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« ボリショイ フィーリン襲撃事件の裁判、火曜日に判決/ボリショイ劇場の内幕映画化 | トップページ | NHKバレエの饗宴2014 »

2013/12/02

マラーホフ、ベルリン国立バレエを去ること、そして東京バレエ団での仕事を語る

ドイツの新聞に、2013/14年シーズン末をもってベルリン国立バレエの芸術監督を退任するウラジーミル・マラーホフのインタビューが掲載されていました。

http://www.morgenpost.de/kultur/berlin-kultur/article122421989/Tanzstar-Malakhov-Mein-Koerper-sagt-mir-es-ist-genug.html

ベルリン国立バレエを去ることについては「自分はまだ行くところがあるからいい、自分が去った後のカンパニーで、新しい芸術監督を迎えるダンサーたちが心配だ、すでに中村祥子は退団してハンガリー国立バレエに移籍してしまった」と語っています。

10年間のベルリン国立バレエでの芸術監督の仕事で、マラーホフはロシア・スタイルのテクニックを導入してカンパニーのレベルを向上させました。国際的なレベルへと引き上げることによって、優れた振付家もこのカンパニーに作品を振付けてくれるから努力したと彼は言いました。2004年にベルリンの3つのカンパニーを統合してベルリン国立バレエを誕生させた時が、もっとも苦労した時だったそうです。

彼の後任であるナチョ・ドゥアトとはまだ話をしていないとのことです。「1月にドゥアトが新しい芸術監督として記者会見で紹介された時の屈辱をよく覚えています。ドゥアトと文化大臣のアンドレ・シュミッツが、発表される前にカンパニーにやってきて『なぜ君がそこにいるんだ?』と聞いてきました。私は、このカンパニーの芸術監督であり、公演のためにリハーサルをするためにいます、これが私の仕事ですと答えました」

東京バレエ団での新しい仕事は、ベルリンで彼がやっていることと実際ほとんど同じだそうです。レパートリーを決め、ダンサーと仕事をし、方針を決め、お手本を見せると。また、東京バレエ団のツアーにも同伴するそうです。

マラーホフは、今後踊るかどうかについては、まだわからないということです。「東京バレエ団では、特別な機会でしか踊らない予定です。来年、カンパニーは50周年記念ガラがあり、もちろん招待されているので出演する予定となっています。でも、基本的には、もう踊リません。今までの人生の中でたくさん踊り、多くのカンパニーで、大勢の振付家たちと仕事をしたし、私の体は、もう十分だと言ってます。体は大丈夫なのですが、もう20歳ではありません。踊っている間は痛みを忘れるけど、公演が終わると体の中に重力が戻ってきて自分が石になったように感じます。1、2日たてば体は元通りになっていますが」

「東京では住まいを借りるけれども、ベルリンでの住居も持ち続けます。東京バレエ団の契約は2014年8月から1年間ですが、それは延長するかもしれません。東京での仕事はフルタイムです。日本に住んだことはありませんが、公演のために何週間も滞在することがありました。今後は、1、2か月を東京で過ごし、10日間ベルリンに戻るといった生活になると思います。2匹のオーストラリアン・シェパードを飼っているので、面倒を見ないといけませんし、ほかのプロジェクトもあります」「ベルリン国立バレエから東京バレエ団にはダンサーを連れてくることはできません、東京バレエ団は基本的に日本人しかいません。ベルリン国立バレエのような国際的なバレエ団は特別な存在です」「一人で東京に住むことになりますが、たくさんのファンや何人かの友人が東京にはいます」

「私にとって特別な演目は『チャイコフスキー』と『カラヴァッジョ』です。私が去った後では、これらの作品はレパートリーには残りません。私にとても密接に関係している作品だからです」

マラーホフは11月30日に「チャイコフスキー」を踊りました。そして2014年の6月14日、シラー劇場で彼のフェアウェル公演が行われます。

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コメント

最近 東京での地震が多いですね。原発もまだまだ問題を抱えている中、
1年間滞在して日本のために指導してくださるマラーホフ氏の思いに
ぜひとも応えてほしいところです。

東京バレエ団のレパートリーも増えていくなら楽しみですね。
吉岡美佳さん、引退される前に椿姫見てみたいなぁなんて
不意に思いました。
上野水香さんは「こうもり」のベラの衣裳、似合いそうな気がします。

meiさん、こんにちは。

確かに最近東京近辺での地震が多くて嫌ですね。とても心配です。原発の問題も全然解決していないし。そんな中、犬たちとも離れて日本に長期滞在してくれるマラーホフの気持ちは嬉しいものです。

東京バレエ団のレパートリー、1年先までは発表されていますが、それ以降、マラーホフの影響がどれくらいあるのか興味深いところです。「チャイコフスキー」とかやってくれないかしらって思います。吉岡さんはマルグリット似合いそうだし、水香さんもこうもり、ベラの衣装が似合いそうですよね。

もう華々しくは踊らない…とても残念ですが、
監督とダンサーの二足のわらじで活躍、本当に大変だったと思います。
そうして作り上げたカンパニーが、彼が去ると変ってしまうのは、さぞ寂しいと思います。
あらたなバレエ人生の第一歩に日本を選んでくれたことは、うれしい!
ほんと、マラーホフの熱意に応え、東バの皆さんの発展を期待したいです。

マーキーさん、こんにちは。

マラーホフの美しい踊りが今後は多くは観られなくなってしまうのはとても残念ですが、新しい人生のステージに踏み出せることは喜ばしいことですよね。自分が10年間にわたり育てたカンパニーを去らなくてはいけないのも本当に寂しいのではないかと思いますが。今後、日本で彼の姿を見かけることも増えるのかな、と期待しちゃいます。とともに、東京バレエ団も、生まれ変わってほしいですよね!日本をよく知っているマラーホフがアーティスティックアドバイザーになったのはとても良いことだと思いました。

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