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2012/03/03

井上バレエ団「ジゼル」にティボー出演/キエフ・クラシック・バレエ/NBAバレエ団「コッペリア」にオスモルキナ出演

2月25日にNBAバレエ団の「アレキナーダ」(復元世界初演)、今日3月3日にスターダンサーズバレエ団の「ウェスタん・シンフォニー/ステップテクスト/ワルギルプスの夜」を観てきました。
「アレキナーダ」はレトロで可愛らしい作品で、ゲストのエカテリーナ・オスモルキナが美しいラインで、踊りも素晴らしかったです。スターダンサーズバレエ団は「ワルギルプスの夜」の吉田都さんが相変わらずの音楽にぴったり寄り添った軽やかな踊りで、彼女が出演しているときは至福の時でした。またパートナーのロバート・テューズリーとの息もぴったりで、この二人の組み合わせで全幕が観られたらいいな、と思いました。

さて、この2公演で配布されていたチラシの情報をいくつかご紹介します。

NBAバレエ団は、6月16日(土)17日(日)にプティパ復元版「コッペリア」を上演します。17日の公演には、再びエカテリーナ・オスモルキナ(マリインスキー・バレエ)が客演します。チケット代がS席でも6000円と海外ゲストのいる公演にしては格安ですね。
NBAバレエ団のサイトには、まだゲストの情報は載っていません。
http://nbaballet.org/performance/index.html

NBAバレエ団 第9回トゥールビヨン公演
Coppèlia(全3幕)

日時:6月16日(土) 開場18:00 / 開演18:30
6月17日(日) 開場14:30 / 開演15:00
チケット料金:S席:¥6,000 / A席:¥5,000
会場:メルパルクホール

******

井上バレエ団は、7月21日、22日にバレエ団第100回公演記念として、ピーター・ファーマー美術による「ジゼル」を上演します。ゲストには、同バレエ団のゲストとしてはすっかりお馴染みとなった、パリ・オペラ座バレエのエマニュエル・ティボー。また、クーランド公役に、元パリ・オペラ座バレエのシリル・アタナソフ、ペザント・パ・ド・ドゥにはデンマーク・ロイヤル・バレエのクリストファー・リカードが客演します。

井上バレエ団「ジゼル」
7月21日(土)18時開演、22日(日)15時開演
チケット料金 S席9000円、A席7000円、B席5000円、C席4000円、D席3000円、学生席2000円
会場:文京シビックホール大ホール
http://inoueballet.net (オフィシャルサイトにはまだ記載なし)

******

この井上バレエ団の「ジゼル」と日程が重なるのが、キエフ・クラシック・バレエの「チャイコフスキー3大バレエ・ハイライト」。キエフ・バレエのエレーナ・フィリピエワとアルテム・ダツィシンを迎えて、「眠れる森の美女」(ハイライト)、「白鳥の湖」(第1幕2場より)、「くるみ割り人形」(第2幕より)を上演します。

キエフ・クラシック・バレエ「チャイコフスキー3大バレエ・ハイライト」
7月21日(土)13時30分開演 千葉市民会館大ホール 全席指定 5500円
7月22日(日)13時30分開演 ゆうぽうとホール 全席指定 6000円
前売り開始:4月12日(木)
主催の光藍社さんのサイトにはまだ掲載されていません。
http://www.koransha.com/index.html

一方、同じ光藍社さん主催で、キエフ・バレエの「親子で楽しむ夏休みバレエまつり」も開催されます。
こちらもキエフ・バレエのダンサーが出演予定で、「白鳥の湖」(第1幕2場より)、「眠れる森の美女」(ローズ・アダージオ)、「くるみ割り人形」(第2幕より)、「ドン・キホーテ」、「人形の精」「アレキナーダ」「ゴパック」などが上演される予定だそうです。

「親子で楽しむ夏休みバレエまつり」
7月21日(土)11時30分開演、15時30分開演 ゆうぽうとホール 全席指定 6000円
8月5日(日)13時30分開演 神奈川県民ホール 全席指定 6000円(主催は神奈川芸術協会)
前売り開始:4月12日(木)

******
そして、7月21日は、すてにチケットが発売になっていますが、
ニーナ・アナニアシヴィリ グルジア国立バレエの「特別プログラム」が開催されます。
7月21日(土)14時00分開演 東京文化会館
「特別プログラム」
 第1部 《サガロベリ》
 第2部 《ビゼー・ヴァリエーション》《デュオ・コンチェルタント》《Falling Angels》
 第3部 《マルグリットとアルマン》
http://www.japanarts.co.jp/html/2012/ballet/ballet_of_georgia/index.htm

かなりこの時期にはバレエ公演が集中しており、また、まだ日程は発表されていませんが、世界バレエフェスティバルもこの後の時期に予定されていると思われますので、チケットを取るときには気をつけましょう。

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バレエ(国内公演情報)」カテゴリの記事

コメント

あまりやかましいこと言いたくないですがNBAバレエ団、今回もオスモルキナをオズモルキーナと書いてましたね。いったいどう読んだら(スラブ系の団員もNBAバレエには在籍しているのに)Осмолкинаがオズモルキナになるか知りたいくらいです。
ここは、以前にも中国人の名前のカタカナ書きがプログラム上でデタラメだったことがあり、はっきり言って、事務局の人あるいはプログラムなど執筆する人が頭が弱いのかと思ってしまいます。
外国人名前のカタカナ書き、特に中国人の名前でピンインではBoとなる名前を「ボー」にするか「ポー」にするか、Zhangを「チャン」とするか「ジャン」とするか「ヂャン」とするか、など問題はありますし、オランダ人の名前もカタカナでは表現しきれない音があるなど簡単な問題ではないものの、ゲストで呼んだ人の名前くらい少しは正確な発音に近いカタカナで書こうという努力を見せてほしいものです!
例えば上海出身で現在サンフランシスコ・バレエの譚元元は、タン・ヤンヤンではなく、タン・ユエンユエンと書くのが本人の名前に一番近いです。日本の高名な評論家様が中国に来て、中国人に「タン・ヤンヤン」と言って通じなかったことがあるくらいです。

KEさん、こんばんは。

私ももとの言葉がわからなくて名前の表記に困ることが多いのですが、明らかに間違った表記をしてしまっては困りますよね。自分の名前が間違って発音されてしまっては嫌ですし、失礼にあたりますから。
そうなんです、正しい発音での表記になっていないと、呼びかけても自分のことだとは思わないなんてこともあったりしますものね。招聘元や所属カンパニー、編集者はそのへんきちんとして欲しいものですね。
例えば、イリ・キリアンなども、本来のチェコ語での発音だとイルジですよね。イリで定着してしまっていますが。

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