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« シアタス・カルチャー 英国ロイヤル・オペラ&バレエ 2013/14シーズン | トップページ | 彩の国さいたま芸術劇場初代館長 諸井誠さん逝去 »

2013/09/03

ロイヤル・バレエにサレンコ、オブラスツォーワがゲスト出演

アリーナ・コジョカルが退団したことで、来シーズンの「ドン・キホーテ」「ロミオとジュリエット」のスティーヴン・マックレーの相手役が未定となっていましたが、そのキャストが発表されました。

http://www.roh.org.uk/news/cast-confirmation-iana-salenko-and-evgenia-obratzsova-to-perform-as-guest-artists-with-the-royal-ballet-this-autumn

カルロス・アコスタが新版を振りつけた「ドン・キホーテ」には、ベルリン国立バレエのヤナ・サレンコがゲスト出演します。

(また、高田茜さんが10月18日の1公演でスティーヴン相手に、キトリ役を踊ることになりました。これは喜ばしいことです)

「ロミオとジュリエット」では、ボリショイ・バレエのエフゲーニャ・オブラスツォーワがゲスト出演します。

ここで疑問に思うのは、ロイヤルには優秀なバレリーナがたくさんいるのに、なぜ外からのゲストに頼るのかな、ということ。英国のファンの多くは、なぜラウラ・モレーラがキトリを踊らせてもらえないのかと思っているようです。ヤナ・サレンコはキトリ役に定評がありテクニックの素晴らしいバレリーナですが。さらに、マクミラン作品こそがカンパニーの個性であるのに、マクミラン版「ロミオとジュリエット」全幕を一度も踊ったことがないボリショイのバレリーナをゲストに呼ぶのもおかしいと感じられます。崔由姫さんや、メリッサ・ハミルトンなど、ジュリエット役ができそうなロイヤルのダンサーをなぜ起用しないのでしょうか。特にユフィさんは、前回の来日公演でもジュリエットのアンダースタディをしていました。

どうも、ケヴィン・オヘア芸術監督は、同じケヴィンの名前を持つアメリカのバレエカンパニーの芸術監督マッケンジー氏と同じ思考回路で、有名なスターを呼べばいいという安易な発想に流れている感じがします。オヘアはロイヤルの団員だったことがないため、カンパニーに対する愛情が薄いようにも感じられてなりません。来シーズンのレパートリーを見てもアシュトンやマクミラン作品が少ないところからも、それが感じられてしまいます。

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バレエ(情報)」カテゴリの記事

コメント

ボリショイからゲストを呼ぶのは、その方がチケットが売れるからでは?
ユフィとゼーニャを比べて、ユフィのジュリエットを見たいと思う人間がロンドンにどれだけいるのか。
ダンサーの格が違います。
バレエは花形プリマがいてなんぼの世界だと思いますよ。
オヘア監督は観客の要望に敏感だ、ってことじゃないですか?

ロイヤルの団員をもっと起用しろ、というなら
その団員の選考規準を見直す時期じゃないでしょうか。
イギリス人のスターを育てなきゃ!
"王立"の名を冠したバレエ団がここまで多国籍化していることを
快く思っていないイギリス人も多いんですから。

Pさん、こんにちは。

ロミオとジュリエットのチケットの売れ行きは大変良くて、半分以上の日程で売り切れとなっているので、チケットの売れ行きの心配はあまり必要ないと思います。

イギリス人のスターを育てなきゃ、ということなら、なおさらロシア人のゲストではなくて、英国人のダンサーを使えばいいわけです。エマ・マグワイアやクレア・カルバートなど有望な人がいます。日本人が多すぎる、ということですが、今回高田茜さんがキトリ踊ることに決まったし、金子扶生さんもキトリに抜擢されています。
それに、実際、ballet.coのフォーラムやTwitterなどで、今回、ゲストを起用することになって、ロイヤル・バレエ団員のモチベーションの低下を危惧する声も多く見かけました。とにかく、ロイヤルに入団する人のほとんどはマクミラン作品を踊りたいと思って入っているわけですし、もっとロイヤルならではの伝統を大事にして欲しいと思います。第二のABTにはなってほしくないです。

