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« 熊川哲也さんが紫綬褒章を受章 | トップページ | フレデリック・フランクリンが逝去 Frederic Franklin, ballet dancer, coach and director, dies at 98 »

2013/05/05

マリインスキーII オープニング・ガラ

4月29日から5月4日まで、GWでロンドンに旅行に行っていました。ロイヤル・バレエの「マイヤリング」と「ラ・バヤデール」を2回ずつ観ることができ、またお天気にも恵まれてとても楽しかったです。その間、ブログをお休みしてしまいました。

すでにご存知の方も多いと思いますが、5月2日のマリインスキー劇場の新劇場、マリインスキーIIのオープニングガラが行われ、ARTEで中継されました。この録画全編を、ARTEのサイトで見ることができます。(今日から180日間)指揮はゲルギエフ、彼の誕生日でもあったようです。

http://liveweb.arte.tv/fr/video/Gala_Inauguration_Theatre_Mariinsky_II_Saint_Petersbourg/








[演目]

「ロミオとジュリエット」の音楽に合わせての新劇場のビデオツアー

「ラ・バヤデール」の影の王国の導入部

グノー「アヴェ・マリア」(児童合唱)

オペラ「セビリアの理髪師」より"La calunnia"「悪口はそよ風のように」 Ildar Abdrazakov

オペラ「セビリアの理髪師」より"Largo al factotum"デニス・マツーエフによるピアノ演奏

オペラ「ボリス・ゴドノフ」戴冠シーン、エフゲニー・ニキーチンとコーラス

ノイマイヤー振付「くるみ割り人形」(パヴロワとチェケッティ)、ウリヤーナ・ロバートキナ、ヴィクトール・バラノフ(演奏、Leonidas Kavakos)

「エチュード」、アナスタシア・コレゴワ、キム・キミン、フィリップ・スチョーピンとワガノワ・バレエ学校の生徒

オペラ「カルメン」よりEkaterina Semenchuk

「カルメン組曲」ディアナ・ヴィシニョーワ

オペラ「イオランタ」より Alexei Markov

「瀕死の白鳥」エカテリーナ・コンダウーロワ、ユーリ・バシュメトのヴィオラ演奏

「ヴォルガの船曳き歌」"Song of the Volga Boatmen"ミハイル・ペトレンコ

「春の祭典」(ニジンスキー振付ホドソン再振付)に続き、サシャ・ヴァルツの新作「春の祭典」

オペラ「ファウスト」よりルネ・パーペ

オペラ「ランスへの旅」より"Fra dolci e cari palpiti"

オペラ「サムソンとデリラ」より「あなたの声で心は開く」Olga Borodina

プティ振付「レダと白鳥」オルガ・エシナ、アレクサンドル・セルゲイエフ

オペラ「ワルキューレ」より「春と愛の歌」、プラシド・ドミンゴ

「ダイヤモンド」のフィナーレ、オクサーナ・スコリク、ウラジーミル・シクリャーロフ

オペラ「マクベス」より「来たれ、急いで」アンナ・ネトレプコ

オペラ「ドン・ジョヴァンニ」より「お手をどうぞ」」アンナ・ネトレプコ、ペトレンコ、パーペ、Abdrazakov、ドミンゴ アレクセイ・マルコフ

オペラ「イオランタ」のフィナーレ ネトレプコほか

プログラムを見ればわかるように、オペラの時間が長くてバレエはずいぶん少ない印象があります。これもゲルギエフ路線のためなのでしょうか。しかしその中でも、ロパートキナの「くるみ割り人形」の素晴らしさには、思わず心が震えました。

近代的でガラス張りのマリインスキーII劇場には賛否両論があるようです。劇場の座席はこんな感じのようです。
http://www.telegraph.co.uk/culture/theatre/dance/10034976/Mariinsky-2-opens-with-a-seamless-gala.html

