BlogPeople


2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

ブログパーツ

  • HMV検索
    検索する
無料ブログはココログ

« NHKバレエの饗宴、6月プレミアムシアターのパリ・オペラ座バレエ特集、ニーナ・アナニアシヴィリドキュメンタリー放映予定 | トップページ | バレエ・アステラス★2013 出演者決定 »

2013/05/08

モンテカルロ・バレエ「LAC(ラック)~白鳥の湖~」 ARTEでネット視聴可

3月にNHKのBSプレミアムで放映されたモンテカルロ・バレエ「LAC(ラック)~白鳥の湖~」 ジャン・クリストフ・マイヨー振付が、ARTEのサイトで全編視聴可能となっています。見逃された方は、ぜひ。とてもスタイリッシュで面白い作品です。

モナコ公国 モンテカルロ・バレエ              
「LAC(ラック)~白鳥の湖~」              

http://liveweb.arte.tv/fr/video/Le_Lac_Jean-Christophe_Maillot_Ballets_de_Monte_Carlo/








                              
バレエ音楽「白鳥の湖」チャイコフスキー作曲
                              
ベルニス・コピエテルス
アニヤ・ベーレント
エープリル・バール
ステファン・ボルゴン
アルバロ・プリエト
小池ミモザ
イェルン・フェアブルッヘン
モンテカルロ・バレエ団
                              
(管弦楽)セントルイス交響楽団
(指揮)レナード・スラットキン
                              
~モナコ モンテカルロ グリマルディ・フォーラムで収録~(2013/1)                      
                              
 【美術】エルネスト・ピニョン・エルネスト         
 【台本】ジャン・ルオー                  
 【衣装】フィリップ・ギヨテル               
 【照明】ジャン・クリストフ・マイヨー           
     サミュエル・テリー                
 【振付】ジャン・クリストフ・マイヨー     

« NHKバレエの饗宴、6月プレミアムシアターのパリ・オペラ座バレエ特集、ニーナ・アナニアシヴィリドキュメンタリー放映予定 | トップページ | バレエ・アステラス★2013 出演者決定 »

バレエのTV番組」カテゴリの記事

コメント

NAOMIさん、ありがとうございました。

僕は、BSを眠たい目をこすりながら見ましたが、
チャイコフスキーの音楽の4つの幕が完全に解体して1つのドラマに
なっているような感じで、あんまりよく分からなかった。

ざっと見させていただきましたが、何回か見ると振り付けや衣装が何を意味するのか
分かるようになるのでしょうね。
夜の女王(la Reine de la nuit)かと思っていたら、『夜の陛下』なんですね。
このダンサーは男性?女性?
黒鳥のパドドゥで黒いのがちらちらしているのの意味がやっと分かりました。

これから、消されるまでに何回か見て、内容を把握したいと思います。
ご紹介、ありがとうございました。

それにしてもLACという題の割には、湖は全くありません。
なぜ、このような題にしたのかご存知ですか?

やすのぶさん、こんばんは。

お返事が遅くなりすみません。私もこれは眠い目をこすりながら放送された時に見たのですが、遅い時間だったので最後まで見られなくて、録画はしたのですがまだ全部は見ていないのです。なので、録画をしたのを見返さなくちゃ、という感じです。でも、マイヨーの古典読み替えは独創的で私は結構好きです。スタイリッシュだし。確かに湖は出てきませんよね~。一応コンセプトとしては、湖が舞台ということにはなっているようです。
http://www.balletsdemontecarlo.com/ballets-de-monte-carlo/fiche-repertoire.php?id_repertoire=106&id_menu=3&id_sousmenu=9

お返事ありがとうございます。
ご紹介いただいたサイトのデモのような映像を見ると
ヴィデオの映像とは違うような気がしました。
実際、オデットの白鳥の手袋(?)が消えてなくなるシーン
なんかは舞台では不可能でしょうから(笑)

まあ、ヴィデオはテレビと違って、みたいところを
何度も繰り返し見て、確認出来るのがいいですね。

物語の内容は見るたびに、ますます不可解になって
きますが(マイヨのプロットを見ないと分からないのでしょうが)、
第1幕終わりで、少年王子が、少女の『白鳥の仮面』を取る
場面が音楽(第1幕終曲)とマッチしていて、非常に印象的でした。

