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2012/11/13

彩の国さいたま芸術劇場でのバットシェバ舞踊団「Sadeh21」

今週の木曜日からマリインスキー・バレエの来日公演が始まるなど、今週、来週にかけては東京では怒涛の公演ラッシュとなります。
自分のスケジュールを見ても、15日のマリインスキー・バレエの「ラ・バヤデール」、22日と23日はマリインスキー・バレエの「アンナ・カレーニナ」、24日はバットシェバ舞踊団の「Sadeh21」、25日はダニール・シムキンのガラ「インテンシオ」、26日はまたマリインスキーの「バヤデール」と、連日の舞台通いで、ついていけるのか、って感じなのです。本当は同時期にインバル・ピントの公演もあるのに、観たいけどどうしても日程が合わなくて観られなさそうです。

実はこの中でも、特に楽しみなのがバットシェバ舞踊団の「Sadeh21」です。前回の来日公演の「MAX」も大変面白い作品でした。今回の作品も、紹介映像を見ると、ダンサーの高度なテクニックも然ることながら動きもとても力強く個性的で、期待が高まります。今までオハッド・ナハリンの振付作品を観て面白くなかったことは一度もないので、とても楽しみです。

(プレス資料より)
『Sadeh21-サデ21』はスタンリー・キューブリックの伝説の名画『2001 年宇宙の旅』を思い起こさせる。それは、舞踊によって綴られる壮大な身体の叙事詩―人間を人間たらしめているのは何か。そこで描かれるのは、肉体が放つ官能とエモーション、圧倒的エネルギー、そしてスローモーションで起こる爆発のように輝きを放つ、身体のダイナミズム。私たちはそこに、原始が今と交錯するのを見る。衝撃の初来日から15 年、ダンスという言葉なき表現の大いなる可能性を追求してきたナハリンの記念碑的作品です。

http://youtu.be/8-gf9ppbw2Y

公演名:バットシェバ舞踊団『Sadeh21-サデ21』
日時: 2012年11月23日(金・祝) 開演 15:00 、24日(土) 開演 15:00
会場: 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
振付: オハッド・ナハリン
出演: バットシェバ舞踊団

http://saf.or.jp/arthall/event/event_detail/2012/d1123.html

また、今回オハッド・ナハリン直々による「GAGAピープル」も開催されます。振付家オハッド・ナハリンが考案した動きのテクニック『GAGA(ガガ)』。ナハリン自身のリハビリテーションのために考案した「動く喜び」を実感するための運動です。 前回開催された時に参加したのですが、とにかくいろいろな既成概念を取り払うことができて、とっても楽しかったです。

2012年11月23日(金・祝)17:30~18:30
※受付開始:17:00~
彩の国さいたま芸術劇場 大練習室(地下2階)
参加費:3,500円
申込み締切:2012年11月19日(月)※定員に達し次第締切
E-mail/office@gaga-japan.org [担当:GAGA/JAPAN すがはら]

http://saf.or.jp/info_archive/info_121121_event_ohad.html

現在、バットシェバ舞踊団のジュニア・カンパニーであるバットシェバ・アンサンブルは英国ツアー中です。反イスラエルのボイコット運動でキャンセルされてしまった公演もあったようですが、政治と文化は切り離して考えて欲しいものですよね。
公演評
http://www.whatsonstage.com/reviews/theatre/london/E8831351937559/Batsheva+Dance+Company+-+Deca+Dance+(Tour+-+Salford).html

アメリカのダンスマガジン誌でも特集記事が掲載されています。
http://www.dancemagazine.com/issues/February-2012/Inside-batsheva

さて、オハッド・ナハリンの作品は、世界中のバレエ団で上演されており、今年2月のユニバーサル・バレエで「マイナス7」が踊られた他、来年1月の新国立劇場での浜田・貞松バレエ団公演でも「DANCE」が踊られることになっています。現在、ドレスデン・バレエでもキリアンの「ベラ・フィギュラ」と同時上演で「マイナス16」が上演されており、この作品の冒頭のソロはイリ・ブネニチェクが踊ったそうです。

ドレスデン・バレエで「マイナス16」の振付指導を行った稲尾芳文さんのインタビュー動画

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バレエ(国内公演情報)」カテゴリの記事

コメント

おはようございます。

 バトシェバは、2008年だったか、サドラーズとリヴァーサイド・スタジをで観ただけですが、以来、興味のあるカンパニィです。そのときは振り付けも面白かったのですが、使われた音楽の一つが、かつて追っかけていたヤプーズからだったのでがつんと惹き込まれました。

 書かれているように、ロンドン、およびイギリス公演中、会場の外で抗議活動が有ったそうです。ガーディアンもレヴューを掲載しています。文化と国際政治は切り離されるべきだと僕も思いますが、他方、文化ほど政治の手段、標的になりやすいものも無いように感じます。悲しいことですが。

守屋さん、こんにちは。

お返事が遅くなりました。
へえ~バットシェバ舞踊団はヤプースの音楽を使っていたことがあったのですね。それは面白いですね。ちょっと興味を惹かれます。

で、私今日観に行ってきたのですが、圧倒的な作品の力強さにくわえてダンサーの素晴らしい身体能力もあり、大変衝撃的な内容といい、鮮烈な舞台体験で打ちのめされそうになりました。本当にすごかったです。さすがに日本では抗議活動はなかったのですが。ロンドンの知人も抗議活動のことを言っていました。おっしゃる通り、文化ほど政治の手段になりやすいものもないというのはその通りだと思います。イスラエルは国策としてダンスを推進しているということもありますよね。よく今回言われた言説で「あなたのチケットは血で汚れている」というのがあったのですが、まったく汚れていないチケットなどないのでは、とも思います。イスラエルだけでなく、アメリカにしても、その他の国でもそういうわけだし。とにかく、今回の作品は、そのような葛藤、苦悩も作品の中に昇華されていると感じ、それもあってものすごく強烈な力を持ったものになったと思います。

こんばんわ。舞台、観たいです。サドラーズが招聘してくれないかなと。ご多忙のようですが、感想を楽しみにしています。ヤプーズの件ですが、自己宣伝で申し訳ないですが、アドレスをそのときの感想のものしてあります。

>あなたのチケットは血で汚れている
 仰る通り、それを言ったら中東に大量に武器を売り込んでいるイギリス発の文化はすべて血塗られているということもできるでしょう。

 ダンスに限りませんが、美術・芸術は人をつなぐ力を持っていると信じています。

守屋さん、こんにちは。

バットシェバ舞踊団のジュニアアンサンブルであるバットシェバアンサンブルがサドラーズでこの間まで公演していたとのことですから、メーンカンパニーが来る可能性は高いのではと思います。いろいろと妨害はあるでしょうが、ジュニアアンサンブルの公演自体は大変評価が高かったようですね。この「Sadeh21」は来年4月にパリのシャイヨ宮での公演が予定されているそうなので、ついでにUKでもやればいいんですよね。

リンクを貼ってくださった記事は大変興味深く拝読しました。世界にはまだまだ広く知られていないけどすごいダンスがあるんだな、と思った次第です。おっしゃる通り、芸術は人をつなぐ力があり、芸術を通して様々な国、年齢の人々が通じ合いつながり合うことができるものだと思います。

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