ABTでの団員のモチベーションの低下は相当ひどいもので、そのためにソリストのシモーヌ・メスマーがサンフランシスコ・バレエに移籍したり、イリーナ・ドヴォロヴェンコが退団したりしています。参考:ドロヴォロヴェンコのインタビュー。
http://www.timeout.com/newyork/dance/ballerina-irina-dvorovenko-talks-about-american-ballet-theatre-and-on-your-toes-1

ユフィさんはロンドンでも人気あって、バレエファンのあいだでは彼女をプリンシパルにしようというキャンペーンも行われていますよ。その言い方はちょっと失礼なのではないかと思います。

フォーラムやツイッターに書き込みをするマニアックなファンと
一般的なバレエファンの目線はかなり違います。
オペラハウスに足を運ぶ観客の大部分は、
より刺激的なパフォーマンスを求める普通のファンですよ。
ロミジュリにしても、オシポワの回だけが早々にソールドアウトになったことでも
それは明らかじゃないでしょうか?
残念ながら今のロイヤルには、コジョカルやロホの代わりになれるようなイギリス人ダンサーはいないように思いますが。

大変ご無沙汰しております。
以前『ビロング』でコメントさせていただきました。

来月、初渡英することになりました。
ドンキとロミジュリを観てきます。
オシポワやオブラスツォーワにも心引かれましたが、
やはり、ゲストでないロイヤルバレエ団員の日を選びました。
(バックステージツアーもチケット買いました!naomiさんの記事は大変参考になっています。)

バレエ団も『経営』という大人の事情が入るといろいろ大変だと思います。
ロイヤルの団員もゲストを呼ぶという現状を真摯に受け止めて、
モチベーションをあげてほしいです。
どんな仕事でも、同じですね。

大人の事情はともかくとして、
いち観客として、初ロイヤルバレエ(本場)を楽しんできますo(*^▽^*)o

今はどこのバレエ団もゲスト頼みで個性が薄れてきてると思います。(サレンコもオブラスツォーワも大好きなダンサーですが。)
そういう流れなんでしょう。昔ならホールバーグがボリショイのプリンシパルになるなんてこと、あり得なかったでしょうし。

名無しの方さん、こんばんは。

オシポワの日が売れるのはわかります。彼女はロイヤルの正式団員になったわけですし、マクミランのロミオとジュリエットもすでにABTで踊っているし。現在の英国人キャストが引きが弱いのもわかります。ただ、知名度優先で人を呼ぶなら、ヤナ・サレンコは英国ではまだ無名だと思うんですよね。(もちろん、とても良いダンサーだというのは日本の観客なら知っていますが)
いずれにしても、世界中のバレエ団がどこを切っても金太郎飴みたいな状況になってしまうのは、観客にとってもカンパニーにとっても不幸なことだと思います。カンパニーなりの個性を発揮して欲しいものです。ABTなどはもともとスター中心のバレエ団ですが、ロイヤルは違うと思うのですよね。

micoさん、こんばんは。

来月ロイヤル観に行かれるのですね!注目の「ドン・キホーテ」と、ロイヤルならではの「ロミジュリ」の両方が観られるのはとてもいい時期ですよね。バックステージはとても楽しいので、ぜひ堪能してくださいね。ダンサーとすれ違えるかもしれませんし、裏方仕事を見るのも面白いものです。

そう、ロイヤルの団員も発奮してモチベーションを上げ、中から新しいスターが育っていってほしいものです。個人的にはやはり金子扶生さんに注目しています。早くもロイヤルスタイルを身につけつつあるのはすごい。

