。オペラ座の「ジェローム・ロビンスへのオマージュ」というDVDに収録されています。「アルルの女」はテレビで放映されたことは何回かあるんですけどね。YTには、マニュエル・ルグリの素晴らしいパフォーマンスもあります。「マーラー」もね、そういうわけで市販DVDはありません…。ハンブルグ・バレエ自体、市販映像が少ないんですよね。

かっちゃんさん、こんにちは。

リアブコのその映像は「幻想 白鳥の湖のように」ですね。彼は主役ではなかったのですが、準主役みたいな役どころで。かっちゃんさんは九州でしたっけ?私、ハンブルグ・バレエの前回の来日公演で福岡まで遠征したんですよ~。今彼は35歳くらいだと思うので、まだ大丈夫ではあると思うけど、シルヴィアが40歳だそうですから、観られるうちに観なくちゃ、と思っています。

「アルルの女」はそういうわけで、DVDは出ていないんです。ただ、そのルグリの映像など、いくつも映像はYouTubeの方に上がっていますね。ヌレエフガラはDVD買ったものの、全然見る暇がありません。。。。

naomiさん

ありがとうございます。リアブコはその映像を観て、ドキッってしました。だ・誰この人って感じです。イレールさんに感じたのと同じような衝撃を感じました。

それがずいぶん前のことのように思っていましたが…まだ35歳なんですねhappy01 福岡に来たことがあるんですかsign01 もしかしたら、ロミジュリですかね。何をしていたのでしょうかsign01
観たかったです。
ヌレエフガラ楽しみです。東京も…

また、情報よろしくお願いします。

かっちゃんさん、こんにちは。

「幻想 白鳥の湖のように」の収録の時のリアブコさんはまだ若かったと思います。彼は役が憑依するタイプの人で、本当に別人に変身してしまうんですよね。

福岡に来たのは、ハンブルグ・バレエの前回の来日、2009年のことで、「椿姫」のアルマンを踊ったのです。相手役は、もう引退してしまったジョエル・ブーローニュでしたが、本当にこの二人は凄かったです。

2009年に来てから、もう5年間もハンブルグ・バレエは来日していないので、そろそろ来てくれないかなと願っています。

naomiさん


ありがとうございます。そうなんですねcoldsweats01


役が憑依するって、ゾクッとしました。


以前に書いたかもしれませんけど…ダンサーには2つのタイプがあって、役を生きる人と、何を踊ってもその人の「ロミオ」ってなる人です。前者は、ヌレエフ、イレール、ニコラ、リアブコなど、後者は、バリシニコフ、マニュエル、ルジマートフ、ワシリーエフ(ミハエロフバレエ)でしょうか?


どちらが優れているとは言えないかもしれませんけど…私は、役が憑依する方が良いです。


ハンブルクバレエ 来日して欲しいですね。


naomiさん

ヌレエフガラのDVD観ました。 オレリーちゃんのライモンダ素敵でした。指先がとても美しく、美貌が際立って、さすがパリオペの大輪の薔薇って感じです。少し年齢を感じるところもありますが…そんなことを凌駕する抜群の美しさです。

マチアスも素敵です。オレリーちゃんとマチアス、良い組み合わせです。マチアスもわずかに慎重なところもありますが…力を出しきってます。拍手も一番多かったです。

しかし、一番グッと来たのは、シャルル・ジュドが、「彼は僕の胸の中にずっと生き続けているよsign01」と言っていたところです。先に言ってしまってすみません。何も予期してなかったので、思わず泣きそうになりました。ジュドさんがヌレエフと一緒に過ごしたのが長かったからでしょうか。言葉に重みがありました。ずんときました。


ぜひとも、お早くご覧ください。

かっちゃんさん、こんにちは。

はい、何を踊ってもその人というダンサーと、役そのものになりきるカメレオンみたいなダンサーといますね。俳優さんにしてもそうですが。ニコラなどは明らかに役になりきる方だと思います。意外と憑依するようなダンサーって少ないような気がしますね。ロイヤル・バレエの人などは、やはりみなさん演技が優れているからなりきる方も多いのでは、と思いますが。

そしてヌレエフガラのDVD。私はまだ観られていないのですが、パリ在住の友人が観に行ったそうです。なんとジュド氏が自らもぎりを務めていたんだそうですよ~。行った人みんなびっくり、みたいな。若い時にヌレエフに出会い見いだされた彼ならではのことでしょうね。早く時間を見つけてDVDを観なくては!ここんところちょっと忙しくて寝る暇もないくらいなもので…。

naomiさん

寝るgawksleepysleepy間もないのに、丁寧にお返事いただき、恐縮です。

ジュドさん、そうなんですねhappy01 これは確かに、もぎりをしているところの映像かもしれません。お客様に、感謝したかったんじゃないでしょうかsign01ますます、好きになりました。シルビーとの「シンデレラ」の映像がありますが…もっとジュドさんの踊りを観たかったです…ティボルトの映像もありますねcoldsweats01

ライモンダの練習でヌレエフがジュドさんの踊りをコーヒーを飲みながらも目を離さず、一回一回うなずきながら見ているところが印象深かったです。


ところで、このニキヤを踊っているボリショイの方はブノア賞を受けた方でしょうか?いつか、マチューとシルフィードを踊っていましたが…ニキヤもきっちりと踊り、オーロラもかっちりとして、なかなか…なんて言ったら失礼ですねcoldsweats01 さすが、ブノア賞を受けただけあると思いました。ロシアスタイルなので、ブーとか言う声もありますが…ブーではないです。静止が美しいバレリーナだと思いました。

かっちゃんさん、こんにちは。

そのヌレエフ・ガラに行った友人の話では、メルシー、メルシーと言いながらジュドさんがもぎりをしていたので、お客さんへの感謝の気持ちだったんでしょうね。ジュドさんは、前にマラーホフが怪我で降板した後に代役で「牧神の午後」を踊った時の圧倒的な官能性が印象深いです。若いころは王子様でしたけどね。

ニキヤを踊ったのはエフゲーニャ・オブラスツォーワですね。彼女は確かにロマンティックバレエには定評があります。ニキヤ役も評判が良いので、ボリショイの来日公演でバヤデールがあるのに来日しないのは残念ですね。その代り、東京バレエ団の「くるみ割り人形」のゲストで踊りますが。。。(ドン・キホーテに踊る予定だったのに残念ながらケガで降板してしまいました)

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