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« パリ・オペラ座の映画館中継上映劇場追加 | トップページ | 1・6,7 ブベニチェク・ニューイヤーガラ Bubenicek New Year Gala »

2013/01/19

フィーリン襲撃事件続報(アップデート中)

ボリショイ・バレエのセルゲイ・フィーリン芸術監督が襲撃された事件の続報です。

New York Timesの記事によれば、緊急手術を受けたフィーリンは、失明という最悪の自体はまぬがれたようです(金曜日にボリショイ劇場のスポークスマンがそう語っていたとのこと)。良かった。
http://www.nytimes.com/2013/01/19/world/europe/sergei-filin-bolshoi-ballet-director-is-victim-of-acid-attack.html

脅迫電話や車のタイヤがパンクさせられ車に傷をつけられたこと、携帯電話が使用不能となり、メールアドレスやFacebookのハッキングなどが相次いだため、周囲は彼にボディガードを付けることを勧めていたようですが、実際に暴力が振るわれることを予想していなかった彼はそれは拒否したとのこと。


この記事にも写真が載っていますが、包帯でぐるぐる巻きにされたフィーリンは、インタビューに答えています。こちらのDaily Mailの記事には、インタビュー映像に字幕がついています。顔が痛々しい以外は元気そうです。襲われたとき、撃たれるのではないかと思ったようです。
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2264401/Sergei-Filin-Russias-Bolshoi-Ballet-director-lose-sight-acid-attack.html
記事の一番下には、ザハロワと「シンデレラ」を踊るフィーリンの現役時代の映像も少し流れる動画があります。


元ボリショイ劇場のソリスト(現・ブリヤート国立アカデミーオペラ・バレエ劇場の芸術監督)の岩田守弘さんのインタビューが産経新聞に載っていました。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130119/erp13011911360002-n1.htm

岩田さんによると、フィーリンさんは「何度も一緒の舞台に立ち、励まし合ってやってきた仲間」。岩田さんは昨夏、ボリショイ・バレエ団を退団し、現在、シベリアのブリヤート国立アカデミーオペラ・バレエ劇場の芸術監督を務める。
 フィーリンさんは昨年2月の日本公演にも岩田さんと一緒に来日。岩田さんが同い年のフィーリンさんに芸術監督の役回りについて相談することも度々あったという。


パリ・オペラ座のブリジット・ルフェーヴル芸術監督もお見舞いの言葉を述べています。
http://french.ruvr.ru/2013_01_18/L-Opera-national-de-Paris-soutient-Serguei-Filine/


ロシアのテレビ局RTの事件現場からのレポート映像。こちらでも、フィーリンは失明をまぬがれたことを報じています。


まだ犯人は捕まっていませんが、ハッキングの実行犯は逮捕されているとのことで、早く真相が解明しますように。そして、フィーリンの怪我が良くなって監督業に復帰できますように。


追記:
1/20 New York Timesの記事

http://www.nytimes.com/2013/01/21/arts/dance/police-say-sulfuric-acid-was-used-in-attack-on-sergei-filin.html

フィーリンの顔に浴びせられたのは、調査の結果によれば硫酸だったとのこと。フィーリンは鎮痛剤なしで眠ることができる状況で、失明の危険はないというのがボリショイ劇場からの発表。火曜日か水曜日に再手術が予定されているとのことです。

今まで、フィーリンの襲撃に関して質問をされて「自分は関係ない」、そして「ビジネスや痴情のもつれという可能性もある」など、やや問題のある発言を繰り返してきたニコライ・ティスカリーゼも、ついに襲撃者を非難するコメントをロシアのテレビで行いました。「ポワントの中にガラスの破片を入れたり、舞台に猫や箒を投げ入れるといったことは今まで行われてきたと伝えられている。でも、それはフィーリンに対して行われたことと違って、単なる乱暴行為だ。人生を破壊するだけでなく人間らしさ、視力を奪おうとすることである、顔に酸を浴びせることはひどい犯罪であり、モンスターの仕業だ」

ツィスカリーゼの支持者たちが昨年末、プーチン大統領宛に、ボリショイの総裁イクサーノフおよびフィーリンを罷免して彼を芸術監督に据えるように主張した書簡を送ったことが報道されていました。グリゴローヴィチら旧勢力と密接なつながりがあり、ロシアのテレビ界では人気者のツィスカリーゼを推す動きがあったのは確かですが、ボリショイ劇場、そしてバレエ界全体の共通認識として、これは許されるべきではない重大な犯罪行為であるということは一致しているようです。