ロイヤルとロンドン、楽しんでくださいね!(あと、私はROH名物のアイスクリームが好きです)

nekoさん、こんばんは。

そう、サレンコもオブラスツォーワも大変優れたバレリーナだと思います。でも、バレエ団の個性はこれからどんどんなくなってしまいますよね。折しも、パリオペの次期芸術監督のミルピエが、パリオペは人種的に偏っているので、もっと多様性を持たせたいと語っていますが、これはやりすぎるとオペラ座の統一されたメソッドが崩れてバレエ団の魅力がなくなってしまうのではないかと危惧してしまいます。もちろん、今も既にある程度多国籍化していて彼が気がついていないということもあるのですが。

さっそくのお返事、ありがとうございます。
Naomiさんの意見も納得です。
スターダンサーが引っ張るカンパニーもあれば、
コールドからプリンシパルで作品で魅せるカンパニーもあります。
(例えば、NYCBのような)
あくまでも私個人の好みですが、後者のカンパニーに心引かれるので、
ロイヤルのプリンシパルは引きが弱いかもしれませんが、
作品としての完成度は非常に高く、まとまっていて大好きです(・∀・)イイ!
新作や現代物では印象が弱くなるかもしれませんが、
古典バレエでは、強みでしょう。

ドンキは、Naomiさんオススメの金子さんです。
日本人ダンサーの応援をしっかりしてきます!
アイスクリームは絶対たべてきますね( ̄ー ̄)ニヤリ

naomiさん、ありがとうございます。
パリオペラ座もそうですか。人種問題が絡むと、うーん、難しいですね…。
メソッドでいえば、ワガノワ式とRADやブルノンヴィルは全く違いますよね。私は大人になってからバレエを再開したのですが、ワガノワ式を初めて受けて違いにびっくりしました。

micoさん、こんばんは。

そうそう、おっしゃるとおりで、そういう2種類のカンパニーは確かにありますよね。ABTなどはスターの力だし、パリオペは両方かな?エトワールがいて、でもそのバックにはオペラ座学校で統一されたメソッドで育てられたコール・ドがいて。もちろん、スターの輝きってキラキラしていて強く魅せられるものだし、素晴らしいスターのみなさんが引退を迎える年齢になってくると寂しいものがあります。スターが出演する舞台ってやっぱり観たい!という強い引きがありますものね~。私ももちろんスターは観たいです。

ウィーン国立バレエとか、新国立劇場バレエ団などは、最近スターを呼ばなくて自前のダンサーを育てていて、それが一定の効果をあげてきているのかな、とも思うし。ロイヤルの場合は、やはり演劇性の強い演目では、出演者全員が細かい演技をしてきて、舞台を観た、という満足感が味わえますよね。

金子さんのキトリをご覧になるんですね!いいな~応援してきてくださいね。今回のアコスタによる新しいプロダクションは素晴らしいらしいので、それも楽しみですよね!(私は映画館で観てきたいです)そしてアイスクリーム♪なぜか、英国人はアイスクリームが大好きみたいで、休憩時間になると老若男女がみんなアイスを食べています。ぜひ楽しんでてきてくださいね。

nekoさん、こんばんは。

フランス語の記事ですが、こういうことで論争を呼んでいるようです。
http://www.huffingtonpost.fr/olivier-bellamy/benjamin-millepied-danse_b_3859531.html

今までも、エリック・ヴ=アンやジャン=マリ・ディディエール、カデル・ベラルビ、シャルル・ジュドのように有色人種で人気のあったオペラ座ダンサーはいたし、今も日本人の藤井美帆さんや韓国人のパク・セウン、ハーフだとマチアス・エイマンやアリス・ルナヴァン、マチルド・フルステ、オニール八菜さんのようにアフリカ系やアジア系のダンサーがいるんですけどね。パリ・オペラ座のメソッドで踊っている限りは、肌の色は関係ないと思うのですが、メソッドがバラバラのダンサーをたくさん入れてしまっては、オペラ座の良さがなくなってしまうのかな、と思います。