音楽的には、ちょっと語弊がありますが『清潔な《白鳥の湖》』
と言えるでしょう。ここには《白鳥の湖》の本編以外の音楽は
使われていないですし、ドリゴ終止のような改変も使っていないですね。
(管弦楽)セントルイス交響楽団
(指揮)レナード・スラットキン
とあるように、CD演奏をそのままバラバラにして使っている感じです。

マシュー・ボーンの乾杯の踊りの場面の「スワン」にK(毛)を付けた
Swank Bar(ぼったくりバー?)のように、
LAC は Le lac des cygnes  を The lack of the swans(白鳥たちの欠落)
と揶揄しているのかもしれませんね(単なるオヤジギャグー笑って)

やすのぶさん、こんにちは。

確かにこの作品、一度見ただけでは意味がわからないところが多かったのですが、繰り返し観てもそうだったんですね。録画はしてあるので、近々見返してみますね!

音楽は、順番はいろいろと入れ替えてますが、すべて「白鳥の湖」からの曲を使っているんですよね。そう言う意味では割と忠実?

ラック・オブ・スワン!なるほど~(笑)うまいこと考えられましたね♪

このエネルギッシュなダンスで魅力的な《白鳥の湖》について、いまでもその
ダンスの意味するところのものを理解することは難しいですが、
<完全に解体して1つのドラマになっている>という最初の印象は払拭されつつあります。
背景から、全体は4つの場面(幕?)から構成されていることが分かります。
<解体>の印象は、全体(90分)の約半分(40分超)を第1の場面が占めている
ことが原因なのでしょう。さらに、第1の部分は原作の第1幕の情景に対応するのではなくて、
すでに、第3幕の情景に見えます。すなわち、第1幕がなくて、
第2幕を挟んで第3幕が2つに分断されているという構成ですね。
Les 5 Pretendantes(5人の求婚者)の登場がそれを証明しています。
クランコ版の肖像画を生身の人間に置き換えたということでしょうか(笑)
(一般的な白黒とは別個の6人や4人ではなく、黒鳥を含めての6人!)

音楽的には、仰るように<そう言う意味では割と忠実?>、一般のバレエで
非常に多くみられる数小節の細かいカットや変更が全くありませんが、そのかわり
現代の上演では宿命とも見られる1時間にも及ぶ省略があります。
その省略一覧を作ってみました。
第1幕<<3、4(I,V,Coda)、5(Coda)、6,7,8、>>
第2幕<<10、13(I,III,IV)>>
第3幕<<15、16、17(183小節まで)、19(Intrada,Var.1,Var.2,Var.3)、20、22、23>>
第4幕<<25、28(53小節まで)>>

やすのぶさん、こんばんは。

たいへんお返事が遅れました!この作品の構造の分析、大変興味深いです。私も再見するときに、この構造を念頭において見てみようかなって思いました。

省略の部分のリストもとても参考になります!ありがとうございます。

(一般的な白黒とは別個の6人や4人ではなく、黒鳥を含めての6人!)

珍しい黒鳥を含めての4人の花嫁候補のヴァージョンを見つけました。
スエーデンのペーター・ライト版です。↓の69分45秒から:

http://www.youtube.com/watch?v=YNloIDnTuYw

原曲のファンファーレの回数からして、オディールを含めての4人の
花嫁候補というのがチャイコフスキーのもともとの発想なのだと思います。
でも、黒鳥のパドドゥの圧倒的な魅力に対して、花嫁候補の登場は
どの版もあまり面白くないですね。無くてもどうでもいい感じ。
(この版でも本体の花嫁候補の登場はちゃんとやっているのに
ワルツ本体を省略しているのは冗長さを避けるためなんでしょう)
モンテカルロの花嫁志願者達は、きびきびしたダンスで退屈さを
救っているように感じました。

やすのぶさん、こんばんは。

大変お返事が遅くなってごめんなさい!ちょっと旅行に行ってました。(ところで、ミュンヘンでノイマイヤーの「幻想 白鳥の湖のように」を観てきたのですが、これも音楽の使い方が面白いですよね。

ピーター・ライト版の「白鳥の湖」、DVDが出ているんですよ。ずいぶん前にそのDVDで観たんだけど、ちょっと忘れてきちゃったので再見しようと思います!花嫁候補の踊りって確かにあまり面白くないですよね…どの版も。

《イリュージョン》を実際の舞台でご覧になったなんて羨ましいですね。
僕はこの版で気にかかっている箇所があります。
失礼ですが、もしお気づきならばお教えくださればありがたいです。
知りたいことは:
第2幕でナタリア姫が10分ほど登場しますが、
その間、どんな演技をしていたのでしょうか?
ということです。
映像では、登場・退場と途中ちらっと写されるだけですから・・・
疑念や嫉妬あるいは白鳥に変身したいという願望等々を演じているのではないか?・・・・

