バスティアン・ヴィヴェのバレエ・コミック「ポリーナ」をプレルジョカージュが映画化
以前、このブログでもレビューを掲載した、バスティアン・ヴィヴェのバレエ・コミック「ポリーナ」。ロシア生まれの少女ポリーナが、師匠ボジンスキーとの出会いと別れを通して成長し、西欧でアーティストとして羽ばたいていく、ほろ苦い後味の美しい作品です。
この作品を、著名振付家のアンジェラン・プレルジョカージュが映画作品にするというニュースが入ってきました。
Angelin Preljocaj in Cannes to promote TF1 ballet drama Polina
http://www.screendaily.com/news/preljocaj-in-cannes-for-tf1s-polina/5072027.article
Preljocaj adapte "Polina" au cinéma
http://www.laprovence.com/article/loisirs/2885403/preljocaj-adapte-polina-au-cinema.html
プレルジョカージュは、現在開催中のカンヌ国際映画祭にて、この「ポリーナ」の企画を披露することになっています。プレルジョカージュとヴァレリー・ミュラーが監督を務め、フランスのテレビ局TF1が製作。主演はこれから踊りの経験があり、吹き替えなしでダンスシーンをこなせる女優をキャスティングし、2014年の冬に撮影するとのことです。現在はプリ・プロダクション中で、ポリーナの師ボジンスキーと母親役の俳優はロシアの実力派俳優がすでに決定しているとのことです。もちろん、プレルジョカージュ振付によるダンスシーンもふんだんに入るとのこと。公開は2015年9月を予定しています。
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