メソッドの違いってやっぱり大きくて、ロシアのカンパニーで違うメソッドの人が踊っていると悪目立ちしちゃうところもありますよね。ワガノワとボリショイでもだいぶ違う感じだし。(ボリショイのダンサーも、フィーリンが芸術監督になってからは他のカンパニーからダンサーをたくさん入れてだいぶ変わってきた気がします)
グローバリズムは、芸術の世界ではいい点と悪い点があるように思えますよね。

初めてコメントさせて頂きます。heidiと申します。
いつもたくさんの情報をUPしてくださり、楽しみに拝見しています。
私はロイヤルバレエがとても好きで、ずっと応援していきたいカンパニーだと思っています。舞台上にいるすべてのダンサーが、一瞬たりとも演技に手を抜かず、その舞台の中で生き生きとしているところにプロフェッショナルさを感じて魅了されています。
naomiさんのご指摘にあるよう、エママグワイアやクレアさん、ユフィちゃんにもどんどんチャンスがあったらいいなと思ってます。
ただ一方でロイヤルの良さは、伝統的なもの(得意とするマクミランやアシュトンとか)を大事にするところと、新しいものを貪欲に取り込み、そしてそれを受け入れる土壌のあるところだと思っています。それはたぶんロイヤルがロンドンという場所にあることも大きく関係しているのかなとも思います。
モニカが辞める時に残した言葉で
“Change is what makes us grow up”(かなりうろ覚えですが)というのがありました。
ケヴィンはモニカの思いを受け継いで、ロイヤルを今後もロイヤルらしく盛り上げていってほしいなと思っていますし、ダンサーたちも刺激を受けて切磋琢磨していってと願います!

Heidiさん、こんにちは。

そうそう、ロイヤル・バレエの魅力は、おっしゃるとおり、舞台上のすべてのダンサーがドラマを作り上げるべく細かく、そして生き生きと演技をしているところがありますよね。

そして革新的なところを取り入れてきたところというのもありますよね。最近だと、ウェイン・マクレガーを常任振付家に迎えて彼の斬新な作品を上演したり、若いリアム・スカーレットを抜擢してどんどん新作を振り付けさせたり、久しぶりの新作全幕物語バレエであるウィールダンの「アリス」を作ったり。

ロンドンという場所は、やはり圧倒的にメディアの注目度が高いところで、ロンドンで公演を行えば新聞等にもたくさん批評が載るなど反響が大きいので、外来カンパニーもものすごく力を入れているところだし、それにロイヤル・バレエは映画館中継などにも力を入れているので、やはり注目度はピカイチですよね。その中で勇気を持って新しいことに挑戦することは素晴らしいことだと思います。モニカ・メイソンは、退任する前に「メタモルフォーセス」という新作トリプルビルで自分の花道を飾ったり意欲的な取り組みをしていたので、その姿勢を、ケヴィン・オヘアも見習って欲しいと思います。

ご無沙汰しております。
オブラスツォーワのジュリエット可愛かったですよ。あの色気は天性ですね。
踊りがひとり違うこともわかりました。でもそれがジュリエットの「不思議ちゃん」ぶりを際立たせて、ドラマとしてはいい効果になっていたように感じました。
金子さんの Rosaline も格好よかったですよ。

junさん、こんにちは。

マックレーのロミオをご覧になったのですね。来日公演で吉田都さんと踊ってから三年たって成長したんでしょうね、いいなあ。
オブラスツォーワは新聞の批評ではnot MacMillanと書かれていました。http://www.telegraph.co.uk/culture/theatre/dance/10400142/Romeo-and-Juliet-Royal-Opera-House-review.html
私はあの魔性ぶりが苦手なんですよね。いいバレリーナとは思うのですが、したたかそうだなって思っちゃいます。金子さん、綺麗なのでロザライン良いでしょうね。いつかはジュリエットを踊って欲しいです。

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