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バレエ(情報)」カテゴリの記事

コメント

小生もこのガラではバレエの存在感が希薄に感じられました。もちろんバレエも決して悪くはなかったですよ。最高でした。ドミンゴとミハイル・ペトレンコの”Ей,ухнем!”(日本名「ヴォルガの船曳き唄」だったかな?)に全部持ってかれた感じがしないでもないです。バレエがなんだか地味に見えたのは出番が少ないせいだけでなく、ボリショイと比べるとお上品なマリインスキー劇場バレエには、こういう祭むけの、その場を盛り上げるようなエキサイティングなレパートリーが少ないからではないでしょうか?なんだってこんな場でニジンスキー版復元版の春の祭典なの?と思いませんか?

ところで管理者さん。申し訳ないけど、おいおい!マリインスキー劇場オペラの売れっ子バス歌手ミハイル・ペトレンコとマリインスキー劇場の合唱団がロシアの魂を見せつけた「ヴォルガの船曳き唄」は、オペラじゃないです。日本でも有名な歌ではないですか?テレビ画面にもしっかりРУССКАЯ НАРОДНАЯ ПЕСНЯ(ロシア民謡)と出ていたではないか。(と言っても、、、ロシア語は多くの方が読めないか?)

しかし、、、これにはとことんやられました。妻とふたり号泣しちまいました。
たぶん日本の方が聴いても感動すると思います。
全部が収録されている動画(YouTubeにもありますよ)を見てもヴォルガの船曳き唄への拍手が一番大きいです。
感情をかきたてられて声を張り上げる合唱団の音量に負けないペトレンコが素晴らしいです。

ところで、このミハイル・ペトレンコ、どういう人だかご存知ですか?
ディアナ・ヴィシニョーワやエカテリーナ・ボルチェンコの先生、リュドミラ・ワレンチノヴナ・コヴァリョーヴァの長女アリサ・ソコロワと一昨年結婚なさったかたですよ~。昨年息子さんも生まれて幸せいっぱいのようですが、ガラの翌々日、ミラノ行きの飛行機に乗られました。売れっ子は大変ですね。(METのボリス・ゴドゥノフにも出演してます)

あとニキーティンと合唱団の「ボリスの戴冠式」の場面も、さきほど既に書きましたが「ボリス・ゴドゥノフ」(或いはボリス・ゴドノフ)ですね。「ボリス・グダノフ」ではないです。
ただこのボリスの戴冠式のシーン、ガラ公演ではちょっとおとなしすぎというか、アッサリしすぎというか、と個人的にちょっと不満があります。群衆とか正教会の聖職者たちの動かし方に問題があるのか、客席からはエキサイティングに見えても今回のテレビカメラの位置が悪いのか?このシーンはボリショイのほうが良いです。

Rene Papeのファウストのメフィストフェレス(『金の子牛の歌』)も素晴らしかったし、「ドン・ジョバンニ」のドン・ジョバンニとツェルリーナの二重唱”La ci darem la mano”をアンナ・ネトレプコVS5人のドン・ジョバンニにも心を奪われました。(ゲルギエフにかわって指揮を始めたドミンゴが指揮をしながら、ドン・ジョバンニのパートをちょっとだけ歌って、客席爆笑。)

おかげで、、、バレエの印象がのこってないです。バレエ団、がんばったのに気の毒・・・。

長くなってすみません。

ロパートキナ、ほんとにすばらしいです!彼女が動き始めた瞬間、もう目が釘づけ。
マリインスキーにはすばらしいダンサーが数多くいますが、やっぱりロパートキナは別格です。
ほんとに、全身から音楽が聞こえてくるよう。
ゲルギエフになってから、ずいぶんバレエが軽視されているようで悲しい。
なんとなく、最近のヨーロッパはこの傾向にあるような気がして、ちょっぴり心配です。

通りすがりに失礼します。
ロパートキナが踊ったのは『パヴロワとチェケッティ』で、使用曲は『眠れる森の美女』の間奏曲。『くるみ割り人形』なんて、どこにも出てきませんよ。