ボリショイ劇場のサイトに、フィーリンにお見舞いメッセージを寄せた人々のリストが載っていました。ブリジット・ルフェーブル(パリ・オペラ座バレエ芸術監督)、ジジ・ジャンメール、ウラジーミル・ワシーリエフ、ウラジーミル・マラーホフ、ピエール・ラコット、ウェイン・マクレガー、ナチョ・ドゥアト、クレメント・クリスプ(バレエ評論家)、モンテカルロ・バレエ他です。

http://www.bolshoi.ru/about/press/articles/2013/2427

こちらの記事も引き続き最新情報が更新されています。
http://www.theartsdesk.com/dance/bolshoi-ballet-chief-attacked-acid-his-sight-threatened

1/22 さらに続報です。

月曜日の医師団の発表によると、フィーリンの片方の目は確実に回復するとのことで、右目はすでに視力を回復しつつあるそうです。ただし、職務に復帰できるくらい回復するかどうかを見極めるには、あと4回も手術が必要とのこと。全体的に見通しはポジティブなものだそうです。火曜日に皮膚の手術、水曜日に目の手術が予定されているとのこと。フィーリン自身は明るく前向きな姿勢でユーモアも欠かしておらず、それは回復の大きな助けになるだろうというコメントが発表されていました。彼は強い人間ですね。

ロシアの文化大臣メディンスキーは日曜日に病室のフィーリンを訪ね、彼がバレエ団の今後について熱心に語ろうとしていることに感銘を受けたそうです。「驚いたことに、彼は自分の現状や治療の今後ではなく、バレエ団でのクリエイティブな計画について語っていました」とモスクワの新聞に談話が載っていました。「彼が入院している間、誰が代行を務めるべきかということについて話し合いました」とのことです。

http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5jll6tazwOJAnaY7SigouI3Dt9vGw?docId=CNG.b7feecb58a4f14ca6ba18edd772356dc.a21

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バレエ(情報)」カテゴリの記事

コメント

情報、ありがとうございます。
失明はまぬがれたということで、少しほっとしています。
ただ、メンタル面が心配ですが。
心身ともにフィーリンが回復することを心から祈っています。

失明はまぬがれたのですね。よかった。情報ありがとうございます。

大阪でも… 同じ目にあう法律にしなきゃだわね。とにかく酸が手に入る所って駄目だろ…

めめぺんぎんさん、こんにちは。

まだ最終的な判断は2,3週間掛かるということですが、まずは何より彼の視力の回復に最重点を置いた治療方針だそうで、緊急手術は成功したようです。もちろん、精神的には大きなショックを受けられたかと思います。かつてマリインスキーの芸術監督だったヴィノグラードフ氏も襲撃されたため、海外に脱出し、海外から指示をだしながら芸術監督業を続けたとのことです。どうかフィーリンも身の安全を大事にしながらも芸術監督業を続けてもらえればと思います。

buminekoさん、こんばんは。

視力の回復を最優先にした治療を進めているそうで、緊急手術は成功したようです。こちらの記事で随時状況はアップデートされているようです。
http://www.theartsdesk.com/dance/bolshoi-ballet-chief-attacked-acid-his-sight-threatened
顔と目の負傷以外は元気な様子で、食事をとったり歩いたりもできているそうです。彼はバレエ界にとっては欠かせない大切な存在ですから、どうか最新の治療で回復されますよう、祈っています。

…さん、こんばんは。

大阪で教師が生徒に希釈した塩酸を飲ませた事件ですか…あれも呆れた事件です。硫酸といえば、インドで女性の顔に硫酸を浴びせる事件が続発しているようで、その残酷さに恐怖を持ちました。こういうものは確かに取り締まられなければなりません。

naomiさんならではの貴重な情報をありがとうございます。そしてフィーリン監督のポジティブな姿勢はあっぱれというより他なく、私まで元気づけられました。ダンサー、監督業だけでなく人格者としても一流なのですね。引き続き、回復を祈り早い復帰を願いたいと思います。

AKKOさん、こんばんは。

今日も新しい記事を読んだところ、フィーリンは病室からもしっかりとマネジメントをしていて、自分の外見よりも仕事にちゃんと復帰することに照準を置いて前向きに頑張っているようです。このような(精神的にも大きな衝撃を受けるような)ひどい目に遭わされても彼は本当に立派で、勇気づけられますよね。無事視力が回復して仕事にも復帰できるよう、引き続き心から祈っています。

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