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2013/11/19

シュツットガルト・バレエのロンドン公演

シュツットガルト・バレエのロンドン公演がサドラーズウェルズ劇場にて、今日11月18日から始まります。18,19日はミックスプロ「Made in Germany」、22,23日は「じゃじゃ馬ならし」です。

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「Made in Germany」は同名のプログラムが先月シュツットガルトで上演されていますが、少し演目が変更されており、若手振付家の作品の他に、クランコ、ノイマイヤー作品も加わって、よりカンパニーの魅力がアピールできるものとなっています。7作品が、英国での初めての上演となります。

http://www.sadlerswells.com/whats-on/2013/Stuttgart-Ballet-The-Taming-of-the-Shrew-Made-in-Germany/

Made in Germany
November 18th and 19th

Hommage à Bolshoi 「ボリショイへのオマージュ」
Choreography: John Cranko
Dancers: Maria Eichwald, Filip Barankiewicz

Fancy Goods 「ファンシー・グッズ」
Choreography: Marco Goecke
Dancers: Friedemann Vogel (and Ensemble)

Solo from Ssss…「ギルティ」
Choreography: Edward Clug
Dancer: Pablo von Sternenfels

Little Monsters 「リトル・モンスターズ」
Choreography: Demis Volpi
Dancers: Elisa Badenes, Daniel Camargo

Le Grand Pas de Deux 「ル・グラン・パ・ド・ドゥ」
Choreography: Christian Spuck
Dancers: Alicia Amatriain, Jason Reilly

Third Movement from Initials R.B.M.E. 「イニシャルズR.B.M.E.」より第三楽章
Choreography: John Cranko
Dancers: Maria Eichwald, Evan McKie (and Ensemble)

Pas de Deux from Kazimir’s Colours 「カジミールの色」
Choreography: Mauro Bigonzetti
Dancers: Anna Osadcenko, Friedemann Vogel

Pas de Deux from Romeo and Juliet 「ロミオとジュリエット」よりパ・ド・ドゥ
Choreography: John Cranko
Dancers: Hyo-Jung Kang, Alexander Jones

Pas de Deux from Lady of the Camellias 「椿姫」よりパ・ド・ドゥ
Choreography: John Neumeier
Dancers: Sue Jin Kang, Marijn Rademaker

Fanfare LX 「ファンファーレLX」

Choreography: Douglas Lee
Dancers: Anna Osadcenko, Evan McKie

Äffi 「エフィ」
Choreography: Marco Goecke
Dancer: Marijn Rademaker
Dancer on November 19th: Robert Robinson

Mono Lisa 「モノ・リサ」
Choreography: Itzik Galili
Dancers: Alicia Amatriain, Jason Reilly

Finale from The Seventh Blue 「7番目の青」よりフィナーレ
Choreography: Christian Spuck
Dancers: Soloists and Corps de Ballet


The Taming of the Shrew 「じゃじゃ馬ならし」
Choreography: John Cranko

November 22

Katherina: Sue Jin Kang
Petruchio: Filip Barankiewicz
Bianca: Anna Osadcenko
Lucentio: Marijn Rademaker
Gremio: Arman Zazyan
Hortensio: Damiano Pettenella


November 23, 2013 (Matinee)

Katherina: Alicia Amatriain
Petruchio: Alexander Jones
Bianca: Elisa Badenes
Lucentio: David Moore
Gremio: Özkan Ayik
Hortensio: Roman Novitzky


November 23, 2013 (Evening)

Katherina: Maria Eichwald
Petruchio: Jason Reilly
Bianca: Hyo-Jung Kang
Lucentio: Evan McKie
Gremio: Brent Parolin
Hortensio: Roland Havlica

「じゃじゃ馬ならし」は主役は来日公演の時の組み合わせとほぼ同じですが、とても豪華なキャストですね。

シュツットガルト・バレエのサイトでは、ロンドン公演のツアーダイヤリーとして、写真レポもアップされています。毎日更新される予定なので、楽しみですね。
http://www.stuttgart-ballet.de/schedule/on-tour/tour-diary1314/


ところで、先シーズンのアレクサンドル・ザイツェフに続き、今シーズンは、マリア・アイシュヴァルトとフィリップ・バランキエヴィッチが退団することについて、芸術監督のリード・アンダーソンは批判にさらされているようです。

インタビュー記事
http://www.stuttgarter-nachrichten.de/inhalt.reid-anderson-stuttgarter-ballettchef-wehrt-sich-gegen-kritik-an-kuendigungen.30200a31-0356-430a-8ac3-5c98c22e4464.html