というのは、僕自身この版の主人公は、ルートヴィッヒII世
を擬した『王』ではなくて『ナタリア姫』だと思うからです。
その証拠が第1幕末のパドドゥ

Julia Fischer, Tchaikovsky, Meditation (Souvenir d'un lieu cher op.42) .

http://www.youtube.com/watch?v=_irDcitNCWw

と、第4幕始めのパドドゥだと思います。

P.I.Tchaikovsky.Elegy in Memory of I.V.Samarin .

http://www.youtube.com/watch?v=XCknnqze9HY

舞台をイメージしながらネット作業のバックにでもお聴きください。

やすのぶさん、こんにちは。

そうなんです、2幕の湖畔のシーン、ナタリア姫が、たったひとりのために上演される白鳥の湖を観ているわけですが、上手に座りつつ、彼女はオデットの模倣をするんですよ。オデットに似せることができたら、私も王に振り向いてもらえるのかしらと。ナタリア姫が、ルシア・ラカッラだったのですが、彼女の演技が見事で、観ていて胸を締め付けられました。嫉妬というよりは羨望を感じました。この模倣の成果が、3幕に現れるということなんですよね。

1幕終わりのナタリアと王のパ・ド・ドゥはこの作品のクライマックスの一つで、「エレジー」のところと並んで重要なシーンだと思います。ナタリア姫の心理は、王よりも細かく描き込まれていると思います。

なるほどそうだったんですか・・・・・
ハンブルクのチラ見の映像では、ただ悲しげな姿だけが印象にありました。
おっしゃるように、ナタリア姫が『影』とすり変わるシーンは1つのクライマックスですね。
それと3幕のパドドゥがここでスムーズに結びつけられるというわけか。
やはり舞台を直接見ないとよく分からないことが多いですね。
ありがとうございました。

Souvenir d'un lieu cher
という題名が
Souvenir du lieu cher
と、定冠詞ではなく、不定冠詞を採っていることが非常に意味深に思えます。
なぜかオフェーリアにつながるような気もします。
ただ、ナタリア姫は影をどうすることもできなかったことが悲しいですね。
エレジーはその点(どうすることもできない)でクランコに繋がるのでしょうが、
僕自身は、ダンスについてはクランコの方が崇高で好きです。

やすのぶさん、こんにちは。

そうなんです、2幕でナタリアが舞台を観ているのは、舞台の端なので、映像では映っていないんですよね。そう言う意味では、ホント、生の舞台で観ることができて良かったと思います。ずーっと昔にハンブルク・バレエが来日公演で上演したことはあったのですが、最近はハンブルク・バレエがなぜか日本に来なくなってしまいましたからね。

ナタリア姫こそが、この作品の中で一番悲しい存在だったかと思います。

この2つの曲は、「白鳥の湖」の曲ではないですが、本当に美しく悲しく、想像力を喚起する音楽で、私も大好きです。クランコ版の4幕も私は大好きなのですよね…。ここの振付はよくできていると思います。映像がないのが残念です。

劇中劇という舞台の手法は日本の芝居でもよくあります。
マシュ・ボーンの『蝶々姫』もなかなかおもしろかったです。
でもまあ、観客役が劇中劇に闖入するってのは珍しいでしょうね。

そこでまた質問ですが、
ナタリア姫が登場している間、王は彼女の存在に気付く
ことはあったのでしょうか?
想像するに、いわば劇中劇中劇状態(マトリョーシカのよう)も
あり得るのでは?妄想がどんどん膨らんでいきますが、
実際の舞台ではどうだったのでしょう?
少なくとも、姫の登場の時は、王は白鳥にちょっかいを出していて
気付いていないことは明白ですが、その他の場面でも彼女の存在が
王やバレエ団と全く別の空気のもとにあったのかどうか?

<ナタリア姫こそが、この作品の中で一番悲しい存在だったかと思います。>
そうですね。そういった面では《ジゼル》にも相通じるのではないでしょうか。
ただ、ジゼルは死んでアルブレヒトを守るが、ナタリアは王を影から救うことが出来なかった。

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« NHKバレエの饗宴、6月プレミアムシアターのパリ・オペラ座バレエ特集、ニーナ・アナニアシヴィリドキュメンタリー放映予定 | トップページ | バレエ・アステラス★2013 出演者決定 »