ウィーン国立バレエの2014/15シーズン
マニュエル・ルグリ率いるウィーン国立バレエの2014/15シーズンが発表されました。
http://www.wiener-staatsoper.at/Content.Node/home/aktuelles/neuigkeiten/Spielzeit_2014_2015.de.php
バレエは全56公演。新レパートリーとしては、ジョン・ノイマイヤーの「ヨゼフの伝説」(もともとこの作品はウィーン国立バレエのために振付けられたもの)「ヨゼフの伝説」は、ウェルザー=メストが指揮をするんですね。
そしてイリ・キリアン、Alexander Ekman、ハンス・ファン・マーネンのトリプルビル。キリアンは「ベラ・フィギュラ」、エクマンは「Cacti」そしてファン・マーネン「Adagio Hammerklavier」です。
2015年6月28日には「ヌレエフ・ガラ」が行われます。
また、フォルクスオーパーでは、ティエリー・マランダンの「ドン・ファン」と、ボリス・エイフマンの「赤いジゼル」を上演します。
他の上演作品としては
「白鳥の湖」(ヌレエフ振付)、
「MASTER SIGNATURES」(ブベニチェクの「ル・スフル・デ・レスプリ」、ノイマイヤーの「ヴァスラウ」、バランシンの「アレグロ・ブリランテ」、ダンツィヒの「四つの最後の歌」)、
「ロミオとジュリエット」(クランコ振付)、
「マイヤリング」(マクミラン振付)、
「BALLETT-HOMMAGE」(フォーサイスの「The Second Detail」、ホレチナの「Contra Clockwise Witness」(新作)、ランダーの「エチュード」)、
「くるみ割り人形」(ヌレエフ振付)、
"CHOREOGRAPHISCHE WERKE"(振付ワークショップ)
「TANZPERSPEKTIVEN」 デヴィッド・ドーソン、ヘレン·ピケット、パトリック・ド=バナ、ジャン=クリストフ・マイヨーの4人の新作
「ラ・シルフィード」(ラコット)
古典、ドラマティックバレエ、現代作品とバランスの取れた良いプログラムだと思われます。
今シーズンの上演演目も一部含まれていますが、こちらのサイトで演目がまとまっています。映像なども。
http://www.wiener-staatsoper.at/Content.Node/home/staatsballett_neu/medien/medien.de.php
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いつも情報ありがとうございます。
ほんと、バランスがとれたよいラインナップで、ウィーンの観客がうらやましくかんじます。
「ヨゼフの伝説」、作曲がR.シュトラウスでしたっけ?確か今年は記念年だったと思うので、だからウェルザー・メストが指揮をするのかな、とも思ってしまいました。
投稿: めめぺんぎん | 2014/03/30 12:35
めめぺんぎんさん、こんにちは。
確かに今年はリヒャルト・シュトラウスの記念の年でした。だからヨゼフの伝説で、ウェルザー=メスト指揮なんですね。私は、DVDになってる古い映像しか見ていないのですが、最近にハンブルグでもリバイバル上演されたんですよね。
投稿: naomi | 2014/03/30 20:37