ドイツの劇場においては、そこで15年間雇用されたアーティストは、定年(60歳)まで継続雇用しなければならないというルールがあります。したがって、多くのドイツの劇場(オペラ、バレエ)においては、15年に達する直前に契約を更新しないということが往々にして起きていました。ただし、ザイツェフ、バランキエヴィッチに関しては、すでに15年間シュツットガルト・バレエで働いてきています。インタビューでは、アンダーソンは、必ずしもこの15年ルールに固執しているわけではない、たとえば、宮廷舞踊手の称号を持つスージン・カンは20年以上このバレエ団に所属していることを話しています。一般的には、女性のほうがダンサーとしてのキャリアは長いようです。

アンダーソンは、ダンサーというのは観客に見えるのは氷山の一角であって、舞台の上では美しく完璧に踊っていても、加齢や怪我などで傷めつけられて衰えていくもので、踊りをたやすく見せて観客にそのような面を見せないのがダンサーであると語っています。そして観客は、まだ踊れそうなダンサーが去っていくことについて嘆くけれども、ダンサーも人間であり、第二の人生への扉を開くことも大切だと言います。カンパニーを去った後のダンサーの人生をサポートすることも芸術監督である自分の仕事だと。

フィリップ・バランキエヴィッチの場合は、ジョン・クランコスクールで教職につき、定年まで働ける地位をオファーしたものの、彼はそれは断ったとのことです。しかし、バランキエヴィッチはスターであったし、教えることについても経験豊富なので、アンダーソンは彼については敬意を払っているし、全く心配していないとのことです。

スターがカンパニーを去ることは、観客にとっては突然のニュースとなりますが、カンパニーのメンバーにとってはそれはゆるやかな移行プロセスだそうです。今回去ることになる二人についても、2,3年前から話し合ってきたそうです。

自身の進退については、アンダーソンは、ジョン・クランコスクールの新しい建物がオープンする時までは芸術監督を続けたいと語っています。彼の任期は2016年までです。

追記:ロンドン公演「Made In Germany」のフォトギャラリーがアップされています。
http://www.johnrossballetgallery.co.uk/index.php?twg_album=Stuttgart+Ballet+-+Made+in+Germany

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シュツットガルト・バレエ」カテゴリの記事

コメント

naomiさん こんにちわ

情報ありがとうございます。
《ボリショイへのオマージュ》なんてクランコ作品、見たことないですが、
naomiさんは御存じなんでしょうね?
下衆な勘繰りですが、二人はロシアを目指しているんでしょうかねえ?

やすのぶさん、こんにちは。

ボリショイへのオマージュは、第4回世界バレエフェスティバルで上演されています。ちょっと調べないと誰が踊ったかすぐには出てこないのですが。最近では、前々回のマラーホフの贈り物でアイシュヴァルトとラドマーカーが踊っています。クランコがボリショイバレエを見て、彼らのリフトテクニックに魅せられて振り付けた作品です。

バランキエヴィッチにしてもアイシュヴァルトにしても、教えや舞踊譜の勉強に主軸を移して行くとのことなので、カンパニーに所属することはないと思います。

御回答ありがとうございました。
さすがよくご存知ですね。
ネットで第4回世界バレエフェスティバルを検索したら
マルシア・ハイデが踊ったようで、音楽はグラズノフ、30年前!
テレビ映像がDVD化されたようで、
ヨツベの映像には残念ながらカットされていましたね。

http://www.youtube.com/watch?v=wZhAFD_yeB0

やすのぶさん、こんにちは。

動画の紹介有難うございます。すごい貴重な映像がアップされているチャンネルですね。これはDVD化されてはいませんが、NHKで放映されたものですね。録画は私も持っています。

クランコ作品はひとつもDVD化されていませんね。唯一の例外は、ナショナル・バレエ・オブ・カナダで収録されてVHSビデオ化された「オネーギン」ですがこちらも廃盤となっています。とても良いパフォーマンスだったのですが。

そうそう、思い出しました。クランコ作品はテレビ放送NGだったんですよね。
前に、何かでそんなことを聞いたように思います。
だから、ヨツベを出すときカットしたのではなく、
放送自体がされなかったんですよね?
naomiさんの録画にも入っていないんですよね??

