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« 第13回世界バレエフェスティバル  <プログラムA> (まだ途中) World Ballet Festival Program A | トップページ | Bunkamuraザ・ミュージアム青い日記帳×レーピン展『ブロガー・スペシャルナイト』 »

2012/08/07

リチャード・クラガン逝去 Richard Cragun Passed Away

シュツットガルト・バレエの黄金期「シュツットガルトの奇跡」を作り上げ、「じゃじゃ馬ならし」のペトルーチオ役や「椿姫」のデ・グリュー役など数々の名作の初演キャストであったバレエ界の伝説、リチャード・クラガンがリオ・デ・ジャネイロで亡くなりました。享年67歳。

http://www.stuttgarter-nachrichten.de/inhalt.stuttgarter-ballett-ballett-legende-cragun-ist-tot.77855238-5146-4eb7-808c-b6faa534f658.html

http://www.jb.com.br/cultura/noticias/2012/08/06/morre-no-rio-o-ex-bailarino-richard-cragun/

1944年に米国サクラメントで生まれたクラガンは、ロイヤルバレエスクールを卒業して1962年にシュツットガルト・バレエに入団。65年にプリンシパルに昇進し、30年以上にもわたるマリシア・ハイデとのパートナーシップで知られました。主な初演作品としては、前記「じゃじゃ馬ならし」のペトルーチオ役や「椿姫」のデ・グリュー役の他、ノイマイヤーの「欲望と言う名の電車」のコワルスキー、ハイデの「眠れる森の美女」のカラボス、マクミランの「大地の歌」「レクイエム」、クランコの「イニシャルR.M.B.E」「カルメン」「法悦の歌」、テトリーの「ヴォランタリーズ」など。そしてクランコの「オネーギン」や「ロミオとジュリエット」の名演でもよく知られています。世界バレエフェスティバルにも何回も参加しています。

96年にダンサーを引退した彼は99年までベルリン・ドイツオペラバレエの芸術監督を務めたあと、ブラジルに渡って自身のカンパニーを設立。その後2005年に心臓発作を起こして体調を崩していました。

昨年2月に行われたシュツットガルト・バレエ設立50周年記念ガラでは、クラガンは病をおして出席し、マリシア・ハイデ、ビルギット・カイル、エゴン・マドセンら当時のスターと再会を果たし、彼らに捧げられた「イニシャルR.M.B.E」(Rはクラガン、Mはハイデ、Bはカイル、Eはマドセン)が上演されました。私もこの時幸運にして舞台上の彼の姿を見ることができました。

クラガンの死は、一つの時代の終焉を物語るものです。ご冥福をお祈りいたします。

*********
追記:産経新聞に載った追悼記事
世界的ダンサーのリチャード・クラガン氏死去 独シュツットガルト・バレエ団で活躍
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/120808/ent12080818310015-n1.htm

シュツットガルト・バレエの公式サイトにも追悼文が載っています。
http://www.stuttgart-ballet.de/home/

Mourning the Passing of Richard Cragun
Reid Anderson remembers Cragun as a friend - and as an artistic idol: "Cragun was part of the 'Stuttgart Ballet miracle', he inspired people all over the world with his performances and many important roles that mark our repertory up to today were created for him. Cragun has always been a role model to me, and helped me a lot when I was a young dancer: among many other things he taught me the high art of partnering. I am very happy that Richard was with us on our 50th Anniversary in Stuttgart in 2011, and that he had the chance to take part in that Festival.
We will miss him forever. The Stuttgart Ballet is mourning."

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コメント

リチャード、、、いや尊敬するリキ・クレイガンさん!
言葉がないです!!!!!
67歳なんて、、、あの世にいくにはまだ早すぎじゃないですか!
30年前、今みたいに映像資料が簡単に入手できるわけではなかったとき、小生はクレイガンさんみたいになりたくて、数少ない映像資料を必死で見て、どうやったらあんなに凄いリフトができるのか、どうやったらあのように表現できるのか、ビデオテープがダメになるまで見て勉強したものです。
悲しいです!あまりに残念です!

・・・あの~~~、クレイガンさんがシュツットガルト・バレエに入団したのは1962年ではないですか?単純なキーの打ち間違いをなさったのだとは思うのですが、、、。
http://en.wikipedia.org/wiki/Richard_Cragun

ネットで検索してこちらに辿り着きました。
67歳…まだ若いのに、残念です。
ちょうど今、世界バレエフェスティバルの時期ですが、80年代~90年代にかけてのバレエフェスには、彼とハイデさんの存在が欠かせませんでしたね。
いつだったかのバレエフェスのガラコンサートで、タップダンスを披露してくれたのをよく覚えています。

ちょうちょさん、こんばんは。

正しくはクレイガン、ですよね。
私も初めてこのニュースを目にしたとき、思わず目を疑いました。そんな亡くなるような年齢だったとは。記事に書いたように去年彼の姿を目にした時には、確かに元気はなかったものの、しっかりと自分の足で立って舞台上で喝采に応えていました。(その前に劇場で見かけた時には車椅子姿でしたが)本当に悲しいことです。

私は彼の踊りを観たのはバレエフェスくらいですが、NHKで放映された「じゃじゃ馬ならし」の録画は観ていて、本当に彼のペトルーチオはかっこよかったですよね!あのトリプル・トゥール!それから、ハイデの眠りのドキュメンタリーで見たカラボスも忘れ難かったです。

入団の年のご指摘、ありがとうございます。深夜4時過ぎに書いた記事で寝ぼけていたので打ち間違えてしまいました。

ミキさん、こんばんは。

今日世界バレエフェスティバルの「ラ・バヤデール」を観に行ったら、ロビーでクラガンの逝去の追悼文と彼の写真が貼ってありました。私は彼の踊りは94年の世界バレエフェスティバルでしか観たことがないのですが、NHKでも放映された「じゃじゃ馬ならし」のペトルーチオは本当にかっこよかったですよね。まだ67歳と若いのに本当に残念なことです。マリシア・ハイデは今でもシュツットガルト・バレエの舞台に立って、踊りもある役を演じているのに。

彼は確かタップダンスからダンスを学び始めたらしく、「オン・ユア・トウズ」も踊っているんですよね。それをご覧になったとは、なんという貴重な経験でしょう!

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