第16回文化庁メディア芸術祭受賞作品展(まだ途中)
アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバル、メディア芸術祭。国立新美術館での内覧会にご招待いただいたので行ってきました。
会期:2013年2月13日(水)~2月24日(日)
入場無料(全イベント参加無料)
メイン会場:国立新美術館
サテライト会場・シネマート六本木
・東京ミッドタウン
・スーパー・デラックス
主催:文化庁メディア芸術祭実行委員会
メディア芸術祭に行くのは初めてだったので、大変面白く見ることができました。メディア芸術というものの括り、アートというのは本当に幅広いものだなと感じました。いくつか興味深いと感じた作品を取り上げてみます。
アート部門大賞「Pendulum Choir」
Cod.Act (Michel DÉCOSTERD / André DÉCOSTERD)(スイス)
http://j-mediaarts.jp/awards/gland_prize?locale=ja§ion_id=1
9人のアカペラと18の油圧ジャッキからなるオリジナル合唱作品。アカペラ歌手たちが、角度可変の台座の上に立ち、生きた音響要素となっている。歌手たちは様々な角度で上下左右斜めに動き、お互いぶつからないように気をつけながら、様々な音、抽象的な音や詩的な音まで発声する。それが重なり合う響きは荘厳で、まるで秘密めいた儀式のようで、とても美しい。でも、彼らは直立不動の状態で機械に縛り付けられているのだ。
ちなみに、この実演を目にすることができる。映像に出演した9人の声楽家と、装置付きで!もちろん無料。映像で見てもとても面白かったけど、生で観られるのはすごい。
2月14日(木)13:30~14:20/19:00~19:50
会場:東京ミッドタウン[ガレリア 地下1階 アトリウム]
アート部門 優秀賞 「Bye Buy」
Neil BRYANT(イギリス)
『Bye Buy』は、絶頂期にあった1950年代の消費主義、および消費者の表象をミックスし、現代のイメージや記号、コードと合成した映像作品。50年代のCM映像の登場人物の目を異常に大きくしたり、バーコードを挿入することによって、欲望の大きさを強調している。目を大きくするのは、最近のプリクラでも使われている技術だけど、実際目にすると結構怖いです。
アート部門 推薦作品 『skinslides』
大脇 理智
ダンスに興味がある人にとっては面白いと感じられるだろう作品。床に並べられた3枚のスクリーンは「ダンサーを永久保存するためのインターフェイス」として考案された新しいダンス映像インスタレーション。ダンサー/振付家のアレッシオ・シルヴェストリンのパフォーマンスが映像化されている。、部屋内の観客をセンサーが感知し、次のシーンへと移行します。映像は55のショット用意されており、展開時に毎回異なる映像と音が選択され、自動的にダンスの振付けを生成するというもの。映像撮影はt15mmx1.8mx0.9m(畳サイズ)の透明アクリル下からダンサーの影をハイビジョンで撮影され、いわゆる劇場の舞台では観る事ができないダンサーの細かい筋肉の動きや息づかいを観ることができる。
エンターテインメント部門 優秀賞 「勝手に入るゴミ箱」
倉田 稔(日本)
http://j-mediaarts.jp/awards/excellence_award?locale=ja§ion_id=2#item2
ゴミを投げるとゴミ箱自ら動いてキャッチしてくれる『勝手に入るゴミ箱』。壁に備え付けられたセンサーが投げられたゴミを検知して落下位置を予測。ゴミ箱はその情報を無線で受け取り、本体の底に設けられた車輪を回転させ、自ら移動してゴミをキャッチする。ゴミの検知にはゲームのモーションキャプチャなどに用いられるセンサーを応用し、ゴミの位置情報から運動軌跡を計算することによって落下位置を予測している。
本当に見た感じはただのゴミ箱なのに、ちゃんとゴミの軌跡を把握して移動するのは面白い!
まだまだ面白いものがあったので、また明日追加します。
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