どんな方針でそういうことをするのか知りませんが、
音楽で言えば、チェリビダッケは生演奏以外は「真の意図を
示すことができない」と言って録音物を締め出していたんですが
(どうも録画は良かったような?)、死後はいっぱい出ていますがね(笑)

とにかく世界にシュツットガルトを広めるためには
録画を拒否することは益にはならないと思うのですが・・・

やすのぶさん、こんにちは。

なぜか私の手元には「ボリショイへ捧ぐ」のテレビ録画はあるんですが、いつのだったんでしょう、ちゃんと整理していなくて。。。いずれにしても、最近はクランコ作品はテレビ放映NGのようで、去年の世界バレエフェスティバルもくらんこ作品はカットされていましたね。

クランコも、あと数年で没後50年となるため、著作権も切れて、そうすればどこの誰でも「オネーギン」の上演を出来て映像も発売することができるようになります。その前には、シュツットガルトでふさわしいオネーギン役、タチヤーナ役できちんとした映像作品を収録するはずですが(何しろ、権利が切れてしまってはもうこの作品から収益を上げることはできないので)。

いずれにしても、映像の著作権をめぐる状況もだいぶ変わり、バレエ団の公式サイトが映像を配信することも増えてきたので、出して欲しいですよね。

naomiさん、こんにちは。いつも貴重な情報、ありがとうございます。見てきましたので、雑感をば。

Made in Germanyは、50周年ガラと少しかぶってましたね。若手の作品が中心のようで、面白い作品も多かったけど、ゲッケ2つは正直ちょっときつかったです。キリアンとかファン・マーネンとか、もうすこしベテランの作品も混ぜて欲しかったと思うのは、やはりロンドンにいると、ドイツやオランダより保守的になってしまうのかしら。

ところでドイツ人プリンシパルって、フォーゲルだけでしたっけ?移籍・引退が激しいのでしょうか?アイシュヴァルト、バランキエヴィッチまでいなくなるのは、寂しいですね。まだ若々しく、十分踊れるように見えましたが。ユーモアとキレで強い印象を残したのは、やはりアマトリアン&レイリーでした。

じゃじゃ馬ならしは、最終回の主役カップルが怪我で(どちらかは不明)、スージン・カンとバランキエヴィッチに変更になりました。この二人を見れるのはきっと最後でしょうし、ベテランなのに連夜の疲れをみせない見事な舞台でした。でもとても好評だったアマトリアン&ジョーンズも見たかったです。

naomiさんがレポートされてたクラバートも是非見てみたいのですが、残念ながらじゃじゃ馬ならしでさえ、かなり席が売れ残っていたので、次回ロンドンに来てくれるとしたら、ロミジュリ、じゃじゃ馬ならしに続くのは、やはりオネーギンでしょうか。。。

くまのみさん、こんにちは。ロンドンでご覧になってきたのですね!いいな~。

そうですね、私も正直、ゲッケはロンドンでは受け入れられないだろうなと思いました。というかゲッケはヨーロッパの人しか理解できないだろうし私にも無理です…似た作品だし2つやらなくてもよかったのでは、と思います。キリアンにしても、ファン・マーネンにしても、シュツットガルト・バレエのレパートリーにはあるので、こういうほうが受けたでしょうね。キリアンも元はシュツットガルト・バレエ出身だし。現地の批評を見ても、少なくともイギリスのメディアは保守的だな、と思いました。

はい、現在はドイツ人のプリンシパルはフォーゲルだけです。アンダーソンのインタビューでは、移籍をしたがる人は少ないとのことですが、例の15年たつと定年まで雇用しなければならないルールなどもあったりで、引退が早いというのはあります。先シーズンも、プリンシパルのエリザベル・メイソンが退団してアメリカのカンパニーに移籍したものの、結局バレエ自体をやめてしまったと聞きました。まだ若いのに。バランキエヴィッチにしても、アイシュヴァルトにしても、今シーズンで退団というのは驚きました。まだまだ踊れますし、バランキエヴィッチもたぶんまだ37,8歳だと思います。本当に残念です。

最終回は、ジェイソン・レイリーがけがをしたとロンドンで見ていた友人に聞きました。ジェイソンはケガが少ない人なので、驚きであるとともに、とても心配です。彼はロイヤルに「オネーギン」にゲスト出演もしたので、彼のファンも多く楽しみにしていた人が多かったことでしょう。もちろん、バランキエヴィッチのペトルーチオも素晴らしいし、スージン・カンともども連日の出演は大変だったでしょうが見事な舞台でよかった。

やはり次は「オネーギン」か「ロミオとジュリエット」をもってきてほしいですよね。

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