あ、、、本当に。全く気付きませんでした。バレエについては百科事典のごときla dolce vitaの管理人様のこと、バレエ作品については万に一つの間違いもないと思っていたので読み飛ばしてました。facebookにアップされていた動画のサムネイル画像の不鮮明なロパートキナとバラーノフの姿を見ただけで「パヴロワとチェケッティ」だと分かる作品ですよね。

ところで、アンナ・ネトレプコVS(ドミンゴをいれて)5人のドン・ジョバンニの出演者、アレクセイ・マルコフの名前がぬけてます。(ってオペラに興味ないか?)
ジョーク仕立てにはなっていますが、ネトレプコのツェルリーナが出色!(小さい声で、、、ネトレプコ、このガラ公演でちょっとしたほころびがあった「マクベス」より=ヴェルディのマクベスのマクベス夫人の役はめちゃくちゃ難しいパートですが=、二重唱のツェルリーナのほうが良かったぞー)

あと話しが前後しますが、イリダール・アブドゥラザコフが見事なバジリオを演じて見せてくれたオペラ「セビリアの理髪師」より"La calunnia"は、日本だと「悪口はそよ風のように」とか「中傷とはそよ風です」と訳されていますね。有名な一曲です。ペトレンコやPapeほどのド派手さはないものの、ロシア系のバス歌手の名人芸をたっぷり聴かせてくれた名演です。


ちょうちょさん、こんにちは。

いろいろと訂正ありがとうございます。私オペラの方は素人でわからないところがあって失礼しました。ミハイル・ペトレンコさん、そういう方だったのですね。

こちらの動画、オペラの部分は映像をあまりみないで、BGM的に聴いていたのですが、音楽的には素晴らしかったです。素人の私でも、クオリティの高い歌唱だったと感じました。バレエの公演のクオリティも高いと思いつつ、あまりにも短い抜粋が多くて(「ダイヤモンド」なんてほんと一瞬)十分魅力をアピールできていなかったかな、という気がしました。

ショコラ・ショーさん、こんにちは。

そうなんです。実は、ロパートキナのシーンは、某動画サイトで先に見ていて、本当に心が震えました~ただただ美しいですよね。おっしゃる通り、全身で音楽が聞こえてきます。

ゲルギエフがどうもバレエ軽視の方針があるようですが、ことマリインスキーに関して言えば、バレエを観にマリインスキーまで海外から行く人は多いと思うけど、ここのオペラについてはどうでしょう・・・。マリインスキーのバレエは歴史があってやはり特別なので、大事にして欲しいと思います。

aoiさん、コメントありがとうございます。

「パヴロワとチェケッティ」は、ノイマイヤーの「くるみ割り人形」の中の一シーンなのですよね。私が参照したこのガラについての記述では「くるみ割り人形」となっていたのですが、このシーンに関して言えば、確かに「パヴロワとチェケッティ」としたほうが正しいと思います。「眠れる森の美女」の間奏曲の演奏も素晴らしいです。でも、「くるみ割り人形」と全然関係ない、ということはありません。(音声を聞くと、「パヴロワとチェケッティ」と言っているのは確かです)http://www.youtube.com/watch?v=nRgn-U3KDaw

ちょうちょさん、こんにちは。

上のコメントで書いたように、ノイマイヤーの「くるみ割り人形」の中の「パヴロワとチェケッティ」のシーンというのが正解ではないかと思います。音楽はくるみ割り人形ではなくて眠れる森の美女の音楽ですが、ノイマイヤーの「くるみ割り人形」の中の一場面なので。

で、すみません、ほんとオペラについては何も知らないので、いろいろと教えてくださってありがとうございます。「ドン・ジョヴァンニ」のネトレプコの歌唱は私も素晴らしいと思いました。これを機会にちょっと勉強してみようと思います!

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