アンヘル・コレーラがペンシルヴァニア・バレエの芸術監督に就任
自らのカンパニー、バルセロナ・バレエ(コレーラ・バレエ)を解散したアンヘル・コレーラ。元ABTの看板プリンシパルだった彼の、今後の動向が注目されていましたが、ペンシルヴァニア・バレエの芸術監督に就任することが発表されました。
Pennsylvania Ballet Trustees Appoint Ángel Corella as Artistic Director
http://www.paballet.org/pennsylvania-ballet-trustees-appoint-%C3%A1ngel-corella-artistic-director
http://www.prweb.com/releases/2014/07/prweb12038612.htm
ペンシルヴァニア・バレエは、芸術監督を19年間務めたロイ・カイザーが退任することが決まっており、理事会はケネディ・センターの総裁であるマイケル・カイザーに後任を選ぶ作業を依頼。30人の候補者の中から7人を面接し、最終的にコレーラに決定したものです。
「彼の情熱と知性、多彩で才能あふれるカンパニーが何ができるかということについてのヴィジョン、彼にインスピレーションを与えるバレエや振付家の幅広さ、そういった要素により、彼を後継者にすべきという結論に至りました」とのことです。アンヘルは9月に芸術監督に就任します。
1963年にバランシンの弟子であるBarbara Weisbergerによってフィラデルフィアに設立されたペンシルヴァニア・バレエは、バランシンはじめ古典から現代作品まで幅広い分野のバレエを上演してきました。アンヘルの姉であるカルメン・コレーラもABTに移籍する前に所属していたカンパニーです。
こちらは、アンヘル・コレーラがバルセロナ・バレエを設立して育てて行こうとする様子を撮影したドキュメンタリー映画の予告編です。残念ながら、映画はまだ完成していません。
http://www.dancemedia.com/v/1528
苦労続きだったアンヘル・コレーラですが、今までの経験をもとに、素晴らしいカンパニーを築き上げられますように。
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