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« 「ブベニチェク・ニューイヤーガラ~カノン~」公演 | トップページ | 7/1 新国立劇場バレエ団「マノン」 National Ballet of Japan "Manon" »

2012/06/28

SWAN MAGAZINE Vol.28 2012 夏号

SWAN MAGAZINE Vol.28 2012 夏号が発売されました。

巻頭カラー「エトワールに夢中!」はオレリー・デュポン。ほぼ素顔で年齢を重ねているのもわかりますが、それでも美しい年のとり方をしていてピュアな美しさがあります。彼女が空いている時間にアクセサリー作りを行なっておりガルニエの売店でその手作りアクセサリーが買えることは有名ですが、楽屋にもアクセサリーの材料が置いてあってそれがなんとも素敵な雰囲気を作り出しています。アクセサリーの材料は日本で調達しているんですね。今シーズンは実に7作品と多くの舞台に立ち、オペラ座を代表する大スターの彼女も、後3年で引退の年齢となります。引退したら、教師などの道に進むのではなくバレエをきっぱりと辞めて、舞台の上でバレエではない新しいキャリアに挑戦したいとのこと。

オレリーの舞台写真も、「ロミオとジュリエット」(サシャ・ヴァルツ版)、「マノン」、「シッダールタ」、若いときの「四つの気質」など、とても繊細で美しく、ファンの方には必見となっています。

特集は「白鳥の湖」。ここでは、新国立劇場バレエ団の「白鳥の湖」の先日の公演と今までのあゆみを中心に、今後予定されているグルジア国立バレエ、マリインスキー・バレエ、キエフ・バレエの公演紹介、さらには若手が主演した谷桃子バレエ団の「白鳥の湖」もレポートしています。新国立劇場バレエ団の「白鳥の湖」はダンスマガジンの方ではほとんどスルーされてしまったので、こちらでいろいろなキャストの写真が観られるのも嬉しいですし、またザハロワ、ヴィシニョーワらが主演した過去の公演にも触れられていて、思わず懐かしい気持ちになりました。

特別企画「ダンスの未来」では、コンテンポラリー作品を中心に紹介。最近意欲的にコンテンポラリー作品に取り組んでいる酒井はなさんのインタビューと彼女が出演した「藪の中」のレポート。また、新国立劇場バレエ団の平山素子ダブルビル、ユニバーサル・バレエの「This Is Modern」レビュー、そして「バレエの饗宴」での出演も大好評だったNoismの新作「Nameless Voice~水の庭、砂の家」の紹介も。さらにシェルカウィの「TeZukA」、タケットの「鶴」と幅広い原題バレエ作品を紹介していて、大変興味をそそられる記事が並んでいます。中村祥子さんの連載も、コンテンポラリーへの挑戦について書かれていて、特集とうまく連動しています。

2月の「アリーナ・コジョカル・ドリームプロジェクト」のレポートもあり、思わず懐かしい気持ちになってしまいました。

「SWAN モスクワ編」は、リリアナの死を乗り越え、セルゲイエフ先生の想いに触れ、ついに真澄とレオンが「アグリー・ダック」の公演に臨むところの心境が細やかに描かれています。さて、実際の舞台はどうなるのか、今後の展開からも目が離せません。

SWAN MAGAZINE Vol.28SWAN MAGAZINE Vol.28
有吉京子ほか

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コメント

新国立劇場バレエ団のシーズンエンディングパーティー、お疲れ様でした。
気合いの入ったドレス、とてもお似合いでステキでした。
連日、マノンも楽しんでいらっしゃったようで。
また、お会いできることを楽しみにしています。

東西南北さん、こんばんは。

お返事が遅くなりまして申し訳ありません。エンディングパーティにいらしていたのですね!
マノン、今回2公演でしたがとても楽しむことができてよかったです。また今後ともよろしくお願いいたします。

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